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はてなキーワード:香港映画とは

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2025-11-25

映画インビジブルスパイを見た

イマドキの倫理観ゼロシリアス香港バカアクション映画

まぁ普通だったかな。50点。

 

タイトルで突然、「Line Walker 2」と出てきて「エッ、2なの!?」と思ってちょっと調べたら、ドラマと同じタイトル全然関係ない映画Line Walker」と役者共通なだけの別映画だった。ナニソレ珍百景すぎる。まぁいちおうCIB(犯罪捜査局)を舞台としている点だけは共通しているらしい。

 

孤児院で育てられた2人の少年、アンとディー。しかしある日、謎の男たちによってディーが誘拐されかけ、それを助けたアンは逆に誘拐されてしまう。それから30年後、香港で大規模ひき逃げ事件が発生。裏にテロ組織が絡んでいることがわかり、情報部のイップとチェン、保安部のジェンは互いに縄張り争いに精を出しながら解決へと協力する。しか警察内部にテロ組織スパイが潜んでいることが分かり……

 

という、インファナル・アフェア以来、香港永遠に流行ってる潜入スパイもの

ジャッキージェット、ドニーらがハリウッド進出した2000年代以降、日本ではすっかり影の薄い香港映画業界だけど今でも普通に大作映画を連発していて予算たっぷりかけた武侠ファンタジーやド派手な銃撃カーアクション映画が作られている。今作は後者レイジングファイヤコールドウォーシリーズなんかの系譜になる。

U-NEXTとかで吹き替えありで見られるのでオススメ

 

最初に出てきたアンとディーがそれぞれの陣営にいるんだろうなってことはすぐわかるんだけど、そもそもどいつがアンでどいつがディーかはさっぱりわからない作りになっている。中盤まではあいつがこいつでこいつがあいつでどいつがどいつだ?みたいな潜入スパイもの特有サスペンスが繰り広げられるが、ここの出来があんまよくないので話にのめりこめない。気取られたくない意識が強すぎて無意味ガチャガチャしすぎ。本筋はバカアクションなんだからこんなのは「やっぱりか~!!」ってなるくらいでいいんよ。

 

本筋のアクションはここ最近香港大作は特にその傾向が強いんだけど市街地で銃をぶっ放しまくる。ハリウッドでも最近それ系の映画少ないのに、香港香港市街サブマシンガン警官テロリストもぶっ放しまくって後ろで市民がキャー!とか言ってる。いや香港中国領土になってから倫理感なくなったんか。

しかも今回は合同捜査だ!とか言ってミャンマーに行って現地の高速道路香港警察がやっぱりサブマシンガンをぶっ放しまくる。お前ら国際問題とか怖くないんか。大中思想すぎるだろ。韓国映画犯罪都市シリーズでは合同捜査中に暴れすぎるなって散々釘刺されてたぞ。

そして挙句の果てにはスペインの牛祭りに行って牛を暴走させまだ何の準備もできてない闘牛士コスプレマンや赤いユニフォームを着てただけのお兄ちゃんらが牛にボッコボコにされたりする。まぁ闘牛は野蛮な動物虐待行為からね。牛による天誅だね。

ちなみにスペインでも銃を撃ちまくる。国際問題とか以下略

 

後は最後の展開だよなぁ。これはすごかった。

牛追い祭り会場での銃撃戦から這う這うの体で逃げ出したジェンにチェンの車が迫る!ひき殺される!と思ったら車はジェンの前に横づけされ「乗れよ」の展開かと思いきや、車の向こうから闘牛が!(???) そのまま車に突撃しドアを角で突き破りチェンの腹にぶっ刺し、車ごとジェンを吹き飛ばす闘牛

何を見せられとるんや。

そこに迫る韓ドラのイケメン悪役を煮詰めたようなテロ組織殺し屋!強すぎる!ダメだ勝てない!しか最後の力を振り絞って殺し屋を抑え込む2人。その向こうには……闘牛だ~~~~!!!!!猛突進してくる闘牛にぶつかった殺し屋は息絶え、それまでの傷により施設兄弟のように育った二人は仲良く息絶えるのであった。

何を見せられとるんや。

これ間違いなく制作に牛資本、カウマネーが入ってるだろ。そうじゃないとこんな無茶苦茶な展開にならんだろ。あんな激しい市街戦を3回もやっておいて最後闘牛一人勝ち。そんな脚本あるかい、あったやろがい。

 

という感じで、なんか硬派なスパイアクション映画っぽい感じで始まって最後闘牛映画で終わるという謎映画だった。

とはいえアクション映画特に大規模アクション映画はやっぱ予算かけてなんぼなんよっていう日本にはとても期待できないバカ銃撃戦をたっぷり味わえるので1990年代ハリウッド映画みたいな雑アクション映画を見たい人と、あとやっぱ映画は牛が活躍してなんぼなんよっていう牛の人にはオススメ映画

Permalink |記事への反応(0) | 09:47

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2025-09-23

年末まで90年代香港映画見まくっていきたい

Permalink |記事への反応(1) | 23:38

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2025-09-15

中国人だけど

広東語ちっともわからいか

unextで香港映画見る時

日本語字幕に助けられてる

なんか不思議

Permalink |記事への反応(1) | 23:54

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2025-09-03

映画トワイライトウォリアーズ

タイトルだっさwwwと思ってたら最後最後主人公4人で夕暮れを見るめっちゃエモくて作品主題とも重なるいいシーンがあったので、英題:Twilight of the Warriors: Walled Inを付けた人はちゃんと見て考えたんやろなぁと胸がじんわりした。

