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2025-12-14

anond:20251214213927

保険料控除も所得控除じゃなくて税額控除に変え控除受けるにはマイナンバー必須にすべきなんだよ

それで税額控除保険料徴収時に相殺するだけで勤務先が加入情報を把握する必要性をなくすべき

しか所得控除高所得者ほど有利で課税最低限未満は恩恵ないのが変わるから格差是正策にもなる

住宅ローン減税も同様の制度変更で会社に申告しないで済むようにできる

Permalink |記事への反応(0) | 22:06

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2025-12-12

ふるさと納税って、やっかみで批判されてるけどいい制度だよね

高所得者ほど減税っていうけどさ、そりゃあね、納税額1万円の人と100万円の人で控除額が一緒ってわけにゃいかないっしょ。

1万円の人から100万円控除しようってどんなだよっていう。

別に高額納税者が減税されたからって、低所得者暮らしが楽になるわけじゃねーっていうね。

いや、低所得者こそ減税しろって?だからさ、もともと納税してねーって話だろ?

ミクロの話はそれで終わりだ。

マクロで考えるとだな、そもそもで、この制度で割を食うのが、高所得者住民税を奪われる都市部なわけだ。

都市から地方富の再分配、いいじゃん?

都市部高所得者が住んで、高所得者の税収でより住みよい街になって、際限なく生活格差が広がっちまう。

返礼品がよくない?

いや、あれこそ公共事業だろ。

集めた税金をどう使うかなんか勝手で、事業で儲けた金を、もっと儲けるために再投資するのと同じで、税収を上げるために返礼品を出してなにが悪い?

だいたい、日本金持ちケチから、こういう時しか和牛とかカニとか食わねーだろ?

住宅ローンの高っかい支払いでヒーヒー言ってるんだから

滅茶苦茶いいプロモーションじゃん。

楽天中抜きダメ?だから公共事業っていってんじゃん。

からさ、マクロで考えても、悪くねぇ。

で、次に出てくるのは、ふるさと納税みたいな奪い合いじゃなく、こういうのは不公平にならないように、お上お金を集めて公明正大に再分配すべきみたいな主張。

でもさ、そういうの上手くいかねーんだ。

地方は足りねーって文句言うし、都市部は俺たちの税金を盗まれたって文句言うし、分配を実質決めてる総務省官僚が力を持って、さすがに今日日袖の下はないが、そことパイプを持とうと地方自治体が総務省に媚を売るからさ、共産主義が上手くいかないのと一緒で、長い目で見るとダメだ。

そこで出ましたふるさと納税、つまり住民税奪い合いバトルロイヤル

最高じゃないか

個別に多少問題はあっても、ほとんどはやっかみで、メリットデメリット勘案すると悪くねぇ。

税金社会保障で搾り上げられてる金持ちの不満も適度にガス抜きされるオマケつき。

菅ちゃん、優しそうなおじいちゃん装って、剛腕なんだなって感心したよ。

誤算は、金持ちSNSで自慢しすぎなんだよ!

経済的はいプロモーションだけど、貧乏人のやっかみが制度を潰しにかかっちまった。

ああ、合掌。

Permalink |記事への反応(2) | 10:10

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控除の所得制限って要は間接的な高所得者支援なんよね

パートなどという舐め腐った労働可能なのは他方の配偶者が十分に稼いでいる場合だけ

フルタイム共働き余儀なくされる中間層はその恩恵あやかれない

要するに政府生産性の低い中間層を根絶やしにしたいのでしょう

Permalink |記事への反応(1) | 09:41

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2025-12-07

障害児を育てながらFIRE

小1の知的障害保育園年中の知的障害がいる。

毎日8時半に保育園にいき、その足で9時に特別支援学校に送る。

14時に特別支援学校に迎えに行き、17:30に保育園に迎えに行く毎日

の子は全く喋れず

「ウォウ!ウォウ!」

しか言わないし、興奮すると連続頭突き

間違いなく下の子小学校特別支援学校から、下の子小学校になれば送迎先の一本化で少し楽になるのかもしれない。

高校卒業までずっと送迎かと続くのかと思うと結構くる。

叫ぶし走るし暴れるし、スーパーすら連れて行くのがけっこう大変だ。

強く怒るとパニックを起こしてリノリウム連続頭突きが始まるから、強く怒れない。

注意しない躾をしない親として白い目で見られる。

アメリカ的な生活になったと思う。

デカい車で大型スーパーに行く。

スーパーの選ぶ基準はとにかく通路が広いこと。急に走ったりするからね。

吟味せず次々カートに放り込む。

外食ができないので、家の食事は豪華だ。

と言っても、子供をみないといけないので、巨大な肉をオーブンに放り込んで焼くとか、鍋に放り込んで茹でるとか、そういう料理ばかりになる。

の子供は肉と野菜は一歳食べない。

アメリカ人が映画見ながらポップコーンドーナツを貪り食うように、コーンフレーク白飯を手掴みでこぼしながら絨毯で食い、延々のYouTubeも Switch2に興じてる。

