
はてなキーワード:10円玉とは
メロンパン買うことになって、私はカードでスッて払って終わり。
もうその瞬間思ったよね。
あ…これ無理なやつだ。
だって今の時代コンビニも自販機もSuica対応なのに、なんでわざわざ現金?
こっちはPayPay、楽天Pay、d払い、クレカ、Apple Pay。
サブスク管理はマネーフォワードで、家計管理はcircleCIに自動ログ、財布はCardCaseひとつだけ。
それに対してこの男、セブンのレジ前で「え〜っと、10円玉どこいったっけな……」とかやってるわけ。
てかその時点でもう思うんだよね、
「それって時間も効率もアップデートできない男ってことでしょ」って。
キャッシュレスってさ、単に支払い方法の話じゃなくて、思考のアップデート能力なんだよね。
彼らって仕事の進め方も早いし、意思決定もスマートだし、行動にも迷いがない。
それとなく全部が非効率。
で、そのあと結局別れた。
Permalink |記事への反応(32) | 12:40
「ね!みんな食べてないでしょ!ほんとはアレ食べられるんですよ!ぜんぶ日本人の体から出てるから!」
「あらゆる植物!穀物にとって!ね!肥料になるなら!人間が食べてもどえらい栄養になるんです!
なのに!今の政府はそれを隠して!食べ物を輸入に頼って!外国に!ね!外国に!我々の税金を売り渡してるんです!!」
バイト面接のために久々に外に出てみたら、練馬駅のロータリーが選挙活動の集会みたいになっててびっくりした。
選挙カーの上で、派手な色のTシャツを着た男が熱弁している。知らない政党ぽい。
人だかりがすごいので、とりあえず階段を登って上の歩道から駅に向かう。
「だからね!日本人のウンコは!捨てずに!回収してお店に並べるような形やればいいんですよ!
そして!そして!ね!!外国人のウンコは!食べたら!癌になるんです!!」
「そうだ!」という声が群衆の中から上がると、下から大きな拍手が起こってビビる。
話の内容はよく聞きとれなかったけど、声に説得力というか、必死さがあって、シンプルに「いいな」とおれは思う。
ていうか、今選挙やってたんだ。
40過ぎてから会社が潰れて、それなりにキャリア積んだつもりだったのにハロワのトライアルでボロカスに言われて、しばらく引きこもって貯蓄を食いつぶしていた。
でも、本当にそうなのか、誰にも相談できなかった。
「癌という病気も!もともとは!海外から持ち込まれた病気なんです!
だから!ね!!日本人のきれいな人糞だけを食べれば!出てくる人糞もきれいなままなんです!
純粋な日本人だけの!日本人のためだけの!究極の食料を守んなくちゃいけないんですよ!」
男が叫ぶ度に、大きな拍手と歓声が上がる。
今まで見たこと無かった政党だし、演説の内容はよく聞こえなかったけど、少なくとも100人以上いる聴衆がめっちゃ支持してるのはわかるし、それだけ信用を集めているひとなんだろうなと思う。
「この国の!ウンコみたいな!間違った食糧事情を正したいつってんですよ!」
響き渡る歓声を背に、券売機に10円玉を入れながら、おれは生まれてはじめて「投票に行ってみようかな」と思っていた。
明日食べられるものを、来週食べられるものを持っていたいから。
その日の面接は落ちた。
ジェンダーや人種が社会的に構築されてるって考えをやたらと難解に捉える人がいるけど、そんなややこしい話だろうか。
