
はてなキーワード:黒ビールとは
現在進行系でベルリンに住んでる勢です。(と言っても2年くらいなのでまだまだ新米という感じ。)
ドイツといっても、首都ベルリンに関してはかなり毛色が違うので、自分の視点で色々してみる。
メインで使ってるのは英語なので、ドイツ語は簡単な文法と定型フレーズが使える程度で全然話せません。
あと単身なので、家族で済むとかになると全然話が違ってくるかとは思います。
(日本にいたときから病気も怪我もほとんどしたことがない人間です)
ビザの時点で任意保険加入必須で、保険証明書で病院での支払は免除になります。保険料は月2万円弱(多分年齢や属性による)
ストはありますねー。多いときで週の半分くらい地下鉄が止まるのが月2回とかそんな感じ。
地下鉄、地上線、トラム、バスと4種類あって、半分くらい止まるのでそれ以外のルートでなんとかするイメージ。
困るには困るけど、よくあることなので、職場とか学校は事前連絡が来ます。
東京でいうと、台風とか雪で電車止まるかも!ってのと同じくらいの頻度だと考えるそこまでひどい話でもないのでは?
ベルリンは公共交通の本数自体は東京並みに多いので、定時運行が崩れたとてそんなに困ることはないです。
バス・トラムのチケットが電車と共通で、乗り換えがスムーズなのも良いところ。
別の都市に行くときとかはD-barn(日本で言うJR。ドイツの都市同士を繋ぐ路線)を使うのだけれど、
そのダイヤ乱れは本気でやばい。2時間遅れとか全然ザラ。アナウンスが流れるとみんな諦めて時間を潰しに行く。
あと、座席の予約システムが、「予約されてなければ自由席」という謎スタイルで、予約しているかどうかの表示も曖昧なので、
予約したのに人が座ってる・・・。ってことも割とある。あとは、当日車両編成が変わってて自分の座席がないとか。
現地でもこのあたりのサービスの悪さは定評がある。
D-Barnは定時運航率50%切るらしくて、そのせいでスイスとの相互乗り入れがなくなったらしい。草。
ヨーロッパの中では相当良い方。他の国でよくある、繁華街のひったくりの心配はほぼ無し。
目安としては「深夜の地下鉄に女性が一人で乗っても大丈夫」というレベル。
(他国の話だと、イタリアのローマ中央駅でパスポートごとハンドバッグをすられたのは今でもトラウマなので、個人的にここはかなり重要ポイント)
ただ、
・道端や電車の中で物乞いをする人(ただ座ってるのではなく積極的に話しかけてくる)
みたいなのはたくさんいて、それを体感治安としてどう捉えるかは人次第かと。
あと、マリファナは現状かぎりなく白に近いグレーなので、公園によっては売人が佇んでたりとか。
旧東ドイツエリア(Neuköllnとか)に行くと、あきらかにガラが悪くなって面白い。
イメージは歌舞伎町とかが近いか。しょっちゅう歩くけど、雰囲気以上の実被害はない。
生粋のベルリン育ちの人からすれば、自分ら東アジア系が我が物顔で歩いてるのも「得体のしれない」度では変わらないだろうし
そういうのはお互い様だと思ってる。
ベルリン御当地ネタの定番が「店員に”わたしドイツ語喋れないから英語でお願い!”って言われた」になるくらい。
電車に乗ってると半分以上はドイツ語以外の言語を話しているし、
ケバブ屋でよく見るトルコ系に関しては移民3世の「トルコ系ドイツ人」であることも多くそもそも彼らは外国人じゃない。
シリア系もそのうち同じような立ち位置になっていくはず。いわゆるヒジャブしている系のムスリムもたくさんいます。
EU圏はビザ無しで相互就労可能なので、フランス語やらスペイン語も飛び交ってます。
日本でいう現地人/外国人とか、外国人=観光客、みたいな単純な線引きは一切できません。
バリやロンドンで噂に聞くような「移民で都市サービスが崩壊してる!」みたいな事象は一切感じたことが無いです。
なんとなくコミュニティは別れているし断絶もあるけど、秩序は保たれているように見える。
の2パターンがあると思うけど、(1)に関してはベルリンでも、観光で訪れた他の都市でも1度もないです。
(自分の海外経験でいうと、フィリピンの地方を歩いてると「韓国人?韓国人?」って感じで子どもが笑顔でついてきたことが一度あるくらいか)
(2)に関しては、渡航当初は何度かあったけど、ドイツ語で簡単なやり取りができるようになってからは全くなくなったし、みんなフレンドリーに接してくれる。
これもよく言われる話だけど、「あいさつ」「笑顔」みたいな社交コードがないと、そういう対応を受ける可能性はそれなりにあると思う。
日本の町中で中東系っぽい男性が仏頂面でこっちにきて、なんだかわからない言語で話しかけてきたとして、笑顔で対応できますか?