アクションめっちゃよくて、香港映画らしく登場人物それぞれの個性アクション使用する武術表現するところとかも、もう本当に古き良き香港アクション映画が好きな人たちが作ったんだろうなって感じで超よかった。ただ古き良き香港映画リスペクトならもうちょっと棒術あってもよかったかなぁ。まぁゴミゴミした九龍城塞内で棒術大変すぎるか。

まぁ敵のボスが硬気功の使い手で武器も拳も効かないって展開がちょっと強すぎるしあまりにもフィクションラインが低すぎてさすがにどうかと思ったけど、外部から攻撃には強くても体内に侵入したちょっとした凶器崩壊するっていう中国本土に対する香港魂の表現なんだろうし、難しいバランスだな。

 

ストーリーキャラクター描写については正直絶賛はできない。

世代の4人と新世代の4人が対比、対決する形で描かれるんだけどさすがに描写不足が否めない。

漫画化もしてる人気小説原作からある程度「知ってて当然」で書かれてるから、わりとキーマンとして描かれている殺人鬼ニキも「なんかめっちゃ超強い殺人鬼がおってそいつ地主ニキの家族を殺して恨まれてたけど、実は床屋ニキとはひげ剃り合いする程度には仲良かったらしい」っていうこんだけの描写しかない。じゃあ床屋ニキと殺人鬼ニキは何があってそういう関係なんかとかは一切出てこない。

ほとんどのキャラは「こういうキャラいるよね。で、今こういうポジションなのわかるよね」っていう暗黙の了解のもとに話が進む。「なんでそういうポジションなのか」とかが描かれないかあん感情移入できない。まぁバキボコアクション感情移入いるかって言われるといらんのかもしれんけど。

でもたぶん、原作では各キャラクターの掘り下げとかけっこう細かくやってたんだと思うんだよな。まぁ、全部やってたら3時間かになっちゃうだろうし英断っちゃ英断か。ふわっとしかわかんなくても何がどうなったかを間違えないような作りにはちゃんとなってるし。そこは脚本家監督の腕なんだろうな。

 

ストーリー面も絶賛はできないといいつつも古き良き香港象徴としての九龍城塞と香港の夕暮れを対比させてそこに古き良き香港アクションを絡めていて作品としてのまとまりはいいし普通に85点くらいは出てた。

アクション面白けりゃストーリーなんかふりかけでいいんだよ!って人には割と手放しでオススメできる。

Permalink |記事への反応(1) | 09:02

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2025-08-28

anond:20250828214453

昭和の頃は冷戦日本の輸出先は欧米中心だった。仕事でも欧米出張行って帰ってくる人多かった。当然アメリカ文化言葉を知ろうとするし、米国帰りの出羽の守は「今アメリカでわ」とやるわけだけど、冷戦が終わって貿易相手国に中国とかアジア比率が増えた。韓国仕事をする人は韓国ドラマ見るし、香港仕事をする人は香港映画の話をする、そんなわけで相対的欧米文化へのあこがれみたいなのが少なくなっていった。アメリカではポップカルチャーヒップホップとかラップとか貧しい黒人が全面にでるものが多くなって往年のMGMミュージカルみたいな日本人の好みとはちょっと乖離していった。シティポップYMOで育った世代国内でおしゃれすぎる世界最先端音楽を聴きまくっていたので、

洋楽米国ポピュラー音楽)みたいなダサい音楽必要していなかった。韓国は国を挙げて音楽ドラマなどソフトパワーに力をいれてきていて、昔グラムロックかに入れあげていた女子需要韓流で置き換えることに成功していた。国内では失われた30年に突入し、無理しない背伸びしない身の回りを大切にするコスパタイパという流れの中で、70年代フォーク的なシンプルアコースティック音楽回帰する流れもあった。

もちろん初音ミクとかゲーム音楽なんかは欧米じゃなくて日本がその中心。まあ他にも色々あるけどそんな感じかな。

Permalink |記事への反応(0) | 21:58

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2025-05-19

anond:20250519151828

Gガン香港映画は誰も叩かなかったし

マクロス乃木坂モチーフなら誰も叩かなかったんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 15:21

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香港映画二次創作炎上で思ったこ

パス制のイベントなんてあったんだ

よく知らない人が見られないようにしたいということ?

現地では普通に頒布してるんだよね?

Permalink |記事への反応(0) | 10:11

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2025-04-15

これについては相変わらず、「燃やされた!」と騒ぐ表現の自由戦士ゼロである。いやー、ほんと都合良く使い分けてる事。

ノアケコ🐧☂️香港映画DJ

@yanoakeko

これに「知らないだろうし仕方ない」とか「悪意は無い」って言う人多くて日本人優しすぎない…?って思ってしまった。日本語以外の言語が書かれているものがまずハッキリとは見られないのと、逆に国籍がひと目で分かるようなゴミは除いて作ることもできたろうにと考えると、これは意図的だと思うよ。→

https://x.com/yanoakeko/status/1911524696098742725

しかしなんで、環境保護を訴える鯨の形をしたオブジェ日本語が書かれたゴミがあったら日本人に対する差別だって事になるんだろ。

私は寧ろ震災を覚えててくれたんだなと感謝したくなるが。

 

Permalink |記事への反応(2) | 18:45

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2025-01-29

映画】トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦

・すごい額であろうお金制作陣の熱意を感じたがアクション映画ファンでは無いので「ぜひこ次の瞬間を見届けたいがいかんせん眠い!!」の連続だった ジョン・ウィックでも同じ現象が起きたので映画ダメとかでなくノットフォアミーだっただけ でも「画面を観てるだけでようわからんけど圧倒されて鳥肌が立つ」という場面が10回弱あったので時間お金無駄ではなかったな

