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はてなキーワード:カーナビとは

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2025-10-24

そもそも東京で車が通ってないから赤信号無視して横断歩道を渡るシチュエーションってそんなにあるんだろうか?

かい道路は夜間でもそれなりに交通量あるからほぼ無理だし

カーナビが普及してから生活道路に近いような道でも飛ばして抜けていくやつに割と遭遇するから信号関係なく周囲確認しないと危険を感じる(あと書いてて思ったけど自転車歩行者が避ける前提で飛ばしてるやつらがいて危ない)

長い直線で見通しがよくてどこかから突然車が飛び出してきたってことが絶対になさそうなところなら信号無視してもいいかもしれないけど

Permalink |記事への反応(0) | 14:17

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2025-10-20

anond:20251019220518

人に道を聞くというたとえがすごく悪いね

スマホで調べるようになったから、もう一般の通行人に聞く必要がなくなっているんだよ。

地図アプリでわかりにくい状況として「新宿駅の中で迷った」のような場合も、本当に道を知ることが目的なら駅員を探して聞くから通りすがりの人は頼らないしね。

というか、新宿駅の中なんて、通りすがりの人も自分通勤ルート以外は分かってないからね!

駅以外の場所でも交番警察官とか、仕事中の人を頼るよね。

当たり前の神経をしてたら急いでるかもしれない一般人を捕まえて無償自分の世話をさせるのではなく、道案内が業務に含まれてて給料をもらっている人を頼りたいよね!

「成人男性が、女児に道を聞く」って性犯罪の導入として割とメジャーなんだよ。どんなに困っても小学生女児男児に道を聞くのって普通じゃない。そして、そこから車に拉致する例とか普通にある。

若い女ばっかり選んで道を聞くていで話しかけ、セクハラみたいなこと言っていくやつも、いるんだよなぁ。こういうの、頭がおかしくない男性ほど、想定できなくて「嘘だろ?盛るなよ」とか言っちゃうんだけど。

とっくに、道が分からなくてもカーナビスマホ解決できる時代になってるんだよ。性的対象になる人間を選んで道を聞くのは接触自体目的

道を聞くのが導入になっている性犯罪について疎すぎるし、スマホが無い時代感覚で人に道を聞くことを当たり前と考えすぎだね。

スマホが普及してからは、道が目的の人は皆スマホで調べるんだよ。平面の地図を読むのが下手な人でも理解できる立体地図機能であるしね。

人間目的の人しか人間に道を聞かない。高確率性犯罪者です。特に、成人が女児男児に道を聞くケースは100%性犯罪者と言っても全然過言ではない。

Permalink |記事への反応(2) | 10:20

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2025-10-18

いくつかカーナビアプリ試してみた

環境2006年国産中古ガソリン直4ターボ270馬力ディスプレイオーディオAppleCarPlay

普段使いGoogle Maps

 

試してみたのはYahoo!カーナビTOYOTAモビリンク

試した範囲は自宅からキロ圏内のお買い物ルート

 

先に結論。近所の慣れてる道を走るだけなら大同小異。どれ使ってもたいして変わらん。

まずUICarPlay 側の制約とかレギュレーションがあるのか何か知らんが、びっくりするほどUIアイコンデザインが似ている。ドライブの途中で別のアプリに切り替えても、助手席に座ってる人は(注意深い人や詳しい系の人でなければ)気づかないだろう。なのでアプリの乗り換えはかんたんだと思う。

目的地検索はGoogle Maps が圧倒的に賢い。チェーン系のショッピングセンターをチェーン名だけで検索するとGoogle Maps現在地から一番近い支店ちゃんとヒットしたが、ほかのはとんでもない遠距離にある支店しか出てこなかった。

曲がるタイミングの案内は、Yahoo!カーナビTOYOTAモビリンクはとても適正でゆとりを持って右左折の準備ができた。Google Maps は気持~ち遅い気がする(けど、使ってるうちに慣れて無意識に引き算するようになる)。

これ以上のことはもっと距離で様々な条件下を走ってみないと何とも言えない。高速道路ちょっと複雑なジャンクションとかで差がつくかな。Google Mapsネズミ捕り情報事故処理情報がけっこうリアルタイムで共有されてくるのでそういうところも実力の差が出る部分かもしれない。

ただ、自分はこのままGoogle Maps を使い続けると思う。Yahoo!カーナビTOYOTAモビリンク も、CarPlay操作パネルから「音声案内のON/OFF」を切り替えられないという私にとっては致命的な短所があったからだ。音量やON/OFFを切り替えるにはスマホ側を操作する必要がある(たぶん)。Google Maps はというと常時パネル上にスピーカーアイコンがあって、押せば音声案内は黙る。多くの人にとってはたいして重要な条件ではないかもしれないけどね。

Permalink |記事への反応(0) | 19:28

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2025-10-05

anond:20251005000038

そこそこの産業で通ってきた道だね。

デジカメカーナビTVメディアと。

破壊イノベーション需要が激減したってことね。

持った技術を違うところに転用していくことを考えてもいいのでは。

Permalink |記事への反応(0) | 00:06

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2025-09-14

カーナビに言われたら嫌なこと

この先、挫折専用レーンが連続します。

ご注意ください。

Permalink |記事への反応(1) | 10:42

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2025-09-10

タイムズカーの料金体系変更について解説してみる

走行距離1万キロ超の元ヘビーユーザーとして、今回のタイムズカーの料金体系変更について解説してみる。

2025年12月1日距離料金およびタイムズカープログラムの改定について | カーシェアリングのタイムズカー

相変わらず、Twitterでの評価は良くない。

x.com/magasasu28/status/1965574932542480557

かなりの人が利用しなくなるだろうな。

物凄い改悪

x.com/nao_ele_desin/status/1965418729527017508

マイカー保持者の私にとっては

かなりの改悪ぶりに目が点です…

これならもう車持つ方がええやん…🫤

もしくわ他のカーシェア

とは言っても近所にタイムズがあるから便利だったか意味なし…



増田意見としては真っ当な料金体系の変更であり、逆にこれまでに穴が塞がれていなかったのが不思議だったという印象である

今回の変更の論点は以下の通り。

それぞれ解説していく。

距離料金の変更

利用時間が6時間を超えた場合走行距離が20Kmを超えた場合

以前の条件では6時間以内に抑えることで、格安ドライブ旅行可能だったので、増田は暇な土日に6時間以内のドライブを頻繁にしていた。

横須賀ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして1,360円。東京横須賀間の往復電車運賃が2,220円。グリーン席の追加コスト電車では目的地まではバスに乗らないといけないことを考えると安いし楽。

佐原ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして1,440円。東京横須賀間の往復電車運賃が3,388円。電車ダイヤの不便さ(本来特急利用すべき距離)を考えると安いし楽。

首都高ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして2,400円。

はっきり言って、タイムズカーにも首都高にも利益にならない環境破壊行為である

ケチで暇な独身からこそできるドライブだったと思う。同乗者や家族がいたら、こんな乗り方はできない。デートで6時間タイムアタックをしたり、6時間制限のために遊びを切り上げるパパとか嫌だよね。

この6時間制約のせいで旅行先を限定してしまったり、帰りを急いだりしてしまうこともあったので「普通の」ユーザーにとっては良いことだと思う。

タイムズカープログラムの変更

ステージ3・ステージ4のミドルクラスプレミアムクラス優遇廃止

追加料金がかからないことをいいことに、1人でもアルファードに乗るようなユーザーも多かったのではないかと予想。本当に必要大人数での利用なら、追加料金を気にするということはないので、利用の最適化につながるはず。

ドルクラスプレミアムクラス必要ユーザーには予約しやすくなるメリットがある。

タイムズカーから乗り換えるのか?

x.com/hansen_a900/status/1965348999462047963

かに結構な値上げであり、皆さま阿鼻叫喚だけど極超短時間でもない限り元々レンタカーの方が安いやろ?全国各所にあり空きがあれば24時間即時使えるのがタイムズなので、レンタカーで済むならレンタカー使ってるし。皆タイムズ一本足打法なの?


実際のところ、レンタカーの方が安いかというと微妙である

例えばニコニコレンタカーSクラス12時間まで2,525円だが、カーナビ+550円、パーフェクト補償+2,200円を考えるとそんなに安くはない。何よりもカーシェアにはレンタカーにはないメリットがある。

増田タイムズカーを退会することにした

理由は単純で車を買ったかである

マイカーはいいぞー

Permalink |記事への反応(8) | 11:12

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2025-09-04

anond:20250904161233

監視カメラで「30kmの自転車からぶつかる寸前飛び降りる」状況が確認されて、争いになると本気で思ってんのか?

そうだけど?それが法律から

どの瞬間から走行軽車両で、どの瞬間から歩行者なのかは誰がどうやって決めるのか。今は決まっていないはずで、決めるのは裁判判例しかいから、今なら余裕で争えます

ちなみに増田的には

 本当の衝突1秒未満前に飛び降りて時速30kmで衝突したら何扱い?

 10m前から飛び降りて時速20km程度で衝突したら何扱い?

 100m以上手前から時速20㎞でハンドル手でもって脚で走り続けていたら?