これ、実際は中東系じゃなくてインド人だし、なんだかわからない言語、はインド訛りが強いだけで実は超シンプルな英語で話しかけているのかもしれない。
ヨーロッパ系の人からすれば日本人と中国人の区別なんてつかないし、日本訛りの英語はなかなか通じないことが多いので、向こうからすると多分似た感じ。
こっちに来て思ったのは、「国を超えても、結局は社会的同質性の近いコミュニティに属することになるから、日本と対して変わらん」
そもそもドイツ人って誰?という話は先に述べた通り。街に出れば多人種で溢れているので、店先のやりとりも異文化コミュニケーションのほうが多いくらい。
自分は英語のコミュニティで生活しているので、リベラルかつ多文化リテラシーの高い人ばかりだし、
Slackで「今度ユーロ議会の選挙があるから、極右政党の進出を止めよう!」みたいなのが平然と流れてきます。
そうではない「大多数の一般人」とは接点の持ちようがないし、おそらくそこには隔絶があると思う。
事実として、AfDみたいな極右政党が順調に議席を伸ばしているわけだけど、少なくてもベルリン、かつ私の生活範囲では当面大きな変化があることはないのではと思う。
自分はこうした多様性で恩恵を受ける側なのでこうした状況は好ましく思えるけど、それで自分たちの居場所が奪われると感じる現地の人もいるだろう、という想像力は持ちたい。
「値段の割にクオリティが低くてがっかりすることが多いから開拓する気がなくなる」
一言でいうと、
「うちのスペシャリテだぜ!って言って出てくるのが焼いた肉にソースを掛けただけ」
という感じ。
おそらくだけど「美味しいものを食べる」に対する期待値と感度が違いすぎる。
外国人がやってる料理(アジアンとか中華とか日本料理とか)もそれに引きずられて、
日本人からすると、今ひとつ美味しくない感じになってることが多い。
ビール・ソーセージは既製品なのでそもそもレストランで食べる必要がない。
カリーブルスト?まじでフランクフルトにカレー粉かけただけだよ、なんであれが名物ヅラしているのか本気でわからない。
日曜日やクリスマスシーズンは広場に屋台が並ぶのでいろいろ試したけど、正直どれも想像を超えない味だった。
外食で唯一定期的に食べたくなるものはケバブ(Döner)。ベルリンの誇るべき名物といっていい。
味の付け方とか、野菜のバランスとか店によってちゃんとこだわりを感じる。
料理が趣味なのでドイツ料理の本を何冊か買って一通り作ったのだけど、
文化としての「ドイツ料理」はちゃんと存在しているし、独自性もある。
畜産品、特に加工製品のクオリティはやっぱり高い。誇りを感じる。
ソーセージはまじで美味しいし種類も多い。
ソーセージはドイツ語だとWürstなんだけど、これは「肉製品」くらいのカテゴリで、
レバーペーストとかパンに乗るスプレッドタイプ(Teewürst)、なんなら味付けして真空パックされた生肉(Metwürst)とかも含まれます。
ビアシンケンみたいな日本もよく見る薄切りハムも、食べてみると全然クオリティが違う。
寿司のクオリティがが日本とそれ以外の国で違うように、肉の鮮度や加工法とか、根幹となるレベルがそもそも違うんだろうな、という感じ。
バラエティも多くて、血を使ったやつとか、ゼリー寄せになってるやつとか、全部うまい。日本では絶対食べれない味ばかり。
バラ肉ベーコン(Bauchspeck)も炒め物やスープに入れると風味の主役!って感じ。
じゃがいもは、日本でいう「インカの目覚め」みたいな味が濃くてネットリしたやつ(Festkochened)が主流で、
さっき行ったバラ肉ベーコンとカリッと炒めるとうまい。スープにしても良いし、グレーターで削ってロスティにしてもいい。
野菜やスープ(Suppe)や煮込み料理(Eintopf, Gulasch) も、だし・乳脂肪分、ハーブの組み合わせに説得力があって、
日本と違ってこれが1日のメインディッシュになるのもわかる、という感じ。
ちょっといいスーパーに行くと、春は白アスパラ、秋はきのこ、冬は根菜、という感じでちゃんと「旬」があるのも嬉しい。
野菜は日本のより若干固くて味が濃い感じで、料理のしがいがある。
マーケットで生のポルチーニ(Steinpilz)がキロで売ってて、初めて食べたが絶品だった。
(ドイツ人にSteinpilzうまいよね!っていったら「なにそれドイツの食べ物じゃなくね?」って言われたけど)
日本の「焼き立てで美味しいパン」って大体フランスのブーランジェリー系だけど、それとは若干方向性がが違って、発酵なにそれおいしいの?みたいな趣。
ライ麦や、ひまわりの種やかぼちゃの種を練り込んで、どっしりとしてる。美味しいし、安い。
