【7月25日 AFP】余命宣告されたイスラエル人の女(73)が、ベンヤミン・ネタニヤフ首相をロケットランチャーで暗殺しようと企てたとして逮捕・起訴された。検察が24日、明らかにした。 起訴状によると、女はテルアビブ出身の反政府活動家で、名前は公表されていない。 病状が進行し、これ以上の治療による回復は難しい終末期と診断された後、ネタニヤフ氏暗殺を決意した。現政権からイスラエルを「救う」ために、自らの命を「犠牲にする」ことにしたという。 報道によると、女は男性活動家に暗殺計画を伝え、実行に必要なロケットランチャーの購入を依頼した。検察によると、ネタニヤフ首相の予定、動向、警備体制に関する情報収集についても協力を求めた。 だが、男性活動家は拒否し、説得を試みたが、無駄だと悟ると当局に通報。女は逮捕された。 検察は、女が「殉教者」として死ぬ覚悟があると発言していることからも分かるように、依然とし

アメリカの首都ワシントンで21日夜、銃撃事件があり、イスラエル大使館の職員2人が死亡しました。 この事件で拘束された男は、「パレスチナに自由を」と繰り返していたということで、FBI=連邦捜査局は、テロや、偏見に基づいた犯罪=ヘイトクライムの可能性もあると見て調べています。アメリカの首都ワシントンにある、ユダヤ系の歴史や文化を学ぶ博物館の前で21日夜、銃撃事件があり、男性1人と女性1人のあわせて2人が死亡しました。 警察によりますと、亡くなった2人は、イスラエル大使館の職員で、この日、博物館で開かれていたイベントに参加し、外に出てきたところを撃たれたということです。 容疑者は男1人で、2人を銃撃したあと、博物館の中に入ったところで警備員に取り押さえられたということです。 警察によりますと、容疑者はシカゴに住む30歳の男だということです。 ロイター通信が容疑者だとして配信した映像では、身柄を

「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首への殺人未遂容疑で逮捕された宮西詩音容疑者(中央)=3月14日、東京都千代田区 東京・霞が関の経済産業省前で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)がなたで切り付けられた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職宮西詩音容疑者(30)が「幼少期から政治家に対する不満があった」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。 【写真】暴漢に襲われ、負傷した政治団体代表の立花孝志氏 東日本大震災や東京五輪・パラリンピックを挙げ、政治への不満から殺意を抱くようになったという話もしており、警視庁捜査1課は勾留期限の4日に向け、詰めの捜査を進めている。 捜査関係者によると、宮西容疑者は「幼少期から政治家に対する漠然とした不満があった」と供述。東日本大震災に触れ「政治は国民を見捨てた」、新型コロナ下での東京五輪・パラリンピックについて「大惨事

14日夕方、東京・霞が関の財務省の前で行われていたデモのそばで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏がいきなり刃物で襲われ、けがをしました。その場で逮捕された30歳の男の容疑者は「立花氏を殺そうと思った」などと供述していて、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。 14日午後5時すぎ、財務省の前で行われていたデモの近くで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が突然、近づいてきた男に刃物で襲われました。 警視庁によりますと、男は立花氏に向かって刃渡り16センチほどのナタのような刃物を振り下ろし、立花氏は頭と耳などに切り傷を負いました。 その場で逮捕されたのは、自称、東京・杉並区の無職、宮西詩音容疑者(30)で、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。 宮西容疑者は、支援者などと写真撮影を行っていた立花氏に近づき、自分の順番になったところでいきなり切りつけた

ロシアの首都モスクワの通りで17日、爆発があり、ロシア軍の幹部ら2人が死亡しました。ウクライナの治安当局は、前日、この幹部について戦争犯罪の疑いがあると発表していて、ウクライナ側が実行したという見方が出ています。ロシアで重大事件を扱う連邦捜査委員会は17日、首都モスクワの通りで爆発があり、2人が死亡したと発表しました。 発表によりますと、死亡したのはロシア軍で生物・化学兵器などを担当する部隊のトップ、イーゴリ・キリロフ中将と、その補佐官で、住宅の玄関付近に仕掛けられていた爆発物が爆発したということです。 連邦捜査委員会は、テロ事件として捜査を開始したと明らかにしました。 今回の事件の背景はわかっていませんが、ウクライナ保安庁は、前日の16日、キリロフ中将について「禁止されている化学兵器を大量に使用した責任者だ」としたうえで、中将の命令によって化学兵器が使用された例は4800件以上で、戦争

アメリカ ハワイ島の空港で手投げ弾を機内に持ち込もうとしたとして、日本人の容疑者が現地の警察に逮捕され、この影響で空港の利用客が一時、避難する事態になりました。 ハワイ州最大の島、ハワイ島の警察によりますと、逮捕されたのは日本人の41歳の男の容疑者です。 現地時間9日の早朝、ヒロ国際空港で出国時の手荷物検査を行った際、手投げ弾に似たもの2つが荷物から見つかり、空港の利用客などを避難させたうえで、爆発物処理班が詳しく調べました。 その結果、荷物に入っていたのは実物の手投げ弾で、爆発のおそれはないことが確認されましたが、この影響で空港の利用客や従業員は、1時間20分にわたってターミナルビルから避難する事態となりました。 警察は、日本人の容疑者を重罪にあたる「第1級テロ脅迫」の疑いで逮捕し、なぜ荷物に手投げ弾を入れていたのかなどについて調べています。 警察や空港の警備当局は、模造品を含むあらゆる

【読売新聞】独立系メディア報道ロシアの首都モスクワ郊外のコンサートホールで発生したテロを巡り、対応した当局に不手際や施設設備に不備があった可能性が次々と浮上している。露独立系メディアなどが報じている。こうした問題が重なり、少なくと

200人余りの死傷者が発生したロシア・モスクワの大型公演会場テロ現場から生き残った人々の生々しい証言が次々と伝えられている。彼らは「生き残るために死ぬふりまでしなければならなかった」とし残酷な瞬間を伝えた。 【写真】モスクワ「クロッカス・シティーホール」で銃撃を加えているテロ犯たち 22日(現地時間)、モスクワ郊外周辺の公演会場でロシアのロックバンド「ピクニック」のコンサートが開催された。7000人に達する人々が集まったこの場所をテロ犯が襲った。テロ犯は無差別的に銃を乱射し、銃声と同時に観客は倒れた。 テロはコンサート開始数分前に起きた。現場にいた人々は「最初は銃声がショーの一部だと考えた」と証言した。妻と一緒に公演会場に訪れたアンドレイさん(58)はテロ当時、2階カフェにいた。銃器乱射が始まるとアンドレイさん夫婦は2階の柱の後ろに隠れた。アンドレイさんは英国日刊タイムズとのインタビュー

イスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃を、一部の投資家が事前に知っていた可能性がある――。そんな説が浮上し、イスラエル当局が調査を表明している。 こうした説を唱えているのは、米ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア氏と米コロンビア大学のジョシュア・ミッツ氏。イスラエル経済の悪化を見越した投資家らが賭けに出て、大金を手にした可能性があるとしている。 この2人の研究者は、66ページにわたる報告書で、襲撃の直前にイスラエルのテルアヴィヴ証券取引所で「空売り」が「劇的に急増した」と指摘。そのレベルは、「金融危機後の不況、2014年のイスラエル・ガザ戦争、新型コロナウイルスの世界的大流行など、他の数多くの危機の時期をはるかに上回っていた」という。

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