九龍城砦も目茶苦茶セット気合い入ってたし最後の「アニキが…!」のアクション×九龍城砦からこそのムーブ(あの構造からこそあそこまでの隙間風になる)×丁寧に重ねてきた凧描写によりは「ジャンル映画舞台舞台であることの意味のかけ算+フラグ演出ブラボーですわ〜!」ってなった (ワガママをいうならもう少し九龍城砦を観たかった 迷路みたく入り組んでるところとか雑多な住人たちとか)

・ちょうど今日映画視聴前に隙間風について話題に出たり、屋上の風めちゃ強〜これ車横転せんかな?チラッチラッしてたかセルフエモーショナルお膳立てしててラッキーだった

ハイロー?→千と千尋?→思ったよりアクション描写ガチだった…ていうか若干ゴアですらある…って感じだった

・「悪い奴を倒してスッキリ!」映画ではあるが主演俳優さん4人の個性それぞれが立っててよかった

制作陣は真剣にやってるからこそ面白いが4,5回あってよかった 柱に拳の「跡」残ってるの「アツさ」の演出を感じながらもアツすぎて一周回って面白かった

色男俳優さん、目茶苦茶顔似てる日本俳優さんおるよな…誰だっけ…?と思いながら見続けてた ドンブラザーズの赤役の人

変態仮面みたいな人、仮面外した後の顔

「チのオグジー君か…?」ってなった 

・「紙切れみたいに〜」の「暴」がガチ暴力すぎて少し引いた あっちの方々の暴力基準これで「悪い奴を倒してスッキリ」展開なの怖…報復とは言えやり過ぎてると少し引くねん お前もうアクション映画みるのやめろ!

パンフも売り切れてたし刺さる人には本当に刺さる

・みた理由→Filmarksで5つ星中4.3でアカデミー賞レースにも載ってるし県内で2-3箇所しかない上映館だったし某掲示板話題になってたからみた

・平日の昼だったが映画好きそうな30〜60?代が10〜15人弱いた

香港映画はなんでじっとりした男男感情描写するのにこんなに長けているんですか?

・龍兄貴主人公君が髭剃りしてもらう→寝落ちの一連の流れが哀しくエッチで温かくて

男男関係描写にもまだまだ新しく開発する余地ありまくりだ…ってなった

哀しい→他人に喉という急所晒す事にどうしても体を激しく強張らせる主人公君の様子から

今までリラックスして心預けられる対象がいなかったんだろうという境遇想像させる哀しさ

主人公君役の俳優さんの強張りっぷりの演技も相まって説得力と哀しさが切実に伝わってきた

エッチ上記のような過去から強張りきり「防衛」のために作られた心の構えが

安心できる兄貴」によって解きほぐされるというエッチ

寝落ちというのがリラックス描写に更にバフをかけている

かい主人公くんが心を預ける事ができる居場所ができてよかったね…!という

健康的な視聴者としての気持ち

九龍城砦で気怠げに煙草をのむ男はとても萌える映画

Permalink |記事への反応(0) | 17:49

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2024-06-08

anond:20240530103212

1990年代中頃より、テレビ朝日系列の日曜8時台後半では、『ナージャ』のように幼児から小学校中学年までの女児ターゲットとした柔和なアニメ作品が多く放映されていたが、当時女児向けアニメはおろかアニメのものに疎かった鷲尾は「自分のやりたいことをやる」と開き直り、従来にとらわれない新たな作品開拓する[13]。仮面ライダーシリーズウルトラマンシリーズが放映されていた世代である鷲尾は、「とりあえず変身して戦うのがかっこいいだろう」という発想から、同時間帯で放送されていた『ママレード・ボーイ』『花より男子』などの恋愛系、『夢のクレヨン王国』『どれみ』シリーズなどのファンタジー系とは逆の「戦い」をメインとするべく、『ドラゴンボール』『エアマスター』などで頭角を現した西尾シリーズディレクターを依頼。前述した変身して戦うという概念、それに映画48時間』や『ダーティハリー』、ドラマ白バイ野郎ジョン&パンチ』といったバディ物構造を取ることで新しいアクション模索された。また鷲尾は「幼児期の男女に差はほとんどなく、公園幼稚園では男女関係なく飛び跳ねて遊びたいはず」という考えから企画書に「女の子だって暴れたい」と書いたという。メインターゲットの好む物のリサーチにおいて、『セーラームーン』の研究も行われたが「『セーラームーン』と同じことをしても今の時代に受け入れられるわけではない」とし[14]、『無印』及び『MaxHeart』をそれらのカウンターとして位置付けた[15]。女の子らしい華麗さをメインとするのではなく、あくま香港映画のような激しい接近戦という意味で変身アクションを志したという[16]。一方で、西尾性別によってターゲット限定するようなマーケティングに対する強い警戒心も見せており、総体としてこれまでの戦闘物や女児向け作品に対する強い批判性を含みながら、同作品に挑んだことが窺える[17][18][19]。

Permalink |記事への反応(0) | 07:29

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2024-02-24

[映画見たよ]『犯罪都市NO WAYOUT

マ・ドンソクが白昼衆人環視の街中で暴れるチンピラを叩きのめすところから始まる、実家のような安心感

2015年スマホ事情

マ・ドンソク、帯剣していようが帯銃していようが人間では止められなくて、唯一止められるのがエンジン付き自動四輪車アタックのみ

スター國村準に気を使ってる…

韓国ノワール汚職警官モノ結構あるんですよね(『殺人者の記憶法』『最後まで行く』『WILD修羅の拳』等。『緑の夜』…は韓国舞台撮影監督以下多くのスタッフ韓国人の香港映画

エンドロール後のオマケ映像であの人が…ってマーベル映画フォーマットか?

