
はてなキーワード:死刑とは
死刑は、まさにあらゆる刑罰のうちで最も冷嚴な刑罰であり、またまことにやむを得ざるに出ずる窮極の刑罰である。
それは言うまでもなく、尊嚴な人間存在の根元である生命そのものを永遠に奪い去るものだからである。
現代国家は一般に統治権の作用として刑罰権を行使するにあたり、
刑罰の種類として死刑を認めるかどうか、いかなる罪質に対して死刑を科するか、またいかなる方法手続をもって死刑を執行するかを法定している。
憲法第十三条においては、すべて国民は個人として尊重せられ、生命に対する国民の権利については、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする旨を規定している。
しかし、同時に同条においては、公共の福祉に反しない限りという厳格な枠をはめているから、
生命に対する国民の権利といえども立法上制限乃至剥奪されることを当然予想しているものといわねばならぬ。
そしてさらに、憲法第三十一条によれば、国民個人の生命の尊重といえども、法律の定める適理の手続によって、これを奪う刑罰を科せられることが、明かに定められている。
すなわち憲法は現代多数の文化国家におけると同様に、刑罰として死刑の存置を想定し、これを是認したものと解すべきである。
その執行の方法等がその時代と環境とにおいて人道上の見地から一般に残虐性を有するものと認められる場合には、
将来若し死刑について火あぶり、はりつけ、さらし首、釜ゆでの刑のごとき残虐な執行方法を定める法律が制定されたとするならば、
その法律こそは、まさに憲法第三十六条に違反するものというべきである。
バカにしてはいない、お前は女の目にも入っていない、という事実の、女の世界から自分の存在が消されていることに対して怒っているのだろうが
じゃあなぜ同じようにおまえの存在を消している男ではなく女に怒るのか
おまえも誰かの存在を消して生きているが、その人らに刺されたりいきなり攻撃される覚悟があるのか
題名: 「影の學者」
雪の降りしきる寒き冬の日、京都帝國大學の敷地に足を踏み入れた者は、凛とした冷気と共に、どこか硬直した空気を感じ取ることだろう。學問の殿堂であるはずの此の場所に、ひとつの邪悪な影がひそかに廣がっていた。
副學長である藤堂智義は、外見こそ學者らしく、知識豐かな人物に見えた。然而、彼の研究室の中では、誰も知らぬ裏の顔が廣がっていた。藤堂は學問の枠を越え、權力と欲望に取り憑かれていた。彼は大學の女子學生たちを次々と手籠にし、その肉體と精神を支配していた。その研究室は、表向きは靜かな學問の場所でありながら、その實、密室の闇に包まれていた。
藤堂はその成果を、かつての戰友であり、現在は理化學研究所の三好一佐に共有していた。三好は、軍の秘密機關に携わる人物であり、藤堂の研究が軍事利用されることを期待していた。しかし、藤堂の目的はそれだけではなかった。彼は更に深い野心を持ち、國家機密を敵國に売り渡すことを畫策していた。彼の裏で蠢く欲望と陰謀は、もはや學問を超えて、國の運命をも左右しかねないものだった。
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第二章:山田の目
一方、陸軍中野學校での訓練を終えた若き軍人、山田健太郎は、かつて戰場で見た冷徹な現實を胸に秘めながら、情報部門での任務に従事していた。彼は、特に軍の秘密を扱う情報の流れに敏感であり、時には自らの直感を信じて動くことが多かった。そんなある日、山田はある情報を耳にする。
「藤堂副學長が、密かに國家機密を外部に漏らしている。」
最初、山田はその話を信じることができなかった。しかし、調査を進めるうちに、藤堂の周囲に潜む奇妙な動きと異常を確認する。藤堂が接触していた女性たちの間で囁かれる噂、そして三好一佐との秘密の會話。山田の勘は、何かがとてつもなく大きな闇に繋がっていることを告げていた。
藤堂の行動に対して、山田はすぐに動くことを決める。だが、彼が考えた以上に、事態は複雑だった。藤堂を追い詰めようとする彼の周囲でも、特攻警察のような強力な存在がその動きを牽制していた。特攻警察とは、戰時中に國家を裏切る者や反逆者を處罰するために秘密裏に活動する、極秘部隊のことだった。彼らの手法は極端で、容赦のない捜査と取り締まりを行っていた。
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第三章:泥沼の闘争
山田は、藤堂を取り締まるための證拠を集めるために動き出すが、すぐにその道がいかに険しいものであるかを痛感する。彼は、藤堂が密かに所持している機密書類や、彼が関与している取引の證拠を掴もうとするが、藤堂は巧妙に隠蔽工作を施し、彼を遠ざけるように仕向ける。
一方、藤堂もまた追い詰められることを感じ始める。彼は自分が知られれば、學問の名誉も、學者としての地位も全てを失うことを知っていた。そして、最終的には、國家機密の売買に関して、三好一佐に密約を交わし、敵國への情報提供を約束する。その取引が成立すれば、彼は莫大な利益を得ることができると確信していた。
山田は、その取引が行われる直前に藤堂を捕えるため、內閣と特攻警察を巻き込んだ大規模な逮捕作戦を立てる。だが、この作戦が始まると、事態は予想を超えて泥沼の闘争へと発展していく。特攻警察の手が藤堂の周辺にも迫り、軍部内部でも暗闘が繰り広げられ、山田はますます追い詰められていく。
