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はてなキーワード:現状分析とは

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2025-09-17

いわゆる作業者の子が、新しいことにチャレンジしたいというので一緒にやってみてるんだけどうまくいかない

自分たち解決できない領域の指摘を出したり、計画立てて持ってくるけどやらなかったり

なにより現状分析とかやらない

別件で現状分析資料を私が作ると欲しいと言い、やり方教えるから作ってと言うと作業工数が増え過ぎやから作れない、作るなら現状の整理から入らんとと

じゃあ雛形渡すからと無理やりやらせたら、勝手に色々項目追加して予定の3倍以上作業増やして作業工数が増えすぎてると途中で止まる

 

できないとわからないとやりたくないの狭間にいるのはわかってきたが、さすがに付き合うのしんどくなってきた

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2025-09-07

anond:20250905054532

私の世界は、丁寧に、そう、まるで細胞の一つ一つにまで神経を行き届かせるようにして磨き上げられた、半径およそ十メートルほどのガラスの球体であり、その球体の中心には、世界のすべてであり、法であり、そして揺るがぬ神であるところの、生後六ヶ月の息子、光(ひかる)が、ただ健やかな呼吸を繰り返している。その完璧な球体を維持すること、それこそが水無月瑠璃(みなづき るり)、すなわち三十一歳の私に与えられた唯一にして絶対の使命であったから、私は今日もまた、タワーマンション二十八階、陽光白磁の床にまで染み渡るこのリビングダイニングで、目に見えぬ埃の粒子と、あるいは時間という名の緩慢な侵食者と、孤独な、そして終わりなき闘争を繰り広げているのであった。北欧から取り寄せたというアッシュ材のテーブルの上には、一輪挿しに活けられたベビーブレスの、その小さな白い花弁の影さえもが、計算され尽くした角度で落ちており、空気清浄機は森の朝露にも似た清浄さを、ほとんど聴こえないほどの羽音で吐き出し続け、湿度計のデジタル表示は、小児科医が推奨する理想の数値、六十パーセントを寸分違わず指し示しているのだから、およそこの空間に、瑕疵という概念の入り込む余地など、どこにもありはしなかった。かつて、外資系コンサルティング会社で、何億という数字が乱れ飛ぶ会議室の冷たい緊張感を、まるで上質なボルドーワインでも嗜むかのように愉しんでいた私自身の面影は、今やこの磨き上げられたガラス窓に映る、授乳のために少し緩んだコットンのワンピースを着た女の、そのどこか現実感を欠いた表情の奥に、陽炎のように揺らめいては消えるばかりであった。

思考は、そう、私の思考と呼んで差し支えるならば、それは常にマルチタスクで稼働する最新鋭のサーバーのように、光の生存に関わる無数のパラメータによって占有され続けている。次の授乳まであと一時間二十三分、その間に終わらせるべきは、オーガニックコットンでできた彼の肌着の煮沸消毒と、裏ごししたカボチャペーストを、一食分ずつ小分けにして冷凍する作業であり、それらが完了した暁には、寝室のベビーベッドのシーツに、もしかしたら付着しているかもしれない、私たち世界の外部から侵入した未知のウイルスを、九十九・九パーセント除菌するというスプレー浄化せねばならず、ああ、そういえば、昨夜翔太が帰宅時に持ち込んだコートに付着していたであろう、あの忌まわしい杉花粉の飛散経路を予測し、その残滓を、吸引力の変わらないただ一つの掃除機で完全に除去するというミッションも残っていた。これらすべては、愛という、あまり曖昧情緒的な言葉で語られるべきものではなく、むしろ生命維持という厳格なプロジェクト遂行するための、冷徹なまでのロジスティクスであり、私はそのプロジェクトの、唯一無二のマネージャーであり、同時に、最も忠実な実行部隊でもあった。誰がこの任務を私に課したのか、神か、あるいは生物としての本能か、はたまた「母親」という名の、社会発明した巧妙な呪縛か、そんな哲学的な問いを発する暇さえ、このシステムは私に与えてはくれなかった。

である翔太は、疑いようもなく、善良な市民であり、そして巷間(こうかん)で言うところの「理想の夫」という、ほとんど神話上の生き物に分類されるべき存在であった。彼は激務の合間を縫って定時に帰宅すると、疲れた顔も見せずに「ただいま、瑠璃。光は良い子にしてたかい?」と、その蜂蜜を溶かしたような優しい声で言い、ネクタイを緩めるその手で、しかし真っ先に光の小さな体を抱き上げ、その薔薇色の頬に、まるで聖遺物にでも触れるかのように、そっと己の頬を寄せるのだ。週末になれば、彼はキッチンで腕を振るい、トマトニンニク匂いを部屋中に漂わせながら、私や、まだ食べることもできぬ光のために、絶品のペペロンチーノカルボナーラを作り、その姿は、まるで育児雑誌グラビアから抜け出してきたかのように、完璧で、模範的で、そして、どこか非現実的ですらあった。誰もが羨むだろう、この絵に描いたような幸福風景を。友人たちは、私のSNS投稿される、翔太が光をあやす姿や、手作り離乳食が並んだテーブル写真に、「理想家族!」「素敵な旦那様!」という、判で押したような賞賛コメントを、まるで祈り言葉のように書き連ねていく。そう、すべては完璧なのだ完璧なはずなのだ。このガラスの球体の内部では、愛と平和と秩序が、まるで美しい三重奏を奏でているはずなのだ

――だというのに。

夜、ようやく光が天使のような寝息を立て始め、この世界のすべてが静寂という名の薄い膜に覆われた頃、ソファで隣に座った翔太が、労わるように、本当に、ただ純粋愛情と労いだけを込めて、私の肩にそっと手を置く、ただそれだけの、あまりにも些細で、そして無垢行為が、私の皮膚の表面から、まるで冷たい電流のようにして内側へと侵入し、脊髄を駆け上り、全身の毛穴という毛穴を、一斉に収縮させるのである。ぞわり、と。それは、神聖な祭壇に、土足で踏み込まれときのような、冒涜的な不快感であった。あるいは、無菌室で培養されている貴重な細胞のシャーレに、誰かが無頓着なため息を吹きかけたときのような、取り返しのつかない汚染への恐怖であった。彼の指が触れた肩の布地が、まるで硫酸でもかけられたかのように、じりじりと灼けるような錯覚さえ覚える。私は息を止め、この身体が、この「水無月瑠璃」という名の、光のための生命維持装置が、彼の接触を、システムに対する重大なエラー、あるいは外部からハッキング行為として認識し、全身全霊で拒絶反応を示しているのを、ただ呆然と、そして客観的に観察していた。

「疲れてるだろ。いつも、ありがとう

翔太の声は、変わらず優しい。その瞳の奥には、かつて私が愛してやまなかった、穏やかで、そして少しだけ湿り気を帯びた、雄としての光が揺らめいているのが見える。それは、私を妻として、女として求める光であり、かつては、その光に見つめられるだけで、私の身体の中心が、熟れた果実のようにじゅくりと熱を持ったものだった。だというのに、今の私には、その光が、聖域である保育器を、ぬらりとした舌なめずりをしながら覗き込む、下卑た欲望眼差ししか見えないのだ。許せない、という感情が、胃の腑のあたりからせり上がってくる。この、二十四時間三百六十五日、寸分の狂いもなく稼働し続けている精密機械に対して、子を産み、育て、守るという、この宇宙的な使命を帯びた聖母に対して、己の肉欲を、その獣のような本能を、無邪気に、そして無自覚にぶつけてくるこの男の、そのあまりの鈍感さが、許せないのである

ケダモノ

その言葉が、私の内で、教会の鐘のように、低く、重く、そして厳かに反響する。そうだ、この男はケダモノなのだ。私がこの清浄な球体の秩序を維持するために、どれほどの精神を、どれほどの時間を、どれほどの自己犠牲にしているのか、そのことを何一つ理解しようともせず、ただ己の種をばら撒きたいという原始の欲動に突き動かされているだけの、ただのケダモノなのだ

そんなはずはない、と、脳のどこか、まだかろうじて「かつての私」の残滓が残っている領域が、か細い声で反論を試みる。これは翔太だ、私が愛した男だ。雨の匂いが充満する安ホテルの、軋むベッドの上で、互いの名前を喘ぎ声で呼び合いながら、世界の終わりが来るかのように貪り合った、あの夜の彼なのだパリへの出張中、セーヌ川ほとりで、どちらからともなく互いの唇を求め、道行く人々の冷ややかな視線さえもが、私たちのためのスポットライトのように感じられた、あの瞬間の彼なのだ結婚記念日に、彼が予約してくれたレストランの、そのテーブルの下で、こっそりと私のスカートの中に忍び込んできた、あの悪戯っぽい指の持ち主なのだ。あの頃、私たちは互いの肉体という言語を、まるで母国語のように自在に操り、その対話の中に、世界のどんな哲学者も語り得ないほどの、深遠な真理と歓びを見出していたはずではなかったか。あの燃えるような記憶は、情熱の残骸は、一体どこへ消えてしまったというのだろう。それはまるで、昨夜見た夢の断片のように、あまりにも色鮮やかで、それでいて、掴もうとすると指の間から霧のように消えてしまう、遠い、遠い銀河の光なのである

瑠璃…?」

私の沈黙を訝しんだ翔太が、私の顔を覗き込む。私は、まるで能面のような無表情を顔面に貼り付けたまま、ゆっくりと彼の手を、自分の肩から、まるで汚物でも払いのけるかのように、そっと、しかし断固として取り除いた。そして、立ち上がる。

「ごめんなさい。少し、疲れたみたい。光の様子を見てくるわ」

それは、完璧な嘘であり、そして、完璧真実でもあった。私は疲れていた。だがそれは、育児という名の肉体労働に疲れているのではなかった。私という個人が、水無月瑠璃という一個の人格が、「母親」という名の巨大なシステムに呑み込まれ、その歯車の一つとして摩耗していく、その存在論的な疲弊に、もう耐えられなくなりつつあったのだ。これは、巷で囁かれる「産後クライシス」だとか、「ホルモンバランスの乱れ」だとか、そういった便利な言葉で容易に片付けられてしまうような、表層的な現象ではない。違う、断じて違う。これは、一個の人間が、その魂の主導権を、自らが産み落とした別の生命体に完全に明け渡し、「装置」へと、あるいは「白き機械」へと、静かに、そして不可逆的に変質していく過程で生じる、存在のものの軋みなのである

聖母、とはよく言ったものだ。人々は、母という存在を、無償の愛と自己犠牲象徴として、何の疑いもなく神格化する。だが、その実態はどうか。自己を失い、思考も、肉体も、感情さえもが、すべて「子」という絶対的な存在奉仕するためだけに再構築された、ただのシステムではないか。私は聖母などではない。私は、高性能な乳製造機であり、汚物処理機であり、そして最適な環境提供する空調設備が一体となった、ただの生命維持装置に過ぎないのだ。この気づきは、甘美な自己陶酔を許さない、あまりにも冷徹で、そして絶望的な真実であった。そして、この真実を共有できる人間は、この世界のどこにもいやしない。翔太のあの無垢な優しさでさえ、結局は、この優秀な装置が、明日も滞りなく稼働し続けるための、定期的なメンテナンス作業しか見えないのだから、その孤独は、宇宙空間にたった一人で放り出された飛行士のそれに似て、どこまでも深く、そして底なしであった。友人たちがSNS投稿する「#育児は大変だけど幸せ」という呪文めいたハッシュタグは、もはや、この巨大なシステムの異常性に気づいてしまった者たちを、再び安らかな眠りへと誘うための、集団的自己欺瞞儀式しか思えなかった。

