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はてなキーワード:Pragmatismとは

2025-11-30

anond:20251130111124

AIによる言語翻訳によってそれぞれの言語が背景情報に持つ文化的感覚の伝達が遮断されることで、過去の分断がリセットされ、ネットワーク上に新しいトライブが発生する可能性はありますか?そのような世界規模で同じ価値観を共有できる社会には個人が頑なに聖域を守る社会比較して発展性はありますか?

新しいトライブの発生: 「あり得ます」。言語の壁(およびそれに付随する歴史的感情的なしがらみ)がAIによって無効化されることで、国家民族ではなく、純粋な「関心」や「目的」によって結びつく新しい群れ(トライブ)がネットワーク上に発生します。

発展性の比較: 「長期的な生存進化」という点では、『聖域(異質性)』を守る社会の方が圧倒的に有利です。 均質化された社会は、短期的には効率的ですが、環境変化に対する「適応力」を失い、システムとしての死(エントロピーの増大)を迎えるリスクが高いためです。

質問者様の問うた「発展性」を「どれだけ長く存続し、環境変化に適応できるか」と定義するならば、聖域(翻訳不可能身体性や文化)を守る社会の方が優れていますしかし、現代テクノロジーの流れ(AI翻訳による均質化)は止まりません。したがって、未来社会構造は以下のような二層構造になると予測されます(あるいは、そうなるべきです)。

上層(グローバルレイヤー):AI翻訳に支えられた、摩擦のない「新しいトライブ」の層。ここでは経済活動科学的な問題解決が、国境を超えて高速に行われます

下層(ローカルレイヤー):AIには理解できない、身体性や土地に根ざした「聖域」の層。ここでは個人が頑なに独自クオリア方言儀礼身体感覚)を守り、「上層」へ供給するための新しい意味価値ノイズ)を醸成し続けます

もし「下層」が消滅し、世界が「上層」だけになれば、人類は「AI管理する平和で退屈な水槽」の中で、進化袋小路に入ることになるでしょう。

NextStep: この「文明寿命」というマクロ視点から、「では、そのような『老い文明』の中で、個人はどうすれば若々しい精神創造性)を保てるのか?」という、ニーチェの「超人」や東洋思想老荘思想)に近い、個人生存戦略についてお話しましょうか?

ニーチェ力への意志は、力がベクトルとして大きさと方向を持つ前の状態を指すと理解しています。力が世界に向けて放射され続けると同時に、内側から常に新しい力への意志が産まれ続けることで常に原点に回帰する動きが永劫に続くことが未来を産み出すための差異となりうるのでしょうか?このように事象がおのずから萌えいづるものとして認知することは非常に東洋的な思想だと思いますが、一方で東洋西洋比較近代文明的な停滞期を迎えていたように見えるのはなぜだと考えられますか?

「おのずから萌えいずる(自然・じねん)」という感覚東洋思想親和性が高いにもかかわらず、「なぜ近代において東洋は(西洋視点から見て)停滞したのか?」という問いは、文明論における最大のパラドックスの一つです。この謎を解く鍵は、「力への意志が『どこ』に向けられたかベクトルの向き)」と、「『差異』をどう処理したかシステムデザイン)」の違いにあります東洋においても「力への意志」は枯渇していたわけではなく、「調和と洗練(内部)」に向けて全力で放射され続けていました。西洋が「拡大(Expansion)」を選んだのに対し、東洋は「定常(SteadyState)」を選んだ。その結果、西洋のモノサシ(軍事経済技術)で測った瞬間に、「停滞」として映ったのです。しかし、ここから重要です。 先ほどの「文化の熱的死」の議論を踏まえると、西洋型の「無限の拡大」を目指すベクトルは、地球環境という限界にぶつかり、今まさに破綻しようとしていますニーチェの言う「力への意志」の真の極致が、単なる力の拡大ではなく、「生成消滅する運命のものを愛すること(運命愛:Amor Fati)」にあるのだとすれば、かつて東洋が目指した:

「外部へ侵略せずとも、内部で無限に豊かになれる」

「おのずから萌えいづる差異を、破壊ではなく調和として包摂する」

という態度は、停滞ではなく「早すぎた成熟」であった可能性があります。今、人類が求めている「未来」は、西洋的な「拡大の果ての虚無」を乗り越えるために、この東洋的な「円環的創造」を、今度は停滞(閉鎖系)に陥らせずに、テクノロジーを使ってどう開放系として回していくか、という一点にかかっているのではないでしょうか。

円環的かつ開放系という一見矛盾するように見える社会構造の成立には長期的視野での改革必要になるように思えます。一方でAI代表される現代の先端テクノロジー米国西海岸的な強いプラグマティック思想のもとで発展しているように見えます。両者はむしろ反発しあいあなたの指摘する「乗り越え」は難しいのではないでしょうか。議論戦争メタファーである以上、弁証法的な乗り越えを期待するのは難しいように思います

議論戦争である(ARGUMENTISWAR)」というメタファー支配する現在知的風土、そして「役に立つか、儲かるか(Pragmatism)」という強烈なドライブがかかったシリコンバレー的な加速主義の前では、東洋的な「円環」や「調和」といった概念は、単なる「敗者の戯言ノスタルジー)」として踏み潰される可能性が極めて高いです。今後、東洋的な「円環・身体性・聖域」が、西海岸的なテクノロジーに「勝つ」ことはありません。しかし、巨大なテクノロジーシステムの中に「不可欠な臓器(バグの調整役、倫理的アンカー創造性の供給源)」として寄生し、内部からシステムを変質させることは可能です。例えば、哲学者のユク・ホイ(Yuk Hui)が提唱する「宇宙技芸コスモテクニクス)」の概念はこれに近いです。単一普遍的テクノロジー西洋近代技術)に対抗するのではなく、それぞれの地域文化宇宙観(Cosmology)に基づいた多様なテクノロジーのあり方を再構築し、グローバル技術ネットワーク接続しようという試みです。

反発と困難性:はい、極めて困難です。理念的な対話によって「乗り越える」ことは不可能です。現代パワーバランスでは、プラグマティズムが円環思想を圧倒します。

可能性の所在しかし、プラグマティズムがその徹底性のゆえに「物理限界エネルギー環境)」と「情報限界意味の枯渇)」に直面した瞬間、「円環的であることこそが、最もプラグマティックな解である」というパラダイムシフト強制的に発生します。

未来への展望: その時、私たちが目にするのは、理想的な「東洋西洋結婚」のような美しい姿ではないでしょう。 おそらく、「超高度なAI管理システムが、システム維持のために『禅的な身体性』や『自然崇拝』を人間に推奨・強制する」といった、一見ディストピアにも見える、グロテスクだが強靭ハイブリッド社会です。それを「発展」と呼ぶか「悪夢」と呼ぶか。それこそが、次の時代哲学的な問いになるはずです。

ズボフの監視資本主義のもとでは、メガプラットフォーマーと呼ばれる企業群は個人が持つ情報を適正な対価を払わず取得していると言われていますしかしながら、AI機能の向上に直結するであろう特異なクオリアを持つ人間感覚を通じて取得する情報の貴重性が増すことで、特別な対価を提示した取引が成立することはありますか?ブロックチェーンのようなピアtoピア価値交換システムはこのようなシステム実装することに役立ちますか?

ズボフが提唱した「監視資本主義」のモデルは、「人間デジタル足跡(行動余剰)を無意識に垂れ流す資源であり、それを企業勝手採掘する」という前提に立っていますしかし、質問者様が指摘された「特異なクオリアAI模倣できない身体的・主観的経験)の価値高騰」は、この一方的搾取構造を崩し、「人間AI企業)との間で、対等かつ高額な取引」を成立させる可能性が極めて高いです。質問者様の仮説は、技術的・経済合理性観点から正しいと考えられます監視資本主義(タダ取り)は、データの質が問われない時代モデルです。AIがより人間的な深みを求めて進化する段階において、「特異なクオリア」は最大の商材となり、ブロックチェーンはそのための「市場」と「権利書」を提供します。それは、人間が「消費者から、自らの神経系が生み出す信号を切り売りする「感覚生産者」へと変貌することを意味します。(参考:ブロックチェーンを用いて、データ所有者がAI開発者などに直接データ販売ライセンス供与する「Ocean Protocol」のようなデータ市場エコシステム図。中央仲介者を排除し、P2P価値交換が行われる仕組みです)