Permalink |記事への反応(0) | 22:20

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2024-02-02

漫画実写化成功

ピンポン :映画 窪塚洋介ARATA(井浦新)主演

CG屋でありMV監督などをメインに行っていた曽利文彦監督を、宮藤官九郎脚本を務めた。

監督脚本外連味溢れる演出、窪塚、中村獅童らの怪演が松本大洋大仰な作風再現に一役買っている。

5巻分を2時間映画に収めるために設定や展開に一部変更があるが、漫画実写化成功例に挙げられることが多い。

 

るろうに剣心 :映画化 佐藤健主演

ハゲタカ」などの大友啓史監督香港ドニー・イェンの盟友として鳴らした谷垣健治アクション監督を務める。

脚本部、コスプレ感、牙突に難を抱えながらも、香港映画さながらのアクションシーンが高く評価された。

世界興行収入は6000万ドル突破、大ヒットとなった。

 

キングダム :映画 山崎賢人主演

GANTZアイアムアヒーロー佐藤信介監督、1年にわたる脚本会議には原作者も参加した。

映像にこだわり中国でのロケを敢行したり、アクション合戦シーンのこだわり、顔が似ているだけじゃない配役など

前述のるろうに剣心同様、ちゃんとかけるべきところに金かけて映画撮れば行けるんやぞという気概を見せつけた。

 

デスノート :映画 藤原竜也松山ケンイチ主演

平成ガメラシリーズ金子修介監督を務める。

藤原竜也松山ケンイチの怪演が話題を呼び前編28億、後編52億という異例のヒットを飛ばした。

制作は突貫に次ぐ突貫で「前編制作時には後編の脚本案すらゼロ」「クランクイン直前に松山ケンイチが決まる」「前編の編集をしながら後編の脚本を書く」など非常に難しい状態作成されていたが概ね好評。

 

銀魂 :映画 小栗旬主演

勇者ヨシヒコシリーズなどの福田雄一監督脚本を務める。

福田組特有コスプレ感、メタネタ、くどいギャグ、大げさな演出などが銀魂作風と大いにマッチしており大ヒットを飛ばした。

 

テルマエ・ロマエ 阿部寛上戸彩主演

にのだめカンタービレなどの監督を務めるドラマ監督武内英樹監督

ヨーロッパ舞台にしながらも顔の濃い日本人役者を「ローマ人」役として大胆に起用するギャグ的な要素と

ローマでのロケや、海外スペクタクルドラマ「ROMA」のセットで撮影を行うなど本格派な映像マッチし好評を博した。

 

花より男子 :ドラマ

すげー売れたし映画化もした

 

のだめカンタービレ :ドラマ

すげー売れたし映画化もした

 

花より男子の枠は元々のだめカンタービレドラマ化の予定だったが

テレビ局ジャニタレゴリ押ししたため、原作者ドラマ化を拒否

困ったTBSが、せや花より男子版権あるやん!と急きょ座組を組みなおし2か月で撮影した。

 

個人的選外

ちはやふる :映画

映画としての出来はいいと思うんだけど原作が好きすぎて実写化としてはあんま認めてない

でもすげーヒットしたしパヒュームがすげーよかったので成功例にしてもいい。

 

カイジ :映画

邦画特有登場人物がすげー馬鹿になる現象が発揮されすぎてて個人的には微妙

 

東京喰種  :映画

1は別に悪くもなければよくもない普通映画だけど2が酷すぎたので。

 

賭ケグルイ :映画

かぐや様は小倉世帯 :映画

いや、うん

 

個人的に好き

ミスミソウ :映画

けっこうマジメに映画化しててよかった。あと山田杏奈がどちゃくそカワイくてすごい。

Permalink |記事への反応(3) | 10:03

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2023-03-07

うーたんは卒業して自分コミュニティに帰るんだ

うーたんクランにな、つって。

 

ちなみにウータンクランのウータン中国語

メインメンバーのRZAが香港映画がめちゃくちゃ好きで

Shaolin and Wu Tangという映画タイトルからとってる。

RZAは後に自分カンフー映画(アイアン・フィスト )を撮ったりもした。

Permalink |記事への反応(0) | 14:39

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2022-06-28

ピノッキオ字幕実験好き

映画好きの被験者英語字幕版のピノッキオをまず10分見せて、その後日本語吹き替え版を10分見せた。

その後、別々の部屋で「どちらの映画のほうがよかったか」と質問したところ8割以上が「字幕版」、残りの2割も差はなかったと答えた。字幕版と答えた人に理由を聞くと「吹き替え版は口の動きと音声が一致していなくて気持ち悪い」「本人の声であるほうが感情が伝わりやすい」などというような回答が帰ってきた。

ピノッキオはイタリア製イタリア映画で、被験者が見たのは「英語吹き替え字幕版」と「日本語吹き替え版」で口の動きと音声はどちらもあっていないし、どちらも本人の声ではなかった。

だが英語吹き替え字幕版でその口の動きと音声のズレに気づいた被験者は一人もいなかった。

 

目線カメラ被験者視線の動きをチェックしたところ、字幕版では上映時間の4割以上を「字幕を見ること」に費やされており実際に映画を見ている時間は6割程度しかないことが分かった。

 

そんなこんなで本当に映画を楽しみたいなら優先順位

①頑張って勉強してネイティブ版を見る

②クソタレントが参加しないことを祈って吹き替え版を見る

字幕版を見る

の順になることがわかる

 