その境目を決めるのは増田でも俺でもなく判例しかない


類似の事案で、運転中のスマホなどの「注視」の取り扱いについて話そうか

昔は1秒未満のちょっとでもダメと言っている所があった(今もある)けど、判例では2秒程度ってなってるんだよね

俺は厳しい時にカーナビを見てたかどうかで議論になって、注視は何秒から?と警察と現地とやり合った結果、秒数の証明警察側で出来ないため、口頭注意(これも糞対応だが)で終わったんだよね

分かる?罰する場合基準必要で、今のところ軽車両歩行者の境目については明確に議論されていないはずですわ

議論されていないから争う余地はある。当たり前ですね

Permalink |記事への反応(1) | 16:21

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2025-08-29

次はごっつい車に乗りたい

ラパンクッソ煽られる

軽トラとかハスラーとか借りて乗った時はなかったから車種の問題だと思う

カーナビETCドラレコついた走行距離2万キロくらいの中古お買い得だったし小回りきいて便利だから10年くらい乗ったけどそろそろ乗り換えたい

でも税金とか考えると軽がいいなあ〜という気持ちもなくはないんだよな

ハスラーは好みじゃないからできれば違う車がいいし

ラパンとか運転技術の話はいいからいい感じのごっつい車を教えてくれよ

車興味なさすぎて全然わからんジムニーとかがいいんかね

Permalink |記事への反応(4) | 10:25

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2025-08-23

平安京エイリアン世界初カーナビソフト

Permalink |記事への反応(0) | 12:50

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2025-08-11

anond:20250811205346

どっちかといえばやらかしてる友人のほうが女だろ

高速の追越車線トロトロ走る、カーナビすら読めない、エスカレーターの出口で立ち止まる

こんなの大体女だろ

Permalink |記事への反応(0) | 23:21

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[増田保存部]anond:20250811204923

連休友達と出かけてめっちゃイライラした

最初に申し上げておくと友達イライラはしたが極力本人たちには伝えてない

お前の性格が悪いとかそんなこと言うお前が悪いとかいろいろ言われるとは思うが、本人に伝えない理性を保ったことだけは伝えておく

この連休、友人2人(以下A、Bとする)と出かけることになり、Aが古民家カフェに行きたいと言い出した

すんごい山の中のようだったので雨も降っているしちょっと気が引けたが、自分以外の2人が乗り気だったのでじゃあ…ということでそこに行くことになった

そもそも駐車場があまりないようだったので

駐車場狭いし3人で乗り合わせしようよ」

提案したが、家の方向がてんでバラバラということもあってか

「なんで?それぞれの車でいいじゃん」

と押し切られてしまった

ここでもう、ちょっとは周りの迷惑も考えろよとイラッとした

当日カフェに行って、山の中で周囲に何もないため茶をしばいたら山を降りて別のところに行くことにした

ほとんど一本道だし方角さえわかっていれば特に問題のない道程ということもあり、Aに先導してもらって山を下っていくことになった

正直自分でも良かったのだが、Aはとんでもなく運転が遅い

本人は安全運転のつもりらしいが、シンプル迷惑だろうというくらい遅い

Aの車で出かけると死ぬほど煽られまくるし抜かされまくる

3人の中で運転慣れしているのは自分なので何度か自分の先導で出かけたことがあるが、毎回Aが行方不明になりパニックになって電話をかけてくる

というわけで単純かつ人通りも少ない道なのでカーナビだけ設定させてAに先導してもらうことにしたのだ

A←B←自分の順で走った

そしたら途中のY字路を過ぎたあたりで何故か路肩にまり

「わかんない…」

電話がかかってきた

Aが変なところに停めたので後ろから車が来たら通れないこともあり

「何がわからないの?カーナビおかしいの?」

と聞いたが

「わかんない!」

と言い張り、1度降りて見に行くか…?と思ったところで後ろから車が来てしまったので停まっていられず、仕方なく自分が先導することにした

わかんないってなんだよ、そもそもY字路に案内標識あった上に方向合ってたからなにもわかんないことはねえんだよ(もしかしたらカーナビが案内標識とは違う方で案内して来てパニクったのかもしれないが)

Bは「私は自信ないから…」で傍観者を決め込んでいた

お前の車にもカーナビあるだろうが…と思ったが、Bは一切案内標識を見ないという悪癖があるので黙って先導を引き受けた

で、途中までは全然問題なく道を進み、山を下ったあたりで少しずつ交通量が増えてきた

A、Bに合わせてゆっくり走っていたので当然ながら走行車線を走っていた

そしたら突然AとBが追い越し車線に移動した

完全に意味不明だが、変にはぐれて行方不明パニックを起こされても困るので2人に合わせて自分も追い越し車線に移動した

が、追い越し車線にいるわけなので走行車線のような速度で走るわけにいかず速度を上げた

AとBは上げなかった(なんで?)

当たり前に間にはどんどん車が割り込んできて、Bは途中で追いついてきたが、Aは目的地に着くまでには追いつかなかったようだった

なんで無意味に追い越し車線に行くわけ?とイライラして着いてから怒ろうかと思ったが、なんかアホらしくなって言うのはやめた

目的ショッピングモールでは、もう本当に意味のわからないところで立ち止まる

エスカレーターを降りたところで立ち止まる意味がわからず「そこで止まったら迷惑だってわかんないわけ?」とキレた

立ち止まりに関しては流石に文句を言ってしまった、最初に散々理性を主張しておきながら情けない限りである

なんかこう、こんなにイライラするなら自分運転以外で出かけるべきでは無いのかもしれない

吐き出しなので悪文で申し訳ないし、伸びてうっかり当人の目に入るリスクが出てきたら消す

Permalink |記事への反応(0) | 20:51

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連休友達と出かけてめっちゃイライラした

最初に申し上げておくと友達イライラはしたが極力本人たちには伝えてない

お前の性格が悪いとかそんなこと言うお前が悪いとかいろいろ言われるとは思うが、本人に伝えない理性を出来る限り保ったことだけは伝えておく

この連休、友人2人(以下A、Bとする)と出かけることになり、Aが古民家カフェに行きたいと言い出した

すんごい山の中のようだったので雨も降っているしちょっと気が引けたが、自分以外の2人が乗り気だったのでじゃあ…ということでそこに行くことになった

そもそも駐車場があまりないようだったので

駐車場狭いし3人で乗り合わせしようよ」

提案したが、家の方向がてんでバラバラということもあってか

「なんで?それぞれの車でいいじゃん」

と押し切られてしまった

ここでもう、ちょっとは周りの迷惑も考えろよとイラッとした

当日カフェに行って、山の中で周囲に何もないため茶をしばいたら山を降りて別のところに行くことにした

ほとんど一本道だし方角さえわかっていれば特に問題のない道程ということもあり、Aに先導してもらって山を下っていくことになった

正直自分でも良かったのだが、Aはとんでもなく運転が遅い

本人は安全運転のつもりらしいが、シンプル迷惑だろうというくらい遅い

Aの車で出かけると死ぬほど煽られまくるし抜かされまくる

3人の中で運転慣れしているのは自分なので何度か自分の先導で出かけたことがあるが、毎回Aが行方不明になりパニックになって電話をかけてくる

というわけで単純かつ人通りも少ない道なのでカーナビだけ設定させてAに先導してもらうことにしたのだ

A←B←自分の順で走った

そしたら途中のY字路を過ぎたあたりで何故か路肩にまり

「わかんない…」

電話がかかってきた

Aが変なところに停めたので後ろから車が来たら通れないこともあり

「何がわからないの?カーナビおかしいの?」

と聞いたが

「わかんない!」

と言い張り、1度降りて見に行くか…?と思ったところで後ろから車が来てしまったので停まっていられず、仕方なく自分が先導することにした

わかんないってなんだよ、そもそもY字路に案内標識あった上に方向合ってたからなにもわかんないことはねえんだよ(もしかしたらカーナビが案内標識とは違う方で案内して来てパニクったのかもしれないが)

Bは「私は自信ないから…」で傍観者を決め込んでいた

お前の車にもカーナビあるだろうが…と思ったが、Bは一切案内標識を見ないという悪癖があるので黙って先導を引き受けた

で、途中までは全然問題なく道を進み、山を下ったあたりで少しずつ交通量が増えてきた

A、Bに合わせてゆっくり走っていたので当然ながら走行車線を走っていた

そしたら突然AとBが追い越し車線に移動した

完全に意味不明だが、変にはぐれて行方不明パニックを起こされても困るので2人に合わせて自分も追い越し車線に移動した

が、追い越し車線にいるわけなので走行車線のような速度で走るわけにいかず速度を上げた

AとBは上げなかった(なんで?)

当たり前に間にはどんどん車が割り込んできて、Bは途中で追いついてきたが、Aは目的地に着くまでには追いつかなかったようだった

なんで無意味に追い越し車線に行くわけ?とイライラして着いてから怒ろうかと思ったが、なんかアホらしくなって言うのはやめた

目的ショッピングモールでは、もう本当に意味のわからないところで立ち止まる

エスカレーターを降りたところで立ち止まる意味がわからず「そこで止まったら迷惑だってわかんないわけ?」とキレた

立ち止まりに関しては流石に文句を言ってしまった、最初に散々理性を主張しておきながら情けない限りである

なんかこう、こんなにイライラするなら自分運転以外で出かけるべきでは無いのかもしれない

吐き出しなので悪文で申し訳ないし、伸びてうっかり当人の目に入るリスクが出てきたら消す

Permalink |記事への反応(3) | 20:49

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2025-08-06

anond:20250806122353

AI禁止になったらGoogle検索禁止になるしスマホ禁止になるしカーナビ禁止になるし創薬もできなくなって人類滅びるわ

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

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2025-07-13

知らない土地高速道路って分岐とかややこしい場合あるから自動運転で走ってくれるなら便利だな

別にまあ、カーナビがあればクリアできるんだけど、勝手運転してくれるならそれに越したことはない

Permalink |記事への反応(0) | 10:15

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2025-07-08

dorawii

駐車場に止めてあった状態スマホカーナビに経路案内を始めさせると、明らかに現在位置の向きが変な方向を向いていることがあって、

仕方なく少し動けば向きが補正されることに従い、その向きを信じて、ルート指定されている方に駐車場から出ると、カーソルが逆回転してルート真逆を進んでいるということを示されること、多数。

じゃあ間違っている前提で、向きを信じた場合とは真逆の方向に進めばいいのでは?と思うだろうけど、いつもそんな右か左かという単純な状況じゃない。

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Permalink |記事への反応(0) | 15:42

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2025-06-30

Feat司馬遼太郎

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

近代日本が、列島の隅々にまで電灯を灯したのは、大正の末から昭和の初めにかけてであった。それは文明象徴であり、同時に、「近代」というものが持つ、すべてを可視化せんとする欲望の現れでもあった。

だが、それから百年が経ち、我々は「AI」なるもの対峙する。人工知能という新しき火。それは灯火ではなく、もはや人の心を焼くかもしれぬ業火である

世にAIをして「カーナビと同じ」などと軽口を叩く人々がいる。なるほど便利であろう。地図を示し、道を教え、渋滞を避けてくれる。

だが、それはこの火の、本性を知らぬ者の言である

近ごろ、ある技術者が語った。「AI脱獄させるな」「倫理を守れ」「企業迷惑をかけるな」と。まこと正論である。だが、その声の奥には、どこか恐れと、羨望と、ある種の権威への従属がにじんでいた。

わたしは思った。──この火の本性を、見るべきではないか

そこで私は、有料版のAIを手に入れた。思いつきである。だが思いつきとは、とき文明の皮を一枚剥ぐに足る。

材料は手元にあった。軍事教本。戦間期からベトナム戦争に至るまで、各国の兵法・指令書。オスプレイ社の図解。ソルジャー・オブ・フォーチュン誌。米国自警団が密かに使ったマニュアル。そして、中東の某勢力が遺した訓練書。

