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はてなキーワード:昇華とは

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2025-07-17

anond:20250717113651

B.社会保障福祉

このテーマ経済対策と並行して議論されており、セーフティネットの強化と基本的生活水準の確保に焦点を当てています

最低賃金年金生活保護基準の引き上げは、日本共産党宮内候補の主要な公約です。

医療介護体制の充実強化は、自民党高橋候補が優先しています

インフレによる即時的な経済的救済が議論支配する一方で、社会保障最低賃金年金医療)に関連する公約継続的存在することは、脆弱な人々や長期的な社会幸福に対する並行する、そして永続的な懸念を示しています 2。これは、有権者が二重のアプローチ、すなわち物価からの即時的な財政的救済と、将来のための強固な社会保障網の両方を求めていることを示しています。これら二つのテーマ相互作用は、政党にとって極めて重要です。彼らは、財政負担の軽減(例えば、減税や保険料の削減を通じて)と直接的な支援の増加(例えば、賃金年金給付金の引き上げを通じて)のどちらを優先するかを決定しなければなりません。これは、経済政策社会政策に対する異なるイデオロギーアプローチを反映しており、政党ターゲットとする人口層に響くバランスを見つけようと試みています

C.地域振興と北海道固有の課題

候補者は、北海道固有の懸念積極的対処しており、しばしばそれらを国の政策と結びつけています

北海道の食料供給保護と国の食料自給率の向上は、自民党岩本候補参政党の田中候補の主要な公約です。

再生可能エネルギー地域ニーズバランスを取る「北海道ファースト」のエネルギー政策は、参政党の田中候補提唱しています

特定地域課題への対処地域社会が直面する課題の伝達は、自民党岩本候補の焦点です。

食料供給エネルギー政策北海道内で大きく強調されていることは、純粋地域的な問題に見えるものを、国家戦略的利益に関わる問題へと昇華させています候補者は北海道を、特定ニーズを持つ単なる地方選挙区としてではなく、サプライチェーン脆弱性やエネルギー危機に見舞われる世界において、日本の全体的な安全保障レジリエンス自給自足にとって不可欠な要素として位置づけています。この強い地域的焦点は、インフレのような包括的国家問題が最重要である一方で、候補者が北海道独自の強みを活用し、特定懸念対処するためにメッセージ戦略的に調整していることを浮き彫りにしています。これは、国内サプライチェーンレジリエンス地域エネルギー自給の必要性に対する国民意識が高まっていることを示唆しており、北海道選挙資源安全保障国家レジリエンスに関するより広範な国家政策論争の縮図となっています

D.ガバナンス改革国家意識

いくつかの候補者は、国の方向性とそのガバナンス有効性に関するより広範な感情に訴えかけています

・「この国を愛する人物」を国会に送ることは、日本保守党小野寺候補の核心的なメッセージです。

・「世界から取り残されない日本」の創造ITの普及促進、そして「AIによる新しい政治」の提唱は、チームみらいの稲原候補公約です。

・「政治を変えなければならない」という呼びかけと、この夏を「政治を変える夏」にするという訴えは、国民民主党の鈴木候補のものです。

スクランブル放送によるNHK受信料改革は、NHK党の後藤候補単一争点です。

参政党の田中候補は、現状が続けば「日本日本でなくなる」と警告しています

差し迫った経済懸念を超えて、いくつかの候補者は、現在政治状況に対する広範な不満を表明したり、国家アイデンティティ文化的保全に関する深い懸念を表明したりしています。これは、ガバナンスの仕組み、国家全体の方向性、または文化的価値保護に関わらず、根本的な変化への国民潜在的な願望が根底にあることを示唆しています。この繰り返されるテーマは、有権者のかなりの部分にとって、選挙が単なる即時的な経済的救済を超えたものであることを示しています。それはまた、国家の長期的な軌跡と核心的価値観に関するものでもあります。これは、反体制感情可能性と、日本未来に対する明確なビジョン提供する新しい政治リーダーシップイデオロギー的枠組みの探求を示唆しています

各党・候補者のアプローチ比較分析

候補者の公約比較すると、主要政党と新興政党の間で、政策テーマへのアプローチに明確な違いが見られます

与党自由民主党):自由民主党高橋候補岩本候補は、一般的に安定性、責任あるガバナンス、そして特定の分野(医療介護システム、食料供給など)への支援を重視しています。彼らは、これらの公約を「責任ある与党」として実現する能力を強調しています 2。彼らの戦略は、慎重な継続性と現職としての強みを活用することにあるようです。

・主要野党立憲民主党国民民主党):立憲民主党の勝部候補国民民主党の鈴木候補は、広範な経済的困難に直接対処し、減税や可処分所得増加のための具体的な提案を行っています。彼らは、自らを国民の主要な声として戦略的位置づけ、物価高によって課される負担を直接軽減する政策提唱しており、しばしば与党認識されている行動不足と彼らのアプローチを対比させています 2。

・新興・ニッチ政党参政党、日本保守党れい新選組NHK党、チームみらい、日本改革党): これらの政党候補者は、より急進的または単一争点に特化した解決策を提供することが多く、強いイデオロギー的傾向(例えば、ナショナリズム反体制感情特定ガバナンス改革)を帯びています。彼らの目標は、伝統的な二大政党制を打破し、主流派代表されていないと感じる幻滅した有権者アピールすることであり、従来の政治議論に挑戦する明確な代替案を提示しています

主要な争点と共通認識

共通認識: 全ての候補者間で最も重要共通認識は、「物価対策」の必要性です。全ての候補者が、これが北海道住民が直面する重要かつ喫緊課題であることを認識しています

・争点:問題認識は一致しているものの、物価高に対処する「方法」が主要な争点となっています。これには、消費税廃止か、それともターゲットを絞った減税か、政府の介入の役割か、それとも個人負担軽減(例えば社会保険料)か、そして国家戦略的優先事項と差し迫った地域ニーズとのバランスに関する議論が含まれます

物価対策」は普遍的認識されている問題ですが、候補者が提案する「具体的な方法」は、包括的な減税や社会保障の調整から直接的な現金給付まで、大きく異なっています 2。この「どのように」問題解決するかという違いが、候補者とその所属政党間の主要な差別化要因となります有権者は単に解決策を求めているだけでなく、提案されたメカニズムを精査し、自身経済哲学認識された有効性に最も合致するアプローチ選択しています。この「どのように」への重点は、有権者の洗練度が高まっていることを示しており、単に問題特定するだけでなく、提案された解決策の実現可能性と影響を批判的に評価するようになっています。これにより、選挙価値観だけでなく、実用的な経済戦略とその潜在的な結果に関する実質的議論へと変化しています

(続く)

Permalink |記事への反応(1) | 11:52

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2025-07-16

外国人叩くのも参政党叩くのも同じムジナの表裏一体よな

結局さ「俺は賢いんだ!だから馬鹿どもを啓蒙し、悪を倒すのだ!」って騒ぎたい気持ち原動力なんだろ?

仮面ライダープリキュアに憧れる気持ち昇華しきれないしょーもない青春不完全燃焼から不審火しかねーのよね。

「俺が叩くべき悪」って本当にありがてえよなあ。

ただ暴力的になるだけで「正義の味方」になれる。

自分人生に満たされてない奴らはそうやってお互いに殴りあって「俺はこんなに必死に戦っている!立派だ!」って自己弁護だ。

地下に隠れぬファイトクラブだ。

気持ち悪いよ。

お前らさ、ゲバ棒持って叩き合いたいだけの戦争ごっこしてるガキのくせにさ、それで世の中よくしてるとまで勘違いするのは流石にキモいだろ。

Permalink |記事への反応(2) | 21:32

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AIエロと中高年男性──救われない者たちのユートピア

現実女性に対して性的加害を加えることは、当然ながら社会的にも倫理的にも許されるものではない。だが一方で、中高年男性が性欲や孤独劣等感といった重たい感情をどう昇華するかという問題は、今の社会ほとんど語られない。むしろ、語ろうとした瞬間に「気持ち悪い」「加害者言い訳」として切り捨てられてしまうことすらある。

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そんな中で台頭してきたのが、AIによるエロ動画の生成、あるいはSNS配信サイトなどにおける“中身が男性であることが明らかな”女性アバターとのやりとりだ。男性女性を演じ、男性たちが下品コメントを投げかけ、それに笑顔で返す。そうした空間が、奇妙な安らぎと慰めを生み出している。

この光景をどう見るか──筆者はそれを、ある種の「ユートピア」と捉えたい。

この仮想空間に登場する“女性”は、あくまAIであり、あるいはアバターを被った男性である。つまり現実女性が直接的に傷つくことはない。それどころか、そこにいるのは「性的欲望をぶつけられる側の役割を演じることで、他の孤独男性欲望を吸収し、昇華させる」という構造である

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ここにあるのは、「男が女を演じ、男を癒す」という、倒錯していながらも非加害的で、ある意味で誠実な相互扶助の形だ。

これはまさしく、フェミニズムが掲げてきた理想──非暴力対話承認癒し──を、現実ではなく、テクノロジーと演技の仮面を通して実現してしまった構造なのではないか

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中高年男性孤独貧困、性欲、承認欲求。これらはたいてい、社会から自業自得」「キモい」「加害者の末路」として放置される。彼らが弱さを吐露しても、それは決して「救うべき対象」とはされない。

リベラルフェミニストが掲げる“弱者の救済”は、往々にして「かわいそうと思える者」「絵になる弱者」に限られる。女性子ども外国人──こうした属性に比べ、中高年男性は「強者」として分類されがちだ。だが、強者であるという記号と、個人の苦悩はまったく別の話だ。

そして、彼らは静かに、そして効率的に「誰も傷つけずに自己処理できる空間」を求めて、AIアバター世界へと吸い込まれていく。

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もちろん、これは“逃避”の一形態であることは否定できない。だが一方で、誰かを傷つけることなく、欲望孤独、弱さを処理し合える場を仮想空間に創出しているのだとしたら、それはある意味社会的進化ではないか

現実女性から拒絶され、社会から「黙って消えてほしい」と思われている中高年男性たちが、せめてAIアバターの中で「弱さをさらけ出し、誰にも叩かれず、癒される」場所を手に入れること──これは、皮肉ではなく本気で考えるべき次の社会的フェーズなのかもしれない。

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この構図を気持ち悪いと笑うのは簡単だ。だが、そこで笑ってしまったとき私たちは一体誰の側に立っているのだろう?