リビングは常にコーンフレークが散乱していて鶏小屋みたいだ。

意外とお金はかからない。

食費に4人で月5万や8万はすぐでも、20万とか食おうと思っても食えないしね。

娯楽ってYouTubeハイキングくらいしかないし。

そこそこ贅沢しても住宅ローン含めても年間に500万くらいの支出で回ってる。

田舎に引っ込めばこんな感じ。

児童手当と特別児童扶養手当で100万くらいは出るし、所得が少なければ他にもいろいろ手当が出るし、たぶん年収300万くらいで一家4人暮らせると思う。

もともとが高所得者でそれまでの蓄えの運用益だけでも暮らせるよ。

生活保護以外の制度は、蓄えがどれだけあるかじゃなくその前の年の住民税関係する所得で決まるからさ。

運用益は分離課税所得に入ってこないし。

極端な話、1億もあれば運用益だけで暮らしていけだろうし、60歳のとき2000万残ればいいってんなら(老後2000万問題ってんだからそんだけありゃまあいいんだろ)そんなにもいらねえ。

実際、俺はそんな感じでFIREしたんだ。

辛いっちゃ辛いよ。

なんもないど田舎住み。

百貨店とかレストランとか美術館とか行きたいけど、どうせ子供がいると行けないからさ、行動範囲にないほうが精神的には楽だ。

追記

制度都道府県市町村によってさまざまなだから一概に言えないけどさ、九州広島大阪あたりが福祉が厚いよ。

都心マンション引き払って南に移住すればFIRE簡単だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 15:04

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2025-12-04

anond:20251204105546

残念!アメリカアンケートでは高所得者の方が経験者が多いんだな

人の言葉右往左往してるのってどんな気持ち??

Permalink |記事への反応(0) | 10:59

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2025-11-29

anond:20251129233957

大丈夫か?平均は超高所得者で引き上がってるんだぞ?中央値も知らない低能は出てくんなボケ

Permalink |記事への反応(0) | 23:41

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2025-11-26

低所得者は益々低所得

高所得者は益々高所得

資本主義摂理

Permalink |記事への反応(2) | 19:12

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2025-11-11

anond:20251111213428

本当それ思う。生活水準維持しながら旅行行ってブランドもの買って外食しながら子供2人とか3人産めない社会が悪い!たくさん税金払ってる私たちが2人目産めなくて、低所得者ばかり子だくさんでおかしい!高所得者エリートで優秀な家庭の我々にたくさん産んで欲しいだろ?みたいなのよく見るけど、そこまで国がやるのも違うだろとは思う。子だくさんでDINKS水準の生活普通に無理だろ。

Permalink |記事への反応(2) | 22:06

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2025-11-04

日本医療制度社会保障現実

日本世界で最も長寿の国の一つであり、国民皆保険制度によって、誰もが比較安価標準的治療を受けられる。これは世界的に見ても非常に優れた仕組みだ。

 

たとえば、がん治療の中でも注目されている光免疫療法(レーザー治療)がある。

この治療現在、頭頸部がんに対してのみ保険適用されている。肺がんなど他の部位にも有効可能性が指摘され、治験は進行中だが、国内外ともに結論は出ていない。

 

患者が、たとえば初期の肺がんに対して光免疫療法を自由診療で受けることは可能だ。

しか日本では「混合診療保険治療自由診療の併用)」が原則禁止されているため、

レーザー治療選択するとその他すべての治療保険適用外となり、すべて自費になる。

制度として「おいしいところだけ保険で」という“つまみ食い”を防ぐ仕組みになっているのだ。

 

臓器移植の例

アメリカでは年間約1万4千人が臓器提供を行い、3万5千件以上の移植手術が実施されている。

一方、日本では年間149人にとどまる。人口比で見ても大きな差だ。

 

それでも、日本では臓器移植保険適用であり、さら公的医療費助成制度を併用できる。

アメリカのように「高所得者しか受けられない医療」とは対照的だ。

 

もし日本アメリカ並みに移植件数を増やしたらどうなるだろう。

人口比で計算すると、およそ年間1万人の命が救えるかもしれない。

しかし、そのコストをすべて保険負担すれば、医療財政は確実に破綻する。

 

命にも“コスパ”の現実がある

日本医療制度は、「どの治療公的資源を使うか」を経済合理性で選別している。

まり「標準治療」は、世界最高峰技術をすべて使えるという意味ではなく、

費用対効果コストパフォーマンス)を最大化するための妥協点として設計されている。

 

海外では一般的治療法だが、日本では保険が効かない」というケースは多数ある。

理由は単純で、それを認めると制度全体が維持できなくなるからだ。

 

「命は地球より重い」という理想を掲げ、あらゆる先進医療や高額薬を

制限保険適用すれば、制度のもの崩壊する。

 

たとえば、一年生存率が1割にも満たない高齢患者に対し、

1億円を超える治療を行うことに経済合理性はあるだろうか。

誰に尋ねても「ない」と答えるだろうし、実際に制度もそれを許していない。

限界と不均衡

すでに日本医療介護制度財政的に破綻寸前であり、どこかを削らなければもたない。

仮に今後、頭頸部がんへの光免疫療法が「コスパ見直し」で保険適用外になれば――

治療中の人は来月から自費でお願いします」という事態理屈の上では起こりうる。

そんなことになれば国会大炎上し、千代田区デモがあふれるだろう。

新しい治療法の採用抑制的でも叩かれないが、一度採用したものの取り消しは炎上案件となる、そこに合理はなく情緒なのだ

 

冷静に考えればすでに現状でも命は“選別”されている。

医療リソースには限りがある以上、制度設計とは結局、

「どの命に、どれだけの社会的コストを割くか」という配分の問題にすぎない。

社会保障本質

医療制度介護制度は、突き詰めれば徴収(税・保険料)と分配(給付)の設計に尽きる。

充実させたければ、社会保障費を増やすしかない。

問題は、その分配が誰にどれだけ公平かということだ。

 

