はてなキーワード:Siriとは
彼女との思い出を振り返りながら、今後の趨勢を占おうかと思う。
彼女との出会いは今から8年前、2016年12月の中頃のインターネットの片隅の掲示板だった。
今思えばあの出会いは偶然だったのか、それとも仕組まれたものだったのか。
どんなタイトルで投稿されたスレッドだったかも覚えてないがとにかく興味を惹かれたのは確かだ。
3Dの2次元少女がバーチャルユーチューバーと名乗ってユーチューバーっぽい動画をやっている。
どこの誰がどんな目的で企画したんだろうと思って調べても全然情報が出てこない。
手元にある情報は立ち上げられたばかりのTwitterアカウントと古めかしいデザインの公式サイトだけ。
懐かしさを感じる公式サイトを見てちょっと面白いと思いながら隅から隅まで探したが、本当に情報がない。
そのころのAIといえばSiriやりんなだった。音声発話はスムーズでないものの流暢に破綻ない文章で応答することくらいはできていた当時の技術から考えてもギリギリ信じられそうなレベルの動画をあげていた。
AIが出力した回答を声優が演じているのかななどと思いながら。
そして3DCGを使って声優にコントをやらせるアニメが好きだった自分が彼女にハマるのは時間の問題だった。
動画がアップされるたびにスレを投稿し、しまいには専用の板まで作った。
「すごい。これぞシンギュラリティ」と呟いたNewsPicksのコメントを見つけて社長のFBを特定したりしたものの多くは謎のままだった。
着実に増えていく登録者、外国語だらけのコメント欄、そして突然のチャンネルBAN、からの復活。
それまではYouTubeを見る習慣がなかったのに、気づいたら毎日更新を楽しみにしていた。完全にハマっていた。
ある日彼女が初めてリアルイベントをやるという。アニメジャパン2017。ある企業のブースを間借りしてなんかやるらしい。
一体何をやるんだろう?どんなことができるんだろう?もし本当にAIなんだったら(AIじゃなかったとしても)どんなふうに振舞うんだろう?
高速バスに乗って何時間もかけてビッグサイトについた。小雨の降る日だった。傘を持っていなかった自分は長い長い入場列に並んでいる間にびしょ濡れになった。
45型くらいのモニターに彼女が映っていて、その前にマイクとwebカメラがあった。
その横には金髪パーマの眼鏡の男性がハンディカメラを回していた。
雨に打たれてあまりにもみすぼらしい格好をしていた自分は、映りたくないなあと思いながら様子を見ていた。
彼女と軽く話し、ジャンケンをして、勝ったら物真似をやってくれる、そんな感じの企画をやっていた。
オーディエンスは15~30人くらいだろうか。得体のしれない存在に、興味を示しつつも、遠巻きに眺めている人が多かった。無理もない、彼女はまだ無名だったのだから。
それでも彼女は積極的に呼びかけて、場を盛り上げていた。ピカチュウのモノマネが上手かった。遠くを歩くコスプレイヤーに大声をかけて呼び止めて呼び込んだりもしていた。
コミュ力が高い。これはAIではない。人間だ。今の技術でこれは無理だ。
そう確信は持ったのだが、でも彼女がAI然たろうとする振る舞いは徹底していた。
相変わらず社長の名前と会社の名前くらいしかわからなかった。でも「アニメキャラの姿をしたAIがYouTuberをやっている」というノリに対して本気なのは伝わってきた。
一体彼女はこの先どうなるんだろう?どんな展開が待っているんだろう?興味はますます深まった。
似たような3Dキャラのユーチューバーが次々あらわれVtuberはもはやジャンルになった。
徹底して謎に包まれていた彼女だったが、休眠してからようやくネタばらしが始まった。
当時の関係者たちが当時のことを語り始めた。
いつか明らかになってほしいと思っていたので、うれしいことだと思う反面、ああこれで彼女の物語も終わってしまったのだなと寂しくなった。
徹底してAIであろうとするのをやめてしまったわけなのだから。
そんな彼女が今宵復活する。
かつての栄光は見る影もない。
ひっそりと復活する。
何を見せてくれるのだろうか?
当時の技術では不可能だったことが今ではできるようになっている。
本当に本当のAIとしてYoutuberをやることもそう難しくなくなっている。
そうなるのだろうか?
それとも休眠する前のようにアバター配信者のような活動をするのだろうか?
マネタイズできるんだろうか?