関係ないが、昔の香港映画基本的に全部吹き替え版になっている。

中国は広すぎて中国内でも北京語上海語湖南語広東語など様々な言語が入り混じっており

撮影現場言語統一が難しいため、後から統一した言語声優吹き替えを行っていた。

なので古い香港映画スター映画内で本人の肉声を一切聞けない俳優存在する。

今では役者本人の声が聞ける作品のほうが多いが今でも吹き替えで撮っている作品もある。

 

また日本映画(に、限らないが)でもアフレコ(アフターレコード)といい、後から音声だけ録音して映像と組みわせる技法も昔から多く使われている。特に録音環境の整っていなかった昔の映画は外で撮影を行うと風の音や衣擦れの音、騒音などが多く入り、役者の声を鮮明に録音することが難しかったため、多くの映画アフレコとなっている。

映像でしている身体の演技と、セリフでの演技は別の場所で行っていることも少なくない。

Permalink |記事への反応(1) | 09:28

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2022-06-14

anond:20220613133321

自分場合を振り返ってみました。

約2か月の間に6人と見合いして、一人に絞り込んでからさらに2か月で成婚退会。この間かかった費用は、あちこちデートで出かけたりした費用(ただし交通費のぞく)も含めて、総額約32万円。

内、相談所に支払った費用は、約25万円。

ありゃ、デート代、意外とケチってる...もしかすると計上もれがあるかもしれないけど。

相談所に支払った費用は、入会金・月々の会費・成婚退会費(いわゆる成功報酬ってやつ)。

月会費は約17000円/月でした。

なお、当時のスペックは以下の通り。5年ほど前です。

お見合いの申し込みはほぼ断られませんでした。見合いの結果、断られたケースもなし。

同時並行で複数人との交際をしていた2か月間は正直大変でした....。

成婚に至ってから、約半年入籍挙式しました。

「ああ、こんな人、残ってたのかぁ、すごいなぁ」と、思うくらいしっくりきたのが、決め手でした。

時々は喧嘩しますが、基本的現在も仲良くやっているつもり....です。2馬力共同体生活は、生活の幅が広がって楽しいですね。

(以下追記

  • 相手の女もそれなりに稼いでると思うけど。

妻の収入は私の半分くらいですかね。

チームとして考えたときに、一人よりも二人のほうが出来ることが増えるだろう、と思い、お互いを保管するような役割パートナーを求めたのが始まりです。

独身時代家事ノウハウをお互い出しあって、快適な生活を営めるよう、日々努力中です。今のところ、良い方向に進んでいると思っています料理レパートリーもかなり増えました。また、めんどくさがりな私にとっては、妻の行動力には随分と助けられています。単なるノロケですが、「ありがとう」「ごめんなさい」「いってらっしゃい」「いってきます」「ただいま」「おかえり」を言い合える家族がいるのはそれだけでも大変幸せなことだと思っています

二人の遺伝子を残すのは生物学的にもはや可能性が低いのはわかっていたので、子供目的というわけではありませんでした。

ただ、妻は子供が欲しいようでしたので、今後どのように折り合いをつけていくか、だと思います

養子縁組というのも一つの方法かな?とは思っています。一人より二人、二人より三人のチームのほうが、出来ることがさらに増えそうな気もするので。ただし、これはこれで条件が厳しいですが....。

最近不動産価格食料品税金の値上がり見れば年収1000万って一昔前の年収800万くらいだよな

しかすると、もうちょっとキツイのかも?とは思っています住宅購入は正直手が出ないですね。年齢的に長期ローンを組むのが難しいというのもありますが、なにより高い。独身時代に購入した中古マンション賃貸に出し、その家賃収入の助けを得て、少し広めの賃貸マンション住まいです。売買相場比較して、家賃相場はそれほど動いていないので、なんとかなっている感じです。

あとは、年収の増加だけに関わらず、年齢とともに、いわゆる天引きされていくものも増えていく(介護保険料とか)ので、年収が1000万円を超えたとしても、手取りが増えていっている実感はあまりないです。

また、年収1000万超、といっても、ボーナスが占める割合が4割近く、会社業績が悪化すれば普通にこれを切ってきます。昨今の情勢だと、数年後には1000万は割り込むんだろうな、という状況が見えているので、今のうちに余裕資金をつくって、自らセーフティネットを構築しないと....と思っているような感じです。

Permalink |記事への反応(1) | 18:39

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2022-05-20

HiGH&LOW THEWORST Xが期待できない……

HiGH&LOW THEWORST面白かった。

3回見た。

その続編が4年ぶりに出るけど正直期待できない。

 

監督が変わった

ハイローのドラマ映画監督を務めてきた久保茂昭さんがメガホンを取っていたが変更。

映画を一切撮ったことがない映像作家総監督になり、

映画ハイローのスピンオフ(コケた)を一本撮っただけの俳優さんが監督になった。

なんでこんなほぼ素人みたいな座組なのか。

 

アクション監督の変更

元々は大内貴仁さんがアクション監督を務めていた。

香港映画界でアクションコーディネーターを務め、ドニー・イェンとの親交も厚い

日本でも「るろうに剣心シリーズ、「亜人」でアクションコーディネートを務めるなど

現在日本アクション映画業界で最も評価が高い監督だったが変更になった。

アクション監督の鈴村正樹さんは低予算B級映画アクション監督を務めてきた人で

正直、実績から考えても非常に不安だ。

ハイローは正直アクションがすごい、俳優が好き以外に見どころがない作品なので

アクションクオリティが下がるのは非常に痛い。

 