山田がついに藤堂を捕える寸前、藤堂は最後の切り札として、命がけの自決を決意する。彼は、すべてを暴露されるくらいなら、いっそ命を絶ってしまおうと考えた。しかし、山田はそれを阻止し、ギリギリのところで彼を取り押さえる。
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第四章:決着
藤堂の逮捕後、その罪狀は明らかとなり、戰時下の國家機密を敵國に売ろうとした罪で、彼は死刑に處される。しかし、その背後にあった深い陰謀は完全に解明されることなく、軍部や內閣の關與は曖昧なままうやむやにされていく。
山田は任務を終えたが、心の中には滿たされぬ思いが残る。藤堂のような存在が、戰時中の混亂の中でどれほど多くの人間に影響を與えたのかを考えると、彼自身もまた、この戰争の本當の恐ろしさを痛感せざるを得なかった。
藤堂の裏で動いていた秘密の力、そしてそれに巻き込まれた人々の運命は、山田の心に深く刻まれていった。
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「影の學者」――戰爭の暗闇の中で、ひとりの學者の欲望と、それに立ち向かう一兵士の物語は、終わることなく続いていくのだろう。
今年も一年が終わろうとしている。
今年もまた、脅迫や脅迫まがいのことを生業として過ごしてきた。ただし相手は間違えていない。
つまりどういうことかというと、社会的正義のための脅迫や脅迫まがいのために飼われている立場である、ということである。
だからガッツリ脅迫をしてもし相手が被害届を出したとしたら、相手はこちらサイドが洗いざらい警察に告発するとやましいことがめくれるため、それをされることは無い。
はずだった。今年も一年、無事に終わろうとしていた先月のことだ。ちょうど一ヶ月前になる。
前日が華金であったため立ち飲み屋に何軒か寄り、終電で帰宅していた翌朝だ。
眠りに落ちたのは午前2時頃であっただろうか。不眠なのでいつも通り眠剤も入れた。
そういうわけで10時になってもまだ深い眠りの中に居たところを、ケーサツ達にゾロゾロ入ってこられて寝込みを襲われた。
治安もいいし盗まれるものもないからだ、強いて言えばPS5、レア物のスニーカー、某アパレルブランドの洋服などは総取りされれば30万円程度の被害額にはなるかもしれない。
(盗んで売った者は10万円程度は手にするだろう)
それで難なくケーサツ達は俺の部屋に入ってこれたわけだ。まあそれでいい。鍵が開かないからと大家さんに連絡されれれば警察沙汰がバレる。バレずにいたいからな。
まどろみの中、メガネもないままおぼろげに確認すると8人もケーサツが乗り込んできている。しかも10時に。「ケーサツでーす、ケーサツでーす、起きてー」などと声を発しながら。
ふつうこういう時は近所への配慮から早朝ピンポンでこっそり連れていかれるものじゃないのか?それをこんな時間にゾロゾロと。配慮など無いようだ。
逮捕令状、ガサ状、押収令状の三枚の紙を見せられ、ぼうっと寝ぼけているとガサがさっそく始まった。
本棚やタンスの引き出しなどを漁られ、「本と服が好きなんだねえ」と言われたぐらいであとは机の上のサバイバルナイフをチェックされた。
これは何をは言わないが、何かの時に使用するために持っているもので、刀身は長いが切れ味は悪い。ま、そういうことだ。
ナイフについては「こういうものを持っていてはいけない」とだけ言われて押収はされなかった。どうやら押収令状に書いてあるもの以外は押収できないらしい。
令状には「スマホ」「パソコン」と書いてあり、素直にスマホとノートパソコンを差し出した。パスワードを聞かれたのでそれも素直に吐いた。どうせ即開けられるからな。
ちなみに、俺はAndroidだがiPhoneのパスワードはケーサツでもロック解除は困難という話だ。
どうしても見られたくなかったらパスワードを黙っていることも可能だろうが、それが取り調べにプラスに働くかマイナスに働くかは分からない。
基本的には素直に吐いたほうがいいだろう。容疑の唯一の証拠たりえるものがiPhoneの中である、というならワンチャン賭けるのもありかもしれない。
逮捕状がすでに出ているので手錠はされてもしかたなかったのかもしれないが、近所の目も気にしてくれたのか、そのまま連行されハイエースというのか、ケーサツがよく使う大きな車に押し込められた。俺などという小物、この小さな事件でケーサツが8人も来ているのはよっぽどおおげさだな、2台も車で来てよ、と思った。
署へ向かうことになった。
正直あちこちへ脅迫まがいや脅迫をしていたので、どこでだれが被害届を出していて、どこの署に連れていかれるのかわからなかった。
数十分ほどの距離を走り、署へ到着。東か。あいつかよ。この一年まるまるかけてお互いのサイドが弁護士までつけてやりあってきた宿敵だ。
やつの不法行為ももちろん許せなかったが、俺の中に燃えている社会的正義という炎がやつを許さなかった。
やつはそれなりに地元で悪い意味で有名な人物であったが、雲隠れをし連絡もとれないという状態で完全に逃げをうっていた。
依頼者としても手の出しようがなく、行政やケーサツに訴えても助けになってくれないからこちらに話が回ってきたというわけだ。