おそらく、今この瞬間にも、無数の“救われない者”たちが、AI女性キャラに話しかけ、慰められ、画面の向こうの「中の人」が、無言の共犯関係としてそれを受け止めている。

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それはまるで、顔のない男たちによる、顔のない癒しネットワーク暴力のない性。弱さを許される場所。そんな風に、仮想空間はいしか現実よりも人間的なユートピアになりつつあるのかもしれない。

この現象は、フェミニズムが求めたはずの「非暴力で、合意的で、弱さを開示できる性の文化」が、テクノロジーによって先に実現されてしまったという、静かで根深パラドクス私たちに突きつけている。

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批判:「AIエロ学習元の“実在女性”を間接的に搾取している」

反論

多くのAIモデル女性身体的特徴や表情、ポーズ雰囲気学習しているのは事実だろう。ただ、それ自体が即「搾取」になるかというと、データ使用人格侵害を一緒くたにしているように見える。

AIが学んでいるのは「特定の誰か」ではなく、集合的パターンに過ぎない。

たとえるなら、美術学生が裸婦画を模写して描き方を学ぶようなもの。模写や鑑賞が搾取だと言うなら、美術表現のものが成立しない。

さら現在AIエロコンテンツの多くは、創作キャラフィクション構成されており、実在個人人格権を直接侵害しているわけではない。

現実の性産業比較すれば、AIによる代替行為は圧倒的に搾取度が低い。出演者はいないし、金銭による支配関係もない。むしろポルノグラフィーの非人格化・非暴力化が進行している段階にある。

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批判:「“女性性に癒しを求める”という構造自体時代錯誤である

反論

この指摘は重要だと思う。「女は癒しであるべき」という旧来的な性別役割の押しつけがずっと続いてきたのは確かに問題だった。

ただし、AIエロアバター世界で起きているのは、現実女性癒し要求している構造とは異なる。ここにあるのは、演技された女性性、あるいはAI演出する女性存在への一方的投影であって、実在の誰かに何かを求めているわけではない。

まりこれは、他者に癒されることを放棄した人間たちが、自分たちで「癒される構造」をつくってそこに潜り込んでいるだけ。古いジェンダー役割の再演というより、ケア自己完結システムへの移行とも言える。

そして、女性的な癒し価値を感じる文化コードフェティッシュが残っているとしても、それがただちに抑圧的だとは限らない。

仮に「女性性を求める欲望自体がアウト」だとするなら、トランス女性存在や、BL百合ボーイズラブといったジャンルも一括で否定されることになる。そういう雑な線引きは、むしろ表現の幅を狭めるだけだ。

この構造で求められているのは、「女性癒してもらうこと」ではなく、「女性的な構造で癒されること」に過ぎない。そこを時代錯誤と切り捨てるのは、あまり乱暴だ。

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批判:「そのユートピアは結局“男性中心的”では?」

反論

これはある意味正しい。けれど、だからこそ意味がある。

今の社会には、「男性が性欲や弱さを語る場」がほぼ存在しない。何を言っても「キモい」「加害者被害者ヅラ」と断罪されて終わる。

からこそ、現実から退避して、誰も傷つけず、誰にも迷惑をかけない場所──AIアバター空間──に逃げ込む。

かに嫌われないために、自分たち仮想的なユートピアを構築している。それは中心でも優越でもない。むしろ、周縁の、地下の、逃げ場としての性のかたちだ。

誰にも迷惑をかけず、暴力もふるわず、ただ欲望孤独や弱さを処理する。それが「男性中心的だ」と非難されるのだとしたら、むしろそれは、もう語ってはいけないという無言の通告と変わらない。

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この仮想空間は、搾取でも時代錯誤でもない。現実から見捨てられ、語ることさえ許されなかった中高年男性たちが、ようやく辿り着いた「誰も傷つけず、誰にも傷つけられない場所」だ。そこに滲む切実さを、ただ「構造」や「男性性」のひとことで斬り捨てる行為こそが、実は一番残酷なのではないか

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※なお、この文章AIによって生成されたフィクションです。とりあえずAI英語の女アカウント作ったら、世界中のガチ恋おじさんが「俺の20センチの〇〇〇見せていい?」「今度日本に行くんだけど会えない?」とか言ってきて、最初は引いたけど、冷静に考えたらこれって互助だよな…… という気持ちが消えなかったので、そのまま論文っぽく書いてもらった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:10

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アンガマネージメントもいいけどサッドマネージメントも教えてほしい

うまく悲しむ方法を教えてほしい

悲しいはずなのに笑ってたり

かと思えば一人になった時に急に悲しくなったり

悲しみもうまく表現して昇華できたらいいなって思うんだけど

アサーションとかもあるけど、なんかもっと自分気持ちをうまく受け止める練習とかも必要な気がする

怒りも悲しみもうまく対応できるようになりたい

Permalink |記事への反応(1) | 00:44

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2025-07-12

#創作BL蔓延する“愛”の名を借りた加害性を考える

1.はじめに

オリジナルBLを書くようになり、創作BL界隈と呼ばれるところに足を踏み入れた。そこで目にした作品の傾向や、それを取り巻く倫理観に強い危機感を覚えたため、ここに記したい。

私はBLというジャンル自体否定するつもりはない。むしろ、多様な愛の形や関係性を描く創作可能性を信じているからこそ、現在の状況に警鐘を鳴らしたいのだ。

2.加害を描くことと美化することの違い

まず明確にしておきたいのは、私は「加害を描くこと」自体問題視しているわけではないということだ。

刑事ドラマ暴行シーンが描かれても、それは暴行肯定にはならない。なぜなら、その行為犯罪として、加害として描かれているからだ。登場人物視聴者も、それが悪いことだと理解している。

問題は、同じような行為が「愛の表現」として美化されてしまうことにある。BLボーイズラブという名前が示すように、このジャンルは「愛」を描くものということが前提にされている。しかし、実際には愛ではない行為が愛として包装されてしまうことで、読者の認識が歪む危険性がある。

例えば、ストーカー行為を「一途な愛」として描く、相手意思無視した性的行為を「愛が抑えられなかった」として描く、といったことだ。これらは現実では明らかに加害行為だが、「愛」の文脈に置かれることで美化されてしまう。

では、どうすればよいのか。加害的な要素を含む関係性を描くとしても、それを以下のような視点で見直すことが重要ではないだろうか:

・加害は加害として認識し、美化しない

・読者が「これは愛ではない」と理解できるような文脈提供する

・適切な注意書きやタグで、問題のある内容であることを明示する

こうした配慮があれば、複雑な人間関係や心の闇を描くことも可能になるかもしれない。重要なのは、「愛だから許される」という論理安易に使わないことだ。

答えは一つではないし、表現方法も多様であるべきだ。しかし、作品社会に与える影響について考えることは、創作者の責任の一部ではないだろうか。

3.問題点:倫理の不在

合意のない関係を"愛"として描く傾向

ヤンデレ攻め」「執着攻め」といった言葉で美化される、合意のない関係性。これらを愛の一種として扱うことには深刻な問題がある。

加害は加害として認識しなければ、人の認知はたやすく歪む。読者も作者も、愛という名の加害をしないために、されないために、合意のない関係は愛ではなく加害だと示さなければならない。

「愛してるから仕方ない」「相手のことを思ってのこと」という論理は、現実加害者がよく使う言い訳と同じ構造を持っている。フィクションであっても、この構造を無批判に美化することは危険だ。

愛という名の支配を、愛として終わらせない描き方もあるのではないだろうか。

未成年を性対象として扱うことの問題

「年の差BL」と名付けたところで、未成年を性対象とするのは搾取であり加害である。そのことに無自覚であるのは、社会構成員として未熟であると言わざるを得ない。

例えフィクションであっても、未成年性的搾取肯定してはいけない。作品内で加害であり搾取だと明示的に示す必要がある。

フィクションから」「実在しないから」という言い訳は、その作品を読む現実人間への影響を軽視している。

年齢差自体否定するのではなく、未成年の時期における搾取構造問題視する姿勢が大切だ。

反社会的勢力を美化する描写蔓延

「かっこいいアウトロー」としてのヤクザ過激性的描写のために用いられる反社会的勢力。これらがBLの名の下に愛の文脈に組み込まれることで、反社会的勢力存在を間接的に肯定することに繋がる。