例えば貨幣は社会的に作られた存在だ。仮に自然界に10円玉とまるで見分けのつかない鉱石がたまたまあったとしても、それは別に「10円玉」じゃない。人間がいて、日本社会があって、そこでの貨幣制度があって、初めて10円玉は生まれる。10円玉と同じ物質だからと言ってそれが10円玉であることがその物理的性質から決まるわけではないし、また10円玉の材質変更が可能であることから、10円玉にとって本質的な物理的性質というのもない。また、日本社会で皆一斉に「貨幣を使うのをやめる」と決め、その通りにしたなら貨幣なるものは消え去る。だからある意味では貨幣など存在しない。他方で、貨幣(特に硬貨を考える)が社会的に作られた存在であるというのは、自然界の鉱物のあいだの区別が存在しないということではない。それは存在するが、コインの区別とは別だというだけだ。
肌の色の物理的な違いは存在する。けれど白人として通じる黒人や黒人と見られがちな白人がいるなどの例からもわかるように、物理的な色合いと人種は対応関係にない。また、人類が「人種」という区別をもし綺麗さっぱり社会から追い出したなら、人種は存在しなくなる。ジェンダーについても同様だ。
そして社会的に作られたものであるというのは、それがリアルでないとか、それを自由にできるとかと言ったことを帰結しない。貨幣がいかに社会的に作られたものであろうと、それが抜き去りがたく組み込まれた社会で生きる以上は、金は稼がないと生きていけないし、「金なんて社会的構築物だ」と言えば貨幣経済から解放されるわけでもない。できるのは、この貨幣経済のなかで生きながら金への依存を減らしていくとかといったことだけだ。また、金がない人間が「金がある」と言えば金があることになるなどと言ったこともない。
人種もジェンダー(シスジェンダーが経験するものもトランスジェンダーが経験するものも含めて)もそういうものだというだけの話ではないだろうか。ただし、それは貨幣と違って人間を分類するカテゴリーであり、その分類の仕方はしばしば互いに不整合をきたす複数の基準が用いられている(トランスジェンダーやノンバイナリーが存在するのはそのためだろう)とともに不公平でもあるのだが、社会的構築物に過ぎない人種やジェンダーを「生物学的事実」であると言い張る本質主義によってその不公平が正当化され、隠蔽されているというのがフェミニストなどが主張していることではないか。ただし、人種とジェンダーは必ずしも全ての点で類似しているわけではなく、人種については子は生物学的親と同じ人種に分類されるという基準が強いのに対し、ジェンダーは子が生物学的親と同じジェンダーに分類されるという基準があるとはそもそも言えない。そのあたりにトランスジェンダーは何人も存在するがトランスレイスは保守派の空想以外であまり耳にしない理由があるのかもしれない。
ついさっきの出来事
金曜深夜に荒川区の明治通り沿いでクルド人の若者に絡まれた。(先入観による断定だが)
今日は彼女の誕生日だったので、足立区(千代田線の某駅)でお祝い&イチャラブして22時半過ぎに荒川区に戻ってきた。
もう少し飲みたかったのもあって、2時間くらい近所の馴染みのカラオケバーで常連さんと一緒に騒いで帰宅する途中。
24時半過ぎ
明治通り沿いのセブンイレブンでホットのおーいお茶濃い茶を買おうとしたら、ホットドリンクの棚に外国人ぽい若者がいる。
インド系か、スリランカ系か、ベトナム系か、みたいな感じで見てると動かない。
ちょっと笑顔を交わし、ホットの濃い茶を横から手に取りカウンターに行くと、なぜか彼もついてくる。(ここであれっ?と思った)
会計が終わり外に出て自宅に向かい歩くと、彼も出てきてついてくる。(どういう系かな?荒川区の路上で外国人に絡まれるのは初めて。お店で飲んでる外国人にこちらからウザ絡みすることは2、3度あったけど汗。最初はフレンドリーなインド系の人かなと思ったが、犯罪に巻き込まれるのも嫌だなとも感じた。)
数メートル歩いて、犯罪を警戒して後ろを向くと相変わらずついてきてたので、首を横向きのコケシ振り(インドではYesの仕草)すると日本語でもなく英語でもない言葉が彼から出てきた。
