
はてなキーワード:Spicaとは
津辺は英語ばっかりだったせいか投稿できなかったので省略します
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増田は文字数制限あるらしいんで、購入履歴は途中で切りました(2年分くらい)どうせ全部載せても誰も見へんやろ
BLACKSOULSはIもやったんで憂慮民は安心してください
・出てる、まとめ見ればのってる、墨東はそれに激怒している
・誤認が起こっていた事実をないとして墨東の読み間違いをしただけとするのは卑怯
・墨東もSpicaも誤認を元に中傷するのがオープンレターの引き金になったと批判してる(つまり誤認やめろは共通認識)
Spicaはたしかに善意の指摘だろうけど墨東がレッテルを貼った相手はアンチでさえぼうに対して名誉毀損になりようがない
それを墨東が名誉毀損になると表現するのは十分知らない人間には誤解を招く言い方になる
(これを認識できるかどうかで差がある)
知らんけど墨東の発言を揶揄してさえぼうを中傷する人間がおそらくいて、素でその誹謗中傷の責任が誹謗中傷をしている人間じゃなく墨東のせいになるという認知の歪みがある、ここからもう狂っている
その認知の歪みを元に墨東がさえぼうを批判したという風に見える言い方をしたから、墨東はそのズレに対してそんな批判はしてないという反論をした、なので墨東の読み間違いが悪いという認識は誤り
既にSpicaの発言を誤読して墨東が「生意気な若い女」と中傷したかのように見せる発言が出てたわけだし、そうやって誤解を広めるやり方をするのが常態化してるってキレてるわけじゃん
叩かれなきゃ墨東がさえぼうを批判したことにされてたし、明言せずにレッテルを貼ってるのは墨東だという話〝だけ〟する人達が明らかに存在してほっといたら差別主義者のレッテルを貼られるわけ、これをおかしいと思わずに平気でやる人達の群れだって認識しないと
彼らそれぞれが本当に言いたいのはこう。
小山「北村は自分を"若い女"だと言った(事実誤認)。北村はナルシスト(レッテル貼り)」
Spica「"生意気な若い女"という表現を使ったのは嶋(事実)。嶋にはそのつもりがなくとも、このような文章を書いたこと自体が北村に対する侮辱である(意味不明)」
小山と嶋は手がつけられない狂人。前提となるべき基礎的な対話能力が欠落してる。「1+1は2じゃない」と大真面目に言うタイプ。ブロック推奨。
それはそれとして、Spicaと吉峯も冷静ぶってるけど、どさくさに紛れて事実確認の隙間に「敵への攻撃」を仕組んでいて、それは「白とも黒とも言えないグレーを黒と言い張る」ような不誠実さがある。
しかしまあ実際のところ、Spicaや吉峯レベルというのはだいぶマシな方で、小山や嶋みたいなレベルの狂人が「論壇」ぶっているというのがTwitterの現実ではある。
小山(狂)氏(@akihiro_koyama)が以下のをツイートをした。
twitter.com/akihiro_koyama/status/1563756228810903552
女性用風俗の本番強要とかマジで闇深なんですよね。店側が強く注意しないからレイプまがいの本強が平気でまかり通ってる。ホストへの枕強要もそうですが、男相手のレイプは不可視化され過ぎてる。
twitter.com/akihiro_koyama/status/1563756814616776704
生意気な若い女(39)とか私のミニスカに執着するな(46)とか典型ですが、いい歳して「若い女」としてのセルフイメージを更新できない中高年女性が多すぎるからこんなことなってるんですよ。自分の歳を考えろ。加害性を自覚しろ。
twitter.com/Kelangdbn/status/1564010970468339713
@bokukoui
の発言であり北村紗衣先生のセルフイメージではないです(変なレッテル貼った嶋氏は彼女の名誉を棄損してると思う)。Open Letter事件は伝聞から起きた暴走です。ファクトは大事にしましょう。
twitter.com/bokukoui/status/1564044925376667649