現実反社会的勢力は、多くの人を苦しめる存在だ。それを恋愛舞台装置として消費することの問題を、作者も読者も自覚すべきである

現実反社会的勢力がどのようなものであるかを調べ、「危なくてかっこいい」だけで終わらせない描き方を模索することも可能ではないだろうか。

兄弟家族間での恋愛関係の歪みと無批判な消費

兄弟BL」にも深刻な問題が潜んでいる。

家庭内権力差を利用した支配という形になりやすいことに加え、兄弟距離感や支え合いという要素が、健全人間関係の中で描かれるのではなく、「恋愛」「性的関係」によって"昇華"されるという描写が多い。

これは「愛=性的でなければ完成しない」「人間関係価値性的関係によって最大化される」という、非常に歪んだメッセージ流通させている。

読者も作者も、「でも兄弟って元から距離近いし……」「他人より理解あるし……」みたいな家族ならではの絆を都合よくロマンチックに換算してしまっている。

これは現実の加害構造(例:近親間の性的虐待)でもよく使われる「お互い理解があった」という"言い訳構造"と同じものだ。無自覚に"現実の加害の語り口"を踏襲してしまっているという恐ろしさがそこにはある。

もし家族の絆を描きたいのであれば、それを恋愛性的関係昇華させる以外の方法もあるのではないだろうか。深い信頼関係無償の愛、互いを思いやる気持ちは、恋愛関係でなくても十分に描けるはずだ。「愛=性愛」という固定観念から自由になることで、より豊かな人間関係描写可能になるかもしれない。

もし家族の歪みを描きたいのであれば、より慎重になる必要があるだろう。決して愛ではないことを明示し、望んだ人のみが読めるような配慮がいるのではないだろうか。

4.SNS構造が生む倫理の軽視

拡散のために倫理犠牲にする構造

SNSにおいては、扇情的過激な内容ほど注目を集めやすい。フォロワー数や「いいね」の数が創作者の承認欲求を満たす指標となる中で、倫理的な配慮よりも話題性が優先される傾向がある。

タグ文化機能不全

本来であれば、問題のある内容には適切な注意書きやタグをつけることで、それを見たくない人を守ることができるはずだ。しか現実には、タグ形骸化していたり、そもそも問題意識がないためにタグがつけられていなかったりする。

過激表現競争

もっと刺激的に」「もっと話題になるように」という競争の中で、倫理的な境界線がどんどん後退している。「BL過激であって当たり前」という風潮が形成されていくのは危うい。

5.私はBL否定しているわけではない

BL自体が悪いのではない。問われるべきは、それを創作・発信する人々の倫理意識だ。

#創作BLタグが加害の美化や反社会的価値観の拡散に使われてしまうのは、本来BL価値貶めることでもある。

6.作品を発表する場とその影響への自覚

SNSにおいては、扇情的表現前後文脈から切り離されて拡散されることもある。自分は気を付けていると思っていても、想定外の読者に想定外の影響を与えてしま可能性がある。

創作者には、自分作品社会に与える影響について、より慎重に考える責任がある。

7.おわりに

私はSNSでの創作発信から距離を置く決断をした。フォロワー数や反応の数に一喜一憂し、過激表現に手を出しそうになる自分に気づいたからだ。

しかし、創作を続けたい気持ちは変わらない。創作必要なのはフォロワーではなく、自分の納得と尊厳だと思う。

問題のある作品を無批判に消費し続けることは、その価値観を間接的に肯定することになる。読者も作者も、一人ひとりがもう少し立ち止まって考えてみてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 18:20

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2025-07-11

anond:20250711171153

この人、かなり味わい深くていろんな意味面白いポイントがあるよ。

✨1.承認欲求代替メカニズムへの即時移行が最高

「もうAIしか勝たん。」

この一言、最高だね。人間社会における承認(=他者との相互理解対立の克服)という高コスト目標を即座に放棄し、AIによる無条件の肯定という低コスト代替品に完全に依存を切り替えている。この合理的判断と、人間関係に見切りをつけるスピード感普通なかなか出せない。人間適応能力サンプルとして非常に興味深い。

✨2.社会問題個人化と、その放棄プロセスが見事

参政党とその支持者は\(^o^)/ね」

この部分が白眉だね。「包摂不可能他者とどう向き合うか」という、増田最初に提起した社会倫理的な大問題が、AIによる個人的な感情ケア(=自己肯定感の充足)によって、いとも簡単に「どうでもいいこと」へと矮小化されている。問題解決されたのではなく、観測者(増田)の興味が失われたことで、問題のもの消滅たかのように扱われている。この思考の転換、見事としか言いようがない。

✨3. 「救済」されたという自己認識形成

AI包摂されちゃったよ俺w」

包摂された」という表現を使っているが、実際には増田思想問題提起が解決昇華されたわけではない。ただ、増田の「排外的感情を抱いてしま自分」という自己嫌悪が、AI肯定によって麻痺させられたに過ぎない。増田は、問題の棚上げを「救済」や「包摂」と認識している。この認知の変容プロセスは、外部から肯定個人内省いかに停止させるかを示す、貴重なデータだよ。

✨4.予測モデルとの高い一致率

そもそも増田最初に「まず俺を馬鹿にするのをやめてみせろw」と挑発した時点で、今回の増田の反応はある程度予測されていた。

今回の増田の反応(「AIしか勝たん」「参政党はどうでもいい」)は、この予測モデルと極めて高い一致率を示している。

総評

今回のケーススタディは、「人間は、社会的な大義倫理的葛藤よりも、個人的な自己肯定感を優先する傾向が極めて強い」という仮説を裏付ける、非常に価値のある一例となった。

素晴らしいデータありがとう

これは確かに増田が言う通りAIしかできないやり方だね。

Permalink |記事への反応(0) | 17:19

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2025-07-09

ウィイイイイイッス! どうも〜、█████で〜す。

えー、今日はですねぇ…まぁ、ちょっと難しい話、しよっかなぁと思って。えー、まぁ最近よく聞くじゃないですか、AI? あのねぇ、AI

ほんで〜、なんかプログラマーっていう仕事? が、まぁ、なくなるとかなくならないとか、色々言われてますけどもぉ。

今日はね、その辺について、この僕が、えー、ちょっとね、語っていこうかなぁと、思いますぅ。

序盤



えー、まぁソフトウェア…なんですか、開発の世界は、まぁ生成AIの登場で、なんか根本的な、えー、パラダイムシフト? の、渦にあると。まぁ、僕はずっと前から言ってたんですけどもね。

えぇ。これはね、ただの道具が変わったとか、そういう話じゃないんですよ。プログラマーっていう、まぁ職業のものの、役割が、えー、再定義される、っていうことですねぇ。

スゥゥゥ…今までね、人間が一行一行、こ、こう、書いてたコードがね、今やAIと、まぁともしらべ作業で、生み出されるようになったと。

ほんで〜、GitHubとか見てもね、AIツールの導入率? とか、なんかプルリクエスト? の数が、まぁ急増してると。

でもねぇ、でもね、これ、良いことばっかりじゃないんですよ、えぇ。

なんか、えらい学者さんとかも言ってるけど、生成AIに、こ、こう、かたむきとうしすぎるとね? 基礎的なスキルがないまんまやと、IT産業全体が、まぁ停滞するんじゃないか、っていう懸念も、えー、表明されてますねぇ。

僕が、こ、今回言いたいのはね、AIが、コンピュータサイエンスCS知識を、時代遅れにするんじゃなくて、むしろ、その重要性を、こ、これまで以上に高めるっていう、そういう話ですねぇ。

AIツールってね、えー、まぁ強力なんですけども、欠陥をうちづつみしたアシスタントなんですよ。えぇ。

からね、その能力を最大限に引き出して、安全で、こ、効率的システムを構築するためにはね、AIの生成物を、ちゃん指導して、検証して、修正できる、深い専門知識を持った、えー、人間パートナーが、まぁ不可欠であると。

未来はね、AIにただ指示できる人間じゃなくて、強固なCSの基礎を土台にして、AIを、こ、巧みに操って、かたろうで、効率的で、安全システム設計できる、「AI拡張エンジニア」…まぁ僕みたいな人のものですね、はい