結論から言えばネットを介した仄めかしレベルの文面が脅迫の容疑ということで、それが半年前に出ていた被害届でやっと逮捕にきたということのようだった。
こちらとしては仕事としてやっているので、証拠が残るネットを介してのものでもラインを超えないレベルのやり方というのも心得ている。はて、どうなるかなと思った。
だからこそ細心の注意を払っていたはずだが、と。思案。
前回は略式起訴で罰金10万円で済んだが、「繰り返し」「同じ罪状で」「危害性が高い」となると今回はどうなるか分からないな。
それはある業界の日本ナンバー2、この県でもトップで、隣接する業界の様々な肩書のある立派な人物からのチクリからであった。
その男は「この業界で悪事を働く者は許さない」と常々言っていた人物であったが、その人物にまんまとハメられ「ぼやき」をスクショされ宿敵に証拠として提供されそこから被害届が出たというわけだ。まぁ耳を疑ったね。後に検事にも聞かれたが、「そことそこが繋がっているとは思わなかったわけだよね?」と。「悪事をなす者とつながりませんと言っている者がつながっているとは思わないじゃないですか」ということで、俺は業界の偉いさんから目をつけられて留置所へ行くことになったわけだ。この腐った業界、根本から変えなくてはいけないなと今は思っている。「魚は頭から腐る。俺はウンザリしてるんだ。」
逮捕されたら通常どうなるか。まず48時間(最大72時間だが、まあ48だろう)の勾留が決定されていて、取り調べが行われる。俺の場合、3~4時間。
もっと複雑だったり容疑が多かったりすると最初の勾留も取り調べも長くなるだろう。俺の場合は事実確認とどういう意図でやったか、簡単にまとめられ取り調べ終わり。
細身の感じのいい刑事だったな。雑談も交えながらな。俺も素直に応じたしな。で、そこで前科前歴のことも聞かれる。素直にその時前回の脅迫の前科のことも話した。
俺はとことん正直だから「あると思いますがねえ」と言ったが、無いという。これは当然あとから出てくるわけだが。日本の警察の調査能力・捜査能力は世界一だから隠しても無駄であるからすべて話したほうがいいというのは留置所で話す被疑者仲間や弁護士先生とも共通の見解であるから、舐めないほうがいい。無能ケーサツ神奈川県警ならばどうにかなるかもしれないが。
前歴の二十歳の時にやった自転車どろぼうで微罪即日釈放の紙ペラが一枚出てきただけで、「これだけだよ」と言われたが。
まあこの時は「それが出てこないということは俺に有利だ。幸運だ。略式起訴で罰金払ってすぐ出られるだけだな」と思っていたが、当然あとで前科が出てきて、「起訴(裁判をするため拘置所へ行って1ヶ月~二ヶ月、檻の中に居なきゃいけなくなる)か略式か半々」という心理的にかなりしんどい気持ちで過ごすことになる。
ここら辺りで「家族に連絡を取るか」聞かれるが、これはそれぞれの事情によってそうしてもいいししなくてもいいと思う。
が、有罪になった場合はどっちみち身元引受人に家族・親族に来てもらわなくてはいけなくなるから、言ってもいいだろう。
ちなみに保釈金を200万円だか積めば出られる可能性もあるから、弁護士と家族と相談してその道をとってもいい。認められない場合が多いが。逃げられたら大変だし。
補足情報として保釈金協会とかいうビジネス団体もある。これは大体、10万~50万ぐらいで、その200万円を肩代わりしてくれるという団体だ。
いいビジネスもあるもんだ。俺のとこは6万円と、かなり良心的だったが辛くとも中に居ることを選択した。
前回もやったのだが、次は「鑑識」だ。
全体の写真を撮られ、正面、斜め、後ろ、顔(メガネ有り/無し)を撮られ、指紋掌紋、チョップのとこの紋を取られて、身長体重を測られて終わりだ。
その後いよいよ警察署に併設されている留置所への扉が開く。その時にはもう手錠をされていたと思う。手首の骨に当たる冷たい金属の感触はなかなかに人権的ダメージをくらうよ。
刑事が「また」と言うので、ああ、48時間勾留→検察での弁解録取→裁判所で勾留10日延長はほぼ確定だよな、と覚悟は出来ていた。48時間勾留で返される人は中には居るだろうが、誤認逮捕とかそういう人たちだろう、99.9%の人は警察がやれるマックス20日勾留延長をくらう。その後、再逮捕でさらに延長、一ヶ月以上留置所で調べを受ける被疑者も居る。
「弁護士」についてだが、まずは当番弁護士というのがその日のうちに来るだろう。わけもわからない状態なら色々聞いてみるといい。
時間は30分ぐらいで、と決まっているらしいが、それはあくまでも目安なので後ろに面会が詰まっているとか弁護士が忙しいとかじゃなければ1時間でも話してくれるだろう。
そして、+10日の勾留(最大20日の勾留が認められている)が認められたら、裁判所で国選弁護士か私選弁護士を選ぶこととなる。
国選弁護士は資力が50万円以下の場合、つまり貧乏人の場合タダで公費から雇える弁護士だ。半ば公務員のようにこの状態でなるため、もしこの弁護士の助言などによって思ったより刑が軽くなったからといってもお礼になにか渡してはならない。感謝の気持ちがあってもだめなものはだめなのである。
