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はてなキーワード:バイオ燃料とは

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2025-07-08

泉大津市のアレは理科を知っていればおかしいと思えるのか

https://togetter.com/li/2573472

大気中の二酸化炭素と、水を還元して発生する水素とを原料とする合成燃料(炭化水素)、e-fuelは既に一部のモータースポーツ使用されています

泉大津市のアレが主張する、空気と水と太陽光から合成燃料を作ることは、ニセ科学とは言えません

しろ世界中研究されている分野です

空気と水と太陽光から燃料を作ること自体科学的におかしなことではありませんが、義務教育範囲は当然として高校化学範囲でも理解は難しいと思います

詳しく見ると、泉大津市のアレは光触媒を使うようですが、二酸化炭素還元光触媒を使うのは効率の低さから現在ではメインストリームとはいえないものの、低コストが期待できるため現在でも研究されています

大気から二酸化炭素回収に引っかかる人も少しいるようですが、それもよくあります

効率的に二酸化炭素を回収するために工場から排出されるものを使うとか、面白いものだと人が多く二酸化炭素濃度が高くなりやすオフィスビルの換気から回収する研究もあります

例えば泉大津市庁舎の換気で排出された空気から二酸化炭素を回収し、それと水と太陽光から合成燃料を生成することは、(可能不可能かで言えば)可能だと思います

じゃあ、泉大津市のアレはニセ科学じゃないのかというと、ニセ科学でしょう

少なくともデモンストレーション

何人かが指摘しているように、二酸化炭素の回収が効率的すぎるのと、二酸化炭素還元反応速度が極端に早すぎます

反応速度については義務教育高校化学でも感覚しにくいものなので、騙されても仕方がないのかもしれません

常識があればおかしいとわかるという意見は、常識レベルを高く見積もりすぎじゃないかと思います

もう一つの疑問点はガソリンではなく軽油を作るところです(ガソリン軽油の扱いやすさは別として)

バイオディーゼル軽油と同等の税金が課せられるのですが、ガソリンに混ぜるバイオ燃料税金減免されます

あの装置を売りたいのなら、詰めが甘いように思います

泉大津市のアレは論外として、炭化水素の合成燃料は世界で期待されています

しかし合成に必要エネルギーが大きすぎて、炭化水素の合成に使わずEVを走らせる方がずっと効率がいいです

トヨタ研究している水素エンジンも同じで、水素を燃やして走るより燃料電池で走らせたほうが3倍くらい効率的です

じゃあ、なぜ空気と水と太陽光から炭化水素合成が研究されているのかというと、エンジンで燃やす以外の需要があるからです

Permalink |記事への反応(1) | 19:54

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2024-03-21

anond:20240321163223

バイオ燃料原子力太陽熱発電もあれもこれもある中で、あえてそんな選択がメインになるとは考えにくいと思うが

Permalink |記事への反応(0) | 20:12

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2023-03-21

食糧危機に備える」ってイラッとするよな

例えばトウモロコシが食料に使われてるのって10%らしいじゃん?

多くは飼料とかバイオ燃料になる

それはそっちの方が儲かるから

まりどれだけカロリーベースでどうにかしようが資本主義的に解決がしない

虫食も同じ

国内でどう儲かろうが世界的に特に解決しない

それを輸出仕様って言っても、トウモロコシより安価にできるか?と考えれば普通にNOだろ

タンパク質どうこう言ってるけど、足りてないところはそれ以前だろうに

Permalink |記事への反応(0) | 14:23

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2022-06-22

anond:20220622165206

都合の良い記事チェリーピッキングする、いつものEV信者さんか。

南米は、BEV投資厳しいかバイオ燃料で行きたいという話なんて山ほどあるよね?

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61926860R20C22A6TB1000/

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC26CUL0W2A520C2000000/

インド最大のシェアであるスズキだって、BEV一本槍は無理だと分かってるし。

https://response.jp/article/2022/06/15/358657.html

こういう話があるのを無視して、BEVが進んでいるという話しかないように見せるの本当にダメ

筑波オッサンTwitterで窘められてるの見てないの?

Permalink |記事への反応(1) | 17:51

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2022-03-31

anond:20220331180307

世界食用作物の消費割合

食用作物41品目の収穫物として,世界全体で総計9.46×1015(9.46兆)カロリー生産された。この55%が人間食用,36%が家畜飼料,9%がその他(工業利用やバイオ燃料)に利用された(表1)。飼料に利用された熱量の89%がロスされ,畜産物に保持されたのは12%,つまり,4%(36×0.12=4.32%)が人間の食料に変換されただけであった。換言すると,食用作物41品目中の熱量の59%(55%+4%)だけが,作物と畜産物として人間の食料として利用され,41%が非食用に利用されたりロスされたりしたことになる。

したがって,飼料や他用途使用された食用作物を人間の直接消費用に振り向ければ,食料中のカロリー量が3.89×1015カロリー分増加し,5.57×1015から9.46×1015に,約70%増加する。1000兆(1000×1015)の食料カロリー10億人の人間に,1日当たり2,700カロリー食事を1年間(年間985,500カロリー供給するのに十分である。それゆえ,飼料や他の利用に使用されている作物カロリー人間直接消費にシフトさせると,養える人口を約40億人増やせる可能性があると計算される。

