カンボジアでの地雷除去活動に貢献したアフリカオニネズミのマガワ。英国の慈善団体PDSA提供(撮影日不明、2020年9月25日公開)。(c)AFP PHOTO /PDSA 【6月6日 AFP】カンボジアでその並外れた嗅覚を発揮し地雷・不発弾除去活動に貢献したアフリカオニネズミ「マガワ」が、5年間の現役生活を終え、好物のバナナとピーナツを楽しむ生活に入ることになった。マガワを訓練したベルギーの慈善団体「APOPO」が5日、AFPに明らかにした。 カンボジアでAPOPOのプログラムマネジャーを務めるマイケル・ヘイマン(Michael Heiman)氏は5日、これまでに地雷71個と不発弾38個を見つけてきたマガワは、「やや疲れてきた」とAFPに語った。「引退させてあげるのが一番だ」 カンボジアでは1975~1998年に大量の地雷が敷設され、数万人が犠牲となっている。APOPOによると、マガワは5年

人間は、自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような「利他的行動」を取ることができます。この利他的行動は脳の活動による生理的現象の1種であり、人間以外の動物も利他的行動を取るといわれています。オランダ国立神経科学研究所(NIN)の研究チームが「ネズミも人間と同じように脳の働きによって利他的行動を選択できる」ことを実験で示しました。 Harm to Others Acts as a Negative Reinforcer in Rats: Current Biology https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(20)30017-8 Rats avoid hurting other rats https://phys.org/news/2020-03-rats.html 研究チームは2つのカゴを隣接させ、それぞれのカゴにネ

83年の歴史に幕を閉じた東京の築地市場では11日から解体工事が始まりますが、敷地内に住み着いた大量のネズミが周辺に拡散するのではないかと地元では不安が広がっています。 長年にわたって鮮魚や野菜を扱ってきた市場の敷地内には大量のネズミが生息し、市場を管理する東京都は、建物の構造が複雑なこともあって生息数は「推定困難」としています。 東京都は、ネズミの拡散を防ぐため市場の周辺に板や金網をはり、敷地内に400個の捕獲かごを設置するなどの対策を進めていますが、完全に封じ込めることは難しいとしています。 地元では解体工事によって餌や住みかを失ったネズミが周辺に拡散するのではないかと不安が広がっています。 市場に隣接する「築地場外市場」にあるたらこなどの魚卵を扱う専門店「田所食品」では、ネズミの侵入を防ごうと換気扇や換気口をトゲのついたシートや金網で覆ったり、隙間を開けないようにシャッターを改装したり

(CNN) 米農務省はグアム島に生息する外来種のヘビ、ミナミオオガシラを駆除する目的で、ネズミの死骸に薬剤を仕込んで空中から散布する実験を実施する。 計画では、鎮痛薬のアセトアミノフェンをネズミに仕込み、グアムにある米空軍基地の敷地内にヘリコプターで散布する。アセトアミノフェン入りの餌を食べたヘビは、72時間以内に死ぬという。 地元紙のパシフィック・デイリーニュースによれば、作戦は今春から開始予定。2010年にもグアムの海軍基地で小規模な実験が行われた。 米魚類野生生物局によると、ミナミオオガシラは成体で体長約2.4メートル、小型の哺乳類やトカゲ類を餌とする。オーストラリアやパプアニューギニアなどが原産だが、第2次世界大戦後に船舶や航空機に紛れ込むなどしてグアムで繁殖し、グアムの森林に生息していた固有種の鳥類の多くを絶滅させた。

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