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2025-12-17

anond:20251216211058

GANTZだと両方に意識ごと完全にコピーされてて、ナルトウイングマンだと曖昧のままだったな

Permalink |記事への反応(0) | 12:05

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2025-12-16

Vtuber歌ってみた動画見ると共感羞恥で耐えれなくなる

これはおれだけか?

Vtuber配信動画を見るようになってから2,3年経つ。

にじホロの有名どころでトーク企画面白いと思った配信者や、ぽこぴー、しぐれうい、ヘアピンまみれあたりは動画上がったら大体は見てる。

ニコ動文化を通ってないからなのか、歌みた動画の良さが1ミリもわからない。

「心を込めて歌いました」とか言っても「いやそれお前の曲じゃないじゃん」ってなる。

配信ライブやるって言って、ただのカラオケ大会見せられるとキツいし、振り付けとか真似てるのもきつい。

動画カバー元のPVコピーしたり、サムネを真似るのが最高にキツい。

特にそれがかっこいい系の曲調やアートワークだと輪をかけてキツい。

歌が下手であることは、まあ別にいい。

歌手でも歌は下手だけどかっこいい人は男女問わずたくさんいるし、アイドルほとんどは下手なわけだし。

かまいたち漫才路上ライブしてる人に対して「なんで人の歌やのにカッコつけて歌ってるん」みたいなくだりがあったんだけど、それと全く同じことを思う。

かっこつけて人の歌をうたってるの見たら、恥ずかしくなる。

星街すいせいとかみたいに、歌手として実績があって、オリ曲もたくさんある人がやるなら、まだ意味わかる。

徳永英明とかエレカシ宮本みたいなことだから

(まあそれでも、プロ歌手カラオケ音源配信するのは普通にダサいと思うけど)

何回かこの文化を好きになれるかもわからないと思って挑戦したことあるけど、やっぱり無理だ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:52

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自分が突如2人に分裂したら、自分意識はどっちにいくの?

もし俺が突然2人に分裂したとするじゃん?

全く同じ記憶、同じ意識を持った俺が2人に分裂したとする

で、問題はさ、俺の意識はどっちの体に宿るんだ?

物理的にはただのコピーかもしれないけど、感覚的にはどっちも俺じゃん?

分裂した直後は意識が共有されてるとしても、一歩踏み出した瞬間、片方がラーメン食って、もう片方が寝てたら、そこで体験が分かれる。

この時、元の俺の意識はどっちに継続したと感じるんだろうな?

それとも、意識自体が複製されて、両方が同時に俺って感じ続けるのか?

だとしたら、片方が死んだらもう片方も精神的にぶっ壊れるのか?

有識者求む

Permalink |記事への反応(16) | 21:10

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2025-12-15

再再再募集

科学史担当教員

時給: 1120円(授業1回あたり100分に発生)

交通費: 往復490円まで実費支給

提出物:履歴書志望動機書、主要業績3件のコピー各3点(製本のもの

Permalink |記事への反応(0) | 18:53

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2025-12-14

大学生の頃金がなくて日常利用にLinux使ってたけどシンプルに使いにくいからやめたほうがいいと思う

なにが使いにくいってソフトウェア全般的に死んでる。

大手ソフトウェアは大体使えない。

フリーソフトは頑張って探せばあるかもしれない

そういうのじゃスマホタブレットの延長線でしか使えない。

俺は金が無いだけでマニアじゃないからほぼそういう使い方してた(ネットサーフィン動画みて大学レポート書いてたくらい)から基本問題なかったけど、大学に提出するレポートとかのファイル拡張子設定とかがすごく面倒。

まりにめんどくさくて家で書いたファイルUSBメモリに入れて大学パソコンマイクロソフトオフィスを開いて(そういえばこのとき初めてワードエクセルマイクロソフトOfficeではなくファイル拡張子ワードと言ってもいろいろあるってことを知ったな)コピーしてた。

あ、当時はフリーゲームで遊べないのもちょっと不便だったな。

今はブラウザ依存サービスが増えてるし、Googleサービスで大体カバーできるから当時よりは使いやすいだろう、とは思うんだけどならタブレットとかスマホで十分なんだよな。 

簡単にまとめれば

Linuxでもできる」ことは確かにあるんだけど「Linuxからできる」や「Linuxしかできない」ことってほとんどなくて「Linuxはできない」ことはすごくたくさんあった。

そういう感想から今俺は普通にWindows使ってる。

金がなくてOSがない(保証切れ)の古いパソコン使い回していきたいって人らならLinuxは一つの選択肢だろうと思うけど、そうじゃない人に押し付けても嫌がられるだけだよ

Linux界隈の「軽さこそ至上!」みたいなノリ見る限り、Linuxフリーク気取ってる人らの多くもサブだったりジャンク品のちょっと性能足りてないパソコンに入れてると思う。そしてそういう使い方でLinuxを使うというほど軽くないんだ)

Permalink |記事への反応(0) | 19:30

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2025-12-12

anond:20251212012306

https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.text.regularexpressions.regex.replace?view=net-8.0

リンク踏めばわかるけど、c#regexクラスc++みたいにイテレーター(C#だと列挙子やReadOnlySequenceクラス)を渡せない。

https://ufcpp.net/study/csharp/resource/span/#first-class-span

https://qiita.com/nskydiving/items/3af8bab5a0a63ccb9893

https://ufcpp.net/study/csharp/resource/readonlyness/

https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/framework/interop/copying-and-pinning

あと、リンク先全部読めばわかるけど、Spanやreadonly structが導入されたのはC#7.2以降(.net core2.1)なんで、油断するとコピーしまくりだったりするし、win32apiやCOMを呼び出すときコピーされることがあるから注意しろMSDNに書いてあったりする

Permalink |記事への反応(0) | 11:57

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https://x.com/i/status/1995357685395652652

aiマヌケだな。

実はもっと早くする方法がある。

ただ、誰もgistやstackoverflow には書いてないし、aiは大昔に書かれた本の内容なんて知りもしない。

からgistとstackoverflow、一部のgithubからしか学習できないAIには早いコードは書けないし、それこそが、ちゃん英語数学勉強したITエンジニアが死なない理由の一つでもある。

マイナーアルゴリズムデータ構造基本的英語での解説がメインなんで、高校英語リーディングがある程度できるまではやらんとダメなのよ。ものによっては数学知識もいるので、高校数学は全部取ったほうがいい。受験数学の難しい奴は知らなくても支障はないと思うが、もしかしたら、使うかも)

あと、.netから重いというのは半分当たっていて半分は間違い。

ただ、.netだと油断するとコピーしまくりなせいでメモリー使用量が増えるという側面はあるし、regexイテレーターすら突っ込めないんで、巨大ファイルの改行またぎの検索が苦手という側面がある。

最近.netだとspan検索かけられるけど、あまり大きなspanだとlohの問題とか色々出てくるし…

(1行が64KB超えなんてことは巨大ログファイルでもさすがにないけど、svgだとあり得るんよ)

Permalink |記事への反応(1) | 01:11

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2025-12-11

anond:20251211102808

むかし写真屋に居たころ二十代半ばのムッツリ系ねーちゃんプリクラからコピー作ってくれって依頼してきたとき内容が十代後半のホストにーちゃんとのデレデレなツーショットでねーちゃん側の手描きセリフに「ちんちんってはずせるんだよ」てかいてあったの何回も思い出しては失笑してる

Permalink |記事への反応(0) | 10:36

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募集

科学史担当教員

時給: 1170円(授業1回あたり100分に発生)