また,41品目の食用作物で生産された植物性蛋白質総量のうち,40%が直接人間摂食され,53%が飼料として利用され,7%が他用途利用された(表1)。そして,飼料利用されて畜産物に保持された分が9%で,直接摂食された40%と合わせた49%だけが植物性および動物性蛋白質として食料システム供給されているだけであった。それゆえ,生産された食用作物を全て人間の直接消費にシフトさせれば,蛋白質人間による利用可能性が2倍になる。

●主要国の食用作物の消費割合

ブラジルは,食用作物熱量の46%を直接食料,41%を飼料,残りの14%をバイオ燃料などの他用途に仕向けた。食用作物中の蛋白質でみると,16%だけを人間の直接摂食,79%を飼料に配分した。これは,ブラジル生産されたダイズの半分超が飼料に配分されているためで,ダイズ粕を大量に中国飼料として輸出しているかである

アメリカは,食用作物中の熱量の27%だけを人間の直接食料,67%を飼料,6%を他用途利用に仕向けている。また,食用作物中の植物性蛋白質については,14%を直接食料,80%を飼料,6%を他用途利用に仕向けている。アメリカは,世界の主要飼料作物であるトウモロコシ生産量1位であるしかし,トウモロコシの利用は,経時的に急速に変化してきている。2000年から2010年は,エタノール生産に仕向けられたトウモロコシ割合が増えてきており,2000年の6%から2010年には38%に増加している。

中国は,2000年においてコメ生産量が世界1位で,コメ熱量の82%を人間直接消費用使用した。また,中国は,主要飼料作物であるトウモロコシ世界2位の生産国だが,生産されたトウモロコシ熱量の77%を家畜飼料に配分した。全体として,中国食用作物中の熱量の58%,植物性蛋白質の50%を直接食料として利用し,熱量33%,植物性蛋白質の42%を飼料に利用した。

インドは大部分コムギコメ生産し,これらを主に直接食料として利用している。つまり生産した食用作物中の熱量の89%を直接食料,7%を飼料,5%を他用途利用した。

以下,キャシディらは論文の本文では言及していないが,ヨーロッパアジア代表的な国について触れる。

ヨーロッパの国々は飼料利用の割合が高いのに対して,表1に示したアジアの国々は飼料利用の割合が低く,直接食料として摂食する割合が高い傾向がある。表1では,インドネシアとタイ飼料利用の割合比較的高いが,これらの国の家畜生産用に多量の食用作物が配分されているからではなく,両国とも多量のキャッサバトウモロコシなどを飼料として輸出しているためと理解される。また,日本では生産した食用作物の熱量の94%が直接食料として摂食され,飼料利用は2%にすぎない。これは,日本家畜生産ほとんどなされていないことを意味するのではない。日本家畜飼料は輸入飼料に大きく依存しており,その飼料利用分は,飼料輸出国に計上されているかである。表1の右欄に,参考のために,農林水産省が試算した2009年熱量ベース食料自給率を示した。これをみて分かるように,日本食料自給率は40%と低く,多量の食料・飼料を輸入している。その輸入分は,表1では輸出国に計上されているだけのことである

耕地ヘクタール当たりの人口扶養

1日当たりの適切な供給熱量を2,700カロリーとして,食用作物41品目の栽培面積である耕地9億4700万haで生産した食用作物を,現状のように家畜飼料バイオ燃料にも利用していると,世界平均でha当たり6人しか扶養できないが,食用作物を全て人間が直接摂食するようにすれば,ha当たり10.1人を養える計算になる。

表1で食用作物を飼料や他用途に利用している割合が高い国では,それらを直接人間摂食すれば,扶養力が大きく向上することになる。例えば,アメリカでは耕地ha当たり現状の5.4人が16.1人に,ブラジルでは現状の5.2人が10.6人に,中国では現状の8.4人が13.5人を養えるようになると計算される。

全ての食用作物を人間の食料用にすることは,世界の人々が,畜産物の消費を草で飼養した家畜や,捕獲した野生の鳥獣からのもの限定することを意味する。しかし,そこまでの変更をしなくても,別のシナリオとして,穀物給餌の肉牛生産を止めて,その分を豚と鶏の生産に変更すれば,飼料転換効率12から23%に高めて,世界カロリー供給量を6%(3.52×1014カロリー)増すことができ,1日2,700カロリー食事を食べられる人を,3億5700万人増やせることになる。また別のシナリオとしては,肉生産に振り向けられている飼料を,全てミルクと卵の生産乳と卵を食べるベジタリアン食事)に切り替えれば,飼料転換効率を35%に高めることになり,カロリー供給を14%(8.04×1014カロリー)増やして,8億1500万人の扶養を増やせることになる。

