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2025-02-05

お笑いバイアスロン」という賞レースについて

日テレが「ダブルインパクト」という、漫才コントの両方で競うお笑いレースを始めるらしい。

https://www.ntv.co.jp/double-impact/

それを見て、そう言えばそっくりな賞レースがあったな、と「お笑いバイアスロン」のことを思い出した。

https://www.qab.co.jp/OWARAI!biathlon-2023/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3]

沖縄地方テレビ局が開催する賞レースである。小さい島の沖縄だが、なぜかお笑い関係芸能事務所がそれなりの規模のところで3つ(FEC・オリジン・よしもと沖縄)あり、それなりの人数の芸人がいる沖縄では、以前から「O-1グランプリ」という沖縄芸人によるお笑いグランプリがあったのだが、そこに2013年から他局が始めたのがお笑いバイアスロンだった。

出場したことなどもちろんないし、テレビしか見ていないか放送された内容しか知らないが、テレビ放送される決勝大会では、1巡目にコント、2巡目に漫才ピン芸人漫談)をやって、それぞれ得点を付けて合計点で競う形式だった。一時期の全員が2回ネタ披露するキングオブコントに近い。

そして、お笑いバイアスロン沖縄芸人にとって重要だったのは、審査員によるところが最も大きいと思われる。

11年続いたこ大会審査員は、2回目から一貫して 伊藤正宏、内村宏幸鮫肌文殊高須光聖中野俊成 という、中央活躍する放送作家達だった。決勝大会進出者は、コント漫才のそれぞれで放送作家達から直でコメントがもらえる上に、もしかしたら個人的に「ハマる」かもしれない、というのが芸人達にとって最大の魅力だったと思われる。例えば、ありんくりん等は、コレがきっかけで中央でもちょくちょく見るようになったのではないか

放送作家達がなぜこんな仕事を引き受けていたのかは分からない。初期の、地元ネタばっかりだった頃のコメントは苦しそうに絞り出しているように見えるところもあったが、年に一回、沖縄に来て骨休めみたいな事が出来るという気持ちだったのかもしれない。

コロナ禍では無観客だったりリモート審査になったりしていたが、2021年沖縄出身東京活動する大自然が決勝に進出した。前述の「放送作家に見てもらえる」というメリットに気付いたのかもしれない。参加規定上は沖縄在住・活動出身等の制限はなかったから、東京芸人が出場することに何の問題も無かった。

そして2023年お笑いバイアスロンは「ドリームチャンプルー」と称して、過去優勝者が別の芸人指名し、コンビorトリオコント漫才に挑む、TBSドリームマッチ」のような形式になった。もしかしたら、沖縄出身者以外の応募が相当増えてきて、放送しても「県民のヒキが無い」ことを気にしたのかもしれない。そして休止した。

それから2年。ダブルインパクトが始まることには何の感慨も無いが(沖縄って日テレ系ないし)、そのタイミングで思い出したので書いてみた。

Permalink |記事への反応(0) | 21:50

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