前述の肉製品を乗っけたり挟んだりするスタイルとめちゃくちゃ相性が良くて、それだけでに美味しく1食分になる。
というかドイツ人はまじで加工肉・パン・チーズだけで3食過ごしてる。
あと、日本で言うプレッツェルは、こっちだとアルカリ溶液を使ったLaugenという生地のパンとして、
いろんな形状と種類がある。香ばしくて塩気が効いてうまい。
ビールは外せない。ドイツ料理においては、アルコールと言うより、白米的なポジションだと思う。
まず種類が多い。「世界のビール」の多様性が、ドイツにおいては「何の変哲もない普通のLagar」という1ジャンルに収まってしまうくらい。
乳酸菌発酵したやつ(Weizen)とか、肉並みにコクがあるやつ(Oktoberfest)とか、ビールの概念が拡張されまくる。
輸入ビールにも寛容で、チェコの黒ビールなんかも余裕で買えるし、日本食ブームだから、アサヒ・キリンも普通に売ってる。
ただ、ある程度時間が立つと舌が慣れてきて、もう安いブランドの箱買いでいいやってなる。
中華料理の材料とか、南アジア系のスパイスが日本よりも手に入りやすいのも自炊勢としては楽しい。
ちなみに、ハンブルグとかドレスデン、ウィーンあたりも遊びにいったけど、
スーパーのレパートリーはそんなに変わらなかったのでこのあたりはドイツ共通かと。
公共サービスとか物価、税金についても書こうと思ったけど、食べ物が長くなりすぎたのでこのへんで。
あくまで「外国人として」ではあるけど、慣れてしまえばそんなにストレスがないし、
SPRING VALLEYは増田も代官山で実験的なビールとハンバーガーを提供している醸造所兼レストランが開店した頃に行ったことがあり、当時は尖ったIPA仕込んでいたのに現状には悲しく思っている1人だ。
ブックマークコメントに同意できる発言している人も多く、はてなコミュニティにもビール好きってこんなに居たんだなと嬉しくなったので、例のマンガやゲーム作品の選出に使われるフォーマットで10本選んでみたい。
人に飲んで欲しいと思うビールを選ぶにあたり、入手容易性を重視した。クラフトビールとして限定醸造される商品はもちろん増田も好きだが、通年で入手し易いものを優先して選んだ。うちゅうとかWCBとかVERTEREとか、人気があって入荷後すぐ売り切れちゃうところも今回は選外とした。この辺のブルワリーのファンの人には申し訳ない。
また、クラフトビールで先行しているアメリカに倣って、日本でも缶流通をさせるところが増えているため、瓶よりも缶で流通しているビールを優先的に選んだ。スタイル表記についてはブルワリーが公式に掲げているものがあれば、そちらを優先している。
まぁ増田も日本中すべてのビール飲んだことがある訳ではないので、あーだこーだ言及してオススメがあれば教えて欲しい。
四大ビールメーカー看板ビールから選ぶなら増田はこれ。サッポロはドルトムンダーと言って売っているが、ヱビス以外にあまり聞かないので、まぁピルスナーとかラガーと言って差し支えないのではないかと思う。仕事後に疲れたおじさんが冷やして泡立てて飲んでる黄金色をした、一般的なイメージのビールだ。
ビールオタクが集まって「四大ビールメーカーでジャパニーズピルスナー最強の缶ビールを決めようぜ!」と話すと、大体はヱビス・クラシックラガー・プレモル・赤星ラガー辺りになるのではないか。増田はこの中ではヱビスが1番好みだ。「ザ・ホップ」も好きなんだけど通年販売していない(気が付くと店頭から消えたり復活したりする)ため選外とした。近年サッポロはYEBISUBARを各地に展開してブランドとして大事に育てている印象があり、好ましい。
日本における「クラフトビール」の前史と言える「地ビール」とは違い、大手のサッポロが工場などの縁があって製造し、それぞれの土地でしか流通していない「ご当地ビール」という変わったジャンルがある。風味爽快ニシテ(新潟)、静岡麦酒(静岡)、サッポロクラシック(北海道)などである。地域限定だったら入手性よくないじゃんって言われたら全くその通りなんだが、近年は通販やふるさと納税の返礼品で入手機会が増えているし、旅行先で飲んだことがある人も居るだろうから1本入れさせてくれ。
北海道で食べるジンギスカンとサッポロクラシックの組み合わせが最強なのでご当地ビールとしてはこれ。異論は認める。
「日本のビール史上、もっとも重要なビール」で選んだらどう考えてもスーパードライが入るのだが、残念ながら増田はスードラがあんまり好きではない。そしてこのエントリは増田がオススメしたいビールを選ぶため、アサヒの黒生をすすめたい。クラフトビールシーンで流行しているインペリアルスタウトみたく強烈な黒ビールではなく、古式ゆかしいシュヴァルツビールである。見た目よりずっと飲みやすい。