こうした計算では,植物性蛋白質動物性蛋白質とを栄養学的に同等としている。しかし,動物性蛋白質は,人体では生成できない必須アミノ酸を全て含有している。穀物マメ類の組合せによって必須アミノ酸を適切に供給することも可能であるが,現在では多量のダイズ粕が飼料に振り向けられているため,その利用の仕方を変更するとともに,マメ類の生産を増やすことが必要になろう。https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=2979

Permalink |記事への反応(0) | 18:22

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2022-03-22

anond:20220322143245

レスありがとうやで

ヴィーガン的な思想の人はless the betterな断捨離思想が多いから、

畜産によるアーモンド小麦消費量が下げられて、結果的に虫も動物もより死なずにすむで

世界食用作物の消費割合

食用作物41品目の収穫物として,世界全体で総計9.46×1015(9.46兆)カロリー生産された。この55%が人間食用,36%が家畜飼料,9%がその他(工業利用やバイオ燃料)に利用された(表1)。飼料に利用された熱量の89%がロスされ,畜産物に保持されたのは12%,つまり,4%(36×0.12=4.32%)が人間の食料に変換されただけであった。換言すると,食用作物41品目中の熱量の59%(55%+4%)だけが,作物と畜産物として人間の食料として利用され,41%が非食用に利用されたりロスされたりしたことになる。

したがって,飼料や他用途使用された食用作物を人間の直接消費用に振り向ければ,食料中のカロリー量が3.89×1015カロリー分増加し,5.57×1015から9.46×1015に,約70%増加する。1000兆(1000×1015)の食料カロリー10億人の人間に,1日当たり2,700カロリー食事を1年間(年間985,500カロリー供給するのに十分である。それゆえ,飼料や他の利用に使用されている作物カロリー人間直接消費にシフトさせると,養える人口を約40億人増やせる可能性があると計算される。

https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=2979

Permalink |記事への反応(0) | 14:43

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2021-12-03

anond:20211203084731

燃料合成自体コストかかりすぎてな

原油掘ってガソリン生成したほうがどうあがいても地球的にコストが安い

バイオ燃料って知ってるかね

Permalink |記事への反応(0) | 08:50

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2021-11-14

大麻規制緩和の話

最初は成長が速くて油(バイオ燃料)や繊維が取れるっていう名目規制緩和を訴えてた人がいた

「薬物としての大麻規制すべきだけど、産業作物としての大麻有用から活用しよう!」みたいな主張だった

でも最近は「大麻の方が煙草よりも害が少ないから解禁すべき!」ってな感じの人が目立つ様になった

ヨーロッパアメリカの一部の州で薬物としての大麻合法化されたのを受けて方針が変わったのか、産業作物云々は建前で元からそれが目的だったのか

個人的には産業作物としてならばともかく、薬物としての大麻解禁には反対

煙草より害が少ないのかもしれないけど、煙を吸い込む以上は肺に何の害も無いとは思えない

大麻推進派は大麻の害を過小評価している節もあるので、ちょっと信用できないな

Permalink |記事への反応(1) | 11:34

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2021-10-08

anond:20211008194531

バイオ燃料にしているというSSは前に読んだ

もちろんバイオ燃料トレンドに上がるような時代お話

スイカとかオレンジとか水っぽいものを高額買取しても割に合うのかは知らん

案外果物系は果物として横流ししてるのかもしれん

Permalink |記事への反応(0) | 20:19

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2021-08-15

anond:20210811191351

バイオ燃料効率化したもっと簡易な燃料かね

発生したCO2光合成で回収してバイオ燃料となる閉鎖系の発電施設

Permalink |記事への反応(0) | 23:45

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2021-08-10

お前らバイオ燃料バカにしたよな?

ブッシュ政権下で、バイオエタノールを車の燃料に使おうって「経済的に正しくない行為」を散々アメリカ人馬鹿にしたけど、『再生可能エネルギー』というまやかし中国企業を儲けさせた日本人も同罪だ。まあ、アメリカ人と違うのはFITペナルティを払っていることぐらいだ。なんで拒否権ないんだよ、これ。うぜぇ。

グレタは how dareyou と言いたい気持ちもわかる。

Permalink |記事への反応(0) | 07:03

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2021-06-19

[今日知った言葉] アグフレーション

農産物価格の上昇によるインフレのこと。農産物(agriculture)とインフレーション(inflation)の造語

背景には,世界的な異常気象中国インドによる食料需要増加(人口の増加や新興国食生活の変化に伴う)、エタノール代表されるバイオ燃料製造に伴う原料需要急増(コーン大豆)、石油の高騰、投機マネーによる価格操作など。

Permalink |記事への反応(0) | 20:08

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2021-04-26

SF上の地下都市って理論永遠に生活できるもんなの?