脚本から原作者が抜けた

元々4人での共同脚本だったが、クローズWORST原作者高橋ヒロシさんが抜けた。

まぁ、脚本自体はあってないようなものなので映画の質自体には直結するものではないが、

それでも前作の時点で「続編があるなら、ぜひ」と言っていた原作者が抜けているのは

なにか事情があるのではないかと非常に不安だ。

 

オリジナル鬼邪高校メンバー卒業

えっち前田公輝さんらは残っているが、初代ハイロー時に鬼邪高校メインキャストだった

山田裕貴さんらが前作で卒業

まぁ、前作での山田裕貴さんはメインという扱いではなかったがやはり華のある人だったので

それが抜けてしまった今作がしまった作品になるか正直不安がある。

 

いや、見に行くは行くんだけどさぁ……なんか、不安要素が多すぎてちょっとしんどい

Permalink |記事への反応(0) | 19:15

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2021-10-18

anond:20211018110233

香港映画ではヒロインゲロ吐く映画は名作って説があるくらい頻繁にゲロ吐くんだけどな

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2021-08-23

オタク生活引退したいのに引退できない

メインでやってるソシャゲウマ娘FGOデレステガルパとシャニマス。これがまた全部つまらない。

一応、メインストリーは追ってるしキャラ実装されるたびにガチャもそれなりに回してるが飽きた。やることが同じすぎる。メッセージもひたすら同じ。ハイハイみんな頑張ってて尊い

アニメ。今期は大体見てるが全部つまらない。昔ハマってたラブライブスーパースターズやひぐらしは楽しめるかと思ったが、展開ワンパのゴミすぎて視聴意欲が失せてしまった。

漫画。東リベを今更読む。新宿スワンの方が面白かった。以上。ゴミ

映画ゴミすぎる。

ワイスピ。いくらなんでも論理破綻しすぎ。孤狼の血役所広司に支えられてただけのゴミ仁義なき戦い()みたいなことしたいだけの学芸会

FGO映画、元のテキストの良さで誤魔化してるだけのゴミ。尺くらい取れ。

かぐや実写版かぐや様役が全然可愛くない。邦画学芸会だなという再確認

ゲームラッシュデュエルかいうのをやったが、ゴミデッキくらい最初から好きに組ませろカス

小説。テスカトポリカを読んだ。アウトロー気取りのサブカル。何十年同じ文脈で食うんだ。北斎のやつ。何十年(以下略

マジで日本の文化娯楽産業って終わってんなって思うよ。

いや、ハリウッド韓国ドラマ香港映画も見てるんだけど全部カスアメコミっぽいインビジブル?とかいアニメ観たけどアレもゴミ

ザ・ボーイズかい逆張りのクソつまらないドラマ二番煎じ

ウェブトゥーンだっけ?縦読み漫画も読み始めたが低所得者ゴミ向けの漫画しか思わんかった。ゴミ向けに作ってるからだろうが同じ情報を何度も出し過ぎ。

オタク趣味って本当に良いことねえな。

オタクのやつらってさ、マジで何が楽しくてこんな生活してんの?最近からなくなってきたわ。

Permalink |記事への反応(6) | 14:15

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2021-06-10

anond:20210610073215

香港映画だと、天山回廊(1987)とか群狼大戦(1990)とか。

群狼大戦だと、「女性が爆破」(というか、ホント撮影中の爆破シーンで負傷しているらしい)というところは一致するけれど、

線路が出てこなさそうなのと、年代ちょっと新しいかも。

天山回廊男性メインで爆破がやたら多い映画です。

Permalink |記事への反応(0) | 14:03

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思い出せない映画追記あり 追追記あり

子供の頃に夏休みだったか昼間にテレビで見た。たぶん80年代日本映画だったのか吹き替えだったのかも思い出せない。

幻魔大戦」っていうタイトルだったと記憶していだが、それで検索しても日本マンガ/アニメしか出てこない。

カッコいい女性線路を爆破するような絵面の記憶

実写映画で、欧米のではないと思う。日本アジア映画

また観たいと思って数十年ずっと思い出せない。

これ何だかわかる?

ここから追記

・いつ頃か書かないと

テレビで観た記憶があるのが小学生の頃だと思うので、80年代の終わり頃だと思う。

ただ、テレビでやってたのがその頃なわけだから映画の公開はもっと古いものなのかもしれない。

・7日間戦争では

もちろん違うんだけど、その頃だと思う。

7日間戦争とか、霊幻道士とか、里見八犬伝とか、面白かったよね。

そんなんが面白いと思う小学生増田たまたまテレビでやっていた映画を姉と一緒に見て、凄い面白かった記憶があるんだけど、これだと思うものにたどり着けない。

追記

アマプラ無料なので帝都物語観ました!

これではなかったです。

これはさすがに小学生面白いと思わなくない?

こんなにおどろおどろしい感じではなくて、もう少し軽いノリだったと思うのでやっぱり香港映画なのかなぁ。

レディハード/香港大捜査線は見てみたいけどアマプラにはないみたい…ペイパービューでも全然見るんだけど、思い出の映画なのかはっきりしないのに円盤買う気にはさすがになれない…

Permalink |記事への反応(5) | 07:32

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2021-05-03

日本アニメ漫画、あと一応ゲーム

韓国音楽ドラマかなぁ、最近漫画も地味に伸びてきてるんだよね」

米国映画アニメ音楽ドラマゲームなんでも来いだぜ、コミックスだけは正直日本に負けてる」

中国「えっと…昔の香港映画…とか…?」

中国ってこれだけ経済成長してるくせに雑魚すぎんか?