私がいつ、北村紗衣先生を「生意気な若い女」呼ばわりしたか、具体的に示してください。私のツイッターを検索してもbit.ly/3Arkh8Z研究ブログに書いた呉座さんの件に関する記事を探しても researchmap.jp/rshima/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0 そのような表現は見当たりません。「ファクトを大事」とは片腹痛い。
少し時間が経ってから吉峯耕平氏(@kyoshimine)が、情況2022で墨東公安委員会氏が北村氏に言及する文脈で「生意気な若い女」と発言している証拠をアップロードした。
twitter.com/kyoshimine/status/1564432369356263424
もしかして、ネット上の執拗な北村叩きは、邪道に陥った者どもが、正道をしれっと説いて実践して見せている「生意気な若い女」への、嫉妬だったのかもしれない
情況2022を以ってSpica氏のツイートは正しいことが確認され、論争は終了するかに思われた。しかし墨東公安委員会氏はSpica氏のツイート中の「発言」を「呼ばわり」に読み替えたため、さらに反論が続くことになった。
twitter.com/bokukoui/status/1564044925376667649
『情況』誌も原稿も今手元にないので確認できませんが、書いたとしてもそれは、まさに「北村先生を攻撃する連中が、北村先生を『生意気な若い女』だと見ているのだ」という文脈です。切り取って無茶な攻撃をするのは極めて不誠実な行為です。
twitter.com/bokukoui/status/1564056991487561728
すでに多くの方がご指摘くださっていますが、引用符をわざわざつけて書いているのは、他者の発言を引用するなど、特別な含意を持っている場合です。この文脈で、私が北村先生を「生意気な若い女」と中傷している、と読むのは明白に誤読です。はなはだ遺憾です。
そう、墨東公安委員会氏は確かに、北村氏を「生意気な若い女」呼ばわりしたことはない。でも、そもそもSpica氏はそんなことは言っておらず、「生意気な若い女」は墨東公安委員会氏の発言であると指摘しただけである。だから、落ち着いて。
興味深いのは「発言」を「呼ばわり」に読み替えられた点に気付かずに、反応しているツイートが多いことだ。
twitter.com/kamatatylaw/status/1564018285112283136
twitter.com/Umu999_0YOtJHCt/status/1564483268233162752
この文章読んで著者が北村氏を「生意気な若い女」だと思っていると読んじゃうのか…
なんか凄いなぁ。こういう人たちがフェミたたきやってんだなぁ。
twitter.com/yeuxqui/status/1564535169284861952
まあでもこんなふうに読んじゃう人たちがいるのは良くわかる。
実の所、墨東公安委員会氏が「発言」を「呼ばわり」に読み替えていることを、自分もすぐには気付かなかった。情況2022の該当箇所を知らなければ、このすり替わりに違和感を持つのは難しい。だからこのようなコミュニケーションエラーが伝播したのではなかろうか。
このコミュニケーションエラーの伝播はちょっと興味深い。エコーチャンバーによる考え方の過激化もこういう所から生まれるのだろうか。
前述した通り、「生意気な若い女」は墨東公安委員会氏の発言である、とSpica氏は指摘しただけであり、墨東公安委員会氏は北村氏を「生意気な若い女」呼ばわりした、とはSpica氏はツイートしていない。それにも関わらず、後者の誤った解釈で墨東公安委員会氏を擁護している人が多いのは何故か。自分もしばらくこの「発言」から「呼ばわり」へのすり替わりに気付かなかったのだが、思うにSpica氏のツイートの丸括弧の文言が誤読を誘う原因ではないかと思う。
情況2022の記述を知らずに、上記の丸括弧の記述と合わせて「発言」のセンテンスを読むと、墨東公安委員会氏が悪意を持って北村氏を「生意気な若い女」と形容した、と解釈するのが自然になってしまうだろう。実際にはSpica氏は情況2022の記述を念頭に置いており、丸括弧の部分は以下のようなニュアンスで書いたのではないかと思う。
改めて見直してみると、Spica氏のツイートは確かに誤解を招きやすい表現であった。情況2022の記述を知らないと、墨東公安委員会氏は北村氏を「生意気な若い女」呼ばわりしたとSpica氏は指摘している、このように誤読されるのも無理からぬ面がある。
