ウクライナ南部のヘルソン市軍行政府のモロチュコ長官は、同日のロシア軍によるものと見られるヘルソン州カホウカ水力発電所爆破により、すでにヘルソン市内のドニプロ川中洲部分が水没したとし、高齢者などを病院へと避難させていると伝えた。また州内ではすでに8つの村が水没しているという。 市軍行政府がモロチュコ長官の発言をテレグラム・チャンネルにて伝えた。 モロチュコ氏は、「(編集注:市内)オストリウ小地区では、3つの集合地点からの避難が続いている」とし、同小地区のヒロドパルクやナフトハヴァンが水没し、寝たきりの住民や歩行の困難な住民の病院への避難が行われていると伝えた。 これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が始まっている。
Putin's Kherson Retreat Signals Russia May Be Learning From Slips: Experts <ヘルソン撤退はプーチンにとって大きな打撃であることは確かだが、軍事的に見れば賢明な選択で、実施も過去の「敗走」とは大違いだった> 11月9日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はウクライナ南部ヘルソン州の州都へルソンからロシア軍を撤退させる方針を表明し、11日には撤退完了を発表した。この動きはセルゲイ・スロビキン総司令官の提案によるものとされるが、複数の専門家たちは、今回の撤退の動きからはロシア軍の「弱さ」よりむしろ「軍事戦略の進化」が伺えたと分析している。 ■【動画】ウクライナ兵も思わず失笑...全てを捨て「裸で川を泳いで」逃げていったロシア軍部隊 米海軍分析センター(CNA)でロシア研究プログラムの軍事アナリストを務めるマイケル・コフマン
ロシアのショイグ国防相は、プーチン政権が一方的な併合に踏み切ったウクライナ南部ヘルソン州の州都を含むドニプロ川の西岸地域から軍の部隊を撤退させるよう命じました。ロシア軍がウクライナ侵攻直後のことし3月から掌握していた戦略的な要衝からの撤退となれば、戦況は重大な局面を迎えることになりそうです。ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアの国防省は9日、戦況をめぐる会議を開き、その映像を公開しました。 この中で軍事侵攻の指揮を執るスロビキン総司令官は、ウクライナ南部のヘルソン州について、州内を流れるドニプロ川の西岸地域にとどまる部隊が孤立するおそれが出ているとしたうえで、川の東側で防衛を固めるのが最善の選択だと報告しました。 これを受けてショイグ国防相は「部隊の撤退を進め、川を渡る人員や武器、装備の安全な移送を確保するためあらゆる措置に着手せよ」と述べ、州都ヘルソンを含むドニプロ川の西岸地域から軍の

ウクライナ侵略を続けるロシア軍のスロビキン総司令官は18日、ロシアが併合を宣言した南部ヘルソン州でウクライナ軍の攻勢により「困難な状況」が発生しているとし、状況次第では「容易ではない決断」も排除しないと述べた。報道陣への発表をタス通信が伝えた。ヘルソン州の少なくとも一部地域を放棄する可能性を示唆した形。仮にヘルソン州の主要地域を喪失した場合、露軍の劣勢がさらに加速する見通しだ。 スロビキン氏は、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使ったウクライナ軍の攻撃でヘルソン州内の橋などが破壊され、輸送路が使用不能になっていると説明。軍事作戦全体に関しても「軍は早急に前進するのではなく、敵の攻勢を打ち砕く戦略をとっている」と主張し、守勢に回っていることを暗に認めた。 さらに、タス通信によると、ヘルソン州の親露派勢力幹部は18日、同州の一部地域の住民を別の地域に避難させると発表した。ウクライナ軍の攻


(CNN) 米国のオースティン国防長官は、ウクライナ軍が南部ヘルソン州で「前進」しており、ロシア軍の侵攻に対して反攻を続けていると語った。オースティン氏はまた、戦場の力学に変化が生じているとの見方を示した。2日に放送されたCNNとの単独インタビューで語った。 【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開 オースティン氏は戦場での変化について、ウクライナ軍兵士の技量と、米国や北大西洋条約機構(NATO)が供与した兵器の戦略的な利用に起因すると指摘。特に、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の活用を挙げた。 オースティン氏は、戦場での力学に変化が生じているのを目の当たりにしていると指摘。ウクライナ軍は東部ハルキウ州で非常にうまくやっているとしたほか、ヘルソン州でも速度は少し遅いものの前進を続けていると述べた。 オースティン氏は、ウクライナ軍はHIMARSのようなテクノロジ

ロシアのプーチン大統領は29日、ウクライナの南東部ザポリージャ州と南部ヘルソン州について「独立国家」として一方的に承認する大統領令に署名しました。 30日には東部の2つの州と合わせて4つの州を併合する文書に調印する構えで、ウクライナや国際社会の非難がさらに強まるとみられます。 プーチン大統領は29日、ウクライナの南東部ザポリージャ州と南部ヘルソン州についてそれぞれ「独立国家」として一方的に承認する大統領令に署名しました。 大統領令ではプーチン政権を後ろ盾とする親ロシア派の勢力が強行した「住民投票」だとする組織的な活動に触れ、「人々の民意を尊重する」と主張しています。 プーチン大統領はことし2月、ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州も独立国家として一方的に承認する大統領令に署名しています。ロシア大統領府は、プーチン大統領が首都モスクワのクレムリンで、30日の午後3時、日本時間の30日午

9月9日各戦線戦況 ハリコフ方面 北部では2ヶ所で🇷🇺軍の攻撃行動が見られたものの、いつも通り撃退されている。砲撃頻度は以前に比べると減少傾向にあるものの、双方共に砲撃戦は続いている。 ハリコフ南東方面でウクライナ軍の反撃が加… https://t.co/P7dqq0eZSq

ウクライナの政府高官は、ウクライナ軍が反転攻勢を強めている南部・ヘルソン州で、ロシア兵1,000人以上を包囲していると明らかにした。 ヘルソン州はロシア軍が制圧を宣言しているが、7月に入り、ウクライナ軍が一部を奪還したと主張し、補給などで重要な橋を攻撃していた。ウクライナの大統領府顧問は、SNSにウクライナ軍がヘルソン州でロシア兵1,000人以上を包囲していると明らかにするとともに、「これはほんの始まりにすぎない」と投稿した。 またロシアメディアも、ロシア側が兵士を避難させるための人道回廊の設置をウクライナ側に求めたと報じている。 一方、アメリカ政府高官は22日、「ロシアが全戦力のうち、すでに85%をウクライナに投入している」としていて、ロシアが兵力の調達に苦労しているとの分析を明らかにした。 こうした中、アメリカ政府は、ウクライナ軍に初めてアメリカ製の戦闘機を供与する検討を始めたと明ら

日本時間2022年5月11日午後4時現在で、ロシア軍によるウクライナ侵攻の状況を示した地図。赤い点は交戦中の地点(2022年5月11日作成)。(c)SIMON MALFATTO, SOPHIE RAMIS, KENAN AUGEARD / AFP 【5月11日 AFP】(更新)ロシアが制圧したウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のロシア側当局者は11日、同州をロシアに併合するようウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に要請する方針を発表した。 ヘルソン州の州都ヘルソンは、ロシアによるウクライナ侵攻開始後に最初に制圧された主要都市。ロシアの通信社によると、州当局のキリル・ストレモウソフ(Kirill Stremousov)氏が「ヘルソン州をロシア連邦の完全な支配下に置くよう要請を行う」と表明した。 ストレモウソフ氏は、同州が「年内に」ロシアの完全な統治下に置かれ

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く