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ニルヴァーナ 『Nevermind』アルバムカヴァーの赤ちゃんが起こした児童ポルノ訴訟で勝訴
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/amass.jp/185377/
ニルヴァーナ(Nirvana)『Nevermind』のアルバム・カヴァーに赤ちゃんの頃の写真が使われた男性スペンサー・エルデンが、ニルヴァーナなどを相手取って起こしていた児童ポルノ訴訟。米ビルボード誌によると、連邦裁判所の判事は米国時間9月30日、「児童ポルノではない」との判断を下し、再びこの訴えを却下しました。
現在30代のエルデンは、このカヴァー画像は本人の同意なしに撮影・使用されたもので、この写真は、未成年者の性的イメージを表現したことで連邦児童ポルノ法に違反すると主張して、バンドメンバーらに児童ポルノと性的搾取の疑いで損害賠償を求めていました。
しかし連邦裁判所のフェルナンド・M・オルギン判事は、この写真は「児童ポルノではない」との判決を下し、この写真は連邦法上の違法コンテンツの定義に全く該当しないと明言しています。
悔しいねぇw
調身(ちょうしん)と調息(ちょうそく)は、心を調えるための大切な準備である。
調息とは、呼吸を整えること。
ゆっくりと深く呼吸することで自然と静まり、今この瞬間に意識を向けやすくなる。
息の出入りを観察し、それと一体となることが勧められている。
調身と調息によって煩悩に振り回されることが少なくなり、思考が明晰になり、慈しみや智慧が育まれる。
これは、安らぎ(サマタ)と洞察(ヴィパッサナー)の基盤となる。
これらの実践は「涅槃(ニルヴァーナ)」すなわち、苦しみからの解放へと通じる道となる。
まず、静かで落ち着いた場所を選ぶことが大切である。床に座る場合は座布や座禅用のクッションを用いるとよい。
坐禅の基本の座り方にはいくつかの形があるが、一般的なものを紹介しよう。
① 結跏趺坐(けっかふざ)
1. 右足を左ももの上に乗せる。
2. 左足を右ももの上に乗せる(両足を交差させる)。
この座り方は最も安定し、長時間座るのに適している。
② 半跏趺坐(はんかふざ)(初心者向け)
2. もう片方の足は床に置く。
これは結跏趺坐よりも楽な姿勢だが、安定感が少し劣る。
足を組むのが難しい場合、正座や椅子に座ってもよい。大切なのは背筋を伸ばし、安定した姿勢を保つことだ。
④ 手の形(法界定印・ほっかいじょういん)
呼吸は深く、自然に行う。特に、息をゆっくりと吐くことを意識するとよい。方法としては、以下のようなやり方がある。
どちらの方法も、呼吸とともに「今、ここ」に意識を向けることが大切だ。
目は完全に閉じず、半眼(はんがん)とするのが基本である。視線は1~2メートル先の床に向け、ぼんやりと焦点を合わせる。完全に閉じると眠くなり、開きすぎると外の刺激に気を取られやすいからだ。
坐禅の目的は、何かを「考える」ことではなく、心を静め、ありのままを観ることである。
禅では「只管打坐(しかんたざ)」つまり、ただひたすら座ること自体が悟りの実践とされる。
急に立ち上がると、めまいや身体の負担が生じるので、以下の流れでゆっくり終える。
2. 両手をこすり合わせ、温めてから膝の上に置く。
3. 頭を少し下げて(合掌するのもよい)、心を落ち着ける。
4. 片方の足をゆっくりほどき、もう片方も解く。
5. 手を床について、ゆっくり身体を起こし、静かに立ち上がる。
初心者は 5分〜10分から始め、慣れてきたら20分、30分… と延ばしていくとよい。
坐禅を続けることで、次のような変化が現れるだろう。
✅ 心の静寂:雑念が減り、穏やかな心が育つ。
✅気づきの力(マインドフルネス)の向上:日常の瞬間に意識を向けられるようになる。
✅ 慈悲と智慧の発展:自己中心的な考えが減り、広い心を持てるようになる。
「坐禅は何のためにするのか?」と考えることもあるかもしれぬ。
雲が流れるように、風が吹くように、ただ坐り、ただ呼吸する。それが、悟りへの道となるのだ。
では、静かに座り、この瞬間に心を向けるがよい。
空はペイントの灰色ペンキで塗り潰したような色をしていて、迷うべき道もなく歩みを進め、スーパーに入ることにした。
自動ドアの先、真左側にはレジが一列に連なって並び、コマ送りフィルムのような店員の動きが目に入る。
俺は前を向いて真っ直ぐ進んだ。店内にはウェルカムトゥザジャングルの1992年ライブアレンジ版が流れている。
商品棚には所狭しと商品が並べなら、アマゾン倉庫のような広さを誇るこのスーパーでは何でも売っている。
例えば、オーラツーミーアロマフレーバーコレクションアクティブベリーミントからモーゼルC96まで。
俺は野菜売り場、青果売り場と順調に通り過ぎ、生鮮食品までの途中には支柱があって、そこにはこの町における今月の目標(警句?)が書いてあった。
火が水の中で消えないのであれば、
俺は調味料コーナーに足を向けた。
各種様々な調味料が均一な等間隔に並べられ、距離を離して眺めるとアンディー・ウォーホルの自画像に見えるよう並べられていた。
俺はマヨネーズとケチャップを籠に入れると、その場を後にした。
必要なものを他にもどんどんとカゴに入れるとレジの方へと向かう。
途中、すれ違う客は俺のような独り者もいればカップル、家族連れも多い。
大抵の男は籠を手に持ち、同行者がにこやかに話しかけてくるときでもちんぽを立てていた。
既に支払いの準備を済ませているのだろう。
俺はレジへの列へと並ぶことにした。
混んでいる。少なくとも俺の前には七人ほどは居た。
彼らは皆、待っている間にちんぽを立てていた。
俺も彼らに習ってちんぽを立てようとする。
俺の股間は緩やかな丘陵を見せ、小人の力こぶのような盛り上がりを見せた。
だが、万全じゃない。
実際、俺がこの町に来たのは一昨日で、俺は疲れていたのだ。
昨晩ホテルの眠り心地の悪いベッドのせいでもあるかもしれない。
焦りは、何よりも厄介だ。そのことを俺は経験上、熟知していた。
いよいよ俺の前に居るのは二組の客のみになった。
会計を済ませている男は中年でヤンキースの帽子をかぶり、店員から2862円になりますと言われ、屹立させたちんぽから精子をだらりと滑らすようにカルトンへ放った。
次に会計を済ませたのは若いカップルで、支払額を告げられると筋肉質の男はスペースシャトルみたいな角度をしたちんぽをファスナーから覗かせ、勢いよく精子を支払った。
いくらかは勢いが良すぎてカルトンを飛び出し、店員の服へとべっとりついた。彼女は顔色一つ変えずレジスターの下に手を入れ、過払い分ですといって割引券を女の方に渡した。
そして俺の番となったのだが、正直いって焦っていた。
俺のちんぽは起ち切らずにいた。
苛々し、貧乏揺すりのように膝を揺すりながら激しく女の裸体を想像したが駄目だった。逆効果ですらあった。
お会計は6210円になります、と言われたときにも俺のちんぽは駄目だった。
彼女は白いポロシャツを着ており、ピンク色の下着が薄っすら見えた。
俺は彼女を見続けた。店員はポロシャツのボタンをはずし始め、そのときになってようやくボタンが深く胸元まであることに気が付いた。
彼女はボタンをすべて外した。胸元が露になると乳房が顔を見せ、ピンク色の下着は前から外せるようになっていた。