しかし、情況2022を執筆した当の墨東公安委員会氏も誤読するのはどういうことなのだろうか。
自分の現時点での理解では、「生意気な若い女」の発言者は墨東公安委員会氏だと考えている。すなわち、
と墨東公安委員会氏は推論したが、この推論を情況2022で発表したのは彼である以上、「生意気な若い女」の発言者は同氏であると自分は解釈している。
ところが墨東公安委員会氏は「生意気な若い女」は引用などであると示唆している(「引用など」の「など」が他に何を含意しているのか分からなかったが)。
twitter.com/bokukoui/status/1564600464494063617
すでに多くの方がご指摘くださっていますが、引用符をわざわざつけて書いているのは、他者の発言を引用するなど、特別な含意を持っている場合です。この文脈で、私が北村先生を「生意気な若い女」と中傷している、と読むのは明白に誤読です。はなはだ遺憾です。
もちろん繰り返し述べているように、墨東公安委員会氏は北村氏を「生意気な若い女」と中傷してはいない。しかし、「生意気な若い女」との発言も、墨東公安委員会氏は行っていないのだろうか。
もしも「生意気な若い女」が引用ならば、墨東公安委員会氏は引用元を明示すべきである。この文言が引用ならば、そもそも冒頭のSpica氏の「発言」ツイートも誤りだったということになる。この投稿の論考も全てひっくり返る。
念のためTwitterの検索で以下のクエリを確認してみたが、情況2022発売前に北村氏を「生意気な若い女」と中傷するツイートは見当たらなかった。
since:2021-1-1 until:2022-4-1 "生意気な若い女" saebou
since:2021-1-1 until:2022-4-1 "生意気な若い女"北村
以下のクエリで検索するとヒットするが、ほとんどが北村氏と無関係に見える。
since:2021-1-1 until:2022-4-1 "生意気な若い女"
もしかしたらWebサイトや書籍で、北村氏は「生意気な若い女」と中傷されているのかもしれない。是非とも、墨東公安委員会氏には「生意気な若い女」の引用元を明らかにして頂きたい。あるいはこの文言が引用でもなく同氏の発言でもないならば、いったい何なのか、「引用など」の「など」が意味する所を教えて頂きたい。
・追記
とても勉強になるまとめをみつけたのでお知らせしたい。
どういうわけかうまくリンクを貼れないが、ここ→ www.green.gifu-u.ac.jp/~bhdlab/?p=1391
以下、増田の駄文。大変不勉強で、特定の方々をディスったりして申し訳なかった。こんなものをみる無駄な時間を節約してほしい。
ーーーーー
実は、恥ずかしながら、治水のことなど今まではっきり考えたことはなかった。
休日で暇だったのが幸いして文献を読みまくることができた。
一部、ツイッターなどでは事実上、運転を開始した八ッ場ダムが2日間で満水にしたことで
何が税金の無駄だ…台風19号 「八ッ場ダム」賞賛の声が相次いでいる – ジャストニュース
ガンダムになぞらえるなど、まるでヒーローのような扱いだ。へー、ダムってすごいんだな、と思った。
それに対して、冷静な反論も多く見られた。いわれてみれば、
利根川水系の治水対策は、八ッ場ダムだけが頼みの綱だったわけではないし、むしろ未完成の現在では既存の利根川流域の治水計画の範囲外のはずだ。
台風接近中、いろいろ文献を読んでみた。日本の治水というのは、思ったより興味深いものだった。
数々のツイッターが注意しているように、今回の台風19号の八ッ場ダムの治水効果は技術的な検証を待ってから、というのはその通りだと思う。満水したからといって大騒ぎするのは早計。
とかね。
百歩譲って、流域全体に均一に雨が降るという前提なら成り立つんかね??定量的って、、、、全く。
そのなかでも、ちょっと気になったのは、以前より長い間、八ッ場ダムの反対運動をしてきていると思しき人たちのツイッターやブログの書きぶり。
あしたの会とかそんなやつ。以下、「彼ら」。
ひとことでいうと、彼ら、存在しない夢の総合治水像ですべての物事を語っている印象だ。しかも上記のツイッターと同レベルで科学を装っているから始末にわるい。
