(CNN) シリアのアサド大統領の失脚を受け、ロシアが軍装備品や兵員の大規模撤収を始めたことが分かった。諜報(ちょうほう)に詳しい米当局者2人と西側当局者1人が明らかにした。 【画像】装備品を積載するロシア軍用機を示す衛星画像 当局者らはロシアの撤収について、大規模かつ重要な動きだと指摘。撤収が始まったのは先週だが、恒久的なものになるかどうかは不明だとの見方を示した。 欧米の諜報が示唆するところでは、ロシアの当局者は現在、シリアの実権を掌握した主要反体制派「シャーム解放機構」(HTS)が一部主要基地へのロシアの残留を認める何らかの交渉による解決に前向きかどうか見極めている。候補となる基地の中には、ラタキアのフメイミム空軍基地やタルトゥスの港湾施設も含まれるという。 クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は先週の記者会見で、シリア首都ダマスカスの反体制派と接触していることを明らかにし、

まとめ シリア内戦で首都ダマスカスが陥落し「アサド政権崩壊」→市内に脱ぎ捨てられた軍服に「ベトナム戦争で見た」「歴史は繰り返..韓国の戒厳令には驚いたけど、シリアはさらに大変な状況になってた 54313 pv 150 49 38 users 31 モーリー・ロバートソン @gjmorley シリア政権崩壊、ロシアの影響力に危機 駐留基地存続に懸念も jp.reuters.com/world/security… 「タルトゥース基地はロシアにとって地中海で唯一の修理・補給拠点で、ロシアはここを中継基地として民間軍事会社をアフリカに送っている。」←ワグネルのアフリカ展開を維持する上で重要な中継地です。 2024-12-09 14:38:22 リンク Reuters Japan シリア政権崩壊、ロシアの影響力に危機 駐留基地存続に懸念も シリアのアサド政権が崩壊したことを受け、これまで同国の強力

ロシアを後ろ盾としてきたシリアのアサド政権の崩壊は、ロシアがウクライナ侵略に注力するあまり自身の「勢力圏」の防衛に手が回らなくなっている実情を改めて浮き彫りにした。ロシアはこれ以前にも、ウクライナ侵略を背景に同盟国アルメニアの離反を招いていた。ウクライナの戦場でロシアは優勢にあるものの、その代償として失っているものは大きい。ロシアは2015年、シリア内戦に軍事介入し、反体制派勢力を空爆。劣勢にあったアサド政権軍を優勢に導いた。ロシアは介入の見返りとして、旧ソ連時代から租借してきたシリア西部タルトスの軍港に加え、新たに北西部ヘメイミーム空軍基地の使用権を獲得。地中海や中東、北アフリカなどに軍事的影響力を行使する拠点としてきた。 アサド政権の崩壊を招いた要因の一つには、ロシアがシリア駐留軍の戦力や兵器を引き抜いてウクライナに投入した結果、反体制派への抑止力が低下したことがあると分析されている

シリア・アレッポでアサド大統領の肖像を引きはがす反体制派の戦闘員/Mohammed Al-Rifai/AFP/Getty Images (CNN) 「我々の指導者は永遠に」。これは現在のシリア大統領の父親であるハフェズ・アサド氏の大統領時代にシリアでよく目にしたスローガンだった。 気難しく厳格なシリアの指導者が永遠に生き続けるという見通しは、1980年代後半から90年代前半にかけてシリア・アレッポで暮らし働いていた筆者のシリアの友人の多くにとって、暗いユーモアの源泉だった。 ハフェズ氏は2000年6月に死去した。結局、ハフェズ氏は不死身ではなかった。 しかし、ハフェズ氏の政権は息子のバッシャール・アサド氏の指導の下、存続している。 バッシャール氏の政権の存続が危ぶまれた瞬間もあった。11年に「アラブの春」と呼ばれた民主化運動が中東全域に広がり、チュニジアやエジプト、リビアで独裁政権が倒れ、

内戦が続くシリア北部イドリブ。NurPhoto提供(2022年3月13日撮影)。(c)Rami Alsayed / NurPhoto via AFP 【3月15日 AFP】在英NGOのシリア人権監視団(SyrianObservatory for Human Rights)は15日、ウクライナに侵攻したロシアが、シリア軍関係者やシリア政権側の民兵組織員ら志願兵約4万人分のリストを作成したと伝えた。このほか、シリア政権側を通じて1万8000人が志願しているという。 同監視団によると、ロシア軍側は、シリア軍や政権側民兵組織と調整して、シリア国内の体制支配地域で志願兵の登録事務所を開設した。監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「ウクライナでロシア側と共に戦うために4万人以上のシリア人が登録した」と述べた。ロシア政府は先週、シリアからを含め、国外からの義勇

ロシアのプーチン大統領がウクライナに外国の戦闘員を送り込む方針を示す中、内戦が続く中東のシリアから報酬を目当てにしたよう兵としてウクライナへ向かおうとする動きが出ていて、現地での戦闘の激化を招くおそれがあります。 シリアでは、ロシアが後ろ盾になっているアサド政権の協力のもと、ロシア側に立ってウクライナでの戦闘に参加するよう兵の募集が各地で進められていて、現地の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、すでに4万人以上が登録したということです。 現在、戦闘経験に基づいた選考が行われているとみられ、一部は、ロシア軍が駐留するシリアの空軍基地からすでに現地に派遣された可能性があるということです。 こうしたよう兵の募集が行われている南部のスウェイダでは12日、ウクライナに軍事侵攻したロシアを支持する集会が開かれました。 集会では、プーチン大統領とアサド大統領が一緒に写ったポスターが掲げられ