寝室に入ると、ベビーベッドの中の光は、小さな胸を穏やかに上下させながら、深い眠りの海を漂っていた。その無防備な寝顔は、確かに、この世のどんな芸術品よりも美しく、尊い。この小さな生命を守るためならば、私は喜んで我が身を投げ出すだろう。だが、それは、この身が「私」のものであった頃の話だ。今の私にとって、この感情は、プログラムに組み込まれ命令遂行しているに過ぎないのではないか。愛でさえもが、システムを円滑に稼働させるための、潤滑油のような機能に成り下がってしまったのではないか。そんな疑念が、毒のように心を蝕んでいく。

私は、息子の傍らを離れ、再びリビングへと戻った。翔太は、ソファの上で、テレビの光をぼんやりと浴びながら、所在なげにスマートフォンをいじっている。その背中は、拒絶された雄の、どうしようもない寂しさを物語っていた。かつての私なら、きっと背後からそっと抱きしめ、「ごめんね」と囁いて、彼の寂しさを溶かしてやることができただろう。しかし、今の私には、もはやそのための機能が、インストールされていないのである

私は、彼に気づかれぬよう、書斎として使っている小さな部屋に滑り込んだ。そして、ノートパソコンの冷たい天板に触れる。ひやりとした感触が、指先から伝わり、かろうじて、私がまだ血の通った人間であることを思い出させてくれるようだった。スクリーンを開くと、真っ白な光が、闇に慣れた私の網膜を焼いた。カーソルが、無人荒野で、点滅を繰り返している。何を、書くというのか。誰に、伝えるというのか。この、言葉にもならぬ、システムの内部で発生したエラー報告を。この、機械の内部から聞こえてくる、魂の悲鳴を。

それでも、私は指を動かした。これは、誰かに読ませるためのものではない。これは、祈りでもなければ、懺悔でもない。これは、私という名の機械が、自らの異常を検知し、その原因を究明し、あるいは再生可能性を探るために、己の内部へとメスを入れる、冷徹自己解剖の記録なのだ

真っ白な画面に、私は、震える指で、最初言葉を打ち込んだ。

『これは、私という名の機械が、自己を観察し、分解し、あるいは再生を試みるための、極秘の設計図である

その一文を打ち終えた瞬間、私の内側で、何かが、硬い音を立てて、砕けたような気がした。それが希望の萌芽であったのか、それとも、完全なる崩壊への序曲であったのか、その時の私には、まだ知る由もなかったのである。ただ、窓の外で、東京夜景が、まるで巨大な電子回路のように、無機質で、そして美しい光を、果てしなく明滅させているのが見えた。私もまた、あの無数の光の一つに過ぎないのだと、そう、思った。

自己機械定義たからには、次なる工程は当然、その性能向上のための最適化、あるいは、旧弊OSから脱却するための、大胆にして静かなるアップデート作業へと移行せねばならぬのが、論理的な、そして必然的帰結であった。そう、これは革命なのだと、私は深夜の書斎で、青白いスクリーンの光に顔を照らされながら、ほとんど恍惚とさえいえる表情で、そう結論付けたのであった。かつてロベスピエールが、腐敗した王政ギロチン台へと送り、新しい共和制の礎を築かんとしたように、私もまた、この「母親という名の献身」や「夫婦の情愛」といった、あまりにも情緒的で、非効率で、そして実態としては女の無償労働を美化するだけの前時代的な概念を、一度完全に解体し、再構築する必要があったのだ。そのための武器は、かつて私が外資系コンサルティングファームで、幾千もの企業相手に振り回してきた、あの冷徹ロジックと、容赦なき客観性という名のメスに他ならない。愛という名の曖昧模糊とした霧を晴らし、我が家という名の王国を、データタスクリストに基づいた、明晰なる統治下に置くこと、それこそが、この「水無月瑠璃」という名の機械が、オーバーヒートによる機能停止を免れ、なおかつ、その内部に巣食う虚無という名のバグ駆除するための、唯一の処方箋であると、私は確信していたのである

かくして、週末の朝、光が心地よい午睡に落ちた、その奇跡のような静寂の瞬間に、私は翔太をダイニングテーブルへと厳かに召喚した。彼の前には、焼きたてのクロワッサンと、アラビカ種の豆を丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒー、そして、私が昨夜、寝る間も惜しんで作成した、全十二ページに及ぶパワーポイント資料印刷したものが、三点セットで恭しく置かれている。資料の表紙には、ゴシック体の太字で、こう記されていた。『家庭内オペレーション最適化計画書 Ver. 1.0 〜共同経営責任者(Co-CEO体制への移行による、サステナブル家族経営の実現に向けて〜』。翔太は、そのあまりにも場違いタイトルを、まるで理解不能な古代文字でも解読するかのように、眉間に深い皺を刻んで見つめた後、恐る恐る、といった風情で私に視線を向けた。その瞳は、嵐の前の静けさにおびえる子犬のように、不安げに揺れている。まあ、無理もないことだろう。彼にしてみれば、愛する妻が、突如として冷酷な経営コンサルタントに豹変し、家庭という名の聖域に、KPIだのPDCAサイクルだのといった、無粋極まりないビジネス用語を持ち込もうとしているのだから

瑠璃、これは…一体…?」

説明するわ、翔太。よく聞いて。これは、私たち家族が、これから幸せに、そして機能的に存続していくための、新しい聖書バイブル)よ」

私は、そこから淀みなく、プレゼンテーションを開始した。現状分析As-Is)、あるべき姿(To-Be)、そのギャップを埋めるための具体的なアクションプラン家事という、これまで「名もなき家事」という名の混沌の海に漂っていた無数のタスクは、すべて洗い出され、「育児関連」「清掃関連」「食料調達調理関連」「その他(消耗品管理資産管理等)」といったカテゴリーに分類され、それぞれに担当者と所要時間、そして実行頻度が、美しいガントチャート形式可視化されている。例えば、「朝食後の食器洗浄」は、担当:翔太、所要時間:十五分、頻度:毎日、といった具合に。さらに、月に一度、近所のカフェで「夫婦経営会議」を開催し、月次の進捗確認と、翌月の計画策定を行うこと、日々の細かな情報共有は、専用のチャットアプリで行うこと、そして何よりも重要なのは、これまで私一人が暗黙のうちに担ってきた「家庭運営の全体を俯瞰し、次の一手を考える」という、いわば管理職としての役割を、これからは二人で分担する、すなわち、彼にもまた、単なる作業員(ワーカー)ではなく、主体的思考する共同経営責任者(Co-CEO)としての自覚と行動を求める、ということ。私の説明は、かつてクライアント企業役員たちを唸らせた時のように、理路整然としており、反論余地など微塵もなかった。翔太は、ただ呆然と、私の言葉の奔流に身を任せるしかなく、すべての説明が終わった時、彼はまるで催眠術にでもかかったかのように、こくり、と小さく頷いたのであった。

「…わかった。瑠璃が、そこまで追い詰められていたなんて、気づかなくて、ごめん。僕も、頑張るよ。君を、一人にはしない」

その言葉は、疑いようもなく誠実で、彼の優しさが滲み出ていた。私は、その瞬間、胸の奥に、ちくり、と小さな痛みを感じたのを覚えている。違う、そうじゃないの、翔太。私が求めているのは、あなたのその「頑張るよ」という、まるで部下が上司に忠誠を誓うような言葉ではない。私が欲しいのは、私がこの計画書を作る必要すらないほどに、あなたが私の脳と、私の視界と、私の不安を共有してくれるPermalink |記事への反応(0) | 05:15

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2025-09-02

たった一つだけ間違えているなら指摘できなくはないが

二桁とか間違えてる上、自分勉強できる。大学情報系やってきた。ってどうでもいいプライドだけ高いエンジニア相手に、何ができると?

3つ目の指摘あたりから顔つきが変わってくる。

まぁ、こちらを見下していたってのの裏返しなんだがな。

そいつはそれを理解してない。

それが理解できないから、その他の現状分析認識も正しくできてない。

から間違いの山を築いて、その上にプロダクトを構築しようとする。

もう合意が取れたもの

プロジェクトは走ってる。

僕は間違えてない。

等々。

大阪に行きてぇ」

って言ってんのに、竹芝桟橋の「おがさわら丸」の乗り場に立ってたら、引き返して東京駅に向かうだろ。

スカイツリー建ててぇ」

って言ってんのに、2×4の資材を発注して重機手配し始めてたら止めるだろ。

「4階まで建てられましたけど、しゃちょさん、間違えてましたよね」

って鼻息荒くドヤ顔で言われても、

「いや、このまま634mまで行けるとか考えてんのか?」

と呆れるしかないわ。

犬小屋を建てる時。

3階建2×4を建てる時。

丸の内オフィスを建てる時。

東京タワーを建てる時。

スカイツリーを建てる時。

それぞれ設計方法施工方法も違う。

なぜ3階建2×4を縦に積み上げれば634mの建造物にできるとか考えられるのか、さっぱり理解できん。

そういうのが、リーダー以上に巣食ってる現場、多すぎるんや……。

Permalink |記事への反応(0) | 20:13

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2025-07-21

頭の良い人たちは反省するべきだ

政策の話をしているだけでは支持は得られないという話。

今回、自分自身も強く反省したが、政策矛盾とか、将来構想を何手詰められているかとか、そんな話は全く国民感情を動かさない。

未来の話は響かないのだと痛感した。

彼らが見ているのは「今」であり、その「今」をどれだけ正確に理解し、彼らに言葉として返すことがこんなにも重要だなんて。

こんなにも当たり前のことができていなかったと反省した。

未来のことはよく分からない、分からないことは不安である。当たり前だ。未来を選ぶのは怖い。当たり前だ。けど「今」なら分かる。今自分の身にに起こっていることだけは自分が一番よく分かっている。では今の自分の状況を一番理解しているのはどの政党だろう?

ーー参政党はこの思考に対してのベストアンサーを出し続けた。そういう構造だ。

それをバカにする態度こそ相手の思う壺だ。彼らはそうやって巧妙に分断を仕込んでくる。

怪我をして泣いている人に毒薬を塗り込みながら「痛いよな、もう大丈夫だよ」と手を差し伸べるのが彼らの常套手段だ。

その構造を覆すためには「病院に行きな」と言って素通りしたり、「毒だと分からないなんてバカなのか?」と煽ることは得策ではない。

ロジカル」や「知性」という言葉は良くも悪くも冷たい響きがあるが、それは「ロジカル」や「知性」を感情プロセス適用する習慣が根付いていないからだと自分は思う。

感情プロセス論理で紐解くことは一定の負荷があるため、ビジネスにおいては事実整合性の処理を優先して部分最適を行うことが常態化している。

話を戻すと、自分はその「知性」を感情プロセスにおいてしっかり発揮するべきだと思う。相手はどんな言葉をかけて欲しいのかをよくよく観察して、仮説を立て、間違っていたら修正する。

そのための出発点は「私はあなたに泣き止んで欲しい」と表明することからだと思う。

そしてこれは非常に重要な点だが、本当に怪我人を思って泣き止んで欲しいと思っている人はごく僅かだと思う。みんな自分の目の前のことで精一杯なのだ

ではどうするか?