現状では明らかに高齢偏重になっており、

現役世代子育て世代の納得感を失わせている。

これが、今の社会保障制度が抱える最大の不均衡である

 

一言で言えば「老人を殺せ」だ

/ChatGPT15分

Permalink |記事への反応(1) | 22:48

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2025-10-27

弱者男性だけど男らしさからフェミニズムに従って降りた結果

①昔は納税高所得者義務だと思ってたけど、なんで俺が税金いっぱい払わなきゃいけないんだと思い始めた

確定申告の時は毎年イライラするようになった

投票行動は、とにかく減税と社会福祉の削減、株価が上がればいいで決めるようになった

②女にイライラするようになった

女は国家のために出産するべきでは?そうじゃなかったら所得税やめて人頭税かなにかに変えるべきでは?

なんで俺だけ国家搾取されないといけないわけ?

マッチングアプリとかで全部割り勘にした

もし結婚とかしても全て割り勘にしようと思う

まぁ男らしくしないと結婚とかできるとも思えないけど、女って差別主義者だから

結論

概ねメンタルヘルスに良くない結果となった

Permalink |記事への反応(2) | 17:39

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2025-10-22

シナリオ別:金持ちの身を切る政策と中低所得層負担

anond:20251022162552

A. 小幅強化

政策

最高税率帯(課税所得4,000万円超など)に+2%ptの上乗せ

金融所得課税所得2,000万円超層の譲渡配当20%→22%(地方込み)

法人実効増税実効税率ベースで+2%pt相当(ローカル税率・外形標準の調整等)

増収ざっくり

所得税:22.05兆円 ×(高所得者寄与分押上)≒ +0.4~0.6兆円

金融所得ベース3~4兆円規模の一部に+2pt → +0.2~0.3兆円(レンジ

法人税:15.86兆円に対し実効+2pt(約+6%分)→ +0.9~1.1兆円

合計:+1.5~2.0兆円

還元メニュー(例)

消費税0.5%pt引下げ(年▲約1.15兆円)+低所得世帯給付0.5~0.8兆円

1世帯あたり:平均で▲2.1万円/年程度(うち給付対象絞れば年3~5万円/世帯も可)

B. 中幅強化

政策

最高税率帯に+5%pt

所得5,000万円超のミニマム課税率(株式譲渡等含め25~27.5%の下限)を厳格運用拡張

金融所得所得5,000万円超で20%→25%

法人実効+3%pt

増収ざっくり

所得税:高額帯寄与が大きく+1.0~1.3兆円

金融所得:+0.7~0.9兆円

法人税:実効+3pt(約+10%分)→+1.5~1.7兆円

合計:+3.2~3.9兆円

還元メニュー(例)

消費税1%pt引下げ(▲約2.31兆円)+社会保険料労働者負担)定額減額1兆円規模

→ 中低所得層の家計負担

 ・消費税1pt可処分所得+約2.3兆円(広く薄く)

 ・保険料定額カット低所得への厚め配分(例:年収300万円世帯で年3~5万円軽減)

→ 合計体感:年5~8万円/世帯分布により)

C. しっかり強化

政策

最高税率+10%pt、上位0.5~1%向け超過累進スラブ新設

金融所得:高所得層は総合課税化または30%まで段階的引上げ

法人実効+5%pt(繰越欠損・受取配当等の特例見直しを含む実効ベース

増収ざっくり

所得税:+2.0~2.6兆円

金融所得+1.2~1.6兆円

法人税:+2.4~2.8兆円

合計:+5.6~7.0兆円

還元メニュー(例)

消費税2%pt引下げ(▲約4.62兆円)+低~中位6割世帯への定額給付(1.5~2.0兆円)

負担減の目安:

 ・全国平均で年8~11万円/世帯

 ・年収300万円台の世帯なら年10~13万円規模の改善消費税減+給付の合算)

どの程度「中低所得層の負担」を減らせるか(まとめ)

小幅(A):全国平均 ▲約2万円/年、低所得層は給付上乗せで▲5万円前後/年まで

中幅(B):全国平均 ▲5~8万円/年、年収300万円世帯で▲3~5万円(保険料)+消費税

しっかり(C):全国平均 ▲8~11万円/年、年収300万円台なら▲10~13万円/年程度

実務的には「消費税率の端数(0.5~1.5%pt)+定額給付 or 社保料の定額控除」をセットにすると、中低所得への配分効率が良く、かつインボイス事業者負担の急変も抑えられます

Permalink |記事への反応(2) | 16:39

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2025-10-10

anond:20251010104120

ワイ:

paycheck to paycheck の場合、どう考えても現金で手元にあった方がいいぞ

生活絶対防衛資金と各種納税デジタル税/家電買い替え税/冠婚葬祭税/学習税)の蓄えとは別に

100万以上の余剰金があってはじめて始める物だな

 ↓

増田

なんで一般人が「100万以上の余剰金」を持ってないと思ったの?