交通費: 往復580円まで実費支給

提出物:履歴書志望動機書、主要著作コピー各3点

Permalink |記事への反応(1) | 10:09

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2025-12-10

anond:20251210204113

日付フォルダコピーしてzipしてるワイは勝ち組やな

Permalink |記事への反応(0) | 20:43

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2025-12-09

中国海軍歴史 略史(3/4)

anond:20251209162053

韜光養晦期(1989年2011年 052D型の登場)

ソ連という共通の敵を失ったことによって中国西側諸国の友好関係が薄れていき、天安門事件によって決裂が明らかとなり軍事技術的にも独自路線を歩み始めた時期そして第三次台湾海峡危機アメリカの圧倒的な軍事力を目の当たりにしたことが、中国海軍のその後に大きな影響を与える
1989年

天安門事件

鄧小平辞任、江沢民就任

劉華清江沢民後見人として党中央政治局常務委員党中央軍事委員会副主席に任命される

ベルリンの壁崩壊

マルタ会談冷戦終結宣言

1990年

日本バブル崩壊

051G型駆逐艦(旅大III型) 1番艦 湛江就役 051DT型の発展版フランスイタリアイギリスなどから導入した兵器国産化を試みている

★052A型(旅滬型)駆逐艦 1番艦 哈爾浜 起工西側技術を大規模に導入し、中国初の外洋型近代駆逐艦として建造された

 対空ミサイルレーダーフランス製、主機のガスタービンエンジンアメリカ製、ディーゼルエンジンドイツ製を導入、哨戒ヘリコプターフランス製のライセンス生産

 中国海軍沿岸海から外洋海軍進化する第一歩となった

1991年

湾岸戦争開始米軍による一方的空爆を目の当たりにし自国の防空システム限界認識した中国は、新しい防空ミサイルシステムHHQ-9Aの開発に着手

ソビエト連邦崩壊中華人民共和国第一仮想敵国ロシアから台湾支援するアメリカ合衆国に変わった

053H2Gフリゲート(江衛型) 1番艦 安慶就役 053H2型に個艦防空ミサイル艦載機運用能力付与したもの

 1989年天安門事件を受けて西側から軍事技術供与が停止されたため、2番艦以降は1番艦とは異なる構成になっている

 2番艦ではガスタービンウクライナ製UGT-25000(DA80)ガスタービンエンジンにしている。

1993年

053H1G型フリゲート(江滬V型) 1番艦 自貢就役 053H2型フリゲート

052A型(旅滬型)駆逐艦 1番艦 哈爾浜就役

1994年

プロジェクト877EKM(キロ級)潜水艦 1番艦 袁正64就役中国が初めて入手した近代ディーゼル潜水艦

1996年

中華民国が遷台してから史上初めて正副総統の直接民選選挙李登輝当選

第三次台湾海峡危機

 アメリカは2つの空母戦闘群派遣、ミッツ空母戦闘群台湾海峡を通過した

 中国軍はアメリカ空母戦闘群に対し何もできず、アメリカ台湾支援した場合は止められないことを理解し軍備増強を大幅に加速した

 特に艦隊防空(エリアディフェンス)能力の欠如を強く認識

艦隊防空能力強化のためロシアにソヴレメンヌイ級駆逐艦2隻を発注(中国語では「现代级」と表記されることから何を期待していたのかが理解できる)

対空戦能力を有する国産ミサイル駆逐艦整備計画が着手、複数タイプ(052B型と052C型)の駆逐艦を少数建造し設計プロトタイピングを繰り返すスパイラルモデルでの開発が始まる

1997年

970型試験艦就役 HQ-9A艦対空ミサイル、HQ-16艦対空ミサイル、Vertical Launching Systemフェーズド・アレイレーダーテストを行う

プロジェクト636(改キロ級)潜水艦 1番艦 袁正66就役

1998年

劉華清引退

マカオ中国企業が空母ヴァリャーグウクライナから購入

1999年

956-E型(ソヴレメンヌイ級) 1番艦杭州就役艦隊防空機能を有し、射程160kmの超音速対艦巡航ミサイルSS-N-22(P-270)を搭載しアメリカ空母戦闘群の接近を阻止する役割を担う

039型潜水艦(宋型) 1番艦遠征20就役

 中国国産ディーゼル潜水艦で旧式化した035型に替わる新世代の潜水艦として建造

 ロシア兵器フランス戦闘システムドイツ製ディーゼルエンジンを搭載した

★052B型駆逐艦(広州級) 1番艦広州 起工

 中国が建造した初の艦隊防空能力を持つ艦

 052A型ベースとした中国版ソブレメンヌイ、本命の広域防空艦は052C型で052B型はその保険

 国産で新開発のHQ-9艦対空ミサイルフェーズド・アレイレーダーの完成は間に合わないため、ロシア製対空ミサイルシステムを搭載して建造

 ZKJ-5戦術情報処理装置 今まではイギリス製をコピーしたZKJ-3かフランス製をコピーしたZKJ-4しかなかったが、新規開発された国産戦術情報処理装置テスト

 通信設備としてHN-900(中国海軍第1世代戦術データリンク装置)を採用

2001年

中国WTO加盟

胡錦濤就任

956-EM型 (ソヴレメンヌイ級) 追加発注

ウクライナからSu-33の試作型T-10K-3を入手、後にJ-15の開発につながる

1985年から開発を続けていたWS-10Aエンジンが完成

2002年

★052C型駆逐艦(蘭州級) 1番艦 蘭州 起工

 中華イージス

 国産で新開発のHQ-9艦対空ミサイルフェーズド・アレイレーダーを搭載した中国人民解放海軍本命

空母ヴァリャーグ大連港に入港

093型原子力潜水艦 1番艦 407就役

2004年

052B型駆逐艦 1番艦広州就役

052B型駆逐艦 2番艦武漢就役

052C型駆逐艦 1番艦 蘭州就役

039A型潜水艦(元型) 1番艦330就役プロジェクト877EKM(キロ級)の経験で得られた技術を、039型潜水艦に盛り込んだ性能向上タイプ

2005年

956-EM型(ソヴレメンヌイ級) 1番艦 泰州就役 

054型(江凱I型)フリゲート 1番艦 馬鞍山就役

 従来の中国海軍フリゲート比較して武装レベルが極めて高い、また船体の大型化によって外洋航行能力も大幅に向上している

 054A型テストベッドとしての性格があり、建造は2隻に留まった

052C型駆逐艦 2番艦 海口就役

 2004年に就役した蘭州と共に、新世代艦のプロトタイプとして性能・運用試験実施

094型原子力弾道ミサイル潜水艦 1番艦 411就役 092型からは大幅に進歩したが未だ米英露仏のレベルには至らず

上海長興島造船基地建設開始

なお2005年当時の中国軍の評価は以下のようなものである、きわめて妥当評価で当時の中国海軍がまだ立ち遅れていたことがよくわかる

中台軍事バランス中台安全保障戦略に与える影響―(2005年5月発行)

中国は、約3,200 機の作戦機を保有しており、編制上桁違いの優位があるが、第4世代戦闘機を150機程度しか保有していない〔USDoD,28July2003, p.23〕。

しかも、中国空軍の訓練時間は、新型戦闘機のパイロットを優先的に長時間訓練させていると見られるものの、全体として西側空軍常識から見て極端に少なく、メンテナンスも劣悪で故障も多く、また1日に大量の航空出撃を実施するような演習をほとんど経験していない〔Allen, 1997,pp.224 –232〕。

