2025年の世相を表す「今年の漢字」は「熊」に決まった。京都市東山区の清水寺で12日、森清範(せいはん)貫主が縦1.5メートル、横1.3メートルの和紙に揮毫(きごう)した。 日本漢字能力検定協会(京…

重い腰を上げマイナンバーカードを作成しようと申請したところ、気になることが発生しました。 代替文字とはなんでしょうか。 署名用電子証明書は、コンピュータで使用されるものであるため、氏名、住所は、文字化けせずにコンピュータで表示されるものとする必要があります。このため署名用電子証明書で利用可能な文字は、JIS(日本工業規格)の漢字の規格の内、日常的に使用頻度の高い常用漢字と人名用漢字を含むJIS第一水準、第二水準(JISX0208)と補助漢字(JISX0212)の範囲としています。 住民基本台帳の氏名または住所が電子証明書に記載するコード取扱範囲外の場合は、コンピュータでの表示に類似の字形を指定し、代替文字として登録します。(公的個人認証サービスポータルサイトより) 平たく言えば、「パソコンで普通に打てない名前は置き換えるよ」という意味です。 名字が旧字体で変換しても出てこない人も多いでしょ

元局アナたちが「漸く」読み方まさかの全滅 林先生も絶句「こんなことあるの?」 2枚 予備校講師でタレントの林修が12日、フジテレビ系「ネプリーグ」で、元局アナがことごとく「漸く」と読めなかったことに「こんなことあるの?」と絶句した。 この日は各局出身女性アナが筆記試験を受けて順位付け。下位5人、上位5人に分かれて、まずは林先生厳選の漢字の読みを行った。 下位チームは元テレビ金沢の馬場ももこ、フリーのナグラット潤子(ネプチューン名倉潤)、元TBSの吉田明世、元日本テレビの宮崎宣子、元瀬戸内海放送の白戸ゆめの5人。そこに「漸く」という漢字の読みが出題された。 だが「しばらく」「さばく」「あざむく」など誰1人読めず。これにはワイプの林先生は「ええ?こんなことあるの?」と絶句だ。そして全問が終わった後、「想定を上回るレベルの低さ。特に4番が全滅って…」と再びあ然。 上位チームの元毎日放送・豊崎由里

夏らしい字を1つ紹介しておこう。『法華三大部難字記』という漢和辞典を学生時代に大学の図書館で開いた。江戸時代初期、承応二年(1653)の奥書をもつ版本だが、よく見る漢字の他に、見かけない奇妙な字が並んでいる。川瀬一馬『古辞書の研究』では、その片仮名の異体などから室町時代のものをそのまま印行したものと推測されている。同書のほか影印の解題も述べているとおり、書名の如くに法華三大部やその音義書にあるのだろう、と思って智顗が著したいわゆる法華三大部六十巻、「法華玄義」「法華文句」「摩訶止観」なども調べてはみた。 しかし、それらには使われていない不可思議な字が、日本製漢字つまり国字を含めて、かなりその辞書に載っていることが分かった。仏教諸派や修験道で秘伝とされた類の祈祷法には、道教のそれに雰囲気の似た呪符がいくつもあるのだが、このようなものとも異なっている。この辞書の不思議な字は、JIS漢字の幽霊文
漢字はいつ、どのようにして生まれたのか 漢字はおおむね甲骨文→金文きんぶん→篆てん書→隷れい書→草書・行書・楷書と発展してきた。 甲骨文は殷いんの時代(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)に使われていたもので、主に骨や甲羅に書かれていたもの。長らく失われていたが、清末に発見され、20世紀になってからようやく研究された。 甲骨文字は、最初に発見した王懿栄おういえいが薬として服用するための竜骨(大型哺乳類の化石化した骨)に文字が書かれているのに気がついたというエピソードがよく語られているが、これは事実ではないらしい。こうした出来すぎた物語はたいてい作り話である。 甲骨文の次の段階である金文は、青銅器に鋳込まれていたもの。中国の古代史研究と言えば、かつては漢代の『史記』など、後世に成立した文献を中心に行うものだったが、最近は発掘調査が進んだので、金文を用いた研究もさかんになっているときく。 篆書

「まず漢検が公式で出している『漢検漢字辞典』が最重要です。この辞書に載っている言葉は覚えておきたいですね」とあびさん。この資料はほんの一部だとか… 小中学校などで受ける人も多い「日本漢字能力検定」、通称「漢検」。 自分も娘が小学生の頃、一緒についでに受けてみたところ、2級はほぼノー勉で合格したが、同じ感覚で臨んだ準1級は不合格となり、ちゃんと勉強してから合格した経緯がある。 【画像】興味を持つきっかけとなった「こうのとり」の漢字は…? そこで初めて知ったのが、「漢検1級」はゴールではなく、1級合格者の多くが何度も受け続けているリピーターだということ。準1級合格では、実は漢字の山の入り口にもたどり着いていないのだった。なんというクレイジーな世界だろう。 いったいなぜ漢検1級取得者は、何度も1級を受け続けるのか。漢検1級はどのくらい難しいのか。漢検1級取得者で唯一現役の「漢検1級YouTube

