マリの首都バマコで燃料不足によって閉鎖されたガソリンスタンドの脇にできたバイクの行列(2025.10.31)(写真:ロイター/アフロ) 西アフリカのマリでは首都バマコが燃料補給をほぼ全面的に断たれ、自動車などを走らせられなくなる事態に陥っている。 9月初旬からアルカイダ系イスラーム過激派組織の連合体「イスラーム・ムスリムの支援団」(JNIM)が周辺国からのタンカーなどを相次いで襲撃してきたからだ。 市民生活が逼迫するなか、欧米各国は自国の大使館員の一部も退避させ始めている。 この状況はロシアの体面を損なうものでもある。 マリの軍事政権は2022年からテロ対策のためワグネルなどロシアの軍事企業と契約してきたが、その成果に疑問が広がっているためだ。 ココがポイントマリ石油輸入業者協会が先月発表した報告書によると、JNIM戦闘員によって100台以上のタンクローリーが焼失破壊された。 出典:AP通

以前も取り上げたことがあったかと思うが、メディアゾーナというところが、判明した限りの情報を基に、「特別軍事作戦」によるロシア側の戦没者数を集計しており、出身地別の内訳が出ており、有益である。そこで、10月8日時点の戦没者数を参照し、地域別の人口100万人当たりの戦没者数を算出し、多い地域20、少ない地域20を示した表を、上表のように作成してみた。ロシア極東・シベリアを知るための70章posted with ヨメレバ服部倫卓/吉田睦 明石書店 2024年05月楽天ブックスAmazon これは、『ロシア極東・シベリアを知るための70章』で論じたことだが、人口当たりの戦没者が多い地域は、極東・シベリアの辺境地域が多い。上表で、グレーで示した地域が極東・シベリアであり、上位はかなりそれによって占められている。 ただし、極東・シベリアの中でも、ハバロフスク地方のように、戦没者が少ないところもある

ロシアはウクライナでの戦争をますます外部に依存するようになっている。記録的な人的損害と新規兵士の減少を補うため、ロシア政府は国外からマンパワー(人的戦力)を調達している。キューバからも傭兵を採用しており、ウクライナの最高会議(国会)議員によると、その数はいずれ少なくとも2万5000人に達すると見積もられている。ロシア側でこの戦争に参加する外国人兵の数としては、北朝鮮兵を抜いて最多になる見通しだ。 ポーランドの国際ニュース局TVPワールドなどによると、ウクライナ国防省情報総局(HUR)の報道担当者アンドリー・ユソウは9月19日、ロシアがこれまでにキューバ人約2万人を雇い入れたとみられることなどを米議会に伝え、採用の証拠も示した。ユソウはロシアのウラジーミル・プーチン大統領の政権にとって「キューバ人傭兵の誘致は有益」だと説明した。 According to Ukrainian military

【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、ロシアに対する「適切な海域」に原子力潜水艦2隻を派遣するよう命じた。 【写真特集】米原子力潜水艦「ミシガン」SNSへの投稿で明らかにした。ロシアのメドベージェフ前大統領がトランプ氏を挑発したことに「反撃」した。広島、長崎への原爆投下から80年となる中、核保有二大国間でにわかに緊張が高まっている。トランプ氏はメドベージェフ氏の発言を「極めて挑発的」と批判。その上で「これらの愚かで扇動的な発言が単なる言葉にとどまらない場合に備え、適切な海域に2隻の原潜を配備するよう命じた。言葉は非常に重要で、しばしば予期せぬ結果を招く」と主張した。トランプ氏がウクライナでの停戦を巡って対ロシア制裁を示唆する中、メドベージェフ氏はSNSでトランプ氏の発言を「最後通告」と指摘し、「彼の国(米国)との戦争への一歩だ」と反発していた。また、別の投稿では「彼(トランプ氏)

北朝鮮、ロシア派兵の見返りに2.6兆円獲得か…年間輸出額の55倍【独自】 ▲TV朝鮮の放送画面より北朝鮮が5000トン規模の新型駆逐艦の追加建造計画を発表した中、ロシアへの派兵により北朝鮮が稼いだ、いわゆる「戦争特需」の金額が韓国ウォンで25兆ウォン(約2兆6560億円)近くに達するという研究結果が発表された。 【写真】戦死者のひつぎをなでて涙ぐむ金正恩総書記韓国戦略問題研究所が22日に行った発表によると、ウクライナ侵攻で北朝鮮が得た収入は米ドルで約180億ドル(約2兆6400億円)以上、韓国ウォンではおよそ24兆6373億ウォンとの集計が出たとのことだ。北朝鮮がロシアから得た収入には▲対戦車ミサイル18発 ▲170ミリメートル自走砲120門 ▲弾道弾298発などの販売代金が含まれているという。 それだけでなく、▲兵士に対する給与 ▲戦死者慰労金も提供され、▲原油 ▲穀物などの現物で