Turkey's downing of Russian warplane - what we know (2015年11月25日23時15分閲覧) http://www.bbc.com/news/world-middle-east-34912581 トルコによるロシア軍機撃墜 - 分かっていること (画像:ロシアは軍用機によるシリアからの越境とトルコ領空侵犯を否定した) ウラジミール・プーチン・ロシア大統領はシリア・トルコ国境地帯でのロシア軍機を撃墜したトルコを非難したロシア政府が9月にバッシャール・アル・アサド大統領の敵対勢力に対する空爆を始めて以来、ロシア機がシリアで撃墜されたのはこれが最初である。 何が起きたのか?ロシア・トルコの双方とも、トルコ=シリア国境地帯で、トルコ軍のF-16によって、11月24日にロシアのSu-24(全天候型攻撃機)が撃墜されたと述べている。 (動画:トル

内戦が続くシリアと隣国トルコとの国境付近で、ロシアの爆撃機がトルコ軍に撃墜された事件で、ロシア側は爆撃機の乗員など合わせて2人が死亡したことを明らかにし、トルコとの軍事的な接触を中断するなど事実上の対抗措置を打ち出しました。 プーチン大統領は、ロシア機は領空侵犯はしていないと強調したうえで、「テロリストの手先がロシアの爆撃機を背後から襲った。2国間関係に深刻な影響を与えるだろう」と述べ、トルコを強く非難しました。ロシアのラブロフ外相は25日に予定されていたトルコ訪問を急きょ取りやめ、ロシア国民に対しトルコへの旅行を控えるよう呼びかけたほか、ロシア軍もトルコとの軍事的な接触を中断するなど、事実上の対抗措置を打ち出しました。 一方、トルコのエルドアン大統領は「トルコが自国の国境を守ることを各国が尊重しなければならない」と述べ、ロシアの爆撃機がたび重なる警告を無視して領空侵犯を続けたため撃墜した

【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は13日、シリア領内への空爆を続けるロシアを攻撃し打倒すると誓う音声声明を発表した。 【図解】ロシアのシリア空爆、対象は全ての反体制派 専門家ら指摘 ISのアブ・モハメド・アドナニ(Abu Mohamed al-Adnani)報道官はインターネット上に投稿した音声メッセージで「ロシアは敗北する」と語った。さらに、「あらゆる場所にいるイスラム教徒に対し、ロシア人と米国人に対する聖戦を開始する」よう呼び掛けた。 ISはシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領を退陣に追い込むだけでなく、同国内で国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のシリア武装組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」の優位に立ちたいという狙いもある。ロシアは同日、自国の空軍が過去24時間にシ

シリアでロシア軍が行っている空爆について国際的な人権団体は、国際的な条約で使用が禁止されているクラスター爆弾が使われたと批判し、ロシアに対して使用をやめるよう求めました。 これについて国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は10日、今月4日に北部のアレッポ周辺で行われた空爆でクラスター爆弾が使われたとする報告書を発表しました。それによりますと、アレッポ近くの村ではパラシュートで落下するロシア製のクラスター爆弾の一部が見つかっており、ロシア軍が使用したか、ロシア軍の提供を受けてシリア軍が使用したと指摘し批判しています。 クラスター爆弾は多数の小型爆弾が広い範囲に飛び散り、不発弾として残って市民生活に長期的に被害を与えることから、使用を禁止する国際的な条約が5年前に発効しています。しかし、ロシアとシリアはこの条約に加盟しておらず、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は「ロシアとシリアはク
中東・イスラーム学の風姿花伝 池内恵(いけうち さとし)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。予想外に評判となってしまったFC2ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝(http://chutoislam.blog.fc2.com/)」からすべての項目を移行しました。過去の項目もここから全て読めます。経歴・所属等は本ブログのプロフィール(http://ikeuchisatoshi.com/profile/)からご覧ください。 メニューとウィジェット

続々と配備されるロシア空軍機先日の小欄「内戦続くシリアにロシアが軍事介入を開始?」で紹介したように、ロシアは8月半ば頃からシリアにロシア軍を展開させ始めたと見られる。 その後もロシア軍はシリアへの展開を強化し続けているようだ。 最も顕著なのは、アサド一族の出身地であり、現在も重要な支持基盤である北西部ラタキア県のバーシィル・アサド国際空港である。 9月以降、ロシアは同空港の拡張工事を行うとともに、強力な航空戦力を配備しつつある。 先週末、同空港にロシアがSu-30SM戦闘爆撃機4機(1個小隊)を配備したと伝えられたのを皮切りに、今週に入ってからSu-25攻撃機12機(1個飛行隊)の配備が衛星写真で確認された。 アサド空港に展開したSu-30SM戦闘爆撃機とSu-25攻撃機アサド空港で撮影されたSu-30SM(手前)とSu-25(奥)Su-30SMは現在ロシア空軍や海軍航空隊が導入を進めてい
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