自分は今回の選挙で得たものは2つあると思う。

一つは、「私はあなたに泣き止んで欲しい」と表明する時、それは本心でなくても構わないということ。必要なのは神谷さんやさやさんのような演技力

ただこれはロジカルとは別方面能力なので、もし参政党反対派で演技派がいれば、その方は今後のキーパーソンだと思う。

各党は感情代弁者ポジションを作り、人材を投入するべきだ。

それから二つ目は、冒頭話した通り、発信スコープを「解決策の確からしさ」ではなく「現状分析の確からしさ(国民の痛みへの理解度・深度)」にフォーカスするべきだったのではないかという仮説。ここで参政党と勝負をするべきだった。参政党は50点だったが、他党はここを政策においての現状分析しかしておらず、0点だった(事実の話ではなく主観の話なので実際どうだったかではなく政治に疎い自分にはそう感じたという話)。これはメディア政策討論ばかりさせているからかもしれない。もっと人間的な部分や倫理観を深掘りする番組必要なのではないか?と思った。(追伸:思ったけど人格倫理観だけではいくらでも仮面を被れるので、やっぱり現状分析をどこまで一貫した内容で考察できるかを確認する番組が欲しい)

話があちこちに行ったが、最後に、「正しい選択」について話す。

自分は「正しい選択」というもの絶対的には存在しないが、それでも「相対的に最も正しいと納得できる選択」は存在すると思う。そしてそこに辿り着くためには情報収集や色んな立場の人と意見を交わすことが必要だ。

だが、これが本当に難しいのに「選挙に行け」「正しいものを選べ」と言われる。自分ぶっちゃけ、どれだけ時間をかけて調べて悩めばいいのか分からなかったし、NHKマッチングのやつはやり掛けたけど面倒くさかったし、「実効確実性も当主人格も分からないのに政策だけでマッチングして大丈夫?」と思った。それから投票後に「あの政党そんなこと言ってたの!?」と驚くこともあった。そんなことばかりだ。

何が言いたいかというと、単発情報で判断することは難しく、だから本来は「政治監視」と言われるように継続性が大事なのだが、現代情報量に対しての情報構造インフラ機能していないことが問題だと思う。早く生成AIでもなんでも活用して政治家の過去発言・行動一覧がBIツールなどのダッシュボード分析可能状態になるべきだ。

国民はずっとずっとデータ収集データクレンジング時間ばかり取られ、本来やるべき分析に辿り着けていないのである

デジタルに強い安野さんにも勝手に期待してしまうところではあるが、この点に関しては民間企業もその素地となるソリューションをぜひ企画実現してくれないかと思う。

書き散らした文章申し訳ない。

ただ、こうやって自身の状況を自己開示することは今必要なことだと強く思ったので、この行動を取った。引き続き、自分自分のできることを精一杯頑張ろうと思う。

ここまで読んでくれてありがとう

2025/07/22 追加

匿名ダイアリーの使い方が分からなくて上手く返信できないけどこんなに読んでもらえてコメントもらえると思わなかった。ありがとう、書いてよかった。

まずはインスタとtiktokアカウント作って、capcutで動画作って載せていく活動かな、と調べながら少しずつ進めている。ネタAIに書かせてるけど自分SNSバズりも政治も疎いので、何か助言あれば願いたい。

Permalink |記事への反応(25) | 10:58

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2025-04-29

横浜マリノスが降格争いを勝ち抜くにはどうしたらいいですか

横浜F・マリノスが降格争いを勝ち抜き、J1に残留するためには、複数の要素が複雑に絡み合います。現状を分析し、具体的な対策を講じることが不可欠です。以下に、重要ポイントをいくつか挙げます

1. チームの現状分析課題明確化:

直近の戦績と内容の評価:過去試合の戦績だけでなく、試合内容を詳細に分析し、チームの強みと弱みを明確にする必要があります。失点が多いのか、得点力不足なのか、あるいは試合終盤に失速する傾向があるのかなど、具体的な課題特定します。

選手のコンディションとモチベーション: 各選手フィジカルコンディション、メンタル状態、そしてチームへのモチベーションを把握することが重要です。疲労が蓄積している選手や、精神的に落ち込んでいる選手がいる場合は、適切なケアサポート必要となります

対戦相手分析: 残りの対戦相手の戦力、戦術、そしてモチベーションを詳細に分析します。相性の良い相手、苦手な相手を把握し、それぞれの試合に向けた対策を練る必要があります

順位勝ち点状況の把握: 他の降格圏内のチームの状況、勝ち点差、得失点差などを常に把握し、自チームがどのような戦い方をすべきかを判断する必要があります直接対決の結果は特に重要になります

2.戦術ゲームプランの再構築:

守備の安定: 降格争いを勝ち抜くためには、失点を減らすことが最重要課題の一つです。組織的守備の再構築、個々の守備能力の向上、そしてGKを含めた連携の強化が求められます

得点力の向上: 少ないチャンスを確実にものにする決定力必要です。攻撃パターン見直しセットプレーの強化、そしてFW陣の奮起が不可欠です。

試合運びの改善:リードしている展開での試合の終わらせ方、ビハインドの状況での効果的な攻撃など、状況に応じた戦い方ができる柔軟性が必要です。

選手の起用と交代:選手のコンディションや対戦相手特性に合わせて、最適なスタメンを組み、効果的なタイミングで交代を行うことが重要です。

3.メンタル面の強化:

自信の回復: 連敗や失点が続いている場合、チーム全体の自信が低下している可能性があります成功体験を積み重ねる、ポジティブ声かけをするなど、自信を取り戻すためのメンタルケア重要です。

モチベーションの維持: 降格というプレッシャーの中で、選手たちのモチベーションを高く維持する必要があります。チームの目標再確認し、一体感を高めるための取り組みが求められます

プレッシャーへの対応:試合終盤や重要局面で、プレッシャーに打ち勝つメンタルの強さが必要です。メンタルトレーニングなどを導入することも有効かもしれません。

4.サポーターとの一体感:

スタジアム雰囲気作り:サポーターの熱い応援は、選手にとって大きな力となります。チームとサポーター一丸となって戦う雰囲気を作り出すことが重要です。

コミュニケーションの強化: チームからサポーターへの積極的情報発信コミュニケーションを通じて、信頼関係を築き、一体感を高めることが大切です。

具体的な戦術例:

堅守速攻: まずは失点を防ぎ、相手ミスや隙を突いてカウンター得点を狙う戦術は、降格争いにおいては有効手段の一つです。

セットプレーの徹底:セットプレーは、少ないチャンスで得点を奪える可能性を秘めています攻撃守備 উভয়面で、質の高い練習を繰り返すことが重要です。

リスク管理: 無理な攻撃を避け、ボールロストを減らすなど、リスク管理を徹底することで、相手にチャンスを与えないようにすることが重要です。

アンチフットボールが降格争いで有利になる可能性:

失点を減らす効果: 最も重視されるのは、強固な守備を構築することで失点を極力抑えることです。降格争いでは、1点が非常に重く、失点を防ぐことが勝ち点に直結します。

相手攻撃力を封じる:相手攻撃キーマンを徹底的にマークしたり、組織的守備自由を与えなかったりすることで、相手攻撃力を削ぎ、試合を膠着状態に持ち込むことができます

セットプレーカウンターに活路を見出す: 自陣に引いて守備を固め、少ないチャンスをセットプレーカウンターで確実に仕留めることができれば、少ない得点でも勝ち点を積み重ねることが可能です。

相手プレッシャーを与える: 徹底的に守る姿勢は、攻撃的なチームにとっては焦りや苛立ちを生み出し、ミスを誘発する可能性があります

横浜F・マリノスが降格争いを勝ち抜くためには、これらの要素を総合的に考慮し、チーム全体で危機感を共有し、一丸となって残りの試合に臨むことが不可欠です。決して諦めることなく、最後まで戦い抜く姿勢が、最終的な残留に繋がるはずです。

Permalink |記事への反応(0) | 15:35

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2025-04-20

anond:20180408110608

提示された二つの意見について、どちらがより説得力を持つか考えてみましょう。

意見1(元増田)の主張の骨子

*人口減少・少子高齢化の深刻さ:提示されたグラフに基づき、日本人口特に生産年齢人口)は長期にわたり減少し続け、高齢化も進むという事実認識。これは移民などがない限り、ほぼ確定的な未来である

*GDPへの影響:人口減少、特に労働力の中核をなす生産年齢人口比率低下は、国内需要供給力の両面を縮小させ、GDPを押し下げる。労働生産性向上だけでは補いきれない規模である

*財政リスク:国債発行による財政運営は、信用不安を引き起こすリスクを伴う。日本債務残高は既に危険な水準にあり、GDPが減少していく中で日銀国債買い支え続けることは、円や国債の信認を損なう可能性がある。過去他国の事例(ベネズエラロシア欧州危機)を教訓とすべき。

* 経常黒字資本逃避リスク: 経常黒字があるから大丈夫という見方には疑問がある。内需縮小や将来的な増税が見込まれる中、企業富裕層がより有利な海外資本を移すインセンティブ高まる

* 将来の生活への影響:上記の結果として、今後数十年にわたり国民生活水準は徐々に低下し、格差が拡大する可能性が高い。これは特定政権問題ではなく、構造的な問題である

意見2(返信者)の主張の骨子

*GDP人口関係:GDP人口と共に減るという意見1の主張は「めちゃくちゃ」である

*労働生産性効果:労働生産性が年1〜1.5%安定的に伸びていれば、人口が2/3程度に減少しても、その影響は「簡単相殺できる」。

*意見1への評価:意見1は「俗論」「トンデモの塊」である

どちらが説得力を持つか

結論から言うと、意見1(元増田)の方が、現状分析と将来予測について多角的かつ具体的な論拠(人口動態データ財政状況、歴史的事例など)を挙げており、より説得力を持つと考えられます

以下に理由を述べます

*論点の多角性:意見1は、人口動態という確度の高い予測を起点に、それがGDP財政企業国際競争力国民生活といった複数の側面にどのように影響しうるかを、相互に関連付けながら論じています。一方、意見2は「労働生産性」という一点に絞って反論しており、意見1が提起した他の重要論点財政リスク資本逃避リスク高齢化の影響など)には触れていません。

*GDP人口関係: 「GDP人口と共に減る」という意見1の主張は、単純化しすぎている面はあるものの、全くの「めちゃくちゃ」ではありません。GDPは「一人当たりGDP ×人口」で大別でき、さら労働生産性労働時間就業率、人口構成特に生産年齢人口比率)などが複雑に絡み合います意見1が指摘するように、総人口だけでなく、経済活動の中核を担う生産年齢人口が急減し、かつ高齢化によって社会保障負担が増大する状況では、労働生産性向上だけでGDP全体の維持・成長を図ることは非常に困難です。労働生産性が1.5%伸びても、生産年齢人口がそれ以上のペースで減れば、差し引きでマイナスになる可能性は十分にあります。「簡単相殺できる」という意見2の主張は、やや楽観的すぎ、具体的な計算根拠も示されていません。