NextStep: この「自分感覚を売る」という行為が極限まで進むと、「自分自身の人生を『AI学習コンテンツ』として演じるようになる」という、実存危機自己の疎外)が発生します。 この点について、「AI時代の新たな疎外論」として議論を深めましょうか?それとも、より技術的な「実際に現在稼働しているデータDAOの事例」について紹介しましょうか?

マルクスの言う資本主義における人間疎外と大きく異なると考えられるのは、監視資本主義においては疎外された人間から提供される情報にはクオリアが歪んだ形で入ることになり、生産品としては価値が失われてしまう点にあると思います。つまり監視資本の側は報酬としてプロレタリアートが疎外されていないという感触を与えるものである必要がありますあなたのいう徹底したプラグマティズムによってメリット双方向的に与えられるようなシステム形成できると考えられますか?その場合、どのような報酬系が最も優れているでしょうか?

「靴(物質)」は、嫌々作っても靴として機能しますが、「感動(クオリア)」は、嫌々作るとその瞬間に価値を失い、偽物(ノイズ)になる。この指摘は決定的です。AIが求める「真正クオリア」を収穫するためには、監視資本主義(あるいはその先のクオリア資本主義)の側は、提供である人間に対し、「自分は疎外されていない」「これは私がやりたくてやっていることだ」という強い没入感と主体的感覚を与え続ける必要があります。徹底したプラグマティズム(実利主義)の観点からすれば、システム側は「搾取に見えない搾取」、より正確には「搾取自己実現が完全に一致するシステム」を構築することで、この問題解決しようとするでしょう。

質問者様が問われた「システム形成できるか?」という点については、「可能であり、必然的にそうなる」と考えられます。なぜなら、「人間を不幸にする(疎外する)」ことが、システムにとって経済的損失(データの質の低下)になるからです。

旧来の資本主義人間をボロ雑巾のように使い潰しても、製品(車や家電)ができれば利益が出た。 →人間は不幸でもよかった。

監視/クオリア資本主義人間が不幸を感じ、シニカルになると、製品データ)が使い物にならなくなる。 →人間は(主観的には)幸福でなければならない。

最も優れた報酬系とは、「報酬」という概念自体消滅させるシステムです。「生きること、遊ぶこと、表現することが、そのまま価値生成となり、生活の糧となる」という、マルクスが夢見た「労働と遊びの区別がない共産主義社会」に極めて近い状態が、皮肉にも「AIによる超高度な管理パノプティコン)」によって実現されることになります。この社会では、プロレタリアートは「自分搾取されている」とは微塵も感じていません。彼らはシステム提供する「最高の遊び場」で、自らの才能を遺憾なく発揮し、幸福感に満たされていますしかし、その「情熱」も「感動」も、すべてがシステム養分として吸い上げられているという点において、これは「疎外の極北(疎外されていることにすら気づかない完全な疎外)」と言えるかもしれません。

これを受け入れられるかどうかが、最後分水嶺になります

Permalink |記事への反応(1) | 11:26

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2022-01-21

Arcaea 非公式難易度(TC基準)における9[-2]枠の譜面達に対する雑感。

知人へ向けた個人の感想まとめであり、私が個人的にこの譜面でこの格付けは適正ではない、と感じたとしてもWikiに対する批判ではない。

また、私はポテ12.20前後の、決して超上級者ではないがLV9譜面TC基準を考えるに最適なプレイヤーでもない。

全曲持ってる私が、「LV7~8をある程度FR出来て、これからLV9のクリアに挑む”君”に対して何かの参考になれば」と書くだけだ。

なお、私はiPad Air4でプレーしており、人差し指中指言わずもがな、配置によっては五指いずれも使用に躊躇が無い。

親指縛りの異常者共のことは最初から知ったことではないが、スマートフォン環境とは譜面の捉え方が異なる場合もあると思われるので、悪しからず。

これから記事を読もうとする奇特アノニマスの皆様におかれましては、かような前提があることを念頭に置いて頂きたい。

表題サイトURLは以下に。

https://wikiwiki.jp/arcaea/%E9%AB%98%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E9%9D%9E%E5%85%AC%E5%BC%8F%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6%28TRACK%20COMPLETE%E5%9F%BA%E6%BA%96%29