ウクライナ各地でロシア軍の無人機などによる攻撃が繰り返されるなか、トランプ大統領は14日、ウクライナから要望されていた防空システム「パトリオット」を含む兵器をNATO=北大西洋条約機構を通じて供与すると表明しました。NATO加盟国が費用を負担するとしています。 また、ロシアが50日以内にウクライナとの停戦に応じない場合「非常に厳しい関税を課す。およそ100%の関税、『2次関税』と呼ばれるものだ」と述べ、新たな関税措置をとると表明しました。トランプ大統領が言及した「2次関税」は、ロシアの製品を輸入する国に対してアメリカが関税を課すというもので、制裁的な意味合いがあるとみられます。 この日、トランプ大統領は、「2次関税」の対象など詳細について言及しませんでしたが、欧米の制裁を受けるロシアは、中国やインドなどに原油や天然ガスを輸出して主な収入源としており、こうした国を視野に入れている可能性が

Published 2025/04/30 08:45 (JST) Updated 2025/05/01 11:34 (JST) 【キーウ共同】ウクライナ当局は、ロシア占領地を取材して捕虜となったウクライナの女性記者、ビクトリア・ロシチナさん=当時(27)=の遺体が2月にロシアから返還され、激しい拷問の痕跡が見つかったと明らかにした。眼球や脳の一部が摘出され、証拠隠滅を図った可能性がある。ロシア独立系メディアが29日に報じた。 ロシチナさんは、主要メディア「ウクラインスカ・プラウダ」などに寄稿するフリーランスの記者だった。2023年8月に行方不明になり、ロシア南部ロストフ州の刑務所で勾留されていたことが判明した。ロシア国防省は24年5月にロシチナさん拘束を明らかにし、24年秋に「9月に死亡した」と家族に告げていた。ロシア独立系メディア「バージニエ・イストーリー」によると、遺体は身元不明の



ロシア軍のBMD-2空挺戦闘車。2012年8月、南部ボルゴグラード州(AnBoris / Shutterstock.com)ウクライナ軍が昨年8月から逆侵攻しているロシア西部クルスク州で18日かその前日、ロシア軍の空挺部隊がウクライナ軍の守備隊を攻撃した。BMD歩兵戦闘車8両が突撃してきたルートは例によって、ロシア側が昨年11月以来、ウクライナ側の突出部に対する反撃に使ってきたのと同じ道路だった。 結果も予想どおりだった。ウクライナ陸軍の第22独立機械化旅団と第17独立重機械化旅団を主力とする守備隊側は、現在650平方kmほどの広さの突出部の北西周縁に位置するマラヤ・ロクニャ村近辺で、ロシア空挺軍第234親衛空挺強襲連隊のBMD8両のうち4両を撃破した。うち1両を撃破したウクライナ海兵隊ドローン(無人機)部隊の操縦士、Kriegsforscherは、ロシア側が3カ月にわたって同じ場所を攻

昨年末の12月20日、ウクライナ国防省は公式のXアカウントで戦車戦の動画を公開した。上空から2両の戦車が互いを攻撃する様子が記録されており、非常にリアルで貴重な映像だ。うち1両はウクライナの第1独立戦車旅団に所属し、もう1両はロシア軍の戦車。国防省は《現代の戦争で戦車同士の戦闘は非常に珍しいものです。しかし、わが国の経験豊富な戦車兵はロシアのT-90戦車を退却させました》と戦果を誇った。 【写真】黒煙を吐き出しながら爆走する戦車、砲撃の凄まじい衝撃…現代ではめったにお目にかかれない壮絶な“戦車戦”の迫力映像 *** 動画を見た軍事ジャーナリストは「ウクライナ軍の練度は高く、士気も旺盛。一方のロシア軍は練度が低く、士気も低いことが分かります」と指摘する。 「動画にはロシア軍のT-90が悪路を前進する様子が収められていますが、道のでこぼこで砲身が上下に揺れているのが分かります。これは戦車の専門