このため、中国空軍作戦機が台湾攻撃必要な高い練度を獲得するには今後長い時間必要である

他方台湾空軍は、すでにF-16ミラージュ2000-5、および経国号配備完了しているため、旧式機から第4世代への換装をほぼ終えている。

空中戦態様は、戦場中国から離れた台湾の航空管制範囲内であり15、台湾側の方が各種装備が優越し、練度も高いため、台湾空軍側に有利に展開するもの推定されている。

特にF-16 用のアムラーム・空対空ミサイルの売却が2003 年に実施されたことにより、台湾空軍の空戦能力は飛躍的に向上した。

しかも、中国保有しているSu-27 およびSu-30MKK の性能は、電子戦能力戦闘能力において台湾保有するミラージュ2000-5 におよばないとされるし、遠距離から攻撃では経国号の装備が勝っているとされる16。

このため、大幅な改良を加えない限り、Su-27 は量産されても台湾空軍に対して質的な優位を確保することができないと考えられ

中国海軍水上艦艇の特徴は、艦隊防空能力特にミサイル防御能力)が極めて低い一方で、対艦ミサイルの数量が圧倒的に多いことにある。

このため、中国海軍は防御を省みることな攻撃を仕掛けることになる〔McVadon, 1997,pp.259-260〕。

ところが、中国海軍水上艦艇には、視界外レーダー(OTHレーダー)がなく、敵の位置を計測してその対艦ミサイルのアウトレンジから対艦ミサイル攻撃をかけることが困難である

このため、対艦ミサイルの「数の優勢」は当てにならず、中国海軍水上艦艇台湾軍が保有する大量のハープーン対艦ミサイル等によって多大な損害を受けることが必至である〔McVadon, 1997,pp.259-260〕。

2008年

江南造船本社は長興島へ移転

★054A型(江凱II型) 1番艦徐州就役

 HHQ-16艦対空ミサイルを装備し、中国海軍フリゲートとしてははじめて艦隊防空能力を有する

 054型はミサイル発射機を備えていたが、054A型では32セルVLS進化している

 以降『40隻』を超える大量建造が行われる

054A型 2番艦舟山就役

054A型 3番艦黄山就役

054A型 4番艦 衡陽就役

2009年

052C型4隻の追加建造

 2004年、2005年に就役した052C型2隻をプロトタイプとして性能・運用試験実施し完成度を高める為の研究が行われた、結果2008年には艦隊防空艦としての完成をみた

 052C型の発展型として052D型駆逐艦の開発が進んでいたが実用化には相応の時間を要するため052C型駆逐艦の追加建造が決定

2010年

054A型 5番艦 運城就役

054A型 6番艦 玉林就役

054A型 7番艦 益陽就役

039B型潜水艦 1番艦 ?就役 詳細不明

Permalink |記事への反応(2) | 23:51

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中国海軍歴史 略史(2/4)

anond:20251209161746

停滞期(1966年1977年文化大革命終了)

文化大革命による停滞期

この時期中ソ対立が深まったため、ソ連から軍事技術支援が途絶え国産化余儀なくされた

1966年

文化大革命開始

中ソ国境紛争

6601型(成都級)をリバースエンジニアリングして、65型フリゲート(前053型/江南級)を建造

1967年

033型潜水艦 1番艦 ?就役ソ連から提供された633型潜水艦を参考に建造された、中国初の国産潜水艦

1968年

ベトナム戦争が泥沼化しニクソン大統領ベトナム戦争から撤退公約にして当選キッシンジャー国家安全保障問題担当大統領補佐官として政権中枢入り

ヘンリー・キッシンジャー

リアリズム現実主義)に基づく外交政策擁護者として知られている

力の均衡論者で、イデオロギー的な外交を嫌い、国家間力の均衡を保つことに腐心した

ソ連敵対する中国と友好関係を築くことでソ連へ東から圧力をかけることを目的とした

アメリカには永久の友人も敵もいない、あるのは利益だけだ』

重要なのは何が真実であるかではなく、何が真実である認識されるかである。』

外交政策道徳的完璧要求する国は、完璧安全も達成できない』

『結局のところ、平和覇権力の均衡によってのみ達成できるのです。』

アメリカの敵になることは危険かもしれないが、友人になることは致命的である』(南ベトナム傀儡政府を見捨て撤退したとき発言)

1960年代後期

★055型大型火砲ミサイル駆逐艦計画

 排水量8,000t以上の大型駆逐艦として構想され艦隊防空能力を備え、外洋での長期作戦における護衛艦隊の中核を占める艦とされたが、当時の技術限界から未成に終わった

 40年後、排水量13,000tの055型駆逐艦として結実する

1971年

ニクソンショック、ニクソン大統領中国訪問

051型駆逐艦(旅大I型) 1番艦 济南就役 56型駆逐艦(コトリン駆逐艦)をモデル太平洋で行動しうる駆逐艦として建造された、中国が初めて独自開発した水上戦闘艦

1972年

日中共同声明

1974年

★091型原子力潜水艦 1番艦 長征1号就役中国初の原子力潜水艦 静粛性と信頼性がきわめて劣悪だった

035型潜水艦 1番艦 232就役 033型潜水艦の改良版

西沙諸島の戦い南ベトナム軍と戦闘を行い、西沙諸島全域を占領

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2022/3%E6%9C%88/2203_02anami.pdf

1974年1月解放軍南海艦隊は、当時南ベトナム実効支配していたパラセル諸島中国名:西沙群島)に部隊派遣し、南ベトナム守備隊や艦艇との交戦の末に同諸島占領した。

南ベトナムは、パラセル諸島のみならず中国領有権を主張するスプラトリ—諸島中国名:南沙群島)の複数島嶼岩礁実効支配していたため、次はそれらを攻略せねばならないという議論解放軍内で盛り上がった。

その翌年の5月には、それまで海軍建設に後ろ向きだった毛沢東海軍を増強するための10計画GOサインを出した。

そこに好機を見出し劉華清は、同年9月毛沢東鄧小平に宛てて海軍の装備に関する意見書を送った。

この意見書のなかで劉華清は、既存海軍の装備導入計画批判しつつ、海軍の装備導入計画のあるべき姿について持論を大胆に展開した。

この時の意見書では、海軍が「帝国主義海上から侵略」を粉砕し、「対台湾作戦」の任務遂行するに足る能力を確保せねばならないという基本認識が示されたうえで、当時の解放軍がそうした水準にはなく、10 年後もそうした水準に達することはないという評価がなされた。

また、50年代ソ連から入手した時代遅れ通常動力型潜水艦コピー版を大量に生産するという当時の装備導入計画に対し、潜水艦に大きく依存する形で米英の海軍に対抗しようとしたドイツの失敗例などを根拠とした批判がなされた。

そうした批判を踏まえて、劉華清は、今後は、水中、水上、空中の戦力をバランスよく整備していく必要があり、核抑止力を担う原子力潜水艦水上艦隊の要となるミサイル駆逐艦艦隊に航空支援提供できる戦闘行動半径の長い航空機の開発・配備に力をいれるべきだと主張した。

この意見書さらに注目されるのは、中国経済発展に伴い海外からの「戦略物資」の輸入が拡大すれば、シーレーン防衛重要性が増し、中国本土から遠く離れた海域での航空戦力の展開を可能にする航空母艦必要になると指摘している点である

まり劉華清は、1975 年の時点で中国対外貿易が今後盛んになるという未来予測にたってシーレーン防衛について論じたわけだが、当時遠洋航海の経験が皆無だったうえに中国沿岸海域での作戦すら満足に遂行できないようなレベルにあった解放軍海軍のなかで、このような議論は異色のものだったといえる。