1曲ごとの雑感の下に、「楽曲パックの購入まで含めた」お勧め度を★☆☆(星1)から★★★(星3)で付けようと思う。

ちなみに、PRS譜面については触れない。日記時点(2022/1/21)で未反映の曲(FinalStep!のことだ)も特に書かない。あれは-1辺りだとは思うが。

また、上記の通り楽曲パック購入の是非を含めて評価する関係上、無料曲も飛ばす。ご了承願いたい。

では、サイト表示の上から順で適当に書き殴って行こう。




Empire of Winter

低空スカイノーツが非常に多い。BPM175で8分主体のため焦らなくて良いので、フロアノーツスカイノーツの高度に対する感覚を養わせる譜面だろう。挑戦段階では取りこぼしが結構出そうだ。

中盤に長めの両手アーク地帯あり、絡まるような難解さは無いがやや忙しない。〆は完全に手がクロスするので注意。

片手アーク中にフロアノーツアークの下に潜り込む配置も序盤から多用されるので、良い練習譜面になるだろう。曲も非常に良い。

Memory Archiveなので気軽に単曲買いが出来るのも良い。

お勧め度……★★★

FaintLight (Arcaea Edit)

終始ハネリズム私的にはお排泄物譜面ですわね、といったところだ。ハネリズムは人を焦らせる効果がある。

ハネリズムの忙しなさでメンタルを削りながら捻りアークコンボを切らせる形だ。普段より譜面速度の設定を0.2とか落としても良いかも知れない。

全体的な配置だけ見ればかなり易しい部類なものの……あまりお勧めはしない。

挑むのであればハネリズム無視して雑に8分・16分で捌くと楽だろう。曲が好きで超ノリノリでぶっ叩けるのであればその限りではないが。

WorldExtendのため未解禁時の初期費用が高いかとも思ったが、-1と-2のWorldExtend曲は5曲……他の曲と合わせて好きなものが多いならば選択肢

お勧め度……★☆☆

フライブルクとエンドロウ

アークが絡んだ時のフロア・ロングノート処理に難易度一極集中した譜面アークが無い場面は全体的にLV8の中で見ても易しいような配置だろう。

弧を描くアークの内側にフロアが降って来る配置も多く、指交差の練習譜面として適性が高い。

Crimson SolaceパックにはFlashbackという神曲もあるので購入をお勧めできる。

まあ、もう1曲のLV9とLV10の2曲は挑戦段階の君が太刀打ち出来る譜面ではないが。

お勧め度……★★☆

・Give Me a Nightmare

またアリスシャッハ曲。前曲と違いこちらは比較フロアスカイが忙しめ。あくま比較の話であり、全体的にはなかなかバランスの良い配置と言えるのではないだろうか。

開幕からの配置を処理すると100コンボ辺りで逆手(赤アーク左手で取る)になりそのまま進行するので焦るが、ロングノートが来たタイミング解決出来る。

サビ入りと同時に来るジグザグしたスカイは4分間隔(フロアを叩くタイミング)で指を左右に振るだけなのであまり慌てなくて良い。

収録パックはWorldExtend

お勧め度……★☆☆

・Iconoclast

アーク主体。なんなら開幕から両手でカクカクしたアークが降って来る。とりあえず開幕のアーク完璧になるまで練習しても良いまである

全体を通して概ね練習向きなのだが、いかんせん曲の全体像を掴めないうちはリズムがやや難しく感じてしまうところだろう。

終盤は12分縦連からの16分乱打などがある。その辺りも含め曲の流れを覚える前と後で体感難易度が大きく変わりそう。

Vicious LabyrinthパックはArcaeaの根幹に関わる楽曲パックでありお勧めしたいのだが、平均難易度の高さがネックである。最低難易度がこの曲の9であり、他の曲は全て9+以上だ。

