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はてなキーワード:物流コストとは

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2025-09-24

ハラル給食は許認可ビジネスの話なので宗教とはほぼ関係ないと思う

昆虫食と同じで現状はコスト高でビジネスにならないものを、税金で買わせて許認可元が潤う類

 

先に結論公共対応したら高くつくので各人各家庭で対応してもらうのが妥当

アレルギー対応給食センターなど調理現場の話だけど、ハラルになると認証、保管、物流など負担が激増するので、

貧乏自治体普通に無理でしょ

自治体の金を食い物にする系ビジネスの一環として扱ったほうがいいと思う

 

一般的費用範囲

具体的な料金は認証機関上記の要因によって異なりますが、以下は一般的費用範囲です。

1. 初期審査費用

一般的には、数十万円から数百万円程度です。

単一製品簡単審査場合20万円〜50万円程度から始まることがありますが、製品の種類や認証機関によっては100万円を超えることもあります

2. 年間監査更新費用

年間の監査更新費用も数十万円程度が一般的です。

通常は20万円〜100万円程度が目安となります

3. その他の費用

トレーニングコンサルティングなどの追加サービスを利用する場合、その費用が加算されます

これらのサービスは、数万円から数十万円程度が一般的です。

https://jhcpo.com/certification-fee/

 

ハラール性の確保は、原材料、加工方法、包装、貯蔵、物流、陳列など全てのサプライチェーンに及びます。そのため、物流においてもハラール対応した取り組みが必要になります

ハラール物流は「保管・運送」において、専用容器・専用コンテナ・専用トラック専用機器を使用することが条件となりますので、一般商品物流コストより、保管コスト運送コストが高くなります

https://logiiiii.f-logi.com/series/globalscope/halal-logistics-in-japan/

 

ハラル認証機関世界に300以上あると言われています世界的な統一基準がないので、その判断基準指導内容は認証機関や団体によって異なります

日本でも当協会が把握しているだけで30以上のハラル認証機関存在しますが、統一基準はなく各機関法人格や団体もバラバラ認証取得にかかる費用もそれぞれ異なります。あえて言うならば、許認可も届出も必要がないので、誰でも始められる状況です。

https://jhba.jp/halal/certification/

 

Permalink |記事への反応(0) | 10:15

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2025-09-01

anond:20250901194206

ツッコミどころが多すぎる

減税しても税収減るとは限らないぞ

製造コスト物流コストが下がることで車に乗ってなくても恩恵があるぞ

税収が減っても政府の超非効率サービスが停止するだけなら民間デメリットはないぞ

Permalink |記事への反応(1) | 19:52

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2025-07-26

anond:20250726012013

経済学会の共通認識」って…どこの学会?いつ決議されたの?って聞きたくなるやつやんそれ。具体的な文献も示さず「経済学会ガー」はさすがに雑すぎる。

そもそもアベノミクスって2013年から始まってて、その間ずっと物価目標2%に届かなかったんだよ?10年間もマネーじゃぶじゃぶでインフレ起きなかった国が、2023年になって急にインフレになったのを「10年前の政策のせい」って言うの、タイムラグじゃなくて因果の断絶でしょ。

現実には2022年エネルギー価格高騰+為替レート急変(円安)+物流コストの上昇で価格転嫁が一気に進んだっていう、もっと直接的な引き金がある。日銀の緩和策が円安圧力の一因ってのは否定しないけど、それも複合要因の一つにすぎない。

Permalink |記事への反応(3) | 01:38

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2025-06-23

室内でコメ育てる!というスタートアップリリースへの反応、好評一色だったら怖いなーと思ったらそれほどじゃなく冷静なトーンの意見もちらほらちゃんとあって、少しほっとした。

奇跡マイタケ一年中出荷できますとか、温泉メロン育ててますとか、空からイチゴが降りてくる空中農園ですとか、屋内でレタス機械が収穫しますとか、ビニールハウス竜巻で飛ばされて大変ですとか、時おり話題になるそれら露地栽培(土に植えるごく普通農業)ではない農業全般は、(農業)ギョーカイではざっくりと施設園芸と言われているのだが、このところ、この業界はなかなかしんどいことになっている。