具体的にもっとも違和感を覚えたのは、堤防管理では越水耐性を強化すべきとしている点。
堤防で水際の越水対策をきちんとやっていればダムなど必要ないというわけだ。
一方、国交省は、堤防の耐越水技術は確立されていないとして、導入にすら消極的だ。
それに対して、彼らは、いやそれはダム偏重の治水だケシカラン!安価で確実なものができるはずだ!ダム派の陰謀だ!と主張。
おおむね、こんな感じ。
応答する論理がぶっ飛んでしまって、彼らは自分だけ左翼っぽい政治闘争のレールに勝手に乗っかってしゃべっていて、
話がかみ合わなくなっている印象だ。
ダム反対派ってこういう感じなのか、、と実感した。今後はそっ閉じかな、と。
少し時間をさかのぼって、昨日の未明のことを話す。読売新聞が、「利根川決壊の恐れ」とのニュースを報道した。
国土交通省関東地方整備局によると、埼玉県久喜市栗橋の利根川で氾濫危険水位を超え、13日午前3時以降、同県加須市の利根川と渡良瀬川の合流点で越水し、堤防が決壊する恐れもあるという。このため、両市は防災行政無線などで近隣住民の避難を呼びかけている。
すでに、昨日の時点で、いろいろ文献をあさってて、関東平野の治水にちょっとは詳しくなった気になっていたころだった。
決壊すれば、近隣住民の避難どころの話ではなく、下流域の春日部市から江戸川区に至るまで広範囲に水没し、カスリーン台風の二の舞になる恐れがある、ということがとっさに分かった。
水位情報を確認すると、確かに、栗橋の観測地点において、氾濫危険水位を超えてじわじわ水位上昇中だった。堤頂から2mくらい下まで水位が来ており、台風の強風によるうねりを考慮すると、越水が気が気でない状況。
そこで同地点の洪水対策をググってみたら、彼らのウェブサイトがヒットした。
NHKが報道した利根川の決壊を想定した浸水のシミュレーション | 八ッ場(やんば)あしたの会
彼らは、2017年当時、NHKが報道した利根川の決壊を想定した浸水のシミュレーションを批判し、次のように主張する。
今回のシミュレーションは、利根川の栗橋付近(埼玉県久喜市)の決壊で溢れた洪水が、中川(農業用水の排水河川)を通して東京都内まで短時間で到達するとしたものです。利根川の氾濫洪水が流下するバイパスに中川がなることはあり得ることだとは思いますが、そもそも、利根川の栗橋付近の堤防が決壊する危険性がどの程度あるかが問題です。
栗橋付近から上流の利根川中流部右岸および江戸川上流部右岸では、土地を買収して堤防の裾を大きく拡げる首都圏氾濫区域堤防強化対策事業が国交省関東地方整備局によって進められています。
へー、そうなんだ!やるじゃん、国交省!と安心したのが、彼らの主張を見た最初だった。
ところが、このページの締めくくりに書いてあった文章に違和感を覚えた。次のように彼らは締めている。
この事業は浸透に対する堤防の安全性を確保することを目的とし、国交省は超過洪水対策ではないとしていますが、これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らかです。その点で、今回のシミュレーションは前提が現実と遊離した仮想計算といえます。
NHKの報道は、利根川の栗橋付近で行われてきた首都圏氾濫区域堤防強化対策事業や堤防の現況などには触れませんでした。洪水への備えは必要ですが、利根川決壊の恐怖を必要以上に強調する報道は、果たして防災の役に立つのでしょうか。
まず第一に引っ掛かったのは、国交省が同地点で実施した堤防強化事業を"超過洪水対策”ではない、としている点。
超過洪水対策?なんのことを指しているのかわからなかったので、検索してみたら、例の耐越水堤防をめぐるダム反対派と国交省のやり取りがヒットしたというわけだ。
次に疑問を持ったのは、
と結論づけていることだ。国交省が超過洪水対策じゃないっていってるじゃん??根拠がわからない。
しかも、この記事を読んだのは、国交省がまさに台風19号により栗橋付近での決壊の恐れを警告したニュースをみているときだ。
つまり、彼らは国交省の堤防強化事業について、越水対策の下駄を勝手に履かせて、その効果を信じているが、国交省は昨日時点で、すでに堤防強化された箇所において、なおも越水の危険を警告した、という構図。
現実と遊離しているのは一体どちらなのか??
