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2025-12-15

11/15。午前10逮捕留置所で過ごした20日間、そして判決までの記録

今年も一年が終わろうとしている。

今年もまた、脅迫脅迫まがいのことを生業として過ごしてきた。ただし相手は間違えていない。

まりどういうことかというと、社会的正義のための脅迫脅迫まがいのために飼われている立場である、ということである

からガッツリ脅迫をしてもし相手被害届を出したとしたら、相手こちらサイドが洗いざらい警察告発するとやましいことがめくれるため、それをされることは無い。

はずだった。今年も一年、無事に終わろうとしていた先月のことだ。ちょうど一ヶ月前になる。

逮捕された。11/15日、土曜、午前10時のことである

前日が華金であったため立ち飲み屋に何軒か寄り、終電帰宅していた翌朝だ。

眠りに落ちたのは午前2時頃であっただろうか。不眠なのでいつも通り眠剤も入れた。

そういうわけで10時になってもまだ深い眠りの中に居たところを、ケーサツ達にゾロゾロ入ってこられて寝込みを襲われた。

普段からアパートの鍵はかけない。

治安もいいし盗まれものもないからだ、強いて言えばPS5、レア物のスニーカー、某アパレルブランド洋服などは総取りされれば30万円程度の被害額にはなるかもしれない。

(盗んで売った者は10万円程度は手にするだろう)

それで難なくケーサツ達は俺の部屋に入ってこれたわけだ。まあそれでいい。鍵が開かないからと大家さんに連絡されれれば警察沙汰がバレる。バレずにいたいからな。

まどろみの中、メガネもないままおぼろげに確認すると8人もケーサツが乗り込んできている。しか10時に。「ケーサツでーす、ケーサツでーす、起きてー」などと声を発しながら。

ふつうこういう時は近所への配慮から早朝ピンポンでこっそり連れていかれるものじゃないのか?それをこんな時間ゾロゾロと。配慮など無いようだ。

逮捕令状、ガサ状、押収令状の三枚の紙を見せられ、ぼうっと寝ぼけているとガサがさっそく始まった。

本棚タンスの引き出しなどを漁られ、「本と服が好きなんだねえ」と言われたぐらいであとは机の上のサバイバルナイフをチェックされた。

これは何をは言わないが、何かの時に使用するために持っているもので、刀身は長いが切れ味は悪い。ま、そういうことだ。

ナイフについては「こういうものを持っていてはいけない」とだけ言われて押収はされなかった。どうやら押収令状に書いてあるもの以外は押収できないらしい。

令状には「スマホ」「パソコン」と書いてあり、素直にスマホノートパソコン差し出した。パスワードを聞かれたのでそれも素直に吐いた。どうせ即開けられるからな。

ちなみに、俺はAndroidだがiPhoneパスワードはケーサツでもロック解除は困難という話だ。

どうしても見られたくなかったらパスワードを黙っていることも可能だろうが、それが取り調べにプラスに働くかマイナスに働くかは分からない。

基本的には素直に吐いたほうがいいだろう。容疑の唯一の証拠たりえるものiPhoneの中である、というならワンチャン賭けるのもありかもしれない。

逮捕状がすでに出ているので手錠はされてもしかたなかったのかもしれないが、近所の目も気にしてくれたのか、そのまま連行されハイエースというのか、ケーサツがよく使う大きな車に押し込められた。俺などという小物、この小さな事件でケーサツが8人も来ているのはよっぽどおおげさだな、2台も車で来てよ、と思った。

署へ向かうことになった。

正直あちこち脅迫まがいや脅迫をしていたので、どこでだれが被害届を出していて、どこの署に連れていかれるのかわからなかった。

数十分ほどの距離を走り、署へ到着。東か。あいつかよ。この一年まるまるかけてお互いのサイドが弁護士までつけてやりあってきた宿敵だ。

つの不法行為ももちろん許せなかったが、俺の中に燃えている社会的正義という炎がやつを許さなかった。

やつはそれなりに地元で悪い意味で有名な人物であったが、雲隠れをし連絡もとれないという状態で完全に逃げをうっていた。

依頼者としても手の出しようがなく、行政やケーサツに訴えても助けになってくれないかこちらに話が回ってきたというわけだ。

結論から言えばネットを介した仄めかしレベルの文面が脅迫の容疑ということで、それが半年前に出ていた被害届でやっと逮捕にきたということのようだった。

こちらとしては仕事としてやっているので、証拠が残るネットを介してのものでもラインを超えないレベルのやり方というのも心得ている。はて、どうなるかなと思った。

実は同じ脅迫前科が9年前にあり、前回はしくじっている。

からこそ細心の注意を払っていたはずだが、と。思案。

前回は略式起訴罰金10万円で済んだが、「繰り返し」「同じ罪状で」「危害性が高い」となると今回はどうなるか分からないな。

今回何が証拠被害届が出されたか

それはある業界日本ナンバー2、この県でもトップで、隣接する業界の様々な肩書のある立派な人物からのチクリからであった。

その男は「この業界悪事を働く者は許さない」と常々言っていた人物であったが、その人物にまんまとハメられ「ぼやき」をスクショされ宿敵に証拠として提供されそこから被害届が出たというわけだ。まぁ耳を疑ったね。後に検事にも聞かれたが、「そことそこが繋がっているとは思わなかったわけだよね?」と。「悪事なす者とつながりませんと言っている者がつながっているとは思わないじゃないですか」ということで、俺は業界の偉いさんから目をつけられて留置所へ行くことになったわけだ。この腐った業界根本から変えなくてはいけないなと今は思っている。「魚は頭から腐る。俺はウンザリしてるんだ。」


逮捕されたら通常どうなるか。まず48時間(最大72時間だが、まあ48だろう)の勾留が決定されていて、取り調べが行われる。俺の場合、3~4時間

もっと複雑だったり容疑が多かったりすると最初勾留も取り調べも長くなるだろう。俺の場合事実確認とどういう意図でやったか簡単にまとめられ取り調べ終わり。

細身の感じのいい刑事だったな。雑談も交えながらな。俺も素直に応じたしな。で、そこで前科前歴のことも聞かれる。素直にその時前回の脅迫前科のことも話した。

はとことん正直だから「あると思いますがねえ」と言ったが、無いという。これは当然あとから出てくるわけだが。日本警察調査能力捜査能力世界一から隠しても無駄であるからすべて話したほうがいいというのは留置所で話す被疑者仲間や弁護士先生とも共通見解であるから、舐めないほうがいい。無能ケーサツ神奈川県警ならばどうにかなるかもしれないが。

前歴の二十歳の時にやった自転車どろぼうで微罪即日釈放の紙ペラが一枚出てきただけで、「これだけだよ」と言われたが。

まあこの時は「それが出てこないということは俺に有利だ。幸運だ。略式起訴罰金払ってすぐ出られるだけだな」と思っていたが、当然あとで前科が出てきて、「起訴裁判をするため拘置所へ行って1ヶ月~二ヶ月、檻の中に居なきゃいけなくなる)か略式か半々」という心理的にかなりしんどい気持ちで過ごすことになる。