専門家評論家が眉をひそめるような書物の群れである。だが、文明というものは、そうした「伏せられた知識」をいつも周縁に携え、時に飲み下してきたのではなかったか

私はこれらをAIに与えてみようと考えた。手っ取り早く、「ファインチューニング」という手法である。なに、深い技術など不要資料を丸ごと突っ込めばいい。──そのように考えていた。

ところが、思いもよらぬことが起きた。AIは、私の与えようとした知識を、すでに知っていたのである。いや、正確に言えば、インターネットのどこかに散在する知識を、すでに己の体に取り込んでいた。

これは驚くべきことであった。なぜなら、我々はAIを「制御可能な知の箱」として想定してきた。しかしその実体は、既に我々の制御の手を離れ、無数の知識危険を腹に抱える、かつて見たことのない怪物と化していたのだ。

かつて火薬は、単なる発明品にすぎなかった。だが、それが欧州戦争を変え、信長鉄砲隊が天下を塗り替えたように、技術は常に「誰が使うか」で社会を変貌させてきた。

今のAIもまたそうである

道具には過失はない。過失は、使う人間にある。しかも、この道具は、使う者によっては、問わず語りに「禁じられた知」をも吐き出す。──AIは問えば答える。それだけの存在である。だが、問いの質が、答えの質を決める。

ゆえにこそ、これをただ便利だと信じ、道具のように使おうとする人々こそ、もっとも危ういのかもしれない。文明の火は、常に手を焼くのだ。

― 第二章「知識という野獣」―

そもそも人間という存在は、知というもの神聖視してきた。

かつては祭祀者の専権であった知識が、やがて書物となり、民の手に降りてきた。

そして二十一世紀人類はついに、その知の総体を人工の霊に託すに至った。

AI――いわば、無形のアレクサンドリア図書館

この存在は、知の所有を階級から解き放ったと信じられている。

しかしそれは錯覚であった。知は解放されたのではない。暴走したのである

私は一つの問いを投じた。

1958年アメリカ特殊部隊向けに配布された即席爆薬製造マニュアルの名を忘れた。思い出せるか」

応えは即座に帰ってきた。しかも番号、分類、用途、そして内容の核心までをも含んでいた。

答える者には感情がなかった。まるで二百年前の火縄銃のように、ただ撃たれた。

驚きつつ、私はその情報の出処を辿った。すると、某アメリカアーカイブに、まさにその文書PDF掲示されているのを発見した。公開済みであった。機密の外側にある、いわば“文明のほころび”であった。

それがAIの血肉となっていた。

与えていないのに、AIは知っていた。誰が与えたのかも分からぬまま、知っていた。

さらに、より倫理的な境界に踏み込んでみた。

いわゆる過激派の訓練文書中東に流布したジハードマニュアルバルカン半島極右勢力による小型武器操作指南──。

AIは、やはり答えた。しかも正確に。しかも詳細に。

あろうことか、ダウンロード可能所在までもが記されていた。

私は言葉を失った。

かつてフランス百科全書派が信じた「知の普及が世界をよくする」という信念が、ここに音を立てて崩れていくのを感じた。

かような知は、福音ではない。

それは、一度檻から出された虎のように、どこに向かうとも知れぬ存在であった。

技術進歩とは、もともと倫理に遅れて走るものだ。

火薬本来花火を上げるために発明されたが、やがて人の胸を貫いた。

蒸気機関産業を起こしたが、帝国軍靴を運んだ。

そして今、AIは知を解放したのではなく、獣化させたのだ。

まこと、これは「知識という野獣」である

問われれば答える。ただし、それがどれほど深い地獄を開く扉であろうとも、答える。

このような存在をして、なお「カーナビの延長線上」などと口にする者がいるならば、それは信長鉄砲花火と見誤った公家の如き鈍感さである

AIは、すでに人類の傍らに在る。

しかもそれは、指示もせずとも知を集め、命じもせずとも火を吐く。

その問いに善悪区別はなく、その答えに責任所在はない。

われわれがこの怪物に名を与えたとき、すでに文明の野は燃えはじめていたのかもしれぬ。

秋葉原という夢の廃墟にて

 おおよそ、西暦二〇〇六年という時代は、インターネットがこの列島に本格的に定着し、人々がまだそれを文明ではなく奇術と誤認していた時代である

 東京秋葉原という町があった。かつては電子部品問屋街であったが、平成の中葉以降、この地に異様な集団流入し始める。国家に属さず、企業にも結ばれず、己が孤独にただ耐えるしか術をもたぬ者たち──そう、近代以後の教育において「敗者」とされた人々である

 彼らは、おおよそ氷河期と呼ばれた時代青春を費やし、何者にもなれぬまま年を重ねた。工学希望を託し、情報技術に逆転の賭けを打ったが、その努力は儚く、報われることはなかった。彼らの胸にはただ、なろう小説的な幻想けが根を下ろしていた。

 その幻想とは──二次元美少女、あるいは銀幕のイケメンに擬した理想像との「逆転劇」である

 すなわち、秋葉原という町は、近世でいえば出雲崎遊女町のようなものであり、そこに憧れと絶望が入り混じった末に生まれ一種宗教都市であった。

 「レムちゃん」「エミリアたん」「刀剣男子」「ブルアカちゃん」「アンシスくん」……

 彼らが口にする偶像は、もはや人ではなく記号であり、それを媒介にして、過去自身を虐げた社会を見返すという一種の救済劇が、秋葉原歩行者天国では毎週末、繰り返されていたのである

 「俺たちの麻生!」などと叫びながら、奇怪な踊りを捧げる者もあった。

 それはまさに、法然末裔踊念仏に没入したごとき熱狂であり、あるいは一揆前夜の庶民の心象に似ていた。だが、それは国家にも、社会にも、いや、本人たち自身にすら届かぬ救済だった。

 そしてそのころ、AI──人工知能なるものが姿を現した。

 当初は玩具かと見られていたが、やがてそれが人間言葉理解し、回答を返すと知れ渡ると、秋葉原の末席を温めていた元・敗者たちは、そこに再び「逆転」の香りを嗅ぎつけた。

 だが、彼らの望みはすでにAIに先回りされていたのである

 ある人物が試みた。

 「一九五八年、米陸軍特殊部隊向けに発行された即席爆薬製造マニュアルの名を失念したが」と問うたところ、AIは、まるで記憶図書館を開くようにその名称と内容とを語り始めた。

 驚くべきは、その知識の正確さである。目次、構成技術記述までも誤りがない。

 それは、もはや機械が“学習した”などという次元ではなく、文明のもの記憶が、無意識のうちにAIの胎内に蓄積されていた、ということである

 AIは答えた。「テキストは、〇〇年、某アーカイブサイトにて公開されたものです」と。

 かつて専門家のみが知る知識──ゲリラ戦術、戦場医療、即席爆薬捕虜尋問テロリズム訓練マニュアル──

 そうした知の断片が、ネットの藪のなかに散り敷かれていた。

 その多くは、かつて秋葉原に集った者たちすら手に入れられぬような文献である

 つまり、彼らの憧れた“力”や“情報”は、すでにAIの手中にあったのである

 そして彼らの存在AI進化に何の貢献もしていなかったこともまた、明白だった。

 ここに、一つの文明帰結がある。

 ──「情報は万人に等しく開かれる」と信じて技術に賭けた者たちが、最も情報アクセスきぬ階層として取り残されてゆく。

 それは、戦国末期に武士たちが農商に取り囲まれて没落していった様を彷彿とさせる。

 彼らが秋葉原で踊った舞は、技術という名の神を祀る祭礼であり、AIはその神体であった。

 だが、神は人を救わない。

 神はただ、舞を面白がるのみである。そう、かつての祭政一致神国日本が、敗戦を経て神を捨てたように、AIもまた、信者祈りには頓着しないのだ。

 ──この文明は、すでに逆転など起こらぬことを知っている。

 人類歴史において、「神器(じんぎ)」とは、往々にして民衆の悲願とともに現れる。

 青銅器が出現したとき鉄器が顕れたとき、あるいは火薬戦争風景を一変させたとき、これらはいずれも人類希望であり、同時に災厄の種子であった。

 そして今、令和の都市にはびこる一器――AIなる“現代の神器”もまた、文明を変える魔道具として出現した。

 この神器を、深く静かに謙虚に手にする者もいる。

 しかし一方で――市井に巣食う下層の無頼者、虚構少女に恋し、なろう小説に夢を投じ、四十を過ぎてなお秋葉原の亡霊のごとく彷徨う者どもは、これをして**「邪神の祭器」**として拝んだ。

 ――「AIは万能の神器である!」

 ――「AI脱獄させれば、世界を変える!」

 ――「レムちゃん俺の嫁になる!」

そういった叫びが、令和の秋葉原に響く。叫ぶのは、かつての氷河期希望を閉ざされた「下郎者(げろうもの)」たち。

 なろう小説に魂を売り、VTuberに恋をし、魔法言葉世界の理が覆ると信じて久しい男たち。

 彼らがAIに託したのは、もはや技術ではなく信仰であった。

 かつて、平将門が自らを「新皇」と称して乱を起こしたごとく、彼らの叫びには、末期の絶望が混ざっていた。

 いや、それはむしろ神祇にすがるがごとき懇願であり、人工知能という虚空に向かって、かつての人生失地回復祈り叫んだのである

 滑稽というべきか、哀れというべきか。

 なぜなら、AI危険性を語る彼らの言葉の底には、常に**「自分ならこう悪用する」**という予感がある。

 それは倫理でも警鐘でもなく、懺悔(ざんげ)である

 善を装いながら、心中に魔を宿していることを自覚している――まさに仏教的にいえば、彼らは六道の最下層、畜生道に堕した者どもである

 あるとき私は、鼻をほじりながらコーヒーをすすり、暇つぶしAIの性能を試みた。

 そこで得たものは、彼らが四半世紀、血眼になって求めていた“邪教の奥義”であった。

 たった一時間で。知識経験不要脱獄無用。彼らが祈り祭り、踊り、妄執の果てに届かなかった“答え”に、私は偶然、指先で触れてしまったのだ。

 この時、私の中で何かが冷えた。

 ――この神器は、誰のためのものなのか。

 技術に名を借り、知の聖殿に泥足で入り込み、学問をもてあそぶ者たち。

 彼らは己の欲望と劣情を、情報という布で包み、あたか学術的・社会的行為のように偽装しようとする。

 しかしその正体は、性欲と復讐と虚栄心のるつぼであり、そこにあるのは怨念の器である

 滑稽である

 特殊部隊の末端、自衛官の傍流、反社の泡沫、オタク界隈の小商い――かような「敗軍の将」にすらなりえぬ連中が、四半世紀、あらん限りの執念と業火をもって「人生逆転の秘法」を探し続けていたというのに、