アサヒは復活させたマルエフと黒生をもっと押し出して欲しいんだけど、やっぱりスードラの方がマーケティング上では重要視されてるよねぇ。
読み方は「イーパ」ではなく「アイピーエー」だ。情報処理推進機構のことではなくインディアン・ペール・エールの頭文字を取ってIPAなのだ。強烈なホップの香りと苦味、クラフトビールと言って真っ先に想起されやすいスタイルだと思う。
キリン資本になってからのヤッホーは色々言われているし個人的にも思うところはあるが、それでも各地でビールイベントやったり手軽に色んなビールスタイルを缶流通で提供していて、日本のビールシーンへの貢献度は高い。インドの青鬼はリリースされてからちょっとずつレシピが変わっていて、元々はイングリッシュIPAっぽい重さがあったのが、徐々にアメリカンIPAに寄っている。
小麦のビール「ヴァイツェン」は苦味も無くバナナのような香りで飲みやすい、増田はとても好きなスタイルだ。ビールは苦いから嫌いという人にぜひ一度飲んでみて欲しい。ドイツではかなり一般的なようだが、日本では通年販売しているブルワリーは少ない(限定醸造される事は結構ある)。
銀河高原ビールはヤッホーに事業譲渡され、ファンだった増田は心配したのだが、レシピは手を入れず続けてくれているようで良かった。居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」で飲み放題コースにすると何故かこれが注文できて、味の濃い幻の手羽先とびっくりするくらい合わないのだが、事業譲渡後は注文できなくなったようだ。創業者同士が仲良しだった、みたいな裏事情があったのだろうか。謎だ。
ヴァイツェンと同じく小麦のビールで、こちらの方がよりフルーティーで大変飲みやすい。ベルギーのヒューガルデンホワイトが有名。常陸野ネストのホワイトエールは本家に負けないくらい美味しいし、フクロウのラベルが可愛らしい。
ヤッホー水曜日のネコや、サッポロホワイトベルグなど、より入手性に優れた商品が意外と流通しているスタイルで、増田は常陸野ネストかFar Yeast Brewingのホワイトがとくに好きだ。
海賊ドクロマークのかっこいいラベルで販売されているビール。エクストラペールエールと名乗っているが一般的にはアメリカンIPAではないかと思う。ぜひグラスに注いで鼻に抜けて行くホップの香りを楽しみたいビール。よりニガニガIPAが好みな人には、同じくオラホのカンヌキIPAをおすすめしたい。
長野県東御市に醸造所併設のオフィシャルレストランパブがあったのだが2024年現在は閉鎖してしまっているようだ。再訪問したかったので悲しい。
クラフトビールは一般的にはエールスタイルのビールを造っているところが多いが、ピルスナーを造っているところもある。小規模ブルワリーが造るピルスナーの中では、増田はCOEDOの瑠璃が1番好きだ。キリッとした飲み口でクリアな色も美しいビール。
Hazyというのはどろっと濁っていて、甘くて苦くてトロピカルジュースのように複雑なビールだ。アメリカ東海岸で始まって日本にも遅れてHazyブームがやって来た。伊勢角屋麦酒は、まだ日本でHazyが珍しかった頃にニューイングランドIPA(NE-IPA)としてこのねこにひきを瓶ビールでリリースした。
この度めでたく缶バージョンがリリースされたので選定した。Hazyは原料が贅沢なためお値段の高いビールだ。ねこにひきはハレの日の1本におすすめしたい。
蜜柑や桃の季節になるとフルーツビールをリリースするブルワリーは結構あるが、通年で販売しているビールは意外と少ない。このYellowSky Pale Aleは、PurpleSky Pale Aleというエールビールに柚子を入れたバージョンで、Y.MARKETが醸造開始した早い段階から定番商品になっているフルーツビール。とてもリラックス効果が感じられて美味しいビールだ。
Y.MARKETでは、LupulinNectarというHazyダブルIPAがあって、限定醸造だったのがあまりの人気で通年商品になって、増田はこちらもYellowSky Pale Ale以上に大好きであるが、Hazyカテゴリではねこにひきを選んじゃったので、フルーツビールとしてYellowSky Pale Aleを選出した。
件のSPRING VALLEY記事でもよくコメントに挙がったビール。増田も好きだが瓶ビールのため選外とした。
SPRING VALLEYの記事についたコメントで増田も思い出した。キリンがコンビニ向けに特殊なプルトップ瓶で流通させていたシリーズ。このブランドでは「梟の森」など色々あって、どれも美味しかった。増田は「ジ・アロマ」がとくに好きだった。スタイルは当時はあまり気にしていなかったがIPLなんだろうか?