俺は射精した。
支払を終え、購入したものをカゴからエコバックへと移し替えていく。
全てを入れ終え担ぐとずっしりとした重さを右肩に感じながら、一度だけ振り返る。
広瀬すずは着衣を直し、冷淡な顔立ちのまま客から精子を受け取り続けていた。
目が合う。彼女の唇は閉じたままだった。そしてすぐに目を逸らした。
思い浮かぶのはニルヴァーナのスメルズ・ライク・ティーン・スピリット
https://youtu.be/hTWKbfoikeg?si=bX5r32VnFmuE67E5
曲が示す意図が間違って知れ渡ったり、良くも悪くも意図しない売れ方だったこともあって、ボーカルのカート・コバーンはこの曲好きじゃなかったって話有名だよね
でもニルヴァーナの代表曲となるとやっぱりこの曲は外せないし、これが売れてなければ昨今の街中でニルヴァーナのバンドTシャツやカート・コバーンのフォトがプリントされたTシャツを着て歩く人なんて居ないんじゃないか
そんくらい大きな影響与えたような気もする 知らんけど
https://www.youtube.com/watch?v=Mp4yubWB8QM
カバーバージョンも好きだけど、こっちの方が悲壮感というかどこか物悲しい雰囲気があって聞き入ってしまう
なんとなくドラマのオープニング主題歌とかに起用されたらカッコよさそう
曲尺も短いし気づいたら一日で100回くらいリピート再生してる時もあった
https://www.youtube.com/watch?v=zILmrAJgzSc&loop=0
連続殺人鬼が女装しながら局部丸出しで被害者からはぎ取った皮で作ったドレスをまとってトリップしてるシーン
おぞましいシーンなはずなのに、穏やかな曲調も相まって不思議と見入ってしまった
ちなみに馬に別れを告げることはヒンドゥー教の聖典の一つにおいては身体的制限からの解放を意味するらしい
https://www.youtube.com/watch?v=zk8YTQtbwQ8&loop=0
天丼じゃないけど何度も同じメロディーラインが繰り返されるのって単調なんだけどそれが良いときがある
ゲームメーカーがしっかりと詳細な実況ポリシーを定めるようになったことすら認識してない時代遅れの知識のままで
こういうやつね
ストーリーテリングの手法の一つとしてゲームという形式をとっている作品においては映画を無断で録画してアップロードされるようなもんだからな。ゲームのプレイ自体がコンテンツになるような作品とは別物だと思う
ゲームは、ネタバレになるケースがあるから難しいと思う(映画まんま流すのは✕やろ)。ただ、現代人ってある程度「面白いってわかってるもの」しか手に取らないから、実況は販促としてすごく有効だと思うけどね。ブコメ
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』プレイ動画の配信規制を12月24日よりフル解禁! これまで1章までだったのがエンディングまで公開可能に
https://www.famitsu.com/news/202212/15286658.html
『AI:ソムニウムファイルニルヴァーナイニシアチブ』 実況/編集動画の公開可能範囲について
https://www.spike-chunsoft.co.jp/news/15214/
ノベルゲーを作る会社はここまで配信していいよ。とか織り込み済でゲーム作ってるわけ。
実況者が何か権利を盗んでる。とか言ってる人は
40代だよ
Arctic Monkeysってのは知らないので聞いてみるわ
よく聞くのは、ニルヴァーナ、ガンズ・アンド・ローゼズ、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、オジー・オズボーン、レニー・クラヴィッツ、ブラック・クロウズとかだな
間違いがあったら教えてください。
Permalink |記事への反応(14) | 19:19
アニメ2期やらんのかな?
1期の範囲だとキャラたちはみんな「先祖返りの妖怪」「一族の中にたまに生まれる」程度に説明されているが
実際には同じ妖怪の魂が一族に取り憑いて何度も何度も人間の腹を借りて生まれ直すというのが正しい
主人公は父母に愛されず孤独だったが、「変な力を持った子」ではなく「妖怪に腹を乗っ取られた」だから我が子とは思えないし愛せない
1期ではちょっと特殊な能力を持つキャラたちのラブコメというだけだったが、
第1部の終わりでは、再び生まれ直し同じ顔で同じ名前を与えられたキャラたちまるでループ物のように第1話の時と全く同じ流れで出会うが
主人公はイケメンが自分を守って死んだ前世の記憶が脳裏をかすめて涙を流し第1部完
第2部は休載したりgdgdだったが、この第1部の終わり方と2部はじめの流れはすごい好き
ほぼ同時期に生まれ直せたものの数年は違うため、1部で巨乳お姉さん枠だった人が2部では年下ロリになってたりする
一人だけ死なずにすんだ奴は歳を重ねておっさんになっている
アニメOP「ニルヴァーナ」はただのタイアップなのか本編内容から歌詞を書いたのかは知らないが、アニメの範囲でやらなかった生まれ変わり展開にこそしっくりくる
作者は長年同棲してた彼氏と別れた後で急逝したので、自殺だったんだろうな
亡くなったのもう9年前か、年上になっちゃった
俺は未だに思うことがある。
ニルヴァーナのカート・コバーンが拳銃自殺したのは、そこに銃があったからだ。
酒に、薬に、酔った勢いで頭を打ち抜いたのは、手の届く範囲に死ねる道具があったからだ。
もしアメリカが銃の所持を禁止していたら、おそらく彼は長生きしたはずだ。
そして、俺も同じだと思う。
いや、俺だけじゃない。
多くの日本人が、だ。
もし手の届く範囲に、手軽に死ねる道具があったら俺はもうとっくに死んでいるだろう。
これを書いている俺は鬱なのかもしれないし、死にたがっているのかもしれない。
だが痛みを感じる暇もないような死に方を選べない。
臆病者だ。
それでも誰しもが心の中に拳銃を所持している。
頭を打ち抜ける、拳銃を。
50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います。
点数をつけるのはしっくりこなかったので、
「好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。
ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。
今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。
リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。
雨が降り続ける街カナイ区を舞台に真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語で3Dのリッチな箱庭でキャラを操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム。
主人公の見習い探偵ユーマと相棒の死に神ちゃんの関係値の変化がたまらない。
舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体のゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。
ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオと世界観とキャラクタが魅力的だった。
AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人の遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。
前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。
マルチサイトものではベタなトリックだけれども、ゲームで表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。
システム面も物語の邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。
さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、bursterrorのエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。
今回はかなり辛い展開も多く、小次郎とまりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報の齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。
かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。
法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性が面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。
偉大な名作bursterrorの物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品。
特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花のエピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。
僕がテキスト主体のアドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。
満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。
探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトなストーリー。
おちゃらけた軽そうなイメージの主人公が、やるときはやるという類型を完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。
不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種の義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。
終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。
○大好き
愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公の出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム。
宗教や倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。
残酷で重たい話だがタイトルの意味を理解できたとき少し前向きになれ安心できる。
海中で暮らす種族と陸で暮らす種族の会合と食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム。
好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。
子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。
沖縄の離島を舞台にした王道なボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの。
一人ぼっち同士の彼らが少しづつ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活のエピソードが面白かった。
物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道。
二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。
公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム。
最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生の少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話。
しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラが視点人物になる群像劇になっていく。
それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。
前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。
今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。
いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。
若い男女が突如奇妙な建物に拉致され、強制的に暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの。
いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。
デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し。
特に名敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。
魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議な現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象を解決していきながら、学校そのものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム。
いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるもののヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法が関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイの精神で読める。
用意された素材が全部重要なタイプの作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校そのものの謎という一点に集約していくのが面白い。
原作は18禁の美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。
爆発事件に巻き込まれて瀕死の状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータの世界に移され、手術の順番を人狼ゲームをモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートなゲーム。
人狼ゲームを通じてキャラの性格や過去を描くのが面白く、主人公とゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。
女性キャラだと、アイドルオタクの白雪サツキさんが気に入ったかな。
思考する類のゲームの戦略的な面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。
ファミコン時代のアドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。
とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。
この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。
理想探偵、外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続で殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。
メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなくゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品。
ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。
ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。
探偵の池田と助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。
クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。
ジャンルで一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成が面白かった。
僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現が豊富にあり、この中でダントツでエッチな作品でもあった、大好き。
A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステムを武器に、色々な美少女とイチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF、恋愛、ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。
壮大な物語なんだけど、あくまで家族愛もののテーマを一貫しているのが素晴らしい。
年上ヒロインが多いのもマザコンな主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。
システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。
シンプルな物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和のゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。
特に背景で動くモブの表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。
声優の熱演、特に主人公の緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。
○好き
現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム。
フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的な日常が淡々と展開する。
その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。
自分を含めた人間を認識できない主人公の豹馬が、誰からも認識されない透明人間の少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。
かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係に名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語。
重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。
しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公が男性といい雰囲気になりつつ事件を解決していくシリーズだ。
今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公が事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。
主人公の伊月千春が最初はAIや攻略対象の男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。
なお、攻略対象の男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。
なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語のパズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。
魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身の名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。
世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんがお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。