「コル・・・なんちゃら、コト・・・なんちゃら」(記憶は怪しいが、コで始まる言葉だった。)
最初、彼の同郷人に間違われたかと思ったが状況的に違うと思い、「What’s goingon?」みたいに返すと、相変わらず英語でも日本語でもない言葉を繰り返す。
「分からない」
と日本語で返して歩き出すと、またついてくる。
コミュニケーションがとれないなら追い返すかと思って、睨むような表情で振り返ると、少し困った表情で「コル・・」と話しているので
「What doyou want?EnglishOK?JapaneseOK?」と会話を試みるが、英語も日本語も分からないようだった。
このタイミングで、向かい側車線のタクシーに向けて彼が「Hey!Hey!」というように声を挙げたので、もう関わりたくないと思って、無視して歩き出すとタクシーは諦めてまたついてきた。
「What doyou want?」
彼は今度は無言で手のひらを開いて、持っているだろう小銭を見せてきた。10円玉が数枚と1円玉が数枚のみだった。
ここで東京の深夜の路上で困り果てているアジア系の若者にタクシー代をせびられていることに気づいたが、割と酔っていたこともあって、英語も日本語もできないコミュニケーションのとれない彼に渡すような金はないと思ってキレ気味にこう言ってしまった・「Youdon't speakEnglish!日本語も分からない!」・
もう一度大声で繰り返した。
「Youdon't speakEnglish!日本語も分からない!」
そう言って歩き出すと、彼はもうついてこなかった。
ニット帽をかぶり、イヤホンをつけて深夜ラジオを聞きながら、冷える夜道を歩きながらもう一度さっきの出来事を振り返ったとき、川口のクルド人のニュースを思い出した。
彼らは難民(という名の出稼ぎ、事実かどうかはさておき)であるがゆえに、日本語も英語も分からない状況で建設工事現場に出てきている可能性があるのではないか。
帰りの日当も渡されずに、明治通りに放り出されたのかもしれない。
だけど、欧州のドイツやスウェーデンの移民問題はこういう経験の積み重ねで起きているのかもしれない。
その責任は、無計画な移民受け入れ先や自治体、不本意ながらも働いているかもしれない就労先にあって、私のせいじゃない。そう言い聞かせながら家路を急いだ。
何かを求めるなら。
せめて、片言の日本語か、片言の英語で、コミュニケーションがとれる状態で来てほしい。
実家の整理中に母が数十年間貯め込んだ硬貨が出てきたので、私が処理することになった。
重さは30kgを超えていて、自宅に持ち帰るだけで一苦労だった。
幸い、大半は硬貨の種類ごとに仕分けられていて、ホコリやゴミの付着も少なく比較的綺麗だった。
この時点ではまだわかってなかったが、仕分け済みだったことが後ほど労力の大幅減に繋がることになる。
この量になるとちまちま使って減らすとかそんなレベルではないので、銀行で処理することに決めた。
車で行けそうな銀行はあんまりなく、自転車圏内に支店があって口座を持っている銀行で15kgずつ2回に分けて入金することにした。
候補は三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行。以前に別の用事で窓口に行ったときは三菱UFJ銀行の方が客が若くて回転も早かったので、今回はそちらに決めた。
そうと決めたら方法について調べる。ここ数年間でどの銀行でも窓口での大量硬貨取扱手数料が設けられて、500枚毎に550円とられるようになっているらしい。
要するに1枚の処理に1円以上かかるため、1円玉は赤字になり入金する意味がない。捨てろってこと?硬貨捨てていいのか?