ロシアで訓練を受けている北朝鮮兵。画像は10月18日にネット上で拡散されたもの/EyePress News/Reuters (CNN) ウクライナ軍は22日、ロシアのために戦闘に参加している北朝鮮兵について、ロシアの名前と出生地が記載された偽の身分証が与えられていると明らかにした。ウクライナ政府は、ロシアが戦場での外国人兵士の存在を隠そうとしていると主張している。ウクライナ軍によれば、ロシア西部クルスク州で北朝鮮兵3人が死亡し、その身分証を押収した。ウクライナ軍によれば、これらの身分証には印鑑や写真がなく、名前はロシア風に記載されており、出身地はロシア南部のトゥバ共和国と記されている。しかし、署名はハングルで書かれており、ウクライナ軍によれば、このことが死亡した兵士の本当の出自を示しているという。 米国やウクライナ、韓国の情報機関の推計によれば、ロシアにいる北朝鮮兵の数は1万1000人

ウクライナ東部ドネツク州の前線近くに設置された有刺鉄線と竜の歯(2024年11月13日撮影)。(2024年11月13日撮影)。(c)Florent VERGNES/AFP 【12月19日 AFP】韓国の李成權(イ・ソンゴン)議員は19日、記者団に対し、ウクライナが越境攻撃を仕掛けているロシア西部クルスク州での戦闘支援のため派遣された北朝鮮兵が今月実戦に投入されて以来、少なくとも100人が死亡したと語った。 李氏は、「彼ら(北朝鮮兵)は12月に実戦に投入され、少なくとも100人が死亡した」と指摘。「(韓国の情報機関)国家情報院は、負傷者は1000人近くに上る見込みだと報告している」と述べた。 戦闘以外でも、ウクライナによるミサイルや無人機での攻撃や訓練中の事故で、既に将校を含む複数の死傷者が出ている兆候があるという。 李氏によると、国情院は、北朝鮮軍が多数の死傷者を出している原因として、「不

(CNN) シリアのアサド大統領の失脚を受け、ロシアが軍装備品や兵員の大規模撤収を始めたことが分かった。諜報(ちょうほう)に詳しい米当局者2人と西側当局者1人が明らかにした。 【画像】装備品を積載するロシア軍用機を示す衛星画像 当局者らはロシアの撤収について、大規模かつ重要な動きだと指摘。撤収が始まったのは先週だが、恒久的なものになるかどうかは不明だとの見方を示した。 欧米の諜報が示唆するところでは、ロシアの当局者は現在、シリアの実権を掌握した主要反体制派「シャーム解放機構」(HTS)が一部主要基地へのロシアの残留を認める何らかの交渉による解決に前向きかどうか見極めている。候補となる基地の中には、ラタキアのフメイミム空軍基地やタルトゥスの港湾施設も含まれるという。 クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は先週の記者会見で、シリア首都ダマスカスの反体制派と接触していることを明らかにし、

ロシアの首都モスクワの通りで17日、爆発があり、ロシア軍の幹部ら2人が死亡しました。ウクライナの治安当局は、前日、この幹部について戦争犯罪の疑いがあると発表していて、ウクライナ側が実行したという見方が出ています。ロシアで重大事件を扱う連邦捜査委員会は17日、首都モスクワの通りで爆発があり、2人が死亡したと発表しました。 発表によりますと、死亡したのはロシア軍で生物・化学兵器などを担当する部隊のトップ、イーゴリ・キリロフ中将と、その補佐官で、住宅の玄関付近に仕掛けられていた爆発物が爆発したということです。 連邦捜査委員会は、テロ事件として捜査を開始したと明らかにしました。 今回の事件の背景はわかっていませんが、ウクライナ保安庁は、前日の16日、キリロフ中将について「禁止されている化学兵器を大量に使用した責任者だ」としたうえで、中将の命令によって化学兵器が使用された例は4800件以上で、戦争

まとめ シリア内戦で首都ダマスカスが陥落し「アサド政権崩壊」→市内に脱ぎ捨てられた軍服に「ベトナム戦争で見た」「歴史は繰り返..韓国の戒厳令には驚いたけど、シリアはさらに大変な状況になってた 54313 pv 150 49 38 users 31 モーリー・ロバートソン @gjmorley シリア政権崩壊、ロシアの影響力に危機 駐留基地存続に懸念も jp.reuters.com/world/security… 「タルトゥース基地はロシアにとって地中海で唯一の修理・補給拠点で、ロシアはここを中継基地として民間軍事会社をアフリカに送っている。」←ワグネルのアフリカ展開を維持する上で重要な中継地です。 2024-12-09 14:38:22 リンク Reuters Japan シリア政権崩壊、ロシアの影響力に危機 駐留基地存続に懸念も シリアのアサド政権が崩壊したことを受け、これまで同国の強力

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