ここら辺りで「家族に連絡を取るか」聞かれるが、これはそれぞれの事情によってそうしてもいいししなくてもいいと思う。

俺はしなかった。家族心配はかけられない。

が、有罪になった場合はどっちみち身元引受人に家族親族に来てもらわなくてはいけなくなるから、言ってもいいだろう。

ちなみに保釈金を200万円だか積めば出られる可能性もあるから弁護士家族相談してその道をとってもいい。認められない場合が多いが。逃げられたら大変だし。

補足情報として保釈協会かいビジネス団体もある。これは大体、10万~50万ぐらいで、その200万円を肩代わりしてくれるという団体だ。

いいビジネスもあるもんだ。俺のとこは6万円と、かなり良心的だったが辛くとも中に居ることを選択した。

前回もやったのだが、次は「鑑識」だ。

全体の写真を撮られ、正面、斜め、後ろ、顔(メガネ有り/無し)を撮られ、指紋掌紋、チョップのとこの紋を取られて、身長体重を測られて終わりだ。

その後いよいよ警察署に併設されている留置所への扉が開く。その時にはもう手錠をされていたと思う。手首の骨に当たる冷たい金属感触はなかなかに人権ダメージをくらうよ。

刑事が「また」と言うので、ああ、48時間勾留検察での弁解録取→裁判所で勾留10日延長はほぼ確定だよな、と覚悟は出来ていた。48時間勾留で返される人は中には居るだろうが、誤認逮捕とかそういう人たちだろう、99.9%の人は警察がやれるマックス20日勾留延長をくらう。その後、再逮捕さらに延長、一ヶ月以上留置所で調べを受ける被疑者も居る。

弁護士」についてだが、まずは当番弁護士というのがその日のうちに来るだろう。わけもわからない状態なら色々聞いてみるといい。

時間は30分ぐらいで、と決まっているらしいが、それはあくまでも目安なので後ろに面会が詰まっているとか弁護士が忙しいとかじゃなければ1時間でも話してくれるだろう。

そして、+10日の勾留(最大20日勾留が認められている)が認められたら、裁判所で国選弁護士か私選弁護士を選ぶこととなる。

国選弁護士は資力が50万円以下の場合、つまり貧乏人の場合タダで公費から雇える弁護士だ。半ば公務員のようにこの状態でなるため、もしこの弁護士の助言などによって思ったより刑が軽くなったからといってもお礼になにか渡してはならない。感謝気持ちがあってもだめなものはだめなのである

それよりお金があれば私選弁護士といって、各々が交渉して報酬を話し合って弁護士を決めることになる。が、裏技もあってそれ以上お金があったとしても国選ルートに無理やりズラすことも出来る。うまくやれ。弁護士はこれまでの経験からどれぐらいの刑罰になりそうか(起訴略式起訴か不起訴か、釈放まである)とか、法律知識とか、不安を和らげるとか、雑談相手になってくれる。俺などはずっと雑談をしていたが。その時にもらえるかどうか分からないがもしその時たまたまお金を持っていなくてノートも買えない(お金を持っているとお菓子とかノートとか、その程度のものは買える)ようなら、「弁護士からアドバイス」という小冊子と「被疑者ノート」という取り調べの記録をしておくための冊子をもらっておこう。ヒマ潰しに絵でも書いていてもいいし、俺のように中であったことを文章にしてこのように残しておいてもいい。本来の使い方としては、取り調べに暴行脅迫威圧がなかったか署名の捺印を強制されなかったか、容疑以外のことで聞かれなかったか原則、容疑以外のことで、これやあれもやってるだろ吐け、というのはNGだ)とかを記録しておいて裁判の時に自分の身を守るためのものだ。

いよいよ「留置所」だ。

俺はチャックのある皮パンに、チャックのあるダウンジャケットを着ていたからそれが金属探知機に引っかかるからということで預かられ、というか持ち物身ぐるみすべて剥がされ取られるのだが(財布や免許証や靴から靴下まで)、ジャージと長袖とトレーナーに着替えさせられ、これも何百回されたかからない「身体検査」という全身を触ってへんものを持っていないかのチェックがなされる。足裏まできっちり金探されるよ。

では「留置所の中」についてだ。

身体検査を受け、留置室に入れられる。

どんな感じかというと、硬い畳が三枚敷かれていて奥に和式便所と扉があり、外を覗けるようになっている(金網越しだが)。

その広さは1人で居るには少し広いし、2人だと狭いといった程度だ。つまり留置者が増えて同室になることも想定されているということ。

この頃はまだなんということもなかったのだが、留置最後のほうになると忘れもしない12/3、留置所警察官(看守)の若いちゃんが昨日雪降ったんスよ。

というぐらい俺の居た期間というのは季節のちょうど移ろい時で、暖房は一応効いているのだが奥の金網の向こうは外と繋がっていてケーサツが時々通る通路になってる。

そのためそこから冷気が入っていて寒くてやれなかった。毛布か布団か何か出してくれないかと言っても駄目だ。耐えるしかない。

なんにもない、なんにもすることのない部屋で。時計カレンダーも鏡もない(鏡は割られたら自殺自傷の恐れがあるから当然だろうが)。

そこでじっと過ごすことになる。大体の人がマックス20日と+最初勾留48時間20数日はそこで監禁されることが確定となるわけだ。

時計留置からひょいと覗けば時間は分かる。が、時間の進む遅さの苦痛に耐えられないため見ないほうがいいかもしれない。

今日が何月の何日か、というのも分からない。それは一日に30分だけ読ませてくれる新聞確認するしかない。ちなみに新聞産経新聞でかなり「右」だった。

俺は「左」の人間なので、反対側のイデオロギーから見た新聞見解というものを見れたことはけっこう収穫であった。右の人たちの考えを知ることが出来たからだ。

時はちょうど台湾有事発言高市がして、さてあれはどうなったかな、オールドメディアと呼ばれるものでは実際どう報じているのかな、と覗いてみた。

(ちなみにテレビにも一応イデオロギーはあるがあれはもうすべてがエンタメなのでメディアと呼べないと俺は思っている、うちにはテレビもないし知らないが)

記事自体ファクトであり何も偏りは感じない、ちゃんとしているじゃないか、と意外に思った。が、あの社説というのか、あの窓のところだけとんでもなく偏っていた。

小誌(産経)意外は高市発言批判しているがうちはしていない、国民支持率は高い、テレ朝コメンテーター発言に不満がある、とかなり寄って語られていたな。

それは日々のことでおもしろがって見ていたが、そのイデオロギーは時々記事にも漏れ出していて、特にコラムのような自由欄については櫻井よしこの大枠での起用や、へんなおっちゃんが関西弁での口語調で「中国とは断交したらええねん」レベル発言をさせていたのは気になった。「右」の人にとっては気持ちの良いものだろう。私はまあ逆の立場から苦笑いするのみであったが。

ともかく、それでもそれは情報食いの俺にとって日々の確実な楽しみとなったし、今日が何月の何日で何曜日なのか・・・を知るためのたった1つの与えられたものだったので意義が大きかった。

ちなみに留置者に何か影響を与えそうな記事は白い厚紙で厳重に読めなくしてあり、恐らく犯罪関連のことは知らせてもらえないのだろう。中にいて一度も山上記事などは見なかった。