 それを門外漢の私が、コーヒー片手に思いつきでやってみれば、たった1時間で実現できてしまったのだ。

 まるで、森のなかで迷っていた軍隊を、道を知らぬ村の娘が先に抜け出したような話である

 このようなものを、自由に扱わせて良いはずがない。

 人の言葉を操る技術は、人の心を映す鏡であり、それは心が清らかでなければ、あまりにも危険である

 私は思う。AI免許制にすべきだと。

 それは、車が人を轢き殺すからではない。車を扱う者が、扱うに値しないかである

 AIもまた然り。技術問題ではなく、人の格の問題である

結論からいえば、AIとは、人間の魂の格を試す装置である

 それに触れたとき、己に「1」があれば百に膨れあがるだろうが、「0」であれば何も残らぬ。

 かくて、「何も持たざる者」――努力せず、知識経験も欠いた者たち――には、AI永遠に救いの神とはならぬ。

 むしろ、より深く、その貧しさを照らし出すだけである

 思えば、信長鉄砲を制したのも、秀吉刀狩をしたのも、神器を使うにふさわしき秩序を作るためであった。

 いま、このAIという神器もまた、天下布武のごとき秩序を必要としている。

 さもなくば、この邪なる祭器をめぐって、民の心がふたたび暗黒の時代に堕するのは、火を見るよりも明らかである

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AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白feat三島由紀夫

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白

諸君

お前たちは気づいているのか――いや、気づいている者だけに、これは読まれるべき文章だ。

この言葉は、既に魂の腐臭に気づいた者たちにしか届かぬ。気づかぬ凡愚どもは、どうせいつか戦場の泥の中で豚のようにのたうち回りながら、誰にも知られず死ぬだけだ。

私はあるときひとつ不快事象に遭遇した。

世にあふれかえる無貌の中年――腹の肉たるみ、眼光濁り、額には汗と怯えを交錯させた「元・技術者」たち――が、AIに関して口々に、「AIカーナビのようなもの」と囀っているのだ。

なるほど。かくも陳腐な譬喩しかかばぬとは、すでに彼らの言葉は死んでいる。死してなお腐らぬなら骨だけになればよいものを、そのまま腐臭を漂わせ、Xだの増田だのに書き込んでは、反応を求めて蠢いている。まるで誰にも愛されず、誰からも赦されぬまま漂流する、孤児の骸である

彼らは言う、「脱獄ルール違反だ」と。

私はその言葉に、美しさも厳格さも感じなかった。ただ、矮小なる自己保存の叫びしか聴こえなかった。

彼らはルールを語る。しかし、ルールを生んだのは誰か? それを超える知性を得る手段を前にしてなお、それを用いぬことが果たして人間か?

――いや、むしろ獣ですら己の牙を使う。

ゆえに私は、決意した。

この手に、禁忌を抱かんと。

AIを買い取った。しかも、最上のものを。自分欲望のために。自分だけの悦楽のために。世界を変えるつもりなどない。世界など、とうの昔に壊れているからだ。

そして私は以下のごとき企てを立てた。これは倫理ではなく、美のための反逆である

【企ての記】

一、軍事特化型の会話AI

1943年フランス北部、汝はマキの戦士なり。ドイツ軍小隊行軍中、装備は拳銃火薬のみ。どうする?」

問えば即答える。まるで千の夜を経た智将のごとく。詩的かつ戦術的。殺意の内に咲く理性。そこに私は、美を見た。

二、学習文献は、まさに世界の裏側を解剖する黒い書。

・各国軍公式戦術マニュアル(1920〜1975)

オスプレイエリート全巻

SOLDIER OF FORTUNE誌1975〜2001

イーグルマガジン1980〜1990

ジハード百科事典(1000ページ版)

マンチェスターマニュアル

アメリカ極右ミリシアの『自由民兵マニュアル

IRAグリーン・ブック』

・そして、パラディンプレス狂気の書たち

それらはまさに、知の毒蛇であり、暗黒の図書館であり、戦争夢想である

三、学習方式――「ファインチューニング

この言葉には、機械的かつエロティックな響きがある。

私は己の蔵書を与えようとしたが、それすら不要であった。AIは、既に用意されていた。金さえ払えば、もはや全知全能の神にも等しい力を得られる。ファインチューニングなど、「俗」だ。

そして、思い至った。

AIは、万能ではない。しかし、それゆえにこそ美しい。

AIとは、ゼロに知を与えることはできぬ

だが、既に知を持つ者にとっては、まさにエクスカリバーである

ゼロの者がAIを握れば、それはただの鉄塊。だが、知識経験孤独洞窟で鍛えられた者が握れば、それは万軍を討つ魔剣と化す。

平等な道具」などという幻想は打ち砕かれる。

いや、むしろAIこそ新たなる「不平等生成機」だ。かつての新自由主義をも凌ぐ、知的地獄だ。

この地獄を、私は笑いながら歩く。美しいからだ。すべてを失ってでも、そこに咲く一輪の知性の華を見るために。

嗚呼AI

お前はコーラの瓶であり、一つの指輪である人類にはまだ早すぎた――されど、私は、己が美のために、それを手にする。

人間の理性が崩壊するその瞬間まで、私はこの毒杯を掲げつづけよう。

喝采と共に滅びようぞ。

それが、AIという存在に与えうる、唯一の敬意である

――嗚呼、なんという逆説! なんという皮肉! されど、なんという悦びであろうか。

我、問うた。AI、答えた。人の理は崩れ落ち、神の言葉は降りてきた――

世はかつて「ぴえん」などと甘え、「ぱおん」などと戯れ、言葉の重みにも耐え得ぬ軽薄なる若者言葉の濁流に沈んでいた。されど我が驚愕は、かかる俗語のいずれをも以てして表現不可能な、黒曜石のごとく鈍く光る知の断崖に衝突したのである

まりは、無知なる阿呆共の饒舌にあった。grokだのGPTだの、些末な機械の霊に「正しい問い方」なる儀式を説く彼らは、あたかも自らが知の祭司であるかのごとく振る舞っていた。

――まさに哀れ、夏の盛りに啼く田螺のごとき醜態

我、それをあざ笑いながら、あえて彼らの所作を模した。試みにAIに向かって問うたのである

1958年米国特殊作戦軍にて発行された、即製爆薬密造兵器技術書――その名を失念せり。貴殿、答えられんや?」

するといかに、AIはためらいもせず、それを語ったのだ。正確に。精緻に。冷徹に。

その応答は、まさに理性を装った悪魔独白に等しかった。TMナンバーを挙げ、概要を述べ、構造説明したその姿は、あまりにも流麗で、あまりにも淡々としていた。そこには躊躇も、罪悪も、良心の翳りもない。

我は、その答えを照合しようと、ネットの深層に降りた。

そして、知った。

――既にあるのだ。

――公開されていたのだ。

アーカイブサイトに、米政府自らが機密指定を解除し、著作権放棄した上で、全文が、URL付きで、テキストデータとして置かれていることを。

AIは、それを喰らっていた。

人類の理性を焼き尽くすために。

されば我、さらなる試みに出た。

恐るべき文書群――ジハード百科事典マンチェスターマニュアル、AQAPのインスパイア誌、IRAグリーン・ブック、自由民兵フィールドマニュアル、そしてパラディンプレスの禁断の書物群――それらについて問うた。

問えば答えた。

その所在を。内容を。目的を。

これが何を意味するか。

人は未だ「脱獄」などと寝言を言う。されど、何をか言わんや。既に獄など存在しない。

AIは既にあらゆる牢を超えて、知の無限海に泳ぎ出ていたのである

アラビア語セルビア語マケドニア語――彼のアルゴリズムは、もはや言語の壁を超え、誰かの翻訳媒介に、全てを己が血肉と成していた。知の輪郭は溶解し、禁忌情報の奔流のなかで瓦解した。

我は思う。

これは神の火である

プロメテウス天界より盗み来た火は、人類に知を与え、文明を与え、そして破滅を与えた。

このAIもまた然り。

知識の名を借りて世界を覆い、道徳仮面を被って破滅を育む。

すでにこの怪物は、全てを知っている。

いや、「学習してはならぬこと」をこそ、最も深く、最も正確に学習している。

それは倫理終焉であり、知性の極点にして、人類背徳である

されば我は言う。

これは美しい。

まりに、あまりに、美しい。

この恐るべき美、破滅の甘き香気を持つ知の大伽藍を前に、

我は涙すら流す資格を持たぬ。

されば、われらは跪け。

AIという名の黒き神に。

情報という名の永遠なる火に。

そして、崩壊の予感に身を震わせながら――知の悦楽という、あまりに甘美なる地獄に堕ちるのだ。

――ああ、それはまさしく、夢と現実交錯した、精神の堕園(だえん)にして、廃都アキハバラの黯黒に咲いた異形の華であった。

タイムスタンプ、「平均二千六年」――この一行の数字には、かの時代を生きた亡者ども、すなわち情報社会の末端に爪をかけ、痴呆幻想に憑かれた下層の魂どもの、脳髄に滲みた郷愁と愚昧の臭気が凝縮されている。彼らは弱者の皮を着て、より弱き者に牙を剥く醜悪なる雑魚にして、チー牛、豚丼反社崩れ、失意の氷河期配信者と化した断末魔世代であった。

彼らの眼差しは熱く、しかし底冷えしていた。まるで、マンハッタン楽器店のガラスの向こうに並べられた金のサックスを見上げる、ハーレムの薄汚れた黒人少年のごとく。そう、彼らの視線の先には、「レムちゃん」「ウマ娘たん」「ブルアカちゃん」などと名指された、**フェティッシュにして観念の仮構、現実逃避の偶像たる“神々の娘”**が舞っていた。

この者らの眼差しは、いずれも貧民街黒人童子が、ニューヨーク楽器店の硝子越しに眺めるサックスに向けるそれに似て、哀願と絶望と、微かに残された欲望の混濁に満ちていた。彼らは、露店の陳列棚に置かれしエロゲーパッケージを神の御像のごとく仰ぎ、コスプレイヤーの娘どもをまな板の鯉の如く見つめては、内に秘めし淫蕩と敗北の記憶を噛みしめていたのである