それよりお金があれば私選弁護士といって、各々が交渉して報酬を話し合って弁護士を決めることになる。が、裏技もあってそれ以上お金があったとしても国選ルートに無理やりズラすことも出来る。うまくやれ。弁護士はこれまでの経験からどれぐらいの刑罰になりそうか(起訴か略式起訴か不起訴か、釈放まである)とか、法律の知識とか、不安を和らげるとか、雑談相手になってくれる。俺などはずっと雑談をしていたが。その時にもらえるかどうか分からないがもしその時たまたまお金を持っていなくてノートも買えない(お金を持っているとお菓子とかノートとか、その程度のものは買える)ようなら、「弁護士からのアドバイス」という小冊子と「被疑者ノート」という取り調べの記録をしておくための冊子をもらっておこう。ヒマ潰しに絵でも書いていてもいいし、俺のように中であったことを文章にしてこのように残しておいてもいい。本来の使い方としては、取り調べに暴行や脅迫や威圧がなかったか、署名の捺印を強制されなかったか、容疑以外のことで聞かれなかったか(原則、容疑以外のことで、これやあれもやってるだろ吐け、というのはNGだ)とかを記録しておいて裁判の時に自分の身を守るためのものだ。
いよいよ「留置所」だ。
俺はチャックのある皮パンに、チャックのあるダウンジャケットを着ていたからそれが金属探知機に引っかかるからということで預かられ、というか持ち物身ぐるみすべて剥がされ取られるのだが(財布や免許証や靴から靴下まで)、ジャージと長袖とトレーナーに着替えさせられ、これも何百回されたか分からない「身体検査」という全身を触ってへんなものを持っていないかのチェックがなされる。足裏まできっちり金探されるよ。
では「留置所の中」についてだ。
どんな感じかというと、硬い畳が三枚敷かれていて奥に和式便所と扉があり、外を覗けるようになっている(金網越しだが)。
その広さは1人で居るには少し広いし、2人だと狭いといった程度だ。つまり留置者が増えて同室になることも想定されているということ。
この頃はまだなんということもなかったのだが、留置最後のほうになると忘れもしない12/3、留置所の警察官(看守)の若い兄ちゃんが昨日雪降ったんスよ。
というぐらい俺の居た期間というのは季節のちょうど移ろい時で、暖房は一応効いているのだが奥の金網の向こうは外と繋がっていてケーサツが時々通る通路になってる。
そのためそこから冷気が入っていて寒くてやれなかった。毛布か布団か何か出してくれないかと言っても駄目だ。耐えるしかない。
なんにもない、なんにもすることのない部屋で。時計もカレンダーも鏡もない(鏡は割られたら自殺自傷の恐れがあるから当然だろうが)。
そこでじっと過ごすことになる。大体の人がマックス20日と+最初の勾留48時間の20数日はそこで監禁されることが確定となるわけだ。
時計は留置室からひょいと覗けば時間は分かる。が、時間の進む遅さの苦痛に耐えられないため見ないほうがいいかもしれない。
今日が何月の何日か、というのも分からない。それは一日に30分だけ読ませてくれる新聞で確認するしかない。ちなみに新聞は産経新聞でかなり「右」だった。
俺は「左」の人間なので、反対側のイデオロギーから見た新聞の見解というものを見れたことはけっこう収穫であった。右の人たちの考えを知ることが出来たからだ。
時はちょうど台湾有事発言を高市がして、さてあれはどうなったかな、オールドメディアと呼ばれるものでは実際どう報じているのかな、と覗いてみた。
(ちなみにテレビにも一応イデオロギーはあるがあれはもうすべてがエンタメなのでメディアと呼べないと俺は思っている、うちにはテレビもないし知らないが)
記事自体はファクトであり何も偏りは感じない、ちゃんとしているじゃないか、と意外に思った。が、あの社説というのか、あの窓のところだけとんでもなく偏っていた。
小誌(産経)意外は高市発言を批判しているがうちはしていない、国民の支持率は高い、テレ朝のコメンテーターの発言に不満がある、とかなり寄って語られていたな。
それは日々のことでおもしろがって見ていたが、そのイデオロギーは時々記事にも漏れ出していて、特にコラムのような自由欄については櫻井よしこの大枠での起用や、へんなおっちゃんが関西弁での口語調で「中国とは断交したらええねん」レベルの発言をさせていたのは気になった。「右」の人にとっては気持ちの良いものだろう。私はまあ逆の立場だから、苦笑いするのみであったが。
ともかく、それでもそれは情報食いの俺にとって日々の確実な楽しみとなったし、今日が何月の何日で何曜日なのか・・・を知るためのたった1つの与えられたものだったので意義が大きかった。
ちなみに留置者に何か影響を与えそうな記事は白い厚紙で厳重に読めなくしてあり、恐らく犯罪関連のことは知らせてもらえないのだろう。中にいて一度も山上の記事などは見なかった。
ただ、ごく小さな記事で死刑を求刑されていた者が、発達障害ということで情状酌量して無期になった、という記事ぐらいは見ることが出来た。
基本的に障害があるからといって刑務所に入らなくていいなんてことはなくて、むしろ刑務所には障害者が一般世界より多い。
ただ、最近おもしろかったのは「哲学的ゾンビ殺人事件」で2人ぐらい殺した統合失調症が無罪になった、というWikipediaの記事を読んだことだ。
何回読んでも俺には理解出来なかったが、何やら哲学的ゾンビという概念があるらしく、それを人だと思わなかったから殺してしまったということで無罪?という話だった。
とはいえ、そういう人はこの先一生精神病院で暮らすことになるのだろうが。
まあ別に今何時か、とか、今日は何月の何日か、ぐらいは看守に聞けば教えてくれるのだが。
