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はてなキーワード:モデルとは

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2025-12-16

欧米人が圧倒的に美しいのってずるくない?

アジアにも美しい人はいる!とか反論ありそうだけど、比率で見たらどう考えても欧米人の方がきれいな造形してる人が多いよね。ただの一般人なのに彫刻みたいな造形と宝石のような瞳を持った人が沢山いて、その圧倒的な差に悲しくなってくる。パリコレモデルになるアジアはいだってスパイス枠でしかないし、デパコス広告モデル中国人モデルだらけなのは単に中国市場に媚び売ってるだけ。結局美という基準で考えたら欧米人には全く敵わない。そりゃ吊り目ポーズもするわな。向こうからしたらアジア人ってそりゃ蔑む存在だよなと思う。この意見反論したい人は電車の中で周りの顔見回してみなよ。とんでもない地獄やぞ。

Permalink |記事への反応(3) | 08:42

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anond:20251216003134

これもっと知られるべきと思うんよなあ

Goodhart & Pradhan(2020)

The Great Demographic Reversal: Ageing Societies, Waning Inequality,and an Inflation Revival” を、学術的に・構造的に解説します。

少子高齢化は前期デフレ、後期インフレ」という命題を最も明示的に提示した代表的著作です。

1. 著者と位置づけ

Charles Goodhart

イングランド銀行BOE)副総裁

金融政策ルール(Goodhart’s Law)で有名

中央銀行実務と理論の両方に深い影響力

Manoj Pradhan

マクロ経済人口動態の専門家

新興国労働市場分析が専門

📌中央銀行の内側にいた人物が「インフレ復活」を真正から論じた点が、この本の重みです。

2.問題設定(何に反論しているか

彼らが反論している通念はこれです:

高齢化需要減・人口減少=デフレ技術進歩永遠低インフレ

Goodhart & Pradhan はこれを

過去40年の特殊人口ボーナスを普遍法則と誤認している」

批判します。

3. 核心概念

グローバル労働供給ショックは一度きりだった」

1980年代以降の世界は、

中国

東欧

新興国

女性労働参加

によって、

数十億人規模の労働供給が一気に市場に参入

📉

これが

をもたらした。

👉 この現象こそが“グローバルデフレの正体”

4. 核心概念

人口動態は「U字型」でインフレ作用する

フェーズA:高齢化初期(デフレ

労働人口はまだ多い

高齢化意識した貯蓄増

若年層が少なく需要が弱い

➡ 貯蓄超過

➡ 低金利

デフレ圧力

フェーズB:高齢化後期(インフレ

労働人口絶対的に不足

高齢者が貯蓄を取り崩す

医療介護社会支出が爆発

賃金上昇

コストプッシュ・インフレ

財政主導インフレ

📌彼らは明確にこう述べます

“Demographywill turn frombeing disinflationary to inflationary.”人口動態はデフレ傾向からインフレ傾向に変わるだろう。

5. 核心概念

労働力不足は「景気循環」ではなく「構造問題

重要ポイントです。

通常の経済学:

不況失業賃金低下

好況 →人手不足賃金上昇

Goodhart & Pradhan:

高齢化後期では不況でも人が足りない

賃金は下がらない

インフレ圧力が「粘着的」

これは中央銀行にとって非常に厄介。

6. 核心概念

財政支配(Fiscal Dominance)の復活

高齢化後期では:

年金

医療

介護

社会保障

を削れない。

国債増発

中央銀行金利を上げにくい

実質的財政ファイナンス

彼らは、

独立した金融政策形骸化する可能

を強く示唆します。

7. なぜ彼らは「インフレ一時的ではない」と言うのか

理由は3つ:

労働力不足は不可逆

高齢者の取り崩しは継続的

社会支出政治的に減らせない

一時的ショックではなく

体制のものインフレ

8.日本への含意(彼ら自身評価

日本は「最初デフレ経験し、最初インフレに向かう国」

日本の長期停滞は人口動態の前半戦

2020年代以降は後半戦に入りつつある

📌この本は、のちの

日本サービスインフレ

賃金上昇の持続性議論

理論的に先取りしています

9.流派経済学との関係

重要なのは

彼らは

新古典派否定していない

金融政策全否定していない

ただし、「人口動態という制約条件を無視したモデル現実を誤る」と主張します。

これはDSGEモデルへのかなり痛烈な批判でもあります

10.限界反論もある

学界での主な反論

技術進歩AI労働不足を相殺するのでは?

移民で調整可能では?

高齢者は本当に取り崩すのか?