さらに、たった今気が付いたのだけど、
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00552.html
によれば、栗橋付近の工事、まだ終わってないか、ほぼ終わったばかりじゃねーか!
2017年に終わってるとか嘘じゃねーか、騙されたぜ。
もうひとつ違和感が残った彼らの主張に、カスリーン台風の評価がある。
カスリーン台風襲来時、たまたま運よく吾妻川流域の降雨が少なかったというのが俺の理解だ。
それに対して彼らは、国交省はカスリーン台風同程度の台風が来たら被害が大きくなるというが、それは妄想だ、カスリーン台風時でも吾妻川流域は持ちこたえたんだよ、と主張。おおまかにいうと。
これもさっきのツイッターと似て、彼らのお花畑では、流域全体に常に均一に雨が降ってんだろう。
それにしても、彼らは、なぜ、それほどまでに堤防事業を全力で信頼しているのか。その答えは、彼らの思い描く理想の総合治水像にあった。詳細は彼らのサイト。
大まかにいうと、ダムに過度に依存せず河川改修やソフト対策を中心とした総合治水モデル。へー、脱ダムの主張ってこんな感じなんだと感心。
確かに、流域によっては、河川改修の方が費用は少ないという試算を出せる場合もあるだろう。雨水対策や遊水地効果を狙って水を河道から逃がす発想も大切だ。
従来の治水の思想は、「貯めて、流す」という言葉で表現されるように、「水を河道に封じ込めて人間が流量をコントロールする」というもの。
近年は、彼らになびいたわけではないだろうけれど、ダムを大きな治水の柱としつつも、特に首都圏では雨水対策はかなり充実してきているように思える。
しかし、問題は、近年の気象現象の変化によって増大する大規模水害。この発想でどこまでいけるのか?
一体、どこまでのハザードを国や広域自治体(県)が想定すべきかどうかにも関わってくる。
財政的な現実性を踏まえれば、100年確率で検討するよりも、50年、30年確率で検討したほうが安価だ。
人命を守ることを優先し、床上浸水は阻むが、場合によっては、床下浸水は我慢してもらうといった発想だ。
例えば、2010年に当時の橋下大阪府知事が決定した槙尾川ダム建設中止はそうした費用対効果の分析に基づいている。
流域を個別にみていけば、最適解はそれぞれ異なるだろう。
比較的規模の小さな流域では、高いコストでダムを作って「貯める」中心の治水を行うよりも、むしろ頻度の高い少々の洪水には我慢してもらう、という発想はありうるかもしれない。
なんでもかんでも山河をコンクリートで固める時代は確かに終わったと思う。
だからこそ土砂災害防止法が2001年制定され、避難などのソフト対策へのシフトも謳われた(土砂災害はちょっと別ジャンルだが)。
しかし、政治的意思決定は、自治体の財政的なインセンティブに左右されてしまう可能性もあるかもしれない、というのが当時の橋下府政に関する文献をみた印象だった。
そうすると、広域自治体によっては、経済的に安価なよりコンパクトな治水事業が知らず知らずに選択されかねない。
住民の目からすれば「ちょっと床下浸水くらい我慢してね、あとは自助だよ、自助、逃げろ走れ、だよ」と広域自治体から言われ、
基礎自治体からは、市町村合併して公務員縮小してるところなんで、避難体制整備まで人回せません。。みたいな、ね。
正直、日本の中山間地域含む地方は、そんな風に途上国化してもやむを得ない状況だと思っている。
しかし、首都圏を洪水から守るという発想は正直、次元が違うというのが、ここ二日間、暇に任せて学んだ印象だ。
総合治水の在り方は、守るべき価値の大きさとのバランスだと思う。栗橋付近決壊で、東京ダウンタウン住民数百万人に、一斉に逃げろ、みたいな構図は、正直ありえない、あってはならない。
国のシナリオでは100兆円34兆円(*訂正)をこえる被害想定も算出されている。
百歩譲って、首都圏を守るための治水事業においても、脱ダムして、河川改修を中心とした対策にシフトすべきだ、としても
彼らのように、現実にありもしない堤防の越水対策などを謳って独自の想定シナリオを提案し、脱ダムの必要性を訴えるのは、行政サイドからは話がズレているとしか思われず、空回りするだけだろうと思われた。
河川改修の重要性、これに異論があるわけではない。例えば新潟三条を流れる五十嵐川とか、拡幅工事がなかったら終わってたわけだし。だけどダムを否定する論理にはならない。
しかし、議論するなら説得力は相当に必要だ。相手にされなかったときに、やっぱりダム利権が絡んでいるからだ!と政治闘争路線に走るのも彼らのお決まりのコースなのが残念なところ。
ドラえもんの道具を謳いたいなら、それは科学論文で証明してもらわないと。
科学技術的な論文で勝負してもらいたい話を政治の話にすり替えるのは卑怯だし、見苦しい。
そんなことを思いながら、貴重な休日が終盤に差し掛かりつつある。。
+++++
追記その1訂正
