タクシーやバス、物流といったクルマを使う業界では人手不足がここ数年で深刻化している。とくにバスの場合は、クルマが大きいという問題や、収入の面以外にも、「利用客」が関係するトラブルが原因で、離職率が高いとの声もある。 バスやタクシー運転士が不足しているという話題はよく聞いていると思う。しかし、単に新規募集をかけても集まらないというだけではなく、離職者もけっして少なくない。離職する理由はさまざまあるが、よくいわれるのが「稼ぎがよくない」ということ。とくにバス運転士は、タクシー運転士とは異なり、「歩合給」というものが存在しないからなおさらのようだ。 【写真】バスマニアの特等席「オタシート」 そして、ここへきて2024年問題。「いままでならば、たとえば“最終バス”まで運転士、車庫で休息を取ってから始発バスを運行して業務終了ということもあり、もちろん“手当”もつきましたが、2024年4月以降、つまり

こないだ路線バスに乗ったら、大学生くらいの若者が降り際の運賃支払いでもたついて運転手を困らせていた。 運転手さんも若者のあまりの鈍臭さにイラついてちょっとキツい口調になってしまって、若者は憮然としていた。 バスを降りた若者はすぐにスマホでバスの写真を撮ったりしていたので、「バスの運転手の対応がひどかった」とかなんとか、SNSにでも書き込むんだろう。 だかな若者よ、お前も路線バスに乗るならせめてちょっとは準備してくれ。真横で見てたけど、やってること無茶苦茶だったじゃねーか。 予備知識ゼロで乗ってきて勘で突破できるほど甘い乗り物じゃねーわ。 ここからはボーッと生きてる全国民に向けて言う。 路線バスの利用方法が多少複雑なのはわかる。難しいよな。 でも、そこに不安があるならPASMOとかSuicaを使ってくれ。交通系ICならチャージされてさえいればバカでも簡単に乗れる。 いま半導体不足の影響で物理


ふらりと立ち寄った、あるラーメン店。こだわりのスープが売り物とか。まだ若い店主の元気な声が響く。ラーメンを注文した客の携帯電話が鳴った。込み入った内容らしい。客は話しながら店の外へ。出来上がったラーメンが席に置かれた。客はなかなか戻ってこない ▼しばらくして席に着いた客がラーメンに手を伸ばそうとした。その時、店主はさっとラーメンの器を引いて、湯気の立つ作りたてに取り換えた。驚く客に「お客さんに、冷めたラーメンは食べさせられませんから」 ▼「2杯分の料金を」との申し出を固辞した店主。そのTシャツの背中に書かれた文字に目が留まった。「一杯入魂」。野球の「一球入魂」のもじりだろうか。なるほど。この店のラーメンがうまい理由が分かった ▼仕事帰りに乗った、ある路線バス。停留所に止まるたび、運転手が車内アナウンスを繰り返す。「週末の金曜日です。1週間、お疲れさまでした」 ▼バスを降りるお年寄りには「寒

愛知県の東名高速道路で、10日、反対車線に飛び出した乗用車が観光バスと衝突し、乗用車の男性が死亡、バスの乗客など45人がけがをした事故で、バスの運転手が事故のあと初めて取材に応じ、「何かが飛んできて、大惨事になるおそれがあったので、それを避けようとハンドルを切った」と、一瞬の対応について証言しました。 バスを運転していた山本良宗さん(68)も頭や肩を打って入院しています。11日、本人と家族の了解を得て、当時の状況について、初めて取材することができました。 事故の瞬間について、山本運転手は「とにかく何かが飛んできた。バスは追い越し車線を走っていたため、ハンドルを右に切ると中央分離帯に当たり大惨事になるおそれがあったので、ハンドルを左に切り、サイドブレーキを引いた」と、記憶をたどりながら一瞬の対応を証言しました。 バスの車載カメラには衝突の瞬間、ハンドルを左に切ろうとする山本運転手の姿が写って
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