また、ATMを使えば100枚ずつではあるけど無料で入金できるらしい。ATMを試してみるのもありか。
料金表はあるものの、ウェブサイトをいくら調べても窓口でどれくらい時間がかかるのか、どんな手続きがいるのか全くわからない。預貯金手続きは予約もできないらしい。
これは行ってみなきゃわからんなということで半分の量を抱えて銀行に行き、まずはATMでの入金を試みた。
預け入れを選択してキャッシュカードを入れ硬貨を投入するのだが、この投入口が狭くて10~15枚ずつしか入らない。
ちまちまと目分量で100枚を入れてボタンを押すと計量開始、そして1分待機。
100枚を超えた分が返却されるので回収し、さらにボタンを押す。
更にそこからATMが使用可能になるまで1分半待たなければならない。
2回目、3回目は時間を計測しながら入金したところ、1ターンに3分30秒以上かかることがわかった。
すべて処理するには3時間半はATMに張り付かなきゃいけないということになる。
これは無理だと諦めて窓口へ行き、案内係に説明をしたところ事前に全て数えてこないと受け付けないという。
そんなのどこにも書いてなかったぞと思って食い下がってみたものの取り付く島もなく、ATMで地道に入金することをお勧めするとのこと。
さすがに15kgを抱えてすごすごと帰るわけにもいかないので、覚悟を決めてATMで可能な限り入金することにした。
最終的には90分で力尽きたが、2000枚以上を入金することができた。
ATMがたくさんある支店だったので張り付くことができたが、数台しかないところでは無理だな。
2回目の銀行訪問に向けては硬貨をどうやって数えるかが課題となったが、これは簡単に解決した。
仕分け済みだったため、それぞれグラム単位で重さを測れば枚数が計算できるのだ。
先に結果を言うと、重さで数える方式は5円玉と10円玉でプラスマイナス0.4%程度の誤差が出たが、
それ以外はぴったりと一致した。おそらく錆などで重さが変化したのだと思う。
満を持して2回目の訪問をした。
ちなみに平日日中は当然仕事があるので、頑張って都合をつけて来ている。
これでこの厄介事から解放されると思いつつ窓口に行き、先日同様に大量硬貨の入金をしたい旨を伝えると…
私「大量の硬貨を入金したいんですが」
窓口「何枚ですか?」
私「3000枚くらいです」
私「数えてきました」
窓口「大量だと手数料がかかってしまって赤字になる可能性もあります」
私「前回も同じことを言われて、試したけどとても無理でした」
窓口「現行の硬貨以外が混ざってると受け付けられないんです」
窓口「長い時間お待ちいただくことになるかもしれませんが」
私「構いません」
窓口「少々お待ちください…」
後ろでゴニョゴニョと相談しており、雲行きが怪しい。
私「初めて聞きましたが、それはどこかに案内が書いてあるんですか?」
窓口「書いてないんですが、このようになっています」
そうきたか。おそらく最初のやり取りで諦めて帰らせる水際作戦で、これまでほぼ100%成功してきたんだろう。
ただ、これだけ準備してきてさすがにそうですかと言って帰るわけにもいかない。
私「先日案内された通りに準備してきました。納得できません。責任者の方から説明いただけませんか?」
窓口「少々お待ちください…」
ここで後ろからもうひとりが出てきた。
硬貨が全て仕分け済みであること、古銭や異物が混ざっていないことを目視で確認し、「これなら大丈夫そうですね」などとやり取りをしたのちに、「今回は特別に受け付けますが今回限りですので」と念を押されてやっと受け付けてもらえることになった。
受付後は15分ほどで計数と入金が完了。押し問答と待ち時間を含めても窓口処理時間は全体で40分程度で完了した。
今回、手間も時間もたくさんかかったし、手首も腱鞘炎になった。
大変な思いをしたので共有したい気持ちと、もしこのノウハウが誰かの役に立てばと思いこれを書いた。