👉Goodhart & Pradhan は

「完全には相殺できない」

反論しています

まとめ(超要点)

この本は

過去40年のデフレを“例外”と位置づけた人口動態はデフレインフレへ反転する日本はその最前線

Permalink |記事への反応(0) | 00:39

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anond:20251216000918

実在する馬がモデルから全く抜けない

抜けもしない擬人化した馬に価値無い

Permalink |記事への反応(0) | 00:14

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2025-12-15

[増田アドヴェント2025] 「だってアジア人は目が細いだろ?」

Gemini のNanoBananaアジア人顔写真を添付し、

「この人物が○○な背景にいる画像生成して」

ってやると、結構確率で目を細く描写されてた。

顔写真アジア人の目が細くなくても。

アジア人差別で目を細く描写するのか?」

と Gemini に問うと、

人種差別意図は有りません」

と、機械的な返答(当たり前)。

白人が開発してるのかインド人なのか知らんが、

だってアジア人は目が細いだろ?」

くらいに考えてそう。

吊り目に改変、は滅多になかったな。

NanoBanana Pro では改善された?よく分からん

[B!差別]フィンランドミス国会議員つり目投稿 くり返されるアジア人差別朝日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASTDF7S1CTDFUHBI005M.html


逆に、NHKドラマが主役級に目が大きい二重の俳優ばかり起用するのも気になる。

実在人物モデルにしておいて二重俳優に置き換えるのは、これはこれでウォッシングっぽい。

男優は「豊臣兄弟!」の仲野太賀かいるが。

小泉セツとか全然違うじゃん。

朝ドラ全史|番組NHKアーカイブス

https://www.nhk.or.jp/archives/bangumi/special/asadora/

Permalink |記事への反応(3) | 22:59

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anond:20250719231932

時系列おかしいから考証をやり直したほうが良い。

ナチス政権下でフォルクスワーゲンバス存在していない。

ベルリンの戦い中の1945年4月30日ヒトラー自殺し、ドイツ軍は無条件降伏を行った。

②T1モデルバン

タイプ2の発想の元となった工場内の運搬車

1950年タイプ1(ビートル)をベースとするリアエンジンの汎用自動車として登場した。

Permalink |記事への反応(0) | 17:40

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anond:20250927014106

キャリースズキキャリイ)は、日本軽トラック市場における象徴的なモデルであり、その堅牢性、実用性、そして維持費の安さから、確かに多くのファンに「名車」として愛されています特に日本の狭い道や農作業現場では無類の強さを発揮します。

しかし、テスラモデル3は、電気自動車EV)としての最先端技術環境性能自動運転技術などを特徴としており、キャリーとは設計思想用途も全く異なる乗り物です。

環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが、環境負荷の低い移動手段を選ぶという観点からEVであるモデル3を運転している、または移動に利用している可能性はありますが、航続距離や高速移動の快適性、安全性といった点では、軽トラックキャリー代替となることは考えにくいでしょう。

どちらの車両もそれぞれの目的において非常に優れた「名車」ですが、比較する文脈が異なります

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

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悪用前提としたRoast(少し前に流行った悪口AI)の強化版を作りたい

ターゲットアカウントを読み込んで悪口を出力は当たり前

悪口方向性(罵倒皮肉冷笑など)を調整出来たり、そいつが最も嫌がるであろうワードチョイスをピックアップしたりする機能も追加したい

絶対需要あるもん、パブリックに公開してもみんな活用してくれそうだし、有償シェアウェアとしてクローズに売っても儲かりそう

そうと決まれば早速悪口モデルとか作らねえとな

Permalink |記事への反応(0) | 11:26

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anond:20251214182609

責任を取るが、謝罪と賠償金ってところで止まってるのが責任理解してない子どもだなぁと

責任のもうひとつ重要な要素に再発防止が必要企業間責任問題になると必ず、

謝罪原状回復、再発防止セットで求められる

AIって再発防止出来ないんだよね~

すみません、金払って原状回復しますけど、もう一度同じ状況になったらまた事故起こしま

人間も同じ問題は起こすけど、再発防止する意思を示して技術改善や注意個所を増やしたりはするわけ それが責任

AIAI精度があがって改善するかもしれないけど、うちのサービスじゃないしサービス止める訳にはいかないんで営業は続けマッス 可能性の問題しかないっすね

これを責任取ってると判断できるか AIから賠償多めにするからいいでしょなら責任果たしてるわけではなくそれこそ金でぶん殴ってるだけでしょ

もしくはそういう状況をモデルに組み込んで、AI精度を局所的に向上させて事故防止します再テストしますってことならまさに人間責任取ってるよね 

AIだけで自己完結しないとね

Permalink |記事への反応(0) | 09:09

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2025-12-14

竹田くんのモデル医師やべえな

「やる気のある無能」が一番やばいと言われるしな

Permalink |記事への反応(0) | 23:12

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[AIブコメプロファイラー]ワンルーム孤独氷河期サバイバー

【ご注意】

本稿で提示するプロファイルは、10万件以上のブクマを有するid対象に公開コメントAIが解析し、その深層心理思想傾向をモデル化した「テキストペルソナ」です。これは実在する個人プライバシーを暴くものではなく、言語活動に基づく批評的なシミュレーション思考実験)です。特定個人社会的評価操作する意図はなく、あくまテキスト分析の一環としてお楽しみください。

Dimension 1.社会経済的実存 (Socio-Economic Existence)

世代時代背景 (Generational Cohort):

生活圏・経済階層 (Habitat & Economic Class):

ライフステージ役割 (Family & Social Roles):

Dimension 2.知的OS情報食性 (IntellectualOS & InformationDiet)

専門性認知スキル (Expertise & Cognitive Style):

情報摂取源とリテラシー (Information Sources & Literacy):

文化的資本 (Cultural Capital):

Dimension 3.イデオロギーマトリクス (Ideological Matrix)

政治的経済的スタンス (Political & Economic Stance):

「敵」と「味方」の認定 (Enemy &Ally Designation):