ただ、ごく小さな記事死刑求刑されていた者が、発達障害ということで情状酌量して無期になった、という記事ぐらいは見ることが出来た。

基本的障害があるからといって刑務所に入らなくていいなんてことはなくて、むしろ刑務所には障害者が一般世界より多い。

ただ、最近おもしろかったのは「哲学的ゾンビ殺人事件」で2人ぐらい殺した統合失調症無罪になった、というWikipedia記事を読んだことだ。

何回読んでも俺には理解出来なかったが、何やら哲学的ゾンビという概念があるらしく、それを人だと思わなかったから殺してしまったということで無罪?という話だった。

とはいえ、そういう人はこの先一生精神病院で暮らすことになるのだろうが。

まあ別に今何時か、とか、今日は何月の何日か、ぐらいは看守に聞けば教えてくれるのだが。

そして「官本」だな。言わなきゃもらえないこともあるらしいが、本のリストをくれる。そこから読みたい本を選んで伝えると本をくれる。

暇な読書家はそれを1番から順に読んで行って、今何番まで読んだ、と話す人もいた。

俺も特に十代の頃は孤独読書青年であったから、興味を持ってリストを眺めてみたが面白そうなものはほぼ見当たらない。

一筒井康隆の本があって、2014年ぐらいに書いた短編集を頼んだ。あのジジイまだ生きていてまだ書いていたのか・・・。そう思った。

内容自体は相変わらずの筒井節はあれどさすがに枯れたか面白い話はなかった。その後本を読むことをやめ、空想世界で生きることで時間を費やすことにした。

食事」は3食食わせてくれる。これは普段ろくなものを食っていない俺にとってはかなりの楽しみとなった。

また、私語禁止が基本だが看守たちは黙認してくれるので、留置者同士、「今日はあれが美味しかったな」とか「たまに魚がくるとテンション上がるね」とか、あとで語るが留置者同士が交流出来る「洗面・歯磨き」「運動場」での共通話題となるのでそれもまたお互いの境遇を励まし合うという意味でいいものであった。

中身は3食、ご飯がギッチリ入っていて揚げ物中心のメニューである毎日代わり映えしないので飽きてくるが、中ではそれぐらいしか楽しみがないのでなかなかに美味しいと感じてしまう。

運動」は平日にだけ朝20分許される。

基本的には留置者が被らないように1人1人出されるようにしているように感じたが、それをやっていては2時間も3時間もかかってしまう。

別に誰も運動なんてしないのだが、外の空気を吸えて、そこで捕まっている自分がどんな顔をしているか確認出来る「鏡」がある。

これを見てどう思うかね。俺は、変わらんな、と思った。月水金にはヒゲを剃らせてくれる。

20日ほど居て運動場でたまに会う他の留置者との交流が一番楽しみであった。

そこでもやはり私語禁止デカデカと貼ってあるのだが、警察官も交えてトークをするのが楽しみとなっていった。

看守の業務に任じられると24時間勤務・休み休みというシフトになるためしんどいでしょ?と若い看守に聞いてみたり、ナイフを持った相手との闘い方は・・・とか様々な雑談をした。

その若い看守とは3日に1回しか会えなかったので20日ほど居て5回ほどしかそこで話していないがよく話したものだ。

他には、一番最初運動場に出された時、白髪のじいさんがいて「君は何の病気か」と尋ねてきたので、いや、別になにもと答えたが気になって看守や弁護士に「ここは精神問題のある者が収容される専門の留置所なのか」と聞いてみたりした。そうではない、ということだった。看守は、相手にしなくていい、と一様に答えた。

あと4名の「仲間」の話をしておこうか。

暴行障害・不起訴待ちで1ヶ月以上居る同い年野郎

暴行で捕まったというが、残りの犯罪についても向こうには既にバレていて、「警察調査能力は凄いですから全部話したほうがいいですよ」と。

まあ話すが。俺は間違っていない。脅迫で捕まっていながらこう言うのもなんだが、俺は正義行使者だと思っているからだ。

そうなると起訴になるんじゃなPermalink |記事への反応(0) | 08:45

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2025-12-10

加齢臭

旦那インナーシャツから加齢臭がする。

この匂い大好きで、ずっと嗅いでいたいし、体調次第でムラムラの素にもなる。でもたぶん、他人からしたら加齢臭なんよね。

思う存分嗅ぎまくってから捨てることにした。あ~いい匂い

Permalink |記事への反応(0) | 15:33

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anond:20251210133624

先日もういい年だしって3万のジャケット、2万のシャツ、5万のパンツ買ったわ。

今までトータルコーデなんてAmazonで1万円(靴含む)って感じだったからドキドキしたけど

一着もってるとめっちゃ自己肯定感上がるね・・・びっくりした・・・

Permalink |記事への反応(0) | 13:37

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2025-12-05

兄が嫌いだ

私は兄が嫌いだ。

幼少期、母に言ったことがある。

「私は兄が恥ずかしい」

母は私にこう言って泣いた。

「なんでそんなこと言うの」

私はその日以来、家で本音を話すことをやめた。

私はよく「悩みなさそう」だとか、「恵まれてるよね」だとか言われる。

実際、恵まれていると思う。

小中高大と私立に通わせてもらい、望んだ習い事は全てやらせてもらった。

大体のことにおいて成功してきたし、容姿も恵まれている方だとは思う。

性格もとんでもなく前向きで、嫌なことはすぐに忘れられる。幸せに生きることに適性がある。

何より私自身も「幸せそう」だと思われるように振る舞ってきた。

が、「悩みなさそう」「恵まれてるよね」と言われるたびに、

「悩みのない人間なんているわけがないのに、想像力のない奴だな」と思ってしまうのである

私の兄は知的障害者だ。

というか、知的障害なのか、自閉症なのか、私はよく知らない。

兄に対してそこまでの興味関心がない。

しかし、一目見て「障がい者だ」とわかるくらいには障がい者だ。

昨今ADHDだとかASDだとかHSPだとかを自認するのが流行っている。

私の周りの人間も9割ADHDを自認している。これは盛っていない。

そういう人間を見るたび私は、

「本当の障害者でもないくせに、ファッション障害者を名乗るな」とイライラしてしまう。

本当にそういった障害を抱えて本気で悩んでいる人には申し訳なく思う。

しかし、本当にADHDやらを自認している人間全員が、心から自分発達障害だと声高らかに言えるのか?