その理由は三つ。

一つは農業用の建屋を建てるための建築費が高騰していること。

二つ目エネルギー価格が下がらない、高騰期は超えたとはいえ肥料価格が下がらない、そして物流コストが上がったこと。

三つ目は人手不足

この三つの問題は、施設園芸だけの話ではなくほとんどすべての産業に起きていることだけど、このコメ騒動でお分かりの通り、農産品消費者圧力が強すぎて販売価格が低く抑えられがちな商品なので、ほんの少しのコストアップにもすぐに農業経営には悪影響が出る。

エネルギー費で言えば暖房費に加えて夏の熱対策必要になってきて更に追加の投資必要になったり。巨大な扇風機みたいなものを導入しようかと悩む農家さんもいたりする。冬はしっかり寒くなり暖房施設は不可欠なので本当に困った話だ。

肥料で言えばウクライナ戦争と円高で急騰した肥料代は去年に一応落ち着いたが昨今の物価あるあるでそのまま高止まりしている。実は尿素窒素は全世界で奪い合いだし日本はかなりを輸入に頼っている。例のリリースでは書いていないが、米を通常よりも短い期間で収穫できるからには肥料もそれなりに必要になるんじゃないかという気がするが…丈の短い稲だから肥料量減らせるのか、どうだろうね分からない。

更に物流コスト。これは過去の慣習から多くが荷主(出荷側)が負担するケースが多くやはりJA農家側には負担増。

人手不足もまぁ日本中がそうなので聞き飽きた話だが、実は施設園芸はけっこう機械化が進んでいる農業分野だ。それでも人手が足りないのは収穫だけは人出が必要になるからだ。

ここの自動化が進まないのは、我々消費者が「きれいな品物を」 「少量多品種のものを」より高く買いがちな癖を持っているから。出荷を自動化する機械はもちろん売ってるが、導入コスト価格が見合わない。消費者のそういう「より良いものをより安く買いたい癖」が自分自分の首を絞めている一例ではある。

まぁ、コメ場合野菜果物よりは断然出荷コストがかからないとは思うが…でも乾燥とかどうするんだろうな。室内で乾燥もさせるのならなおさら生産コストに響くよね…どうなんだろうこれもリリースには出てこないか不明

そして農業ハウス建築費。これはもう笑う感じになっている。増設新規参入の足がとにかく重くなっている。建築費は国内でも海外でも今より安くなるということはあり得ないという複数証言を聞いているので、まぁなかなか未来は厳しい。

ちなみに増田が農スタートアップで気になってる会社は無い。ほとんどが「おもしろアイデアレベル商業ベースで考えにくいものばかりなんだよね。個別に開発して気に入った農家が取り入れることも有るかもしれないが、「今より農の現状を良くするテクノロジー発明だ」とは思いにくものばかり。

Permalink |記事への反応(0) | 12:04

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2025-04-27

AI版〈Foundation〉”――銀河を救うのは統合知能ネットワーク

0.プロローグ銀河帝国末期と〈量子社会予測AI

1.セルダン計画 ― “知の種子”を辺境

セルダンは二重盲検化:第一AI の指示通り動くが第二の存在を知らず、第二はプラン修正権を持つが第一に正体を明かさない。

2.セルダン危機AIシミュレーションが描く 5つの転換点

危機年代現象AI 的解法
地政学孤立 +50 年 周囲の星系連合がターミナスを封鎖 Vault が“無償エネルギーパック”を開示し、技術外交包囲網を内側から買収
宗教戦争+120技術教団 vs在来宗教 HRI(Human-Robot Interaction)を宗教儀式に組み込みソフト統合
商業覇権闘争+155 年豪商連合政治を掌握予測市場AI為替操作覇権ソフトランディング
統合帝政の台頭 +250 年 周辺超大国軍事侵攻フォン・ノイマン艦隊 (自律ドローン) で非致死的拒止
情報分断 +270 年銀河ネットの断絶 量子中継衛星“Anselm”網で独自バックボーン建設

すべてPrimeRadiant の長期マルチエージェントシミュレーションで織り込み済み。

危機を越えるたび、ファウンデーション計算密度指数的に向上し、銀河文化のコアがゆっくりと移動する。

3.想定外バグ ― “ミュール”という破滅特異点

4. 第二ファウンデーション vs.ミュール

5.エピローグ ― “ガラクシア”と情報生態系統合

anond:20250427203625

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

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2025-03-28

SIMカード

契約を変えるたびに律儀に返送しているけどリサイクルでもしてんの?