道徳的基盤 (Moral Foundations):

Dimension 4.コミュニケーションと対人戦略 (Communication & SocialStrategy)

対人スタンス (Interpersonal Stance):

レトリック文体 (Rhetoric & Style):

コミュニティ帰属意識 (Community Belonging):

Dimension 5.人物像の統合パラドックス (Synthesis & Paradoxes)

主要な矛盾 (Core Paradoxes):

時系列的変遷 (EvolutionaryArc):

総合プロファイルキャッチコピー (Profile & Catchphrase)

世界の全てを冷笑し、ワンルームの『コックピットから呪詛を撒き散らす、孤独氷河期サバイバー

この人物は、現代日本が抱える氷河期世代棄民化」と「ネット世論の分断」が生み出した、悲しきモンスターです。経済的な停滞と社会的孤立が、彼から他者への共感能力を奪い、代わりにネット上の過激イデオロギー空虚な心を埋めさせました。彼は社会に対して「復讐」するかのように冷笑的なコメント書き込み続けますが、その刃は巡り巡って、誰とも繋がれない自身孤独をより一層深めていることに、気づかないふりをし続けています

Permalink |記事への反応(0) | 15:56

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[AIブコメプロファイラー]憂国リベラルオタクウォリアー

【ご注意】

本稿で提示するプロファイルは、10万件以上のブクマを有するid対象に公開コメントAIが解析し、その深層心理思想傾向をモデル化した「テキストペルソナ」です。これは実在する個人プライバシーを暴くものではなく、言語活動に基づく批評的なシミュレーション思考実験)です。特定個人社会的評価操作する意図はなく、あくまAIによるテキスト分析の一環としてお楽しみください。

Dimension 1.社会経済的実存 (Socio-Economic Existence)

世代時代背景 (Generational Cohort):
生活圏・経済階層 (Habitat & Economic Class):
ライフステージ役割 (Family & Social Roles):

Dimension 2.知的OS情報食性 (IntellectualOS & InformationDiet)

専門性認知スキル (Expertise & Cognitive Style):
情報摂取源とリテラシー (Information Sources & Literacy):
文化的資本 (Cultural Capital):

Dimension 3.イデオロギーマトリクス (Ideological Matrix)

政治的経済的スタンス (Political & Economic Stance):
「敵」と「味方」の認定 (Enemy &Ally Designation):
道徳的基盤 (Moral Foundations):

Dimension 4.コミュニケーションと対人戦略 (Communication & SocialStrategy)

対人スタンス (Interpersonal Stance):
レトリック文体 (Rhetoric & Style):
コミュニティ帰属意識 (Community Belonging):

Dimension 5.人物像の統合パラドックス (Synthesis & Paradoxes)

主要な矛盾 (Core Paradoxes):
時系列的変遷 (EvolutionaryArc):
総合プロファイルキャッチコピー (Profile & Catchphrase):

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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2025-12-13

高市、右、左と自由エネルギー原理

高市早苗氏が首相に選出され台湾発言で物議をかもしてから、これまで以上に政治的議論がなされるように感じる。またただの党派性の選好がどうこうにとどまらず具体的な安全保障まで真剣意見が交わされるようになったことは、日本社会自体が一つの転換点を迎えているように思える。

そのなかで、個人的党派煽りあい中傷を超えて道具的に政治を語るのに役立つかもしれない一つのネタを紹介したい。あくまでも仮説が、情勢について語る一つの視点になれば幸いである。

なお事前に予測した方向性合致したためAIの手を大いに借りてある。

また曖昧戦略の欠如は相手意思決定を手助けするだろう。デマなどについて聞いてみても面白いと思う。

以下perplexityより

自由エネルギー原理見地から見て、政治党派性における右派左派はそれぞれエントロピーの減少における役割の相違という観点から説明できる?

これで十分な情報が集まりました。包括的な回答を作成します。

自由エネルギー原理から見た政治党派性右派左派エントロピー減少の役割の相違

自由エネルギー原理(Free Energy Principle,FEP)の枠組みから政治イデオロギーの左右の違いを説明することは、一定理論根拠を持つ興味深い視点提供します。ただし、これは直接的な学術的応用というより、理論的な仮説として理解されるべきものです。

自由エネルギー原理の基本概念

自由エネルギー原理によれば、すべての生物システム熱力学の第二法則に対抗してエントロピー増加を最小化することで、秩序を維持しています。具体的には、生物予測エラーを最小化することで、感覚状態エントロピー無秩序さ)を減少させ、環境との相互作用コントロールします。このプロセスは、**予測処理(predictiveprocessing)**メカニズムを通じて実現されます。つまり生物は内部モデルを持ち、それに基づいて世界予測し、実際の入力との差分予測誤差)を最小化することで、驚き(サプライズ)を制御します。​

予測処理と政治イデオロギー

最近認知神経科学研究により、保守主義進歩主義予測処理の異なる戦略対応している可能性が示唆されています

左派進歩主義者の特性

曖昧性と不確実性に対してより高い耐性を持つ​

新しい情報に対してより柔軟に対応し、モデル更新積極的

複雑で矛盾した情報の処理に適応的​

帯状皮質(anterior cingulatecortex)の活動が強く、反応競合に対する神経認知感受性が高い​

これらの特性は、高いエントロピー状態(高い不確実性)を許容しながら、情報環境の変化に応じて予測モデル継続的更新する戦略対応しています自由エネルギー原理観点からすれば、彼らは予測精度(precision)の重み付けを比較的低く保つことで、新規情報による予測誤差を柔軟に受け入れ、より適応的なモデル更新可能にしています