 ↓

ワイ:

統計を見た感想

生活絶対防衛資金と各種納税デジタル税/家電買い替え税/冠婚葬祭税/学習税)の蓄えすらない層もいるで

 ↓

増田

「○○すらない層がいる」ということと、俺がそうなのかということと、平均的にそうなのかということと、全然別の話なんだよね

 

なんか会話にならないので

日米における金融資産経済的安定性に関する比較分析:「貯蓄中央値」と「Paycheck to Paycheck」の実態

 

第1章エグゼクティブマリ

レポートは、多くの人々が給料日ごとに生活費を使い切る「paycheck to paycheck」の状態にあるという印象に基づき、

日本米国における最新の年齢階層別「貯蓄(金融資産中央値」を比較分析する。統計データが示す資産額と、個人が直面する経済的現実との間の乖離を明らかにすることを目的とする。

分析の結果、米国世帯純資産net worth)の中央値は、すべての年齢層において日本の貯蓄中央値を大幅に上回ることが明らかになった。

しかし、この資産額の優位性は、個人金融的安定性を必ずしも保証するものではない。米国では、高額な住宅ローンや学資ローンといった負債個人負担の大きい医療制度

そして根強い消費者信用文化存在し、資産を持ちながらも日々のキャッシュフローに窮する「paycheck to paycheck」の生活を送る層が、高所得者を含め広範にわたって存在している。

一方、日本では貯蓄中央値のものが伸び悩み、特に若年層や中年層で低い水準に留まっている。さらに、相当数の世帯金融資産を持たない「貯蓄ゼロ」の状態にあり、

将来への備えが極めて脆弱な状況が浮き彫りになった。

結論として、貯蓄や純資産中央値は、経済的安全性を測る上での一面的指標に過ぎない。日米両国家計は、それぞれ異なる構造的要因から生じる、

深刻な金融プレッシャーに晒されている。本レポートは、両国の貯蓄実態を深く掘り下げることで、現代社会における経済的安定の複雑な様相を解き明かす。

 

第2章日本の年齢階層別貯蓄中央値と「貯蓄ゼロ世帯」の実態

本章では、日本家計保有する金融資産実態を、年齢階層別の貯蓄中央値と「貯蓄ゼロ世帯」の割合という二つの側面から明らかにする。これにより、日本における経済的安定性の基盤とその脆弱性を検証する。

 

2.1 年齢階層別に見る貯蓄中央値

貯蓄額を分析する際、一部の富裕層が全体の数値を引き上げる「平均値」よりも、実態をより正確に反映する「中央値」(データを大きさの順に並べたとき中央に来る値)を用いることが重要である

最新の調査によると、日本の貯蓄中央値は年齢と共に緩やかに上昇するものの、多くの世帯にとって貯蓄形成が依然として大きな課題であることがわかる。

以下の表は、単身世帯と二人以上世帯それぞれの、年齢階層別貯蓄中央値を示したものである

 

表1:日本の年齢階層別・世帯類型別 貯蓄中央値

年齢階層 単身世帯 二人以上世帯
20代20万円 63万円
30代 56万円 238万円
40代92万円 300万円
50代 130万円 400万円
60代 460万円 810万円
70代 800万円 1,000万円

出典:金融広報中央委員会「家計金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査][単身世帯調査](ともに令和5年より)、金融資産保有していない世帯を含むデータ

 

このデータは、日本家計が直面する厳しい現実を浮き彫りにしている。第一に、若年層の金融基盤の脆弱である

20代の単身世帯中央値わず20万円であり、社会人としてのスタートラインで十分な経済的バッファーを持てていない実態がうかがえる 。

第二に、所得が増加するはずの中年期においても、貯蓄の伸びが著しく鈍い点である。単身世帯では、50代になっても中央値は130万円に留まる 。

二人以上世帯では、30代から50代にかけて住宅購入や子ども教育費といった大きな支出が重なるため、貯蓄額が伸び悩む傾向にある 。

これは、多くの世帯が日々の支出に追われ、資産形成資金を回す余裕がないことを示唆している。

 

2.2 深刻な「貯蓄ゼロ世帯」の割合

中央値の低さに加え、金融資産を全く保有しない「貯蓄ゼロ世帯」の割合の高さが、日本金融脆弱性をさらに深刻なものにしている。

これは、米国における「paycheck to paycheck」の概念に相当し、所得から日々の支出差し引くと貯蓄に回す余裕が全くない世帯存在を示す。

 

表2:日本年代別・世帯類型金融資産保有世帯(貯蓄ゼロ世帯)の割合

年代 単身世帯 二人以上世帯
20代 43.9% 36.8%
30代 34.0%28.4%
40代 40.4% 26.8%
50代 38.3% 27.4%
60代33.3% 21.0%

出典:金融広報中央委員会「家計金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査][単身世帯調査](ともに令和5年より)

 

このデータが示す現実は衝撃的である特に単身世帯では、20代の43.9%、40代の40.4%が貯蓄ゼロであり、人生重要局面経済的リスクに極めて無防備状態にある 。

二人以上世帯でも、子育て住宅ローン負担が最も重くなる30代から50代にかけて、4世帯に1以上の割合で貯蓄ゼロ状態が続いている。

これらのデータは、多くの日本世帯が、予期せぬ失業病気、急な出費に対応できるだけの経済的余力を持たず、常に金融的な不安を抱えながら生活している実態物語っている。

これは、勤勉で貯蓄好きという国民性イメージとは大きくかけ離れた、現代日本経済的現実である

 

第3章米国の年齢階層純資産中央値と「Paycheck to Paycheck」文化

本章では、米国家計資産の状況と、社会問題化している「paycheck to paycheck」文化について詳述する。米国では、個人金融状況を測る指標として、

貯金だけでなく不動産投資資産を含み、負債差し引いた「純資産Net Worth)」が一般的に用いられる。

 

3.1 年齢階層別に見る世帯純資産中央値

米国家計資産理解するため、連邦準備制度理事会FRB)が3年ごとに実施する「消費者金融調査(Survey of Consumer Finances)」のデータ確認する。