ひょっとしたら物流コスト人件費を浪費して破棄しているだけなんじゃないか

もしかして回収しないほうが双方・社会にとってWin-Winなのでは。

Permalink |記事への反応(0) | 14:49

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2025-01-02

anond:20250102111821

なついな。

30年ぐらい前のam-pmのおべんとうを思い出す。

am-pm物流コストを抑えるためにおべんと全品冷食だったんだよね。

まあまあうまかった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:27

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2024-12-20

anond:20241219160202

東京家賃が上がっても困るのは東京の非土地持ちだけだけど、ガソリン代が上がると全国の物流コストが上がるから

Permalink |記事への反応(0) | 14:53

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2024-11-13

anond:20241113160345

別に運送屋に運送料が払われてないわけじゃないし。

巨大ECによるスケールメリットビッグデータを用いたシステム最適化によって物流コストを個々の注文に転嫁しなくても成り立つ分野が増えてきただけだし。

Permalink |記事への反応(1) | 16:07

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2024-10-22

anond:20241022104857

作家が返品リスクとか、在庫管理コスト物流コストそもそも赤字になるリスクとかを背負えるならねえ……

Permalink |記事への反応(1) | 11:28

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2024-08-17

補足:趣味より儲かる本屋を残す必要性について

タイトル簡単に言えば「趣味的な本屋販売量だけでは、現在システムを維持出来ず書籍文化崩壊するから」という事になる。

これは他の経済活動でも同じで、趣味で採算度外視、あるいは薄給でもやりがいだけでやっています、と言うようなもの蔓延ってしまうと、後は滅ぶしかない。

一度滅んだ後に残存者利益が出てくると、改めて採算が取れるようになるのだが、その時は今の豊富で豊かな出版文化はなくなっているだろう。

と言うわけで、いただいた反応の中からいくつか補足としてワイの考えを述べておく。

何故客注を大事にする必要があるのか

上客、太客だから

書店顧客は、他の小売店と違い、売上の8割を2割の客が買っている、と言う極端な構造がある。色々な調査でひとりあたりの本の購入量の統計を取ると、左に大きなピーク、右に小さなピークの崩れたM字型になることが知られている。一つ目が年に数冊しか本を買わないライトユーザ。そしてもう一つが欲しい本があれば、後先考えず際限なく本を買ってしま病人である。つまりワイら。

そして、わざわざリアル書店で客注を出すような顧客というのは、大抵後者なのだ

「 客注は最速でも2,3日かかるのならば、ネット書店に勝てないのではないか」という話もあったけれども、こう言う後者顧客は、あえて意識的リアル書店を使っている。そしてお願いした本を仕入れてくれるという体験を求めている。

客注は儲からないのではないか

かに単体では儲からないが、その先にある最も儲かる「コンスタントに本を買ってくれる客」を育てる事に繋がるから


客注というのは今も昔も単体で儲かる仕事ではない。しかし、顧客サービスとしてはコスパが良いのだ。

日本書店委託販売という仕組みであり返品が自由在庫リスクがない一方で、利益率がかなり低くなっている。概ね売価の7割から8割ぐらいが仕入原価で、20%~30% ぐらいが小売店の取り分になる。ここから店の運営経費を賄うことになり、概ね原価率は9割を超える。一般食品スーパー利益目標が2割以上を指向することを考えると、利益率は低い。

そのため、一冊売る程度では全然からない。文庫本1冊注文されても仕入原価-売価が100円であり、客注対応の為に店員をひとり増やしたりすると赤字、と言うレベルである

が、当然ながら、人件費固定費に近い性質を持つのでこんなにシンプルではない。例えばコンビニ郵便はがきを売る・宅急便サービスをするのは、それらを利用するお客はついで利用を促すことが主だが、似たような性質と言えばイメージやすいだろうか。


さて、ネットの方が早いし面倒がない、と考える方の意見が多く見られており、これは事実である増田をみる様なユーザであれば尚更だろう。しかし、ネットリアル書店の間の配送期間というハンデがほぼ同じになる瞬間がある。

それが「新刊である新刊の発売日は統制が進み、現在ではネット書店ではフライング発売はほとんどない。

習慣的に本屋に行き、あるいは新刊が出ると、とりあえず自店で購入してくれる顧客をどれだけ確保できるかが店の成否に繋がるのである

そして、たくさんある書店の中から自店を選んでもらうには、価格統制がされている書籍では「体験」を育てるしかなく、客注とはそのための重要な機会なのだネットで買えばすぐに届くし、そうでなくてもコンビニコピー機で注文すれば早い事を知りながら、あえて書店を使う顧客を捕まえるチャンスなのだ