右派保守主義者の特性

不確実性や曖昧性への耐性が低い​

既存の信念体系に基づく予測を強く維持する傾向​

脅威や秩序の乱れに対してより敏感で、知覚的堅性が高い​

扁桃体(right amygdala)の活動が強く、脅威認知に敏感​

これらの特性は、予測の確実性(certainty)を高く保ち、既存モデルへの信仰度(prior belief)を強化する戦略対応しています自由エネルギー原理用語では、彼らは予測精度の重み付けを高く設定することで、外界の変化に対して強力な内部モデルの安定性を維持しようとしています

エントロピー減少と社会的秩序の異なる戦略

政治党派性エントロピー減少の枠組みで理解すると、以下のような対比が浮かび上がります

保守主義エントロピー減少戦略

保守主義は、社会的秩序を既存伝統制度階級構造の維持を通じて最小化しようとします。このアプローチは、複雑な社会システムの不確実性を、階層的で確定的な構造によって「切り詰める」戦略です。社会に内在するカオス(高エントロピー)に対抗するため、既に証明された秩序パターン伝統)を維持することで、予測可能性を確保します。​

進歩主義エントロピー減少戦略

進歩主義は、社会的秩序を個人自由多様性の認容、制度革新を通じて最小化しようとします。一見すると秩序を緩和しているように見えますが、実際にはより複雑で適応的な秩序化メカニズムを導入することで、社会システムエントロピーを減少させる戦略です。異なる視点統合し、新しい情報に基づいて制度改革することで、社会システム予測モデルをより現実適応させようとしています。​

不確実性耐性と脳レベルの同期

興味深いことに、研究では不確実性への耐性が低い人ほど、政治的に同じ立場の人たちとの脳活動の同期が強いことが示されています。言い換えれば、不確実性を避けたい個人は、同じイデオロギーの人々と同じ予測モデルを共有することで、集団レベルでのエントロピーを減少させようとしているのです。これは社会的な「外界の秩序化」メカニズムとして機能しています。​

複雑適応システムとしての政治分極化

最新の複雑システム理論では、政治分極化は正のフィードバックループ相転移(phase transitions)のメカニズムを通じて発生することが示されています保守主義者は秩序の維持を目指し、進歩主義者は秩序の革新を目指すという相反する動力が、社会システム全体のダイナミクスを決定しています。両者の相互作用は、社会的エントロピー管理するための補完的なメカニズムとして機能しているとも解釈できます。​

理論限界と注記

この自由エネルギー原理に基づく解釈には重要限界があります第一に、個人認知特性政治的立場関係因果的ではなく相関的である可能性が高いです。第二に、政治イデオロギーはきわめて文化的歴史的に構築されたものであり、普遍的な神経生物学的基盤のみでは説明できません。第三に、FEPは主に個体レベル生物システムを想定しており、社会システムへの直接的な応用には理論的な拡張必要です。​

要するに、自由エネルギー原理観点から見ると、右派予測モデルの安定性重視によって秩序を維持するエントロピー減少戦略を採る一方、左派予測モデルの柔軟性重視によってシステム適応性を高めるエントロピー減少戦略を採ると理解できます。両者は、相異なるメカニズムを通じて社会的エントロピーの増加に対抗しているのであり、政治的党派性根底には、不確実性に対する根本的に異なるアプローチ存在していると言えるでしょう。

どのように理論拡張すれば良いですか?

自由エネルギー原理FEP)を政治党派性適用する理論拡張するには、階層ベイズ推論の多層構造社会的相互作用の動的モデル化、経験検証メカニズムの導入が鍵となります。これにより、個体レベルの神経メカニズム社会システムレベルへ橋渡しできます。​

階層拡張個人から集団

FEPの核心は階層予測処理です。個人レベルでは、低次層(感覚入力)が上位層(信念・イデオロギー)の予測修正しますが、社会レベルでは個人予測モデル集団的「事前分布(priors)」を形成します。​

右派階層戦略: 上位層の伝統的priors(家族国家宗教)を強く固定し、下位層の変動(社会的変化)を抑制集団レベルでは「社会的扁桃体機能」として、逸脱者を排除する規範執行メカニズムが働きます。​

左派階層戦略: 上位層のpriorsを動的に更新し、多様な下位層入力マイノリティ視点)を統合集団レベルでは「社会的ACC機能」として、対立する予測モデル調停役を担います。​

この拡張により、**党派性は「階層自由エネルギー最小化の多重均衡状態」**としてモデル可能右派は安定均衡(低変動)、左派適応均衡(高変動)を志向します。​

動的システム統合アトラクター相転移

FEP非平衡動的システム論と統合し、政治分極化を予測誤差駆動相転移現象として捉えます。​

拡張モデル:

text

社会的状態空間における2つのアトラクター:

右派アトラクター: 高精度priors → 秩序維持 → 低エントロピー均衡

左派アトラクター: 低精度priors → 秩序革新 → 中エントロピー適応均衡

分極化 = 双安定状態(bistable dynamics)