結局グランドキリンのブランドは、後に缶でリニューアルされるが、あまり人気が出なかった(実際、瓶の時よりも味が落ちたと感じた)のか、ひっそりと終了している。キリンはブランド育てるの下手だなぁ……。
秋味が終わった頃(11月)に毎年リリースされる一番搾りの限定ビール。ジェネリックハートランドと言える味わいでおすすめ。季節商品のため選外。
大阪へ行ったらビアバーへ寄って必ず飲むくらい好きだ。が、瓶ビールのため選外。しかも何だあの冷蔵庫に納まりの悪い細長い形状は。増田にとってはハートランドと同じく外の店で飲むビールという位置づけ。
ニガニガIPAの総本山といえばここ。定番IPA以外のシーズナルビールも外れなし。ただし瓶オンリー。
ベルギービールとアメリカンIPAを融合させた先進的なスタイル。とても美味しいから一度はオフィシャルタップルーム訪問したいのだが、気が付くとインバウンドで京都のホテルが高騰していてまだ行けていない。
クラフトビールビジネスの難しいところはインディーとメジャーみたいな対立構造にあり、ビジネスを大きくしようとすれば「そんなもんはもうクラフトマンシップじゃない」的な話になりがちだ。京都醸造の国内のクラフトビール業界が抱えるジレンマというブログエントリがはてなブックマークで物議を醸したことがあった。今回のSPRING VALLEY問題を予見するような内容だ。
造り手がこんな発信をするなという意見もあろうが、増田はこれくらい尖った意見があった方が面白いしいいと思っている。本場アメリカでもMake AmericaJuicyAgainとかMakeEarth GreatAgainと大統領に抗議するようなビールがあるくらいだし。
これはもう結論出ていて、ビアバーに行こう! 四大ビールメーカーなら銀座ライオン・YEBISUBAR・キリンシティなどがあるし、クラフトビールもビアバーでタップ繋がってる中から好みを見付けて行くのが鉄板だ。ペアリングの善し悪しもわかる。何よりビールは鮮度が命なのだ。繋がってるビールがちょいちょい入れ替わるビアバーがいいぞ。
キリンが推進している「タップ・マルシェ」なる簡易ビアサーバーシステムがあるが、あれが導入していたらビアバーと呼んでいいか、増田はちょっと微妙に感じているが……。ビール充実していないイタリアンバルとかに導入されていたら嬉しいかなくらいの位置付けだ。
「伊藤園 TULLYS COFFEEタリーズコーヒーブラック &ソーダ ガッサータ 」って、マジで美味しくない?
https://www.tullys-cup.jp/lineup/gassata/
ゲテモノ飲料マニアとしては、今まで、炭酸コーヒーが発売されるたびに買って飲んでるんだけど、
まぁ1回飲めば十分、飲み切るのも微妙、念のため2回目飲んでもやっぱりだめだったことが多いんだけど、
ガッサータ は、もう4回も普通に飲めちゃってる。
過去の炭酸コーヒーは、美味しいコーヒーを敢えて炭酸で作ってみましたって感じで、ベースはあくまでもコーヒー飲料であり、
コーヒー味の中に炭酸があって、それが完全に邪魔している感覚だったんだけど、
ガッサータは、発想が真逆で、無糖の炭酸飲料にコーヒー風味をつけてみましたって感じなんだよ。
しかもコーヒー風味が炭酸と競合しないように、わざと酸味の強いコーヒーにしてる。
酸味料まで加えてるのは、もはや、コーヒーとしては邪道と言わざるを得ないでしょ。
炭酸が抜けた状態でガッサータを試飲すると、なんじゃこりゃって味なんだけど、
炭酸が入っている間は、ノンアル黒ビール的を彷彿とさせるような美味しさになる。
SNSでもクセになるって言ってる人も少なくないので、案外ヒットするかもしれない。
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%23GASSATA
飲んでみた! 口に入った時、上がモコモコの泡、舌には酸味のあるコーヒー炭酸がシュワっ!甘さはありませんが、美味しかったです。 これはグラスに入れて飲みたい。グラス付きセットを探してみようと思います
早速買って仕事中に飲んでるけど甘さが無く、炭酸の効果で苦味が更にガツンとくるから結構好きだわ
酸味が強い黒ビールの味わいに似ている!コーヒーを飲んでる感覚は弱く、ノンアル黒ビールに近い感覚に近いよ~!
コロナの前(※調べたら、2020年の12月だったわ。19年と勘違いしてた。失礼!)に
自分は食の仕事してるので、世界中の色々なものを食べたくてしょうがないのだけど、
最初は「えー、気持ち悪い」「私食べられないやつあるかも」といわれつつも、
美しく盛り付けられた料理写真を見せたり、シェフがエルブリ(スペインの超有名なイノベーティブレストラン)での修行経験あることを伝えたり、などなど精一杯プレゼンして何とかOKをもらった。
【先に結論】
ここから延々と食レポ書いていくのだけど、食べ終わった感想はこんな感じ。
・肉や魚では感じたことない果物/花のようなフレーバーがするものがあった
・それらは人口的に作られた香料と違って自然でほのかな香りで洗練されていて、普通に感動した
・常食はしないかもだけど、出汁パックとかだったら使ってみたい
【食レポ】
コオロギの出汁を煮詰めたものと小麦粉を混ぜて固めて焼いたせんべい。