この調査は、米国家計資産負債所得に関する最も信頼性の高い情報源である

最新の2022年の調査結果によると、米国世帯純資産中央値は年齢と共に着実に増加し、65~74歳でピークに達する。

 

表3:米国世帯主の年齢階層純資産中央値 (2022年)

世帯主の年齢階層純資産中央値
35歳未満 $39,040
35~44歳 $135,300
45~54歳 $246,700
55~64歳 $364,270
65~74歳 $410,000
75歳以上 $334,700

出典: Federal Reserve Board,2022 Survey of Consumer Finances

 

このデータは、日本の貯蓄中央値比較して、米国家計名目はるかに大きな資産保有していることを示している。

特に中年期以降の資産額の伸びは著しく、退職期に向けて相当額の資産形成が進んでいるように見える。

この背景には、持ち家率の高さや、401(k)プランをはじめとする株式市場への長期的な投資文化が深く根付いていることがある 。

しかし、この純資産の数値は、あくま資産不動産株式など)の評価額から負債住宅ローン、学資ローンなど)を差し引いたものであり、

必ずしも日々の生活自由に使える「現金」の豊かさを意味するものではない。この点が、次に述べる「paycheck to paycheck」文化蔓延理解する上で極めて重要となる。

 

3.2資産があっても蔓延する「Paycheck to Paycheck」の実態

米国の高い純資産額とは裏腹に、国民の大多数が経済的な余裕のない生活を送っている。これが「paycheck to paycheck」と呼ばれる現象であり、

その根深さは各種調査によって繰り返し報告されている。

2025年の調査によると、米国人の67%が「paycheck to paycheck」で生活しており、この割合は年々増加傾向にある 。

この現象の最も注目すべき点は、それが低所得者層に限った問題ではないことである年収10ドル(約1,530万円)以上の高所得者層ですら、

その半数が「paycheck to paycheck」で生活しているという衝撃的なデータも報告されている 。

この「高資産・高所得でありながら、金融的に脆弱」というパラドックスは、米国社会構造に起因する。

 

 

このように、米国の「paycheck to paycheck」文化は、純資産というストックの大きさとは別に、日々のキャッシュフローいかに逼迫しているかを示す指標である

資産の多くが流動性の低い不動産退職金口座に固定されている一方で、毎月の給料はローン返済や高額な生活費に消えていく。

この構造が、統計上の資産額と個人経済的実感との間に大きな乖離を生み出している。

 

第4章結論:貯蓄・資産額だけでは測れない経済的安定

分析を通じて、当初の「paycheck to paycheckで生活している人が多そう」という印象は、日米両国において、それぞれ異なる構造的背景を持ちながらも、

的確に現実を捉えていることが明らかになった。

第一に、日本家計は「貯蓄形成の停滞」という深刻な課題に直面している。年齢を重ねても貯蓄中央値は低い水準に留まり特に単身世帯では50代ですら130万円という心許ない額である

さらに、全世代にわたって「貯蓄ゼロ世帯」が3割から4割という高い割合存在し 、多くの人々が経済的セーフティネットを持たないまま生活している。

これは、安定を重視する社会構造の中で、賃金の伸び悩みやライフイベントに伴う支出増が、個人資産形成を阻害している実態を示している。

第二に、米国家計名目上の純資産額では日本を圧倒しているものの、その内実は「高資産と裏腹の金融脆弱性」を抱えている。

純資産の多くは流動性の低い不動産退職金口座に固定されており、一方で高額なローン返済や生活費が日々のキャッシュフローを圧迫する。

その結果、所得資産多寡にかかわらず、国民3分の2が給料を次の給料日までに使い切る「paycheck to paycheck」の生活を送っている 。

これは、個人自己責任が強く求められる社会構造の中で、資産を持つことと日々の経済的安定が必ずしも一致しないという現実を浮き彫りにしている。

最終的に、本レポートは、個人経済的幸福度を測る上で、貯蓄や純資産中央値という単一指標いかに不十分であるかを明確に示した。

金融的な安定性は、資産絶対額だけでなく、その国の社会保障制度負債に対する文化、そして資産流動性といった要素が複雑に絡み合って決定される。

日本における「貯蓄ゼロ」と、米国における「paycheck to paycheck」は、形は違えど、共に現代先進国に生きる人々が直面する経済的プレッシャー象徴である

統計上の数字の裏にある、人々の生活実感に根差し脆弱性を理解することこそが、真の経済的安定を議論する上での第一歩となるであろう。

Permalink |記事への反応(1) | 11:10

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2025-09-24

年収4桁万超えたけど、税金自己投資で死にそう。誰だよ勝ち組とか

ここ数年、ありがたいことに年収が大台を超えて、いわゆる「年収4桁」ってやつになった。

20代の頃の私が聞いたら「勝ち組じゃん!毎日寿司!?ブランド品買い放題!?」とか言って失禁するレベルだと思う。

でもな、先に結論を言う。あれは全部幻想だ。

年収1000万なんて、ただの「ちょっと贅沢できる程度の社畜」でしかないことに、私は気づいてしまった。

給与明細を見るたびに真顔になる呪いにかかる。

まず、毎月送られてくる給与明細。あれは給与明細じゃない、絶望通知書だ。

額面だけ見れば、確かに夢がある。でも「控除」の欄を見た瞬間、現実に引き戻される。


社会保険料、お前はもういい。未来自分のためだと100回唱えれば、なんとか納得できる。これはもうそういうもんだ。諦めた。


問題所得税住民税だ。

累進課税かいシステム、考えたやつマジで出てこい。


稼げば稼ぐほど、税率がネズミ算式に上がっていくの、本当に意味がわからない。国民義務果たしてるよ。真面目に働いて納税してる。なのに、なんで頑張った分だけペナルティみたいにゴッソリ持っていくんだよ。