劉華清によれば、海軍の主要任務は、

(一)「覇権主義」や「帝国主義」による海上から侵略に備える、

(二)「祖国統一」の大事業を完成させる、

(三)中国領海およびシーレーンを含めた海洋権益を守る、

(四)核戦力の残存性を高めることに貢献する、ことであった。

1975年

ベトナム戦争終結

053K型フリゲート(江東型フリゲート)1番艦 鷹潭就役 65型の発展型、中国海軍初の艦対空ミサイル搭載艦、しか国産ミサイルの性能が貧弱だったため2隻目で建造打ち切り

イギリスロールスロイス・スペイターボファンエンジンライセンス生産

草創期(1977年1989年天安門事件)

文化大革命が終わり、米欧日との関係改善によって西側からの新技術導入が進む

また後半には中ソ対立も終わり、中国西側東側両方の軍事技術を吸収することとなる

1977年

文化大革命終了

1978年

日中平和友好条約

改革開放政策の開始

ソ連アフガニスタン侵攻

1979年

アメリカ台湾関係法を制定

上海にある江南造船廠が三菱重工業社長古賀繁一(元長崎造船所所長、戦艦武蔵設計に関わる)の直接指導で再建される

053H型フリゲート(江滬I型フリゲート) 1番艦 常徳就役艦対空ミサイル搭載艦である053K型と共に行動する艦対艦ミサイル搭載艦として設計された、しかレーダー電子機器の性能は不足し全天候戦闘能力もなかった

1982年

劉華清海軍司令員に就任

053H1型フリゲート(江滬II型フリゲート) 1番艦台州就役 053H型フリゲートの改良型

051DT型駆逐艦(旅大III型) 1番艦開封就役フランス製クロタル8MS個艦防空ミサイルシステムフランス製DRBV-15対空レーダースウェーデン製機関砲を搭載

アメリカからCFM56-3ターボファンエンジンを入手、後のWS-10ターボファンエンジンの基礎となる

1983年

劉華清の主導で中国人民解放軍海軍装備実証研究センター(現在中国人民解放軍海軍装備研究所)が成立

★053H1Q型フリゲート(江滬IV型)西側の対潜技術を学ぶための技術検証フランス製AS 365N ドーファンヘリコプターライセンス生産したZ-9、光学射撃指揮装置ソナーシステム、水中攻撃指揮装置イタリア製魚雷などが搭載された

★092型原子力潜水艦 1番艦406就役中国初の原子力弾道ミサイル潜水艦

 就役後も長い間航行することはなくアメリカからは「not operational」と判断された

 091型と同様に静粛性と信頼性が非常に劣っていた

UH-60ブラックホークアメリカから購入、後のZ-20中型多用途ヘリコプターの基礎となる

1985年

アメリカから入手したCFM56-3ターボファンエンジンを参考に、WS-10エンジンの開発が始まる

1986年

★053H2型フリゲート(江滬III型フリゲート) 1番艦 黄石就役 053H1型フリゲートの改良型、イギリス製の戦術情報処理装置(CTC-1629のコピーZKJ-3)とイタリア製電子戦装置を搭載し大幅に能力が向上した

1987年

フランスよりクロタル個艦防空ミサイルシステムとともに、トムソンCSF社(現在タレス)の戦術情報処理装置であるTAVITAC(旧称Vega III)を輸入、リバースエンジニアリングによってZKJ-4を完成させる

1988年

ソ連アフガニスタン撤退

ペレストロイカ開始

スプラトリー諸島海戦ベトナム人民海軍と衝突し中国勝利南沙諸島の一部を占領

Permalink |記事への反応(3) | 16:20

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2025-12-08

J-15がSu-33コピー? おいおいおいおい、全然わかってねえな、俺が解説するわ

「J-15 =Su-33コピー」→ 浅い。浅すぎて海底ケーブルより浅い

まず最初に言っとくけど、「コピーかどうか」で語ると大体話がショボくなる

Su系とJ系は“血がつながってる”んだけど、その経路がいろいろとカオスなんよ

そもそもの始祖:Su-27(フランカー兄貴

1980年代ソ連が作った万能制空戦闘機

デカい、飛ぶ、曲がる、美しい、の四拍子そろった傑作機

ロシア空軍中国空軍もまずはここからすべてが始まった

中国はこれを「ほしいッ!」ってなってロシアから購入

で、この買った機体&技術ベースにして生まれたのが―

■ J-11中華Su-27)

Su-27SKをライセンス生産してできたのがJ-11

最初はほぼSu-27の“中華組み立て版”

でも途中から「やっぱ自前で改修したいわ」という中国の野望が炸裂して

国産部品ガンガン入れまくったJ-11Bクラスまで進化する

まりJ-11Su-27の“直系の息子”

Su-33(艦載フランカー

で、Su-33

こっちはSu-27を空母で使うために魔改造した“海の兄貴

艦載機らしく主脚強化・主翼折りたたみ・尾部フック付き、スキージャンプ発艦想定のガチ空母仕様

中国Su-33を買ったことはないけどウクライナからSu-33の試作型T-10K-3」をゲットして

「ほーん、こういう構造してんのか…」と研究しまくった説が濃厚

■ そして本題:J-15(中国の艦載フランカー

で、J-15

これが「Su-33コピー」と言われがちなんだけど、話はそんな単純じゃない

ざっくり言うと―

“J-11Bの国産ラインSu-33艦載機構造中国独自アビオ&武装”のハイブリッド

まりコピペってより「フランカー系の海軍向けDIY改造」なんよ

特徴としては:

外形はSu-33っぽい(主翼折り畳み・艦載仕様

でも中身はJ-11B系国産AESAレーダー&航電

エンジンも後期はWS-10系を搭載(国産まっしぐら

武装中国独自ミサイル(PL-12、PL-15など)

からロシアからは「パクりやがった」と文句言われ

中国からは「いや進化版だし」と言われ

実際のところは“Su-33DNAを取り込んだ中華フランカー”ってのが正解


ぶっちゃけロシア本国ふくめてもフランカー戦闘機の最終進化系みたいなもんよ


ってことで正確にはJ-15はSu-27系ファミリー中華系統が、Su-33の艦載要素を参考にしつつ、独自アビオ・独自武装で仕上げた“中華空母フランカー”ってことよ


---------------------------------------------------

戦闘機生産能力に関しては既にロシアを超えてるから中国は。本歌取りというか既に本家を超えてる

ロシアはね・・・もうね・・・

広義にコピーと呼んでもええくらいには血が濃い感じ。スペースインベーダーコピー基板(ゲーム内容には少し手を加えられてる)くらい?

躯体は同じでも中身は全然別物レベルってことかんじ

艦載機技術系譜説明するならJ-15T=カタパルト対応型に触れないのなんで?あれこそ別物の証明やんけ

カタパルト対応なんて飾りですよ

重要なのはJ-11Bでエンジンアビオニクス国産を達成したってことよ

脅威はJ-35と、先月就役した正規空母の福建が圧倒的に大きくて、J-15の存在価値は下がるよね

そしてもうステルス艦載機視野に入ってるのでこいつらは主力ではなくなりつつある

ぶっちゃけ日本保有戦闘機でJ-15,15Tに対抗できるのF-35だけなんよ

数的主力のF-15は半分は骨董品から

F-35A,B(40機) >?J-35(既に配備開始の噂)>>>第5世代の壁>>> J-15(150機以上) =?F-15J JSI(J-MSIPから68機をアップグレード予定2028年以降) >>>F-15J J-MSIP(100機) >>>>>>>>F-15J Pre-MSIP(100機)