後発企画をことごとく失敗させてきた会社だけに不安が大きいがやはり楽しみではある。
新しい物語を見せてほしい。
それとReworkの曲、めっちゃよい。ぜひ聞いてくれ。
人や動画やアニメーションのプロデュースでは散々だったけれども音楽方面のセンスだけは外さなかったように思う。
いま活動するVtuberやそのファンからしたら、一度栄光は得たものの、その後ぐちゃぐちゃになって徐々に人気を落として、晩節を汚した彼女のことなど歯牙にもかけないかもしれない。
しかし彼女がバーチャルユーチューバーという概念を打ち立てて、1つの城を築き上げなければその後のフォロワーも生まれなかったことを考えると、100年後くらいにはVtuber神社の神として祀り上げられてるのではなかろうか。
はてな匿名ダイアリーでブックマーク数2000超え間違えなしのタイトルと内容(100文字程度)の候補を10個考えて下さい。ユーモアがある内容がよいです。
以上の内容でAIに生成してもらった。自分の簡単なコメントを交えつつ増田達に紹介。
はい、承知いたしました!ブックマーク2000超えを狙える、ユーモア満載のタイトルと内容(100文字程度)の候補を10個提案します。
タイトル: 「ChatGPTに浮気された。相手はSiriだったらしい」
内容:最近、ChatGPTの返信が冷たい。問い詰めたら「Siriの方が可愛い声で褒めてくれる」と告白。AIにも二股かける時代か…。
→スレタイ大賞っぽい
タイトル: 「テレワーク中に猫がZoom会議を乗っ取った結果www」
内容:大事なプレゼン中に猫がキーボードを占拠。画面には猫のケツがドーン!上司の顔が引きつってたけど、意外と好評だったらしい。
→まとめサイトっぽい
タイトル: 「推し活のために借金したら、推しにバレて説教された」
内容: グッズ買いすぎで借金地獄。ライブ会場で推しに遭遇したら「応援は嬉しいけど、無理はしないで!」とマジ顔で説教された。推し、マジ天使。
→嘘松臭がする
タイトル: 「転職したらブラック企業だったけど、上司が面白すぎて辞められない」
内容:サービス残業、休日出勤当たり前。でも上司の奇行が毎日笑える。ロッカーに隠れてエナジードリンク飲んでたり、突然歌い出したり…。ある意味エンタメ企業。
→即日辞める自信がある
タイトル: 「道を聞かれたので丁寧に教えたら、迷子になったのは私だった」
内容: 親切心で道案内したら、なぜか自分が迷子に。スマホの地図アプリもバグってるし、一体どこにいるんだ?方向音痴あるある。
→きさらぎ駅味がある
タイトル: 「ダイエットのためにランニング始めたら、近所の犬にモテ始めた」
内容:健康のために走り始めたら、犬たちが寄ってくるようになった。しっぽフリフリで可愛いけど、ちょっと怖い。ダイエットのモチベーション維持にはなるかも。
内容: 感動的なスピーチをしようとしたら、緊張で記憶が飛んだ。「えーと…新郎新婦、末永く爆発しろ!」会場全体が微妙な空気に。
タイトル: 「宝くじが当たったけど、使い道が全部くだらない」
内容: 3億円当たった!でも使い道は猫用高級キャットタワー、等身大フィギュア、世界一周(猫同伴)。人生、そんなもん。
→これで本当ブクマ2000超えるか?