ただでさえ物価の高い都内で、必死に働いて生きてるだけなのに。もはや「東京都民税」は、この街に住むことを許してもらうためのショバ代なんだとすら思う。


高収入の正体は「激務」と「都心への魂の束縛」

そもそも、なんで私がこんな給料をもらえてるか。

それは、「会社から徒歩圏内に住み、心身を捧げて激務をこなしているから」に他ならない。

終電で帰れたら「今日ラッキー♪」みたいな生活してたら、会社の近くに住む以外の選択肢がない。物理的に死ぬからだ。

結果、どうなるか。

家賃バカみたいに高くなる。会社の近くってだけで、月40万近くが吹っ飛ぶ。(既婚者なので各々の仕事部屋必須家賃は半分負担してんだわ)



これはもはや家賃じゃない。「命を維持するための生存コスト」なんだよ。

家賃補助?そんなもん、とっくの昔に所得制限対象外だ。高所得者への罰ゲームはどこまで続くんだ。

スキルアップという名の終わりなき課金ゲーム

「でも、それだけ引かれても手取りは多いんでしょ?」

そう思っただろ。甘い。ここからが本当の地獄だ。

今の収入来年も、再来年も維持できる保証なんてどこにもない。


しろ、何もしなければ収入は落ちる。私のいる業界は、半年ROMってたら浦島太郎になるレベルで変化が速い。

まり収入を維持するためには、自分課金し続けるしかない。

スキルアップ: 毎月増える技術書資格におけるスキル維持のための専門書やらマネジメント書籍語学学習など気づいたら月5万とか普通に消えてる。

情報アップデート:海外の専門サイト業界紙のサブスクだけで年間数万円。これをケチると、マジで仕事についていけなくなる。

仕事の付き合い:クライアントとの会食、手土産、後輩に奢るメシ代。収入が上がると、付き合いの単価も自動的に上がるんだよ。断れないんだよ、これが。

○身嗜み:清潔さと仕事は直結してる。太り過ぎないようにジムに行き、髪を染めて、メイクに費やし、ボロボロになった身体メンテナンス病院に月数万。

これらは全部、「浪費」じゃない。「投資」だ。むしろ維持費かもしれない。

この自己投資をやめた瞬間、私の市場価値暴落し、今のポジション収入も失う。そう考えると、怖くてやめられない。稼いだ金で、さらに稼ぐためのスキルを買い続ける自転車操業。それが現実だ。

高所得者?ナニソレ、美味しいの?

最近、ようやく悟った。

世間イメージする「高所得者」ってのは、きっと親が資産家だったり、不労所得生活してる人たちのことなんだ。

私みたいなのは違う。

労働集約型のビジネスモデルで、自分時間スキルを切り売りして、高い時給をもらってるだけ。

要するに、高給取りの社畜だ。

キラキラした生活なんてどこにもない。あるのは、カフェインで無理やり動かしている身体と、寝不足でできた目の下のクマだけ。


から、もし昔の自分に会えるなら言ってやりたい。

年収1000万は新たな沼の入り口だぞ」って。

まあ、お前らも頑張ってこっち側に来てみろよ。

この税金地獄で、一緒に絶望を分かち合おうぜ。待ってるわ。


追記:すまんなこれでも既婚なんだ。お互いコンビニで昼飯買うのも高くて嫌だから弁当持参してんだよ、これで金銭感覚バグってんのか…?

Permalink |記事への反応(1) | 14:59

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2025-09-19

31歳で年収1000万超えたんだが、むなしい

タイトルのとおり

俺は都内に住む31独身サラリーマン

先日、賞与支給があり、賞与以外年俸制の俺は今年の年収が1000万円を超えることが確定した(辞めなければ)