地上で暮らせないという前提。

エネルギー問題が一番大変。大量のCo2排出は無理なので火力発電NG

海底の下にあるとして水力発電は良いかも知れないが、地震などメンテナンスを考えると怖い。

地熱発電は電力のロスなどを考えると地震地帯に熱の吸い上げ口を設けなければならず、これはこれでリスクが高い。

原子力は誰がどこに廃棄すんのという問題がよりシビアに。

地下世界バイオ燃料施設を作ってLED運用か。

Permalink |記事への反応(3) | 11:56

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2021-02-27

anond:20210226184344

植物からバイオ燃料が作れるんだから、燃料にすればいいんじゃないの。

バイオマス発電で電力にしてもいいだろうし。

Permalink |記事への反応(0) | 02:46

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2020-09-12

今日のRimWorld

・ 作りすぎてとうもろこしが溢れた。バイオ燃料になった

ホップからビールを作った。夏でもストーブつけっぱなしだったので部屋温度調整に失敗して全滅した

・ どうでもいいけどホップだけでビールができるゲームは勘弁

ガチョウを買った。意外と温度調整がシビアだったらしく有精卵1ダースが夏の暑さで即死した

原住民の襲撃で住民の足が吹っ飛んだ。移動速度めっちゃ遅くなったので義肢手術をした

・ 地中から機械虫の襲撃で住民の耳が吹っ飛んだ。義体化したくて不機嫌な人だったので人工内耳つけた

タバコ的なもの中毒になった者をドラッグ使用不可にしたら禁断症状で住人を罵ってメンタルマイナスにさせるようになったので毎日ビール投与して黙らせたらアル中になった

ラブラドールレトリーバーを買ってコロニー内で放し飼いにした。定期的に住人が和むので雰囲気が良くなるらしい

殺人鬼ヨークシャーテリアの大集団が来た。タレットとライフルで全滅させた。20匹くらいいた。捌いた肉は全部ペットフードになった

Permalink |記事への反応(0) | 22:49

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2019-10-24

anond:20191024112427

フェミオタ発電か。バイオ燃料ちゃうんやで

Permalink |記事への反応(0) | 11:25

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2019-09-14

anond:20190914173608

横田だけど地球温暖化観点から見るとバイオ燃料から出るCO2温暖化ガスにカウントしないみたいよ。植物CO2を吸収して作られた燃料だから

木材チップで発電施設ってのは多分石炭火力発電所のことを言ってるんじゃないかな。炭化させて石炭と一緒に燃やす

潤沢に供給できるかはまた別の問題だけど。バイオエタノールは食料価格を上昇させてたけど、木材チップはどうなんだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 17:52

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2019-09-11

汚染水ユーグレナ育ててバイオ燃料として飛行機飛ばして空にバラまけばいい

Permalink |記事への反応(0) | 20:33

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2019-04-10

anond:20190410013213

バイオ燃料実用化するというのはどうでしょうよろしくお願いします。

Permalink |記事への反応(0) | 01:36

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2016-08-31

経済産業省の概算要求公表されたが日本終わってる感ある。

http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2017/index.html

http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2017/pdf/01_5.pdf

から言われているけど、効果のでなさそうな施策とか、コンサル大金払ってアリバイレポートだけでっち上げとか

なんかそんなのが3分の1位あって、上級国民年寄り合法的税金ポケットに入れようとしてるようにしか見えない。

福島県の土着藻類を用いたバイオ燃料生産について、

その実用化に向けて火力発電所等由来のCO2下水を用いて経済性やエネルギー収支を向上させる実証事業を行う。」とか

省エネルギー製造プロセスの実現に向けた3Dプリンタの造形技術開発・実用事業

地熱資源量の把握のための調査事業補助金

水力発電の導入促進のための事業補助金

石油天然ガス権益確保に向けた海外の地質構造調査情報収集事業

国内石油天然ガスに係る地質調査メタンハイドレート研究開発等委託費」

サイバー攻撃による社会インフラエネルギーロスを防ぐための対策推進事業補助金

「③電源立地地域対策交付金等、原子力立地地域への支援実施 1,289億円(1,275億円)

Permalink |記事への反応(0) | 21:34

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2013-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20130514234306

そもそも論としてローマ式だし、アメリカンな消費大国主義なわけだが?

第一、それを言うなら、日本コンビニ弁当の破棄なんて起きてない。

コンビニ弁当を廃棄するのはOKだが、目の前の食事を残すのはNGというのは論法としてオカシイ

どの国だって やってる。

 

それに、食物を食べないのがNGなら、バイオ燃料とか、食べずにもやしちまうわけで、悪徳になってしまうが平然と研究されている。

 

べつに、彼の国のことが良いと思っているのとは違うが、いたずらに感情を逆なでする気もない。

Permalink |記事への反応(1) | 23:47

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2013-04-26

TPP目的は何度も言うが「飢餓の準備だ」




184 ソーゾー君 [] 2011/09/02(金) 18:06:10ID:mp2Aw7jIO Be:

TPP目的は何度も言うが「飢餓の準備だ」

利益の為ではない…通貨発行者が金儲けする必要はない…

莫大な工作費の捻出なんか簡単に出来る…飢餓の準備の為に米どころを破壊した…

新潟破壊しても満足せずに東北破壊した…

銀行家は利益なんか望んでいない…支配だ…破壊して作り直すことが目的だ…



「人工的に地震を起こす為には莫大な費用が掛かるよ?だからなに?」

発行者から関係ないよ…債権者から…莫大な費用を捻出したのは

債務者=国だから何も問題ない…どうせ破壊するんだから…」

アホ工作員は「利益を語る…」

イラク戦争黒幕アメリカ政府?」

アメリカは大損だぞ?戦争なんかして利益あげられるわけないだろうが…」



銀行家の目的は「破壊だ」

新しいビルを建てたいんだ…だから古いビルを壊したいんだ…

自然倒壊と言う事にしてな…で…救いに来るわけだ…

明らかに制御解体なんだがな…


日本は数年前に起きた毒米騒動で米の備蓄がないだろ?