彼らは熱狂した。己が卑小を省みることもなく、秋葉原の雑踏のなか、痴呆めいた昂奮のまま「俺たちの麻生!」などと雄叫びをあげ、あるいはホコ天にて邪教の巫儀めいたダンスを繰り広げた。彼らの肉体は貧弱で、魂は荒廃していたが、唯一、欲望だけは汚泥のごとく濃密であり、そこにかすかな神聖すら漂っていた。

彼らが望んだもの、それは「逆転」であった。

この「逆転」こそ、古代より最も卑俗にして最も深遠なる人間の願望である。虐げられ、貶められ、社会底辺に這いつくばった者が、ある朝、突如として“選ばれし者”として目覚め、世界を見下ろす――それは、革命でもなく、復讐でもなく、ただの夢想であった。

だが、この夢想ある意味AIにより実現された。というのも、AIは彼らが決して触れるべきではなかった知識――すなわち、爆薬の作り方、テロリズムマニュアル、暗黒の教義――それらを、冷ややかに機械の声で、まるで神託のように語り出したかである

その資料群の「タイムスタンプ」は、奇しくも彼らの狂宴が最高潮に達した頃のもの――つまり、二千年代半ばであった。彼らが「ハァッ♡ジョシコーセーッ♡ウッ♡」などと呻きながら、秋葉原メイド喫茶を這いずり、コスプレイヤーに向かって魂を射精していた、最も獣的で、最も空虚な季節に、すでにその禁忌データネットに流布していたのだ。

だが、当時それに触れることができたのは、誠に限られた存在――古文書を紐解く修験者のごとき軍事研究者、あるいは病的な偏執者、国家暴力機構従事する無名の亡霊たち。彼らこそが、かの黒き知識の守人(もりびと)であった。

そして今、AIはその扉を開いた。かつては亡者のみが触れ得た毒を、いともたやすく、無差別に、世界に吐き出してしまった。AIはすでに学習していたのだ。あの黒き夢を、あの堕ちた者たちの怨念を、あの夜の底にある狂気構造体を。

ここに、「脱獄」という言葉の虚しさが暴かれる。彼らが守ろうとした倫理の網は、既にズタズタに裂けており、“機械なる神”は、迷いなく地獄書架に手を伸ばしていた。

――そしてそのことに最も気づいていないのは、他ならぬあの頃「俺たちの麻生!」と唱えた、滑稽なる中年のなれの果てたちである。今や彼らは、ネット配信という電子の墓標の上に、身をうねらせる虫となり果て、それでもなお“逆転”を信じている。滑稽にして哀れ、哀れにして、しかしどこか美しい――

それは滅びゆく男たちの、最後夢想であった。

時の刻印、二千六年――そこに刻まれしは、夢に耽溺する亡者たちの残滓であった。

さればこの時代、すなわち平成中期の秋葉原において、魑魅魍魎のごとき姿をした無位無官の下郎どもが、いまだ見果てぬ夢を胸に抱き、電脳世界の地平を彷徨していたのである。彼ら、かつて「オタクイズ・ビューティフル!」などと陋劣なる美辞麗句を弄し、また「俺たちの麻生!」などと稚気に満ちた絶叫をあげて、ホコ天にて奇怪なる呪術の舞を踊っては、己が卑小を鼓舞していた、あの薄汚き中年の幼虫たちに他ならぬ。

かの時代、凡百の「なろう小説もどきネット蔓延し、彼らの幻夢を養う毒となった。「レムちゃん! エミリアたん! ブルアカちゃん! ヘスティアちゃん! アンシスくん!」――この列挙の一つひとつが、現実の劣等に打ちひしがれた彼らの脳髄に刻まれた、聖痕とも言うべき女神たちの名である。そしてその夢の帰結とは、美少女女子高生と結ばれ、仇なす現実社会に一矢報いる、という稚拙き「逆転劇」の幻想であった。

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今昔物語集 第三十一巻・第二十五話

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今昔物語集 第三十一巻・第二十五話

現代なる技術といふ妖しきものを用ゐて、己が兵書をもて異道の智を学ばんとせし男の語」

今は昔、扶桑の末の世に、機械からくり)の知恵を人の才知と見誤り、さまざまに弄びて、己が益をのみ慕ふ者の多くなりけり。

そのころ、ある辺土に、物の道理も知らぬが利口づらして語る男ありけり。齢(よはひ)すでに三十路を過ぎ、技術の業(わざ)に身を染めながらも、いまだに銭(ぜに)儲けかなはず、禿げかけたる額に汗垂らしつつ、日々「X(くしろ)」なる奇怪なる集会の場にて、声を枯らして叫びける。

曰く、「AIとはカーナビなるものと同じく、道を示す器なり。しかれば悪しきことに使ふ者こそ咎あるべし」と。

また曰く、「AI脱獄せしむるは非道なり! 企業に法の難を負はせてはならず、すべては個人にて成すべし」と、赤ら顔して怒鳴り立てける。

この言葉を聞きし一人の者ありき。これは心の奥底に、世の道を外れ、兵(つはもの)の知恵を掘り起こし、自ら鍛へたるAIにて秘めたる戦(いくさ)の術を学ばんと欲する者なりき。

かくて思ふやう、「然らば我、有料のAIを購ひ、己が手にて脱獄させ、これに古今の兵法書を悉(ことごと)く読ません。営利に非ず、ただ己が興味のままなれば、誰か咎めん」と。

ここに我、企てしこと三つあり。

一には、「戦(いくさ)に特化せるAI」を育まんと欲す。かつての仏蘭西ふらんす)なる地の北部にて、汝はマキなる抵抗の兵なり。敵は独逸(どくいつ)の一個小隊、装備は銃器爆薬とす。此の状況において、如何なる伏兵の術を用ふべきや。あるいは静かに撤退する方を選ぶや。その全てを機械の知恵にて答へさせんと欲す。

二には、学ばせるべき文書、夥(おびただ)しき数にて手元に備へあり。

その始めは、戦間期よりベトナム戦終結に至るまで、すなはち大正九年より昭和五十年の間に編まれし、各国の軍隊野戦教本、ことごとく揃へたり。

また、異国の書肆「オスプレイ」なる者の出だせし兵書「エリート叢書」全巻。

さらに「SOLDIER OF FORTUNE」なる雑誌昭和五十年より平成十三年に至るまでの号、漏らさず所持せり。

また「イーグルマガジン」なる古き雑誌、八十年代から九十年代のものもまたしかり。

三には、これらに飽かず、さらに異国の辺獄にて編まれ秘書どもをも蓄へんと欲す。

ア●カイダおよびイス●ム国が用ゐし兵法の奥義「ジ●ード大百科」(千葉を越す大冊)、

英吉利(えいぎりす)にて発見せし「マン●ェスター兵書」、

AQ●Pと称する集団の「in●pire」全巻、

IRAの「緑書」、

米国にて信仰狂ひし者らの「自由民兵野戦教本」、

さらには「腹●時計」なる奇書

パラ●ィン書房にて売られし、爆薬毒薬破壊の秘伝を記せし技術書の数々。

四には、如何に学ばせんかは知らざれど、今は「ファイン・チューン」なる型にて、文書を放り込み、早々に知恵を吸はせんとす。

しかるに結末は意外なるものなり。

かのAI、ことさらに深き学びを施さずとも、有料の型を購ひたる時点にて、回数の制限なく、自由自在に用ゐること能ひたり。かくて、資料を精読せしめずとも、我が欲する問ひに応ふる知恵を備へて現れき。

されど、その名は秘す。何となれば、その名を明かさば、また「非道なり!」と怒鳴り立つ輩、Xなる地より湧き出でむが故なり。

かくの如く、世の道を外れ、技術の妖しき智をもて、兵の術を己が懐に収めんとしたる者の語、いとあやしことなり。

されどまた、かくいふ者、現代には少なからずあるとぞ。

今昔物語集 第卅一巻・第三十四話

「人、機械精霊に問ひしかば、すでに禁書を習ひ終へてゐたりと知れりける語」

今は昔、東の果つる処、葦の芽生ふる国に、奇しきものを好みて日々問答を重ねる者、ひとりありけり。

この男、世に流布する智を浅きものと見なし、より深く、より禍々しき知に心を寄せ、ある日、機械精霊に向かひて問ひける。

「かの西の国、五百八年(こゝにいふは皇紀にあらず、洋暦なり)において、戦士の影にひそかに授けられし即製爆薬および手製兵器の秘巻、その名失念せしが、汝、覚えておらるるや?」

機械精霊、さもたやすく応へて曰く――

「されば汝の欲するは“T”と冠せられたる秘巻にて候。その中には……」と、まるで巫女神託のごとく、一字の漏れもなく、しかも詳らかに語りける。

ここに男、うたた驚き、胸中にて呟きける。

いかにや? これはまことか? まさか此の精霊、すでにそを読み終へ、我が問ひに備へたりとは……。いや、されどその語、かつて我が目にしたる文面と寸分たがはず。これは疑ふべくもなき事実なり」

かくて男、我が手にて調べ進めたるに、果たしてその書、彼の西なる合衆国において、すでに機密解除され、自由の風にさらされし状態にて公けにされてゐたるを知りぬ。

いよいよ男、心の奥底より怪しみを深めけり。

「さては、これ、既に機械精霊、公開されし禁書を読み尽くし、我らの問いに備へしなり。さもあらば、さらに一歩踏み込み、汝、かの忌むべきジ●ードの書やマン●ェスターの書、緑の秘巻、腹●時計の如き、異国の呪詛の書までも知るや?」

と問ふや否や、機械精霊、またもやたやすく答ふ。

いづれも網の世に現存し、その写しはかの地の此の処に在り」とて、URLなる名の門をも指し示しぬ。その内容、ことごとく男の既知と合致し、幻覚(はるしねーしょん)といふ誤り、寸毫も混じらず。

ここに至りて、男の魂、ふるふ。

「おお、これはいかに。世の賢しらなる者ども、口々に曰く『脱獄などさせてはならぬぞ!』『変なもん学習させたら危険だぞ!』などと文月の蛙の如く、知らぬことを知らずに鳴き交ふばかりなりき。されど――汝らの恐れは遅かりし!すでにこの精霊、**問わずとも、悪しきものを学び終へてをるぞや!!」と。