だが、猛烈な虚しさに襲われている

30代前半の日本人男性で、年1000万以上を稼ぐ給与所得者は全体の1パーセント未満

俺は、同世代比較すると偏差値70超えの「高所得者」だ

しかし、だからなんなんのだろうか

告白すると、俺は背が低い

身長は166cm(165.7cm

マッチョでもなければ、太ってもいないし、ガリガリでもない

顔もよくはない

ニキビはできない体質だが、骨格が悪い

いかにもモブキャラ日本人というツラだ

から、女に性的に好かれたことはおそらく一度もない

恋愛経験がないわけではないが、付き合った3人の女性は皆セックス消極的だった

セックスが嫌いだったのではなく、俺に性的魅力がなかったのだとおもう

考えてみればそれはそうだ

身長は低く、胸板は薄く、顔は冴えないし、下半身だって平均とされているサイズよりどんなに頑張っても2cmほど小さい

インターネットで観る女のオーガズムの達し方を、俺は生で見たことはない

3ヶ月前、マッチングアプリを始めてみた(真面目な恋愛向けのもの

いいねこちらが送っても返ってくることはない

年収の設定は1000万〜なのに、だ

たまにマッチしても、30代後半〜40代半ばのシングルマザー

年代±とマッチすることはまずなかった

それ以来、女と話すことが公私共に嫌になり、数少ない友人と会う日以外の休日はXで女を叩いている

この1000万という金額、俺はこれから何に使うのだろうか

Permalink |記事への反応(2) | 22:10

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2025-08-24

anond:20250824111137

東京高所得者田舎もんを東京に集めて地価上げて家賃上げて儲けてるから田舎もんは必要

Permalink |記事への反応(1) | 11:14

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人口対策

答えははっきりしている

どうやって東京から地方に人を追い出すかということ

これに尽きる

地方からやってきて東京人のふりしてる田舎者をどうすれば田舎に送り返せるか

これを真剣議論しなければならない

東京にはもともと東京に住んでいる純粋東京人と優秀な高所得者けが残ればいい

Permalink |記事への反応(1) | 11:11

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2025-08-12

anond:20250812173248

配偶者控除年収の壁はとっくになくなってて学生バイト扶養控除を上げろってなってたか

奥さんというより息子娘の学生もっと働かせようって意味になる

それなら高所得者層負担額減らさずにもっと少ない財源でできるけど

合意せず高所得者有利な減税にこだわってたか

やっぱり給与所得が高い層(大企業正社員)の手取り増やしたいって解釈いいんじゃない

Permalink |記事への反応(0) | 17:42

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2025-08-04

災害時になると「備えをしないのは自己責任から非常用電源を使わせるべきでない」という話がよく出てくるけど、

非常用電源はクソ高い。

低所得者が買うことができるものではない。

ではどういう人が買っているのかというと主に高所得者で、こういう人は中間搾取(=中抜き)をしていたり、最低賃金の人が作ったインフラにお世話になりながら稼いでいる人が多い。

から、こういう時こそ、義務を果たすべきではないか個人的には思う。

おめえらも低所得者がいなければインフラを使えないんだぜ。

特に大家。おめえらは節税しながら、低所得者外国人精神疾患持ちを避けて、お金儲けしてるだろ。

こういう時ぐらい還元しろや。

Permalink |記事への反応(1) | 11:48

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2025-07-28

anond:20250728011916

それをすべきなのは高所得者なんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 01:21

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2025-07-22

私の政治的な考え

給付金と減税に賛成

生活が苦しいからという単純な話ではないので、少し聞いてほしい。

今、日本所得の45%が税金社会保険料で取られてる。

老人と子供社会保険料を払ってないし、税金消費税くらいしか納めていないので、現役世代に限って言えば、所得の60%くらい取られてる。

世界的に見ればまだマシだ。

これが、フランスだと7割が取られる。

そりゃ暴動も起きるわというレベル

ただし、このまま人口減少が進むと、フランスと同じくらい取られる未来が待ってる。

維新の音喜多俊がいうように、社会保障費をどうするか、これは重大な問題である

しかし、社会保険料が高いのは、社会保障費が高いのは、少子高齢化の結果だ。

社会保障費を下げることそのもの目的にしても、穴があいバケツに水を補充しているようなものだ。

維新はそれを言わないのがズルい。

とはいえ、今この瞬間に出生率が2を超えたところで、納税者社会保険加入者が増えるのは20年後だ。

なので、それまでは人手不足は続くし、物価水準も税収もこのままだとしたら、あと20年間は増税増税保険料アップ保険料アップが続くということになる。

なお、こういう話になると、山本太郎共産党は、高所得者大企業から取ればいいという話をするが、それに騙される情弱はどれほどいるのだろうか。

そもそも、同じ財布のなかから従業員の取り分(給料)と国の取り分(法人税)と株主の取り分(利益剰余金)を分け合ってるので、法人税を増やしたら、その分を従業員の取り分を減らして調整するだけだ。

高所得者から取ればいいという話も同じだ。

そもそも6割の世帯所得税非課税で、所得税率10%の世帯も含めると8割になる。

公共事業を減らして、福祉に回せばいいという話もよく聞く。

今はインフレからそれもありかもしれないけれども、恒久的には無理だろう。

それに、それが出来たって全額は無理だ。

そこにきて、アメリカ防衛費を今より上げろと言ってきている。

最低でもGDP比で3%、できれば4%と言っている。

私は軍事なんかよりも経済優先なのだけれども、軍事費と経済を切り離して考えるわけにはいかない状況にある。

しろ貿易軍事費は切り離して話をしたいというアメリカ側と、軍事費を上げるから関税をどうにかしてくれという交渉の真っ最中である

実際、GDP比で4%にしようとすると、現役世帯あたり今よりさらに40万円くらい増税しないといけない。

日米交渉の落としどころはまだわからないが、他から予算福祉に引っ張ってくればなんとかなるという単純な解決はないということだけは強く言いたい。

社会保障費に関して、唯一の解決策というのが、インフレだ。

お金価値が半分になり、手取りも税収も倍にして、しかし、年金給付額を倍には増やさない。

ということをやり続ければ、年金制度はいくらでも延命できる。

しか100年安心という謳い文句だったはずだ。

ちょうど、氷河期世代年金受給するころのはずさ。その時になって初めてキレるだろうけども、それはそれ。

医療費だって、点数そのまま、1点10円もそのまま維持し続ければ、医療従事者の収益悪化して、制度は生き残る。

保険診療をやめて自由診療が増えるのだろうけれど、それはそれ。

そう考えると、インフレを加速させること、もっと物価を上げることだけが日本を救う鍵になる。

それには、給付金、減税、利下げ、量的緩和再開の4点セットが一番だ。

移民政策

なお、私は移民政策に賛成である

繰り返しになるが、今この瞬間に出生率が反転しても、20年かかるのだ。

それまでどうするのだ?