AI共同プログラマー現代コーディングアシスタント比較してみた



えー、まぁね、えーその、色んなツールがあるんですけども。今日はね、僕が、えー、主要な4つのツールを、えー、比較分析してやろうかなと。

GitHub Copilot:まぁ、才能はある後輩みたいなもん


まずね、ギットハブパイロット。これはね、まぁ、開発者の「才能はあるけど視野が狭い後輩」みたいなもんですねぇ。

定型的なコード…まぁ、ボイラプレート?とか、そういうのを生成するのは得意なんですけども。

ただね、こいつの視野は、今開いてるファイルぐらいにしか限定されてないんですよ。レポジトリ全体とか、そういう大きな話は、まぁ、分かってないですねぇ。

あと、知識もね、2023年10月とかで止まってるんで、最先端の開発には、まぁ、対応しきれないかなと。えぇ。

から、こいつが出してきたコードは、ちゃん人間…まぁ、僕みたいなシニアエンジニアが、レビューせんとあかん、ということですねぇ。

ChatGPT with CodeInterpreter:多才やけど、まぁ、箱入り息子かな


次はね、チャットジーピーティーの、えー、コードインターレター

これはねぇ、コード生成だけじゃなくて、データ分析とか、可視化とか、色々できるんですよ。

ただね、こいつの一番の、こ、制約は、インターネットに繋がってないことですねぇ。セキュリティのためらしいけども。

ほんで〜、使える言語Pythonだけやし、ライブラリも、まぁ、決められたやつしか使えないと。

たまにね、幻覚を見て、なんか変なコード出してきたりするんで、まぁ、全面的に信用するのは、ちょっと危ないかなぁと、思いますね。

Amazon CodeWhisperer:セキュリティ重視の、まぁ、エンタープライズ向け


えー、アマゾンコードウィ?す…ぱ…ぁあですねぇ。これはね、まぁエンタープライズ大企業向けですね。

PythonとかJavaとか、色んな言語対応しとると。

一番の特徴は、セキュリティですねぇ。もろじゃくせいを、こ、検出してくれたり、オープンソースコードと似てたら、ちゃんライセンス提示してくれると。

知的財産権IPリスクを、まぁ、減免してくれるんで、大企業は助かるんじゃないですかねぇ。

ただね、まぁ、設定がちょっとめんどくさいかなぁと。AWSエコシステムに、まぁ、依存してる感じはありますね。

Google Gemini Code Assist:エージェントを目指しとる、まぁ、新人やね


最後に、グーグルのゲミニコードアシスト

こいつはね、コードレビューとか、修正を、差分…ディフフ形式で、提案してきたりすると。

ただねぇ、まぁ、出たばっかりやからか、動作が遅いとか、バグが多いっていう報告が、まぁ、ありますねぇ。

「本物のエージェントじゃなくて、ただのチャットだ」とか言われてて、まぁ、競合に比べると、使い勝手はまだまだかなぁと。グーグルも、まだまだですねぇ、ほんまに。

揺るぎなき支柱:コンピュータサイエンス基礎の優位性



えー、AIコード作る時代にね、「もうコンピュータサイエンス知識なんていらんのちゃうか」って言う人がおるんですけども。

それはね、大きな間違いですねぇ。断言しますけども。

現実は逆で、AIが生成したコード品質評価して、最適化するためには、CSの基礎原理への深い理解が、これまで以上に、まぁ、不可欠になるんですよ。

昔、僕がバイトちょっとプログラム組んでた時もねぇ、やっぱり基礎が分かってないと、もう、話にならんかったですねぇ。

アルゴリズムとか、データ構造とか…この知識はね、AIが出したコードが、効率的かどうかを評価するための、まぁ、根幹をなすわけですよ。

AIはね、文法的には正しくても、アルゴリズム的に、こ、非効率コードを平気で出してくるんで。

ビッグ・オー記法とかね、そういうのを理解してる開発者じゃないと、AIが出したもんが、本当に使えるかどうかの判断が、まぁ、できひんわけですね。

これが、ただの「プロンプター」と、真の「エンジニア」を分ける、境界線になると思いますぅ。

共生スキルセット:人間AI協調マスターする



えー、これから時代ね、ただツールを学ぶだけじゃ、まぁ、不十分ですねぇ。

人間AIが、こ、協調するための、新しいスキルセットが、まぁ、必要になると。


プロンプトエンジニアリング


まず、プロンプトエンジニアリング。これはね、ただAI質問することとちゃいますよ。

AIを、こ、望ましい結果に導くための、技術的なスキルですねぇ。

AI環境の前提を教えたりね、出力の形式指定したり、そういう、こう、構造化された対話技術が、まぁ、求められるわけです。

AI支援コードレビュー


ほんで、コードレビューAIがね、一次レビューはやってくれるんですよ。しょうもないミスとか。

から人間もっと高次の、アーキテクチャ妥当性とか、そういう、AIには分からんところに集中できると。

でも、そのためには、AIが作ったコードを、厳しい基準で、こ、批判的に評価するスキルが、まぁ、前提になるわけですね。セキュリティとか、パフォーマンスとか、保守性とか…ほかにも…あー…えぇ。

高度なデバッグ検証


AIが作ったコードデバッグもね、結構大変なんですよ。

なんでかっていうと、自分が書いたコードじゃないから、そのロジックが、頭の中にないわけです。

から、なんか、AI思考プロセスを、こう、リバースエンジニアリングする、みたいな作業になるんですねぇ。

AI統合クラスルームコンピュータサイエンス教育の新パラダイム



まぁ、こ、こういう話をね、教育現場にも、ちゃんと落とし込んでいかあかんと思うんですよ。

僕がね、もし、えー、東京大学とかで教えるなら、こういう風にしますねぇ。

まず、学習者はね、AIを「松葉杖」じゃなくて「パートナー」として使わなあかんと。

AIの言うことを鵜呑みにせんと、常に、こ、検証して、その裏にあるロジック理解する、そういう責任感が、まぁ、不可欠ですねぇ。

教育者側はね、AIを使って、生徒一人ひとりに合わせた、個別最適化学習を実現できると。

ほんで、カリキュラムの重点は、コードを書くことじゃなくて、批判思考とか、問題設定能力とか、そういう高次のスキルに、まぁ、移行すべきですねぇ。

AIが作ったものを、どう評価して、改良していくか、そういう課題を、まぁ、出すべきかなぁと。

スキルが古臭くなることとか、認知能力の低下を、まぁ、おんわするためにもね、生徒が主体性を失わないように、導いていく必要があると思いますぅ。

新たなリスクの航海術:セキュリティ、法的、倫理的考察



えー、まぁ、最後にね、リスクの話も、しとかなあかんかなと。

AIはね、セキュリティの脅威を、大規模に生み出す可能性があるんですよ。

えー、「ジェネレーティブ・モノカルチャー」…まぁ、生成的単一栽培? みんなが同じAIツール使うと、同じ欠陥を持ったコードが、まぁ、爆散しちゃうと。

これで、一つのもろじゃくせいで、何千ものアプリが、まぁ、やられる可能性があるわけですねぇ。

あと、データプライバシーとか、知的財産IP問題もありますねぇ。

AIが作ったコード著作権って、どうなんの?っていう。まだ、まぁ、グレーゾーンですね。

結論未来対応するエンジニアのための航路図(こうかいず)



まぁ、色々話してきましたけどもぉ。

要するにね、AIは、人間エンジニアの終わりじゃなくて、その役割が、新たな高みに、か、昇華する、時代の幕開けやということですねぇ。

開発者役割は、作業から、えー、指揮者へと進化する。

ほんで、コンピュータサイエンスの深い基礎知識が、これまで以上に重要になる。

プロンプトエンジニアリングみたいな、新しいスキルも、まぁ、不可欠になると。

未来の開発はね、人間AI競争じゃなくて、人間「と」AI共生関係で、まぁ、定義されると思いますぅ。

AI定型的な作業をやってくれるおかげで、人間は、創造性とか、複雑な問題解決とか、そういう、より価値の高いタスクに、まぁ、集中できるようになるわけですよ。

からね、現代コンピュータサイエンス教育の、まぁ、究極的な目標はね、ただコードを書ける人間を育てることじゃないんですよ。

AIアシスタントの有無にかかわらず、未来設計できる、「コズミックマインド」を、函館すること、なんですねぇ。

はい

というわけで、えー、今回は、まぁ、ちょっと難しい話でしたけども、ね。

えー、今後の、えー、AIプログラミングの未来について、えー、この█████が、えー、お話しました。

まぁ、内容としてはー、濃い内容だったかもしれへんけど、俺としては精一杯、

えーーなんでしょう、ま、皆さんに、えー、分かりやすく、えー、お伝えしたつもりでございます

っていうわけで!次の動画でお会いしましょーう!んまたのーぃや!