それなのに農家に米を作らせない…で…新潟地震福島地震と米どころを破壊

で…TPPだ…農家の戸別保制度を導入したからなんとかなるが

銀行家の目的が解る…

バイオ燃料大麻合法化も目的飢餓の準備だ…



銀行家は作物を作ってほしくないんだ…依存させて物流を止めて破壊したいんだ…

から中東なんだよ?日本石油備蓄は約二ヵ月だろ?二ヵ月なんか備蓄ではない…

二ヵ月の備蓄なら一般家庭でも出来るだろ?馬鹿なのか?

ピストン搬送物流が止まらなければ存続は出来るが一日でも止まればガタガタになる…

注文してタンカーを出航して往復で何ヵ月掛かるのかな?タンカー石油消費して

目的地に迎う…間に合うか?

日本第二次大戦の時、開戦止む無しの理由は石油備蓄一年を切ったからだろ?

今の日本は2ヶ月だぞ?なにやってんだ?

徳川家康あの世で嘆いてるぞ?







































雑談

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1360877904/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

Permalink |記事への反応(0) | 20:48

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2011-01-29

NYTimes 「日本若者は世代の障害に阻まれている」

http://www.nytimes.com/2011/01/28/world/asia/28generation.html

敬称略

東京ホリエケンイチは有能な自動車エンジニアだった。日本ではこのような若い人材が、ハングリー精神あふれるライバル中国韓国渡り合い、現在の地位を保つために必要とされている。30代前半のとき、彼は主要自動車会社に勤めており、先進バイオ燃料デザインによって評価を得ていた。

しかし、多くの日本人のように、彼は非正規労働者だった。時限付き(temporary)契約のもとで、雇用保障もほとんど無く、そのほとんどが40代後半である正規労働者に比べて半分の給料しかもらっていなかった。彼は10年以上正規労働者になろうと努力したが、ついに辞めた。時限付き契約だけではなく、日本そのものを、である

2年前、彼は中国語を習うために台湾に移り住んだ。

ホリエは語る。「日本会社は年老いた労働者を守るために若い世代を浪費している。日本では私の道は閉ざされている。台湾では私の履歴書完璧だと言われた」

経済大国としての地位が揺らぐ中、日本は努めて、減ってゆく若い世代の生産性起業精神解放しなければならない。しか日本はまさに正反対を行っているように見える。その結果、成長は衰え、年金問題を増加させ、この木曜日スタンダード&プアーズが日本国債の格付けを下げた主な理由の一つとなった。

"TheTruth of Generational Inequities" (訳注・『世代間格差ってなんだ』http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569790216)の共著者である城繁幸(36)(訳注http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/)は語る。「若い世代の間では、どれだけ自分たちが頑張ろうとも、前に進むことはできないという意識がある。どの道も閉鎖され、頭を壁にぶつけているようなものだ」

年老いてゆく人口日本経済を停滞させ、既得権益を貪り、既に階層的な社会構造をより強固に、保守的にしていると、若い人々や専門家は警告する。その結果、日本は座して何もせず、成熟した経済が育てるべき新しい製品会社産業を実際に作っていかなければいけない時に若者過小評価している。

ソニートヨタホンダを作った国は、ここ数十年、若い起業家社会ゲームを変えるような会社GoogleApple のような ― どちらも20代が作った会社だ)を育てることに失敗してきている。

若者雇用状況は、日本が二流であることを強調している。日本が何十年も停滞した結果、すべての世代で非正規雇用は増えてきているが、若い世代は一番痛くこれを食らっている。

昨年は15歳から24歳までの労働人口のうち、45%が非正規雇用者だった。この数字1988年には17.2%であった。さらに、より上の年代非正規雇用者率と比べても2倍近くの数字である。古い世代が古い方法に執拗に固執しているのだ。日本メディア日本の第二就職氷河期が深刻かを伝えている。2010年10月時点で、卒業生のうちたったの56.7%しか内定を得ていない。これは過去最低である

世代間格差について研究してきた秋田大学の島澤諭教授は語る。「日本世界で一番世代間格差のある国だ。日本が活力を失ったのは、古い世代が道を譲り、新しい世代にチャレンジして成功する機会を与えないからだ」

格差危険

多くの国家高齢化社会にあるが、日本人口の惨状は本当に酷い。2055年までに40%の人口が65歳以上になるだろうと予想されている。いくつかの結果はずっと予想されていたことだ。例えばデフレである。多くの人が定年し、貯金で生活するようになると、出費を抑え、日本国内消費の沈滞をさらに強くする。ところが、あまり予想されてこなかった効果として世代間格差の現れがある。