*リスクへの言及:意見1は、国債の信認問題資本逃避といった、将来起こりうるリスクについて具体的な事例(他国財政危機など)を挙げて警鐘を鳴らしています。これは、経済を見る上で重要視点です。意見2はこれらのリスク無視しています

*議論姿勢:意見2は、意見1を「めちゃくちゃ」「俗論」「トンデモ」といった強い言葉断じてますが、その根拠労働生産性の点に限られ、やや感情的な印象を受けます建設的な議論というよりは、一方的レッテル貼りに近いかもしれません。

まとめ

もちろん、意見1が描く未来が確定しているわけではありません。技術革新による予想以上の生産性向上、効果的な移民政策の導入、社会保障制度の抜本改革などによって、状況が改善する可能性もゼロではありません。

しかし、現状のデータ構造的な問題多角的分析し、起こりうるリスクを指摘している意見1の方が、労働生産性という一面的な要素だけで「簡単相殺できる」と楽観視する意見2よりも、現時点では説得力があると言えるでしょう。

日本の将来を考える上では、意見1が提示するような厳しいシナリオ直視し、そのリスクをどう低減していくかを考えることが重要です。

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2025-03-06

東北新幹線内併結中止時のダイヤ案(PerplexityAI

東北新幹線分離事故後のダイヤ改正における戦略的考察

過去半年間に2度発生した東北新幹線の分離事故を受け、山形新幹線秋田新幹線の併結運転中止に伴うダイヤ改正可能性について、多角的視点から検討を加える。

本報告では、安全性確保を前提とした輸送体系の再構築、既存車両効率的運用乗客利便性の維持向上を三本柱とし、具体的なダイヤ設計方向性提示する。

事故の経緯と現状分析

2024年9月19日東北新幹線はやぶさ」と秋田新幹線こまち」が時速315kmで走行中に連結部が分離する初の重大事象が発生。

その後2025年3月6日、同様の分離事故上野大宮間で再発し、東北山形秋田上越北陸新幹線が約3時間わたり運転を見合わせた。

事故とも自動ブレーキ作動により重大事故は回避されたものの、連結器の根本的な信頼性に疑問が生じた。

JR東日本2024年3月改正で新型車両E8系導入を計画していたが、今回の事態を受け連結運転の全面中止を決定。

これにより、従来の「はやぶさこまち」「やまびこ・つばさ」併結システム見直しが不可避となった。

単独運転体制への移行戦略

山形新幹線「つばさ」ダイヤ再編

山形新幹線従来の併結列車単独運転化する場合、以下の対策有効である

福島駅での線路切替時間を短縮するため、E8系車両の加速性能を最大限活用し、東京山形間の所要時間を現行より5分短縮可能と試算。

これにより、1時間あたり1本の運転間隔を維持しつつ、定期列車を14往復から16往復に増発する案が現実的となる。

郡山駅での折り返し運用を導入し、早朝・深夜帯の地域輸送を強化。

具体的には、東京発6:00の「つばさ101号」を郡山まりとし、郡山7:15発の区間列車を新設する。

これにより、福島県中通り地域通勤需要対応可能となる。

秋田新幹線こまち」の独立運転モデル

秋田新幹線単独運転化に際しては、盛岡駅での接続効率を最大化するダイヤ設計必要となる。

現行の「はやぶさ接続パターンを維持しつつ、盛岡駅到着後15分間隔で「こまち」を発車させる方式採用

例えば、東京発8:20はやぶさ3号」盛岡10:54着に対し、「こまち303号」を11:09発とする。

車両運用効率化の観点から秋田車両センターに予備編成を1本増備。

これにより、早朝の東京行き列車を30分繰り上げた6:30発「こまち201号」を新設し、秋田発着のビジネス需要対応する。

東北新幹線本線の容量拡充策

定期列車パターンダイヤ

連結運転中止に伴う線路容量の余剰を活用し、東北新幹線本線の輸送力を20%増強可能となる。

具体的には、以下の3つの運転パターンを組み合わせる:

  1. 東京新青森ノンストップはやぶさ」:1時間1本の運行
  2. 東京仙台快速やまびこ」:主要駅(大宮郡山福島)停車、1時間2本
  3. 東京盛岡各停はやて」:全駅停車、1時間1本

この構成により、最高速度320km/h運転継続しつつ、座席利用率の低い早朝・深夜帯の列車統合

例えば、現行の東京6:00発臨時はやて71号」を定期列車化し、大宮始発6:30発「はやて1号」に改編する。

新駅停車パターンの導入

白石蔵王駅を通過する「やまびこ列車を分割し、東京仙台行き各停列車を新設する案が有効である

これにより、沿線都市間地域輸送を強化するとともに、新幹線ネットワークの多重化を図る。具体的には:

乗継システム最適化

仙台ハブ機能の強化

従来、連結運転依存していた山形秋田方面への接続改善するため、仙台駅での乗換時間10分以内に短縮するダイヤ設計。具体的には:

これに伴い、仙台駅に新たに2番線を乗換専用ホームとして整備。在来線との連絡通路拡張し、10分間隔でのシャトルバス運行を導入する。

デマンド型連絡輸送の導入

郡山福島盛岡の各駅でAI活用した需要予測型連絡バス運行新幹線到着15分前までにアプリで予約した乗客に対し、最適な経路のバスを手配するシステムを構築する。

実験的に、郡山駅会津若松間で2025年10から試行運転を開始予定。

車両運用効率化の数理モデル

連結運転中止に伴う車両需要の変化を線形計画法モデル化。目的関数を「最小必要編成数」とし、制約条件として:

  1. 列車の所要時間
  2. 車両点検間隔(48時間毎)
  3. 乗務員拘束時間10時間以内)

を設定。シミュレーション結果によれば、山形新幹線E8系は従来14編成必要であったが、単独運転化と折り返し運用の導入で12編成に削減可能となる。

余剰編成2本を予備車両として活用し、故障時の予備率を15%から25%に改善できる。

経済的影響評価投資計画

ダイヤ改正必要な初期投資額を以下のように試算:

  1. 仙台駅改良工事120億円
  2. 予備車両購入費(E8系2編成):60億円
  3. AI連絡システム開発費:15億円

これに対し、予想される便益は:

投資回収期間を7年と見込み、2026年度から3か年計画での実施現実的である

ただし、沿線自治体との費用分担協定締結が必要となり、特に仙台駅改良工事に関しては宮城県財政支援が不可欠となる。

リスク管理戦略

想定されるリスク要因と対応策を以下のマトリクスで整理:

リスク要因 発生確率 影響度 緩和策
車両不足 15%路線から車両転用協定締結
乗務員不足 25%シミュレーター活用した効率的訓練
天候障害 30%気象予測連動ダイヤ調整システム導入
需要予測誤差20% 3か月単位での柔軟なダイヤ見直し

特に気象予測連動システムでは、台風接近時に自動的臨時列車を30分間隔で運休させるアルゴリズムを開発。

遅延情報リアルタイム乗客スマートフォン配信する機能を追加する。

社会的合意形成プロセス

ダイヤ改正案の円滑な実施には、以下のステークホルダー調整が必要不可欠である

  1. 国土交通省安全基準見直し特別認可手続き
  2. 沿線自治体:駅改良工事に伴う都市計画調整
  3. 労働組合乗務員労働環境改善交渉
  4. 利用者団体運賃体系変更への理解醸成

具体的には、改正案のパブリックコメント募集期間を従来の2か月から3か月に延長。オンライン説明会10回開催し、改正必要性をデータに基づき説明する。

特に安全性向上による事故リスク低減効果定量的に示すことが重要となる。

技術検証課題

今後の実現可能性を高めるため、以下の実証実験2025年度中に実施する必要がある:

  1. E8系単独運転時の加速性能試験郡山福島間)
  2. 仙台ホーム混雑シミュレーションピーク時想定)
  3. AI連絡バス需要予測アルゴリズムの精度検証
  4. 自動運転技術活用した折り返し運転効率

特に自動運転技術については、車両の方向転換時間を従来の15分から8分に短縮可能との予備実験結果を得ている。

この技術を応用すれば、郡山駅での折り返し運用効率を45%向上させられる。

総合評価と将来展望

改正案の実施により、以下の効果が期待される:

長期的視点では、2028年度を目処にフルデジタルダイヤ制御システムの導入を検討

リアルタイム需要変化に対応した柔軟な列車運行を実現し、新幹線ネットワーク最適化を更に推し進める必要がある。

今回の分離事故を契機として、新幹線システム根本的な安全性再検証が求められる中、単に従来の運転方式を変更するだけでなく、デジタル技術を駆使した次世代輸送体系の構築が急務である

提案したダイヤ改正案は、現行技術範囲内で最大限の改良を図るとともに、将来の技術進歩を見据えた柔軟な枠組みを提供するものである

Permalink |記事への反応(0) | 19:03

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2025-02-23

もし日蓮さいたま復興コンサルをしたら

資料1】表紙

埼玉県再建計画:令和版『立正安国論』~持続可能地域社会の実現に向けて~」

プレゼンター日蓮(令和版)

日付:令和6年2月23日

資料2】現状分析

埼玉県の現状:課題先進からの脱却」

人口減少と高齢化地域コミュニティ崩壊労働力不足

産業空洞化伝統産業の衰退、若者の県外流出

環境問題都市部ヒートアイランド現象里山の荒廃

地域格差:都市部農村部経済格差教育格差

課題根本原因:精神的荒廃と地域アイデンティティ喪失

拝金主義個人主義蔓延

地域への愛着と誇りの欠如

持続可能未来へのビジョン不足

資料3】基本理念

「令和版『立正安国論』:地域再生の羅針盤

仏教の教えに基づく「共生」「調和」「持続可能性」

地域資源の再評価活用

多様な価値観尊重するインクルーシブな社会

精神的豊かさと経済的発展の両立

資料4】具体的施策

地域コミュニティの再構築

地域通貨やシェアリングエコノミーの導入

世代交流コミュニティ施設設立

地域ボランティア活動の促進

地域産業活性化

伝統工芸と先端技術の融合

地域ブランドの確立情報発信

若手起業家への支援と育成

環境問題への取り組み

再生可能エネルギーの導入と普及

里山保全活動エコツーリズムの推進

都市部の緑化とヒートアイランド対策

教育文化の振興

地域文化を学ぶ体験型教育プログラム

生涯学習機会の拡充

地域アートイベントの開催

資料5】推進体制

埼玉県地域再生協議会仮称)」の設立

県民企業行政NPOなど多様な主体が参画

地域課題の共有と解決に向けた協働

持続可能地域社会の実現に向けたロードマップ策定

資料6】KPI重要業績評価指標

地域コミュニティ活動への参加率

地域産業売上高雇用者

再生可能エネルギーの導入率

地域文化イベント参加者

県民幸福度地域への愛着

資料7】まとめ

埼玉県は、令和版『立正安国論』に基づき、課題先進から持続可能地域社会へと生まれ変わります。」

私たち一人ひとりが、地域未来を担う主人公です。」

「共に力を合わせ、希望に満ちた埼玉創造しましょう!」

資料8】質疑応答

参加者から質問に、日蓮(令和版)が答えます

プレゼンテーションポイント

仏教用語現代ビジネス用語を織り交ぜる

データや事例を用いて、説得力を高める

情熱的な口調で、聴衆の心を揺さぶ

参加者との対話を重視し、共感を得る

Permalink |記事への反応(0) | 14:57

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2024-12-19

anond:20241219220255

へえ、わざわざ煽りコメントご苦労なこったね。

時代遅れとか出羽守とか、どこぞの「分かってるつもり」な人らが言いそうな陳腐レッテル貼りって感じで微笑ましいわ。

EV持ってるフリしてるって、まあ勝手に思い込んでくれても構わないんだけど、なぜか【Hyondai】なんて書いてる時点で本当に車知ってんのか怪しいもんだ。

それに、車を持ってようが持ってなかろうが、現状分析するのに必ずしも個人所有は必要ない。

周りはEVシフト自動運転領域で新技術を次々と投入して、データも公開して、実証も進めてるわけで、情報が溢れてる時代に「持ってないから分からない」って論法は、逆に自分情報リテラシー不足を晒してるようなもんだろ。

