オーストラリア政府は5日、2030年の運用開始を目指す海軍の新型フリゲート艦に、日本の三菱重工業が開発した「もがみ型」を採用すると発表した。「能力の要件と戦略的ニーズに迅速に対応できる最適な艦艇」と評価した。今後、導入に向けて日豪が共同開発を進める。 日本にとって完成品の装備品輸出は、20年にフィリピンへの三菱電機製の防空レーダー輸出が決定して以降、2例目。日豪は近年「準同盟国」として安全保障面での連携を強化しており、協力がさらに進むことになりそうだ。 豪州は中国の海洋進出を念頭に、老朽化したフリゲート艦に代わる新型艦11隻を導入する計画を進めている。予算は最大100億豪ドル(約9500億円)規模。昨年11月には共同開発国の最終候補を日本とドイツに絞り込み、25年中に選定すると発表していた。 日本は、三菱重工業が開発した海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)をベースにした共同開発を

オーストラリア国防省は、海軍のフリゲート艦に中国の駆逐艦が強力な音波を発し、潜水作業をしていた兵士がけがをしたとして、「危険な行為だ」などと抗議する声明を出しました。 オーストラリア国防省の声明によりますと、今月14日、日本のEEZ=排他的経済水域で任務にあたっていたフリゲート艦が、プロペラに漁網が絡まったために、一時停止して、兵士が潜水作業を行っていたところ、中国の駆逐艦が接近してきたということです。 オーストラリア側は潜水作業が行われていることを知らせ、近づかないよう求めていましたが、中国側は近づき強力な音波を発したということです。 これによって、潜水作業にあたっていた複数の兵士が耳に軽いけがをしたということで「危険でプロフェッショナルではない行為だ」と、中国側に抗議しています。 今月初めには、オーストラリアのアルバニージー首相が首相としては7年ぶりに中国を訪れて、習近平国家主席と会談


7月28日、新型コロナウイルス渦で閉じた国境をオーストラリアが再開したことをきっかけに、国民の幸福度が高いことで知られるブータンから同国に渡る学生が急増している。写真は首都ティンプーの住宅街。2017年撮影(2023年 ロイター/Cathal McNaughton) [シドニー/カトマンズ 28日 ロイター] - 新型コロナウイルス渦で閉じた国境をオーストラリアが再開したことをきっかけに、国民の幸福度が高いことで知られるブータンから同国に渡る学生が急増している。若者の失業率が2桁に上昇するなど、国内で経済面の「不幸度」が高まっているためだ。 ブータンからオーストラリアにやって来た学生は5月までの11カ月間だけで1万2000人を突破。これはブータンの総人口の約1.5%に当たる。最近の渡航組の大半は西オーストラリア州のパースに落ち着き、保育やホスピタリティー、会計などを専攻する課程に進んでいる
米豪主催で日韓インドネシアが参加 兵站を重点に従来の4倍規模の装備物資輸送 米軍兵站指揮所を始めて海外に設置 日本の補給拠点も有事用に再構築予定 4月7日付Defense-Newsは、米陸軍が7月から豪州を中心に行う隔年実施の米豪共同陸軍演習「Talisman Sabre」を、対中国を想定した兵站(物資輸送・補給・維持整備)に特化した演習として計画しており、日韓インドネシアを巻き込み、装備物資輸送量が従来比4倍規模になる史上最大規模の兵站演習になろうと紹介しています 先日取り上げたように、米陸軍は大きな課題となっている対中国作戦の兵站支援問題や、ウクライナの教訓から兵站改革の必要性を痛感し、陸軍内に専門の改革チームCFT(cross-functional teams)を創設して、米本土から遠く、かつ厳しい戦いが予期される戦域での「contestedlogistics」戦略や実施計画を煮詰