首都圏大規模水害の被害想定は34兆円が正解。土木学会が取りまとめた高潮被害と混同してました。。
追記その2
長くなりすぎるので割愛したけど、調べている途中で見つけた新潟県及び三条市の過去15年年にわたる五十嵐川の治水の取り組み、見附市の刈谷田川の田んぼダム、ソフト・ハードの絶妙な組み合わせ。素晴らしいものがあると思った。
市町村合併云々のくだりは倉敷市真備町の事例を参考にした。雨水対策は、中堅都市では岡崎市の住民参加型の取り組みも興味深く拝見した。
本来このような話を本文で書くべきだったのかもしれないがあしからず。
追記その3
「彼ら」含めた原告団が最高裁まで争って敗訴決定したのは2015年こと。住民の疑問点は一顧だにされなかったと憤慨されている記事もある。しかし、そのあとにも引き続き、いろいろと従前の主張を繰り返しご発言なさってるという状況は留意しておいてもいいことだと思ってる。治水の話かと思いきや、左翼レッテル張りの記事に見える(個人の感想です - fn7のコメント / はてなブックマークに対するコメントとして。→ええ、そうだよ、思いっきりディスってるよ。
負けたなら黙れっていってるわけじゃないが、高裁判決に対してろくに反論もしてない時点で、キャッチボールになってないんだよ。そういうものを無視して同じ主張を繰り返すくらいなら、主戦場を変えたら?って思う。
曲数はいったいどうなるのだろう
実はアルバムを出していない間も新曲は継続的に発表されていてその数12曲に至る
12曲といえば一般的なアルバムならもう完成としても良いくらいの曲数だろう
BUMPはアルバムの曲数が多い傾向にあるが、それはインストとか小品とかを入れてるからであって
トラック数では最多のorbital periodだってそういうのを除いたトラック数は13曲しかない
つまり、このままだと次のアルバムは2~3曲新曲が増えるかどうか、ってことになってしまう
ちゃんと追ってる人にとってはほぼ知ってる曲だけでできたアルバムになるのだ
そんなことを果たしてするだろうか?
いやしない
7月のアルバムは必ず2枚組で曲数が20曲とかになると思うし、そうなってくれないとちょっと失望してしまう
頼むぞBUMP
https://www.youtube.com/watch?v=_5HI9D2Htfs
科学を超えた歌姫からSFへのラヴソング。調声今一なのでSF好きの人だけにお薦め。これはニコニコでコメ見ながら聞いて欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=hC8KrIY8qT4
https://www.youtube.com/watch?v=u71IXyUep34
調声はすごくよい訳ではないですが、ふざけてるようで深い歌詞。上のオリジナル版の味と、下のライブ版のかっこよさどっち取るか迷って両方載せました。お薦め。
https://www.youtube.com/watch?v=NprE8_B7fQU
ミクの日感謝祭は、時代がついにここまで来たのか、今私は未来を生きてるんだ感がすごかったです。ここで演奏されてる曲も振り付けもCGモデルの一部もファンの自作持ち寄りってのが自分たちもこの奇跡の一部だって感じで。その伝説のイベントの伝説のクライマックス。
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これで全体の5%にしかならない。続きはまた今度。
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミクLAライブを受けた感想の多くは、初音ミク現象や初音ミクの海外進出などについて触れるのが主眼であり、ライブ自体への言及は意外と少ない。その中でも以下のエントリーはライブそのものに焦点を当て、その演出や音楽、聴衆の反応を報告している。既に日本からの参加者による様々なリポートが出ているが、外国人が見たミクノポリスを外国人向けにどう紹介しているかを知るという意味でも興味深いものである。
urlは以下の通り。
http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/anime-expo-2011-detox-and-brief-thoughts/
アニメ・エキスポ2011に関する私の第一報で言及したように、今年のミクノポリス・コンサートほど私を大混乱に陥れたイベントはなかった。ミクノポリス・コンサートは私の通常の経験領域を遥かに超えたものであり、そこから出てきた私の脳裏には回答よりも疑問の方がたくさんあった。まず、歌声合成を売り物にした演出の構想そのものが既に危険に満ちている。たとえ選曲が拙くなかったとしても、技術的な問題によってコンサート自体が台無しになるか、あるいは馬鹿げた振り付けによって、どんなボーカロイドのコンサートも決して完全にはなり得ないのではないか?