物流ではネット書店に勝てないのだからイベントやフェアを重視するべきだ

これはほとんどの場合間違っている。利益はでない。と言うのは、以下の様な性質があるためだ

この状況で、店頭型のフェアを増やす

  • 「本」という括りでは指向が広すぎて「フェア」などを開いても販売数量はほとんど増えない
  • 特定作家激推しフェアなどを開いても、その店に来る顧客の数は決まっているため、全体の販売額に繋がらない。
  • しかし、物流には負担をかける。例えば○○フェアをするからそのフェアに関する本を集めてくれ、というような依頼になるのだが、上記の通り販売量は期待できない中で結局返品になるからである。そして、データ的に今までフェアをやるからとたくさん仕入れても返品されていると言う実績が積み重なると、発注拒否されることが起きる。
    • こういった状況を「フェアをやろうと思ったのに取次が入荷させなかったからできなかった」と言うように言われがち。しかし、まずはその前に売上げの実績を立ててください、と言う事になる。今の取次は出版社はシビアデータを見て、返本やロスが出ないように配本するためこういうミスマッチが増えている。さら書店ちゃんデータを見て自店が持つ強みを伸ばすフェアをやるならば入荷されると思われるのだが。

またイベントを開くと

しかし、これらを承知の上で、上客を得るために実施するのは悪い事ではない。

が、それはいつもちゃんと本が買える、要望に応えてくれるという基礎があってこそであるので、そこを蔑ろにしたままやってもよくない。


さらに言うと、いつもちゃんと本が買える、と言う事に対して、イベントを開催するというと言うことは対立してしまうことがある。

本屋とは、ものすごい指向に幅があることを扱っているのが通常だから指向に合わないイベントをやっていると邪魔に感じることすらあるので結構気をつけなければならない。イベント顧客をゲットと繰り返したら、そのイベント指向自分にあわないと、居心地が悪く感じて顧客が離れてしまうと言うとは、残念ながらよくある話なのだ

大手書店が専用のスペースを設けるなどして、かなり気を遣っているのはこのためである

出版社や書店がフェアやイベント消極的だ、という事ではない。売れない事が問題なのだ。売れずにやりがいだけを消費してしまって持続性がないことが問題なのだ

Amazon楽天ヨドバシがあるから書店はいらないだろ

これはそう。

でも、Amazonの一番早い便でも半日であることに比べると、本屋店頭で買うのは見てすぐ実物を手に取れるので最速だし、本を読みたい欲を一瞬で満たしてくれるのはメリット

ん?電子書籍?  んん?ヨドの店頭受け取りだと30分でいける?  まぁそれはそう。

即配サービス使っても2,3日かかるの時間かかりすぎじゃね?

Amazonやヨドと比べられるとそれはそうなんだが、これでも他の小売業界向けの卸としてはめっちゃ早い。

Amazonやヨド、紀伊國屋などが取次在庫ありの場合、即配サービスより早いのは、彼らは自社で取次の倉庫まで取りにいっているからです。そこまでの出荷は一緒です。

それから大都市圏だと、午前中に出した客注が当日出荷になって翌日に届くことも仕組み上あります

パターン配本うんぬんかんうん

新刊の配本のうち8割以上が既にパターン配本でなくなっているので、認識がだいぶ古い。

パターン配本の批判が強まり出版社が指定した配本が行われるようになった。

が、結果から言うと、返本率が増加し出版社も在庫を抱える事になった。

そこで現在、取次は出版社や書店積極的データを開示し、配本を支援するシステムを用意して提供するようになった。取次のパターン配本だけに頼るのではなく、自分たちでも判断してもらおうと言う事である

これによって、中小出版社側もその注文に乗っかって大丈夫かと言うことをシステム的に判断するようになりつつある。


この状況で本が来ないと言うのは、出版社が数を減らしていると言う事だ。

結局は自分の店で売れるものは入荷するが、売りたいだけで売れそうにない本は入荷しないというだけ。出版社はベストセラー倒産などしたくはないのです。


ただ、最近買い切りの条件で注文数そのまま出荷する取り組みをやっている所も無いわけではないが、広がってはいない模様。

取次各社が、生き残らせる書店の取捨選択をやっている可能

これはもう間違い無い。

一般小売で考えると、趣味でやっていてきちんと経営していない店相手であると、卸売業者普通ここまで付き合わないが、取次という業態、あるいはその出自から考えて、半公共団体のようになっている面があるから今まで付き合ってたわけだが、それが限界に達しているのが今だ。


