日本将棋連盟の羽生善治会長(54)は1日、記者団に対し、6月の任期満了で続投せず、1期で退任することを明らかにした。3~4日の役員(理事)予備選立候補受け付けには届け出ず、理事にも残らない。後任については「誰が立候補するのかは公になっていないが、若い世代の人に頑張ってもらいたい」と述べるにとどまった。 退任理由は「昨年、日本将棋連盟創立100周年という大きな節目を迎え、周年事業が3月末で終了した。自分自身、できる仕事、やることはかなりやり切った。将棋界は今後は次の若い世代の人たちに委ねていきたいと考えた」と説明した。