もちろんこんなものはただの八つ当たりだ。

正直私自身もADHDの素質があると思う。

何と言っても血のつながった兄が本物の障害者なのだから、私にも何らかの障害があってもおかしくはない。

が、兄を見ていると「私なんかが障害者を名乗ってはいけないな」と思ってしまう。

人並みの社会生活を送れて、人並みに友達がいて、そんな人間障害者を名乗ってはいけない。

ここで言う人並みの人間とは、一見して“普通人間”として社会に溶け込める人間のことである

常ににやにやした笑顔を浮かべ、爪を噛み、くたくたのシャツを着るような、一目で障がい者とわかる人間ではない、“普通人間”に擬態できる人間のことである

ただの生きづらさを抱えた人間を、私は障がい者として認識はできない。

小さい頃から兄が嫌いだった。

勇気を出して、母親に「私は兄のことが恥ずかしい」と笑いながら吐露したことがある。

少しでも冗談ぶって言わないと、言えなかったからだ。

しかしそんな私に母は泣きながら「何でそんなこと言うの」と繰り返し繰り返し言い聞かせた。

涙を流す母を前に、私は何も言えなかった。

それ以来、私は兄に対する気持ち家族に話すことを諦めた。

私にとって家は、本音を話せない場所になった。

潔癖だった私は、爪を噛むことが癖の兄が触った場所を触るのが嫌だった。

兄の存在のもの気持ち悪いと感じるようになった。

結果、どんどん潔癖症悪化していった。

私にとって家は、不潔な場所だった。

両親の口癖は「あんなに優しいお兄ちゃんはいないよ」だ。

から兄は心優しかった。

しかし、どうしても私は兄のことが好きになれなかった。

どうしても生理的に受け付けなかった。

何度も好きになろうとしたが、どうしても無理だった。

同じ空間にいるだけで不快感が腹の底から湧き上がってくるのだ。

両親は本当に立派な人だ。

まともなコミュニケーションが取れない兄を立派に育て上げ、兄はきちんと働いている。

この両親でなかったら、兄はここまでしっかりと育たなかっただろう。

私自身も、愛されて育った自覚はある。

この両親の元に生まれてよかったと、心の底から思う。

感謝気持ちしかないし、尊敬している。

しかしそれでも思ってしまう。

兄がいなかったら、と。

私の反抗期はなかなか凄まじかった。

私立学校に通っていたおかげで、所謂“グレる”ようなことはなかったが、

家の窓を割り、車を傷つけ、ヒステリックに泣き喚いていた。

今思うと、私にとって家は「安心できる場所」ではなかったのである

兄が同じ空間にいるだけで不快感が押し寄せ、両親はそんな私の気持ちを汲み取らず、反抗期もない兄の味方をする。

まあ当たり前の話である

両親にとっては兄は可愛い子供なのだ

私にとっては恥ずかしい兄でも、両親にとっては愛すべき一人息子なのだ

しかし、兄がいなければ私は、もっと両親と仲良く本音を話せる仲になれたのではないか

何でも言い合える関係になれたのではないか

そう思わずにいられない。

我が家は年に2.3回、家族旅行をする。

両親は常に朗らかで、良い家庭を築こうとしている。

実際、私がいなければ何の問題もない家庭なのだ

障害を持った息子がいるだけの、温かな家庭なのだ

私だけが馴染めていないのだ。

旅行中私は常に不機嫌である

兄がいるからだ。

兄の隣に立つのは恥ずかしい。

周りから変な目で見られている気がする。

家族なのに、他人のふりをしたくて仕方がない。

旅行中は常にそんな気持ちに苛まれている。

私は子供を産むつもりがない。

兄が障害を持っているならば、私が産む子供障害を持っている可能性が高いだろう。

兄を愛せない私が、障害を持った子供を愛せるはずがない。

無邪気に結婚し、子供が生まれたら〜と話す友人を見るたび、黒い気持ちが湧き上がる。

本当にあなたは、子供健康に生まれてくると信じているの?

本当にあなたは、障害を持った子供が生まれても愛せるの?

本当にあなたは、そこまでの覚悟を持って子供のことを考えているの?と。

両親は、私に「結婚は?」だとか、「良い人はいないの?」だとか聞いてくる。

余計なお世話である

何度「兄のせいで結婚する気になれない、両家顔合わせでどんな顔して兄を紹介すれば良いんだ」と言おうとしたかからない。

しかし諦めている。

どうせまた「なんでそんなこと言うの」と泣かれるに決まっている。

まあありがたいことに、あまりにも幸せに生きる適性がありすぎて、結婚せずとも一人で幸せに生きていけそうである

仮に結婚できたとしても、やはり子供は産まないだろう。

なんだかんだ言ったが、私は兄に不幸になって欲しくない。

幸せになってほしい。

両親の言うとおり、優しい人間からだ。

しかし、それでもどうしても一緒にいるのが苦痛で仕方がない。

から、私の知らないところで幸せになってほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 23:24

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佐川急便が忙しいのは荷物が増えたことが原因じゃない ドライバーがサボって働いてないだけ

2年前くらいに引っ越しマンションの近くに、30台くらいはとめられるコインパーキングがある

休みの日の昼過ぎくらいに日課散歩に出かけるんだけど、ここは佐川営業所か?ってくらいの台数のトラック

毎回コインパーキングにとまってた

たぶん10台くらいはいたと思う

ちらっと見ると運転席で寝てる人、スマホいじってる人、寝てる人、飯食ってる人、他のドライバーとだべる人と、

どう見ても働いてる感じには見えなかった

物流業界は少し前から4時間働いたら30分休憩が義務付けられているようで、その休憩なんだろうと思っていたら、

散歩と他の用事を済ませて2~3時間後に戻って見ても同じナンバートラックがほぼそのままたむろしてた

え?配達どうしてるの?と思ってそれが気になって見てたら、

佐川シマシマシャツは着てるけど車は白無地の軽ワゴンに乗った、おそらく下請け社員

せっせと佐川トラックから荷物おろして積み替えてた

これまた酷いのがその下請け業者歩道上に軽ワゴンとめて大量の荷物をぶちまけて仕分けしてるの

その間、正規佐川トラックに乗ったドライバーは相変わらず運転席で寝てるしスマホいじってるし寝てるし飯食ってるしだべってるしで全然動いてない

おそらく、正規佐川ドライバーは午前中だけ4時間仕事して、その後は4時間30分サボって残った仕事下請けやらせてるんだと思う

じゃないと毎回コインパーキングに数十台ものトラックが何時間も遊んでないでしょ

ちなみに、夜の7時過ぎくらいになると今度は逆に1台も見なくなる

忙しい忙しいいいながら残業は一切しないんだ

それで客の荷物は受付停止とかしてるんだ

さすがだね、佐川急便

Permalink |記事への反応(2) | 20:48

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2025-12-04

anond:20251129234414

といっても「庶民が憧れの自動車を買える」のは、工作機械によってガンガン効率化し、安く作れるようになったからで

生産性が上がってないと、マイカーなんて庶民にとっては高根の花

生活が苦しいと言いつつ、マイカーに乗りiPhoneを持っているじゃないか

 

コットンもそうだよね。昔はじゃぶじゃぶ奴隷労働力を使って綿花を収穫していた

庶民が数時間バイトするだけで、新品のコットンシャツを買えるのは、農業機械工作機械のおかげ

 

ホワイトカラー職も、昔は銀行員が手作業で銭勘定をしていた

現金が合わない」というレジ係の苦しみを経験すれば、キャッシュレス自動金庫で生産性が上がったのは、素晴らしいと思うけれどな

Permalink |記事への反応(0) | 22:35

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2025-11-30

anond:20251130180152

シャツのしわとか眉毛とか清潔不潔と関係ないのは普通に身だしなみと言えばいいのに「やらないのは不潔」ってワードを使うのが変だし

中高年男性が今更それやってもてるわけないでしょって前提も踏まえておくべき

Permalink |記事への反応(2) | 18:06

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清潔感ゼロから人類レベル”になるまでに僕が本当にやったこ

清潔感について初めて意識したのは、はっきりしたイベントがあったわけじゃなくて、「なんか俺って、集合写真で一人だけ“汚い側”に分類されてないか?」と、じわじわ気づいていった感じだった。学生の頃の写真を見返すと、笑えるくらい一貫している。髪は伸びっぱなし、Tシャツは首が伸びてヨレヨレ、肌はテカりとニキビと青ヒゲ別に全身が不潔というほどではないけど、「清潔感あります」と胸を張れる要素が一つもない、みたいな中途半端さ。