利益率という点では、実は取次の取り分(仕入原価-卸売価格)は書店よりもさらに低く、5~10%程度だと言われている。ここから経費が引かれて利益率になるとすると、一般卸売業者利益率の半額程度になってしまうと言う状況だ。

統計に寄れば、書店販売額は立地と坪数でほぼ決まると言われている。好立地の所では、ひと坪あたりの月商が13万円だという。仮にこれで15坪の小規模書店とすると、約200万円の売上げになる。さて、この書店から取次が得られる粗利(諸経費を一切含まない)は20万円が最大と言う計算になる。アルバイトひとりも雇えない金額だ。ここから人件費運送費、配達比、様々なリスク費用システム費用などを支払って利益になる訳がない。


取次が利益を上げるには、仕組み的に規模の商売を追求する一方で、流通コスト削減(これには返本率を下げる、と言った活動も含む)ぐらいしかやりようがない。小さな書店商売できる様に支えるのはほとんどボランティアである

儲かっていたころは良かったが、限界が近付く中、少なくとも黒字になること、自社が用意したサービス(即配や、データリブ経営を行うシステム提供など)をきちんと使いこなしてくれる事を条件に、それ以外の自然淘汰を止むなしと考えているのはそうなのだろうと思われる。


この取次の利益率が固定されている中で、一般流通流通スピードを上げろと言うのは無理だ。物流コストが上がりすぎているからだ。中小書店への配送を維持しつつコストをどう下げるか、そのためにはサービス水準を下げることもやむを得ないだろう。

そのような状況下で、その代わりに用意した早く配達するサービスも、追加で送料を負担せよと言うことも難しいと言われ、さらに即配サービスについて暴利を貪っているかのように言われるなどの状況で、手の打ちようがないことも理解してほしいところだ。

取次は多くの書店親会社でもないし、経済的合理性を考えた時には付き合う必要は全く無いのだから純粋に儲けるだけなら小規模書店を全部捨てた方がよいぐらいの状況だ。

電子書籍になるから印刷書籍はいらない

そう考えている人は少数派でかもしれない。市場の動きは違うようだ。

まず、ユーザー数、習慣的に有料の電子書籍を購入するユーザは30%~40%ぐらいが限度で、これ以上は伸びないことが知られている。

日本統計も、アメリカヨーロッパなど先に普及した統計などを見てもこの傾向で、電子書籍市場はほぼこれで大きな変動なく推移すると言われる。

また、販売量としても、雑誌を除く印刷書籍販売量はじわりと減っているが大幅な減少がみられない。特にコミックスを除くと、ここ10年ほどは横這い程度だ。

電子書籍が増えている、好調だ、という事の正体は、雑誌の減少と、それを補う電子コミックの伸びによるもの電子書籍印刷書籍を置き換えると言う動きにはなっていないのだ。もちろん数十年単位ではわからないが、ワイは現在の話をしているつもり。

志がある書店に対してこのような言い草は失礼ではないか

具体的にどこの書店のことを言っているのか分からないのだけれど(少なくともワイの文章特定書店念頭に置いたものではない)

勝手にどこかの書店を想定して、事実説明に対して、勝手に怒る方がよほど失礼では?

結局取次が問題だ・取次こそが癌だ

おそらくはちゃんと内容を読んでいないし、構造理解できてないからこういった結論になるのだろうと思うのであまり説明しても仕方が無いのかなと思いながら、なのだけれど、以下は一応認識しておいていただきたい。

趣味でやっている・やってないにかかわらず、取次が消えたのに、中小書店が残ると言うことはない。

同時に出版社の多くも吹っ飛びますこちらは中堅どころまで存在できなくなる。

Amazonヨドバシ紀伊國屋も維持できなくなります特にAmazonは取次を通さなイメージを持っている人も多いようだが、実際には取次在庫への依存度は高いまま。

もちろん数十年単位での緩やかな変化の先にはありうると思うが、この話は現在の話をしているつもり。

出版業界なんて残さなくていい、町の書店なんていらない、滅ぼしてしまえばいいと言うなら、Not foryouですね。それこそ客じゃないのでお呼びじゃないです。客目線で話をしているので。自分が客じゃないと言う認識をしてほしい。