会談に臨む岸田文雄首相(右)とオーストラリアのアルバニージー首相=27日午前10時19分、東京都港区の迎賓館(代表撮影) 岸田文雄首相は27日午前、オーストラリアのアルバニージー首相と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。アルバニージー氏は「安倍氏の逝去は悲劇的な損失だった。多大なる尊敬を集めた国際的なステーツマンだった。(日米豪印4カ国の枠組み)『クアッド』の対話も、安倍氏のリーダーシップなくして開始できなかった」とたたえた。 会談終了後には、ハワード、アボット、ターンブルの各元首相も加わり、日豪両首脳とともに5人で写真を撮影。岸田首相は「日本とオーストラリアは強固な信頼で結ばれ、地域の安定と繁栄を支える同志国の中核となった。これは皆さまと安倍元首相が共に成し遂げた、大変大きな功績だった」と述べた。

日仏外務・防衛担当閣僚協議でフランスのルドリアン外相(画面左上)、パルリ国防相(同右上)とのオンライン会議に臨む岸信夫防衛相(右)と林芳正外相=外務省で2022年1月20日午後9時35分、手塚耕一郎撮影 米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設に伴う潜水艦共同開発計画の破棄を巡る問題で、フランス外務省は22日に発表した「インド太平洋戦略」の改定版で、オーストラリアをインド太平洋戦略上の「パートナー国」から、その他の2国間パートナー国に格下げした。一方、豪州に代わり、日本をインドに次ぐ戦略上のパートナー国として明記した。 今年前半の欧州連合(EU)の議長国を務めるフランスは22日、EUとインド太平洋地域との関係強化を目指す閣僚会合をパリで開催した。会合に合わせ、2018年に発表した自国のインド太平洋戦略を改定した。改定版によると、豪州とはAUKUSを巡る問題が生じたとし、今後は「

オーストラリアの兵士がアフガニスタンの子どもを殺しているように見えるフェイクの写真を、中国の政府高官が30日、ツイッターに投稿した。オーストラリアは同日、謝罪を求めた。

6月19日、オーストラリアのモリソン首相は、同国の幅広い組織が「国家を基盤とする」高度なサイバー攻撃を何カ月も受けており、最近になって攻撃が強化されたと明らかにした。写真は2月28日、シドニーで撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott) [シドニー 19日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は19日の記者会見で、同国の幅広い組織が「国家を基盤とする」高度なサイバー攻撃を何カ月も受けており、最近になって攻撃が強化されたと明らかにした。関係筋によると、豪政府は中国が背後にいるとみている。
かつて、ニュージーランドでも脱走した羊のシュレックが巨大毛玉となって6年後に発見され話題となったが、同様のケースが発生したようだ。 オーストラリア、タスマニア島で火災が発生し、ある農場から1頭の羊が行方不明となっていた。その羊が7年ぶりに発見されたという。 羊毛の為に飼育されている羊は、年に1度毛刈りをしないとどんどん毛が伸びていってしまう。7年分の毛を身に着けた羊のプリックルスは、とてつもなく巨大化していた。 Shear genius: Prickles the sheep donates her fleece 2013年に発生した火災で行方不明になった羊“プリックルス” タスマニア島でダナリー農場を運営しているアリス・グレイさんは、今年4月10日に息子の6歳の誕生日を祝うため、自身の農場でBBQの準備をしていた。 その時、少し離れた場所に白くて大きな丸い塊があるのを見たアリスさんは、や

【1月29日 AFP】オーストラリア政府は29日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中国・武漢(Wuhan)内外にとどまっている豪市民らを避難させ、難民申請者を収容する施設がある同国領クリスマス島(Christmas Island)に隔離する方針であると明らかにした。 豪当局によると、武漢および周辺には現在およそ600人のオーストラリア人がいると判明しており、スコット・モリソン(Scott Morrison)豪首相は子どもや高齢者らを優先的に避難させるとしている。 モリソン氏は隔離が14日間となる見通しのほか、オーストラリアがニュージーランドと協力し、太平洋諸島諸国の市民の避難を支援する意向を示したが、「現時点での最優先事項はオーストラリア人の安全だ」と強調した。 クリスマス島はボートなどでオーストラリアに入国しようとした難民申請者を収容する施設があり、批判の的となっている。モリソン氏は「

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