最初に殴られたのは、会社健康診断ときだった。視力検査だの採血だのを終えて、最後医者と一対一で結果を話す。そこで、内臓とかより前に「生活の乱れが、見た目にはっきり出てますね」と軽く言われた。髪と肌と体重のことだったらしい。具体的に説教されたわけじゃないけど、「あ、これは同僚にもそう見えてるんだろうな」と思ったら、帰り道ずっと気分が悪かった。

とはいえ、その一言で即座に人が変わるわけもない。僕は相変わらず、朝ギリギリに起きて、寝癖のついた頭のまま会社に行き、前日脱いだシャツをそのまま着ていた。たまに「さすがにマズいか」と思って鏡を見るが、そこでやることといえば、水で前髪を押さえるくらい。根本的な改善は何もしていなかった。

本格的に「これはまずい」と思ったのは、たぶん夏だったと思う。満員電車の中で、自分の汗とシャツの生乾きの匂いと、何かよく分からない脂っぽい匂いが混じった「自分のにおい」を、はっきり自覚してしまったときがある。汗っかきな自覚はあったけど、「男なんてこんなもんだろ」と思っていた。けれど、その日は隣の人がさりげなく一歩だけ距離を取ったのがわかった。あれは完全に、僕から逃避行動だった。

そこからの変化は、「よし今日から清潔感を上げるぞ!」みたいな立派なものではなく、「とりあえずこの不快さだけ何とかしたい」という、その場しのぎの延長だった。制汗スプレーを買い、帰宅後すぐシャワーを浴びるようになった。夏場に限っては、これだけでもだいぶマシになった。清潔感とは呼べないけど、「自分自分を無理だと思う瞬間」が少し減った。

髪に関しても似たような経緯だ。元々は千円カット派で、「短くしてください」「はい」終了、という感じだった。それを変えたのは、仕事で外部の人と会う機会が増えたことだったと思う。ある日、取引先に行ったとき相手の若手営業がやたらと「ちゃんとして」見えた。顔の造形が特別いいわけでもないのに、髪型スーツと靴が全部ちゃんと整っていて、「同じくらいの年齢なのに、こっちは学生バイトみたいだな」と妙に落ち込んだ。

その帰り道、勢いで駅ビル普通美容室に入った。雑誌を見せて「これにしてください」とかじゃなくて、「どうしたら普通になりますか」とほとんど泣きつきに近い相談をした。美容師さんは笑いながら、「前髪が目にかかってるのと、襟足がモサッとしてるのが“疲れて見える”原因ですね」と、具体的に教えてくれた。それ以来、「前髪が目にかかったら切る」「後ろがもたついてきたら予約する」という、最低限のラインだけは守るようになった。毎月きっちり、なんて立派なものではなくて、忙しければ二ヶ月くらい空くこともあるが、「自分髪型放置し続けない」という感覚は、そのときようやく身についた。

肌とヒゲに関しては、もっとズボラだ。最初は安い洗顔フォームでゴシゴシやって満足していたし、化粧水なんて「女の人のやつでしょ」と思っていた。決定的だったのは、会社トイレの鏡で、自分の鼻周りがテカっていて、青ヒゲがまだらに残っているのを、ふと真正から見てしまった瞬間だった。別にかに指摘されたわけじゃない。ただ、自分で見て「これはちょっと無理だ」となった。

そこから別に、一気にフルスキンケアに移行したわけではない。最初は、剃刀負けしにくい電気シェーバーを買い替えた程度だ。それだけでも、「昼過ぎになると顎のあたりがザラザラしてくる」という現象が多少マシになった。しばらくして、「洗顔したあとに何も塗らないと突っ張る」という不快感に耐えられなくなって、ドラッグストア店員さんに「男向けで、一番楽なやつください」と聞き、オールインワンのジェルを一本だけ買った。それを、毎日ちゃんと塗るというより、「風呂上がりに目についたら塗る」くらいの緩い頻度で続けていたら、ある日「あれ、前ほどテカってないかも」と気づいた。努力というより、面倒くさがりなりの「最低限の手入れ」が、時間をかけて効いてきた感じだ。

歯と口臭は、清潔感というよりは健康目的から入った。虫歯っぽい違和感が出て、仕方なく歯医者に行ったら、石みたいな歯石をごっそり取られて、その夜に口の中がやけにスッキリしていることに驚いた。それからは、定期検診のハガキが来たらとりあえず予約する、ということだけ守るようになった。ホワイトニングまではしていない。ただ、茶渋が減った状態を一度経験すると、「コーヒー飲んだら水くらい飲むか」「寝る前にフロスくらいするか」と、少しだけ行動が変わる。これも「意識高いケア」というよりは、「数秒で済むし、後が楽だからやるか」という怠惰由来の習慣だ。

服装は、一番時間がかかった。いきなりクローゼットを総入れ替えしたりはしなかったし、今もファッション誌を読んでいるわけではない。ただ、洗濯機から出したときに「これはもうヨレ過ぎてるな」と自覚した服を、何となくハンガーにかけずにそのまま処分袋に入れる、ということを繰り返していたら、数年単位で「明らかに古くてみすぼらしい服」が減っていった。買い足すときは、店員さんに「こういう服(今着てるやつ)と同じような感じで、もうちょっとれいに見えるやつありますか」と正直に聞くようにした。恥はかいたが、そのおかげでサイズの合ったパンツと、変なロゴの入っていないシャツが少しずつ増えた。

匂い対策は、正直いまでも完璧とは言えない。汗のかきやすい季節は、朝シャワーを浴びるようになったし、ワキと足にはスプレーを使うようになった。冬場はサボってしまう日もある。それでも、「一週間に一度も風呂に入らない」みたいな時期が昔は本当にあったことを考えると、人間としてはかなり進歩したと思う。

こうして書くと、なにか計画的に一個一個の要素を攻略していったように見えるかもしれないが、実際は「何かのきっかけで一部分だけちょっとマシにする→それに慣れる→別の部分の粗が目立つ→しょうがいからそこも少し直す」を数年単位で繰り返していただけだ。毎月の目標なんて立てていないし、「この半年で激変!」みたいな劇的な瞬間もなかった。気づいたら、「昔の自分写真を見ると『うわ』となるけど、今の自分はギリ見られる」くらいにはなっていた、という感じだ。

清潔感というのは、そういう「ちょっとだけマシにする」を何度もやった累積ポイントみたいなものなんだと思う。ちゃんとした人から見れば、今でも僕の清潔感は中の下かもしれない。でも、過去自分と比べれば、だいぶマシだし、その差分日常生活ストレスをかなり減らしてくれた。初対面の場で「まず見た目でマイナススタート」という感覚が薄れて、人と話すときに余計な自己嫌悪を抱えなくて済むようになった。

から、本当にリアルなことを言うと、「毎月ひとつ取り組め」とか「この順番でやれ」という話ではなくて、「いま一番、自分で見てもキツい部分を、今よりほんの少しだけマシにする」「それを何回か繰り返す」というだけだと思う。僕はたまたま、髪だったり匂いだったり歯医者だったり、きっかけがバラバラに訪れただけで、どこから始めてもいい。

清潔感を手に入れたというより、「清潔感ゼロ状態から、徐々にマイナスを削っていったら、気づいたらプラス寄りに来ていた」というのが、実感に近い。立派なビフォーアフター写真はないけれど、昔の自分を知っている人から最近ちゃんとしてるよね」と言われたときにだけ、「ああ、あのとき健康診断医者にチクッと言われたのも、満員電車で一歩離れられたのも、意味はあったんだな」と思う。

Permalink |記事への反応(1) | 11:46

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2025-11-27

anond:20251127132612

瀬谷さんですか?