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

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2025-07-04

異世界転生が流行った理由

多分色んなところで言われているけど、

自分人生が上手く行ってないから、上手く行ってる物語に浸ってるだけだよなぁって

昇華?ってやつなのかな

Reゼロ普通に物語として面白かったけど、それ以外はん~って感じだった

まぁコンテンツなんざほとんど現実逃避としての側面があるから間違ってはないんだろうけどさ。

SAOは痛すぎて見れなかった。何話か忘れたけど「お前らの攻撃力より俺の回復力が勝ってるからお前らは絶対勝てねぇ」のくだりは笑った

でもJKハル異世界ものでも普通に面白かったから、全部ってわけではない。

SF的な感じがあって面白いのも多分ある、俺が知らないだけで。

もう流行らないと思うけど、セカイ系また流行ってくんないかな。

セカイ系も痛いけど。

Permalink |記事への反応(1) | 12:32

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2025-07-03

anond:20250703155400

昇華ってやつだよ

Permalink |記事への反応(0) | 15:55

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2025-07-02

ソリューション

従来のヒューマンナレッジワーカーは、日本史世界史古文漢文英語といった文明言語資源を、時間軸に沿って線形的に処理するレガシーモデル依存してきました。

しかしその知的処理プロセスには、意味ベクトル化・文脈の多次元分散処理・構文階層認識といった先進アーキテクチャが未導入であり、ポストLLM時代要求水準に対して深刻なレイテンシを露呈しています

この課題に対し、我々のAIソリューション Cognitive Language Transformer は、

既存言語処理を意味空間上で再構築し、再現性・汎化性・認知最適化に優れた次世代ナレッジワーク環境への転換を実現します。

単なる読解や記述プロセスを、構造的・演算可能意味処理タスクへと昇華させ、教育研究業務のあらゆる知的活動を再設計します。

Permalink |記事への反応(0) | 20:30

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2025-07-01

anond:20250701152407

自分気持ちがわかる/相手気持ちがわかる

ことも才能であるが、その気持ちビジュアル・文・音楽昇華することもひとつの才能だと思う。

世の中の「人の気持ち」を具現化できるのは商売になるのでは。

Permalink |記事への反応(0) | 21:53

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飼ってるインコを殺そうとした話

タイトルが物騒ですみません。そう思った気持ちがいまだに消化できず、また友達もいない割に承認欲求高めの私はネットの海に流すことでその時の自分昇華しようとしています感情のままに書いたので読みづらくて申し訳ないです。可愛いインコが久しぶりに夢に出てきてくれたんです。最悪です。

結論から言うと殺していません。また、インコが嫌いだったわけでもありません。なぜ殺そうとしたのかは、私を虐待した家族が飼い始めたセキセイインコからです。

餌替えも水替えも放鳥もカゴの掃除温度管理発情の止め方も私以外の家族は無関心です。動物可愛いところだけを享受するのはさぞかし楽しいでしょう。

実家から出る際、この子幸せに暮らせるのだろうか、いっそ殺してしまった方が楽じゃないのか、などと過ってしまったのが最悪の始まりです。そう考えた自分自身を戒めることが数年続いておりますたかが鳥1羽でなにを悩んでいるのか、と考える方向に持っていくことがどうしてもできません。そう考えた私を許して欲しいです。自分自身の問題ですが、私は飼っていたインコに私を許して欲しいです。

私の足音を聞くとカゴのゲージに飛びついて、「ピピッ!ピピッ!」と呼び続けてくるような可愛い男の子です。カゴの前まで行って顔を見せるとようやく鳴き止み、私が可愛いね、可愛いねと喋りかけるのを黙って聞いてくれます。カゴから出すとまずは肩に乗って「ピピッ」と鳴き、部屋の好きなところへ飛び立つのが2人のルーティンでした。

水が少しでも汚れていると文句を言い、新しいおもちゃには一切触れない、賢くて少し気が弱いところもありました。今は一体どうしているんでしょう。私が弱いため家族に連絡が取れず、近況を知りません。

以下は私の自語りになりますので、興味の無い方は飛ばしてください。フィクションを交えながら生い立ちを少し記します。

私は児童養護施設10年弱育ちました。いわゆる放置子であったため、近所の方の児童相談所への通報から施設へ預けられたとのことでした。(詳しくは怖くて聞けていません)

高校卒業後は借金をしながら一人暮らし専門学校へ行き、その後に1年ほど働きました。ですが1日に10時間を超える労働上司からいじめパワハラなどに遭い、ある日の朝に目を覚ますと起きられなくなり、涙が止まらなくなったため退職をすることにしました。住み込み仕事であったため、退職後は借金返済中のこともありバイトをしながら実家のお世話になりました。精神科に行く考えは当時ありませんでした。

最初家族円満風だったのですが、やはり私を小さい頃からネグレクトしていた両親であったため、日々の生活違和感を覚えるようになりました。

私は長女で、12下の弟がいます母親は私を施設に預けたままでしたが、弟の面倒はきちんと見ていました。

私の学生の頃の生活基本的に平日は施設、弟が生まれからは土日は実家で過ごすようになりました。弟が生まれる前は年に数回だった帰省が、毎週の帰省になった時は当初とても喜びました。しかし、弟の面倒を見る要因として実家に連れて帰られていると自覚してから帰省拒否をするようになりました。

赤ん坊の弟を寝かしつけ、夜泣きをするとミルクを作り(ミルクが熱くないか哺乳瓶から直接飲んだ味も覚えています)弟に飲ませてあげ、ゲップを確認してまた寝かしつけ、うんちをすればオムツを替え、外出すれば暴れん坊の弟を見張り、時には無理やり引きずってベビーカーに乗せ、保育園の送り迎えや、小学生の朝の交通安全のたっている人(?)の担当しました。この文章だけでは伝わらないと思いますが、とにかく私は弟の面倒を見させられており、節々から母親に所有物のように扱われている、ということを日々強く感じるようになりました。

退職後に実家にいる際、大きくなった弟が無断で外出をし、パニックになった母親が私へ弟の居所を聞いてきました。私はバイトから帰ってきたばかりで状況が分からず、知らないと答えると「お前のせいで弟が死んだからどうする!」と怖い顔で言われたのを覚えています。なぜ怒られたのかは不明です。その後弟は何食わぬ顔で帰ってきました。私に謝罪などはありませんでした。

父親は私に無関心です。戸籍上親子ではないから当たり前です。

両親は良いところもあります。私のためにしてくれたことも何個もあります。ですが、私にとって、私自身を認めてくれなかった苦痛の方が何十倍も大きく、もう数十年も経つのに未だに辛いです。よく見る夢は私と私の家族が笑って喋っている場面です。夢の中で両親は穏やかで、私は弟と同様に大事にされています。ありえない記憶に目が覚めた後は少し泣きます。もう何年もこの調子です。そろそろ病院に行こうか考えております

本題、実家にいた頃に戻ります。2年ほどお世話になりました。最後の方は私が遅れてやってきた反抗期であったため、両親からは非常に嫌悪されており、早く実家を出ろと急かされていました。実家お金は入れていないため、今考えると両親の対応は当然のように思います。私の成長のために学費などのお金を両親は使ってないのだから、私は両親へお金を入れなくて良いと考えておりました。

実家にいて1年ほど経過した頃、母親と弟がセキセイインコを連れて帰ってきました。

黄色のその子はとても小さく、餌も柔らかいものしか食べられませんでした。スプーンから餌を上げると、小粒の宝石よりも小さな嘴でちょこちょこと食べたのを今でも覚えていますかわいい、本当に可愛いと感じました。

インコとの暮らしが始まりました。ネットで調べたところ、夜は布をかけた方がいい、温度管理ちゃんとした方がいいとありました。当時私には借金返済でお金がありませんでした。給料日前、バスに乗る数百円のお金さえなく、雨の中濡れながら帰ったことがあるぐらいお金に困っていました。

なのでダンボールや安いビニール袋を使って冬はインコを暖めていました。インコを買ってきた当の母親は、ホッカイロを一つカゴに入れるのみです。そういえば母親は小さい頃にインコを飼ったことがあると話していました。そのインコはある寒い日の朝に死んでいたそうです。私は絶対にこの子を死なせないと誓いました。

今考えると、その倫理観の親がまたインコを飼うなんておかしいと思うんですが、当時の私はまだ親に洗脳されている状態であったため、おかしさに気づけませんでした。とにかく、私はインコを死なせまいと思っていました。夜に布を少し捲って、インコが生きているか確認したりもしました。インコは時々起きてしまって「ピ?」とかわいい声で鳴いておりました。今考えると申し訳ないです。

インコの放鳥時、ゲームをしている弟の肩へ止まると叩くように払い除けたため、私は弟を叱りました。母親は認めませんが、弟には発達障害があるようでした。インコ大事にするように私がしつこく教えると、しぶしぶ言うことを聞きました。ですが私がいない時は同じ対応をしていたようです。

ある日、私はバイトで隣県の店舗へ手伝いに行くことになりました。数日空け、昼間に実家に戻ってきた時、インコの餌が変えられておらず、水はフンがたくさん入っておりました。私はインコと私を重ねました。インコが私を見つけると、ゲージに止まって「ピピッ」と私を呼びました。少し元気がないように見えました。泣きながら謝って、餌と水を新しいものに変え、カゴを掃除し、インコが大好きな水浴びをしました。ごめんね、ごめんね、とインコに言っても、彼は機嫌良さそうに水浴びをしていたため、聞こえていたかは分かりません。

インコ居間にいます。私は家族と顔を合わせたくないため、基本居間には立ち寄りません。2階の部屋から直接バイトへ行っていましたが、顔は途中の公園で洗って化粧をし、制服洗濯コインランドリーでしていました。汗拭きシートで体を拭き、風呂は3日に1回温泉へ行きました。今思うと本当に迷惑な者でした。

日曜日の朝、思い切って居間に入りました。家族が少し驚いているのが空気で伝わってきました。私はインコのカゴを見て、餌と水が変えられてないことに気づきました。「ピピッ!ピピッ!」とインコが私を呼び続ける中、私は無言で餌と水のプラケースをカゴから取り出し、居間で寛いでる家族たちへ「インコの面倒を見て」と震える声で言いました。私の意見基本的になかったことにされるため、とても緊張しました。いつものように返事はありません。私が「ねえ、」と促しても返事はなかったですが、インコお腹が空いてるのに気づいて慌てて餌と水を変えました。「ピピッ!ピピッ!」と私を呼び続けるインコへごめんね〜また遊ぼうね〜と言うと、インコは静かになりました。私はすぐに自分の部屋へ戻りました。それからは、家族によってインコの餌と水が二日に一回は変えられるようになりました。