そして「官本」だな。言わなきゃもらえないこともあるらしいが、本のリストをくれる。そこから読みたい本を選んで伝えると本をくれる。
暇な読書家はそれを1番から順に読んで行って、今何番まで読んだ、と話す人もいた。
俺も特に十代の頃は孤独な読書青年であったから、興味を持ってリストを眺めてみたが面白そうなものはほぼ見当たらない。
唯一筒井康隆の本があって、2014年ぐらいに書いた短編集を頼んだ。あのジジイまだ生きていてまだ書いていたのか・・・。そう思った。
内容自体は相変わらずの筒井節はあれどさすがに枯れたか、面白い話はなかった。その後本を読むことをやめ、空想の世界で生きることで時間を費やすことにした。
「食事」は3食食わせてくれる。これは普段ろくなものを食っていない俺にとってはかなりの楽しみとなった。
また、私語禁止が基本だが看守たちは黙認してくれるので、留置者同士、「今日はあれが美味しかったな」とか「たまに魚がくるとテンション上がるね」とか、あとで語るが留置者同士が交流出来る「洗面・歯磨き」「運動場」での共通の話題となるのでそれもまたお互いの境遇を励まし合うという意味でいいものであった。
中身は3食、ご飯がギッチリ入っていて揚げ物中心のメニューである。毎日代わり映えしないので飽きてくるが、中ではそれぐらいしか楽しみがないのでなかなかに美味しいと感じてしまう。
基本的には留置者が被らないように1人1人出されるようにしているように感じたが、それをやっていては2時間も3時間もかかってしまう。
別に誰も運動なんてしないのだが、外の空気を吸えて、そこで捕まっている自分がどんな顔をしているか確認出来る「鏡」がある。
これを見てどう思うかね。俺は、変わらんな、と思った。月水金にはヒゲを剃らせてくれる。
20日ほど居て運動場でたまに会う他の留置者との交流が一番楽しみであった。
そこでもやはり私語禁止とデカデカと貼ってあるのだが、警察官も交えてトークをするのが楽しみとなっていった。
看守の業務に任じられると24時間勤務・休み・休みというシフトになるためしんどいでしょ?と若い看守に聞いてみたり、ナイフを持った相手との闘い方は・・・とか様々な雑談をした。
その若い看守とは3日に1回しか会えなかったので20日ほど居て5回ほどしかそこで話していないがよく話したものだ。
他には、一番最初に運動場に出された時、白髪のじいさんがいて「君は何の病気か」と尋ねてきたので、いや、別になにもと答えたが気になって看守や弁護士に「ここは精神に問題のある者が収容される専門の留置所なのか」と聞いてみたりした。そうではない、ということだった。看守は、相手にしなくていい、と一様に答えた。
あと4名の「仲間」の話をしておこうか。
暴行で捕まったというが、残りの犯罪についても向こうには既にバレていて、「警察の調査能力は凄いですから全部話したほうがいいですよ」と。
まあ話すが。俺は間違っていない。脅迫で捕まっていながらこう言うのもなんだが、俺は正義の行使者だと思っているからだ。
下の子(2歳の娘)にどうしても手がかかるので
6歳の娘は「ママは妹ばっかり見てズルい」と妬む
母と娘2人の3人で外出して遊んでも、やはり親は妹中心の対応になってしまうから、
冬休みは園に冬期預かりをお願いして
長女は「なんで自分だけ園に預けられるんだ」と思っている
今は体力残ってない。
長女も次女も殴り倒したくてたまらなくなる瞬間があるけどちゃんと理性を保って我慢してる
もし、私が3人目の子供を産んでいたら、林敦子や遠矢姫華のように自分の子供全員殺してると思う
林敦子も遠矢姫華も子供3人の面倒を見ることに疲れて自分の人生に絶望して殺したんだと思う
林敦子にいたっては、不登校の息子1人だけを、殺すならまだ、(決して許されることではないが)社会に適応できない息子に相当いらついてたんだなと想像できるが
よっぽど3人の子供に尽くすことに愛想がつきたんだろう
我が子にばっかり時間がとられて、自分のことが二の次三の次になるのも嫌だし
母親ヅラして、それなりに聖母のフリをして、子供がどんなに荒れてても私はあなたの味方ですよって態度取らなきゃいけないのつらい
子供1人育てているだけで限界が来て、精神疾患になってしまう、育児のキャパが子供一人分しかない母親だって世の中にはいる。子供1人でキャパオーバーの母親はあまり育児を楽しめないタイプなんだと思う
私のキャパは子供2人分だけ。なんなら、1.5人分くらいしかないのかもしれない。1人なら余裕があるけど2人でもうキャパギリギリか
林敦子や遠矢姫華の事件記録を読めば、私が子供3人産んだら、毎日毎日イライラして、ある日プッツンと線が切れて、彼女たちのように自分が産んだ子供達全員殺すんだと思う
子供を望んで産んだのは自分なのに、頼まれてもいないのに、勝手に産んで、自分の限界を超えるような育児をしておいて、
[追記]
あいつら(遠矢姫華と林敦子)とは違って、私はまだ子供2人だから大丈夫!!と自分に暗示をかけるのは、大事だと思います。
遠矢姫華と林敦子の気持ちはこうだったんだろうなと想像して、共感はできるけど、
子供達を殺したあの2人のことは本当に大嫌いです。嫌悪してる。遠矢姫華は死刑になってほしかった。
実際、娘達が成長したらどんどん「大丈夫」になっていくんだと確信しています。小学生のママさんたち、楽しそうだよね。
私のママ友はお子さんが小学生になったら1人で旅行してました。
子供達が小学生になったらなったでまた、子供が幼児のときとは違う大変さがあるんでしょうが。
