騒いでいるのが政治家や野次馬ばかりで、教育者や保護者の視点が欠けていないか。学校へのケータイ持ち込みを禁じるかは学校が、子どもにケータイを持たせるかは保護者が決めることで、関係のない政治家や年寄りに口出しする資格はない。 政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)の小中学生の携帯電話利用に関する報告書の素案が16日、明らかになった。小中学生に必要のない限り携帯電話を持たせないための取り組みとして「小中学校への原則持ち込み禁止」を明記。「3年後をめどに施策全体の検証を行い、法的措置を含め必要な対応策を迅速に講ずることを要請する」と法制化の検討も打ち出している。 文部科学省が7月、都道府県教委に携帯電話に関するルールの明確化を通知。その中で「小中学校は原則持ち込み禁止」と指針を示しており、埼玉県教委はこれに倣った。県教委が現在策定中の「ネットいじめ等対応マニュアル」に、特別な事情がある
便利だが、いじめや犯罪の危険と隣り合わせのケータイ。果たして子どもに必要なのか・・・・(画像を一部修正しました)大阪府の橋下徹知事が表明した「ケータイ禁止令」が波紋を呼んでいる。 来年3月までに、政令市を除く府内の公立小中高校で、携帯電話の持ち込みや校内での使用を禁じるという方針。ネットいじめや交流サイトを巡る犯罪など、子どもとケータイの「つきあい方」に悩んできた教育現場では歓迎する声があがるが、一方で、「既に普及してしまったものを今さらダメといっても……」と戸惑う声もでている。 ◆現場からは歓迎と戸惑いの声◆ 「現場を後押ししてくれる発言。ありがたい」大阪府枚方市のある中学校校長は、橋下知事の方針を高く評価する。 授業中は机の下でメールばかり。顔を上げたと思えば今度は携帯で教室内を写真撮影――。そんな生徒たちに手を焼き、学校への携帯電話の持ち込みを禁じたのは数年前だ。だが、持ち込む生
民主党の衆議院議員からソフトバンク社長室長へとユニークな転進を遂げた著者が,政治と通信の世界を駆け抜けてきた日々をつづった書だ。ここ数年の通信業界を見てきた人にとっては,ソフトバンクのあの時の行動の裏にはこんな事情があったのかという裏話が満載で,一気に読ませる。 嶋氏がソフトバンクに入社したのは2005年。以降ソフトバンクは,携帯電話事業への参入,ボーダフォン買収,著作権法の改正などの通信と放送の融合の議論,竹中平蔵元総務大臣による通信・放送の在り方に関する懇談会の開催など,激動の日々を迎える。嶋氏はこのような現場の最前線に,当事者としてかかわっていく。 嶋氏は自身の役割を「スーパーロビイスト」と定義する。企業の利益だけではなく国益も見据えた上で,政治や行政へ積極的に働きかけをする役割のことだ。これまでソフトバンクといえば,行政の対応に不満があれば,訴訟も辞さない覚悟で意見を通す,いわば強

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