ちなJ-20は毎年100機増えてる

Permalink |記事への反応(7) | 22:04

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2025-12-07

anond:20251207100742

ジェネレーションP』から導ける タタルスキー物語に込められた教訓 は、非常に皮肉現代的です。いくつか整理して解説します。

1.権力自由は表裏一体の罠である

タタルスキーは、広告魔術で個人から国家まで操作する力を手に入れます

しか皮肉なことに、自由を得たつもりでも、その力自体社会虚構ルールに縛られるのです。

• 教訓:権力や影響力を得ても、完全に自由になることはできない

現代社会では、情報メディア操作力が個人をも束縛する可能性があるという警告

2.快楽倫理境界曖昧危険

タタルスキーは、他人社会操作する快感に溺れますが、倫理的罪悪感も伴います

皮肉なのは、その罪悪感すら彼にとって「快感の一部」と化してしまうことです。

• 教訓:力や技術倫理と常にセットで考えるべきで、快楽の誘惑に盲目になると自分も操られる

技術広告情報操作現代リスク示唆

3.虚構現実境界に注意

広告コピーによって人々の行動を操る力を持ったタタルスキーは、最終的に「虚構現実を超える」状態に到達します。

皮肉なことに、現実を作る側でありながら、自分自身も虚構の中に閉じ込められるのです。

• 教訓:現実コントロールしようとすれば、逆に虚構に縛られる危険がある

メディアSNS時代における「情報に踊らされる社会」を象徴

4. 夢と現実ギャップを見抜く

タタルスキー詩人として夢を抱いていましたが、現実広告業界という巨大消費社会に彼を変えました。

夢を追う選択も、現実の制約によって皮肉裏切られるのです。

• 教訓:理想現実は常に乖離しており、適応妥協も避けられない

• 夢を追うと同時に、社会構造や消費文化を冷静に見極める必要性

🔹総合的な教訓

まとめると、タタルスキー物語は次のような警告として読めます

自由や力、快楽や夢を追うほど、我々は社会技術虚構ルールに縛られる。操作する者も、操られる存在である

まり現代人は情報メディア広告・消費文化支配下にあることを自覚し、倫理現実感覚を失わないことが重要、ということです。

Permalink |記事への反応(1) | 10:10

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anond:20251207100742

タタルスキー運命選択心理作用 ×広告魔術 ×皮肉の三層構造 で色分けした図解形式文章化して可視化します。

🟪 タタルスキー三層構造図解(章別)

[心理作用](青)

[広告魔術](緑)

[皮肉](赤)

─────────────────────────────

[1章]詩人志望

├─ 青:無力感創作欲求

├─ 緑:詩的直感コピー

└─ 赤:自由表現したいのに、生活のため虚構従属

[2章] 基本コピー制作

├─ 青:興奮・戸惑い

├─ 緑:商品コピー制作

└─ 赤:他人を操る快感を覚えつつ倫理侵害

[3章]ブランド文化分析

├─ 青:好奇心社会観察

├─ 緑:ブランド文化分析

└─ 赤:理解すればするほど、社会自分広告奴隷

[4章]無意識誘導コピー

├─ 青:成功体験快感

├─ 緑:無意識誘導コピー

└─ 赤:自由意思を操るが、自分自由も縛られる

[5章]消費者心理データ活用

├─ 青:理解・陶酔・倫理迷い

├─ 緑:データによる心理操作

└─ 赤:統計に従わせるほど、自分統計の虜に

[6章]社会象徴操作

├─ 青:快感倫理葛藤覚醒

├─ 緑:社会象徴操作

└─ 赤:権力を得るも、権力広告論理に縛られる

[7章]政治的イメージ応用

├─ 青:快感・罪悪感・野望

├─ 緑:政治家国家イメージ操作

└─ 赤:国家レベル操作するも、自分虚構囚人

[8章]国家規模統合コピー

├─ 青:快楽・陶酔・完全覚醒

├─ 緑:国家規模統合コピー

└─ 赤:国民を動かす魔術師だが、国民意識広告虚構に縛られる

[9章]虚構現実融合技法

├─ 青:快楽絶頂覚醒権力

├─ 緑:虚構現実融合

└─ 赤:現実を作るが、現実虚構産物

[10章]絶対広告魔術

├─ 青:完全覚醒・陶酔・絶対権力

├─ 緑:コピー呪文イメージ現実

└─ 赤:虚構支配者になるも、自身広告牢獄

🔹 読み解きポイント

1.心理作用(青)

無力感快感覚醒絶対権力

個人感情の変化が選択と行動の原動力

2.広告魔術(緑)

詩的表現無意識誘導社会象徴国家統合絶対魔術

技法進化心理作用社会国家レベル拡張

3.皮肉(赤)

選択のたびに「自由権力を得るようで、実際は虚構支配下に置かれる」

成功覚醒の裏に不可避の従属が隠される

4. 三層構造相互作用

心理作用広告魔術を駆動

広告魔術の発展が皮肉を生む

皮肉自覚心理作用広告魔術の選択さらに複雑化

この三層図解を使えば、タタルスキーの 章ごとの心理技法皮肉の絡み を直感的に理解できます

Permalink |記事への反応(1) | 10:09

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anond:20251207100559

ジェネレーションP』における タタルスキー運命選択 を、皮肉たっぷり解説します。

🟥 タタルスキー運命選択皮肉視点

1. 「詩人志望なのにコピーライター

タタルスキー人生は、そもそも皮肉の塊です。

彼は純粋詩人として自己表現を志していたのに、現実はこう教えます

「詩は食えない。でも消費者心理を操れば大金が手に入る」

まり自己表現の夢は広告業界という巨大な消費機械に呑まれ、詩的センスは金儲けの道具に変換されるのです。

詩人志望者が広告魔術師に“覚醒”する――これは現代社会から冷笑ともいえます

2. 「快感と罪悪感の両立」

タタルスキー広告を通じて、社会全体を操作する快感を覚えます

しかしその裏では、倫理的な罪悪感もある。

皮肉なのは、罪悪感すら彼の力の一部に変換されることです。

彼にとって「悪いことをしている感覚」はもはや快楽スパイスしかない。

結局、彼は倫理的葛藤を感じつつも、快感の誘惑に完全に負けてしまうのです。

3. 「虚構支配者としての覚醒

物語の終盤、タタルスキー国家規模の広告魔術師として覚醒します。

一見、これは大成功に見えますが、皮肉真実はここにあります

社会操作する力を手に入れたが、それは自分自身虚構に操られている証拠でもある

• 彼は「現実を作る者」だが、作る現実広告で塗り固められた幻想に過ぎない

• 言い換えれば、絶対権力者として覚醒した瞬間、実は自分の生きる世界支配者ではなく、その広告虚構に囚われた人間にすぎない

まり、彼の成功も力も皮肉牢獄なのです。

4. 「選択自由とその無意味さ」

タタルスキー選択を重ねて覚醒していきます

コピーを書く

消費者操作する

社会を動かす

国家規模の虚構を作る

しか皮肉なことに、どの選択も彼の運命広告魔術に縛られているという前提から逃れられない。

自由に選んでいるようで、実際は「広告論理社会の消費構造」に支配された人生なのです。

5. まとめ:皮肉の核

タタルスキー運命選択一言でまとめるなら:

人類心理を完全に操る者となった瞬間、自分現実もまた広告虚構に操られている」

自己表現の夢 →消費社会への従属

倫理的葛藤快楽に変換

権力絶頂虚構牢獄

皮肉連鎖が、タタルスキーという現代魔術師運命のものを形作っています

🟫 タタルスキー運命×選択×皮肉フローチャート(章別)