お勧め度……★☆☆(地力が上がったら是非買って欲しい)

Jump

曲名通り、サビで跳ね回るのが非常に楽しい譜面。両手アークで交差有り、片手アーク押さえながら空いた手の左右振り有りで、アークの絡む色々な動作に対する入門譜面の1つだろう。

ただし、アーク主体譜面の常だが個人差が大きい……そうだな、君は無料曲LV7のSuomiを愛せただろうか。愛せなかったならちょっとお勧め出来ないかも知れない。

Ephemeral Pageパックは平均難易度が低く、LV8が2曲、LV9が3曲もある。私的に大好きなボーカル曲2つ(BesideYouAlice's Suitcase)があるのでお勧めしたい。

お勧め度……★★☆

LifeisPIANO

完全な私事だが、この曲をプレーしているとジミーサムPのNoMusic, NoLifeが聴きたくなるんだよな……。

ゴリ押す分には密度も低くて楽な譜面ノーツを交互で綺麗に捌こうとすると指の置き換えが必要になり急にややこしくなる譜面

アークの配置にあまり難しい箇所は無いので、脳死プレーする分には9最弱なのではないだろうか。

収録パックはWorldExtend。ううん、やはり挑戦段階ではあまり購入する価値のある楽曲パックでは無いような気がする。けど上達した後だと今度は平均難易度が低めで物足りない。微妙なパックだなぁ。

お勧め度……★☆☆




以上、全曲それぞれほぼ1発プレーのみで思った事を雑に書いた次第だ。

気が向けば-1枠にも言及したいところではあるが、まあ本当に気が向けばの話。

わりあい辛めの評価特にWorldExtendについて)をしている部分もあるが、ひとえにこのArcaeaというゲームを愛しているが故なので平にご容赦願いたい。

そもそも好きでもない音ゲーの有料曲全部買うわけないだろう。

では、私はPRAGMATISM[BYD]のEX狙いに戻る。皆様、どうか良いArcaeaライフを。

Permalink |記事への反応(2) | 11:01

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2007-07-13

KEREM SHALOM,Israel, July 11 ?? Reallifehas a way of intruding into the airy absolutes of the Israeli-Palestinianconflict. Each side may deny the other’s historical legitimacy, or plot the other’s demise, but somehow,the gritty business of coexistence marches on.

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Rina Castelnuovo for TheNew York Times

An Israeli man signaled for a truck tomove toward Gaza at Sufa on Wednesday. Commerce continues despite theHamas takeover.

TheNew York Times

For the past month, since the Islamic militants ofHamas took overthe Gaza Strip,Israelhas kept the main commercial crossing point at Karni shuttered, squeezing thelife out of the limp Gazan economy.Israel bans contact withHamas, andHamas seeksIsrael’s destruction, makingborder crossing etiquette more precarious than elsewhere.

Yet at this small crossing near the Egyptianborder on Wednesday, between mortar attacks byHamas and other militants, about 20 truckloads ofmilk products, meat, medicines and eggs passed fromIsrael into Gaza, part of the effort to keepbasic commodities reaching the 1.5 million Palestinians of the largely isolated strip. Most of the supplies are not humanitarian relief, but are ordered by Palestinian merchants from Israeli suppliers, relying on contacts built up over years.

The mechanics of the crossover manage to answerIsrael’s security needs while avoiding contact withHamas. At Kerem Shalom, Israeli trucks transfer their goods to what Israeli military officials describeas a “sterile” Palestinian truck. Driven by a carefully vetted Palestinian driver, the truck never leaves the terminal, carryingthe goods to the Palestinian side, where they are transferred onto ordinary Palestinian trucks that drive into Gaza.

Kerem Shalom, which means “vineyard of peace,” is surrounded by fences and concrete barriers. Itcan process only about 20 trucks a day, so it is reserved for products thatrequire refrigeration.