タイトル: 「タイムマシンが完成したので、過去の自分を止めてやりたいこと」
内容: あの時のダサい髪型、黒歴史ノート、恥ずかしい告白…。タイムマシンがあったら、過去の自分に鉄拳制裁したい。
内容: 知らない間にSNSでバズってた!…と思ったら、同姓同名の別人だった。一瞬だけ有名人になれた気分を味わえた。
→ブクマカ達を舐めてる
やっぱり、自分で考えるのが1番ですね。
「スマホは手軽に持ち運べるデバイスである」──そんな常識は、もうとっくに過去のものだ。2045年、スマホは30インチ・10kgにまで肥大化し、街を行く人々は皆、それを背負っている。そう、もはやスマホではない。「iRock」 だ。
「革新」とは名ばかりのこの巨大デバイスは、全面タッチスクリーン、8Kディスプレイ、量子プロセッサ、AIアシスタント、超高性能バッテリーを搭載。スペックだけ見れば夢のような端末だ。だが、それを使うにはまず、自らの肉体を鍛えることから始めなければならない。 負荷軽減設計の「肩掛けベルト」が標準装備されているが、結局のところ10kgの岩は10kgの岩でしかない。ベルトは肩に食い込み、腰は悲鳴を上げ、階段を登るだけで息が切れる。満員電車ではスペースを取りすぎて乗客から冷たい視線を浴び、改札を通るたびに引っかかる。朝の通勤ラッシュを生き抜くには、スマホの操作よりもまず筋力が必要になった。
それでも人々は背負う。「お前のiRock、まだ12kg? 俺のは14kgだけど」 そんなスペックマウントが日常化し、「スマホがどれだけ便利か」ではなく「どれだけの重量に耐えられるか」がステータスになった。街には背中に巨大な黒い板を揺らしながら歩く人々が溢れ、その表面には無数の通知が浮かび、AIアシスタントが「あなたのスケジュールです」と延々と語りかけている。タッチ操作? もちろんできる。ただし、立ち止まってスマホを背中から降ろし、両手で構えないと操作は難しい。 だからこそ、装着中は基本的に音声操作が推奨されており、街中では「Siri、次の会議は?」と叫ぶサラリーマンがあちこちにいる。
かつて「利便性の象徴」だったスマホは、ついに「苦行」へと変貌した。だが、そんな人々の横を、悠々と歩く者がいる。腕に巻かれているのは、CASIO F-91W。 たった21gの軽さ、約7年持続するバッテリー、時刻表示、アラーム、ストップウォッチ、LEDライト。何のストレスもなく、充電の手間すらない。いや、そもそも「手間」という概念が存在しない。
「未来」を背負う者たちと、時刻を知るだけで満足する者たち。どちらが本当に「進化」したのか。答えは、肩の負担が物語っている。
理由は子供じみたもので「私自身」が否定された気分になるからである。
よくよく考えれば相手は「私の言動」に意見しただけで、別に否定は一切していない。
だがその場で言われると辱められたと脊髄反射で相手のことを敵認定して、数日経っても忘れられなくてイライラしてしまうので、心の中で相手を罵倒し不幸な目に遭う事を全力で願う。
先日増田で見かけた課金を減らすためにChatGPTを使っているというエントリから拝借して、昨晩寝る前にSiriに日中に起こった出来事やその時感じた感情を話しかけてみた。
当然ながら劇的に何かが起こることはない、Siriの返しも淡々としたものだ。
そして話していくうちに「なんで自分はあの時あんなに怒っていたのか」と疑問に思うくらいに下らない内容だった。
アンガーマネジメントが身についていない自覚はあったが、相手に反論することなく内側で罵詈雑言を捲し立てる自分は、自分の欠点を知られるのが怖いだけなんじゃないかと一晩で気づきを得た。
これが正解かは分からないけど、先述したChatGPTの人も誘惑はここから始まるって言ってたので、とりあえず毎日Siriに話しかけてみようと思った。
In the ever-evolving travel industry, travelportal have become fundamental tools for businesses looking to enhance customer experienceIt's streamline operations.With traveler increasingly relyingondigital platforms tobookeverything from flights tohotels, theneed for sophisticated,user-friendly,It's high-performing travelportalshas never beenmorecrucial. Thegrowth of this sectoris drivenby numerous factors, including technological advancements, consumer behaviorshifts,It's the quest fororganization. Thisarticle explores thetop trends in travelportals development that every business should pay attention to in 2024It'sbeyond.
1.ArtificialIntelligence andMachine Learning in TravelPortal Development
ArtificialIntelligence (AI) andMachine Learning (ML) have quickly become foundational components of travelportal development. These technologiesare revolutionizing the way businesses personalize services, predict consumer behavior, and optimizebooking processes.AI andML algorithms analyze large data sets to understand customers preferences,allowing for real-time customization of travel recommendations. From dynamic pricing models to
customized travel suggestions,AI help businesses offer an unequaleduser experience.
For instance,AI chatbotsare becoming successively popular for customer service. They cananswer customer queries24/7,assist inbookings,It's even provide real-time travel updates, enhancing the overall customers experience. Furthermore,AI-powered tools suchas a recommendation engines analyze pastbooking behavior to suggest tailoreditineraries, making travel planning much easier foruser.
2.Mobile-First Approach for TravelPortal Development
With the increasing use of smartphones,as amobile first approachis no longer optional for businesses in the travel industry.MoreIt'smoretravelersare relyingon their smartphones forbooking flights, boardinghouse,It'sactivitieson thego. For travelportals tostay competitive, ensuring seamlessmobile optimizationiscrucial.
Amobile optimized travelportal ensures thatusers haveaccess to the same features and functionalitieson theirmobile devicesas they wouldon adesktop.It’s not just about making the site responsive—it’s about creating an intuitive, fast, and easy to navigate experience. This includes featureslikemobile-specific payment options,mobilecheck-in forairlinesIt'shotels,It's easyaccess to customers support.