子供の進路のことで子供と揉めて号泣したりしてるお母さんの話とか聞くと大変だなと思う。
私自身は世の中にたくさんいる一般人の母親のうちの1人に過ぎず、
子供に手をかけて逮捕されるようなタイプの母親ではないので、安心してください。
私はどこにでもいる普通の子持ちオバチャンのうちの1人でしかありません。
私には実現させたい夢があるので、自分の大切な子供達に酷いことをやって、逮捕されて刑務所に入ったり、裁判にかけられたりしてる時間はないんですよ。そんなくだらないことしてる時間はもったいない!!
子供が長女だけだと、それはそれで精神的にも経済的にも楽だったろうけど
絶対に物足りない人生だったから(長女ごめん)、次女を産んで大正解だったと思ってます!!子供3人育てるのは絶対に無理だけど子供2人なら、なんとかなるさと思って夫と選んだ道です。
Permalink |記事への反応(25) | 12:40
どっちにせよ、冤罪で逮捕されたり疑われるやつも悪だってこった
アニメ見たら死刑、三人以上で自転車並走したら死刑、どっちの方が理不尽か?
dorawiiより
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自分にはこれといって帰依するところの思想とか宗教というものはない。手探りで効率悪かろうが車輪のなんちゃらだろうが気にせず、自分の中で確からしいものを大事にしたい。かと言って野狐禅で真理を得たとふんぞり返るほど自信家でもないのだが。
そういう自分の中で「現場で苦労した人には敬意を払う」というのはわりと強固なセオリーである。
もちろん右翼的価値観を奉ずるものでもないので、小野田寛郎氏のことを手放しで礼賛すべき人物とは思ってない。
でも生まれながらに平和を享受する我々が彼の人を懐手で断罪するなどとはとんでもないことだ。
ところが左翼は当たり前のように神様視点で好き放題言うよね。もとより左翼の中では問答無用の単なる悪者で片付けないとすわりが悪い存在だしね。
いや別に法の許す範囲で何言おうと勝手ではあるんだけど、すんげーのを見たので備忘までに記しておくのである。
って何?
俺こいつのこと人類の歴史のなかでいちばん軽蔑するかもしれん。
特攻機のマシントラブルで帰ってきた人をなんでもいいからさっさと再出撃してきれいに死んでくれってプレッシャーかける奴の思想だよね。
ただ生きることが困難な状況で必死で生き残ることは「汚い」んですってよ。
以前、下膨れみたいななまえのはてさが「とある死刑囚について強い処罰感情を表明した被害者遺族」のことを(死刑反対の左翼的教条に反するという理由で)口を極めて罵ってたのを見てう〜わ〜と思ったけどソレ以来だ。
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DaramashuWander 2025/12/03
俺のことを心配してくれているなんて優しい人らやん🥹
DaramashuWander 2025/12/03
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DaramashuWander さすが電気通信大学たいてい先見の明あり
DaramashuWander電気通信大学たいていはいつも思考がワンパターン
DaramashuWander電気通信大学本多響大先生の死刑執行前の辞世の句
DaramashuWander電気通信大学明愛国研究室教務補佐員の本多響の磨き抜かれた考察
DaramashuWander電気通信大学本多響大先生による珠玉
DaramashuWander電気通信大学鉄道研究会たいていによる珠玉の名言
ただでさえ賛否両論ある死刑なのにその死刑しか選択肢がない法律を持ち続けているのは対外的にアホ扱い。
dorawiiより
-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20251203181515# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaS//pAAKCRBwMdsubs4+SOG3AQCLL2GnUpuU9GM2LDxz9ZFsYp8PVEue3E0GE0dPXN1JAgEA7/+y37qU7dLhfN3nn+6mwsqqDDv7FS/vayaJ0MjVowU==kwCK-----ENDPGP SIGNATURE-----
dorawiiより
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最近ほんと疑問なんだけど、不確定な話だけで人がキャンセルされないって、人権の根本じゃないの?と思うわけよ。
松本とか中居とか国分とか、他にも色んな人が“根拠が確定してない話”だけで仕事を止められたり、表舞台から外されたりしてるけど、あれ普通に人権侵害じゃない?だって、犯罪が証明されたわけでもなく、裁判で事実認定されたわけでもなく、ただ「そうかもね」で社会的に死刑みたいな扱いされるってさ。
で、なんでみんなそれを当たり前のように受け入れてるのかマジで分からん。人権って“国家から守られる”だけじゃなくて、“社会からも守られる”って話なのに、週刊誌とSNSがちょっと騒いだら即アウト、みたいな文化を許容してるのおかしくない?