こうした質問に回答するうえで最も適切な人間とはいえない私は、おそらく聴衆の反応という意見に従った方がいいのだろう。私が見た限り、聴衆は完全に夢中になっていた。全体の意見はおそらく熱狂的な「イエス!」だろう。私が最初にいた見晴らしのいい張り出し席からは、聴衆が心から公演に参加し、そうすることによって彼ら自身の刻印をボーカロイド現象全体に刻み付けているのを見ることができた。コンサートの間、彼らはケミカルライトを爆発的なロックの時は熱狂的に、もっと優雅な曲の時はゆるやかに、あるいはミクや彼女の仲間たちが登場した時にはリズムなど気にもかけず興奮して動かしていた。
で、私は? どういうわけか私はヴァーチャル・ディーヴァという観念を完全に受け入れるための心理的ハードルを突破できなかった。他の多くのコンサートが有しているある種の感情一体化と同じものがミクノポリス・コンサートになかったのが問題の一部にある。と言うのはつまり、私が思うにこのコンサートに人々が参加し楽しんだ理由は一つだけではないのだ。
そこにいた人々はテクノロジーを目撃したのか? ミクと仲間たちが投影スクリーンを通じて生命を得るのを見るのは、一種のどえらい光学的な楽しみとして間違いなく極めてスリリングだった。聴衆に一息つくほんの僅かな余裕しか残さずに一つの曲から次へと素早く遷移したのは、目もくらむような効果をもたらした。ボーカロイド・キャラは、時に特定のキャラに対応した色の光の塊から実体化することで、興奮を高めた。例えばピンク色の光が巡音ルカのステージ登場の先触れとなったように。キャラの髪の毛や衣服が、彼らがステージで踊るたびにどれほど見事に揺れていたかに言及することなしに、技術面での議論を終えることはできない。中でも衣服は、懇願するような「炉心融解」の際にリンが身に着けていた黒と白のドレスや、「moon」でのミクの優雅な服装を含め、極めて魅力的だった。彼女らの服と髪はどれもキャラの動きと一緒に跳ね、揺らぎ、羽ばたき、その見栄え全てをまるで生きているかのように仕立てていた。もしテクノロジーの展示が目的なら、ミクノポリスは確かにこれらの高い期待に答えることで成功したと言えるだろう。
人々は単にミクと仲間たちを見に来たのか? それはおそらく最も説明力に乏しい説だろう。ミク自身は、その上にファンたちが彼らの(Kylaranが書いたヴァーチャル・ディーヴァから引用するなら)「歌や動画という形式の小さな物語を書き込み、それが回りまわって単なるキャラを超えた生命を彼女にもたらす」ための一片の白紙に過ぎない。ミクと友人たちが、いかに彼らの人格の多くをクラウドソーシングと数百ものその解釈から効果的に得ているかを見れば、何人かのファンは単に彼らの最も好きなボーカロイド・キャラに属するある特定の性質を見せる特定の歌を聴くために参加していることも充分にあり得るだろう。
だが私にとっては、焦点はもっぱら音楽にあった。つまり私がミクノポリスで主に注目したのは、たまたま情報伝達手段としてボーカロイドを使った作曲家たちのショーケースとしての音楽祭という側面だった。そしてこれまた、いかに多数の調べるべき曲があったことか! ミクノポリス・コンサートは23の楽曲[ママ]を含んでおり(文末にセットリストあり)、例えば古典的なryo(supercell)の歌「ワールドイズマイン」から、不明瞭な英語で歌われたwowakaの「ワールズエンド・ダンスホール」のような最近の曲まであった。ボーカロイドが人間を上回っている切れ味という点から、例えば「裏表ラバーズ」やcosMo(暴走P)の「初音ミクの消失」といった、どちらの歌も呼び物となっているミクが歌詞を速射砲のように歌う部分があり、どの人間にとっても明瞭に発音するには速すぎるため単なる人間には歌うことができないような曲の演奏を見るのも、一層興味深い。
しかしボーカロイドがステージ中央に陣取り注目を集めている一方、ミクと仲間たちを囲む人的要素の方が遥かに興味深いことに私は気づいた。コンサートの前に聴衆はダンスロイドによる型通りの演目を見たのだが、ボーカロイド現象が単にボーカロイド曲に合わせて踊るのが好きなだけのファングループを発生させたという事実に私は魅了された。彼女らが音楽に同期して動くやり方は、リズムとメロディーの視覚的側面をもたらし、歌を単なる聴覚上のものにとどまらずより多くのレベル全体にかかわるものとして表現している点で、実に楽しかった。彼女たちがコンサートの残り時間においてステージ近くにいなかったのは残念だった。人間のダンサーとミクが並んで演じる場面を見たかったのに。