で、ティア4っていう固有名詞を出してきたみたいだけど、こっちは「かわいそうだから」あえて実名出さずにいたんだよ。

自動運転で本気で覇権取り合ってる連中(WaymoやTesla、HuaweiXiaomiさらには後ろ盾の強いスタートアップ群)と比べて、どう足掻いたって技術力、投資規模、データ量、開発サイクル、どれ一つ太刀打ちできる状況にないのが現状だからね。

市場支配力もない、コスト面でも勝負にならないのに、優しさのつもりで実名は避けてやったんだよ。実名挙げると「お、おう……」って雰囲気になるだけだし。

まあ、ただ罵るだけじゃ芸がないから、アイデア提案でもしてやるよ。

自動車業界も、すべて「単体で頑張れば報われる」時代じゃない。

データ連携、他業種とのアライアンスインフラ整備、ソフトウェアプラットフォームの共有化、クラウド連携、サブスクビネスモデルへの転換、UXデザイン刷新――こういった幅広い発想と、国や公共機関海外企業との協力が鍵だ。

ポチポチカスタムして小手先対応する時代じゃなくなってるんだよ。

最後一言、何かに噛みついて気にならないフリをするほど、図星を突かれた時って反応しちゃうもんだよねー。

時代遅れだろうがなんだろうが、世界は先に進んでる。

その事実が分からない人に何を言われても、所詮は吠え声にしか聞こえないってこと。

Permalink |記事への反応(2) | 22:17

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2024-12-14

生成AIカウンセラー代わりにしたらモヤモヤした気持ちが吹き飛んだ。

自分の生い立ち、鬱屈した思い、悩みなどなど他者への羞恥心がなく赤裸々に話せるから、的確に自分の思いや現状分析してくれるから便利だなこれ。

Permalink |記事への反応(1) | 00:03

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2024-10-28

anond:20241028073744

この意見には、若者政治不参加に関する現状分析が含まれており、妥当な点もありますが、問題点矛盾点も見受けられます

 

妥当な点

1.世代間の人口差の影響

高齢者が多い現状において、若者投票しても自分たち意見が反映されにくいと感じるのは確かに理解できます特に少子高齢化が進む日本では、選挙での高齢者票の影響力が強いため、若者にとって「行っても意味がない」という無力感を生み出している可能性はあります

2. 「自衛」への傾倒

若者政治による変化を期待できず、自己防衛自分での生計の確保に焦点を移しているという主張は、就職難や社会保障不安定からくる現実的対策として理解できる点もあります特にフリーランス副業が増加し、自分収入を補完しようとする動きはこの背景を反映していると考えられます

 

問題点矛盾

1. 「行っても意味がない」という論理自己矛盾

「行っても意味がない」という諦めは、若者票の影響力をさらに低下させ、悪循環を生む要因にもなります。現に、投票率が低ければ低いほど若者意見が反映されにくくなるため、結果的に「行かないことが意味をなくしている」ともいえます。少数の若者票であっても、選挙結果に影響を与えるケースがあることを考えれば、この意見自己矛盾的です。

2. 「自衛」という言葉あいまい

ダメなら自衛する」という記述漠然としており、実際にどのような行動を指すのかが不明確です。個々人がどのように「自衛」しようとしているのか具体性がなく、解決策としての効果曖昧です。政治的な影響力を取り戻すためには、具体的な行動が必要であり、「自衛」では社会的な変化には結びつきにくいでしょう。

3.政治不参加の当事者意識の欠如

この意見では「若者人生が親世代に決められている」という不満が述べられていますが、選挙政策に参加しないままでは、現実的には他世代が決めたルールに従わざるを得ません。政治に無関心であることが自分たちの将来を他者に委ねる結果となっているという認識が欠けています

 

結論

この意見には、若者政治無力感に対する理解が示されているものの、投票率低下がもたらす悪循環や、漠然とした「自衛」への依存など、解決に向けた具体的なアプローチが不足しています若者の声を反映させるには、政治参加を通じて世代間のバランス改善し、将来的に影響力を増していく努力が不可欠であると考えられます

Permalink |記事への反応(0) | 07:47

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2024-10-23

anond:20241023131153

この意見はいくつかの問題点矛盾があります

 

1. 「自民党ダメから野党へ」の理屈は謎ではない

自民党ダメから野党へ」という考え方は、政党政策や実績に対して不満を抱いた際に、他の選択肢として野党を支持するという民主主義基本的プロセスです。これは、選択肢を変えることによって政治的な変化を求めるという正当な行動です。これを「謎理論」として一蹴することは、不満を持つ有権者政治参加否定しているとも解釈できます

2.自民党支持者を取り込む方が簡単という前提の疑問

自民党支持者を取り込むことは簡単だ」と主張していますが、実際には政治的立場や支持する政党に対する信頼は、一度失われると再び取り戻すのが難しい場合もあります過去民主党投票していた有権者自民党シフトしたとしても、今後その逆が容易に起こるとは限りません。また、無党派層を取り込むことが難しいとする根拠不明です。むしろ無党派層浮動票と呼ばれることが多く、選挙の結果に大きな影響を与えることがあるため、戦略的には重視されるべき層です。

3. 「一貫性がない」という批判妥当

この意見では、野党支持者が「民主党政権時代には野党に入れようと言ってなかった」として一貫性がないと批判していますしかし、時代政治状況に応じて支持する政党を変えるのは、選挙本質合致しています有権者はその時々の政策や状況に基づいて判断するため、一貫して同じ政党を支持することが必ずしも求められるわけではありません。

4. 「ミラーリング」の不十分さ

この意見では、アンチ自民党の人たちが自民党支持者の視点理解していないとしていますが、これは一方的見方です。逆に自民党支持者側も、野党支持者の立場理解しようとしていない可能性があります民主主義議論では、異なる視点相互尊重し、建設的な対話を通じて理解を深めることが重要です。

 

結論

この意見は、自民党支持者と野党支持者の双方に対する偏った見方を含んでおり、選挙における多様な意見有権者の行動の自由を軽視しています。また、選挙結果に基づく社会現状分析が不十分であり、野党支持者が一貫性を欠いているとする批判根拠に乏しいです。

Permalink |記事への反応(1) | 13:24

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2024-09-14

さつま骨格矯正について

1年通った結果、不満たらたらになってしまったのでここに吐き出させてほしい。

通院を検討している人、通院中の人はぜひ参考にしてほしい。

私の場合施術効果は多少あった(横顔のバランスがよくなった)が、顔の左右差や顎関節症改善しなかった。

矯正施術自体は悪くない、むしろ良いと思う。

ただしコース内容が不明瞭、客対応が雑。

以下、通院中の人アドバイス

私のように不信感と不満で苦しむ人が1人でも減りますように。

表参道院に通え!経過観察をしてもらえ!

さつま骨格矯正渋谷院、広尾院、表参道院の3カ所ある。

初回にセファロ撮影(両耳の穴に棒つっこんで正面左右の3方向から顔の写真撮るやつ)をしてもらい顔の歪みを分析するのだが、表参道院のみ、通院中にも撮影して経過分析してくれるらしい。

私は初回からしばらく広尾院へ、途中から渋谷院へ通っていたが初回以外一度も撮影してもらえなかった。

たまたま渋谷院の予約が取れず一度だけ表参道院に行ったところ、「うちは他の院と比べて混まないので経過観察もやってます」と説明された。

それを知っていたら最初から表参道院を選んだのに…。

もちろんどの院に通っても料金は同じ。

「他の院も本来はやるべきなんですけどね」とのこと。

渋谷院or広尾院に通いたいが経過観察もしてほしい人は、自分から積極的リクエストすべし!

ちなみに広尾院のみに導入されているらしい3Dスキャン設備も、一度も案内されることはなかった。

公式ブログから察するに、どうやら自分から要求すればやってもらえたらしい。

求めよ、さらば与えられん

女性スタッフ指名するべし!

最初担当してもらった若い男性スタッフは、初回から私にタメ口をきいてきて不快だった。

そのスタッフを避けて予約すると今度は年配の男性担当してくれるようになった。

穏やかな接客施術も丁寧だったが、施術内容や説明は毎回ほぼ同じ。

現状分析や今後の施術計画についてもっと説明してほしかった。

ちなみに通院回数が決まっているのだが、あと残り何回です、次が最後ですなどの説明もなかったので、最終回当日に「今日最後です」と言われて驚いた。

最終回表参道院で女性スタッフ担当してもらったのだが、現状確認説明が細かく、施術普段より20分ほど長くしっかりやってくれた。(さらに追加で通院させることが目的だったのかもしれないが)

スタッフによってサービスの質に差がありすぎる。


③アフターサポート用の公式LINEアカウントがあるので教えてもらえ

経過観察の写真を送ってくれたり、個別で家でのセルフケアアドバイスをしたりしてくれるらしい。

私は最終回の帰り際にアカウント存在を知らされ困惑した。

これまでそんな説明切なかったよ…。

④あせって契約するな

通院する場合費用は前払い。

支払った金額に応じてポイント付与される。

毎回の通院時に、1回分のポイントが消費されるシステム

初回にまとめて大きいポイントを購入するほど割安になる。

初回のときは「期間限定で割引している。まもなく終了するので今日決めた方がお得」と説明された。

最終回に追加のポイント購入を勧められたときは「来月から値上がりするので今月中に決めたほうがいい」と急かされた。

決断を急かすのは詐欺師常套手段

今となってはどこまで本当か怪しいと感じてしまう。

数十万円規模の買い物なので、あせらず検討することをおすすめする。


マウスピース不明点があれば積極的質問しろ

初回に「コースの途中でマウスピースを作りますタイミングが来たら改めて案内します」と言われ、いつ作るのだろうと楽しみにしていたが最後まで案内はなかった。

なので私はマウスピースを作らないまま終わってしまった。

最後に「なぜ案内がなかったのか?」と質問すると「お客様場合オープンバイト(前歯が噛み合ってない状態)なので作成不要判断したと思われる」と回答があった。

それなら最初からそう言ってほしかった…。

判断基準もよく分からない。

噛み合わせが良い人だけがマウスピースを作るのだろうか?