Permalink |記事への反応(0) | 13:01

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2021-01-15

anond:20210115075520

事件当時ロマン・ポランスキー監督は不在で(映画でもその通り)、犯人たちに襲われていない。

現在も存命で去年も作品を出している。(少し昔の作品だが、戦場のピアニストはかなり話題になった作品

殺されたのは妻で女優シャロン・テートと、友人。

しか殺人犯とは何ら関わりがなく、以前に引っ越した住人と勘違いされて彼女らは殺された。監督らの素性は事件関係がない。

この映画が救ってみせたのは監督ではなくその妻、シャロン・テートだ。

今でも語り継がれる悲劇女優だ。

劇中でも説明される通り、当時売り出し中の女優で、監督の子供を妊娠中だった。

この映画ではシャロン・テートの魅力的な姿が何度も描かれ、しかし最終的にディカプリオが彼女の家に招かれる場面ではインターホン越しでのみ会話し、ディカプリオと同じフレームには映らない。

とても誠実な描写だと思う。

この映画が憎んでいるのはマンソンファミリーだ。

実行犯殺害を指示したチャールズ・マンソンは額に鉤十字タトゥーを入れているが、タランティーノ過去イングロリアス・バスターズで憎きナチの額に鉤十字を刻んだ。(ちなみにこのナチ将校役の俳優ポランスキー監督映画おとなのけんかで主演してる)

そしてイングロリアスバスターズでは「映画を使って」ナチどもを焼き殺したように、この映画でもマンソンの手下を「映画小道具を使って」焼き殺す。

イングロリアスバスターズの隊長は、ブラッド・ピットだった。

1969年は「ロックが死んだ年」ともいわれ、アメリカにとって大きな節目だったことには違いがない。

しか監督タランティーノは「ハリウッド監督」ではないし(アメリカ映画ハリウッド映画ではないのがややこしい)、彼はハリウッドアメリカなどメインストリーム以外の映画も浴びるほど見ていて、それこそ中国香港日本などアジア映画に多大な影響を受けた人間である

デビュー作も香港映画オマージュなくらいだ。

キルビルが急遽テイストの違う二本立てになったのも、チャイニーズオデッセイという香港映画の影響である。(チャイニーズ~は一作目がコメディで、二作目が恋愛もの

(タラオールタイムベスト一位に挙げている続・夕陽のガンマンイタリア産マカロニウェスタンアメリカ映画ではない。ちなみに監督セルジオ・レオーネが撮ったワンスアポアタイムインアメリカも長いけど大変な名作。セルジオ・レオーネ監督の大ファンでもあるし、タイトルからもわかる通りタランティーノはかなり影響を受けている。~インアメリカについては、ラストデニーロの微笑みの解説を見ると、また味わいが増す)

ブルース・リーの話が出てきたが、タラキル・ビルでは死亡遊戯衣装を真似し(何の説明もなく出てくる「カトーマスク」も、グリーンホーネットブルース・リー演じるカトーがつけていたマスクのこと)、主人公ブライドの使う技はブルース・リーワンインチパンチで、必殺技は(ブルース・リーに影響を受けた)北斗の拳の技のようだ。オーレン石井へ敬意を示す闘いは、ドラゴンへの道のチャック・ノリス戦を思い起こさせる。

キルビルで描かれる復讐暴力の虚しさは、燃えよドラゴンブルース・リーが奇妙な泣き顔で表現したのと同じものだ。

そして敵役ビルには、ブルース・リードラマ企画を奪った俳優デヴィッド・キャラダインを配している。

キルビルはある種、ブルース・リーを主演に見立てているのだ。

タランティーノは、そういう監督なのである。ちなみにブルース・リーの主演が叶わなかったドラマ企画が、ちょうどワンス~の時代の頃の出来事でもある。

ちなみに、キルビル前後編になった元ネタチャイニーズオデッセイの主演はチャウ・シンチー少林サッカーが有名)であるが、彼もまたブルース・リーマニアだったりする。(ドラゴン怒りの鉄拳パロディや、少林サッカーカンフーハッスル等、ブルース・リーネタ多し)

少し脱線するが死亡遊戯という映画もまた、「ブルース・リーという俳優の死後に、彼が生きているかのように撮られた」特別作品で、その点がワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド共通している。

(すでに香港ではスターだったが)ブルース・リーハリウッドでの売り出し中にこの世を去った人なのだ。(ワンス~劇中でシャロン・テート自分映画を見るシーンがあるが、ブルース・リー燃えよドラゴンの公開やそのヒットを目にすることがなかった)

ちなみに作中で喧嘩していたブラピ本人もブルース・リーおたくである。楽しかっただろうなあ。(ファイトクラブでの物真似が彼のアイデアというのは有名)

あとワンス~作中のブルース・リー調子こいてるのは、実際の彼がああいキャラだったためでむしろファンとしては大喜びするポイント。(ブルース・リーの物真似をするときは、顎をしゃくって半目で相手文字通り見下したように眺める。服のセンスも、実際にああいチンピラのようなダサいファッション

何より、タランティーノは「超」がつく映画狂で、大げさではなく映画から人生のすべてを学んだような人間だ。

あらゆる映画を吸収し、現実にはモテないスーパーボンクラだったくせに、(映画から知識だけで)玄人好みの渋い「中年恋愛映画」すら物にしてしま監督である

落ち目だった俳優を「自分が好きだから」という理由で起用し、劇的にカムバックさせたりと、フィクションの力で現実を変えたこともある。

(※ネタバレ注意:この俳優とはジョン・トラボルタのことだが、タランティーノの好きな某映画ではヒロインを救えず、せめて「映画の中だけで生かす」ことを選ぶ。言うまでもなく、ワンス~を思い起こす)