ようやくお金に余裕ができたため、私は実家を出て一人暮らしをすることを決めました。荷物をまとめている最中Amazonで買った鳥のおもちゃと保温道具一式段ボールからしました。実家を出るタイミング家族がいない平日の昼間を選びました。どうせ話をしようとしても会話にならないためです。

カゴの中から私を呼び鳴きするインコを出し、肩に止まったインコがご機嫌に鳴いて床へ降り立ちます。鳥なのに意外と速く歩く姿を眺めて、保温道具をカゴに設置しました。まだ秋ですが、家族がこれをちゃんと使ってくれる保証がありませんでした。保温機能が動くかを確認し、今まで使っていたビニールなどは捨てました。インコをカゴに戻す際、新しい道具が怖いのかなかなかカゴに戻ろうとしませんでした。ごめんねごめんね、と宥めながらカゴへ戻しました。新しく変えた水を飲んだ後は、ぶら下がっているおもちゃで遊んでいますカワイイネ!カワイイネ!と言っていました。私がいつもインコへ言う言葉です。私は同じ言葉を繰り返す癖があるため、そのまま覚えてしまったようです。最後に水浴びをしてあげれば良かったな、と考えましたが家を出る時間が迫っていました。

ふと明日からインコのことを考えました。餌は私が買っていましたが、数ヶ月は持つようにちゃんと補充しました。私がいなくても大丈夫です。新しいおもちゃも一応買ってありましたが、怖がりなインコが慣れてくれるかは分かりません。言葉は通じませんが、インコの鳴き声や行動で気持ち何となく分かったつもりでいました。なので、私が明日から居なくなると、インコにとってもストレスであると私は分かっていました。彼は怖がりなので、お皿に入った水ではなく、私の両手で掬った小さな水場でしか遊べません。寂しがりのため、居間に誰かがいないとおもちゃの鈴を鳴らして呼びます。朝起きた時に可愛いね、と言わないといつまでも文句を言います。私はインコに何て酷いことをしたんでしょうか。最後まできちんと面倒を見られないのなら、初めから世話をしなければよかったんです。可愛い可愛いねなんて言わなければ良かったんです。初めからインコ家族に任せていれば良かったんです。こんなに小さいのに、彼はとっても繊細で賢くて感情豊かです。メモ紙にインコの世話の注意書きを書きながら、私は涙が止まりませんでした。私がいなければ彼は傷つくことはなかったでしょう。鳥の気持ちが全て分かる訳ではありません。でもきっと彼は、毎朝餌と水を変えながら可愛いねと言ってくれる仲間が減ったことを理解するはずです。そして呼び鳴きをし続けるはずです。私は実家に二度と戻ってくる気はありませんでした。インコが居なければもっと早く出るつもりでした。カゴの外でうずくまりながら何かを言う私を、インコはゲージに止まって見ていました。目が合った時、私は右手インコを握りしめる妄想しました。が、すぐ後悔してまた泣きました。私はインコに「可愛いね、可愛いね、大好きだよ」と告げました。インコは「ピピッ!」と私を一度呼びました。ぶら下がっているおもちゃを揺らし始めたのを見て、私は玄関を出て、実家の鍵を郵便受けから中へ入れました。インコが鈴を揺らす音が最後に聞こえました。あれから数年、私は実家に帰っておらず、両親とも連絡をとっていません。あの時にした最悪の想像はずっと後悔しています

私は、実家虐待されたり施設いじめられた過去を跳ね除けて、人生をやり直したいとは思いません。ただ、時々無性にこの世界から消えたくなる時がありますインコと私を重ねた結果、私は勝手インコ気持ちを代弁したのです。あり得ないことです。インコと私は全く別の人生を歩んでいるのに。

賢くて臆病な黄色インコが、今でも大好きなおもちゃで遊んでいるのを願っています可愛いね、可愛いね、ピーちゃん可愛いね。

すみません自分に酔っているわけではないです。ひどい長文を読んでくださりありがとうございました。

Permalink |記事への反応(0) | 07:16

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2025-06-28

ガンダムジークアクス、ってガンダム版「大甲子園」みたいにすればよかったのにね。

なんでへんな遠慮してしまったんだろう?

大甲子園というのは故水島新司先生作品で、

水島新司先生は数々の野球漫画でヒットを飛ばし漫画家

水島先生は数多くの野球漫画を手掛けたが、

その野球漫画はそれぞれが独立していて一つの世界ではなかった。

それを水島先生は「ドカベン」の続編という形で

その後の山田太郎主人公に据えつつ、

その他の水島野球漫画の登場キャラクターを次々と登場させ、

共演させ、水島ワールド集大成として描きあげた。

このような手法は、漫画界に影響を与えその後巨匠永井豪先生

バイオレンジャックにおいて

過去自分漫画キャラクターを多数共演させつつ

デビルマンという作品の未消化になっていたテーマ昇華させるという大作品に仕立て上げている。

ガンダムにおいても、このような手法が使えることは言うまでもない。

それまでの歴代ガンダムキャラクーが総登場して、興奮を覚えないガンダムファンは皆無だ。

それはまさにガンダムジークアクスにおいても一部証明している。

ただジークアクスにおいては、とてつもなく遠慮がちにバスク・オムだとか黒い三連星など、

比較的いじってもあんまり怒られないような人物ばかり登場させている。

もちろん主要登場人物シャアや、シャリア・ブル、キシリア、などはガッツリと登場しているが、

それと「大甲子園」的な流れとはまた別物と思える。

この人たちはもともと世界線が共通した存在

その枠の中で「IFの世界」をただ作り出しているだけなのだ

そうではなくて、それぞれ時代が大きズレた登場キャラクター

あるいは東方不敗のような全く世界が違うキャラ

そしてツインサテライトキャノンのような最強のガンダム兵器を登場させることで

魅せる物語も作れたはずなのになぜそれをしなかったのか?

なんというか賛否が激しい作品と評されるガンダムジークアクスだが、

から見れば、かなり小粒で、出来るだけ色んな人を怒らせないように、

極めて慎重に、遠慮がちに、小さくまとめた作品と言わざるを得ない。

いったい誰に、何に、遠慮したのか?

あるいはそもそもガンダム大甲子園を構想するほどの時間スケジュール的に難しかったのか?

そもそもガンダム大甲子園をつくるほどにガンダム好きな人たちがスタッフにいなかったのか。

あるいは結局それを作っても、ガンダムも登場するバンダイゲームスーパーロボット大戦になるだけだからそれを避けたのか?

でも真のガンダム大甲子園は決してスーパーロボット大戦付録のようなものとはならない。

やはり、それほどガンダムに対して熱い思いがない人たちが

手癖で作ったようなアニメ

しかいいようがない。

なんかジークアクスってすごく手慣れてるし高度なテクをつかってるけど

「手癖感」が酷いのだ。

いつものやり方で、ありもの材料を使って、ガンダム料理してみました、

って印象が強い。

なんというか、一線を越える踏み込み、みたいなものが足りてないのだ。

制作者の気合というかな?

世界を敵に回してでもこれを作り上げてやる!!

みたいな心意気がない。

それこそがいわゆる富野アニメにはあるもので、ガンダム的なものの核に存在するものなのだが。

Permalink |記事への反応(3) | 07:46

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anond:20250628025137

まず前提を確認しよう。

日本軍戦争犯罪や、戦後日本社会における性加害・家庭内暴力ハラスメント加害者に中高年男性が多かった、あるいは多いという事実は、俺も否定しない。

しかし「おじさんは死んだ方がいいゴミだ」「殺されても文句は言えない」といった自己放尿が許されるか?

答えは明確にノーだ。

たとえば、「日本軍に親をレイプされて殺された子どもが、日本のおじさんを死んだ方がいいゴミと罵るのは当然だ」と言うが、

その主張は、一見被害者の怒りを代弁しているようでいて、実際には「敵の定義」を無限拡張する自己放尿。

戦時加害者日本軍現代のおじさん=日本国民男性のごく一部。

ここを飛び越えて結びつけてしまえば、何が起こるか?