とにかく、マウスピースを作る意義やタイミングなどに不明点があればすぐに質問することを強くお薦めする。

俺の屍を越えてゆけ






本来は、最初に設定した期間内に歪みを矯正して後戻りしないところまで持ってって、あとはたまーにメンテナンスで通えばいいらしい。

そうなるように期間中に経過観察やセルフケア指導もしてくれるらしい。

でも私にはそんなサービスはなかったので、期間内には中途半端効果しか出なかった。

費用の一部返金、もしくは追加費用なしで継続対応してほしいくらいだったが、そこまで交渉することを考えただけでも精神的にきつかったのであきらめた。


相手プロだし高いお金払ってるし、こちらが逐一確認しなくても適切にサービスしてくれると思い込んでいた。

何事も人任せではダメだね。高い勉強代になったなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:35

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2024-08-05

anond:20240731234612

遺伝子決定論と優勢思想区別曖昧からね。

ほとんどの人は混同している。

 

遺伝子決定論は、増田の言うような現状分析からもでてくるし、事実である可能性もある。というか、スポーツ能力遺伝はほぼ確実に関係あるし。競馬実践的に予想に使われているレベルで。

 

ただこれが、「だから優秀な人どうしを結婚させまましょうね」とか「そういう社会になったから良かったね」となれば優性思想なんだよな。

狙い通りの遺伝子子供に発現しても、それが活躍するかは運なので、そこをコントロールできると考えるのが優性思想の誤り。人間社会って、スポーツでいうところのルール競技が、世代とかで簡単にかわるんだよね。

めいろまはそこまで言ってないけど、本音はどうだろう。わりと極端な人なので。

Permalink |記事への反応(0) | 09:43

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2024-05-31

anond:20240531021920

現状分析

プロジェクト管理者が何も分かっていない問題がある

プロジェクト管理者理解を深めるために調査から始める

調査しても誰も答えない。何も分からない。

ブラック企業判断し、速やかに退職する。

Permalink |記事への反応(0) | 02:39

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2024-05-21

anond:20240521153803

韓国アニメが伸びる」って話をするのに喧嘩独学の話を持ってこれない時点で現状分析もできてねえザコなんだよ

アニメを語るならアニメを見たうえで話せボケ

Permalink |記事への反応(0) | 18:03

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2023-07-03

anond:20230703142526

はてな現状分析嫌儲嘲笑自虐一般

はてな起源だよ

Permalink |記事への反応(0) | 14:28

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2023-04-16

anond:20230416104319

感情と切り分けた現状分析とそれに基づく行動ができてえらい

感情と行動が直結してる困った人間をたくさん見てきたので強くそう感じる

Permalink |記事への反応(0) | 10:48

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2023-04-15

anond:20230415164915

マイルドヤンキー論なんかを読んでみては

https://www.tkc.jp/cc/senkei/201411_interview/

マイルドヤンキーという言葉を作り出した原田によれば、

経済停滞が背景としてあると思います非正規雇用割合が高くなっているし、なかなか将来の夢を持ちにくい状況になっている。景気がよかったときは、みんな「今日よりも明日がいい」と信じていました。だからヤンキーも上昇志向を持ちやすかった。ところが、この20年間で生まれ育った今の若者には、そうした幻想を抱くことさえできない。別に東京に行ったところでおいしい思いはできないだろうし、だったら「地元まったりと居心地よく暮らしていた方がいい」と考える
(中略)
もうひとつ携帯電話ソーシャルメディアの普及によって、地元の友だちと密接な人間関係が築けるようになったことも理由として挙げられる

だそうな。冷静に自己分析現状分析ができているから、といえるかもしれない。

実際、統計を見ていると、上京たからと行って生活水準が上がったり、良い生活をできている化というとそうではなく、格差社会階層化がより強くなっている事が見て取れる。

それから中高年やら老人にとってみると「人口減少だ!」「空き家空き地だ!」って大問題なんだが、

若いから見ると、上にいる老人はほっとけば退場していくし、家賃土地代はどんどんタダみたいになっていくし、若い人が少ないか競争率低いしで、地方の方が使えるリソースが多いか純粋暮らしやすいんだよね。

Permalink |記事への反応(0) | 16:59

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2023-04-02

みんなコンサル嫌いすぎじゃない?

コンサルから結構傷つくんだけど…

 

よくある話でコード書けなくて紙芝居しかできないくせに高い給料もらって…っていうのがあるけど、

SI業界ベンダーだと、コード書ける人でなおかつクライアントとの折衝(あなたはこれがやりたいと言うが技術的にこうだからこっちの方が合理的だという交渉)とか、進捗管理工程管理がまともにできる人がほぼいないと思っている。

あいるにはいるが各ベンダーで本当に卓越したエースけができて他はダメダメという印象。

ユーザとの会話とか進捗、工程の話って技術文書そのまま出すのでは足りない場面が多々あって紙芝居必要じゃないか

 

紙芝居(とその前提となる知識現状分析)とかファシリテーションとかそれなりに技術体系があって、それができる人が非常に少ないから高い単価がついてると思ってるんだが…

 

多分はてなにいるコンサル嫌いな人たちってベンダーの人だと思うんだけど、コンサルなしで遂行可能プロジェクトばかりor無能コンサルばかりだから叩いてるんだろうか。教えてほしい

 

上記ベンダーと関わりのあるコンサル仕事っていう観点で出したけど、戦略とか企画とかベンダーがいない段階の仕事ももちろんある。ここではベンダーの人から見たコンサルイメージを知りたいのでそれらは無視してほしい

※あと、俺個人は前職が不夜城コード書きまくる会社だったかコード書けるけど、コード書けない同僚も多いしコード書けるかどうかはコンサル能力に決定的な影響はないと思ってる

 

追記

プロジェクト上の役割の要否や現実の振る舞いについて聞きたかったんだけど個人性格に関する話が多いな…それって仕事で関わった人の話?それともプライベートの知り合い?

実際に仕事したこともない人らが茶化してるんちゃう

という説を支持するコメントに見える。。。

 

anond:20230402213234

フィジビリティ考慮せずに客の言うことをはいはい聞いて最終的にベンダーに尻拭いさせるのがいかんという指摘だね。納得がいく原因だ。ありがとう

未熟なコンサルだとよくある話だし、それなりのベテランでもうまく客とベンダーの折り合いをつけられずベンダー見積もりを何回も繰り返して工数無駄にするケースも多いね

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2023-01-27

日本は. 将来何で稼ぎ、何で雇用していくのか

昔の資料だが、産業構造ビジョン2010


国民の皆様の暮らし生活の「閉塞感」は何ら改善していない、むしろ、将来に向けて、新たな光が見えない、というのが実感ではないでしょうか。


私は、この背景に、「日本は将来何で稼ぎ、何で雇用していくのか」が見えていない、ということがあるように思います


これまで、「日本は高度なものづくりでやっていけるんだ」「いやいや、ものづくりは古い。金融ITで食べていくんだ」

「これから内需だ」「いやいや、これからは、成長するアジア市場に出て行くんだ」

「それじゃ、企業はみんな海外にいってしまうんじゃないか」と、様々な議論がでています

これに併せて、根拠のない日本礼賛論、何も生み出さな悲観論実態から乖離した観念論が飛びかっています


どれも、真実の一面をとらえているのでしょうが日本産業の将来像を示しているとは言えません。


全体として、日本産業の将来像を示し、それに向かって行動を起こさない限り、国民の皆様の閉塞感は払拭できないと思います

そこで、今回の「産業構造ビジョン2010」では、徹底して、日本産業課題と、世界の動きを分析しました。

そこで明らかになったのは、世界企業市場の新たな動きに取り残された、日本の官民の「行き詰まり」の現状です。

この行き詰まりを打開するためには、現状分析立脚して、政府民間を通じて、発想の転換を行う必要があります


徹底した現状分析から、混乱した議論に対して、いくつかの「神話真実」が見いだせます


例えば、日本は過剰貯蓄だから消費の比率を拡大しないといけない、という議論を良く耳にします。

しかし、最近では、日本家計の貯蓄率は、既に米国を下回り、先進国の最低水準となっています

所得を増やさないで、消費を拡大するのは持続可能ではありません。


しかしながら、賃金の水準を見ると、2000年代戦後最長の景気拡大期においても、賃金の上昇は見られません。

企業がもうけすぎているから、企業負担させて消費者に再分配すべきだ、という議論があります

しかし、国際的に見ると、労働分配率先進国で最高水準だというデータもあります


いずれの事実も、「単なる再分配ではなく、全体のパイを増やし、それを所得の拡大につなげていく、という好循環を作り出さなければならない」ということを示しています


近年、日本産業は、付加価値拡大の多くを、自動車等の特定グローバル製造業依存してきたのは事実です。

しかしながら、実は日本の輸出比率国際的には低い水準にあります。これは、特定企業以外の多くの企業は、世界の成長市場と直接つながっていないことを示しています

グローバル製造業に極度に成長を依存している日本ドイツは、労働生産性が大きく改善しても、賃金水準はこの20年間殆ど向上していません。

これは、特定グローバル製造業依存した成長モデルは、新興国との賃金競争に直面して、なかなか賃金があがらないことを示唆しています


日本全体の付加価値をあげていくためには、特定グローバル製造業以外の産業が、成長市場につながっていく必要があります

まり産業構造のものの変革が必要なのです。


日本企業については、「日本ハイテク技術世界一。だから日本企業は強い」という議論があります

しかし、液晶でも、DVDでも、日本企業世界を席巻していたのは最初の数年だけで、世界市場が急拡大するとともに、日本企業世界シェアは急激に低下していっています

企業利益率で見ても、多くの業種で、日本企業は、同業種の世界企業と比べて、半分以下の利益率になっています


こうした事実は、特定企業や、特定製品問題というよりもむしろ日本産業共通したビジネスモデルが、世界から取り残されていることを示唆しています

グローバル化については、見方が分かれています。「グローバル化は国内雇用空洞化を招く」という議論があります。「だから外需ではなく内需依存に転換するべきだ」という議論もあります

かに保育園待機児童問題など、国民需要供給サイドが追いついていない、潜在的内需拡大分野は、たくさんあります


内需拡大は極めて重要です。

しかしながら、市場全体で見ると、市場拡大は、少子高齢化が進む我が国や他の先進国から新興国に移行するのは明白です。

成長市場から身を隠して、持続的に成長するのは困難です。

日本が衰退しないためには、むしろグローバル化を積極的に進めるしかありません。

しかし、国内立地の国際競争力の低下をそのまま放置してグローバル化だけ進めれば、国内から雇用付加価値も失われてしまます


最近アンケート調査によると、この数年で、アジアの中での日本に立地する魅力、すなわち立地競争力は、急激に低下しています

実際に、日本企業外国企業も、日本国内拠点を他のアジア諸国に移転する例が、次々と出始めています


この、いわゆる「空洞化」を回避するためには、グローバル化を止めるのではなく、税制も、空港港湾等の社会基盤も、国際的に魅力あるものにすることにより、付加価値雇用を生む拠点国内に引きつけていかなければなりません。