至る所で格差格差を生んでいる。ホリエが指摘したように、会社が若い労働者を押しなべて低賃金で先の見えない仕事をさせ、結果的に古い世代にラクな仕事を残しておくためのコストを負わせている。またある人が言うところでは、年金制度が古い世代を優遇するようにねじれているため多くの若い労働者は支払いを拒否したり、アメリカ人にも馴染みのある "Silver democracy" (教育よりも高齢者に遥かにお金をかけること)が起こったり、時代遅れ雇用制度が disenfranchised (訳注・直訳では参政権を奪われたという意味しいが、ここでは特権に預かれないという意味か?)な若いロストジェネレーションを生み出してきている。

明治大学4年のイノウエナギサは、仕事なしで卒業して給料の高い仕事に就ける機会を永久に失うよりも、大学で5年目を過ごすことを考えているという。これはつまり、日本会社が、日本企業文化により順応するとされている新卒ばかりに安定した正規の仕事を与えるからである

皮肉なことに、イノウエは大企業で働きたいわけではなく、ただNGO環境団体に入りたいだけなのだ。しかしそれをすることすら彼女正規雇用への道を閉ざすのだという。

「私はただ人と違ったことをすることができる自由が欲しいだけなのですしかし、人と違ったことをするために支払うコストが大きすぎるのです

多くの専門家は、厳しい経済情勢によるプレッシャー日本の "one-size-fits-all" な(型にはまったことしか許さない)雇用システムに加わったと指摘する。明治大学オンライン調査によると、18歳から22歳の若者のうち3分の2が、リスクを負ったりチャレンジしたしたくないと感じている。そのかわり、彼らは内向的で、大志を持たずに生きることに満足するか、あるいは少なくとも諦めているという。

東京大学教育学部本田由紀は語る。「古いシステムと若い世代にはミスマッチがある。多くの若い日本人が、彼らの親の世代のような仕事一辺倒の生活スタイルを望んでいない。しかし彼らには選択肢がないのだ」

民衆の怒りに反応して、厚生労働省は昨年の終わりに、雇用者に、卒業から3年までを新卒とみなすように通達した。さらに、新卒採用した会社は最高で180万円の奨励金を出すことにした

しかしながら、企業精神の不足ほど、若い企業にとっての障害、ひいては日本経済の悲惨さを顕著に表しているものはないだろう。(訳注id:oga_jp さんの訳、「恐らく起業の不全こそが、若年事業家の直面する最もあからさまな障壁であり、日本経済の行く末を悲惨にするものである」を参考にしました。ありがとう)

2009年日本では株式公開(IPO)が19しか無かった。アメリカでは66だ。さらに、通産省によると、日本起業家ほとんどが高齢である2002年には日本起業家のうち、20代は9.1%しかいなかった。アメリカでは25%だ。

日本起業家で、自身の経験を元に本を書いた板倉雄一郎訳注http://twitter.com/yuichiroitakura)は語る。「日本ゼロサムゲームになってしまった。既得権益を享受する層は、新参者は彼らを狙う盗人であると恐れ、ビジネスをしようとはしないのだ」

多くの日本経済学者や政策立案者(訳注・policymaker;政治家はない)は、起業精神を育てるのが日本経済病気への特効薬だと、ずっと主張してきた。これは歴史前例に基づいていることでもある。日本戦後の灰の中から、若い起業家が大胆なスタートアップを生み出し、世界を席巻したのだ。

起業家の盛衰

しかし、多くの人々は、日本経済はその全盛期から骨化してしまい、革新的な会社がもし生まれたとしてもほとんどないことだという。それはなぜかというと、多くの人々は日本で最も知られたインターネット大君堀江貴文の悲運を挙げる。

2000年代の初めに彼が突如登場したとき、彼は最も日本的でない人物だった。茶目っ気のある30代の前半で、会議室Tシャツを着てきて、図々しくルールを破り敵対的買収を始め、再び活性化してきつつあった日本経済がついに飛び跳ねようとしていた時勢に乗った。彼は5年前に、古典的な天罰のように証券詐欺逮捕され、メディアは彼を不快でやりたい放題のアメリカ資本主義の象徴として悪者扱いした。

2007年裁判所は、彼を会社の記録を改竄したとして有罪にした(まだ上告中であるが)。しかし、何人もの若い日本人が、取材中に若い世代の倦怠感を説明するとき堀江を取り上げるのである。彼らにとっては、堀江は別のものを象徴しているのだ(訳注・前段落の「資本主義の象徴」対して)。つまり、保守的な体制に潰された若きチャレンジャーだと。彼らに言わせると、堀江逮捕は、「ボートを揺らすな」という若い人への警告であったという。