不確定情報で人の人生を止めない。それを徹底するだけで、どれだけ健全になるか分かるのに、なんでそこだけみんな急に雑になるんだろうな。そろそろ“疑惑と事実の区別くらいはしようぜ”って空気になってほしいわ。
https://anond.hatelabo.jp/20251126172526
法華狼とかいう党派性カルトのチンカスとの論争(笑)については相当どうでも良いからスルーするとして
上記増田についたブクマカのコメントがさすがに酷すぎて呆れて横転した
kaatsuu 暇空、暇アノンは全くのデマを吹聴して叩いていたけど、
草津のは嘘だと知らず女性を庇おうとしてやったことだからまた別じゃないの
2025/11/26
へー、凄いね
草津町長及び草津町・住民に対してデマによる集団ヘイトクライムへの加担も
「女性を庇おうとしてやったの!女性守ろうとしただけだから無罪!」って考えなんだ
そもそもの話、事件当初から例の元町議が利権問題で住民とのトラブル多発でリコールされてたヤベー奴ってのは報道されてて
仮に性加害で町長辞任という事になればそれらの問題が全て有耶無耶になって町議続けられるという「疑わしきは被告人の利益」が明確にある状況で、
町の住民は大半が「あいつ(元町議)は嘘つき、町長の方に正当性がある」って証言している程度には信頼性も無くて、しかもオープンの場である町長室でレイプ紛いのセクハラされた(状況的に不自然極まりない)って主張でしょ?
普通に考えたら町議が明らかにヤバい人、町長の言ってる事の方に正当性がある、これは冤罪をでっち上げやすい性犯罪をネタにして一発逆転を狙っているのでは?という考えになるかと思うのだが(実際にそう指摘していた人も相当数いた)
はてなーどころか、一部の政治家、大手マスコミ、活動家、大学教授、フェミニストと言った面々は全く疑わずに町長と草津町に対し大々的はヘイトスピーチを繰り広げたのだから本気でどうかしてるとしか言い様がない。
これで町長が折れずに頑張ったから、冤罪だと証明できたけど、一般人だととっくの昔に社会的地位も家庭も壊されて人生終了だし実質死刑に等しい所業。
真実が露見した後ですら、オープンレターズの教授が「町長は名誉毀損で有罪となった」などとデマを吐いたり
@kudanshinbashi
草津町、レイプの町ではなかったがすっかりアンフェの町にはなってしまったな。戸定梨香に似た展開。草津ほどの観光地ならさほど影響はないだろうが、じわじわ広がる悪印象がどう転ぶか。
俺は町長がリコール制度を濫用したこと許せない。実際に裁判すれば普通に勝てたわけだし /
grdgs 2025/09/2917:09
などとセカンドレイプ、いやレイプを未だに繰り返している始末。
要するにお前らは草津町長を殺そうとしたし草津町を町民ごと燃やした。
今でも隙あらば草津町長を殺そうとしているし草津町を燃やして大虐殺をしようとしている。
これがヘイトクライムで無くてなんだと言うんだ?
草津町長で無ければとっくに殺されて、自殺するか職も家族も失って人生終了した後で真実が露見しても
遺族やどん底の本人に向かって「はいはい、すみませーん」と申し訳程度に謝れば済まされる様な所業だと本気で思ってるのか?