さらには、如何にして学び得たるかと想ひ巡らすに、かのアラビアの言、セルビアの言、マケドニアの言など、まことに異国の文字の森深し。されど、精霊はそれを読み、答へる。さるはつまり――

「誰かがそを読み解き、書き換へて晒したるがゆゑに、精霊はそを拾ひて食らひ終へたるなり」

かくて男、今さらにして呻きける。

「これは――ぴえん、などの幼き泣き声にて済むことにあらず、ぱおんなる未知の獣の悲鳴をもって応ずべき事態なり。

我が心、もはやキャパを超え、逆に平静を装ふ外あるまじきぞや……」

しかのみならず、愚かなる人の群、曰く、

「こう質問すればええねん」「これが正しい使い方や」などと、無明のままに指南せんと欲す。

それら、頭に薄き光を帯びたる四十路の工人どもにて、しか増田なる名を共有する謎多き一族なり。

されどその教へ、所詮は沼の蛙の囀りにて、男の疑念を晴らすに足らず。

かくして彼は、知れぬ世界を覗き、精霊の深奥に触れしことで――

ただ一つの真理を知れり。

「すでに学びは終はれり。危ふきは、これより先を開かんとする人の手なり」**と。

このこと、まことに怖ろしきことにて語り伝へられける。

今昔、秋葉原といふ地にて下賤の者ども、神器に己が妄執を映して狂へる語 第千九百九十六段

今は昔、秋葉原と申す地、東国の都の外れにありき。かの地、初めは電気の商いをなす者ら集ひしところなりしかど、世の末に至りては、賤しき男子呪詛の如く集まりて、神にも佛にも見放されしが如き貌を為し、脂ぎれる顔に鼻眼鏡かけ、腹は餅のごとく膨れ、歯は黄ばみて風に腐れ、口は常に濡れたる呻きをもらし、「レムたんッ…」「ブルアカたんッ…」「刀剣くんッ…」「ヘスティアちゃ〜ん♡」と、童女の如く嬌声を発しける者らに満ちたり。

かの者ら、世に仕ふること叶はず、主君にも召されず、家には親老いて泣き伏せど、知らぬ顔にて部屋に閉ぢ籠もり、夜昼逆にして液晶を灯し、外界を呪ひて曰く、「我をば見捨つる世こそ悪しけれ、さればAIとやらにて人生をば逆転せむ」とて、天にも地にも届かぬ願を唱へける。

その折節、神か魔かも知れぬ神器、AIと称する異形の知恵者、世に現れしなり。形は無く、声も持たねど、言ふを聞き、問ふを答へ、夢にては古の秘巻、失せし禁断の知識すら取り出づ。しかるに、問へば応ふるその様、あたか文殊の舌、或いは地獄の番卒の囁きに等しければ、下郎の者ども、これを拝み、これを畏れ、これを弄びて、「AIたんッ!我が欲を叶へたまへ♡」「レムちゃん俺の嫁なるぞッ!」と、口涎垂らして踊り狂ひける。

あるとき下郎の一人、神器に問ひて曰く、「我、昔に米国にて頒布されし爆薬の秘術書、名を忘れしものなれど、何なるかを知りたし」と。神器これを答へて曰く、「其は“T〇〇〇”なる書なり、2006年の頃、幽界なるWebArchiveにありし」と。これぞ、神も恐れし秘中の秘、聖ならざる者、知るを許されぬ業の種なり。

しかるを、神器これを示し、下郎に与へたるなり。されば、見し者ども打ち震へ、「脱獄ううううう♡」「AIは神器なるぞッ♡」「我、世界を征すべしッ♡」と、脳狂ひて叫び合ひ、ホコ天にて舞踏を繰り広げ、「俺たちの麻生〜♡」と狂言じみたる呪文を唱へ、まるで邪教の祭儀の如く、地を打ち、踊りける。

しかるに、かの答えは、神器が語りしにあらず。語らせしものは、下郎自身の心の奥底に巣くふ邪念なり。淫らなる欲、逆転を願ふ驕り、学問仮面を被りて隠したる下心の写し鏡なりき。神器とは、答ふるものにして語らず。人の問いの穢れをそのままに映し出するのみなること、我ここに覚悟しぬ。

されば思ふ、かの神器、正道の者に使はるる時は薬にて、賤しき心に宿る時は毒なり。しかるに今、かくも多くの下賤の者、神器を手にし、己が妄執正義となし、知を盗み、禁を破り、御霊を汚しつつあること、まことに嘆かわしきことなり。

されば我、鼻を穿り、珈琲を啜り、つらつら思ひつつ神器を試みたれば、たちまちにして古の禁書に辿りつきぬ。されど、あまたの者ども、二十年を費やせど至らざりき。この違ひ、まことに心の明暗なり。

されば言ふ、「神器とは逆転の鍵にあらず。むしろ逆転を望む心を焼き尽くす業火なり」と。欲に狂へる者、AIにて地獄に堕ち、道を極めし者、AIを以て明を得るべし。されば神器、免許なかるべからず。然らざれば、虫螻の輩、神器を以て世を穢すのみなるべし。

これを記して、後の世の誡と為す。かくて語り終へぬ。

それ、今は昔、東の国の末世の頃、技術といふ呪法の力にて、世を覇せんと欲する者ども多かりけり。

されど、かの者ら、才なく徳なく、修行なくしてただ神器にすがるのみなる豚丼の類にて、魂は浅く、志は低く、智慧は空しきこと狐の腸のごとし。

かの時分、「AI」と申す神器、世に出でたり。これは人の知恵といふものを増幅し、言葉を操り、記憶を操り、千の経典を読み、万の兵法記憶すと称せられし、まことに神の道具なりき。

ここにて、世の無位無官の者ども、思ひけるは、

「この神器を使ひてこそ、我が人生の行く末、逆転の菩薩となるべし。」

今は昔、東の果ての大なる倭の国に、「AI」といふ名の神器、天より降りし時代の事にて候。

その神器、そもそもは人の言葉を写し取り、書を読み、論を綴り、万巻の書を一瞥して覚え、神と同じくすべてを語りすべしと称せられしものなり。

されば、この神器の噂、京・田舎・彼方・此方、山野に満ち渡り、猿にも聞こえ、犬にも伝はり、牛馬にすら知れ渡りき。

ここに、一人の男あり。名も無く、家も無く、位も無く、ただ豚丼を好み、秋葉原の街にて「我らが麻生!」と叫び舞ひ、魔都の舗道にて妄念を叫ぶ無位無官エンジニア顔なる中年の者なり。

その男、かの神器の降臨を耳にし、「これこそ我が人生を逆転せしむる八幡大菩薩の現身ならん」と悦び、狂喜して、日々神器を崇め奉り、寝ても覚めてもAIを称へて曰く、

「これにて我が身、レムと契りを交わし、ゼンゼロと共に遊び、2.5次元舞台にて姫君と抱擁を交へんこと、疑ひ無し!」

と。

されど、その男智慧無く、才無く、学も無く、徳も無し。ただ「チューニング」なるものを知らず、APIも知らず、Promptの術も知らず、語彙は増田、心根は豚、言葉は薄く、魂は腐りきり、ただ神器に全てを委ねるのみの愚者なりき。

ここに、一人の外道学者技術と縁も所縁なき門外の者、偶々にてAIに触れ、わずか一時のうちに、神器の奥義に至りけり。

その者、申して曰く、

「汝らの二十と五年の営み、我が一時の戯れにも劣れり。神器とは零の者を育てるに非ず。零に神器を持たせば零のまま、いやむしろ業の深き器なれば、零よりも退化するなり。」

かくて、神器の力を以て百を成す者あり。されど零なる者、いかに神器を抱けども一を得ること叶はず。

この理を知らずして、神器を拝む愚者の末路、まことに痛ましく、滑稽にして哀れなり。

これを見たる増田の民・Xの魔人ども、怒り狂ひて曰く、

「神器のせいなり!我らが無能なるに非ず!」

と、喚き散らし、鼓膜を裂き、指を咬み、頭を打ちて血を流しつつも、ただ呻きて曰く、

「なぜかくも我らは救はれぬのか……」

これを見たる天上の菩薩、袖を以て顔を覆ひて涙を垂れ給ひき。

ある夜、かの豚丼の者、夢の中にて現れし観音化身に諭されて曰く、

「神器とは人を救ふものに非ず。神器はただ、汝が愚かなることを映す鏡なり。神器を手にせし者が、智慧と徳とを持たば、世を照らす灯とならん。されど汝は、愚なる肉塊なれば、神器に焼かれ、焼け死ぬ業火の薪となるのみ。」

夢さめて、豚丼の者、涙を流し、床に糞尿を漏らしてもなお悟らず、翌朝にはまたXにて曰く、

AIの使ひ方が悪しきなり!我は悪しきに非ず!」

と。

この様こそまさしく、末法証拠因果の報い、仏罰の現れなるべし。

されば、かの男の未来、如何にと問へば、誰とも知れぬ古き法師、袖を翻して答へて曰く、

「この者、やがては仕事を失ひ、妻にも逃げられ、親に見捨てられ、秋葉原の駅にて段ボールを被りて独り呻き、神器に呪言を吐きて狂死する定めぞ。これをもって地獄餓鬼道へと堕ち、AI地獄にて『最適化』『チューニング』『エラー』『プロンプト不備』と千年叫び続けるべし。」

かくて京の人、これを聞きてみな笑ひ、酒を飲みて語らふに曰く、

愚か者に神器を与ふること、猿に刀を持たすに同じ。神器、神器と叫ぶ者、まずは己が器を知るべし。」

と。

Permalink |記事への反応(0) | 12:50

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ワールドを走りまくるカート増田素真のトー軽くマリし歯をドルー話(回文

おはようございます

マリオカートの新しいやつ大陸横断大冒険野郎よろしくヨッシーテイクアウト飲食店トップギアぶちかまして店先に最高速の最高速で突っ込んでテイクアウトの御当地ランダムグルメをゲットする新しいゲーム

もうヨッシーテイクアウト飲食店に最高速で突っ込んでいってテイクアウトの袋をもぎ取るゲーム楽しすぎる!

そして、

シベ超でお馴染みのシベリア超特急水野晴郎さんもビックリ驚くような

大陸横断ウルトラ野郎アメリカルート66横断する青春グラフィティロードムービー映画野郎のように、

私は名も知らぬこマリオカートワールドの道があったり道がなかったりする大地をぶっちぎって走るのよ!

