AO.の音楽と楽器とお仕事とたくさんの物欲。

神がかった物欲衝動と趣味のまま長年継続している音楽活動に関する気ままなブログ。と、ビジネス中心度読書感想文。音楽中心かもしれないし、突き動かす物欲衝動で様々なものをレビューとかしてみようと思います。

トップ>スニーカー>On Cloudmonsterレビュー｜これ、本当に"ランシュー"なの？｜快適すぎる履き心地に驚く

2025-09-28

On Cloudmonsterレビュー｜これ、本当に"ランシュー"なの？｜快適すぎる履き心地に驚く

「あのソールの穴、何？」

最近、街中で妙に目がいくスニーカーがある。IT企業のマネージメントという仕事柄、長時間デスクに座りっぱなしで運動不足気味な僕が、珍しく「これ、気になるな」と思ったのが、On（オン）のスニーカー、特にCloudmonsterだ。

あの独特な、まるでドーナツを半分に切ったような形のソール。最初見た時は正直、奇抜なデザインにしか見えなかった。でも、ふと気づくと、コーヒーショップの店員さんや、海外出張先で出会うスマートなビジネスパーソン、そして週末にファミリーキャンプを楽しむアウトドア好きの友人まで、色々な人が履いているのを見かけるようになった。

そして先日、ついにその正体を知る機会があった。あのソールの「穴」は、ただのデザインではなく、On独自のクッショニング技術「CloudTec®（クラウドテック）」の核となる部分だったんだ。

On Cloudmonsterの「穴」の正体とは？

正直、初めてCloudmonsterのソールを見た時、僕はドラムのペダルやアメカジのデニムをデザインするようなガジェット的な視点で見ていた。でも、実はこの「穴」は、Onが創業以来追求してきた「まるで雲の上を走るような」感覚を具現化するための、超ハイテクなクッションパーツだったのだ。

CloudTec®は、着地すると雲（Cloud）のようなパーツが潰れて衝撃を吸収し、離陸する瞬間に硬いプレートが反発力を生み出すという仕組み。これにより、まるで足元に推進力を与えられているかのような、スムーズで力強い一歩が生まれる。

この技術は、IT業界でいうところの「ハードウェアとソフトウェアの完璧な連携」に似ている。ただ単に柔らかいクッションを入れるのではなく、着地と蹴り出しという一連の動作をデータに基づいて解析し、最適な形でサポートする。理屈で考えると、「そりゃ、履き心地が良いわけだ」と納得できる。

ランニングから普段履きまで！Cloudmonsterが持つ二つの顔

本来、Onはスイスの元プロトライアスリートが立ち上げた、ガチのランニングブランドだ。当然、Cloudmonsterも高いパフォーマンスを追求して作られている。

でも、僕が思うCloudmonsterの真の魅力は、そのランニング性能の高さだけでなく、ファッションアイテムとしての完成度にある。

僕のようなIT業界の人間にとって、機能性とデザイン性の両立は常に重要なテーマだ。高性能なガジェットは、同時に美しいデザインも求められる。Cloudmonsterは、まさにこの二つの要素を高いレベルで満たしている。

履き心地の良さ: 運動不足の解消のために始めたウォーキングや、子供と公園で遊ぶ時でも、足への負担をほとんど感じない。シトロエンのミニバンで長距離運転をする際も、足が疲れにくいので重宝している。
デザイン性: シンプルなアメカジスタイルの外しや、ちょっときれいめなパンツスタイルにも不思議と馴染む。あのユニークなソールが、さりげない個性を演出してくれる。

この絶妙なバランスが、Cloudmonsterがランナーだけでなく、僕のような普段履きを探している層にも支持されている理由だろう。

Cloudmonsterとその他Onモデルの比較

Onのシューズには様々なモデルがあり、正直どれを選べば良いか迷うかもしれない。ここでは、代表的なモデルと比較してみよう。

特徴	Cloudmonster	Cloudflow	Cloudstratus
コンセプト	最大級のクッション性	スピードと俊敏性	長距離の快適性
CloudTec®	最大サイズのCloudパーツ	小さなCloudパーツ	2層構造のCloudTec®
おすすめの用途	普段使い、リカバリーラン、長距離ラン	テンポ走、レース	マラソン完走、ウルトラマラソン
向いている人	初心者、履き心地重視の人、タウンユース	テンポアップしたい人、スピードを求める人	長距離を快適に走りたい人