暑いですね。金曜日夜間立ち合い、パリオリンピック、暑さで寝不足ですね…。暑さのせいで蝉しぐれももう収まってしまったのでは?
あまりコンディションの良くない(大げさ)今週末ですが、帰省とか他にも行く予定があったりなので「描く人、安彦良和」展見に行くことにしました。10時開館ですが、10時前にやっとこ出発。11時くらいに岩屋駅到着。「HEROS展」以来なので3年ぶり?…2年ぶりでした。

阪神電鉄岩屋駅。前回気づかなかったけど、線路と上り下りのホームの位置関係珍しいですね。
暑いです。暑いですが南北に強い風が吹いて、吹いてると涼しいですね。

着きました。兵庫県立美術館。



この裏側のは「王道の狗」というマンガだそうです

たまたま?「北斗の拳大原画展」も同時開催!

1階です。ここの右手の階段上っていく感じです。

これは「ナムジ」。ここから2回くらい曲がるんですよね。じらしますね。いけずですね。

この階段を上がってきて、入り口を入ると…

これを入ったらチケットのもぎり。ここからは撮影禁止でした!
音声ガイドは安彦良和ファンだという、池田秀人氏!「ええい!ままよ!」とはならず買いませんでした(笑)
生い立ちから入ってるんだけど、中3の時の、高校受験用のまとめノートが3冊展示されているんだがもうそれが学習参考書レベルのまとめと画力でした。ノートそのものがすごいけど、それをとっておくっていうのもな…
「静かなるタホ河の流れ」なるマンガをノートに描いて、描き切って漫画家になるという夢はやめたらしい。かなり手塚治虫に影響を受けた画風で興味深かった。
アニメ時代のはキャラクター・メカのラフ・決定稿・企画書などとLP・ポスター等の原画。うまいなぁ。絵コンテがたくさん掲示されていて、その絵コンテに基づいたシーンをところどころで上映していた。「劇場版ヤマト2」では森美雪を抱き上げてシートに乗せ、敵戦艦に突入していくシーン、ガンダム最終回のアムロとシャアの生身の決闘シーン…
「Zガンダム」のキャラデザインも安彦さんだったのね、てっきり北爪さんだとおもってた

2章と3章の間だったかな、メッセージボードコーナーがあり、一般人は別のボードに付箋でメッセージを遅れました。

おお、原哲夫先生!

おお!麻宮騎亜!オタクのなり始めだった40年強前に戻り、キュンキュンしますな(他の人らは全然わかりませんでした)
たっぷりガンダムのコーナーをすぎるとその他アニメのコーナーへ。「クラッシャージョウ」「ダーティペア」「巨神ゴーグ」「アリオン」「ヴィナス戦記」…実現しなかった企画書なども展示されてました。
「ダーティペア」の衣装、今見るとエロいですね(笑)
「巨神ゴーグ」、胸にあのような構造があって、かつあのようなエピソードがあったのですね。1,2話ちょっと見た、レベルだったので頭の上に主人公たちが乗ってるイメージはありましたね。
次はマンガのコーナー。「虹色のトロツキー」や「アリオン」は知ってた(読んでない)けど、他にも色々描いてたんですねぇ。
そして再びアニメーターの章。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を購読してなかったら見に来なかったかもな~。「ククルス・ドアンの島」も関与されてたんですね。知らなかった。
いつもこのような展覧会は大体ショップまで見て1時間前後と、狙ってなくても自然とそれくらいになるのですが、本展は絵コンテと映像見比べなどをしてた結果2時間弱の鑑賞となりました。
片方は補助の杖を持ったおじいさん2人が観ながら歩いてきて、
「オレ、ホワイトベースのゴテゴテした感じが好きやねん。xxxxとかはシュッとしすぎててな」
「ああ木馬ね。(シュッとしてるというのは)あとのアーガマとか?」
みたいな会話をされてた。知らない戦艦名だったので小生が未チェックの新機動戦記ものも視聴されていたのかもしれない。そういえば「Vガンダム」の母艦もなんだったか覚えてないや。ラー・カイラムでもなかった。
おいくつくらいなんだろう。ファーストガンダムの頃小生は小1、劇場版を観に行った20くらいの学生だったとしたら13,4歳差。ただいま64歳くらいか?お疲れ様です、先輩。杖がないと歩けない、というほどではなさそうだったけどないとしんどいんでしょうな。「『GIANT ROBOT』展の方もご覧になりました?」と内心問いかけながら場を離れました。
図録やパンフレットはかさばるので20年前くらいから買わないようにしてるんだけど、こうやって振り返ってみると買っても良かったかな…。図録は4,400円、パンフレットは2,200円でした。後から買ったら良かったかな、と思ったのは春画展以来。
入口にあったホワイトベーススタッフを描いたポストカード、どうしようかなと思ったけど多分飾らないので


これにしました。クリアファイル。550円。これのポストカードがあればよかったけどな。これを描いているムービーも流されてました。
小生は550円ぽっちの買い物ですが前のダンナは45,000円くらい買ってました。何買ったんだよ(笑)
「はじめに」のコメントで安彦良和先生、「学芸員さんに『回顧展とは今も進行している状況から過去を振り返るもので、終わったものではないですよ』と言われて納得してお話を受けた」という主旨の述懐があった。84歳にして現役バリバリ、まだ仕事する気ですごいですねぇ。こっちは「まだ定年まで10年、オレらの頃は15年か…」なんて考えてて身につまされました。
最後に大阪駅で途中下車。7月31日オープンしたKITTE大阪と大阪イノゲート。大阪イノゲート側に、荒木飛呂彦先生初のパブリックアートを観に行きました。「噴水小僧」。

「JOJOLANDS」のキャラ?かな3巻までネットカフェで読んだんだけど…
左のスタンドはホワイトスネイク?右のはソフト&ウェット?ちょっと最近のヤツのは自身が…
この後帰路に就いたらゲリラ豪雨に見舞われました(濡れず)。雨、何日ぶりだったろう?
ともあれ、あ~楽しかった!正直、安彦良和ファンというほどのこともないのですが、それでもかなり楽しめましたよ!
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