取次を挟まず、委託販売を外して買い切りで買えばいいじゃない

それは、そう。

ただその場合でも-出版社側にそれに対応するリソースがないので

  • 物流コスト、送料が無茶かかって利益が飛んでしまう(取次の物流コストは徹底的に下げられている)
  • 出版社側が想定していない動きである為、結局売価が一緒になったりする
  • 小規模書店がやる程度の規模では、結局出版社側で行動を変える要員にならない。

と言う事で、基本は大手に頑張ってもらうしかないと思っています

Permalink |記事への反応(9) | 17:57

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2024-07-10

anond:20240710125617

これは典型的陰謀論の一例です。なぜなら、根本的な経済問題を一部の国や企業による「陰謀」によって説明しようとすることは、複雑なグローバル経済を誤解する一因となります

オカルト観点からいくつかのポイント説明しますね:

中国札束でぶん殴る説:

実際、物流コストが上昇しているのはパンデミック後の世界的な供給チェーンの混乱が主な要因であり、一部の企業特定手段優遇を図っているという話は、幽霊が夜中に荷物を運んでいるというような非現実的な話です。

日本の買い負けについて:

価格交渉や長期契約戦略ミスが一因である場合もありますが、それを「陰謀」だとするのは、悪霊が船を操っていると主張するのと同じくらい現実味がありません。

永遠に値下げ圧力をかけ続ける…:

業者間の交渉は、経済的な要素や競争要因で決まります魔法呪文超自然的な力が影響しているのではなく、具体的なビジネス判断が積み重なっているだけです。

したがって、現在物流経済の状況を説明する際に、陰謀論オカルト的な視点に頼るのは合理的ではありません。実際の経済問題理解し、現実的解決策を見つけることが重要です。

Permalink |記事への反応(0) | 13:00

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2024-01-13

anond:20240113095208

物流輸送コストと、細かな工程で発生する人件費バカにならないんだよね。

アパレルは、物流コストを下げるためだけに、工場を近接させたと聞くし、

量産によるコスト圧縮は、個人ではどうにも対抗できないわ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:52

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2023-10-07

ソフトウェア産業レバレッジ

まりにも自明な前提と思っていたが、ソフトウェア産業レバレッジについて無理解自称インテリがいたので、ここにどういうことか説明を載せておく。

ソフトウェア産業レバレッジが効くというのは、ソフトウェア開発において、少ないコストや労力で大きな価値利益を生み出すことができるということ。

例えば、ソフトウェア開発においては、以下のようなレバレッジ効果がある。

このように、ソフトウェア産業レバレッジが効く産業と言える。わかったか自称インテリ君?

https://anond.hatelabo.jp/20231007231032

 

[レバレッジに不確実性が存在することを知らない無能のための追記]

レバレッジとは、低いコストを費やした結果、莫大な利益を生む「可能性」を秘めていることを指す。

可能性の話なので、当然ビジネスセンスがなければその低いコストすら回収できない。

Permalink |記事への反応(9) | 23:12

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2022-05-13

anond:20220512225954

物流コストって言ってるのに原材料費の話するのバカじゃない?

Permalink |記事への反応(0) | 07:50

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2022-05-12

anond:20220512223206

ガソリン高騰→物流コスト増大で利益圧迫だな

Permalink |記事への反応(2) | 22:57

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2022-03-15

お前らがうまいうまいといって食ってる肉や卵を諦める覚悟

コメと麦味噌野菜があれば日本人は生きていけるんだよ

雑穀蕎麦も増産すればいい 土地はあるしすぐ育つ

50年前には自給率100%だったのだから機械化された今ならもっと簡単

中国ロシアを外した世界で生きる覚悟必要

それはお前らがうまいうまいといって食ってる肉や卵を諦める覚悟

マンション、車、家電はすぐに買え」ウクライナ危機日本経済に及ぼす“甚大な影響”経済評論家が予測する「半年後にはガソリンが220円」

3/15(火) 6:12配信

221

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文春オンライン

小麦の次はトウモロコシ大豆価格も上昇

小麦価格があがれば、その代替物となるのがトウモロコシ大豆。例えば、小麦を使っていたお菓子が値上がれば、『じゃあ小麦はやめてトウモロコシを使おう』となるのは自然ですよね。だから小麦が高くなれば、トウモロコシ大豆も高くなっていくのが常なのです。