前評判通りのエビ風味。食感も少し硬めで、「坂角総本店の海老せんべい」によく似てる。
マッシュルームとトウガラシの粉をかけて少しスパイシー&うま味盛りしてあった。
黒ビール特有のチョコレート風味はあるが、甲殻類感などは全くない。
苦味と濃さも強め。で、とても好み。そういえばむかし、
ヤッホーブルーイングが「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」という
ビールで鰹節を入れて発酵させた物があったが、それと同じロジックのようだ。
椎茸の出汁を合わせて作った出汁で、ガンもどきと春菊を炊いた料理。
ガンもどきは特に昆虫使ってるとかではない、普通のガンもどき。
まぁ、海老出汁という感じだけど、濃厚なタイプのエビ感は無い。
コオロギってわざわざ言われないと気づかないので、
こういう形で広まるかもなあと思ったりした。
特に小麦香とかは無かったけど、餌によって味は変わるんだろうな。
マリアージュで合わせる酒は加世田30年という熟成させたコーン焼酎。
大豆を使わずコオロギだけを8ヶ月発酵させた醤油だそう。発酵するんだな・・・。
作り方は乾燥させて砕いたコオロギと麹を混ぜて発酵させるとのこと。魚醤ならぬ虫醤。
甘味が少ないので、甘めの食材と合わせると良さそうということで雲丹なのだろう。
コーン焼酎もおそらくフレーバーは香ばしさで合わせて、甘い香りを補う狙いだと思う。
料理の前に「この子たちですよー」と、アクリルボックスに入った蜂の巣を見せてくれるプレゼンテーション。
集合恐怖症の自分には正直かなり厳しい。(まあ絶対こういう演出あるだろう覚悟はしてたからいいけど)
さて、料理の方は甘しょっぱく煮込んだスズメバチの幼虫とサナギのソースを
まあ見た目は幼虫とサナギそのままなので、ザ・虫。
とはいえ、ソースも濃厚な茶色なので凝視しなければあんまりわからない。
キャラメリゼされたナッツ香が特長的で、レーズンのような舌が少し収斂するような味わい。
バター感のあるカボチャのスープと合わせると、プチプチとした食感とも合わさってなかなかに良い。
マリアージュで合わせるのはボタニカルジンをキハダのトニックウォーターで割ったもの。
植木鉢のような器に木の枝。その先の葉っぱには蝉の幼虫がくっついている。
やばいかなと、パートナーをチラッと見るが、全く大丈夫のようだ。
アブラゼミとミンミンゼミの幼虫を乾燥させてカラッと揚げたとのこと。
中は思ったよりもジューシーでプチュっとした食感。味は出汁感が強い。
川海老の唐揚げのような香ばしい感じかなと思ったけど、思ったより香ばしくはない。
香りはアーモンドとかのナッツとかにちかい。成虫になるともっと香ばしくなるらしい。
食感が柔らかめなので、個人的には殻付きの甲殻類の唐揚げより好きかもしれない。
合わせた樹液ジュースは、*****と******、***と**(注:これ演出としてクイズだった!ネタバレしないほうがいいと思うので伏せ字にしました)を合わせたもの。
ストローでセミになった気分で飲む演出。味は、まあ不味くはないけど普通。材料の味がする。
仕事でタコスを作ったりしているので、「オアハカの昆虫タコス」は昔から気になっていたので
焼いてパリパリにしているので、トスターダというのが正しいかな。
イナゴの味的には先程のスズメバチのソースのような甘酸っぱい系に仕上げてある。
ベリー感が来るので、ラズベリー系のソースで煮てあるんだと思う。
下にフリホーレス(南米の黒豆の煮込み)が敷いてあり、味の緩衝材になっている。
食感は比較的バリバリしていて、イメージしてる昆虫食に近かった。
そのまま使う昆虫(成虫)はやはり「硬さ」が一つネックになりそうで、
それを他の食材(パリパリに焼いたトスターダ)とかで合わせるのがコツのようだ。
(7品目)イノシシのロースト、イナゴ醤油ソース、韮の蕾のケッパー添え
ロゼ色に綺麗にローストされた猪の上に黒ニンニクとイナゴ醤油を使ったソースがかけてある。
イナゴ感みたいなのはわからない。パートナー的には一番美味いとのこと。
人口的な強さがない。個人的には青リンゴよりも洋梨香を感じた。
話を聞いたら、ベースのウイスキーがブラックニッカとのことらしい。
タガメ漬けるだけで、あれこんなに美味しくなるんか。
ヨーロッパイエコオロギと二星コオロギの合わせ出汁ということ。
出汁感はとても強く感じた。だいぶ酔っ払ってきたので、この辺りのメモが適当になってる。
今回、全ての料理の中で一番美味しかった。カイコの糞を混ぜ込んだアイスクリーム。
アイスにほうじ茶は入れておらず、桑の葉っぱを食べたカイコの糞を混ぜて香りを作ってるらしい。
これ以外も桜の葉っぱを食べさせると桜餅の香りのする糞だったりと、
カイコの糞は、蚕沙というちゃんとした漢方にもなってるくらい昔から食べられていたらしい。
という、感じで全9品。店名は書かないけど調べれば出てくると思うので、
<追記>
結構美味しいのになあと思ったので、書きたくて書いただけ。
本当に虫取り小学生みたいにキラキラ語ってて本当に好きなんだろうなーと思ったんよね。
なんとなく、そういう人が流れ弾で叩かれたら嫌だなってのがあったかな。
>Antcicadaでしょ?
