ナイジェリア北西部ナイジャ州で8月30日、食料品店の女性店員がイスラム教の聖典コーランや預言者ムハンマドを冒瀆したとして、群衆に焼殺される事件があった。警察当局が捜査している。英BBC放送が報じた。 地元メディアは目撃者の話として、ある男性が女性に冗談交じりにプロポーズしたのに対し、女性の断り方が冒瀆的だとみなされ、襲撃されたと報じた。ナイジェリアの北部地域では近代法とシャリーア(イスラム法)が併存しており、シャリーアでは冒瀆は死刑とされている。 ナイジェリアでは2022年にキリスト教徒の大学生が、23年に精肉店主が冒瀆の嫌疑をかけられて殺害されている。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは「冒瀆の追及が個人的な恨みを晴らすために使われることが多い」と指摘している。

近年、日本に暮らすイスラム教徒が増えるにつれ、教義に則った土葬墓地への需要が高まっている。大分県の別府ムスリム協会は土葬墓地の建設を求めているが、地元の日出町の町長らの反対で難航している。 墓地建設に対する抵抗感の背景には、ネット上で拡散されるイスラム教への誤解があると中国紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は指摘する。 教義に沿って死者を葬りたいという日本のイスラム教徒(ムスリム)の願いが、ソーシャルメディアの敵意の波にさらされている。 2020年9月当時、大分県を拠点とする別府ムスリム協会の人々はムスリムのための土葬墓地建設の許可が同県日出町の行政から、まもなく得られるだろうと考えていた。 だが現在に至るまで、承認は下りていない。同協会の代表ムハンマド・タヒル・アッバス・カーン(57)はそのことを嘆いている。土葬が法律で禁止されていない日本で、自分たちの率直な要望が認められないの

イスラム教指導者(イマーム)の中で、世界で初めて同性愛者であることを公言したとされるムフシン・ヘンドリクス氏(57)が15日、南アフリカで銃撃され殺された。 ヘンドリクス氏は南ア・ケープタウンで、同性愛者など社会から疎外されたイスラム教徒にとっての安全な場所となるモスク(礼拝所)を運営するなどしていた。

イランで2022年に反政府デモに参加した後に死亡した10代の少女が、イランの治安部隊に所属する男性3人に性加害を受けて殺害されたとする報告書をBBCが入手した。治安部隊がまとめたものとみられる。(文中一部敬称略)

「ヘジャブを着けるな」。農業経営を学びたいと来日したイスラム教徒の女性にかけられたのは、心ない言葉だった。深刻な人手不足を補うため国が創設した特定技能制度だが、今も現場では人権侵害と指摘されるケースが後を絶たない。「もう限界」。女性は恐怖感から逃げるように退職した経緯を明かした。 農業経営を夢見て日本語学び デア・ウィディヤニンシさん(25)は、インドネシアの首都ジャカルタから東へ約200キロ、西ジャワ地方のマジャレンカという農村で生まれ育った。将来はコメ農家を営む父の後を継ぎ、機械化による大規模な農業経営に取り組みたいという夢を抱いた。 高校生の時、インターネットで日本の農業は機械化が進んでいるという記事を読み、日本に憧れた。インドネシアの農業大学を卒業し、日本語も学んだ。2022年11月、特定技能の在留資格で来日。鹿児島県内で農園を営む会社に就職した。創業者の娘や夫らが中心の親族経営


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