不動産営業のトラブルに関する動画を「ユーチューブ」に投稿されて名誉を毀損(きそん)されたとして、不動産会社(東京都)の元社員が政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(池田知子裁判長)は26日、立花党首に44万円の支払いを命じた。動画内で元社員の実名を挙げ「犯罪者」などと呼んだ発言が名誉毀損に当たると判断した。 判決によると、元社員は2022年10月、営業目的でNHK党の男性党員の自宅マンションを訪問。党員は営業活動に難色を示したが、元社員が玄関に入ってきたためスマートフォンで動画撮影を始めた。この動画を削除するかで押し問答となり、元社員は党員の首付近を手で押すなどして軽傷を負わせた。 警察官が駆けつけてトラブルは収まったが、党員は後日、X(ツイッター)に「頭のおかしなサイコパス」など元社員を批判する投稿をした。立花党首も元社員の実名を挙げ

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、元兵庫県議で1月に死去した竹内英明氏に対する名誉毀損容疑で9日に県警に逮捕されたことを受け、斎藤元彦知事は11日の定例会見で「コメントは差し控えたい」と繰り返した。 竹内氏は斎藤知事らへの告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めた。 遺族や代理人弁護士によると、立花容疑者が、竹内氏について斎藤知事の失職を企てた「黒幕」と名指し、交流サイト(SNS)で竹内氏を非難する投稿が拡散。県議辞職後の昨年12月、立花容疑者が街頭演説で「(竹内氏が)警察の取り調べを受けている」と言及して中傷が激しくなり、竹内氏は今年1月に自死した。 定例会見で斎藤知事は「捜査が続いていることと、個別の事案なので私自身はコメントを差し控えるスタンス」などと言及を避けた。1時間強の会見中、捜査中を理由にコメントを控えた回数は10回を超え、立花容疑

高市早苗首相は10日の衆院予算委員会で、自民党が政治団体「NHKから国民を守る党」の斉藤健一郎参院議員と結成している参院会派について問われ、「NHK党とは組んでいない」と述べた。N党の立花孝志党首が名誉毀損の疑いで兵庫県警に逮捕されたことを受け、立憲民主党の川内博史氏が首相に見解を求めた。 首相は「自民党は、参院において無所属の斉藤健一郎議員と統一会派を組んでいる。政治団体NHK党と組んでいるということではなく、会派名は『自由民主党・無所属の会』だ」と説明した。 立花氏の逮捕については「警察において捜査中と承知しているので、個別の事件に関するコメントは差し控える。斉藤氏が所属しておられる政治団体に関することについては、当該団体に尋ねてほしい」と述べるにとどめた。 斉藤氏はN党唯一の国会議員で、副党首を務めている。参院では「各派に属しない議員」として活動してきたが、10月15日に自民会派入り

死亡した元兵庫県議の名誉を毀損した疑いで逮捕された、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志容疑者(58)が、先月、海外に渡航していたことから、今後の逃亡などを警戒して警察が逮捕に踏み切ったことが分かりました。 ■【動画で見る】NHK党・党首の立花孝志容疑者を逮捕 死亡した兵庫県議の名誉を毀損した疑い 立花容疑者は10日午前9時半過ぎ、身柄を検察庁に送られました。NHK党の党首・立花容疑者は、兵庫県議会議員だった竹内英明さん(当時50歳)について、生前や死亡した後に、街頭演説などで名誉を毀損した疑いが持たれています。 捜査関係者によると、立花容疑者は先月末にドバイに渡航していて、警察がこれを受けて今後逃亡したり、証拠隠滅を図ったりする恐れがあるとみて逮捕に踏み切ったことがわかりました。

今年1月に死去した元兵庫県議の竹内英明氏が生前に警察の取り調べを受けていたとする情報について、兵庫県警は9日、改めて「事実無根」と否定した。 捜査幹部が同日、立花孝志容疑者を逮捕した名誉毀損(きそん)事件について報道陣に説明した際、明言。竹内氏について「被疑者以外の取り調べもなかった」とし、交流サイト(SNS)上に出回った内容について打ち消した。 捜査2課の幹部が「立花氏がSNS上などで発信した『県警が竹内県議を調べていた。逮捕予定だった』といった発言は事実無根である上、立花氏においてそれを真実と信じるに足りうる相当な理由もなかったと判断した」と説明。「被疑者以外の取り調べはあったと言えるのか」という報道陣の質問に「被疑者以外の取り調べもなかった」と断言した。 今回の逮捕容疑にもなった立花容疑者の発言や投稿は、竹内氏への誹謗(ひぼう)中傷とともにSNSで拡散。1月20日には、当時の県警本部

