ドローン事業を手掛けるTerra Drone(東京都渋谷区)は11月7日、クマ避けスプレー缶を搭載したドローンの販売を開始した。ジンバルカメラを搭載する他、遠隔操作でスプレーを噴射でき、距離を取ってのクマ対策が可能とうたう。主に自治体の利用を見込み、講習や保守サービスと合わせて提供する。 カプサイシンを主成分とするスプレーとその噴射機構を390(全長)×390(全幅)×390(全高)mmのドローンに搭載した。電波の届く距離は12km程度。クマから500m~1kmほど離れた場所で操縦し、カメラの映像を見つつスプレーを噴射する運用を想定しているという。クマの背後や側面への回り込みも容易で、風向きによる影響も受けにくいとしている。飛行時間は約10分。 2026年3月をめどに改良モデルも提供する。改良モデルでは飛行時間を約75分に延長する他、赤外線カメラも搭載する方針だ。 関連記事 日本郵便、クマ

スペインのバルセロナ港を出発する人道支援船団(2025年9月1日撮影)。(c)Lluis GENE/AFP 【9月9日 AFP】人道支援物資を載せパレスチナ自治区ガザを目指している船団の主催者は8日遅く、船の一つが無人機らしきものに攻撃されたと述べた。これに対しチュニジア当局は、「無人機は検知されなかった」と発表した。 イスラエルの封鎖に反対してガザに支援物資を届けることを目的とした船団は7日、チュニジアに到着。船団は同国のシディブサイド港から約80キロの地点に停泊していた際、この出来事を報告した。 「グローバル・スムード船団は、主要な船の一つが無人機と見られるもので攻撃されたことを確認した」と主催者がSNSで発表。負傷者はいないという。 AFPの記者によると、チュニジアの海域で火災が発生。火はすぐに消し止められたという。 チュニジアの国家警備隊のフーセム・エディン・ジェバブリ報道官は、調


【エルサレム共同】支援物資を積んでパレスチナ自治区ガザを目指しているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらの船団のうち1隻に無人機とみられる物体が衝突した。船団が9日、SNSへの投稿で明らかにした。乗船者は全員無事だとして「平和的な試みへの妨害には屈しない」と強調した。

名古屋市のスタートアップ企業が「段ボールで作った軍用ドローン」を実用化させようとしています。どのようなものなのでしょうか。 紙だけど速い!2022年2月から今なお続くロシアによるウクライナ侵攻では、様々な小型ドローンが爆弾を搭載して使われました。この現実を受けて日本でも有事を視野に、安価に、かつ短期間で製作できる小型自爆ドローンを持とうという動きが起きています。材料は日常で使われる段ボール紙。「ORIGAMI Drone(折り紙ドローン)」と名付けられ、実用化に向けて動きを見せています。 拡大画像 エアカムイ150(画像:エアカムイ)。 その「メイド・イン・ジャパン」の自爆ドローンは見た目も実際に触ってみても段ボール紙そのものです。全長は約1.7m、横幅は1.8mの機体は両手で軽々と持ち上げることができるほどで、主翼の前縁も段ボール紙らしく丸みを帯びるというよりも角々しさが目立ちます。

中国の国営メディアは、銃で攻撃ができる犬型のロボットやAI=人工知能を搭載した無人機を使った中国軍の訓練の様子を伝え、最先端技術による軍の強化をアピールするねらいとみられます。一方、国際社会では、AIを使ったこうした兵器への懸念が強まっていて規制をめぐる議論が続いています。中国軍はカンボジアで今月16日からカンボジア軍と合同演習を行っていて、国営の中国中央テレビは25日、ロボットや無人機を使った訓練の様子を伝えました。 このうち、兵士がリモコンで操作できる犬型のロボットは歩行動作だけでなく、ジャンプしたり伏せたりすることもできるほか、偵察映像を送ることができるとしています。 また、重さが50キロある大型の犬型ロボットは、背中に装着されたライフル銃で射撃することができ、兵士とともに建物への侵入訓練を行う様子が紹介されています。 訓練では、AIを搭載した無人機も使われていて、無人機が空中から

ウクライナ・オデーサ近郊(CNN) 命中したのはジェットスキーで駆動する水上ドローン6機のみ。これでロシアの誘導ミサイル艦を撃沈した。この攻撃にかかわったウクライナ軍特殊部隊の隊員が、希少なインタビューに応じて明らかにした。ウクライナ国防省情報総局は今月1日、ロシアの小型艦「イワノベッツ」がクリミア半島の黒海に面した入り江でドローンに攻撃され、船体を損傷して沈没したと説明していた。 この攻撃にかかわったドローン操縦士の1人がCNNに語ったところによると、攻撃には「MAGURA」ドローン10機を使い、うち6機が命中してロシア軍艦を撃沈した。 MAGURAはジェットスキーで駆動するドローンで、全長わずか数メートル。だが航続距離は約800キロと長く、ウクライナの海岸線の広大な範囲からクリミア半島の標的に対する作戦を実行できる。 取材に応じたのはコールサインで「13」と呼ばれるドローン操縦士で、

2022年12月に発表された「防衛力整備計画」で、陸上自衛隊が持つ攻撃ヘリコプターは観測ヘリとともに廃止され、無人機に置き換えられる方針が示されました。同時に既存ヘリの武装化などにより、最低限必要な機能を保持するとも。無人機の導入とともに、武装化される既存ヘリはどの機種になるか、新機種の導入もあり得るのかもポイントのひとつといえるでしょう。 【写真】こうなるか! 戦闘向けにアレンジされた新鋭ヘリたちをドアップで 陸自が現在保有する攻撃ヘリはAH-64「アパッチ」とAH-1「コブラ」ですが、1982年度から本格的に配備が進められたAH-1は2024年1月現在、調達された計90機のうち現役なのは50機未満。一方、AH-64は調達計画の失敗により13機しか配備されませんでした。 こうした中、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻で攻撃ヘリがMANPADS(携帯式対空システム)により力

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