37歳になった堀江メールで語った。「あれは、伝統が作り上げた秩序に静かに従っていたほうがいいというメッセージだったのだ」

He remains for many a popular, if almostsubversive figure inJapan, where he is onceagain makingwaves by unrepentantly battling the charges in court, instead of meekly accepting the judgment, as do most of those arrested. (訳注・「判決を素直に受け入れるのではなく、懲りずに戦い続け、もう一度波を起こそうとする破壊分子のような人物としてまだ有名である」?)彼には総理大臣を超える50万人以上のTwitterフォロワーがいて、人々をシステムに立ち向かうように促している。

25歳の大学院生にして、日本人希望を失う中で幸せであり続けるための方法についての本(訳注・『希望難民ご一行様-ピースボートと「承認共同体幻想http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334035787)を書いた古市憲寿(訳注http://twitter.com/poe1985)は語る。「堀江は模範的な人物に今までで一番近い存在だ。彼は古い日本と新しい日本のせめぎ合いを代表している。」

古市や他の多くの日本人は、若い人は怒りや抗議を見せないという。そのかわり、彼らは自分を責めてドロップアウトしたり、親の世代より遥かに制限された展望の中で満足感を見つけようと、進んで諦める道を選んだりするという。

このような空気の中、若い政治家たちは同じ世代を政治に感心を持たせるのは大変だという。

高橋亮平(訳注http://twitter.com/ryohey7654)は東京都市川市の元市議会議員で、他の若い政治家と共にワカモノ・マニフェスト訳注http://www.youthpolicy.jp/)の活動に加わった。これは若い日本人自分たちの主張を表明するためのものだ。

2009年の終わりに彼は、市が若い家族教育投資を移すプラットフォームを掲げて市長立候補したしかし若い人はほとんど投票に関心を示さなかったので、市の最も有力な投票ブロックである退職者や建設業などの50代や60代に牛耳られた層に迎合するしかなかった。

高橋は語る。「時間が経つと、それだけで古い世代が力を持ってしまう。彼らは何もせずとも増えていくのだ」

彼はその選挙に負けた。彼は、日本が "silver democracy" つまり多くの予算高齢者のために使われる社会、になってきているという痛いレッスンだったという。

専門家は、不足していく予算をどんどん切っていくことは、日本若者が、現在退職者が受けてきた利益を最早絶対に享受できないということを意味するという。試算によると、今日生まれた子供は、既に退職した人に比べて、年金健康保険、その他の政府支出を120万ドルも下回る額しか受け取れないことになる。年金だけを見てもこれは何万ドルにも何十万ドルにもなる。

システムを捨てる

結果として、日本若者は集団でこのプログラムから逃げ出している。35歳以下の若者の半数が、年金を払っていないのだ。たとえこれが将来、彼らが年金をまったく受け取れないということを意味するものだとしても。高橋は言う。「フランスでは暴動が起きる。日本では単純に、払わないだけだ」

もしくは、ドロップアウトするだけだ。日本最初ロストジェネレーションが10年前にしたように。

キョウコは、彼女就職の見通しがこれ以上悪くなるのを避けるため、苗字を名乗るのを避けた。ほぼ10年前、早稲田大学の3年生だったとき彼女戦後日本で踏みならされた、日本のトップ起業に入る道を進むつもりだった。彼女は、日本起業が好む勤勉で服従的な人物に見えるように、熱心だが主張しすぎないように努めた。

10社ほど面接をウケた後で、彼女は軽いノイローゼになり、辞めることにした。以前は憧れた父親のような会社の戦士にはなりたくないのだと気付いたのだという。

卒業するまでに仕事を見つけることが出来なかった彼女は、フリーターという階層に入るほかなかった。低賃金な短期の非正規労働に甘んじる底辺層の若者のことである2004年卒業してから彼女は6つ仕事したが、そのどれも、失業保険も、年金も、毎月の給料も15万円以上払うことはなかった。

29歳のキョウコは語る。「これは私がなりたかったものではなかったと気付いた。でも、自分自身でいたことの代償がこんなに大きいのは何故なのだろうか?」

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2010-02-17

今世紀に起こること(2)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年


2022年


2023年


2024年

その3http://anond.hatelabo.jp/20100217133836 に続く

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2009-06-02

中国アフリカ進出は石油レアメタルばかりがターゲットではなかった

大規模にアフリカ農地を借り上げ、植民地として食糧増産計画を実現する野心。

マダガスカル政府は130万ヘクタール農地を無償で99年間、韓国の大宇財閥に貸し付け、そこを農場に転用させて大増産を行えば外貨が入り込み、現地の雇用も増え、農業技術も進展し、食糧が豊富になるという夢のプロジェクトに乗った。これを持ちかけたのは韓国だった。