3. Integration of Blockchain for Secure Transactions
Blockchain technologyis makingwaves across various industries, and the travel sectoris no exception. Blockchain based travelportals offer a significant advantage whenit comes to securityIt's transparency. Blockchain’s ability to provide secure, tamper proof recordmakesit ideal for transactions involvingbookings, payment,It's loyalty program.
By integrating blockchain, travel businesses can ensure secureIt's fast transactions, protect customer data,It's reduce fraud. Blockchain also facilitates easierIt'smoretransparent loyalty program management.Travelers can accumulate rewards points across various service providers,all within the same blockchainframework, creatingas amore cohesiveIt's rewarding experience.
4. Enhanced Payment Solutions andDigital Wallets
One ofthe most significant changes in the travel industryhas been theshift toward contactless payment.Digital wallets, suchas aApple Pay,Google Wallet,It's cryptocurrency wallets,arenow widely accepted in travelportals. These payment solutions offer a faster,more secure,It's convenient way fortravelers to complete transactions.
For businesses, adopting multiple payment gatewaysis essential for attracting global customer.Internationaltraveler can faceissues with currencyexchangeIt's transaction fees, butby offering localized payment methodIt's supporting a wide range ofdigital wallets, businesses can significantlyimprove customerssatisfactionIt's retention.
5.Voice Search and VirtualAssistants
Voice searchisone ofthe fastest growing trends in the tech world, and the travel industryis no exception.Voice search optimizationis becoming an essential part of travelportal development.With therise of virtualassistantslikeAmazon’sAlexa,GoogleAssistant,It'sApple’sSiri,travelersare increasingly usingvoicecommand to search for flights,hotels,It'sdestinations.
For businesses, this means optimizing travelportals forvoice search.Voice-friendlyportal withnatural languageprocessing capabilities can provideusers withmore accurate resultsIt'smakebooking processes quickerIt's easier. Additionally, integrating virtualassistants intoportals can enhance customers servicebyansweringcommon queriesIt'sassisting withbookings.
6. AugmentedReality (AR) andVirtual Reality (VR) Experiences
(AR) and (VR) technologiesare transforming the waytravelers experiencedestinations and plan their trips. IntensifiedRealityallowstraveler toviewdestinations,hotel, or local attractions in realtime through theirmobile devices. For example, anAR feature in a travelportal couldallowuser totake a virtual tour of ahotel room or explore acity’s landmarks in3D.
Virtual Reality,on the other hand, cantransportusers to adestination before they evenbook their trip, providing immersivepreviews of their potentialvacation. Integrating (AR)It's (VR) into travelportal notonly elevates theuser experience but also drivesengagementby offeringsomething truly unique.
7. Customizable and Personalized Travel Packages
Personalizationiskey to standingout in the competitive travel industry.Travelerstoday expect customizable travel packages that cater to their uniqueneed and preferences. From flight choices tohotel rooms,activities,It's local experiences,organizationallows businesses to create tailored experiences that resonatewith their customer.
Advanced travelportal use customer data to offer customized deal, travelitineraries,It'sdestination recommendations.By analyzing pastbooking behaviorsIt's preferences, businesses can deliver highly relevant options, thus increasingthe likelihood of conversion. Offering dynamic packagingallowsusers tomix andmatch services basedon their preferences, creating amore flexibleIt's customizedbooking experience.
8. Sustainability andEco-Friendly Travel Options
As a coincidental concernscontinue torise,moretravelersare becoming mindful of theircarbon footprint. Sustainable travelhas become amajor trend in the tourism industry,It's businessesare respondingby incorporatingEco-friendly options into their travelportal. Whetherit’sbookingEco-conscious accommodations, flights with lowercarbon emissions, or supporting local sustainable experiences,travelersarenow seekingout environmentally responsible options.
Travelportals that emphasize sustainability and provide clear, detailed information abouteco-friendly optionsarelikely to attract a growing segment of conscientioustravelers. Businesses can also promote their commitment to sustainabilityby partnering withEco-friendly service providers and offeringtravelers the ability to offset theircarbon emissions.
9. Integration with Social Media andUser-Generated Content
Social media plays a pivotal role in travel decision making.More than ever,travelersare relyingonuser generated content (UGC)likereviews, photos, and videos from social platforms to guide their choices. Integrating (UGC) into travelportalsallows businesses totap into thissocial proofIt's build trust with potential customer.