国民民主党の玉木雄一郎代表は9日、静岡市で報道陣の取材に応じ、政治団体「NHK党」の立花孝志党首の逮捕に関連し、ネットはこれまでとは違った人権侵害の可能性が高い、と指摘、「何らかの規制が必要だ」との見解を示した。 玉木代表は「私も政治家なので、あることないこと言われますけど、家族もいるし、特にネット上の虚偽の拡散は、残存性とか、これまでと違った人権侵害の可能性が非常に高い」と指摘。 そのうえで「選挙は表現の自由が最大限尊重されるべきだが、こういった人の命が失われるような、あるいはデジタルタトゥーと言われるように、長く人権侵害が続くような事案については、何らかの規制が必要なのでは」との見解を示した。 そして「適正な規制につなげるためにも、厳正な捜査を期待しますし、真実が明らかになることを希望します」と、今後の捜査の進展に期待した。 立花党首は、街頭演説やSNSで、竹内英明元兵庫県議に対する虚

斎藤元彦・兵庫県知事らの疑惑を県議会で調査していた元県議の竹内英明さん(当時50歳)を中傷したとして、兵庫県警は9日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)を名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。立花党首の根拠のない発信がきっかけとなり、交流サイト(SNS)で大量の誹謗(ひぼう)中傷が相次いだとして、竹内さんの妻が今年6月に刑事告訴していた。県警は今後、発言の意図や目的について本格的に追及する。 竹内さんは斎藤氏のパワハラ疑惑などを調べる「県議会調査特別委員会(百条委)」の委員を務めていた。立花党首は斎藤氏の失職に伴う出直し知事選(2024年11月)に、斎藤氏の再選を支援する「2馬力選挙」の目的で立候補。疑惑告発の文書作成に関わったとして竹内さんを非難していた。竹内さんはSNSで中傷を受けて11月に県議を辞職、今年1月に自宅で死亡しているのが発見された。自殺とみられる

兵庫県知事選での斎藤元彦氏の演説を編集し、男性がSNSに投稿した動画の一部。約1500万回再生された(男性提供) 20日に投開票された参院選では交流サイト(SNS)での発信に力を入れる候補者や政党が目立った。ただ、SNS上では依然として真偽不明の情報が蔓延(まんえん)し、有権者をミスリードするリスクをはらむ。利用者はどう向き合えばよいのか。昨年の兵庫県知事選を巡る発信を悔やんでいるという男性(31)に話を聞いた。 兵庫県出身で北海道在住の男性が、斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題に関心を持つようになったのは昨年9月ごろ。当時、県議会調査特別委員会(百条委員会)やメディアから職員へのパワハラ疑惑などを追及される斎藤氏をみて、「批判一色。100対0の構図に違和感を覚えた」と振り返る。 男性の興味を加速させたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」(当時)党首の立花孝志氏が斎藤氏支持を掲げ、知事選に

4月15日、東京都内で「みんなでつくる党」(旧NHK党)が記者会見を開いた。60代のボランティアスタッフの男性が自殺したことを受けたものだった。 党側は、かつて党首だったが袂(たもと)を分かった立花…

兵庫県知事の疑惑告発文書問題に絡み、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、奥谷謙一県議に名誉を毀損されたとして、損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日に東京地裁であり、立花氏は請求を放棄し、訴訟が終結した。

私、岩井清隆は、死地への旅立ちを決意しました。その理由や経緯についてまとめて、これをもって私の遺書、激烈なる抗議としたいと思います。なお、文面をより簡略化し、心境をできる限り正確に伝えるために、敬称は基本的に省略し(敬意を感じる方々に対しては敬称を付けます)、これまでXの投稿においては固く禁じてきた侮蔑的な表現も用います。 私が死を選んだ、選ばざるを得なかった最大の理由は立花孝志です。彼の存在と言動、行状が無ければ、決して死を考えることは無かったと断言します。直接的には、私の住所をXで公開し、いわゆる犬笛を吹いたことと、その前哨である戸田市議選の際の騒動(添付資料参照)にありますが、これに留まるものではありません。それ以前にも、私個人を「岩爺」と侮蔑的な呼称で呼び、幾度にも渡って誹謗や中傷的なXの投稿、YouTube配信を重ねてきました。しかし、こと立花に関して言うなら、私個人に対するもの