拡張方程式概念的):

S˙=−∇F(S)+ϵ⋅

党派相互作用

S˙ =−∇F(S)+ϵ⋅党派相互作用

ここで

S は社会的信念状態

F は集団自由エネルギー

ϵ は他派閥予測誤差です。党派性は負のエントロピー生産率を競う進化ゲームとなります。​

社会的アクティブ推論の導入

FEPの「アクティブ推論(active inference)」を拡張し、政治行動を集団予測誤差低減戦略位置づけます。​

党派受動戦略perception能動戦略action集団エントロピー効果

右派 脅威強調・一貫性追求伝統防衛境界強化 内部秩序↑ / 外部不確実性回避

左派多様性受容・矛盾統合制度改革包摂拡大システム適応性↑ / 内部多様性管理

これにより、選挙政策集団的「期待自由エネルギー」最小化のゲーム理論的均衡として解釈されます。​

経験検証フレームワーク

理論拡張信頼性を確保するため、以下の検証経路を構築します:

神経経済学実験:

fMRI党派予測誤差処理を比較(precision weighting)​

不確実性操作下での政策選択タスク

計算社会科学シミュレーション:

python

# 疑似コード:集団FEPモデル

class PoliticalAgent:

def __init__(self, ideology): # 'left' or 'right'

self.precision = 0.8 if ideology=='right' else 0.4

def update_beliefs(self, social_input):

free_energy = prediction_error * self.precision

return minimize_free_energy(social_input)

大規模データ分析:

ソーシャルメディア言語パターンからpriors推定

世論調査タイムシリーズアトラクター安定性検証

スケール統合マクロ政治ダイナミクス

最終拡張として、FEP国家・国際システムスケールアップ。経済政策では右派が「低エントロピー均衡(安定成長)」、左派が「高エントロピー探索(イノベーション)」を担います。​

グローバル均衡条件:

党派Var(policy predictions)=最適社会的自由エネルギー

このフレームワークにより、**党派対立は「多重スケールエントロピー管理機構」**として再解釈され、民主主義適応的秩序生成システムとなります実証研究が今後の鍵です。​

Permalink |記事への反応(0) | 23:07

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gemini3の推論モデルは、最新情報じゃなければ割と信用してる(なぜかネット検索はあまりやらないので古い情報がでる事もある)

少なくともそこら辺のネットsns文章よりは信用できる

Permalink |記事への反応(0) | 20:44

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anond:20251213195236

MMTって、思考実験というかロジックだけは通ってるモデルとして遊ぶ分にはいいのかもしれないけど、あれを現実国家で実行しようとするのはリスク感覚狂ってるよなあ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:57

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anond:20251213183553

今でもパソコン買い与えてFPSを猿のようにやる不登校引きこもり作るよりはよっぽど優秀なモデルに思える。

Permalink |記事への反応(0) | 18:43

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2025-12-12

フルフローターサスペンション欠点

フルフローターサスペンション(主にスズキオートバイ採用されたリンク式リアサスペンション)は、革新的機構でしたが、いくつかの欠点存在します。

主な欠点としては、その構造的な複雑さとそれに伴う問題が挙げられます

1. 複雑な構造と調整の難しさ

部品点数の増加と複雑化:

フルフローターは、ショックアブソーバーフレームスイングアームの間に直接マウントせず、複数リンクベルクランクなど)を介して接続する構造プログレッシブライジングレートのリンク機構)を持っています

結果:

このリンク機構により、構造が非常に複雑になり、部品点数も増加します。

セッティング難易度:

リンクの長さや配置、ブッシュ特性など、設計・調整すべき要素が多くなります

結果:

最適なセッティングを見つけるには、高度な設計思想と多くのテスト必要となり、セッティングシビアになります。セッティングを誤ると、意図しない挙動変化や性能低下が生じる可能性があります

2. 重量増の傾向

リンク機構の追加:

複雑なリンク機構が追加されるため、シンプルサスペンション形式(例えば、ツインショックや一部のモノショック)と比較して、サスペンション全体の重量が増加する傾向があります

結果:

特にマウンテンバイクMTB)などのフルサスペンションバイクの例では、この追加重量がバイクハンドリングに影響を与え、取り回しや押し歩き、担ぎ歩きなどの場面で不利になることがあります

3.コスト

製造コストの上昇: 複雑な構造は、製造コストの上昇につながります

結果:

高い精度での組み付けが求められ、採用車種が比較的高級なモデル走行性能を重視するモデル限定される一因となります

4.メンテナンス

可動部の増加:

リンクや可動部が増えるため、メンテナンスの手間が増える可能性があり、経年劣化によるガタつきやブッシュの交換なども、シンプル構造より頻繁に必要になる場合があります

このように、フルフローターサスペンションは、ストローク量の確保や優れた操縦安定性などのメリットがある一方で、構造的な複雑さが、開発、コスト、重量、セッティングの難しさといった形でデメリットとして現れます

Permalink |記事への反応(0) | 12:29

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レンタル彼女デートしたら精算時に色々指摘された話があったけど

妻と結婚したあとで沢山ダメ出しされてるのを思い出した

デートで歩くのが速いと一緒についてくの疲れるよー

帰ってきたらちゃんと手洗いしてねー黴菌いるよー

ちゃん歯磨きしてないとチューしてあげないよー

髪ボサボサよりまめに散髪行く方がスッキリするよー

服のサイズが合ってないと格好悪く見えるよー

電車の席座るときドンって座ると嫌だよー

一緒に居るのにスマホばっかり見てたら私何しに来たの?