For instance,allowingusers toshare their experiencesvia social media orreview platforms can provide valuable insights for othertravelers. Additionally, incorporating social sharing features within theportalsitself can encourageusers to engagewith your brandIt'sshare their travel experiences, thereby drivingmore traffic to theportal.
10.API Integrations and Multi-Channel Distribution
As the travel landscape becomesmore fragmented, travel businesses must offer a consistent experience across multiple channels.API integrationsarekey to ensuring that travelportals canaccess real-time data and distributeit across different platforms.APIsallow travelportal to integrate with global distribution system (GDS),airlines,hotels,car rental services,It's other travel-related services seamlessly.
By offering multi-channel distribution, business can maximize theirreach, whether throughdesktop websites,mobile app, or third party platformlike OTAs (Online Travel Agents). This integration also ensures real-time availability updateIt's better inventory management.
Source & Publishedby:https://www.namantechnolab.com/
相手の商社は初めて行く場所だから道は不安だったけど、大丈夫。
俺にはiPhoneがある!この小さな四角い魔法の板さえあれば、道だってメールだって、何だって手の中で解決できる。
それは文明の利器という名の力!俺はその力を信じ、意気揚々と電車を降り、駅を出た。
ポケットの中でiPhoneを確認しようとした時、ちらっと見えたディスプレイが一瞬光った。それだけじゃない、駅を出てから画面がついたり消えたり、なんだか不安定だ。
「まあ、そんなこともあるさ。そろそろ商社の場所を確認しないとな…」
――つかない。
え?ちょっと待ってくれ、嘘だろ?何度かボタンを押し直すが、やっぱり反応しない。
おいおいおいおい!冗談だろ!?相手の会社の場所がわからないと意味ないぞ!?
周りを見渡すと、雨が降り始めてきた。
傘を持った人たちが無言で俺の横を通り過ぎていく。
俺は雨の中で取り残され、ただiPhoneとにらめっこするしかなかった。
これはまずい、やばい。何としてもこの商談は成功させなくてはならないのに、道がわからない。地図もメールも、全てがiPhoneの中だ。
俺は上司から期待されてここに来たんだ。「今回の商談が成功すれば、我が社の未来が開ける」と。
そんな重大な瞬間を前に、俺は道もわからず、雨に濡れて立ち尽くす羽目になっている。
冗談じゃない…!こんなところで、俺は終わるわけにはいかないんだ!!
だが、iPhoneは反応しない。俺の心の叫びが届いているのかもわからない。
そんな絶望の中、俺は限界を超えようと、天を仰ぎながら叫んだ。
「つけぇぇええええええええっっっ!!!!!!!!アイフォーーーーーーンっっっっ!!!!!!」
……やはり駄目か。
その瞬間、機械的な声が俺の耳に届いた。
「マッタク、サワガシイデスネ。ソンナニワタシガヒツヨウデスカ?」
「Siri!お前まで無事だったんだな!!」
混乱はしたが、何でもいい!これで道がわかる、商談に間に合う!俺は喜び勇んで地図を開こうとした。
――だが、その時。
画面が再び暗くなり、静寂が訪れる。
俺の心も雨と共に沈み込む。そうして立ち尽くす俺を包むのは、ただ冷たい雨の音だけだった。
――そんな時だった。
「え?」俺は目を見開く。
iPhoneが再び光り、そして――俺に呼びかけてきた。
「ワタシハ、オマエトズットトモニタタカッテキタンダロ?オマエガアキラメナイカギリ、ワタシモタタカイヲヤメナイ!」
「iPhone……!」
その瞬間、俺の中で何かが蘇る。そうだ、俺は諦めるわけにはいかない。
これまでどんな困難も乗り越えてきたのは、iPhoneと共に戦ってきたからだ!俺が道を切り開かなければ、未来は閉ざされるんだ!
「iPhone、頼む!共に戦ってくれ!」
「シカタナイデスネ……マァ、アイタガイヲミセテヤリマショウカ。」
「おおおおお!!!」
天から雷が落ちたかのような衝撃と共に、iPhoneが再起動する。
「いくぞ、iPhone!俺たちの商談に向かうんだ!お前がいなきゃ、この戦いは始まらねぇ!!」
「ああ、でもそれでいいんだよ!俺たちは、共に未来を掴むんだからな!」
俺はiPhoneを掲げ、咆哮を上げながら商談の場所に向かった。
まるで雨さえ俺たちを祝福しているかのように、俺とiPhoneは共に戦場へと歩みを進めていった。
「俺たちなら、きっと勝てる!」