俺のレポよりもずっと詳細で写真付きの記事あったので、恥ずかしいわ。
>そこ、もう予約取れなくなってるらしい
レストランは本当に予約取れないよね。
いいなと思った店は次回の予約も入れる(人はその後に集める)ことが多いなあ。
>休業中だって
新しいシェフになると味も変わるだろうし、また食べに行きたいなあ。
このタイトルでこの内容だとは思わなかった。良い店のプレモルうまいよね。
ジャパニーズクラフトビールのうちIPA を避ければ良さそう。
ホップ大丈夫なら避けなくてもいいかも。苦いけれど黒ビールの苦味とは違う華やかな感じで香りがいい。
ビールが好きだ。
最近はすぐにおなかが膨れて量が飲めなくなってきたけどそれでも好きだ。
そろそろお店で丁寧に注がれた、きれいな泡の乗ったおいしいビールが飲みたい。
それはさておき、エビスビールはおいしい。大手メーカーの定番ブランドのなかで一番好きだ。
自分で買う時はエビスしか買ったことがない。というとさすがに嘘になるが、ごくごくたまに限定醸造とかクラフトビールとかに浮気する時以外はだいたいエビスだ。
こういっちゃあれだが、エビスは無難な味だ。自分が飲み慣れているというのがもちろん大きいけど、それを踏まえてもとがった味ではない。苦味、うまみ、甘み、コク、香りがどれもバランスよくまとまっている。
例えば同じプレミアムビールの代表格、サントリーのプレミアムモルツだと、めちゃくちゃ華やかな香りで、味もやや苦味が抑えられた甘さを感じる。
最初に一口飲むと、めちゃくちゃおいしいな!って思うけど、2杯目3杯目……と飲み続けると少しくどく感じてくる。
ド定番ブランドのアサヒスーパードライはドライを目指しすぎてコクが足りずに水っぽい感じがするし、麦の香りがうすい分、他の穀物やアルコールのにおいが目立つ気もする。
逆にキリン一番搾りはめちゃくちゃ麦の風味が濃くて、これもプレモルとは別の方向でずっと飲むにはくどい感じがする。
サッポロ黒ラベルは他ほど飲んだことがないのだけど、記憶の中ではエビスとスーパードライを足してなんとなくバランスをとったような、バランスは悪くないんだけどちょっと薄くて物足りないってイメージがある。
プレモルもスーパードライも一番搾りも、それぞれそういう路線で作ってるんだからって言われるとそうなんだけど、なかなかエビスに代わって普段から飲みつける位置に定着しない。
(とはいえちょっといいお店で丁寧に注がれたプレモルはめちゃおいしいし、クソ暑い日にキンキンに冷えたスーパードライもすごくいい。なんだかんだ一番搾りも黒ラベルもオールマイティーだよね)
コロナ禍で飲食店でビールを飲むことがなくなってしまったし、せっかくなのでちょっと冒険してみたいという気持ちが湧いてきている。おすすめのおいしいビールがあったら教えてほしい。
たま~に飲んできたクラフトビールとか海外のビールとかを考えると、黒ビールは香ばしい苦さが苦手、小麦を使った白ビールは甘くて華やかで好きって感じがする。
生ビールじゃない加熱処理のサッポロ赤星とかキリンクラシックラガーとかも苦味とどっしり感のバランスがとれててけっこう好きな気がする。
見事にまだ書けてないのでなんとか12時中には書いちゃいなよユー!って勢いでやっていきたいと思うんですけど、
まあこの年末年始を早くに迎えそうな心なしかソワソワしていて周りも忙しそうよ。
もうさ
お昼ご飯ランチ何食べようかって考えてる暇すらも与えられない私たちに美味しいランチにはありつけられるのか問題もあるけど、
そのぐらい午前中は早いってことよ。
内容の無いまま結局は午前中何やったっけ?って蓋を開けたらそうなる結果でありそれが目的ではないのよね。
私もちゃんと目的を果たすべく午前中を回りくどく書き綴っているのだけれど、
その一旦開けた蓋をそっと閉じるわ。
もう見なかったことにしたいぐらいだし
一応言っていくけど、
バケツの水は冷たいまま使うんじゃなくて面倒くさくてもお湯をバケツにとってそれを使ってほしいものよ。
急激に風邪引きやすくなるシーズンは1年のうち一番多いのはなんとこの大掃除の時期だって言うから
あながちじゃないでしょ?
そうこうしてるうちにまた妹ちゃんから今年もお歳暮と言うことで、
今年はルービーでまだ夏にもらったルービーが飲み切れてないまま、
しってた?シーチキンって賞味期限が切れてからの方が本番!なんだって!