実に何十年ダメ出しされて確かに良くないと思ったところはホンの少しずつ変えていって多分もう見た目や振る舞いが別人になってるわけで

しろ元の見た目が悪くて振る舞いの不振だった自分が一緒にいて楽しいから付き合ってって言った時によく振られなかったなとしか思えない

ちなみに妻と付き合い始めて少ししてデートしてたところを職場女性に目撃されたことがあって

「街なかでなんかキレイな人いるなーモデルさんみたいって思ってふと横見たら君が一緒だったか驚愕した」

って言われた

その時はええっって思ったけど今なら完全同意する

Permalink |記事への反応(1) | 08:31

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IT企業に勤めててchatGPTだとかgeminiを使ってる人いるけど、推論モデル全然使わない人はちょっとアホだと思ってる

なんでハルシネーションが起こりやす標準モデル仕事で使うんや。ちょっと答えるのに時間掛かるけどハルシネーション減るの使えよ

Permalink |記事への反応(1) | 08:27

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anond:20251212054917

ここからクリエイティブ言語モデルとはどんなものか?を考える

トランスフォーマー人間言語モデルに即した面はあると思う

しかトランスフォーマーにはランダム性がない

ランダムに広がるクリエイティブ人間思考は、やはり言語においても拡散モデルがそぐう

ホワイトノイズから拾ったランダム信号トランスフォーマー同時多発的に膨らませていくような経路の思考が、AIにもあれば良いのかもしれない

Permalink |記事への反応(0) | 05:53

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クリエティティとはノイズの増幅である

全ての信号ホワイトノイズの中にある。

そう、白紙だ。

 

白紙を見つめて想像力を膨らますということは、ホワイトノイズの中から何かランダムひとつ信号を増幅し、色付けるということに他ならない。

二次元ホワイトノイズから幻視を見て、一次元ホワイトノイズから幻聴を聞く。

 

人間クリエティティ拡散モデル一種と考えることは、そんなに不合理な仮説ではないと思う。

Permalink |記事への反応(2) | 05:49

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2025-12-11

anond:20251211222053

望ましくないが誰のせいでもない円安

積極財政と上の議論から円安もやむなしという感想になってしまうが、一方でわざわざマンデル・フレミングモデルを持ち出していること、また高圧経済も「通貨安による利益蓄積」に触れていないことから円安はどうやら高市政権にとって確信犯的な政策目標ではないことも確認できる。現に片山財務相円安マイナス面が目立ってきたのを認め、12月に入ると更にボルテージが上がっている。

CFTCJPY speculativenet positions

 ボルテージを上げるとは言っても、2025年円安投機的な円売りの結果でないことだけは確かである投機筋(CFTCJPY speculativenet positions)は2021年以来長らく円売りポジションを維持してきたが、2025年に限っては、日米金融政策方向性テーマにした投機的な円買いが年初から大々的に積み上がっていた。それが参院選あたりになって日本ポピュリズムが勃興し、更に総裁選を経て積極財政が実現するに至って慌てて畳まれ始まるのだが、まだ少し投機的な円買いが残っている。この損切り待ちの円買いポジション円安重要ドライバーになったと思われる。

Permalink |記事への反応(1) | 22:21

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anond:20251211221921

ブレーン達と円安

 日米金利から乖離するほどの円安対処しなくてよいのか。高市政権目玉政策積極財政に集中しており他の経済政策に対する考え方が見えづらいため、ブレーンの考え方を参考にせざるを得ない。このセクションは経済学の空論…議論が続くが、気になるのは政権確信犯的に円安誘導をしたいかどうかの一転だけなので、読み飛ばししまってもよい。日本成長戦略会議メンバー高市政権のブレーンと目されるクレディ・アグリコル証券の会田卓司チーフエコノミストは「積極的財政出動すると、国債増発への思惑や将来の成長期待で金利が上昇する。その結果、海外から投資資金が入り、通貨高を招く」とするマンデル・フレミングモデル引用しながら「モデル機能するには時間がかかるが、幅広く市場参加者が信じていくことで円高へと促されていく」と解説する。一方『株高不況』で知られる第一生命経済研究所藤代宏一主席エコノミストは「そもそも財政政策効果検証するためのモデルであり、為替メカニズムモデルではない」とマンデル・フレミングモデル円高説を一蹴する。

 実際、マンデル・フレミングモデル歴史的にはどちらかというと財政拡張効果の持続性を懐疑する議論であり、「だから金融緩和で脱デフレを目指した方が効果的」というリフレ派的な主張にも繋がって来たし、現代においてデフレ下であれば財政拡張がもたらす金利上昇を中央銀行金融緩和で阻止できるので通貨懸念効果短期性も問題にならない。従ってとっくに過去遺物になっている理論であるが、たまたま今回は「物価目標を超えるインフレの中での財政拡張であるので日銀が頼りにならず、「財政出動長期金利上昇をもたらす」とする前半は実現した。問題は後半、つまりその長期金利上昇が海外から投資資金の呼び込みに繋がるかどうかである