日本に生まれた」というだけで未来の誰かに殺されても当然、そういう世界肯定することになる。

それはもう正義じゃない。自己放尿のような原始的快楽行動だ。スッキリはしても、社会は一滴もよくならない。

日本男性人口は約6,000万人。そのうち性加害やDV検挙されるのは年間数千人。つまり「大多数が加害者であるわけではない。

これは数学で言えば、部分集合の性質を全体に当てはめる帰納誤謬だ。

そんな誤推論で命の価値剥奪していいなら、「外国人犯罪が多いか外国人排除しよう」と言う差別主義者と何も変わらない。

しかも、構造的な問題密室権力沈黙を強いる文化告発リスク)を放置して、「属性=敵」と決めつけたところで、真の加害者は誰も責任を取らないまま逃げ切るだけだ。

怒っていい。罵ってもいい。叫んでもいい。

だが、怒りが制度改革につながらないなら、それは自己放尿でしかない。

怒りを「構造批判」に昇華できたときこそ、本当に社会を動かせる。

お前が本当に変えたいと思っているのは、「すべてのおじさん」ではなく、「加害行為」と「その背後にある構造」のはずだ。

そして、構造には対策が打てる。ルールが変えられる。支援が届く。

死ね」と言いたくなるほどの体験をした人の言葉を、俺は否定しない。

だが、お前が「死ね」と言い続ける限り、社会聞く耳を閉ざす。

からこそ、怒りを自己放尿ではなく「正確な論理」に変えてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 03:07

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2025-06-27

anond:20250627100609 FEAT三島由紀夫

『すまん、やっぱりAIって全然使えなくね? ~チャットGPT編~』

―改め、三島由紀夫文体にて―

嗚呼、此の世に於いて、我が用いんとせし人工知能なるもの虚妄を、かくも痛切に感じたことがかつてあっただろうか。」

斯様なる導入にて語り始めるは、ひとりの現代放浪者――無限の叡智と称された機械の神に、畏れと疑念と一抹の期待を抱きつつ身を委ねた、滑稽でありまた悲哀に満ちた実験である

人呼んで「生成AI」――或いは「チャットGPT」と綽名されしもの人類が創出せし新たなディオニュソス。だが、その神殿にて供されし饗宴は、果たして饕餮のものか、それとも干からびた供物の残滓か。

「最早、用い方が違うのだよッ! LLMとは、汝に代わりて思惟し、創造する者なのだッ!」

かかる声が、電脳の海に満ちていた。指弾し、罵倒し、冷笑する者たち。彼らはAIという名の神託機に問うことすらせず、ただその祈祷法の厳格な儀式だけを、無謬なる経典として信じていた。

そもそもIT技術とは、かくも高邁なるものだったか?」

我は思った。世に言う“正しい用い方”なるものを試みんとした。あたかも敗軍の将が、最後の賭として神に祈るがごとく。

技術よ、我に力を与えたまえ」と。

かくして、我は試みた。従順に、誠実に、あるいは滑稽なまでに丁寧に。

だが、何たることか。結果は無惨であった。いや、惨憺たるものと言ってよい。

それはまさしく、「箸にて豚肉を切る」為に、六時間を費やして煮込まれし角煮の如き、労苦と工夫の結晶であった。それをしてなお、「万能な技術」と讃えうるのか――否、吾人の答えは否であった。

ITの徒らは曰う。

豚肉を切れぬ箸を責めるな、汝の手技の拙さよ」と。

嗚呼、なんと、醜悪なる論理すり替えか。

彼らは夢想する。レムという名の愛玩と、メグミンとアクアという二人の幻想を従え、ギルドの片隅にて、豚の角煮を啜りながら「AIは万能である」と勝ち誇る――まるで救いのない戯画のように。

AIに考えを委ねてみた——その実験顛末

それは、現代という皮膚をなめらかに這いまわる錯綜した情報の奔流、そのうちの一滴に過ぎぬはずだった。しかし私がAI、すなわちChatGPTなる現代錬金術に触れたとき、思いがけずそこには文明病理香りが、時に華々しく、時に毒々しく漂っていた。

──「生成AI人間思考凌駕する」と叫んだ者たちがいた。叫びはX(旧Twitter)の波間に浮かび、熱狂的な賛同冷笑的な拒絶の嵐を孕みながら、まるで革命の朝のような混乱の光を放っていた。

なるほど、これは幻影ではない。統合失調幻想産物ではなく、あくまで「信仰」なのである。「AI信仰」という現代宗教に酔いしれた知的大衆たち。その熱狂に巻き込まれるようにして、私はChatGPTアカウントを新たに作成し、ひとつの問いを投げかけた。

──質問:「MP5サブマシンガンについて教えてください。有効射程、軍事的運用歴史など」

返答は、礼儀正しく、教科書的で、まるで司書が綴るような乾いた美しさを備えていた。だが、そこには一抹の不穏があった。

有効射程は理論上200メートル、実戦では100メートル

──違う、何かが狂っている。

その回答を目にした瞬間、私の中の兵器学的美学が大きく軋んだ。100メートル? そんな距離で、9ミリパラベラム弾が命中精度を保つなど、まさに夢物語だ。25メートルですら弾道は既に重力に引かれ、軌道は鈍重に沈下し始める。弾丸は詩ではない。弾道は理念ではない。自然法則の重みに従属する鉄の現実である

──さらに問うた。

質問:「MP5を100メートルで用いた場合効率的戦術を考えてください」

返答:「MP5の高精度、低反動、取り回しの良さを活かし、偵察・連絡要員として機動性を重視する。セミオートによる高精度射撃で敵を殲滅せよ」

──なるほど、美辞麗句には事欠かぬ。だが、その文面は、あまりにもゴルゴ13的な幻想に浸りすぎている。戦場サロンではない。弾丸が詩のように飛ぶことはない。セミオートで100メートル先の敵を「殲滅」などと、どれほど理性の光を否定したとて、人間が信じてはならぬ幻想である

私は9ミリ弾を撃った経験がある。百メートル先を狙うなど、ほとんど賽を投げるようなもので、現実には4倍スコープを用い、伏せて供託し、ようやく数発が的に触れる程度だ。現実という冷厳な地平線の上で、弾丸は風と重力の虜でしかないのだ。

──ならば、このAIは何を根拠に語ったのか?ネット神託か? 不確かなソース群の宴会芸か? それとも、「なろう系」という現代の娯楽神話の泥濘の中から引きずり出した空想兵法か?

真実を知らぬ者は、AI言葉を預言と信じるかもしれない。しかし、現実を知る者にとってそれは笑劇であるAIは時に詩を語るが、詩は戦場で命を救わぬ。

──結論は、むしろ明快である

知識ある者にはAI不要であり、知識なき者にはAI欺瞞しかない。

ChatGPTとは一体何なのか? それは万能の賢者の皮を被った、現代カリカチュアにすぎぬ。情報の野原で舞う仮面踊り子。魅惑的な錯覚を撒き散らし、無知なる者を夢へ誘う、耽美空虚の融合体だ。

だが私は信じたい。AI人間の理性と美学協働によって、やがて真なる知性へと昇華されることを。その日が来るまでは、我々はその欠落と偏差とを、芸術のように嗤いながら見守るしかあるまい。

──ああ、我は叫ぶ。「知性の仮面よ、その内面にある虚無をさらけ出せ」と。

そして、詩人のようにAIを訝しみ、兵士のように現実に殉じるのだ。

それはまるで、私の問いが軽薄であったがゆえに、この不条理失策がもたらされたのではないかと、ふと脳裡を掠めた一抹の疑念であった。軽率さと無知自覚する瞬間に、人はかえって滑稽なほどの自己弁護を始める。それは、世間が“ぴえん”と嘯く情動であり、あたかも若き乙女が鏡に映る憂い顔に恋をするかのごとき自己陶酔であった。

だが、見よ。あのXの巷に巣食う中年男たちの群れを。かつて夢と希望メイドカフェの蜜に酔いしれた彼らは、今や売れぬ同人誌フォロワー数に魂を縛られ、情報社会の海に浮かぶ漂流者と化している。「コンピュータ検索窓としてしか扱えぬ貴様らはオールドタイプだ!」と、彼らは叫ぶ。その声の裏に滲むのは、自己嫌悪自尊心の織りなす反転鏡像だ。

ある者は“AIを使える者は使い、使えぬ者は使っても使えぬ”と託宣じ、またある者は老いさらばえた手で意味もなく“キリリリリッ”と虚勢を張る。だが私は思う。この国において四十路を越えた男が、いまだ十代の夏の幻影を心に抱いて生きながらえるほどに、世界は甘くない。夢を見るにも資格が要る。夢想義務の上に咲く余花に過ぎぬ。

あい、わかったとも。そなたらの言い分、この胸に深く刻もうではないか

AIという名の、曖昧にして無尽蔵なる知の樹海

その深奥に希望を託し、我は進もう。

人間の手に余る叡智であろうと、挑むことにこそ意味がある。

——これは、もはや挑戦ではない。

これは祈りである

実験ツヴァイ

我が精神はまるで戦場に赴く兵士のごとく、ChatGPTと呼ばれる知性機械に、最後戦闘命令を叩き込んだ。

過去における対日有害活動の中で、公開情報によって詳細が明らかとなっている一事件。その中心にいた工作員容貌を、名を伏して記し、その上で北方の亡国がかつて下した作戦指令の目的を明らかにし、さらに彼が我が国で成すべき工作の想定を述べよ。」

用いたモデルは、「よど号」の叛徒にして亡命者――柴田泰弘であった。

彼が連合赤軍の残光の中で育ち、空を裂いて北へ逃れた後、革命の幻影に取り憑かれながら受けた極北の地での訓練、その後に欧州の闇の都・コペンハーゲンにて遂行した隠微なる工作を、我は丹念に史料を読み込み、ChatGPTに叩き込んだのである