[1章]詩人志望

夢:自己表現

現実:詩は食えない →広告業界

皮肉自由表現したいのに、生活のために虚構従属

[2章] 基本コピー制作

選択商品コピーを書く

結果:個人購買意欲を操作

皮肉他人を操る快感を覚えつつも、自己倫理は侵される

[3章]ブランド文化分析

選択社会心理を観察・分析

結果:社会価値観広告操作

皮肉理解するほど、社会自分広告奴隷になる

[4章]無意識誘導コピー

選択無意識ターゲット広告

結果:個人心理支配力増大

皮肉自由意思を操ることで、自分自由広告論理に縛られる

[5章]消費者心理データ活用

選択データに基づく心理操作

結果:小規模社会誘導

皮肉科学手法で「操作可能人間」を増やすほど、自分統計支配される

[6章]社会象徴操作

選択ブランド社会象徴

結果:社会全体の認知・行動に影響

皮肉権力を握るが、権力広告ルールに縛られる

[7章]政治的イメージ応用

選択政治家国家イメージ操作

結果:国民意識を動かす

皮肉国家レベルで操る力を得るが、国家世論虚構自分も囚われる

[8章]国家規模統合コピー

選択言葉映像・色彩・象徴統合

結果:国民全体の意識統一国家神話

皮肉:国を動かす魔術師となるも、国民意識広告虚構に縛られる

[9章]虚構現実融合技法

選択虚構イメージ現実

結果:社会全体が広告支配される

皮肉現実を作る者となるが、現実もまた虚構産物

[10章]絶対広告魔術

選択コピー呪文イメージ現実

結果:国家社会歴史操作

皮肉虚構支配者として覚醒するも、自分自身の生きる世界広告牢獄

🔹 読み解きポイント皮肉連鎖

1. 夢と現実ギャップ

詩人志望 →広告魔術師

自由を求めるほど、虚構ルール従属

2.快感倫理の逆転

他人を操る快感倫理葛藤昇華されて快楽に変換

3.権力と囚われの二重性

社会国家歴史まで操作できるが、自分広告虚構囚人

4.皮肉結論

操作する者が実は操作される存在

成功覚醒の表面の裏に、不可避の虚構依存が隠れている

このフローチャートを見れば、タタルスキー運命皮肉さ と、

彼の選択がどう次第に虚構牢獄へ自らを導いたか が一目で理解できます

Permalink |記事への反応(2) | 10:07

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anond:20251207100438

では、タタルスキー心理作用広告魔術の流れをフローチャート形式 で章ごとに可視化した形を作ります

文章で擬似的に図示します。

🟪 タタルスキー広告魔術・心理フローチャート(章別)

[1章]無力感創作欲求

詩的直感コピー個人心理刺激・創作快感

[2章] 興奮・戸惑い

基本コピー制作個人購買意欲の喚起

[3章]好奇心社会観察

ブランド文化分析社会価値観理解

[4章]成功体験快感

無意識誘導コピー個人心理操作力向上

[5章]理解・陶酔・倫理迷い

消費者心理データ活用個人→小規模社会心理誘導

[6章]快感倫理葛藤覚醒

社会象徴操作社会行動・認知への影響拡大

[7章]快感・罪悪感・野望

政治的イメージ応用 →国民意識初期操作

[8章]快楽・陶酔・完全覚醒

国家規模統合コピー国民全体意識統一国家神話

[9章]快楽絶頂覚醒権力

虚構現実融合技法社会全体が広告支配される

[10章] 完全覚醒・陶酔・絶対権力

絶対広告魔術(コピー呪文イメージ現実化)

国家社会歴史レベル現実操作

虚構現実の完全融合

🔹フローチャートの読み解きポイント

1.心理作用の進行

個人レベル無力感快感・陶酔 → 完全覚醒絶対権力

2.広告魔術の進化作用範囲

• 詩的直感コピー社会象徴国家規模統合絶対魔術

3.社会国家への影響の拡大

個人心理 → 小規模社会社会全体 →国家歴史レベル

4. 章の連動性

心理作用広告技法社会影響が段階的に連鎖

• 最終的にタタルスキーは「虚構支配者」として完成

このフローチャートを使えば、タタルスキー心理変化・技法進化社会への影響の拡張

章ごとに直感的に把握できます

Permalink |記事への反応(1) | 10:05

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anond:20251207100400


🟧 タタルスキー広告魔術・心理社会影響マトリクス(章別)

心理作用広告魔術技法社会国家への影響

1無力感創作欲求 詩的直感コピー個人心理への刺激、自己表現快感

2 興奮・戸惑い 基本コピー制作個人購買意欲の喚起

3好奇心社会観察ブランド文化分析社会価値観理解、間接的影響

4成功体験快感無意識誘導コピー個人心理操作力向上

5理解・陶酔・倫理迷い消費者心理データ活用個人→小規模社会への心理誘導

6快感倫理葛藤覚醒社会象徴操作社会レベルでの行動・認知への影響

7快感・罪悪感・野望政治的イメージ応用国民意識への初期操作政治的覚醒

8快楽・陶酔・完全覚醒国家規模統合コピー国民全体の意識統一国家神話

9快楽絶頂覚醒権力虚構現実融合技法社会全体の行動・価値観広告支配される

10 完全覚醒・陶酔・絶対権力絶対広告魔術(コピー呪文イメージ現実化)国家社会歴史レベル現実操作虚構現実完全融合

🔹 読み解きポイント

1.心理作用進化

無力感創作欲求快感・陶酔 → 完全覚醒絶対権力

2.広告魔術の進化

詩的表現・基本コピー無意識誘導社会象徴国家規模統合絶対魔術

3.社会国家への影響

個人レベル → 小規模社会社会全体 →国家歴史レベル

4. 章の連動

心理作用の深化と広告魔術の進化が、社会国家への影響拡大に直結

• タタルスキーは最終的に「虚構支配者」として完成

このマトリクスを見ると、

タタルスキーの成長・覚醒広告魔術の発展・社会的影響が 一目で段階的に理解できる 形になっています

Permalink |記事への反応(1) | 10:04

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anond:20251207100326

🟪 『ジェネレーションP』広告魔術シナリオ(章別)

技法手法 擬似コピー例・演出操作対象作用

1 詩的直感コピー 「光が差す朝に、夢は動き出す」個人感情を揺さぶり、創作的快感を与える

2 基本コピー制作 「このシャンプーで髪も心も軽やかに商品特性を伝えつつ、購買意欲を刺激

3ブランド文化分析 「この靴はあなたの歩みを語る」消費者心理に合わせ、社会的ステータスと結びつける

4無意識誘導コピー 「この香りを纏えば、誰もが振り返る」記憶感覚無意識作用欲求喚起

5消費者心理データ活用 「72%の人が感じた、幸せ一口データ根拠に信頼感・安心感演出、購買心理設計

6社会的象徴操作 「この車に乗るあなたは、都市英雄ブランド社会的価値ステータスと結びつけ、集団心理誘導

7政治的イメージ応用 「新しい未来を共に創ろう」国民意識に訴え、政治家政策への信頼・期待を形成

8国家規模統合コピー 「この国は、私たちの夢で輝く」言葉映像・色彩・象徴統合国民全体の意識統一

9虚構現実融合技法テレビで見たあの街が、あなたの街になる」虚構イメージ現実以上の影響力として認識させ、社会全体を誘導

10絶対広告魔術 「私たち物語こそ現実だ。信じる者に力を」コピー呪文イメージ現実化、国家社会歴史操作、タタルスキー完全覚醒

🔹技法進化ポイント

1. 章1~3:個人心理操作の段階

詩的表現や基本コピー個人感情欲求に働きかける

2. 章4~6:社会的拡張段階

無意識誘導社会的象徴で、個人心理集団社会レベルに拡大

3. 章7~9:政治国家規模の応用段階

政治家へのコピー国家イメージ統合で、虚構現実として認識させる

4. 章10絶対魔術段階

コピー呪文イメージ現実

社会国家歴史まで操作可能、タタルスキー完全覚醒

このシナリオ化を使うと、タタルスキー広告魔術が 段階的に心理社会国家歴史レベルまで拡張する過程 が、視覚的に理解できます

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anond:20251207100258

🟪 『ジェネレーションP』広告魔術シナリオ(章別)