「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首への殺人未遂容疑で逮捕された宮西詩音容疑者(中央)=3月14日、東京都千代田区 東京・霞が関の経済産業省前で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)がなたで切り付けられた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職宮西詩音容疑者(30)が「幼少期から政治家に対する不満があった」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。 【写真】暴漢に襲われ、負傷した政治団体代表の立花孝志氏 東日本大震災や東京五輪・パラリンピックを挙げ、政治への不満から殺意を抱くようになったという話もしており、警視庁捜査1課は勾留期限の4日に向け、詰めの捜査を進めている。 捜査関係者によると、宮西容疑者は「幼少期から政治家に対する漠然とした不満があった」と供述。東日本大震災に触れ「政治は国民を見捨てた」、新型コロナ下での東京五輪・パラリンピックについて「大惨事

(山本一郎:財団法人情報法制研究所 事務局次長・上席研究員) 3月22日に放送されたTBS『報道特集』は、その界隈では大きな話題となりました。百条委員会にまつわるネットでの誹謗中傷が理由で自ら命を絶ったとみられる兵庫県元県議・竹内英明さんの件を含めた、兵庫県知事・斎藤元彦さんに関する報道がなされたからです。 この中で、県議会が設置する百条委員会とは別に組成された「文書問題に関する第三者調査委員会」の調査報告書が公表された翌日、亡くなった竹内さんの奥さまが番組の取材に応じている様子が映し出されました。 そのうえで、竹内さんの心労の原因とみられるSNS上の誹謗中傷は、誰が・何の目的で拡散させたのかという検証についても、番組の中で報じられています。 不肖、私・山本一郎も、いちネットユーザーとして、80件以上、誹謗中傷に関する訴訟を起こしたり起こされたりしました。また、ネットでの誹謗中傷やデマ・ガ

14日夕方、東京・霞が関の財務省の前で行われていたデモのそばで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏がいきなり刃物で襲われ、けがをしました。その場で逮捕された30歳の男の容疑者は「立花氏を殺そうと思った」などと供述していて、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。 14日午後5時すぎ、財務省の前で行われていたデモの近くで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が突然、近づいてきた男に刃物で襲われました。 警視庁によりますと、男は立花氏に向かって刃渡り16センチほどのナタのような刃物を振り下ろし、立花氏は頭と耳などに切り傷を負いました。 その場で逮捕されたのは、自称、東京・杉並区の無職、宮西詩音容疑者(30)で、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。 宮西容疑者は、支援者などと写真撮影を行っていた立花氏に近づき、自分の順番になったところでいきなり切りつけた

2期目を目指す現職に新人3人が挑む構図となった千葉県知事選(16日投開票)。メディアから主要候補扱いされない政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の立花孝志党首は、選挙区内ではなく兵庫県にいる。 斎藤元彦知事の内部告発問題をめぐり、立花に県議会百条委員会の音声データや文書を提供したことがバレ、日本維新の会から離党勧告処分を受けた増山誠県議をスカウトする--。表向きはそう言っているが、実際のところは、昨年11月の兵庫県知事選で味わった「真実を語る正義のヒーロー」として支持者の前に立つ快感が忘れられず、あの気持ち良さを再び体感したくなってしまったからだ。 しかし、失職した斎藤がマサカの返り咲きを果たした知事選から4カ月が経ち、立花の発言がことごとくデマだったことが検証された。今や集まる支持者は当時の50分の1に満たない。逆にカウンター勢力がどんどん増え、立花に向けられるヤジも飛躍的に増え


女性自身TOP > 国内 >政治 > 立花孝志 > 「弱いやつはしゃあない」立花孝志氏 亡くなった竹内元県議らについて主張…自身への情報流出については「正義の告発」 兵庫維新の会所属の県議が、政治団体「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏(57)に非公開の情報を流出させていた問題。2月26日、同会派は所属県議の増山誠氏(46)を離党勧告、岸口実氏(60)を除名とする処分を発表した。 兵庫の斎藤元彦知事(47)の“パワハラ疑惑”などをめぐる内部告発文書問題に端を発した、昨年の県知事選中の出来事だった。知事選告示前の10月25日、内部告発を調査する百条委員会が選挙への影響を考慮して“非公開”で開かれていたが、その音声データを、当時委員だった増山氏が、告示日の31日に立花氏にLINEで提供したことを、2月19日放送のインターネット番組で本人が告白した。 データには、斎藤知事に対する告発を行

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