(というよりもともと映画のものが、亡くなった俳優の生きている姿を見られるタイムマシンのような装置なのだろう。そういう評論はよく見る)

そして、前述のイングロリアスバスターズではユダヤ系の、ジャンゴではアフリカ系の観客の心を、荒唐無稽フィクションで熱く揺さぶった。

ヘイトフル・エイトでは差別主義者と黒人和解をそれこそ「フィクション」という小道具を介し、素晴らしい形で描いてみせた。

日本ではネタにされがちなキルビルも実に真面目な女性映画である。「五点掌爆心拳」などという冗談のような技で、男女の歪な恋愛関係を誠実に描いたのだ。この映画では男はみな弱くて使えず、女性は強く逞しい。

タランティーノは「強い女性」を描く監督としても有名だ。殺人鬼変態スタントマンが、女性スタントマンたちにボコボコにされる映画デス・プルーフも撮っている)

タランティーノフィクションの虚しさも当然知っているだろうが、同時にフィクションの力を強く信じている人間でもあるのだ。

虚構の無力さをただ嘆く監督ではないと思う。

(ちなみにデス・プルーフの主演であるゾーイ・ベルキルビルユマ・サーマンの「スタント」をしていた女性で、ワンス~にも出演。例の「ブルース・リーとの喧嘩」で車を壊されたひと。死亡遊戯キルビルワンス~と考えてみても面白い)

(ディカプリオについては、ある種かなり本人に近い役。若手時代から演技力が高かったのに、レヴェナントで受賞するまでアカデミー賞からは長年ずっと無視され、色んな人に揶揄されてきた。アカデミー無視されてきたのはタランティーノも同じ)

もちろんワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは、ハリウッドやその他の「アメリカ黄金時代」への郷愁が詰まったお伽噺ではある。

しか元増田は表面的な考えで映画を語っていると思う。

歴史を描いた作品理解するには、ある程度の知識必要だ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:30

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2020-05-17

アニメ漫画中国人キャラを出すのは難しい

日本アニメ中国人を出すな!中国人声優を使うな!」とか言ってる一部のバカは論外として、

中国市場人気を意識してかあるいは最初から中国資本が関わっているのか、登場人物の中に中国と関わりのあるキャラが増えてきている(ような気がする)

ただこの手の中国向けサービス中国人に受けているかと言われればそうでもなく、むしろ扱い方を間違うと芳しくない反応になることすらある

特に日本人が思う「中国キャラってこんな感じだよね」というテンプレステレオタイプキャラクターは嫌われがち

日本感覚で例えるなら「昔の洋画に出てきたステレオタイプ日本人」を見ている感じだろうか?

「あー日本人だねー。でも演じているのは中国人韓国人だねー」となりながら怪しい日本発音漢字の使い方に微妙な気分になるあれ

んで理想中国人キャラは「普通に洋服を着てスマホゲームしたり電子決済する若者」らしい

Permalink |記事への反応(8) | 20:53

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2019-10-10

anond:20191010100543

香港映画クローサー(2002)

絶対これ主人公でしょ!という立ち位置の人が死んで、びっくりした。

3人が主人公らしいけど、でも1番主人公な人だったんだよね。まじでそのうち「嘘でしたー!」って出てくるんじゃないかと思いながら観た。

例えたら、泪姉のいない2人キャッツアイで、瞳が話の途中で死ぬ感じ。

話の6割くらい進んだら死んでたか

Permalink |記事への反応(1) | 18:24

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2019-09-05

天気の子香港要素

※このmousDは天気の子ネタバレを含みます


傘:

 作中にてるてるぼうずをぶらさげた傘を振るシーンがある。この傘が黄色いのは2014年香港デモ雨傘運動」を意識したためだろう。

 このデモで傘を用意していたのは、警察が投げ入れてくる催涙ガスに備えるためとのこと。


代々木会館:

 作品に登場する廃墟モデルになった建物だが、「東京九龍城」と形容されていたらしい。


新界地区

 香港のうち、香港島・九龍以外の部分の地域だ。香港返還1997年だが、新海誠自主制作活動を開始したのが1998年頃なので、ペンネームを決めるとき意識した可能性はおおいにありそうな気がしている。


銃:

 香港映画といえばガン=カタ...という冗談は置いておいて、私が推すのは武力象徴という説だ。


島:

 主人公帆高が出てきた島は神津島モデルと言われている。この島が選定された理由としては、都道府県では東京都になること、名前神木隆之介の神と新津誠の津が入ってることなどが考えられる。

ただ、構想段階では香港から出てきたという設定も一案としてあったのではないか想像している。


天気の子の天はてんあんもんの天:

 さて、私が想像する構想段階のプロットはこうだ。2021年規制が強まり言論が統制されてしまった香港主人公の森帆高(セン=ファンガオ)は、体制派父親と折り合いが悪くなり、香港島を飛び出し日本へ渡る。ふとしたきっかけで拳銃を手に入れた帆高。武力があれば故郷の状況を変えられるのではないかと思いつく。表向きは「お守りがわりに」と言いつつ、拳銃を隠し持つが、最終的には愛する人を守るために武力を捨てる決意をする。


 ところで、中国政府香港に対して強気に出られない背景には、てんあんもん事件ときのような世論悪化懸念しているからだと言われている。つまり皆が目を向けること、関心をもつこと、それが言論を統制しようとする圧力に対してきっと抑止力となってくれるだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 23:36

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