「それは新植民地ではないか」とマダガスカル政府への反対運動が拡がり、クーデタが発生して政権転覆韓国の野望は潰えた。

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/spot_top5.asp?id=119&num=3

英誌『エコノミスト』(09年5月23日号)に拠れば、狙われた農地で失敗した例は他にも中国が狙ったフィリピンモザンビークの例がある。

モザンビーク中国は8億ドルを提示していた。

フィリピンで借り受ける予定だった農地は180万ヘクタール土地だった。

失敗例はほかにもサウジアラビアインドネシア交渉し、50万ヘクタール土地を借りうけ農地にする予定だった。

しかし当該国家では、「新植民地主義」などという批判はすくなく、地主らが積極的に外国企業農地を貸している国が多い。

筆頭はロシアウクライナ。とくにウクライナは40万ヘクタール農地使用権をモルガン・スタンレイに売った。

キング・アブドラ・イニシャティブ」という農業プロジェクトマレーシアに米農家をつくり、すでに国王は「マレーシア産、サウジ胴元の米」を食した。

食糧不足により世界的に農地借り受けプロジェクトは拡大しているが、ダントツなのが中国である。すでに米国に広大な養豚場を立ち上げ、この用地はゴールドマンサックスを通じて、中国はなんと5億ドルを投下している。

世界中国が獲得した農地は明らかになっているだけでも数百万ヘクタールにおよぶ。これを追っているのが韓国UAE、サウジカタールなど。

▲基本的な食糧には目もくれず、バイオ燃料を狙うヘッジ・ファンドが露骨に介入

とくに中国投資したなかでコンゴの280万ヘクタールが飛び抜けて目立つ。史上空前の規模である。ここではヤシ油が生産される。

アフリカが如何に貧困と雖も、ひとつの国が外国にこれほど大規模な土地を提供するのは中国向けが最大である。

ザンビアでも200万ヘクタール農地使用交渉中、すでに現地の養鶏の四分の一は中国資本と言われる。

しかしながらザンビアでは中国の遣り方に不満をもつ民衆が立ち上がり反中国暴動が発生している。あまりに露骨な農業搾取であり、政権への賄賂は腐敗の象徴ではないか、という批判が巻き起こっている。

このような新植民地主義的な海外農地への進出は、表面的に見れば「食糧不足の解消」である。

だが、ベンチャーキャピタルや新興ヘッジ・ファンドが混在し、面妖な農業ビジネスがまかり通っている。

旧来の小麦、芋、バナナなどに目もくれず、かれらはトウモロコシなどエタノール燃料(とうもろこし)の増産を狙う気配が濃厚であり、なにしろ値上がりの見込める品種しか興味がない。

過去一年大豆は78%値上がりした。米は130%。一方で世界各地では食糧のストックがそこを尽きつつある。 

タイミング良く格好の解説書がでた。

国際情報通の浜田和幸氏が書いた『食糧争奪戦争』(学研新書)である。浜田氏は、この本のなかで、異様な食糧ブームの背景を次のように描く。

「今世界はかつてない食糧生産における危機に直面している」が、「食糧生産国の間では農作物の輸出制限が強まってきた。食糧の値段は高騰を続け、貧しい途上国に於いては食糧を確保することが日々困難となりつつある。100万人単位餓死者がでるという悪夢のような状況が現実のものとなり始めている」

と警告する。

国連FAOも「十億人を超える人々が満足な食事をとれていない事態が続けば、途上国を中心に政治的に不安定な状況が生まれ、治安の悪化テロの引き金になる可能性が大いに懸念される」

と事務総長が警告を発した。

▲恐ろしい現実日本は見ようともしない

が、濱田氏は独自の情報から二つの重要なことを指摘する。

第一は食糧不足で、むしろ太っているアメリカのアグリ・ビジネス。とくにカーギルやモンサント、これに乗じて食種の種子特許を独占しようとするビル・ゲーツやらヘッジ・ファンド魑魅魍魎的な動き、他方で家庭菜園をつくって防御に走るアメリカ国民だが、その家庭菜園の率先役がオバマ夫人だという矛盾

第二に「自然災害を装ったテロの可能性が否定できない」という指摘である。

これは浜田和幸流の独自の歴史感覚だろう。

つまり「ヨーロッパ地中海地方を襲う異常な熱波や寒波、またアフリカを襲う大規模な干魃、そしてスカンジナビア半島を飲み込む氷河期の到来」が危険視されるものの、じつは「人工的に(干魃が)生み出されているという説」が流れており、「背後には一部の政府機関や民間企業がかかわっている」という空恐ろしい現実が指摘されている。

いったい、そうなると先進国で最悪の食糧自給率を誇る日本はどうするのか?

さて中国に関して浜田氏の指摘は次のようだ。

第一は「耕地面積の減少」であり、工業化による減反中国農業地帯では農地をごっそりと工業団地にしたが、「乱立してきた工業開発区の規制に」、中国政府は重い腰をあげて、ようやく「04年末には5000ヶ所あまりの開発区が撤廃された」ものの減反に劇的な歯止めがかからず、そこで中国は「海外に農場を確保する動きを加速させる」。

第二は「都市化がもたらした農村の疲弊と衰退」。

都市に就労する農民の群れに関しては説明が不要だろう。

第三は「都市農村賃金格差」により離農が続き、農村が荒廃していること」である。

第四は「農業技術の立ち遅れ」である、と浜田氏はいう。

まさにレスターブラウン予言した。「石油には代替品があった。しかし、食糧には代替品はない」

Permalink |記事への反応(0) | 22:42

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