手数料を明記して広く案内してる標準メニューなのに何が特別対応だ。
水際作戦みたいなセコいことしないで最初から一切受け付けませんって書くとか、細かい条件全部明記しとけよ。
とにかく硬貨の状態を気にしていたことから、おそらくごちゃっとした状態で大量に持ってこられても
仕分けに人手がかかったり機械が止まったりで非常に大変な業務なんだろうなという推察はできる。
ゆうちょ銀行なら自分で数えなくても受け付けてくれるらしい情報もあるが真偽不明。
Permalink |記事への反応(23) | 01:36
コックリさんの思い出
小学生の頃、放課後に友達とコックリさんやった人は多いんじゃないかと思う。コックリさんは言わずと知れた降霊術であり、そのやり方をいまさら説明するまでもないだろう。
俺も小学5年の時にやった。それよりも前にもやっていたと思うが、明確に覚えているのはこの時だ。友達3人と俺と見物が2人いた。
誰がやろうって言い出したか覚えていないが、テレビとか漫画とかの影響でやろうってなったはずだ。4人で10円玉に指を置いて、
「コックリさん、コックリさん、おいでください。もしおいでにりましたら『はい』に進んでください」
と呼びかける。動かない。何度も呼びかけるうちに、やがて、ぷるぷると動き出して一同が見守る中、『はい』へ移動した。
しばらく当たり障りのない質問が続き、日本語なっているのかわからないような答えが返ってきた。
「じゃあさ、あれ聞こうぜ。裏の爺さんは何で死んだんですか?」
裏の爺さんと言うのは、学校の裏に名物お爺さんが住んでいて、毎日小学生がこぞって挨拶するほど人気者だった。だが、なぜか死んでしまって家を警察が捜査していたのだ。それで話題になったのだが、結局、原因は分からなかった。
質問すると、全員が見守る中、10円玉はゆっくりと動き出した。
『は』
「あれ?」
『て』
「え? ちょっ、ヤバくない?」
『さ』
『の』
『き』
「コックリさん、コックリさん、お帰りください!!」
『ん』
「コックリさん、コックリさんおかえりください!!!ダメだ帰ってくれない!!!」
『た』
『ま』
それが完成したところで記憶がなくなっていた。目覚めたのは病院のベッドだった。
あの日、コックリさんに参加した者はみんな不幸になった。ロクなことにならなかった。世の中には知らなくてもいいことがある。それだけは覚えておいた方がいい。
妻が怖くて仕方ない
結婚して1年も経っていないが、妻が恐ろしくて仕方ない。機嫌がいい時は優しいし、イチャイチャもできるんだけど、機嫌が悪くなるともうダメ。別人みたい。すぐキレる。こっちから謝らなければ暴言。ケンカになれば物が飛んでくる。ヤンキーみたいで本当に怖い。
DVなのかな。優しい時はそん本当に大好きなんだ。だけど、キレた時だけヤンキー化して怖すぎて耐えられない。泣きそうになる。
妻は自分の思う理想のような物があるようで、そこから外れると機嫌が一気に悪くなる。家事もそうで、妻の気にいるやり方じゃないとダメ。こっちの方が効率がいいとか言ったらもう終わり。
機嫌がいい時に話し合いをしても埒が開かない。一回PMSじゃないのと言ったら、何か妻の逆鱗に触れてしまったらしく、初めて殴られた。そこから3日ぐらいは口を聞いてくれなかった。
こういうことを他の人に言うと別れなよって言われる。別れた方がいいのだろうか。でも、妻はモテない俺を初めて受け入れてくれた人で、彼女がいなかったら、俺はずっと1人だったと思う。
だけど、本当はわかってるんだ。
俺が、
おれが
妻が金玉
小太りで腹が出てるし
メガネかけて髪はボサボサで
仕事何してるのかと思ったら
有名企業で働いてるって
でもよく聞いてみると派遣で
え、何で我が姉はこんな典型的弱男と付き合ってんの?
アラフォーだけど
もうちょいマシな男いるでしょ
ビビるよね
親もなんか何とも言えない顔しちゃってさ
不満が目に見えるわけ
どうすんのこれ?