技法手法 擬似コピー例・演出操作対象作用

1 詩的直感コピー 「光が差す朝に、夢は動き出す」個人感情を揺さぶり、創作的快感を与える

2 基本コピー制作 「このシャンプーで髪も心も軽やかに商品特性を伝えつつ、購買意欲を刺激

3ブランド文化分析 「この靴はあなたの歩みを語る」消費者心理に合わせ、社会的ステータスと結びつける

4無意識誘導コピー 「この香りを纏えば、誰もが振り返る」記憶感覚無意識作用欲求喚起

5消費者心理データ活用 「72%の人が感じた、幸せ一口データ根拠に信頼感・安心感演出、購買心理設計

6社会的象徴操作 「この車に乗るあなたは、都市英雄ブランド社会的価値ステータスと結びつけ、集団心理誘導

7政治的イメージ応用 「新しい未来を共に創ろう」国民意識に訴え、政治家政策への信頼・期待を形成

8国家規模統合コピー 「この国は、私たちの夢で輝く」言葉映像・色彩・象徴統合国民全体の意識統一

9虚構現実融合技法テレビで見たあの街が、あなたの街になる」虚構イメージ現実以上の影響力として認識させ、社会全体を誘導

10絶対広告魔術 「私たち物語こそ現実だ。信じる者に力を」コピー呪文イメージ現実化、国家社会歴史操作、タタルスキー完全覚醒

🔹技法進化ポイント

1. 章1~3:個人心理操作の段階

詩的表現や基本コピー個人感情欲求に働きかける

2. 章4~6:社会的拡張段階

無意識誘導社会的象徴で、個人心理集団社会レベルに拡大

3. 章7~9:政治国家規模の応用段階

政治家へのコピー国家イメージ統合で、虚構現実として認識させる

4. 章10絶対魔術段階

コピー呪文イメージ現実

社会国家歴史まで操作可能、タタルスキー完全覚醒

このシナリオ化を使うと、タタルスキー広告魔術が 段階的に心理社会国家歴史レベルまで拡張する過程 が、視覚的に理解できます

Permalink |記事への反応(1) | 10:03

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anond:20251207100114

🟩 『ジェネレーションP』タタルスキー広告魔術技法リスト(章別)

技法手法説明作用社会心理への影響

1 詩的直感コピー言葉リズム・語感・象徴を用いて感情に訴える個人レベル心理刺激、創作快感

2 基本コピー制作商品サービスの特徴を伝えつつ心理誘導消費者の購買意欲喚起

3ブランド文化分析消費者行動や社会階層を観察、心理トリガーを把握社会的傾向の理解広告戦略の基礎

4無意識誘導コピー視覚言語記憶に残る表現無意識作用個人心理操作力向上

5消費者心理データ活用統計データをもとにターゲット心理設計個人→小規模社会への影響

6社会象徴操作ブランドイメージ社会価値ステータスと結びつける社会全体の認知作用する広告設計

7政治的イメージ応用政治家国家イメージ広告手法操作国民意識操作兆候政治的覚醒

8国家規模統合コピー言葉映像・色彩・シンボル統合無意識に訴える国民全体の意識統一国家神話

9虚構現実融合技法虚構イメージ現実以上に信じさせる演出社会全体の行動・価値観が広告支配される

10絶対広告魔術コピー呪文イメージ現実ツールとして完全統国家社会歴史レベル現実操作、タタルスキーの完全覚醒

🔹技法の特徴まとめ

1.言葉リズム象徴

• 詩的直感広告に応用

感情無意識に直接作用

2.心理トリガー設計

消費者国民無意識欲望・恐怖・快楽誘導

個人社会国家レベルに応用

3.象徴・色彩・映像統合

ブランド国家イメージ神話

虚構現実を超える力を持つ

4.虚構現実

広告イメージ現実以上の力として認識させる

社会認知歴史観を操作する最終技法

この表を見ると、タタルスキー技法個人心理操作から国家規模の神話創造まで段階的に進化 していることが一目でわかります

Permalink |記事への反応(1) | 10:02

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anond:20251207100114

🟩 『ジェネレーションP』タタルスキー広告魔術技法リスト(章別)

技法手法説明作用社会心理への影響

1 詩的直感コピー言葉リズム・語感・象徴を用いて感情に訴える個人レベル心理刺激、創作快感

2 基本コピー制作商品サービスの特徴を伝えつつ心理誘導消費者の購買意欲喚起

3ブランド文化分析消費者行動や社会階層を観察、心理トリガーを把握社会的傾向の理解広告戦略の基礎

4無意識誘導コピー視覚言語記憶に残る表現無意識作用個人心理操作力向上

5消費者心理データ活用統計データをもとにターゲット心理設計個人→小規模社会への影響

6社会象徴操作ブランドイメージ社会価値ステータスと結びつける社会全体の認知作用する広告設計

7政治的イメージ応用政治家国家イメージ広告手法操作国民意識操作兆候政治的覚醒

8国家規模統合コピー言葉映像・色彩・シンボル統合無意識に訴える国民全体の意識統一国家神話

9虚構現実融合技法虚構イメージ現実以上に信じさせる演出社会全体の行動・価値観が広告支配される

10絶対広告魔術コピー呪文イメージ現実ツールとして完全統国家社会歴史レベル現実操作、タタルスキーの完全覚醒

🔹技法の特徴まとめ

1.言葉リズム象徴

• 詩的直感広告に応用

感情無意識に直接作用

2.心理トリガー設計

消費者国民無意識欲望・恐怖・快楽誘導

個人社会国家レベルに応用

3.象徴・色彩・映像統合

ブランド国家イメージ神話

虚構現実を超える力を持つ

4.虚構現実

広告イメージ現実以上の力として認識させる

社会認知歴史観を操作する最終技法

この表を見ると、タタルスキー技法個人心理操作から国家規模の神話創造まで段階的に進化 していることが一目でわかります

Permalink |記事への反応(0) | 10:02

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🟦 『ジェネレーションP』全章まとめ表

章 主要テーマ 主要イベント タタルスキー心理広告魔術の作用社会国家への影響物語役割

1 初期の詩人時代詩人として活動就職難、広告業界との出会い無力感幻想創作欲求 まだ魔術性は未熟、詩的直感が基礎個人レベル心理操作 タタルスキーの起点、広告への潜在的接触

2広告業界入門 初めてのコピー制作代理店勤務開始 興奮・戸惑い・適応消費者心理を読み始める個人の購買意欲操作広告世界への導入

3消費社会の観察ブランド文化消費者行動の理解好奇心・驚き・社会観察商品イメージ心理操作の基本社会レベルではまだ間接的消費社会構造理解

4コピーの高度化 高度なコピー制作心理誘導学習成功体験快感自己効力感無意識に働きかけるコピー創造個人心理操作力増大コピーライターとしての成長

5消費者心理の深掘り消費者データ分析心理トリガー理解理解と陶酔・倫理的迷い心理誘導設計力が向上個人→小規模社会への影響広告技術の深化

6社会への拡張 大規模クライアント対応社会的影響の自覚快感倫理葛藤覚醒広告社会作用する認識社会レベルでの意識操作兆し個人コピーから社会コピーへの拡張

7政治的応用政治家との接触広告技術国家的応用を意識快感・陶酔・罪悪感・野望広告魔術を政治的レベル理解国家イメージ操作の初期段階広告社会政治への拡張の始まり

8国家規模の魔術国家キャンペーンへの参加、広告統合快楽・陶酔・完全覚醒権力意識広告国家魔術、コピー呪文国民意識統一国家神話化 タタルスキー国家規模の魔術師として覚醒