『部屋とワイ

シャツと私』

のワイさんは居ますか?

Permalink |記事への反応(1) | 13:34

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anond:20251127120804

清潔では表せない清潔感で便利なんだよな

洗濯してあって清潔だとしても黄ばんだシャツは汚く見えるみたいな

同僚の袖が気になるんだが言えないでいる

Permalink |記事への反応(1) | 12:53

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清潔感と「きれい/きたない」のあい

清潔感」が燃えるの何度目だよ。

anond:20251126100645

清潔感」のミソは「清潔」という言葉だろう。「清潔」であることと「きれいであることは厳密にいえば違うのだが、人間日常生活では「きれい」の感覚のほうが重視され、なおかつヒューリスティック判断ではきれいなものは「きたないもの比較して」おおむね清潔であるので、この2つの概念はごっちゃにされやすい。

既に使い古された例示ではあるが、あなたがこれから2つのマグカップのうちどちらかを使って水を飲めと言われたら、どちらを使うだろうか。

どう考えても、「清潔」なのはカップBだ。しか人間認知カップBを「きたない」と感じるようにできている。実際にはカップAのほうが「不潔」なのだが、カップBと比較するとカップAのほうが「きれい」に感じられる。

近代以前であれば、つまり細菌という概念が見つかっておらず、また除菌技術も発達しておらず、身分によって享受できる衛生環境に差があった時代にあっては、「きれい/きたない」と「清潔/不潔」はおおむね対応していた。水で洗ったものは洗っていないものに比べてきれいであり、清潔である。整えられた貴族の髭は農民の無精髭に比べてきれいであり、清潔である。つるりとした富豪の肌は皮膚病で荒れた貧民の肌と比べてきれいであり、清潔である。それで何の問題もなかった。

しか現代社会ではこの2つがズレる局面が多々出てくるようになった。多くの人が毎日風呂に入るようになった時代にあっては、短い無精髭よりも丁寧に梳られた豊かな髭のほうが雑菌が多いだろう。伝染性の皮膚病が少なくなった社会にあっては、アトピーが目立つ風呂上がりの肌よりもシャワーを浴びる直前の滑らかな肌のほうがよっぽど不潔だ。コーヒーの染みが落とせていない洗いたての白衣と当直で着たきりの真っ白な白衣なら、多くの医師が前者を清潔だと判断するだろう。

そして現代人も、多くのひとは「清潔」ではなく「きれい」を重視して生きている。スマートフォンという雑菌の塊をレストランテーブルに置くひとは大勢いる。多くの店舗では手袋をはめたまま食事の準備と会計を行う(素手で都度手を洗ったほうがよっぽど清潔だろうに)。増田風呂を浴びてメガネをかけてから洗い物をする習慣があるが、メガネをかけるときに手が雑菌まみれになることはあまり気にしないようにしている。気にしていたらきりがないからだ。

清潔感」はうまい言葉だ。「~感」といったとき対象が実際に「~」であるか否かは場合による。AIの絵に「ジブリ感出てる」と言うときAIの絵はジブリの絵ではないことが明らかだが、いっぽうで、「それってどうなのよ感がある」と言ったら「それってどうなのよ」と言いたいのだ。

では「清潔感」はどちらか。伝染性のないアトピー患者シャワー浴びたての無精髭やシワが寄った洗いたてのシャツに発動され、水虫美男子や立派な髭をたくわえたイケオジや昨日から着たままの洒落た服に発動されない感覚は、どう考えても実際の「清潔」を推し量っているのではない。それは「きれい」さを推し量っている。

「~感」がついている以上、「清潔感」が実際の清潔を表していなくとも間違いではない。その意味で、「論理的」に概念破綻を示そうとする人たちはおかしい。しかし同時に、「清潔感」を必死になって正当化しようとするのもおかしい。それは原始的ヒューリスティック認知に過ぎず、倫理的正当化しうるものではない。カップAを反射的に選びたくなる本能美辞麗句で飾り立てているだけだ。

もちろん本能に従うことは別に悪いことではないが、本能に基づいてくだされた判断道徳的正当化することはできない。「巨乳女性が好き」という本能にしたがっておっぱいの大きな配偶者を選ぶのは個人自由だが、それを道徳的に正しいと言い募ることができないのは誰にだってわかるだろう。私たちは、清潔感という言葉定義をめぐる不毛な論争にかまけるのではなく、清潔感意味を持たせようとするのをやめるべきなのだ。それは本能的な反射にすぎないのだから

Permalink |記事への反応(8) | 10:58

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2025-11-26

anond:20251125233643

俺も標準体重+一桁だけど、全然半袖シャツ

外はさすがに寒いけど、それでも施設内は暑いから

半袖シャツコートっていうわけわからんスタイル

Permalink |記事への反応(0) | 00:00

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2025-11-25

anond:20251125233643

ワイの友達にはデブやないが一年中半袖シャツで行動できる少年みたいなやつがおるで

Permalink |記事への反応(0) | 23:39

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皆さん寒がりすぎではないか

世の中は皆、上着を着ているが、自分は未だ長袖シャツ

なんなら会社内では暑くて腕まくりちゃう

自分デブだけど、よりデブに見える人も上着は着ている。

個人的には10度ぐらいまでは上着を着なくてもなんとかなると思うのよ。

昔はまだ人並みだった気がする。

自分は世の中に適応できていないのではないか

そんな事を電車に乗って座った座席下のヒーターが暑すぎて思った。

Permalink |記事への反応(4) | 23:36

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anond:20251124031735

衛生観念カスってのを遠回しに言ってんじゃないの?

◯◯菌だ〜バリアー!をもうちょっと丁寧にやってんだと思ってる。

男だいたいトイレで手洗わないし、ハンカチ持ってないし、ティッシュも持ってない。

しわくちゃのシャツとか肌をきれいに見せようとしてないとかそういうところに家帰ってからトイレでも手洗ってなさそう、人に向かってくしゃみしてそう、っていう衛生観念の程度の低さが連想ゲームされてくんだよ。

衛生観念って、自分を清潔に保つ(≒自分を大切にする)みたいなもんだからそれができないなら他人ぞんざいに扱いそうだしな。

まずはトイレ言ったら手を洗ってハンカチで拭けよ。

Permalink |記事への反応(1) | 20:40

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2025-11-24

はい?あーこのTシャツっすか?

このデザイン自分でしたんですよねw

UNIQLOのオーダーで自分デザインしたシャツっす。

あー、はい。この靴、3Dプリンタで作った自分専用の靴。

なんていうか…その、既存の靴に自分の足を合わせるのって、古いですよね(笑)

なんで自分に合わせて作りました

すごい?いやいや、もう普通っすよ笑

Permalink |記事への反応(0) | 13:41

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anond:20251124131913

おお、貴君が

「部屋とワイ

シャツと私」

のワイ殿ですか!