って感じの空気が流れてさ
父親が姉にどこが好きなんだ?って
そりゃ聞きたいよね
好きになる要素皆無じゃんね
そしたら姉が恥ずかしそうに
あー
わかった
はてサね
なんなの?
意味わかんなくない?
何でウチらがそんなに責められなきゃいけないの?
ホント無理
やめてくれない?
こんなことしてなんになるんだよ!!!!
何でみんな辛い思いしなきゃいけないの???
みんな頑張ってんだよ
ただの嫉妬
消えろよ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ!!!!!
ホント無理
無理
無理だって
もう疲れた
やだ
耐えられない
むり
無理だ
こんな時は
こんな時は
煮てよし
焼いてよし
蒸してよし
万能食材
みんなも食べようね
はてウを抹殺しなければならない。はてサは思い立ち、はてウの金玉を食べると不老不死になると噂を流した。上手くいけば、はてウの金玉が狩られて、はてウは子孫が根絶やしになる。完璧な作戦だ。はてサはほくそ笑んだ。
「待て! お前はてウだな!」
はてサが街中を歩いていると、武装した一団に声をかけられた。はてサは違うと主張したが、暴走した一団には受け入れられず、無惨にも金玉を狩られてしまった。
一団は金玉を丁寧に料理して、みんなで分け合って食った。一団はあまりの美味さに絶頂してしまった。
はてサの金玉の美味さは瞬く間に伝わり、グルメな人間が多い日本では、はてウよりはてサの金玉が狙われることになった。
数十年後、はてサは狩られ尽くして滅び去ったという。はてサがいなくなった後、はてウは「はてサがいないなら俺たちは何なんだ」アイデンティティが崩壊して狂ってしまったとさ。
自分も一儲けしようと考えた
呪われてしまったのだ
あっけなく死んでしまった
そしてその子孫も40を過ぎる頃には
と言いながら
ドクドクと溢れる毒にやられて
死んでしまったとさ
その辺の将棋会館へ乗り込み
適当な弱そうなやつを捕まえ
対局を開始した
お前の負けだな!
とはてサは満足して帰って
小学生の頃、放課後に友達とコックリさんやった人は多いんじゃないかと思う。コックリさんは言わずと知れた降霊術であり、そのやり方をいまさら説明するまでもないだろう。
俺も小学5年の時にやった。それよりも前にもやっていたと思うが、明確に覚えているのはこの時だ。友達3人と俺と見物が2人いた。
誰がやろうって言い出したか覚えていないが、テレビとか漫画とかの影響でやろうってなったはずだ。4人で10円玉に指を置いて、
「コックリさん、コックリさん、おいでください。もしおいでにりましたら『はい』に進んでください」
と呼びかける。動かない。何度も呼びかけるうちに、やがて、ぷるぷると動き出して一同が見守る中、『はい』へ移動した。
しばらく当たり障りのない質問が続き、日本語なっているのかわからないような答えが返ってきた。
「じゃあさ、あれ聞こうぜ。裏の爺さんは何で死んだんですか?」
裏の爺さんと言うのは、学校の裏に名物お爺さんが住んでいて、毎日小学生がこぞって挨拶するほど人気者だった。だが、なぜか死んでしまって家を警察が捜査していたのだ。それで話題になったのだが、結局、原因は分からなかった。
質問すると、全員が見守る中、10円玉はゆっくりと動き出した。
『は』
「あれ?」
『て』
「え? ちょっ、ヤバくない?」
『さ』
『の』
『き』
「コックリさん、コックリさん、お帰りください!!」
『ん』
「コックリさん、コックリさんおかえりください!!!ダメだ帰ってくれない!!!」
『た』
『ま』
それが完成したところで記憶がなくなっていた。目覚めたのは病院のベッドだった。
あの日、コックリさんに参加した者はみんな不幸になった。ロクなことにならなかった。世の中には知らなくてもいいことがある。それだけは覚えておいた方がいい。