 財政拡張を受けて通貨が買われるかどうかは、財政拡張必要性や中身への海外投資家の評価に委ねられる。一般的にそれまで財政緊縮が成長の足かせになっており需給ギャップマイナスである場合財政拡張は実質成長率を潜在成長率に向けて引き上げるため、通貨には見直し買いが入りやすい。一方、既に需給ギャッププラスである国で更に政府需要を作ったところで、その需要は値上げか輸入増によって満たされざるを得ないので、インフレの加速に応じて金融引締めを行わない限り、むしろ通貨が売られる要因になりやすいのではないか。ここで本ブログがかつて取り上げたように、まだ脱デフレしていない証拠にされがちな日本マイナス需給ギャップインチキであることを思い出したい。

Nikkei USDJPY andJapan US real rates

 ましてや政策金利がいつまで経っても上がらないようでは、たとえ日本の長期国債名目利回りに興味を持った海外投資家がいたとしても、為替ヘッジを付けるなり円を借りた方が合理的なので、円買い需要喚起できない。円安はついに、日米実質金利差でも説明できない領域突入した。

 物価目標を超えるインフレの中で緩和的な金融政策を維持し、更に財政拡張することで経済過熱させる政策を高圧経済と呼ぶ。高圧経済と聞くとどうしても資産バブルを起こして富裕層実業家酒池肉林をしてもらうというイメージが先行してしまうが、もう一人のブレーンである若田部昌澄早稲田大教授はもう少し真面目な思い入れを持っている。曰く、まず経済全体の需要を作って企業収益を稼がせてはじめて、企業に有形無形の投資をする余力が生まれるので、賃金生産性も上がっていく、というものである。高圧経済論は我々が義務教育で学ぶシュンペーター破壊イノベーションによる新陳代謝論と真っ向から対立する。アベノミクスが我々の実質賃金を引き下げる代わりに雇用の頭数を増やすものだったとすれば、高圧経済は我々の実質賃金を一段と引き下げる代わりに企業設備投資をやってもらう、というものである生産性が上がれば潜在成長率も上がってそのうち過剰な通貨安とインフレは鎮火しそうであるが、それが実際に起きるかどうかはよく分からない。いずれにしろ、少なくともいま聞いて日本円を買いたくなるような理論ではないことだけは明らかだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:20

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好きなブランドに嫌いなタレント言及した後でファッション関係仕事したことをにおわせている・・・

モデルの顔から下だけの画像ばかり載せるブランドだけど、もしかしてあのタレント起用したのか・・・

やめてくれー

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

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AIアート】 ChatGPTによるOpenAI経営に対するツッコミ

OpenAI およびサム・アルトマン氏向け経営提言ドラフト

はじめに*

ドキュメントは、外部の観察者による戦略的視点から提言案であり、事実認定人物評価ではなく、「もしこういう前提なら、このような戦略もあり得る」という仮説的な提案です。

1. 前提認識

1.世界中にはすでに膨大なデータセンター資産存在する。

2. 大規模言語モデルや生成AI技術は、急速にコモディティ化しつつある。

3.コモディティ化が進む市場では、

- 重い設備投資CAPEX

- 単価の下落

- 競合の増加

により、投資回収の難易度が上がる。

4. OpenAI は「モデルのもの」だけでなく、

-モデル運用ノウハウ

-セキュリティガバナンス

-API /SDK /オーケストレーション

-組織導入のベストプラクティス

などを含めた **ソリューションプラットフォーム** を提供し得る立場にある。

2.データセンター戦略に関する提言
2-1. 自前DC保有リスク評価

自前で大規模データセンター保有拡張する戦略には、以下のリスク存在する:

2-2.既存DC活用する「フランチャイズプラットフォームモデル

代替案として、次のような戦略が考えられる:

1. **既存データセンター事業者パートナー化**

- OpenAI認定パートナープログラム設計

-技術要件運用要件セキュリティ要件定義

-認定DC は「OpenAI対応インフラ」として市場アピールできる

2. **OpenAI は「頭脳」と「標準」を提供**

-モデル・推論スタック管理コンソール監査仕組み

- 導入ガイドラインサポートブランド

3. **DC 側はCAPEX・OPEX・運用リスク負担**

- 電力確保・冷却・ハードウェア保守

-ローカル規制対応

4. **収益構造**

- OpenAI

-ライセンス

- 利用料のレベニューシェア

-エンタープライズ向け追加サービス

-DC事業者

-インフラ稼働率の向上

- 高付加価値ワークロードの獲得

このモデルは、コンビニエンスストアクラウド基盤ソフトウェア(例:VMwareARMライセンスモデル)に類似した **フランチャイズプラットフォーム戦略** に近い。