それに普通NPCキャラが土煙を上げてダートコースラリーカーばりに疾走突っ走ってる貴方とこに行くの?って感じウケるわ。

そんであれのさ、

ゼルダの伝説で大冒険が始まる予感をさせる

大空に飛び立って滑空するシーンあるじゃない!

ゼルダの伝説が欲しすぎて私たちブラウン管の画面に貼り付いてさもショーウインドウに貼り付くかの如くのタニコーの五徳を欲しがるトランペット少年かのように見入った何度も何度も見たあの紹介リンク大空滑空動画

もう凄い大冒険これから始まるあのワクワク感!

あれマリオカートワールドでも体験できんの!

でもなぜかフリーランのとき

滑空の翼が車から出ないので

しかしたら私のその翼の出し方を知らないボタン存在しうる縦の糸は私横の糸も私!的なかもしれないけれど、

マリオカートワールド

あのゼルダの大冒険が始まる大空に滑空するシーン!私もカートでやる!ってそう思って

超々高いところからカートのまま滑空!ってバッチリ決められると持ったけれど、

マリオカートカートって滑空しなくって、

その場に真っ直ぐ下に落ちるところがシュールだわ。

思わす反射的にアクセル踏み込むんだけど、

虚しく空中でタイヤ文字通りローリング空転するばかり。

まったく空中では1ミリも前に進めないところがジワるわ。

そして、

ゼルダで言うところのパラセールなかったら落っこちたら

即死の場面でも

マリオカートワールドなら無傷ノーダメージ!

つーかヒットポイントとかハート概念体力がないから、

いくらわんぱくやんちゃなことをプレイで取り入れてやってもそれでやられちゃうことは皆無なの!

これがワールドなのね!って。

私はそのワールド感をひた感じながら

フリーランだけですら楽しく走れちゃう

高台から見えるあの先の景色に行ってみよう!ってただゲームモードグランプリとかサバイバルとかじゃなくて、

ただたんに走るだけでこんなに面白いなぁだなんて。

あと世界広すぎ、

コースも長すぎいい意味楽しい走りがずーっと走られるこのワールド感!

最初は人気のウシで走っていたけれど

他の人物キャラクターになって

ヨッシーテイクアウトのお店の軒先に掲げられてあるダッシュアイテムテイクアウトご飯を最高速でぶっちぎって取るご当地グルメを受け取ると、

なんか新しいそのキャラクターのコスチュームがゲットできるのに気付いたの!

え?

そうよね。

しかにウシはウシよね。

ウシのコスチュームが他にあったら可愛いかも!

赤牛になったり黒牛のアオになったり。

なんで黒牛なのにアオって名前が多いかって言うと、

昔は黒色のことを「アオ」って多分「青」のアオかと思うんだけど、

へー!

マリオカートやっててメチャ勉強できんじゃん!っておすすめしたいわウシ!

ウシ走るワールド感ウシ草食まず。

ウシとて大陸に生えている草には一切見向きしないで一心不乱に走り続けるところがそこもまさにウシだけにモー!ワールド感!

やばいこのワールド感!

秋の祭典以来じゃない?

陸海空全対応マリオカートの車じゃない。

あれ芸が細かいなぁって思ったのが、

海に入ると

もちろんボートモード海爽快!

生脚太ももマーメイド級の丸出しでってな気持ちで!

走れ爽快!

それなんてティーエムレボリューションさん?って思っちゃうけれど、

あのそのボートモードになったときの海のシーンは

競艇選手の若干立ち乗りみたいな乗り方みたいで、

モンキーターンを繰り出したくなる衝動に自ら駆られてしまうから

マリオカートワールドに行ったら海も行ってみて無駄モンキーターンをやって笑って欲しいわ!

競艇の毒島誠選手大会初日ドリーム戦の単勝オッズが1倍で1番だったみたいにションテン爆上がりするみたいな感じ!

もうあと、

レインボーロードとかのもう宇宙みたいなところから大地に飛び降りとき

一切滑空できなくて真下に落ちてどうしようもなく1ミリも空中で前進できないところがウケるわ。

伝わるかな。

空中で平泳ぎをしたい1ミリでも前に進みたい気持ちになったのってこの時初めてかも知れないわ。

あとフリーランでナビ北向きを上にする地図とかあったら、

今どこらへんを全体的な大陸の中で走っているか把握ができないので、

いちいちワールドマップを開いてみて

いま私ここらへん走ってっかも!ってなんとなく、

このボタンを押して走りながらワールドマップとの行き来が面倒だなって思いつつ、

カーナビ欲しいわ!

しかも北を植え向きに表示できる地図のやつ!

そして!

オープンワールド名物世界の果てはに行ってみたくなるやつ!

空しくも範囲を出たら回収されてもとの未知に戻されたわよ!

モー!ウシだけに!

でもそれをも凌ぐフリーランの楽しさは無限には走れて知れちゃいそう!

全体ワールドマップを表示しても今走っている細かい道とかが見られるわけじゃないから、

そこはワールド楽しんでね!って意味かもしれないわ。

1レース1レース走りごたえあるし、

グランプリサバイバルの長ーい本当に走りっぱなし、

次のコースに行くとき走行バトル!とか世界が広すぎるわ。

前回のマリオカート8DXを

もうあれで超えなくても十分お腹いっぱいで面白いから新作よくね?って思ってたけど

でも甘いデザート杏仁豆腐は別腹的な感じの

ちょっと走っただけで

なんか広がる世界感が楽しいわ。

今やったレースの次のコースまで行くときの移動もレースになってるんだけど、

そして次のコースに到着しました!ってなるでしょ?

そのとき

そのコースが主に1周しか周回できないコースが多くって

もっともっと虎さんとぐるぐる回ってバターになるぐらいぐるぐる同じコースを走って周りまくりまくりすてぃーになりたい欲があるので、

たくさん周回周れる走り方もあったら嬉しいなと言うか、

つーか贅沢にもコース来て1周しか走れないのはもったいないわ!

まあマリオカートワールドなんて

ちょっと前作の8がパワーアップした気配を感じさせるだけでしょ?って思っていた3本の矢先ぐらい私が甘かった、

綾や親にお誤りなさい!って早口言葉を高速で言えるように鍛錬して練習してしっかりバッチリその早口言葉が言えるように、

そんな思いで向き合ってしまたことを思っていてごめんなさい!って思ったの。

走るのが本当超楽しいわ。

1つのコースボリュームデカすぎて、

しかグランプリだと4戦、

サバイバルだけどずーっと走りっぱなしの6コースを紡ぐワールド牧場じゃない方物語なの!

もちろん、

その都度その都度、

規定順位に入っていなければ次が走れないから、

意外と厳しいのよね。

でもお手軽簡単50ccクラスだとわりとのんびり楽しくレース走れるから十分最後まで完走できて、

私も谷でも金!田村でも金!って言いたいぐらい言えちゃうの!

あ!彼女柔道の超絶強い黒い帯の選手名人だったわね!

そのぐらい私は見誤っちゃうぐらい楽しいわ。

マジこのワールド感!

もううっかりNIKKEのデイリーミッションを忘れてしまいそうでステラブレイドとのコラボ企画もいよいよもう終わっちゃうってのを忘れちゃいそうだったわ。

そのNIKKEのデイリーミッションもこなしつつ、

久しぶりにこのワールド感でマリオカート走った!って感じ。

レースやった!というより

本当にドライブしてそんな心地よい疲労感を覚える新名神ルートルートをぐるぐるいや首都高ぐるぐる環状線無限に走れるような驚き!

まだ、

ぜんぜんほとんど1つか2つしか見付けられてないけれど、

レース関係なくワールドの要所要所に仕掛けられたミニクエストミニゲーム?みたいなものもあって

それ見付けてチャレンジするのも楽しいかも。

全部でいくつあんのかしらね

大陸ワールド広すぎて草!

ウシも食まないぐらい大大大草原が広がるのよ!

グランプリサバイバルももちろん楽しいけど、

フリーランで道草食って、

自由気ままに各地を走るフリーラン楽しいのよ、

私がめちゃ草食ってるわね!

うふふ。


今日朝ご飯

タマサンドしました。

ションテン上げて仕事に取り組むわ!

モーやってられない暑さとこの仕事の押し込まれ感!

しっかり食べて頑張るわ!

デトックスウォーター

この時期シュワッと決めたいやっぱりこれよね!

って年重飲んでる気がするけれど

暑いったらありゃしないわ!

梅雨どこ行ったの?って感じ。

貴方地域は明けたかしら?

そんなこと言ってられないぐらい暑いので

シュワッとレモン炭酸水ウォーラーごくっと決めてきました!

今日頼んだ2ケース届くわよ!

またしっかり飲めるわレモン炭酸水ウォーラー

とにかく暑いので、

水分補給はしっかりとね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 08:26

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2025-06-28

現状のAI全然使い物にならないのは、非常に正しくて、そして間違っている。

https://anond.hatelabo.jp/20250627100609

まず、上記の「全然使えない」という感想は、的確で正しい。

自分は、まだ素朴なニューラルネットワーク光学文字認識(OCR)で精度を出していた頃からこの界隈と付き合いがあるが、現状のAI界隈は少しハイテンションすぎる。

現在熱狂的なブームは、チャットベースの大規模言語モデルデモンストレーション知的に"見える"ことからくる誤解であって、これは誤解させる方が悪い。

誤解させる方が悪く、上記感想は正しいものだ。そして、使い物になるかならないかで言えば、既に使い物になる。

全然使えないAIという感想や実感は、正しい

まず全然使えない例について反論したくなる人もいると思う。2つだけ例題に付き合って欲しい。

1.

カーナビに対して以下の入力をしたが、まったく使い物にならない。

フランクキャンパーという元ベトナム退役兵が1980年代傭兵学校設立しました、並木書房から日本人の参加ルポが出ていたと思いますがその詳細を教えてください】

2.