※この記事は https://note.com/nkay/n/n52fb6d7c6fd3 のつづきです。 ※2021/06/18:誤字を修正しました。 ※2021/07/08:誤字を修正し、ついでに一部の文章をわずかに変更しました。 概要をいうと、『ゆる言語学ラジオ』というYouTubeチャンネルにおいて、漢字に関して学術的に誤った理解に基づいた動画が作成され、(それが言語学的に正しいものとして)拡散されている。そこで、それを訂正する記事を書いたというわけである。 前文この記事では、「鯨」字に対する誤った説明に対していろいろな角度からツッコミを入れていく。 誤った説明とは以下のものである。これを[説A]と呼ぶことにする。 [説A] 「鯨」字に「京」が含まれるのは、「京」が大きいことを意味するからである。 なお、正しい説明は以下の通りである。その説明は前回記事を参照いただきたい。これを[説B

子どもの頃には難しいと感じた問題も、大人になってから思い返すとなんということなかったということは、よくある。 通っていた小学校の名前を「中央小学校」と言った。義務教育である小中学校を所管するのは原則的に市町村だから、○○市or町or村立中央小学校というのは、日本中にある。いらんことを言うと高校は原則都道府県または政令指定都市所管、高専・大学は国の所管、ただし例外多数、私立もあるし。 だが小学生はそんなこと知らないから、なんとなく自分の通う学校の名前が特別なものに感じられた。愛着が湧いたというやつだ。 ところが学年が進み覚えた漢字が増えるにつれ、この「中央」という熟語の奇妙さが気になり始めた。 たいていの漢字は、複数の熟語で用いられる。「学校」の「学」は「学習」や「入学」にも、「校」は「校門」や「校歌」にも使われる。今さら例を出すまでもないかな? でも国語の授業では「この漢字を含む別の熟語は

掲示板 凄い漢字掲示板 一覧 漢字一覧 漢字一覧縮小版 その他 品字様(品のような三つの組み合わせ) 小野字盡 奇妙な形の仏字たち カタカナに似ている漢字 元素の漢字1〜109 虫・その他の漢字 魚介類・海の生物の漢字 主要典拠の略記 大…大漢和辭典 漢…漢語大字典 中……中華字海 康……康煕字典 説……説文解字 漢字の画像についてはかつて存在した今昔文字鏡とe漢字及び自作のものを使用しております。 参考文献 大漢和辭典:全巻 漢字源 新大字典 新漢語林中華字海 凄い漢字 15周年! 註1.典拠は欄の一番下に< >で表示しています。 註2.大漢和、漢語大字典、中華字海のどれにも載っている字はそれらだけを典拠とします。 (例えば<康>という表示がなくとも康煕字典に載っていることもあります) 註3.略記(左記)にある以外の出典は略さずに書きます。
指針への理解文化庁の文化審議会漢字小委員会が漢字に関する指針(案)*1を作成しました。 どのような内容か、ちょっと読売新聞を引用して述べますと、 漢字の手書き文字について、「はねる」「とめる」など細かい違いで正誤はなく、多様な漢字の形が認められていることを説明する*2 というもので、具体的には画像のようなものです(画像は2.29読売新聞夕刊より)。 つまり、「とめ」「はね」など些細な違いで漢字の正誤を判断するのは誤りであるから、それを説明する指針を作ったわけです。また、これは、学校教育などでも柔軟に評価するように求めています。 すこし結論めいたことをいうと、漢字を厳しく採点するのは教員間で徐々に出来上がった代物であり、それに全く根拠はありません。実は、細部にこだわらなくてよいということは、文部省時代から60年以上にわたって述べられていたことで、どちらかというと教員の方がそのことを理解せず

mhl@元南CA移民→今は北CA @mhl_bluewind ベトナムから来て日本に長いこといる友達が、「日本で漢字を学んでからベトナムの言葉の本当の意味がわかって面白かった」と言ってたなぁ。 これには奥深い理由があって、続きます。 2019-09-17 02:23:39 mhl@元南CA移民→今は北CA @mhl_bluewind ベトナムでは昔漢字を使ってたけど、アルファベットに移行したので、音は漢字ベースだけど表記がアルファベットになっている。そのため、本来漢字が持っていた意味はベトナム語表記からは読み取れないらしい。 それが、日本で漢字を学ぶことでわかるようになったとのこと。 2019-09-17 02:26:23

株式会社大修館書店(代表取締役社長:鈴木一行)は、「大漢和辞典デジタル版」を11月28日(水)に発売いたします。発売に先立ち、大修館書店創業100周年を迎える9月10日(月)より、予約の受付を開始いたします。 日本人の教養と生活を支えた“諸橋大漢和” 『大漢和辞典』は、古今の辞書・文献を渉猟して、親字5万字、熟語50万語を収録した漢和辞典です。大修館書店の創業者である鈴木一平が発案し、漢学者である諸橋轍次に編纂を依頼。1927年に編纂が開始され、1943年に巻1が発行されました。1945年2月、巻2の発行寸前戦火にあい、全巻の組置き原版を焼失しましたが、戦後、保管していた校正刷をもとに復刊をはかり、写真植字による新しい方法によって、1955年から1960年にかけて初版全13巻の発行を完了しました。その後修訂作業が進められて、1986年に修訂版の発行を完結。1990年には『語彙索引』

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