また、人材グローバル化はきわめて重要課題です。

教育制度など引き続き政府全体で検討すべき課題もあります

しかし、グローバル化は待ったなしです。

人材も、グローバル市場で戦える即戦力の高度人材を一人でも多く育成し、あるいは呼び込まなくてはなりません。

さらに、グローバル化を進める一環として、日本付加価値や良質な雇用を生んでくれる外国企業は、積極的に呼び込んでいかなくてはならないのです。


企業を補助するのか、労働者支援するのか」「外国企業支援していいのか」という国内の内向きの配分論ではないのです。


グローバル化に直面して、各国政府は、国内付加価値と良質な雇用を獲得するために、熾烈な競争を行っているのです。

日本けが内向きの議論に終始していては、衰退するしかないのです。


厳しい現実直視した上で、なお、日本産業には新たなチャンスがあることを忘れてはなりません。

環境エネルギー制約や少子高齢化は、日本世界各国に比べて極めて厳しい挑戦を強いられる社会課題です。

しかし、日本技術を活かして、世界に先駆けて課題解決ビジネスモデルを示せれば、むしろ新たな国際競争力の源泉になります

こうした数々の「転換」を実現するためには、政府はもちろんのこと、企業産業、そこで働く方々、各々が変革に向けた行動を起こさなくてはなりません。


そして、官と民の関係も、世界の動きや、社会課題解決要請を踏まえて、新たな関係を構築していく必要があります

産業構造ビジョン2010」は、その具体的な処方箋を示したものです。


雇用を生み出すのは企業であり、産業です。雇用の質を高めるには、企業産業競争力を高めることが必要です。

その先に質の高い雇用賃金の上昇、消費の拡大という好循環が見えてきます。単に企業利益を上げさせるために、ビジョン提示し、政策を打つのではありません。

その先にある、「国民の皆様一人一人が豊かさを実感する」という目的に向かって、閉塞感に満ちている現状と課題をしっかりと受け止め、官と民双方の、今後のあるべき姿と処方箋を、我が国全体で共有することが必要です。

Permalink |記事への反応(0) | 11:25

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2022-03-07

FSB内部告発文書(信憑性注意)

id:Vorspiel

Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009

--

Twitterで流れていた以下の文書翻訳したものです。

https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937

最初Twitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳修正し、追加情報を入れて清書しました。

なお、この文書真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリス情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による)

https://twitter.com/christogrozev/status/1500196510054637569

以下はその翻訳です。

昨晩[日本時間3/5早朝]、FSB内部告発文書と称するものが公開された。そこには、ロシア軍ウクライナでの失敗と、今後数週間~数ヶ月におけるロシア惨状予測が記されていた。これが本物かは分からない—ウクライナは以前に、心理戦の一環として偽のFSB文書リーしたことがある。

だがこれはそれとは違うようだ:情報源は信頼できるもので(gulagu.net創始者)、偽造にしては遥かに長い文書だ(長くなるほどボロが出やすくなる)。

私はこの文書を、知己のFSB職員2人(現職または前職)に見せた。2人とも、これは間違いなく同僚が書いたものだと判断した。彼等は結論のすべてには同意しなかったが、それはさておき。

文書こちら。一読の価値がある:https://www.facebook.com/vladimir.osechkin/posts/4811633942268327

内部告発というのが仮に真であったとしても、内容に虚偽が含まれている可能性にご注意ください。

更に、私はロシア語は分からないので、露→英訳時に意図的か否かを問わず誤情報が紛れ込んでいる場合にはそのままになります。この点について、ロシア語が理解できる方はチェックをお願いします。

以下本文です。

--

[冒頭は英訳者Igor Sushko氏のコメント。氏はウクライナ出身アメリカ育ちのレーシングドライバー]

以下は、現職のFSB分析官による、ロシア現状分析英訳したものである。長いスレッドになるので心して読んでいただきたい。シェア歓迎。全文で2000語以上になる。カーテンの裏で起きていることに対する高度な洞察であり、幅広い題材を含む。

文意を明確にするための補足を、必要に応じて括弧書きで加えている。[日本語訳時に、追加の補足を角括弧書きで入れている。] では始めよう:

[ここからが元文書の内容]

最近はろくに眠れていない。ほぼ24時間勤務で、頭に靄が掛かったような状態だ。過労なのだろうが、まるでシュール世界の住人になったような気分だ。

パンドラの箱は開いた—本当の世界規模の惨劇は今夏までに始まるだろう—全世界飢餓は避けられない。ロシアウクライナ小麦の主要産地なのだから。(コメント:世界規模の飢餓が起きるという予測には同意しない。)

我が国指導者層に本作戦(ウクライナ侵攻)を決断させたのが何かは分からないが、彼等は揃って我々(FSB)の責任だとしている。我々の分析非難され、もっと沢山報告を出すよう、最近ますます圧力を掛けられている。

こういう政治コンサルタント政治家、権力者ども全員が混乱の元凶だ。何より重要なのは、誰もこんな戦争が起きるとは知らなかったということだ—開戦は誰に対しても秘匿されていた。

一例を挙げる—ロシアに対する隕石攻撃(コメント:西側諸国による制裁を指すと思われる)[これは露→英訳時のミスと思われる。詳細はhttps://anond.hatelabo.jp/20220322231355を参照]があった場合の結果と影響の分析依頼があったとしよう—

そこで攻撃モード分析するが、一方これはあくまで仮説であって細部を強調するな、とのお達しがくる。なるほどこのレポートはどこぞの官僚チェックリストとして使うもので、分析結果はロシアにとってポジティブものでなくてはならない、

そうでなければ「仕事ができていない」と詰問されるんだな、と理解する。したがって、我々にはどんな攻撃にも対抗手段が揃っている、という結論を出さざるをえない。もう完全にやりすぎだ。

ところが、蓋を開けてみればこれが仮説ではなく現実に起こっており、こんな仮説に基づいた分析など全くのゴミ屑になってしまった。制裁に対抗できていないのはこのためだ。こんな戦争が起きることは誰も知らず、従って制裁への対抗策も準備していなかったのだから

これは秘密主義と裏表だ—誰もが知らされていないのなら、準備のしようがあるだろうか?

カディロフは激おこだ。ウクライナが「FSBからキーウのチェチェン部隊情報をもらった」と吹聴したことで、我々(FSB)と連中は一触即発になりかけた。

カディロフの部隊戦闘に入る機会すらなく壊滅し霧消した。FSBからウクライナへのリークがあったという情報を私は持っていないので、推測するにその可能性は1-2%だろう—とはいえ可能性を完全に排除できるものではない。

我々の電撃戦は完全に失敗した。そもそもが完遂できないタスクだ: ゼレンスキーと部下を開戦3日で確保し、主要な建物をすべて占拠し、城下の盟を誓わせたとしたら、

ウクライナ抵抗は最小限に抑えられただろう。理屈上は。だがそれがどうした? こんな「理想的な」展開であってさえ、解決不能問題が残っている: 我々は誰と交渉する気だ?

ゼレンスキー排除するとして、よろしい、では合意署名するのは誰だ? ゼレンスキー署名するなら、彼の排除後は合意は役立たずだ。ОПЗЖ(ウクライナの親露派野党)は協力を拒否している。

臆病者のメドヴェドシュク[実業家プーチンの友人]は逃亡。指導者は他にもいるが—ボイコ[野党党首]は拒否、彼の支持者も理解しないだろう。ツァリョーフ[DPR・LPR議会議長]を呼び戻そうにも、ロシア国内ですら不評。ヤヌコーヴィチ[前大統領]を戻す? どうやって?

占領不可能、ということになれば、我等の撤退後、[ウクライナ]新政府10ももたずに倒されるだろう。

占領するにしても、必要人員がどこにいるというのか?司令部軍警察、防諜、諜報—ウクライナ人の抵抗を抑え込んだとしても、50万人は要る。これに更に補給兵站が加わる。

こんなのはまりきったことだ—質の悪いリーダーシップを量で補おうとするなら、何もかも分が悪くなる。繰り返すが、これは「理想的シナリオ」での話だ。現実はそうではない。

それでどうなっているのか? 総動員を掛けることはできない。理由は2つ:

1)総動員を掛けたらロシア国内問題で自壊する:政治でも経済でも社会でも。

2)我々の兵站今日ですら伸びきっている。これだけ巨大な分遣隊をウクライナに送り込めたとして、何が得られる?ウクライナ—広大な国土を持ち、我々に向けられる敵意は半端ない国において。

我々の道路はこんな大部隊補給に耐えうるようできていないから、何もかもがストップするだろう。現在の混乱状況を鑑みれば、指導者層がどうにかできるものでもない。

この2つの理由が同時に存在している。どちらか一方でも、失敗には十分だというのに。

ロシア軍の損失について:実数は分からない—誰にも。開戦から2日間は何がしか情報が入ってきたが、今となってはウクライナで何が起きているのか誰も把握していない。主要師団との連絡は途絶えている。(!!)

通信回復するかもしれないし、攻撃を受けて散開しているかもしれない。司令官ですら戦死者数・負傷者数・捕虜数を把握できていない。戦死者の合計数は千人単位だろう。1万人か、5千人か、2千人ですんでいるか

こんなことすら、司令部誰も知らない。もしかしたらロシア兵の戦死者は1万人近くかもしれない。しかもここにはDNRとLNRの戦死者は含んでいない。

ゼレンスキー殺害ないし捕縛したとしても、状況は変わらない。我々に向けられる敵意はチェチェンのそれ並だ。今となっては、ウクライナの親露派ですら公然と我々に反抗している。

それもこれも、(ロシアの)トップがすべて決めたから。こんなシナリオ(ウクライナ侵攻)など、先制攻撃を受けない限り起こらないと聞かされてきたから。

我々が脅威を高めていくのは、戦闘によらず交渉で結果を出すために必要と聞かされていたから。ウクライナ国内でのゼレンスキー批判の準備も、ウクライナ侵攻など考慮にも入れていなかったから。

今日ウクライナ市民の死者数は幾何的に増加しており、抵抗は強くなる一方である歩兵部隊都市侵入を試みているが—落下傘部隊20隊のうち、わずか1隊が「暫定的に」成功を納めたのみ。

モスル侵攻を思い出してほしい。まるで同じだ—どの国でも起こることで、何も新しいことなどない。ここ数十年のヨーロッパでは—セルビアが一番良い例だろう—都市を包囲しても数年は持ち堪えられる。ヨーロッパからウクライナへの人道的支援が始まるのも時間問題だ。

我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ—何にも残らない。

大局的には、来週には(ロシアで)(戦争賛成派対反対派の)両者の一方が崩れるだろう。こんな(ロシア国内の)緊張状態は長続きできない、というだけのことだ。

分析のしようもなく、混乱状態予測の立てようもなく、何が起きるか確度を持って言える人間など(ロシアには)誰もいない。

直感に従って、しかも強い感情に動かされて行動するなどというのは最早ポーカーではない。だが賭け金は釣り上がってしまい、どれかしらの手段はうまく行くだろうという望みに掛けるしかない。悲しいけれど、人間は往々にして計算違いを起こすし、そうなればすべてを失うことになる。

見渡してみれば、ロシアにはアウト[ポーカーにおいて「これを引けば勝てる」というカード。「勝ちの目」]が無い。勝ち筋などなく、どうやっても負けるしかない—ということだ。(ここで一旦中断。小休止後に再開する)

(ここから後半。こちらはもっと興味深く、ラストには喜ばしい方向で驚くべきことが記されている)