…私さんはお元気ですかな?

Permalink |記事への反応(1) | 13:29

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2025-11-23

明確に好きなファッションスタイルってある?

私:36歳 女 デブ 顔は中の下

 

私を見た100人中95人が事務のおばさんと言うほど、私は事務のおばさん顔。

ドラマ漫画で出てくる、メガネ引っ詰めスタイル事務のおばさんっているじゃないですか。

あんな感じの顔立ちと雰囲気

そんな私は、パンツスタイルオフィスカジュアルが好き。

ブラウスorシャツスラックス

靴はパンプスだったりスニーカーだったり。

Tシャツは部屋着以外持っていないし、デニム高校卒業以来身につけていない。

 

ついでにメイクについても話したい。

昨今はナチュラルメイクが主流だが、私は派手なメイクが好きだ。

まぶたに色をガッツリのせ、リップはうるツヤ系。

肌はセミマットで、濡れツヤはNG

眉はやや細めのナチュラルカーブ系が好きだが、方向としてはバブル期メイクとかが近いと思う。

(流石に職場では無難メイクしかしていないけど)

 

兎にも角にも、私は20代からこういったファッションを好んでおり、気がつけばデニムは一本もなく、クロックスサンダルも無い。

かわりにブラウススラックスが数十着、パンプススニーカー占領している。

 

そこで疑問なのは、ここまで分かりやすく好きなファッションスタイルがあるのは普通なのかどうか。

数少ない友人たちは全員ファッション系の職についているため、参考になるようなならないような。

増田民はどんなファッションを好んでしている?

それは、いつから好きだった?

昔は好きだったけど今はそうじゃないファッションがあるなら、どうして離れたの?

良ければ教えておくれ。

Permalink |記事への反応(2) | 19:01

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2025-11-22

おまえら普段着ている「舐められない服」

やっば俺は柄物のシャツクリーム色のジャケットで決まりやな

Permalink |記事への反応(0) | 23:48

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2025-11-16

あと帰りに寄った100均マグネットシート+クリアファイル買えたし

ママチャリのチェーンもamazonより600円安く買えたし

安売りしてるシャツも買えたし

やっぱ外に出てナンボ、お仕事運動してナンボやな~

Permalink |記事への反応(0) | 13:32

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2025-11-15

TRIALオックスフォードシャツ、なんでこんな目立つ場所ロゴタグをつけてしまったんだろう

これだけで売上げ半減や

https://roomandout.trial-net.co.jp/products/oxfordshirt-trial?srsltid=AfmBOoqobB90oFrv9GSvt44GkZVO5nOZRLrrw0U0NG_fzYLcax1EiYN9

Permalink |記事への反応(2) | 12:15

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2025-11-13

これの解決策→「ダサい中年男性」がだいたい身に着けている“失敗ファッション

「ダサい中年男性」がだいたい身に着けている“失敗ファッション”ワースト3(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

この記事には「じゃあどうすればいいのか?」が書いていないので、服にそんなに興味は無いがダサいのは避けたいアラフォー男性が、ららぽーとで所要時間1-2時間ほどでそれなりを目指すために実践した方法を書いてみます

まず、服を買いに行く服がないなら、ユニクロで何年も売られている定番無難商品を揃えるのが安心です。具体的には、シンプルな白や黒のクルーネックTシャツ、無地のシャツスリムフィットチノパンなどです。これだけでも清潔感があり、どんな場面でも外れにくいスタイルになります

次はGLOBAL WORKおすすめです。サイズXLまで揃っていて、ユニクロに少し足した値段で書いやすいですし、店舗も広く落ち着きます。ここて少しだけアクセントになるアイテム(落ち着いた色味のニットジャケットなど)を足すと、ベース無難でも少しおしゃれに見せられます

実はこの2ブランドだけで、手軽に「それなり」の日常服が整います自分も7割の服はここで揃えていますが、もう少しお金を出してみようと思ったら、ちょっと価格帯が上がるお店にも行ってみましょう。ららぽーとに入っているようなセレクトショップだと下記が挙げられます

落ち着いた色味が多く、大人っぽいカジュアルを作りやすいです。ユニクロで揃えたベーシックな服に、ワンポイントだけ足したい人に向いています

ベーシック寄りだが、ユニクロより少しルーズ空気感のあるシルエットが多いブランドです。シンプルな服でも、着た時の雰囲気が変わります

カジュアル寄りの遊びをいれつつも、大人が着ても違和感のない範囲にまとめてくれるブランド。少し攻めたい時に良い選択肢です。

ただ、ここにあげたセレクトショップは正直入りにくいと思います。こんな時におすすめなのは店頭の前をゆっくり歩きながらマネキンを見て着たい服かどうかを確認し、好みに合っていたら入るようにすると、少しの興味をもって店内に入れると思います

また、ユニクロの2倍では済まない価格帯なので値段にも躊躇すると思いますショップごとの相場を知るには、どの店でも売っているようなシャツなどのサイズ確認するフリをして値段を見ると良いでしょう。同じ系統商品を異なるショップ確認することで、相場感が得られます

ちなみに自分上記のお店で買うことはほとんどありません。じゃぁどうしているのかというと、下記のようなサブブランドのお店に行きます

UNITED ARROWS本体より1段階下の価格帯で、きれいカジュアルの完成度が高いです。仕事にも私服にも使える無難アイテムが多く、「こなれ感がほしいけど予算は抑えたい」という人に最も向いています

落ち着いた色合いと標準的なシルエットで、UR本体より“普通生活で使いやすい”方向に振られています。素材感がよく、値段の割に満足度が高いライン

BEAMSより控えめで、クセを減らしたベーシック寄りのデザイン仕事でも子育てシーンでも扱いやすく、ファミリーからの支持が強いサブブランドです。

この辺だとユニクロの2倍までで大体収まりますし、セレクトショップよりは手に入る安く無難デザインが多めです。お店も1Fなどの人の多いフロアにある傾向なので、入りやすいと思います

つらつらと書きましたが、まとめるとこんな感じです。

あとは、3-5年で服は買い替えてヨレヨレの服は着ないようにして、奇抜なデザインや色を選ばないようにすれば、それなりではいられるんじゃいないかなと思います

こういった情報を書いてくれる雑誌書籍があればよいのですが、中々無いので自分で書きました。もしおすすめがあればぜひコメントから教えてください。

Permalink |記事への反応(1) | 22:04

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2025-11-11

二晩あけて考えた「もしも徳川家康総理大臣になったら」への嫌悪感

見てた時からずっとモヤっとしてたんだけど。

理由が急に分かったので書いておく。

 

作中で何度も偉人による現代ミームパロディ差しまれるって話は前に書いた。

それと同時に現代政治家コメンテーター民衆小馬鹿にするような演出も大量に入る。

寝てるジジババ議員とか偉そうに批判するけど対案出せって言われたらシュンってなる野党議員

コロコロコロコロ言うこと変えるテレビコメンテーター

すーぐに熱狂してうちわ振ったり、tiktokで踊り出したり、お手製デモしたがる民衆

 