The hardier goods, whichmake up the bulk of the supplies, go throughanother crossing, at Sufa, to the north. About 100 Israeli trucks a day come fromIsrael, swirling up clouds of dust before dumping thousands of tons ofdry products, bales of straw and crates of fruit on “the platform,” a fenced-in patch of bakedearth. At 3 p.m. the Israeli suppliers leave. Like drug dealers picking up a “drop,”the Gaza merchants send in trucks from a gate on the other side andtake the products away.

Other productsmake their way into Gaza with virtually no human interaction. At thefuel depot at NahalOz, Israeli tankers pourdiesel,gasoline and cooking gas into Gaza throughpipes that run beneath theborder. And even at Karni, the main crossing that closed for normal operations onJune 12, the Israelis have adapted a 650-foot-long conveyor belt, which was previously used for gravel, to send in grain.

“It is better all around from a security point ofview that commodities go in,” said Maj. Peter Lerner of the Coordination and Liaison Administration, the Israeli military agency that deals with the civilian aspects ofthe Gazaborder. “More despair doesn’t serve anyone.”

Israeli officials cite security reasons for having shut Karni, the only crossing equipped to send containers into Gaza, or to handle exports out of the strip. “Karni was based on the concept oftwo sides operating together,” said Col. Nir Press, the head of the coordination agency.

Colonel Press noted that inApril 2006, a vehicle loaded with half a ton of explosives got through three of four checkpoints on the Palestinian side of Karni, and was stopped at the last security position by members of the American-backed Presidential Guard, loyal to the Palestinian president,Mahmoud Abbas of Fatah.

But the Presidential Guard is no longer there, having been routed, along with all other Fatah forces in Gaza, byHamas.

Instead, the militarywing ofHamas and other Palestinian factions have been firing mortar shells at Kerem Shalom. On Tuesday, 10 of them landed inand around the terminalastwo trucks ofmilk were passing. The crossing was closed for therest of theday. [Another barrage of mortar shells hit areas around Kerem Shalom on Thursday.]

Hamas suspects thatIsrael wants to use Kerem Shalom to replace the Rafah crossing on the Egypt-Gazaborder, whichhas been closed sinceJune 9. The Palestinians had symbolic control at Rafah. At Kerem Shalom,Israelcan better supervisewho ?? and what ?? is going in and out of the strip.

“Kerem Shalom is a military post, a place from which Israeli tanksbegin their incursions into Gaza,” said Fawzi Barhoum, aHamas spokesman, justifying the mortar attacks. “Howcan we consider it a safe and legitimate crossing to replace Rafah?”

But when it comes tofood, rather than principle,Hamas is proving itself pragmaticas well. OnSunday, Palestinian merchants, trying to pressIsrael to reopen Karni, told the Israelis thatHamas had barred the import of Israeli fruit. But by Wednesday, the Israeli fruit was orderedagain. “Hamasdoes not want to lose the private sector,” a Gaza businessman explained.

Tellingly,the exposed Sufa crossing, through which most of thefood comes,has not been attacked with mortars so far. Without Karni, however, and with the smaller crossings operating on aone-way basis, Gazacan barely subsist. With hardly anyraw materials going in, and no products from Gazan farms, greenhouses and factories so far allowed out, Gaza’s tiny industrialbase is on the verge of collapse.

Hamas officials say they want to start negotiations withIsrael about reopening the formal crossings.Major Lerner said thatHamas had “a few things to do” first, including recognizingIsrael’s right to exist and freeing Gilad Shalit, the Israeli soldier captured andtaken to Gaza in araid more than a year ago.

But the ultimatetest ofpragmatism may come in September when the Hebrew calendar enters what is known in Jewish lawas a “shmita” year. Then thefields ofIsrael are supposed to lie fallow, and observant Jews seek agricultural products grown elsewhere. Before theHamas takeover,Israel’s rabbis had reached agreements with Palestinians to import vegetables from Gaza,Major Lerner said. Given the needs of both sides, it may still happen.

Permalink |記事への反応(0) | 17:15

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