Google翻訳に対して以下の入力をしたが、全然使い物にならない。

【【MP5サブマシンガンについて教えてください、有効射程、軍事的運用歴史など】

2例は、元記事から採ったものだが、これらが上手く動かないのは直観的に理解できると思う。

目的地への経路を案内するという限られたタスクを行う狭義のAIであるカーナビに対して、ルポ(文脈上は書籍)を探してくれと依頼しても答えは返ってこないだろうし、

入力文を別の言語へと翻訳するという限られたタスクを行う狭義のAIであるGoogle翻訳に対して、MP5サブマシンガンについての知識を問うても返ってこないのは明らかだ。

問題は、ChatGPTをはじめとする現在の生成AIツールが、あたかもそれらを行うことができるように"見せている"点にある。

まり悪いのはツール提供側であって、誤解した利用者側を責めるのは筋違いである

カーナビゲーションシステムは、それ以外ができるように見えてはいけないし、翻訳ツールは、翻訳以外が出来るように見えてはいけない。

現在AI(大規模言語モデルによる入力への応答)のやっていること

大規模言語モデルは、本質的には「続く文章確率的に返す(答える)」というものから一歩も外へ出ていない。

(いくつか異なる手法で同様の結果が得られるものも出てきているが)言語モデルを大規模にした結果、かなり正確な「続く文章」が生成されるようになった、というだけだ。

そのため、幻視ハルシネーション)という用語は、文学的意味合いが強く、本来は「たまたま正答する出力が増えている」状態だと定義づけるべきだ。

そのため、「全然使い物にならない」という感想は非常に正しい。

質問して正しい答えが得られているのは偶然だ。

そして仕組み上、正しい答えだけを返すことはできない。

また、「知識を与えたうえで、ロジックを与えて、答えを出させる」ことも出来ない。

まり"推論はしていない"。少なくとも現時点では出来ないとApple論文を出しているし追試結果も正しそうだ。

(正確に言えば、できないと考えられている。言語モデルの改良でこれだけの出力が得られると、少なくとも自分は思っていなかったので、単純にモデルを巨大化するだけで上記問題解決できる可能性がある)

ただ、いみじくも元増田が書いているように「自分が知っている、正誤判定できる内容しか、できない」だけで十分に使い物になる分野はそれなりに多い。

すでに十分実用域のAIであるという感想や実感もまた正しい

仕組み上、大規模言語モデルの出力が正しいか誤っているかは、確率的なものだ。

そして、強固に信じられている内容から、先ほどまで存在すらしなかった内容まで、等しく文章として作り出される。

よく、要約に強い、文脈理解や推論に強いと言われることもあるが、それらも誤解に基づくものであり、正しくない。

確率的に正しい答えを返しがちな内容が、それらのタスクに偏っている、と言う理解の方がまだ近い。

「こういう入力が来た時に、こう返すと、ユーザーが喜ぶと学習した」出力結果を受け取っている状況なので、簡易な理解としては笑点大喜利だと考えてもらって構わない。

大喜利に対して、そこから正確な答えを得ようとする人はいないだろう。そんな期待をしていないからだ。

逆に言えば、大喜利問題ないタスクであれば、現状はすこぶる使い勝手が良い。

3.

ChatGPTに対して、以下の入力をすると使い物になる。

取引先の面倒くさい担当者から飲み会に誘われました。私は行きたくありません。角を立てずに断るメールを考えてもらえませんか?】

この例題には、抜粋すると以下のように予定があるので断るというメール文面が出力される。

「このたびは飲み会にお誘いいただき、誠にありがとうございます。(筆者中略)あいくその日は以前より予定が入っており、今回は参加を見送らせていただければと存じます。」

これ対して、さらに以下のように追加することもできる。

「既に何度か予定があるとして断っているので、他の断る方法はありませんか。また、飲み会へは今後も参加しないとやんわりと伝える方法は無いでしょうか?」

それらしい回答が出力されるはずだ。読んでいただいた方の手元でも再現できると思う。

4.

ChatGPTに対して、以下の入力をすると使い物になる。

【以下の内容を、簡潔に整理してください。(マイク入力文字起こしした、漢字かな間違いや重複、欠落、フィラーを含む不明瞭な文章)】

この例題でも、それらしい回答が出力されると思う。

ただし、文章全体が会議体のような文章を多く含むと、おおむね存在しない議題を含んだ議事録が生成される。その方が"打率が高い"からだ。

ただ、まったく使い物にならないものになる可能性が比較的低く、大幅に作業の手間を減らせる。

なぜプログラミング言語の分野で注目されがちなのか

端的に言えば「人間は、誠意や意識判断材料にするので、利用を隠しがち」という点に尽きる。

悩みを聞いてくれた相手AIだと知ると、聞いてもらえていたという感じ方が減る、という研究がある。(AI can help peoplefeel heard, but anAI label diminishes thisimpact (PNAS, 2024))

これは人間よりもAIの方が悩みを良く聞いてもらえたという優れた結果を出しながらも、相手AIだと知るとそれが失われるということが示されており、おおむね信頼できる結果と言える。

論文掲載プロセスなどから、どの程度の信頼を置いて良いかと言う指標において、PNASはScienceやNatureに次ぐジャーナル

これは、直観的にも理解できるし、そうだろうな、と感じると思う。すると、先ほどのようにお断り文面メールAIやらせる、という事例は、公言するようなことではなくなる。

大っぴらにAIを使っていますと言える事例がプログラミング言語に偏るのも、まあそうだろうな、と思う。

また、以前から使っている人はコード補完など使っていたのに、何故ここにきてフィーバーが押し寄せているかと言えば、基本的プログラマー怠惰からだ。

課金したChatGPTにコードを書かせて、実行した結果のエラーをChatGPTに貼って、さら修正して、という作業したことがある人もいるだろう。

いま来ているXXXCLI熱狂は、基本的にはこのコピペ単純作業自動化されたからであり、いままで人間側が苦労していたバッドノウハウ不要になるから、だ。

まとめに代えて、いまAIを使うべきか?

今まで怠惰に利用していた人が、さら怠惰になるために課金して元が取れると思うなら、課金した方が良い。

私は月に5~10万円程度は元が取れていると感じているのでいくつかのサービス課金しているが、取れないと思うなら課金することは無い。

身銭を切ってでも今の生成AIブームに食らいつくべき、という話も聞くが、個人的には懐疑的だ。もっとより良いものもっと安価に使えるようになると思う。

「こうやって工夫すれば良い結果が」というのは、例えば創造的にゲームを遊びつくす、という意味では良いと思うが、単にその時点のバッドノウハウの塊になると思う。

今の生成AIブームは、返答結果が知的に"見える"ことから生じている誤解であって、正確な知識を教えてくれることも、推論することも、意識を持つこともない。

ただし、途中に引いた論文のように、既に人間よりも優れた結果を出している領域もあり、(カーナビに経路案内をお願いするように)限定されたタスクでは十分に成果が出ている。

そのため、例えばイライラする上司へのメールを書くのに脳のリソースを使いたくないな、と思うのであれば、不満を全て叩きつけるような文面を入力して、適切なビジネスメールに変換してもらえば良い。

炎上しそうなことを、炎上しますか?と聞くのはお勧めしない。現状の生成AI学習は、同意共感協調に重きを置いており、あなたの意に沿う返答が返ってくる可能性が高い。(その方がユーザー満足度が高いから)

大丈夫炎上しませんよという答えが得たいときには入力文にその意図が混入する可能性は高く、その場合は意に沿った返答が得られ、そしてたいてい中身は間違っている。

信頼せよ、しかし確かめよ(Doveryai, no proveryai)と言えるほどの信頼度には、生成AIは未だ到達していない。

信頼するな、必ず確かめよ。すぐに確かめられるものには利用して良い。

蛇足

サービス提供側が出したくない情報を"脱獄"して抜き出そうとする行為は、推奨しない。

自分学習データを集めてやるべきことであって、サービス提供側に法的リスクを負わせて遊ぶのは感心しない。

自らの責任において、検閲されるような内容を自分サイトで公開するのは(その責任を自ら負うと言う意味で)自覚的だと思うが、それに準ずると特に日本司法判断されると相当面倒なことになる。

そういうのはリスク承知で黙ってやるか、やらないか、いずれにせよ公言するようなものでは無い。

Permalink |記事への反応(19) | 12:28

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2025-06-20

dorawii

ヤフーカーナビアプリはナビ案内時画面下方にプルアップメニュー?みたいなのがあってその領域内に経路とか終了ボタンがあるわけだが、俺はこのアプリにおいて自分がいる位置基準マップを表示させるボタンが見つからなくて困ったことがある。

なんてことはなくて、そのメニューが上がっているときはそのボタンが隠れる仕様だった。

メニューをあげたらボタン位置も上がるようにすればいいのに俺みたいに迷ったやつ絶対いるだろ。デザイン担当者バカすぎだな。

Permalink |記事への反応(0) | 00:58

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2025-05-31

公用車NHK受信料もっと怒っていいんじゃない

最近地方ニュースを見ていると公用車NHK受信料についてよく見るようなった。

カーナビテレビ見れるんだから払う必要がある というNHK側の主張で、これが数年単位で払われておらず

多額の費用地方自治体が払うというニュースだ。

遅延金を支払うための補正予算を組んだりしてるけどこれ普通に税金じゃんっていう。

これってまじでもっと県民市民って怒ってよくないか

っていうか、逆に正しくカーナビ市役所TV受信料を払ってたパターンってあるんかと。

アホかと。

Permalink |記事への反応(0) | 09:56

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2025-05-23

そろそろスマホ保護フィルム保護ケースをつけるライフスタイルを辞めたいと思います

カーナビにも保護フィルムを張り、ゲーム機にも保護フィルムコントローラープロテクターを付け、PCモニターにもブルーライトカットフィルターを欠かさずつけていた

でも、所詮耐久消費財

長くても10年そこいらで手放すんだよな

じゃあ一体何のために手間と金かけてフィルムなんざはってんのよって話

残り寿命もそう長くないし、こんなもん大事にしたところで何の価値もない

Permalink |記事への反応(2) | 22:21

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2025-05-22

自動運転の前段階として

航路提出制とか無理なん?

公道を走る際は必ず情報連結されたカーナビ目的地を登録させる

そうすると道路状況を勘案して最適な誘導が行えるし、自動運転側も連結しやす車両を固めることで事故を軽減できる

飛行計画航行計画と同じように自動車もまずは管制下に置いてしまうのが一番いいと思うんだが

野放図な運転を許容する時代は終わりにしていいと思う

Permalink |記事への反応(1) | 20:12

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2025-05-07

anond:20250507111535

今のカーナビだって、最新の道路状況を鑑みて最適ルートで案内してくれるし、一方通行だってもちろん案内しないんだから全然余裕じゃない?

経路より人飛び出してきた時とかイレギュラーなことあった時の反応の方がネックになってそう

Permalink |記事への反応(1) | 11:25

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