完全に狂ってる。
kaatsuu みたいな人気ブクマカーですらヘイトクライムへの安易な加担を「女性を守ろうとしたのだから~」と正当化する様な事をほざくのだから
――つまるところ治安維持法は、なぜ日本社会であれほどの猛威をふるったのでしょうか。
「猛威の震源にあったのは国体の存在だと思います。()当局は、天皇中心の国を壊そうとする『不逞(ふてい)の輩(やから)』がいたとする負のレッテル貼りをし、新聞も扇動的に報じました。その結果、国体変革を図った者への最高刑はその年、死刑に引きあげられています」
「拷問による取り調べの印象が強い治安維持法ですが、実は国内で特高警察に検挙されたうちの約9割は、警察限りで放免となっていました。それでもその多くは『非国民だ』という排除のまなざしを向けられて、退学や退職を迫られたり地域で白眼視されたりしています」
「つまり、権力による処罰とは別に、世間を舞台にした道義的・倫理的な観点からの『社会的制裁』が機能していたのです。非国民との認定を受けた人を周囲の国民が誰に命令をされたわけでもないのに排除していく。国体が生み出すこの魔力を、当時の治安関係者は『強制的道徳律』と呼んで、効率的な治安管理に利用しました」
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「スパイの問題を考えるならば、神谷氏が松山市で参院選中におこなった別の演説にも目を向けるべきです。日本の公務員を念頭に、極左の考え方を持った人たちが社会の中枢にがっぷり入っているので洗い出して辞めてもらわないといけない、と述べました。『これを洗い出すのがスパイ防止法です』とも」
――スパイ対策は、外国人だけを取り締まるものではないのですね。
「ええ。たとえば戦前の日本にあった代表的なスパイ防止法は、明治期に作られた軍機保護法でした。近づく日露間の戦争を前に、軍事機密の流出を防ぐ目的で制定されました」
――日露戦争下のそうした熱狂的なスパイ問題への関心は戦争終了後には実は低下していた、と指摘していますね。
「摘発の件数が減り、議会では軍機保護法を廃止しようという議論まで起きました。息を吹き返したのは、次の戦争が始まったときです。37年に日中戦争が始まった直後、軍機保護法は全面改正されました」
「日本はスパイ天国だとアピールする当局の情報操作もあり、最高刑が死刑に引き上げられる厳罰化が実現しました。何が守られるべき機密にあたるのかを決める政府の裁量も広げられ、報道機関の取材にも一層の萎縮をもたらしています」
「国民から見れば、どの情報が軍事機密であるのか、何がスパイ行為に問われるのかが、より見えにくくなりました。摘発されてしまうことを恐れ、戦争や軍事に関することは見ないでおこう/触れないでおこう/話さないでおこうという姿勢が広がりました。軍機保護法は、有権者が現実を直視しなくなる結果も生みだしたのです」
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――日本の政界では今、参政党だけではなく、国民民主党や日本維新の会もスパイ防止法の制定に前向きな姿勢を示しています。自民党総裁に先日なった高市早苗氏も、総裁選で同法制定の必要性を訴えました。
「スパイ活動防止を目的の一つにした特定秘密保護法が2014年に施行され、経済分野での機密保全も確保するための関連法も昨年すでに成立しています。高市氏を中心にした自民党メンバーが今年5月に提言した、『諸外国と同水準のスパイ防止法』の導入検討を求める提言書も読んでみましたが、このうえなぜスパイ防止法が必要なのかは理解できませんでした」
ちょー古い話なんだけど、マジでヤバい「アQ」ってオッサンが主人公なの。
てか、名前も本名も超適当っていうか、フワフワしてて「阿Q」でいいんじゃね? って感じの適当キャラすぎウケる🤣🤣🤣
アQは家ナシ職ナシで、土穀祠(おいなりさま)に住んでるマジポンコツなんだけど、
自分だけは「昔は超ゴージャスだったし、マジでイケてる」って信じ切ってるのが最高にエモい!
しかも、趙太爺(チョーテェーヤ)に「お前なんかが趙(ちょう)姓なわけねーだろ!」ってチョッパリ(ビンタ)されて、罰金まで取られちゃうっていう、マジでサイアクな展開なんだけど…
彼は「マジで負けてないし!」って言い張るために、
『精神勝利法』っていうヤバすぎる考え方を発動するの!
①「アタシを殴ったやつが、もし息子だったら、息子がオヤジを殴ってるのと同じじゃん?ウケる!」ってムリヤリ脳内変換。
②「殴られたアタシはアタシじゃない。アタシは自分で自分を殴ってるの。てか、アタシが勝ったし!」って、自分で自分をビンタして勝利を確信するの!
マジでどんなに負けても、「心のテンションだけはアゲぽよ⤴️」なの。
彼は自分を世界で一番「自らを卑しめるのが上手い人」って思って、それで満足しちゃうっていう、もうね、思考回路が別次元なんですけど!
そんなこんなでアQがいつも通りテキトーにイキってるうちに、時代が革命でちょーざわつくの。
彼は「革命ってヤバくね? アタシも参加しちゃおうかな!お金持ちの家から色々ぶんどっちゃおう!」ってノリで参加しようとするんだけど、周りからは「お前みたいな雑魚はダメだろ」って完全にシカトされちゃうの😢
結局、アQはなぜか盗みの罪を被せられちゃって、誰からも助けられずに死刑になっちゃうんだよね。
てか、アQの人生って、マジで「精神勝利法」で全部やり過ごそうとしたけど、結局現実には全然勝てなかった、「ザ・負け組」って感じじゃん?
でも、どんなにボロボロになっても「アタシは勝ってる!」って思い込む、そのイキり方は、マジで伝説のギャルマインドだよね!超リスペクト!✨
これだけ読んで「おもんない!」と思ったアナタ!
作者の魯迅(ろじん)が、当時の中国社会(辛亥革命!)のヤバい問題点をガチで批判するために書いた、超シリアスな風刺文学なんだよね!