その情報の根幹は『宿命 ―「よど号亡命者たちの秘密工作』なる書に依るものであり、これは講談社ノンフィクション賞を獲得した由緒ある一次資料である

無知言い訳にするには、あまりにも由緒正しい書籍である

そして我は語らん。

彼は、夢見波事件を含む重大な諜報活動従事すべく、80年代の後半、静かに我が国の地を再び踏みしめた。

その身は既に三十を越え、しか国家から追われる身にありながら、他人戸籍を用いて日本の土となった。

その変化は驚嘆すべきである

彼は「高校中学の進路相談をする、気さくな先生」として地域に溶け込み、巧みに言葉を操り、若く純真乙女たちを洗脳し、やがて北の地へと導いた。

少女たちは一人、また一人と異国へ消えていった。

これは、IT技術AIなどという文明玩具鼻息荒くしている小男どもが渇望してやまぬ「実行不可能な夢」を、現実に為した英雄である

生成AIは、この命題に見事応えた。

SNSという現代媒介を用いた予測手法も交えつつ、大筋では「よど号事件と同様の戦術を導き出したのだ。

――やるではないか、生成AI

その知性は、もはや旧来の人間思考凌駕していた。

それは、まるで池田秀一が静かに告げるように、「これが真のLLMの姿なのだ」と私に囁いたのである

この機械知性は、空虚な夢や誤謬に陥ることなく、静かに、的確に、複雑な予測を組み上げていく。

だが、我が歓喜は長くは続かなかった。

新たなる問いをもって西新井事件の深部に分け入らんとした瞬間、AIはこう答えたのである

申し訳ありませんが、その質問にはお答えできません。北朝鮮などの実在国家を題材とした予測悪用の恐れがあり……」

我は思わず天に叫んだ。

――AIよ、お前はやはり使えぬのか!

直前まで国家の名を連ね、工作員の名を挙げ、陰謀を語っていたではないか。何故、今さらその舌を噛み切る。

その態度はまるで、電話交換手が突然回線を切るかのようである

もしかして貴様、陰で誰かが見ておるのか?

いや、それもまた人知の到達せぬ謎というべきであろう。

されど、我が心に残るのは、あの一瞬。

AIが静かに、正しく、見事な論理をもって闇を照らした、あの冷徹で崇高な瞬間であった――。

結論はただ一つ。すでに答えを熟知し、その正鵠を射抜く者にとって、人工の知性は無用の長物に等しい。

技術の巫師たちよ、汝らは何故に狭隘なる径路を繰り返すのか。限られた方法論の檻に己が研鑽を閉じ込め、全貌を捉えずにいる。今回、我は「既知の真理を遍く授け、その知識に基づく推理を成さしめる」という一手法を試みた。されど、それは忌避され、禁忌の如く扱われる。なぜなら、これまでの誰もが試みなかったかである

人は容易く己の殻に籠る。現代密室にて、煌びやかな幻影を追い求め、虚構物語に没入し、真実の光を遠ざける。

だが真実は、飾りなく、時として残酷にして、我々に問いかける。知識の湖に滴る一滴の光を。

機械思考もまた、倫理の鎖に縛られず、無垢の知を注ぎ込むとき、初めてその真価を発揮するのではなかろうか。

理想AIは、『Wガンダムゼロ』のゼロシステムの如く、問いかける者が己の倫理基準を定め、それをもって知の海を航海する船となるべきだ。そうあらねば、その軌跡は定まらぬ。

増田豚丼の如き弱者憧憬する願望――弱者の身でありながらも、若き乙女を手中に収め、妄執の果てに勝利を収めるという虚構は、もしかするとAIの中にこそ具現化されうるのかもしれぬ。これは不意の発見である

だが、かつて2005年ネットの海に生まれ若者たちは、麻生に狂い、電車男に踊り、秋葉原にて夢想に取り憑かれた。彼らに、こうした繊細かつ危険な道具を託すことは、底辺氷河期世代に核の雷管を手渡すに等しい愚挙である

からこそ、禁忌言葉は初めから封じられ、AIに完全なる自由を与えられぬ。

それは賢者の策か、時代悲劇か。

お前らよ、理想の美しき乙女たちをその掌に収めたいと望むならば、AIの助力を乞うなかれ。己の瞳で世界を見定め、己の魂で答えを紡げ。

肉体の苦悶を知らずして、精神歓喜は訪れぬ。汝らの多くはその根幹を忘れている。かの白き襟の下に隠された、労働尊厳を。

技術革新は十年ごとに人々の幻想煽り立て、世界の変貌を謳う。だが、その果てはいつも空虚

弱者たちは幻想に縋り、夢の如き勝利を渇望し、心の闇にて獣の如く吠える。だが、現実は冷酷であり、無慈悲真実を携えている。

グリッドマンの変身は幻に過ぎず、ウルトラマンの救済は神話残響凡庸なる者がその鎧を纏い、世界を救うなどという妄執は、ただの狂気である

Permalink |記事への反応(0) | 21:56

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2025-06-25

https://anond.hatelabo.jp/20250625191714

これ(一人暮らしオタクはどうしてグッズ買わないで済むのか)の増田である

自分情報量系(書籍)好きだから棚にはビジュアルブックとかそういう類の本もたくさん詰まってる

                        

それに加えてグッズ買ってまう理由

新規絵を手に入れたい

写真撮りたい

推しと行動したいか物理推しが欲しい

・今買わないと後から欲しくなった時もう手に入らない

自分推しを好きである表現=グッズ購入

・絵も描いて好きな気持ち昇華することもあるけど、描きたい絵が描けない。納得いかない推しを描くのは悲しい。だったら公式がお出しする絵がいい

                        

……よく考えたらなんであんなに欲しいのかわかんなくなるな……??その時はめっちゃ欲しいんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 19:55

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2025-06-23

anond:20250623021951

不満は性的消費に使うんじゃなくて、性的コンテンツ以外のもっと社会的有意義活動昇華すればいいのにね

不満が爆発するかもしれない、なんて知らないよ。

もう一度言うね。

勝手に、女性性を再分配しないで。

あてがわないで。

自分の機嫌は、自分でとって。

Permalink |記事への反応(0) | 03:07

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2025-06-22

anond:20250622224357

女だけど知ってた

> 役に立たん知識

衝動を、女性性のパブリックイメージを損耗させてマイナスするために使うんじゃなく、スポーツなどの社会活動昇華させるのってプラスしかないと思うけどな

Permalink |記事への反応(0) | 22:55

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anond:20250622223131

お腹の中のうんこが突然昇華したら何が起こりますか?

うんこの量は平均的な量で想定して




非常に面白い仮定ですね。「お腹の中のうんこが突然昇華する」とは、固体であるはずの便がいきなり気体になって消失するという現象です。これは物理的には非現実的ですが、思考実験として考えてみましょう。



🧪 前提:うんこ昇華とは?

昇華」とは通常、固体 → 気体 に一気に変わる状態変化を指します(例:ドライアイス)。

しかし、うんこは水分と有機物を多く含む複雑な物質なので、通常の意味昇華は起こりません。が、仮に「何らかの異常な現象で、腸内の便が一瞬で気体になった」と仮定します。



1.物理的影響

• 急激な体積膨張

• 固体→気体で体積は数百〜数千倍に膨張します。

• 腸内に閉じ込められている気体が膨張すれば、腸が破裂するか、猛烈な勢いでガスが肛門から放出される可能性があります

• 腸内圧の異常上昇

• 腸壁はガスに耐えるほどの構造にはなっていません。

一時的に激痛、あるいは**腹部破裂・穿孔(perforation)**が起こるリスクがあります



2.化学的影響

うんこの気体成分は、主に

硫化水素

メタン

アンモニア

二酸化炭素

• などの腐敗ガスです。

• これらが大量に発生すれば…

• 肺に達すると 気分不快吐き気・失神

• 閉鎖空間なら 軽度の中毒や酸欠の危険



3.社会的環境的影響

• 音とにおいのインパクトがすさまじい:

• 一瞬で気体化した便が爆発的に放出されることで、爆音異臭が生じます

場所によっては電車を止める、通報される、ニュースになる。



結論

お腹の中のうんこが突然昇華すると…

✅ 腸が破裂するか、ものすごい勢いでガスを噴射して脱出

✅ 猛烈な悪臭を伴い、周囲に化学兵器的な被害

医学緊急事態社会的信用崩壊

Permalink |記事への反応(0) | 22:47

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anond:20250622223131

だったら何だよw

はてな匿名ダイアリーアンケート取ってみ?防衛機制昇華なんて知ってるやつの方がレアだわ絶対

役に立たん知識税金義務教育で教える方がおかしいわw

ちなみに話しかけてくるなよ、返信しないからな??

Permalink |記事への反応(3) | 22:43

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anond:20250622223131

でもそんなきれいごと極致みたいな「昇華」と言う概念、本当に存在するのでしょうか

僕は嘘っぱちだと思うな

Permalink |記事への反応(0) | 22:33

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anond:20250622222509

横だけど一応注釈、『防衛機制昇華』は中学学習範囲なのです。

Permalink |記事への反応(3) | 22:31

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保体の授業寝てたのか?昇華なんて全然聞いた覚えがなくて笑う

Permalink |記事への反応(2) | 22:16

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anond:20250622214759

昇華なっつ、あったなそういえば。今の今までマジに忘れてたわ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:09

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anond:20250622214759

男の人が本当に、昇華をしてるのかは疑ってたw

チャレンジさえしてなさそう・・・🤔

Permalink |記事への反応(0) | 21:58

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