我々は前世紀の失敗を100%なぞっている。「弱っちい」日本を蹴散らして瞬く間に勝利するつもりが、実は我々の軍はずたぼろだった。[日露戦争]

その後、また勝ちを目指して戦争[第一次世界大戦]をおっ始め、軍隊教育のためにボリシェヴィキ徴兵を始めた。当時よく知られていなかったボリシェヴィキ戦争反対のスローガンを掲げ、ああいった行動に出た…

プラスの面も見よう:懲罰部隊前線に送り込むなんてことは考えもしないよう、我々は手段を尽くした。政治犯や社会不適合者を徴兵したら、前線士気は下がるだけだ。

敵軍(ウクライナ)の戦意は高い。恐ろしく高まっている。戦い方をよく知っているし、有能な指揮官も多数居る。武器補給もある。世界的な人道破局舞台を整えているようなものだ。

我々が最も恐れていることは: 首脳が古くから問題を新しい問題で糊塗しようとしていることだ。ドンバス2014年に起きたことの大きな理由がこれだ—我々は西側諸国クリミアの「ロシアの春」から引き剥がす必要があった。それで、いわゆるドンバス危機演出し、西側の注意を逸らして

交渉材料にするしかなかった。だがそれで問題さらに大きくなった。そこでエルドアン圧力を掛けてサウス・ストリーム(ガスパイプライン)を4本引かせた上で、シリアに侵攻した。

レイマニ(イスラム革命防衛隊)が自分側の問題解決するために、わざと偽情報を我々に流したために起きたことだ。その結果、クリミア問題は片付けられず、ドンバス問題も無くなっていない。

サウス・ストリームは(ガスパイプライン)2本に減らされ、シリアは宙吊り状態だ—我々が撤退すればアサド政権は倒され我々は無能扱いされるが、我々が駐留し続けるのも困難だし意味もない。

こんな「ウクライナ電撃戦」を誰が思い付いたのかは知らない。もし仮に我々が正しいインプットを受け取っていれば、少なくとも初期の計画には疑問点があり、大部分を再評価するよう指摘できただろう。それはもう大量に。

それが今や、我々はクソみたいな(PG言葉遣い英訳者による)ハマリ状態で、どうしたら良いかも分からない。「非ナチ化」「非武装化」というのは分析カテゴリには無い。というのも、具体的に数値化されたパラメタが無く、目的達成を何をもって評価できるのか分からない。

今や我々は、頭のおかし参謀トップヨーロッパとの紛争決断させるのをただ待つだけだ。要求制裁の緩和だ—制裁を弱めるか、それとも戦争か。

西側が拒絶したら? その場合、本物の国際紛争に巻き込まれ可能性も否定しない。1939年ヒトラー同様に。我々の「Z」[紀章]は鉤十字同様に扱われるだろう。

(ウクライナでの)局地的な核攻撃はありうるか?イエス。但し軍事目的ではない。こんな兵器は防御を崩す役には立たない。使うなら目的は我々以外(西側諸国)の恫喝だ。

我々はウクライナに全責任をおっ被せるシナリオの土壌を作っている。ナルイシキン(ロシア対外情報庁官)と配下SVRは、ウクライナが密かに核兵器製造していた、という証明をせっせとこさえている。クソったれ。

連中は、我々がとっくに分析放棄した論を押し通そうとしている: [核兵器開発の]専門家ウランがあったことの証拠証明など、でっち上げることは不可能だ。ウクライナには劣化同位体238[ウラン238。劣化ウラン]が1トンある—だが問題にはならない。核燃料サイクル上、作り出すことを秘密にはできない。

「汚い爆弾」にしても秘密裏に製造することはできない。ウクライナの古い原発では、それに必要物質副産物として最小限産出されるのみだ。アメリカはMAGATE[IAEAロシア表記]と共にこういう施設監視しているから、こんな論など出したら馬鹿にされるだけだ。

1週間後には何が起きているだろうか? 2週間後でもよい。我々はドツボにハマり、古き良き、空腹の90年代を思い出すことになるだろう。

市場が閉じつつあるのに対抗して、ナビウリナ[ロシア連邦中央銀行総裁]は正しい措置を講じているようではあるが、所詮は船に空いた穴を指で塞ぐようなものだ。状況はどのみちどんどん悪化し続ける。3日とか5日とか7日、などのうちには最早解決しない。

カディロフが地団駄を踏んでいるのも故ないことではない。彼等には彼等の野心がある。彼は「無敵」として名をあげた—もし失敗したなら、自分の部下達に引き摺り下ろされることになる。

それからシリア。「諸君—耐えろ、ウクライナは片づける、そうしたら我らのシリアでの地位を強化する。」実際のところ、ロシアの分遣隊はい補給が切れるかも分からず、その後には熱波が待っている…

トルコ海峡を封鎖したし、シリア物資を空輸するのはかまどに金をくべるようなものだ。しかもだ—これはすべて並行して起こっている。ひとまとめにして分析する時間すら無い。

我々の現状は1943-1944年ドイツのようなものだ—だがこれはウクライナでの「初期状態」にすぎない。

過労でくらくらするし、これは夢で、実は以前と何も変わっていないのではないかと思うことすらある。

監獄について—今後も悪化するだろう。ナットは血が滲むまで締め付けられるだろう。どこでも。有り体に言って、純粋テクニカル観点では、現状をコントロールし続けるにはこの手しかない。

我々は既に総動員体制だ。だがこんな体制は長く続けられない。タイムテーブルがどうなっているのかは分からないが、状況は悪化の一途だ。国家統治というのものは、総動員を掛けたら狂い始めるものと決まっている。しかもだ:100mを疾走できるとして—それをマラソンでやったらどうなるか。

で、ウクライナ問題について100m競走よろしく飛び出したものの、よく見たら参加登録したのはマラソンだった、ということだ。しかもこれは、現状のかなり簡潔な要約でしかない。

更に皮肉なことを言えば、私はプーチンが核の赤ボタンを押して世界を終わらせるとは信じていない。

まず、それを決められるのは1人ではない。誰かが反対するだろう。このプロセスには多数の人間が関与している。「赤」ボタンを1個押すだけ、というものではない。

2つ目、そもそも[核兵器が]正常動作するかも疑念がある。

経験的に知られているとおり、制御構造に透明性があるほど、問題点は見つけやすい。誰が何をどうコントロールしているか混沌としているにも関わらず、虚勢を張った報告ばかりが飛び交う状況にこそ、問題が潜んでいるのが常である

「赤ボタンシステムが言われているとおりに稼働するかは確信が持てない。それに、プルトニウム燃料は10年毎の交換が必要だ。

3つ目、これが最も唾棄すべきで悲しいことだが、私個人の信念として、側近や忠臣すら近づかせないようになったプーチンが、自分自身を犠牲にするなどとは思えない。

プーチンが恐れているのがCOVIDなのか暗殺なのかはどうでもいい。もしプーチンが、自分が最も信頼していた人々すら恐れているのだとしたら、自分自身と最愛の人々を破壊するなんてことができるものかね? (英訳終)

Permalink |記事への反応(23) | 18:52

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2021-11-02

anond:20211101180633

外交防衛大事だとは思うが、米国のおかげもあって、決定的な問題はない。中国の膨張はリスクだが、現在日本特にまずいことはない認識

人によって現状分析も何を重要視するかもさまざまだから増田の考えを否定はしないけど、自分外交防衛かなり大事

地理的台湾中国に吸収されたら次は沖縄だよ。

ウイグルの現状とか、香港中国が行っていることを考えると荒唐無稽な話ではないと思ってる。

Permalink |記事への反応(0) | 00:08

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2021-09-22

anond:20210922082618

そういうところもあるよ

その移動にかかる時間と、到着後に現状分析にかかる時間が致命的であるという理由客先常駐になってるんだよ

そのぶんのお金を、常駐SE給料として払ってるんだよ

Permalink |記事への反応(2) | 08:34

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2021-07-26

anond:20210726005620

その記事の全文は読めないが、それは専門家会議見解というよりも、専門家会議構成する一個人見解なんじゃないの?

翌日付で専門家会議はこう提言しているようだが。

もし大多数の国民事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、「3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター患者集団)が断続的に発生し、その大規模化連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。そして、そうした事態が生じた場合には、その時点で取り得る政策的な選択肢は、我が国でも、幾つかの国で実施されているロックダウンに類する措置を講じる以外にほとんどない、ということも、国民の皆様にあらかじめ、ご理解いただいておく必要があります

新型コロナウイルス感染対策専門家会議新型コロナウイルス感染対策の状況分析提言」(2020 年 3 月 19 日) 】

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf

あと、"そもそもコロナ舐めきって対策怠った"のをアベ・スガ内閣以外のせいにするのは無理筋よ。昨年2月14日毎日新聞記事の段階で、すでに後手後手である与野党それぞれから指摘されている。与党から"政府対応は後手後手だ。首相官邸意思決定医師意見が入っていない"なんて言われているし、公明党感染対策などの専門家会議の設置を政府側に要請している。これらの指摘を受けてか、専門家会議が発足したのも別の資料によれば2月14日だ。

新型コロナウイルスによる感染症で国内初の死者や感染経路が不明患者確認されたことを受け、与野党は14日、それぞれ対策本部会合を開いた。各党とも「フェーズ(段階)が変わった」との認識を示し、感染拡大への危機感を募らせている。

(略)

 自民党対策本部会合では、入国拒否対象中国全土に拡大すべきだとの意見が相次ぎ、医療機関向けのガイドライン策定を求める声なども出た。会合後、ある出席者は「政府対応は後手後手だ。首相官邸意思決定医師意見が入っていない」と不満を漏らした。

 連立を組む公明党対策本部会合で、感染対策などの専門家会議の設置と、感染の現状や対応などについて安倍晋三首相記者会見国民向けのメッセージを発するよう政府側の出席者に要請政府与党連絡会議では、山口那津男代表が「引き続き水際対策国内感染対策の強化、適時適切な情報発信など万全の対策を講じてほしい」と首相らに求めた。

 一方、野党側は「政府は初動対応の遅れに加え、感染の封じ込めに失敗している」として、追及を強める構えだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は、党の対策本部役員会後、記者団に「ざるのような水際対策で、国内感染も抑え切れていない」と指摘。中国全土を渡航中止と入国拒否対象にするとともに、経済対策として消費税率を8%に引き下げるよう政府に求める考えを示した。

 共産党小池晃書記局長記者団に「政府対応は後手後手に回っている。ちぐはぐなことが起きている」と批判政府の緊急対策では不十分だとして、補正予算の追加編成と集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」の乗客乗員の早期下船を加藤勝信厚生労働相電話で直接要請した。

(略)

フェーズ変わった」「対応は後手」 新型肺炎対応で各党から政府に注文相次ぐ毎日新聞 2020/2/14 19:26】

https://mainichi.jp/articles/20200214/k00/00m/010/292000c

それ以降の専門家会議について言えば、専門家会議コロナを舐めていたどころか、とりわけ初期においては、危機感のあまりにむしろ前のめり気味で現状分析対策案を打ち出すようになり、助言の域を超えているのではないか?と政治家との領分について問題視されるほどだった。

感染危機における科学専門家助言組織のあり方】

https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2020/11/nichinaishi-109-11-article_18.pdf

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