私もそろそろそうやって聞いた情報で買ってきたツナ缶が賞味期限が切れて
ゾーンの域に達するの。
ネットオークションで賞味期限のツナ缶が大量出品されているのはそう言うことだったんだ!ってガッテンだわ。
さすがに賞味期限の切れたツナ缶の方が美味しいとは言えないわよねNHKだしガッテンだしってことで、
たとえガッテンが賞味期限の切れたツナ缶が最強に美味い!って言っても
今からツナ缶買いに行こう!ってガッテンのあとには街からバナナやアーモンドがなくなるといったような、
さすがにツナ缶は無くならないわよね。
いや待てよ!今日買って今から寝かしておく人だっているだろうから、
結局ガッテンが賞味期限の切れたツナ缶が最強!ってやっぱり言っちゃうと
桶屋が儲かるようにそんなバタフライエフェクトで
街からツナ缶が消えちゃう!ってことでよろしかったでしょうか?
ファミレスとかでオーダーを聞いてくれる店員さんが注文を確認するときの最後の決め言葉に
「よろしかったでしょうか?」って言うことに対してもう違和感は感じなくなったけど、
確認のオーダーを読み上げてもらってるときにもう頼んだものを忘れちゃってるから
サイゼリアガチャでもうご飯大が3つ出たときの苦笑いって言ったら本当に笑っちゃうわよ。
一丁前にワイングラスをぐるぐる回して今年のボジョレーは良い出来ですね!って、
あの人なんだっけ?
鑑定団の良い仕事してますね!って言う人並みにいいワインだって言っても、
ギネスの黒ください!ってイキって注文するぐらい恥ずかしいわよ!
私だってサッポロ黒ラベルが黒ビールかと本当に思ってたんだから!
もう飴細工の瓶ビールかと思って人をひと思いに殴れると思ったら、
これリアルビール瓶じゃない!って安いの殿堂で売ってた飴細工の瓶ビール瓶は1本なんと1万円もするから、
安いなと思って買ったら、
空のビール瓶ってこともあるので気を付けなくちゃいけない季節でもあるわよ。
でも空の瓶ビール売ってるのかよ!って言いたいところでもあるけどね。
うふふ。
この時期限定なのかしら?
今日は満月と言うことでブルーボトルに水を入れて窓際に置くの、
そしたらムーンパワーが瓶に注入!
って昨日は満月じゃないから今日だったわね!って勘違いしちゃった人多数!
で、これまたブルーの瓶が激売れって理由はムーンウォーラーを作りたい人たちがいっぱいだってことだった訳よ。
私ははなからそんなの効き目はないと思ってやまない年頃なんだけど、
たまにはそういうのにも縋りたい気持ちも分からないでもないから、
綾鷹が選ばれるように。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
元増田です。
お恥ずかしい話、指摘されてスタウトとシュバルツの違いを認識しました。
お陰で勉強になった!
【殿堂入り】サッポロ エーデルピルス 超美味しい。ただお店でしか飲めない。
【地ビール】
1位デュベル・モルトガット デュベルトリプルホップ このホップ感!重厚さ!1位でもいい位
3位ヤッホーブルーイング よなよなエール すっかり有名で老舗?日本のペールエールの王様
4位ローグ醸造所 ここのIPAはどれも美味しい
5位ヤッホーブルーイング 青鬼 結局青鬼
【殿堂入り】デュポン ボンヴー 世界で一番美味い。ただ高いので1年に1回しか買わない
※ここ数年地ビールが増えすぎて全然追いつけていないので、これをランキングにいれないなんて!という意見お待ちしてます。
【発泡酒】
1位キリン 濃い味デラックス 店頭ではあまり見かけないが満点
3位サッポロ 北海道生絞り 店頭では見かけなくなった。美味しいのに
5位サッポロ ホワイトベルグ 知らずに飲んだらあら海外のビール?って思う程の味
【殿堂入り】富士貿易株式会社 ユーロホップ 安い!飲みやすい!リーマンの味方!
以上
世界各国、必ず名物料理の一つや二つあるものだが、カナダの名物料理と聞いてパッと思い浮かぶ人は少ないと思われる。
そんなカナダの、カナダ人自身も認める名物料理の筆頭が、プーティンである。
といってもフライドポテトのご当地バリエーションみたいなモンで、ポテトにグレービーソースをかけチーズを散らした料理である。
前々から興味があったのに食べる機会がなく、それが今日たまたま口にできる幸運にありつけたのだが、コレがメチャクチャ美味かった。
アメリカ流のケチャップやチリチーズ、或いは英国風のモルトビネガーで食べるのに比べてずっと繊細というか、優しい旨味に溢れていて、それこそコーラや黒ビールではなく、もう少し上品な飲み物が欲しくなる味だった。
見た目もっとワイルドな味を予想していたので、嬉しい思い違いでもあった。
というかこの味を知ってしまうと、もうフライドポテトを英米の流儀で食べることはできなくなる。
一般に、アングロサクソン系のメシは不味いと世界中から言われている。
「あいつらの舌は何枚もあるので詐欺師としては超一流だが味覚はお察し」
「あいつらは自分たちの味覚と引き換えに国の繁栄を手に入れたんだ」
なんてジョークもある。
しかしアングロサクソンでも、カナダはフランスの血がブレンドされているからだろうか、英連邦では唯一美味しい国と聞いたことがあり、今回そのエビデンスを彼の国の名物でしっかり認識できたわけだ。
なんとも良い一日だった。