9虚構現実の融合キャンペーン完成、広告現実を超える快楽絶頂覚醒権力感・倫理昇華虚構現実支配社会全体が操作され、虚構現実クライマックス前、広告魔術の極点

10 最終覚醒国家規模広告完成、虚構現実統合 完全覚醒・陶酔・絶対権力言葉イメージ現実創造国家社会歴史レベル操作完了クライマックス、タタルスキー虚構支配者として完成

🔹 まとめポイント

1.心理の変化

• 無力な詩人コピーライターとして快感国家規模の操作者として覚醒

2.広告魔術の進化

個人消費 →社会影響 →国家規模のイメージ操作虚構現実統合

3.社会国家への影響

個人の購買意欲 →社会行動 →国民意識統一国家神話

4.物語の核

広告、消費、言語権力神話が不可分であることを象徴的に描く

• タタルスキー現代社会における「詩人魔術師」の象徴

Permalink |記事への反応(3) | 10:01

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anond:20251207095835

🟥 第10章:タタルスキー虚構支配者としての完成

10章は、『ジェネレーションP』のクライマックスおよび結末 であり、

タタルスキー広告魔術師として完全に覚醒し、

虚構現実言語権力境界が溶ける最終形態を描く章です。

ここで物語テーマである 「消費・広告権力神話相互作用」 が完結します。

◆ 1.広告魔術の究極実践

タタルスキーは、広告を通じて国家規模の神話を完全に操作 する段階に到達します。

コピー映像は、個人の購買意欲だけでなく、国民全体の意識作用

メディア、街頭広告テレビSNS…すべてが統合された巨大キャンペーン

虚構現実より強い影響力を持ち、国民意識せずに操作される

現実を信じる必要はない。虚構こそが現実だ。」

ここでタタルスキーは、広告魔術師としての力を完全に自覚する。

◆ 2. タタルスキー心理的完成

最終章では、彼の心理描写象徴的に描かれる。

1.絶対的快楽

言葉イメージ世界を動かす陶酔

個人の消費から国家意識まで支配する快感

2. 罪悪感の昇華

操作倫理的問題はもはや快感権力の前に消失

• 「操作危険だが、力は放棄できない」と悟る

3. 完全覚醒

自分現実を“デザインする神話創造者”である認識

個人社会国家歴史レベルまで思考と行動を操れる存在

タタルスキーはもはや個人ではなく、虚構現実統合体として描かれる。

◆ 3.消費者社会国家の完全統

広告魔術が全レベル作用する描写

1.個人レベル

消費者商品イメージ幻想無意識に信じる

2.社会レベル

• 街頭広告テレビメディア国民価値観や行動を統一

3.国家レベル

国家イメージ神話化され、国民意識操作される

虚構現実支配する状態が完成

ペレーヴィンはここで、広告現代社会宗教・魔術であること を最終的に象徴化する。

◆ 4. タタルスキー象徴覚醒

この章の核心は、タタルスキー自身存在象徴化 です。

言葉イメージの力で現実を作る存在

広告儀式コピー呪文国家神話

個人意識はもちろん、歴史文化さえも操作可能

「私は現実を語る者であり、虚構現実にする者だ。」

彼の覚醒は、個人成功物語ではなく、

現代文明イメージ操作権力構造寓話 として提示される。

◆ 5. 終章としての意味

10章は、物語テーマを総括します。

項目 内容

主要イベント国家規模の広告キャンペーン完成、虚構現実が融合

象徴広告=魔術/コピー呪文ブランド神話/タタルスキー虚構支配

心理快楽・陶酔・罪悪感の昇華・完全覚醒絶対権力

物語役割 タタルスキー広告魔術師として完成し、物語主題(消費・権力神話)を最高潮体現する章

◆ 6.結論意味

広告権力関係性:広告は単なる商業ツールではなく、社会国家を動かす魔術

個人社会関係性:個人操作されるが、魔術師(タタルスキー)は現実デザインできる

現代社会寓話:消費、イメージ権力神話が不可分の関係にあることを示す

タタルスキーは、個人としては虚構に操られる側でもあるが、同時に虚構現実化する側でもある、

現代社会における「詩人魔術師」の究極像 として描かれています

10章は、

虚構現実広告権力個人国家境界が完全に溶けるクライマックス章 です。

ジェネレーションP』全体の哲学的テーマを最も象徴的に提示し、物語を締めくくります

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anond:20251207095759


🟥 第9章:タタルスキー虚構現実の完全融合

第9章は、タタルスキー広告魔術の力を最大限に発揮し、国家規模で現実を“再構築”する段階 です。

ここで、物語テーマである言語イメージ権力の融合 が極点に達します。

タタルスキーはもはや単なるコピーライターではなく、

社会認知のもの操作する存在 となります

◆ 1.国家キャンペーンの完成

タタルスキーは、広告代理店と国家関係者の共同プロジェクト遂行

対象国民全体

目的国民意識の統一ブランド化(=国家イメージ神話化)

言葉映像シンボル・色彩・リズムが完全に統合される

彼のコピーは単なる文章ではなく、**人々の思考感情に直接作用する“呪文”**として機能する。

◆ 2.虚構現実になる瞬間

第9章の核心は、広告虚構現実境界消失する描写 です。

• 街頭広告テレビSNS新聞…すべてが統合され、国民無意識イメージを受容

• 実際の現実よりも、広告提示する虚構の方が強い影響力を持つ

• 人々は気づかぬうちに操作され、国家神話を信じ始める

タタルスキーはこの瞬間、自分現実創造していることを実感する。

◆ 3. タタルスキー心理的頂点

タタルスキー心理的にも絶頂に達します。

1.快楽と陶酔

言葉イメージ社会全体を動かす快感

コピー一行で人々の思考や行動を変えられる実感

2. 罪悪感の昇華

• もはや罪悪感すら力の一部となる

操作危険でも、快感と達成感が倫理を超える

3.覚醒の完成

自分現実を“デザイン”できる存在

個人消費から社会国家さらには歴史まで操作可能

「オレの言葉世界のものだ。」

ここでタタルスキー広告魔術師としての最終形態に到達 する。

◆ 4.社会政治個人統合

第9章では、タタルスキーの魔術が三重レベル作用します。

1.個人レベル

消費者商品イメージ無意識に信じる

2.社会レベル

• 街頭広告メディア国民価値観や行動が統一される

3.国家レベル

国家イメージ神話化され、国民意識が操作される

虚構現実支配する状態が完成

◆ 5. 第9章の象徴的整理

項目 内容

主要イベント国家キャンペーン完成、虚構現実

象徴広告現代魔術/コピー呪文国家神話

心理快楽・陶酔・罪悪感・覚醒絶対権力

物語役割 タタルスキー広告魔術の究極的成果を実感し、虚構現実の融合を達成する章

第9章は、

タタルスキー広告魔術の頂点に到達し、虚構現実境界を完全に溶かすクライマックス手前の章

です。

ここで物語は、広告権力言語神話のすべてが一体となる瞬間を描き、

最終章への布石を打ちます

Permalink |記事への反応(1) | 09:58

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