 トウモロコシを食べるのは人間だけではありません。牛や鶏などの家畜も『飼料』として食べる。そうなれば肉も卵も値上がりし、牛丼屋の生卵セットも500円では食べられなくなるかもしれません。コンビニのお弁当小麦も肉も全てを含んでいるので、確実に値上がりします。サンドイッチも同様で、すでに8日にはローソンが『たまごサンド』を228円から246円に値上げすると発表しています

 日本の伝統食にも危機が迫っている。

ロシアへの経済制裁への対抗策で一部原料の禁輸の検討をしているいま、最も打撃が大きそうなのが蕎麦なんです。実はロシア世界有数の蕎麦大国で、世界蕎麦の3割以上を生産している。日本そば粉も原料の多くをロシア産に頼っており、それがなくなると一気に消費に追いつかなくなる可能性があります」(対露貿易商関係者

「値上げは家電、車、マンションにも及ぶ」

 こうした値上げラッシュに火をつけるのが、もう1つのロシア武器エネルギー」だ。エネルギー価格の上昇で、ビニルハウス栽培するレタストマトいちごなどへの影響は計り知れない。最終的には家電や車、果てはマンションにまで及ぶと指摘する。

原油が高騰するペースや為替相場を見れば、半年後にガソリン現在の1リットル170円前後から200~220円になるのは、決して大げさな予測ではありません。現在政府議論する、ガソリン税を軽減する『トリガー条項』を発動しても下がるのは25円。輸入品日本に運ぶには燃料代がかかり、原油高は食品の値上げにも直結します。

 またロシア世界屈指の『ガス大国』で、日本の発電の4割は液化天然ガスLNG)です。LNG供給が滞れば、電気代やガス代が上昇しますが、それだけではありません。例えば鉄を作るのにも、莫大なエネルギーがかかるのです」

 鉄を含むものは家庭のなかに数限りなくある。冷蔵庫などの白物家電から、車、そしてマンションなどの住宅まで、鉄がなければ形になりえないものばかりだ。

「例えば昨年には原材料費物流コストの上昇で、住宅設備大手LIXILトイレや浴室、システムキッチンなどの価格を最大4割値上げしました。ウクライナ侵攻で鉄が高騰すれば、こうした値上げラッシュ拍車がかかる恐れがあります。通常、こうした大型商品まで値上げが波及するには1年ぐらいかかりますが、今は『ウクライナ侵攻で原材料が値上げしている』と企業側も説明やすく、もう少し早く波が到達するかもしれません。

 こうしたインフレ直撃から家計を守る最善策として、車やマンションなど大金が要るモノは早く買った方がいい。食品が値上がるからといって、カップ麺1年分を買い溜めるのは大変ですし、大した節約にもならないと思います

Permalink |記事への反応(1) | 18:29

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2022-03-07

anond:20220307095333

家畜飼料価格とかも上がるしな。

そもそも原油相場も壊れてるから物流コスト爆増であらゆるものが値上がりするわ……。

インフレ前提で人生設計しないとマジで死にそう。

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2021-12-01

弊社の職種ヒエラルキー

営業▶︎管理▶︎物流

営業できないのが管理に移り、管理もできないのが物流に行く

そりゃポンコツばかりだから物流コストは下がらんよな…

Permalink |記事への反応(0) | 08:21

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2021-10-30

世界の海運市場で何が起こっているのかを簡単説明する

海運市況というのは長らく低迷していた。

10年代あたりは、欧米航路を中心に大型化の一途を辿るコンテナ船のスペースに対して貨物絶対量が追随せず、加えてリーマンショックという追い討ちによって完全に供給過多の様相を呈していた。

この頃の海上運賃といったらまさしく駄賃のような有り様で、日本東南アジア向けならコンテナ1本300〜500ドル、隣の韓国台湾向けなら荷主によっては2ケタ台や1ケタ台もありえる世界だった。

海上運賃というのは全世界の船会社単一市場形成している(ようはプレーヤーが少なく緩い寡占状態なのだ)が、

そのことが逆に災いし、大口荷主の定期輸送を巡って無茶な価格競争が続いた結果、船会社の採算もまた悪化の一途を辿っていった。

それまで競合だった日本郵船・商船三井川崎汽船の3社がコンテナ定期船事業合弁会社ONE統合するという驚愕決断を下したり、韓国の韓進(ハンジン)という船会社が潰れ、洋上に積んだままとなった製品行方を追って荷主がやきもきしていたのもこの頃だ。