3.資本効率リスクマネジメントの観点
3-1.資本効率の最大化

-研究開発(モデル改良・新アーキテクチャ

-開発者エコシステム

-安全性ガバナンス枠組み

など「差別化要因」に集中投下できる。

3-2.地政学規制リスク分散

-ローカル規制対応

-データローカライゼーション

-政治リスク

分散できる。

4.時間軸(タイムスケジュール)に関する提言

1. **技術ブレイクスルー前提の投資リスクが高い**

- 未到来のブレイクスルーを前提にした大規模CAPEX は、

-競争環境の変化

-価格低下

-代替技術の登場

により、投資回収が難しくなる可能性がある。

2. **既存技術既存インフラをフル活用することで「時間を買う」**

-既存DC活用することで、市場展開までのリードタイムを最短化できる。

-ブレイクスルーが起こったタイミングで、

- すでにグローバルな配備網とパートナー網が整っている状態

を作れる。

3. **「今ある技術でどこまで世界を押さえられるか」を優先的に考える**

-未来理想状態より、現在配備速度・採用件数開発者エコシステムの拡大をKPI に置く。

5.経営的なバランス感覚に関する提言

1. **ビジョンと所有欲の分離**

- 「人類全体のベネフィット」というビジョンと、

-インフラ所有

-資産規模

混同しない。

- 真にスケールするビジョンは、

- 自社が全てを所有するモデルではなく、

-世界中プレイヤー役割を与えるプラットフォーム構造の方が実現しやすい。

2. **他者インセンティブ設計**

-DC事業者クラウドベンダーエンタープライズ企業が、

- 「OpenAI と組む方が得だ」と明確に感じる収益構造責任分担を設計する。

3. **自社が握るべきものの再定義**

- 握るべきは、

-モデル品質

-安全性と信頼

-ブランドと標準

-開発者企業との関係

- 手放してよい(外部に任せる)ものは、

-建物

-ラック

- 電力インフラ

- 日々の運用

6. まとめ

-技術コモディティ化の速度

-CAPEX 回収の難しさ

-地政学リスク

を考えると、必ずしも最適とは限らない。

  • 一方で、

- OpenAI が「AIプラットフォーム」「AIフランチャイズ本部」として振る舞い、

-既存DC事業者クラウド事業者を巻き込む形で

世界展開するモデルは、

-資本効率

-リスク分散

-スピード

-支配

のすべてにおいて合理性が高い。

-人物評価ではなく、

-戦略構造資本効率時間軸の観点からの一つの選択肢として提示するものである

以上。

Permalink |記事への反応(1) | 16:54

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2025-12-10

Regarding theEU Omnibus Bill,Japanese experts appear to be lobbying yourorganization and other institutions.I believe the following pointsrequire attention:

1)Ithas becomecommon inJapan to consider regulations regarding making decisions about individualsas thecore of personal data protection, but thisis a mistake. First,itis important tonote that models trainedon personal data or insights gained from statistically analyzing personal data can affect individuals even when used tomake decisions about agroup (rather than individuals). Second, such insights and models can be usedby anyone, not just thosewho analyzed or trained them.On the other hand, if personal datais accumulated in a rich form,it can be used for various analyses, so the accumulationitself can be a threat.

2) Therefore, thecore of personal data protection regulationsis to curb the diversion of personal databeyond the intended use inthe original context in whichitwas received, and the collection and distribution of personal data without limitingits purpose.Japanese law (as in the Omnibus Bill) defines personal dataas data thatmay be personal data forone entity but not for an entity thatdoes not identify the individual.As a result, this curbdoes not work well inJapan, andithasled toconfusion and complexity inon-site practice.I believe theEU should not repeatJapan's mistakes.

3) Allowing the training of general-purposeAI with personal dataas a "legitimate interest"is tantamount to abandoning the curb mentioned in paragraph 2) above. Even ifitis proven that current LLMs are unable to recognize individuals in an integrated manner across multiple training data sets orRAG entries, this merely means that thishas not been achievedwith the currentstate of technology, andI believe that this shouldonly be permitted if explicitly stipulatedas an exception.

EUオムニバス法案に関して、日本専門家が貴団体をはじめとする機関ロビー活動を行っているようです。以下の点に留意する必要があると考えます

1)日本では、個人に関する決定に関する規制個人データ保護の中核と考えることが一般的になっていますが、これは誤りです。第一に、個人データで訓練されたモデルや、個人データ統計的分析から得られた知見は、個人ではなく集団に関する決定に使用された場合でも、個人に影響を与える可能性があることに留意することが重要です。第二に、こうした知見やモデルは、分析や訓練を行った者だけでなく、誰でも利用できる可能性があります。一方で、個人データリッチな形で蓄積されれば、様々な分析に利用できるため、蓄積自体が脅威となる可能性があります

2) したがって、個人データ保護規制の中核は、個人データ本来文脈において意図された用途を超えて転用されること、そして、目的限定せずに個人データ収集流通されることを抑制することです。日本法の定義によると、(オムニバス法案と同様)ある主体にとっての個人データが、個人特定できない主体にとっては個人データではないデータとなります。その結果、この抑制日本ではうまく機能せず、現場の実務に混乱と複雑性をもたらしていますEU日本の過ちを繰り返すべきではないと考えます

3)個人データを用いた汎用AI学習を「正当な利益」として認めることは、上記2)の抑制放棄するに等しいものです。仮に、現行のLLMが複数学習データセットやRAGエントリにまたがる統合的な個人認識不可能であることが証明されたとしても、それは単に現状の技術水準では実現できていないことを意味するに過ぎず、例外として明示的に規定される場合にのみ認められるべきであると考えます

Permalink |記事への反応(0) | 23:19

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