ステージ上にいた人間の演奏家たちもまた素晴らしかった。ミクはエレキギター、ベース、パーカッション、キーボード、及び弦楽器の奏者たちを紹介するために時間を割いた。特にエレキギターはソロ演奏を通じてかなり目立っており、コンサートのボーカル部分からは失われていた名人芸の要素をもたらしていた。彼のリフは「StargazeR」の間奏において活力を高めるハイオクとなり、彼が見せるテクに私はずっと夢中になった。だが何より私が印象を受けたのは弦楽器とキーボードの編入だった。特に彼らが締めの「ハジメテノオト」で表現した驚くほど崇高なメロディーは、ボーカロイドの過去を作り上げてきた感情をもたらしながら、一方でその希望と楽観に満ちたやさしい音によって未来への道案内も務めていた。
そもそもこれほど多くのファンをノキア・シアターに連れてくるのに、唯一の尊大な理由があったとは思えない。テクノロジーの融合、キャラ/人格、そして丸見えになった音楽、さらにはその全ての体験が極めて刺激的だった。ボーカロイド技術はまだ音楽業界を支配するには程遠いし、そして現時点でのその化身は、まだ音楽の心臓部に横たわっている本物の人間ならではのある種感情的表現に取って代わる能力を持たない。これら全てを踏まえると、ボーカロイドはこれまでも、そして今のところなお、単に物珍しい存在にとどまっている。だが私は変化の地鳴りを感じている。予め歌声を調整された歌手の蔓延は、我々がヴァーチャル・アイドル界に後数歩まで迫っていることを意味しているのだろう。変化の風が人間の歌手を完全に吹き払ってしまうのか、誰にも分からないが、現時点で私はまだ人間の歌手が負ける方に賭ける準備はできていない。少なくとも今のところは。
1.Project Diva desu
3. えれくとりっく・えんじぇぅ
4. 恋スルVOC@LOID
6. ぽっぴっぽー
8. 裏表ラバーズ
9.パズル
11. 1/6
13.初音ミクの消失
14. 右肩の蝶
15.炉心融解
18. from Y to Y
19.サイハテ
21.SPiCa
22. 愛言葉
24. ハジメテノオト
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
http://anond.hatelabo.jp/20110708223459
初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
http://anond.hatelabo.jp/20110709211718
初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
http://anond.hatelabo.jp/20110710234300
初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
http://anond.hatelabo.jp/20110711212701
初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
http://anond.hatelabo.jp/20110712205546
初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
http://anond.hatelabo.jp/20110713211501
初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
http://anond.hatelabo.jp/20110715222900
初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
http://anond.hatelabo.jp/20110717201147
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
http://anond.hatelabo.jp/20110719203237
http://anond.hatelabo.jp/20110723142345
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