当然日本企業コスト削減の至上命題の下、海上運賃を叩きに叩いていた。

潮目が完全に変わったのはコロナである

実体経済強制停止という未曾有の事態を前に、船会社各社はここぞとばかりに投入船の減少や抜港を推進した。(彼らからすれば船を浮かべているだけで莫大な経費が発生するので当然の判断ではある)

一方でコロナ禍にあっても非常に好調業界があった。ECである

まず、比較的早期に経済再開を推進した中国米国の間で需要が急増した。

元々米国中国にとって最大の取引である

従来から供給していた生産原料やら部品やらに、ステイホームからリモートワークで様々な物品をECで購入する米国民個々人の需要が加わった。

気がつけば中国ではコンテナへの需要供給を大幅に上回る状況が生まれていた。

会社は空のコンテナを積地に輸送しなければ輸送ニーズに応えることができない。

そして高くても積む荷主が多い地域に空のコンテナを持っていけば、船会社にとっては収益に繋がる。

未だコロナから脱していない他のあらゆる国から中国に向けて空のコンテナ輸送される流れの完成だ。

今、中国北米向けの海上運賃コンテナ1本あたり2万ドルを超えている。

日本企業は完全に面食らっている。彼らからすれば物流コストなどというものは値下げ交渉の末に妥結するものしかなかった。

どんなに高値を積んでもサービスを利用する強い需要を保ち、しかも実際にそれを支払う購買力のある国が、あろうことか自国の真隣で終わりのない市況高騰を助長し始めるなど夢にも思わなかっただろう。

これが、日本が巻き込まれている買い負けの海上運賃相場であり、今多くの企業が苦しんでいる物流コストの増加である

Permalink |記事への反応(0) | 20:36

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2021-05-19

スーパーは送料無料

通販の「送料無料」を批判している人がいろいろな立場でよく見かけられるのだが、ああい人達が「スーパー商品の値札で物流コストが分離記載されていない!!!」って怒っているところをみたことがない。

通販であれば「ラストワンマイルの軽バンに乗ってる人」みたいのが可視化されているか物流というのを意識やすいけど、そもそもスーパーだって物流コスト普通にかかっているし、荷主としての冷酷さは別に通販大手と変わらない。というか「ものの値段」にはさまざまなサービスの値段が含まれているのが普通なのであって、なんで「物流コスト」になってしまうとああいうふうに過剰反応する人が次々湧いてきちゃうんだろうか。クロネコヤマトが前にやってた感情的な送料値上げキャンペーンの影響だろうか?でもあれもも大分昔のはなしだ。

やっぱ「疲れた人が家にくる」というインパクトデカいのかなあ。

Permalink |記事への反応(8) | 14:27

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2021-02-25

ヤフオクで送料合計が2万超えて、物流コストかかるなって実感した

まり考えずに送料を発送者持ちにして送っていたら、塵積で2万を超えていた。

それ以外にダンボール代が毎回150円ほど、緩衝材が300円ほど毎回かかる。

そんな高く売れず、赤字になっているのも何回かある。


Permalink |記事への反応(0) | 11:46

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2021-02-04

anond:20210202233553

そもそも自動運転って、何を解決してくれるんだろ?

自動車事故の低減?

物流コストの低減?

ぶっちゃけ、別のソリューションでいいような気がする。

Permalink |記事への反応(0) | 11:06

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2019-08-30

anond:20190830115451

地方物価が低い

これなんで信じられてるんだろうな。都会より交通インフラインフラ無いし物流コストのぶん物価が高いのわかりそうなもんだけど。

Permalink |記事への反応(2) | 13:29

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2018-12-03

外資給料が高いのに日本企業給料が低いままな訳は?

外資給料が高いのは、福利厚生がないからだと聞いていたが実際のところどうなの?

なぜ日本企業給料あげられないの?

例えばトヨタ自動車だって国内で比べたら高い方だけど世界と比べたら安いよね。

分野によっては日本のその企業世界シェアほとんどを持ってる分野なんかもあるのに、どうしてこうも給料が安いんだろう。稼いだお金はどこに消えてるの?

あと、話は変わるけど

例えば半導体って昔は日本で作ってる会社が多かったじゃないですか?

今は韓国企業が強いみたいだけど。

半導体を作る機械も、半導体に使うフッ酸も日本企業製品なのになんで半導体他国に負けるかな。

物流コスト考えても国内の方が有利そうなのに。

人件費?いやほとんど変わらない状態だったらしいよ。

結局お金をどこかで溶かしてるんじゃないかって疑いが湧く。

Permalink |記事への反応(5) | 00:29

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