AI技術人口減少を乗り切るとか、そんな現実性がない話に付き合っている暇はない。

デザインとか企画とかキラキラ職場で働く連中をAIに置き換えて、あぶれたそいつらを介護にぶち込めば解決すると思ってるのか?

自動運転ドライバーは寝ないで座ってるだけでいいということになっても、ドライバー必要な時点で全然だめだ。

バン荷物詰め込んでラストワンマイルをヒトが走るのが最適解で、それをロボットがやってくれるというのか?

安全保障

アジアNATOとか妄言をまき散らしたくせに、なかったことにする石破茂はズルいと思う。

実際、アジアNATOなんかありえないとは思う。

負担額が対等だとすると、日本メリットがない。

考えるまでもなく、有事が起きる可能性は、台湾以外にありえない。

けがなりたたないくらいにあそこしかない。

攻められる可能性がある国は負担額が多く、攻められる可能性が低い国は負担額が少なく、ということでないと巻き込まれ損だ。

台湾が取られたら次は日本という話はごもっともだが、台湾中国が構えたら、日本が攻められたのと同じとみなして全面戦争というのか。

韓国フィリピン賛同してくれて、台湾中国武力で衝突したら、一丸になって中国戦争をしてくれるというのか。

仮に、そんな軍事同盟が実現可能性を帯びたとして、発効するまえに潰しにくるのが必定、むしろ台湾有事を早めるはずだ。

そういうわけで、アジア連帯でという話は無理で、日米同盟でやっていくしかないと思っている。

Permalink |記事への反応(2) | 12:53

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2025-07-15

anond:20250714094605

自民党実質的岩盤支持層って誰のこと言ってると思う?

農協

経団連

高所得者

違うよ。

選挙権あるのに選挙に行かない人」だよ。

彼らがいる限り俺等は安泰。

Permalink |記事への反応(0) | 20:26

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2025-07-13

anond:20250713185526

2.健康な人 →健康

3.高所得者 → 高所得税給付除外税)

4.都市部在住者 → 都会税(地方優遇税)

5. 働いている若年層 →労働税(世代間不平等

6.子どもがいない夫婦DINKs税(Double Income NoKids 税)

いわゆる独身税には多少思うところがあったけどこうして並べられてみると、負担したくないか健康、高所得東京暮し、就業不本意で重負担育児をする(である)ことを止めようとはならんやろと感じられて、まあある程度の応能負担はしゃあないわなと思い直してしまった

Permalink |記事への反応(2) | 19:05

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事実上独身税みたいなやつ

「税」と名がつかなくても、給付支援対象外にされることで相対的に損をしている属性の人は、実質的に「○○税を払わされている」と感じることがあります

以下に、制度の「恩恵を受けにくい人」が間接的に負担していると考えられる「実質的な〇〇税」をリストアップしてみます

🔹 1.独身者独身税

児童手当、出産育児一時金育児休業給付金などの給付なし

税制上の配偶者控除扶養控除が使えない

住宅手当や福利厚生家族持ちに優遇されることが多い

子育て支援重視の政策が続く中、恩恵を受けられない独身者は「実質的独身税」と言われます


🔹 2.健康な人 →健康

医療費助成障害者手当などの対象外

保険料健康保険・介護保険)は同額支払っている

健康でも保険料負担し続け、使う機会がないという意味で「健康税」と感じる人もいます

🔹 3.高所得者 → 高所得税給付除外税)

多くの給付金に「所得制限」があり対象外


児童手当も減額される、もしくはゼロになる

各種補助金奨学金医療助成など)も対象外

給付を受けずに税と社会保険料だけを多く納めることから「逆累進の罠」とされることがあります


🔹 4.都市部在住者 → 都会税(地方優遇税)

地方移住者に対する移住支援金や空き家補助がない

子育て支援家賃補助も自治体により格差

地価物価も高いため、生活コストも上昇

地方への支援が手厚い一方で、都市部住民がその財源を支えているという意味で「都会税」とも言えます



🔹 5. 働いている若年層 →労働税(世代間不平等

年金介護保険などの保険料負担しながら、将来の給付は不確実

高齢者への給付年金医療)ばかりが増加

世代不公平により、若者が損をしているという意味で「労働税」「若者税」と表現されることがあります



🔹 6.子どもがいない夫婦DINKs税(Double Income NoKids 税)

子育て支援恩恵を一切受けない

税や保険料は高額でも還元が少ない

高収入でも子育てをしていないことから支援の網から外れる



🔹 7.自営業者サラリーマン優遇

雇用保険育児休業給付金などが受けられない

企業福利厚生もなし

年金国民年金のみで将来の給付が少ない

社会保険制度恩恵が薄い分、制度設計上の「損」をしていると感じやすいです。



🔹 8.不妊・子なし家庭 → 子なし税

不妊治療助成金が所得制限年齢制限対象外

子育て関連の給付からも除外されがち

家族支援政策に取り残されるという意味で「子なし税」と呼ばれることも。

Permalink |記事への反応(1) | 18:55

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anond:20250713175005

別に税金払えばいいだけじゃん出産したくなければ

高所得者だっていっぱい人より税金払ってるぞ

Permalink |記事への反応(0) | 17:52

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2025-07-12

anond:20250712173723

なんで高所得者税金まで下げるんだよ

高所得者税金は上げて中低所得者の減税の財源にするんだろうが

Permalink |記事への反応(0) | 17:48

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