偉そうに批判するけど対案出せって言われたらシュンってなる野党議員女性なんだけど

見た目的に「これ蓮舫じゃんwww辻元清美じゃんwww」とはならないようになってる。

どっちかって言うと高市早苗みたいな見た目しててそれはそれで草なんだけど。

バカテレビマン小藪がやってるんだけど、演技は完全に小藪

みんな特定の誰かっていうよりは「こう言うやつらいるよね」っていう最大公約数的なキャラになってる。

 

でもその中で、おそらく唯一名指しでバカにされてるのが「ひろゆき」なんだよ。

中途半端な長髪で、チョビ顎髭でティーシャツ着ててバックにエッフェル塔的なものが映ってて、画面に対して正面じゃなくて横向きに座ってて「(偉人内閣のこと)海外バカにされてますよ」「それってあなた感想ですよね」って言う出羽守Youtuber

これってもう完全に「ひろゆき」じゃん。声も喋り方も完全にひろゆきに寄せてるし。

でもキャストひろゆきじゃないんだよ。ここまでやるんだったらひろゆきキャスティングすりゃいいのに。

 

別にひろゆききじゃないけど、唐突ひろゆきだけ正面切ってバカにしに来たのは正直疑問。

ひろゆき別にパブリックドメインじゃないだろ。

それだったらよっぽど現実議員を名指しでバカにした方がよっぽど偉いよ。

この絶妙に殴り返されなさそうなところで、殴り返されても炎上じゃなくて同情やむしろ好意的な後押しを得られそうでプロモーションになりそうなところを殴りにいってる卑小な感じがこの作品全体を表していたなぁと思いました。

神は細部に宿るじゃないけどこういうところで志が見て取れるよなと思いましたまる

Permalink |記事への反応(1) | 09:38

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2025-11-08

やたらおしゃれなおじさん気になる

派遣OLもどき増田です。

派遣元の担当変更があるってことで、金曜に面談があったのだが、そこに来た後任の人が、やたらおしゃれでびっくりした。

前任の人がイガグリ頭の四角いメガネで服とか興味なさそうな真面目で優しい推定48歳おじさん

ディスる気はないです。お世話になりました。ありがとうございました。)

だったので、またそんな感じか、さらに年上の渋い感じの人かなと勝手に思ってたので、さらにびっくり。


後任の方は、おそらく50代前半の男性

短髪で前髪は上げてて、全体的に綺麗に切り揃えられてた。

ネイビーのギンガムチェックシャツは襟もおしゃれな立ち上がり。

ネクタイは覚えてないが、ちゃんと合ってたと思う。

ジャケットパリッと。時計ブランドは分からないけど、高そうなやつ。

メガネも今どきな黒縁の丸メガネ

さっぱりしたお顔に似合っていた。

話を進めるうちに営業兼任してるとのことで、納得もしたが、アパレル関係でもないのに、このおしゃれさは何事かと。

体型もすらっとしてたし。

こんなに清潔感のあるおじさんは久しぶりに見た。

しかも嫌味のないおしゃれ加減で、爽やかだった。


オチはない。

しかしたら奥様プロデュース要素もあるのかもしれないが、ただびっくりして、すごいなあ。いいなあ。と思っただけ。

ご本人もファッション好きなのかもな。いいな。かっこよかった。

Permalink |記事への反応(2) | 23:59

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家庭環境悪い男ってオシャレな服好きだよな

から薄々思ってたけど、家庭環境悪い男って、だいたい服が好き。これは金持ち貧乏全然関係ない。親が医者でも家庭が終わってたら同じだし、生活ギリギリでも家族ちゃんとしてれば全然違う。単純に、家庭の土台が弱かったり機能してなかったりすると、なぜか服に行く。肌感として、ほぼ例外ない。

まず、普通の男はそんなに服に金を使わない。平均的な生活してるなら、毎月2〜3万円も服に回さないし、ユニクロとかGUで充分満足してる。必要最低限あればいい。おしゃれにハマる時期があっても、せいぜい月1でどっか見に行くくらい。服は人生の中心にはならない。趣味としては軽い部類。

でも、家庭環境悪い男は違う。彼女いようがいまいが、とにかく買う。古着ブランド、小物、買い漁る。金があっても買うし、金がなくても買う。クレカで無理して買うやつ、リセールで回すやつ、メルカリ漬けになってるやつ、ストリート好き、モード好き、古着屋巡り中毒。住んでる場所学歴収入が違っても、根に同じ匂いがある。

じゃあ、なんで服なのか。理由は単純で、家に拠り所がないから、自分自分を作る必要があるからアイデンティティ地盤から供給されないから、外側から拾いに行く。分かりやすく形に残る、自分のための何かが欲しくなる。服は手っ取り早い。まとえば人格の欠片になれるし、外側を変えれば中身も変わった気になれる。自分輪郭を無理やり作る道具。

そして、服が好きな家庭環境悪いやつの多くは、自分に正直でいたいと願ってる。でも本当の自分は傷だらけだから、直接触るとしんどい。だから、布と色と形でなんとか表現する。服を選ぶことで、傷を隠しながら本当の自分に近づこうとしてる。それが本人に意識されてなくても、行動に出る。

服は、自己救済の一種自分肯定する儀式。家で満たされなかったものを、自分で埋めに行く作業。だから服を大事に扱う。対照的に、家庭環境が良い男は服に依存しない。自分が何者かという輪郭は、家族からある程度もらって育つから、外側に縋らなくていい。服はただの布。必要なら買うけど、それ以上の意味はない。背負わせていない。だから2万円のシャツは高い、で終わり。

家庭が崩れていたやつは、コミュニティの軸が家に無い。いるだけで肯定される場所がない。だから外側で自分を守りにいく。服はバリアシールド。これがあれば話せる、出られる、居場所ができる。だから、季節ごとに買い漁るし、気に入ったら同じ型を色違いで揃えるし、わざわざ地方古着屋まで遠征したりする。そこまでして手に入れるのは、布ではなく、自分自身の欠片。

あと、服を好きになるのは、感性ではなく構造問題。家が壊れてると、親から承認が少ない。承認の総量が足りない状態で育つ。だから外部に出て承認を回収する必要がある。服はその装置。似合うね、センスあるね、それカッコいいね、そういう小さな言葉で、穴を埋める。服は承認代替物。

そして、家庭環境が悪いやつの服装は、必死さがある。ストリートでも古着でもモードでも、どこか背負っている。良し悪しじゃなく、雰囲気が重い。本気が出てる。自分の形を刻もうとしている。誰かに見てもらいたいとかじゃなく、自分を外側に掴まえようとしてる。家で失ったものを、布で取り戻そうとする。

もちろん全員がそうとは言わない。でも、家庭環境が良い男ほど、服をただの消耗品として扱う傾向が強いし、家庭環境悪い男ほど、服に人格投影する。これはもう統計じゃなく現場の肌感。例外はあるにせよ、ほぼそう。

服が好きな男が軽薄とか、服好きはナルシストとか、そういう偏見の話ではない。家庭環境悪い男にとって、服は心の補装具だ。生き抜くための装甲であり、逃げるための鍵であり、自分肯定する手段。だからこそ、彼らは服を買い続けるし、そこから離れられない。

家庭に居場所がないと、街に居場所を作るしかない。その第一歩が服。布の中に、自分価値をそっと隠す。服を買うことで、自分をまだ諦めなくて済む。だから今日も、古着屋を回る。

Permalink |記事への反応(1) | 00:07

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