夜のとばりが下りてなお、歓楽街を離れようとしない酔客の歓声をかき消すように男たちの怒号が響いた。10月上旬、和歌山市の歓楽街「アロチ」で、指定暴力団神戸山口組傘下の3次団体「紀州連合会」の松下功会長(50)が集団暴行を受け、搬送先の病院で死亡した。松下会長が直前、同市を拠点とする指定暴力団山口組系の組長が出入りする飲食店でトラブルになっていたことから、和歌山県警は暴力団同士の抗争事件の可能性もあるとみて捜査。慎重な裏付けの末、傷害致死容疑で組員数人を逮捕した。山口組が分裂してすでに1年。“全面戦争”を避けるため、両者の執行部は不用意ないさかいを起こさないように指示しているとされるが、最前線では火だねがくすぶり続け、一触即発の状態が続いている。 「男たちが怒鳴り声を上げてもめている」。そんな通報が県警にもたらされたのは9日午前1時ごろだった。すぐに和歌山東署員が現場に駆けつけたが、路上には

カレー専門店の「CoCo壱番屋」を展開する会社から廃棄処分を依頼された冷凍のビーフカツを処分せず、横流ししていたとして、愛知県稲沢市の業者が廃棄物処理法違反の疑いで捜索を受けた事件で、業者は、依頼された5日後に、すべて廃棄したとする事実と異なる説明を会社側にしていたことが、警察への取材で分かりました。警察は今後、業者から事情を聴く方針です。 警察は14日夜、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーの本社を捜索しました。警察によりますと、ダイコーは、去年10月に廃棄処分を依頼されましたが、その5日後にすべて廃棄したとする事実と異なる説明を「壱番屋」にしていたということです。 壱番屋によりますと、ダイコーとは15年前から廃棄物の処理で取引があったということです。警察は今後ダイコーの責任者からも事情を聴いて、横流しが行われた詳しいいきさつを調べることにしています。

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