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2026-01-29

蒸しただけのジャガイモが美味しい増田住まい示威拝も胃がゃ字の気だ嗜む(回文

おはようございます

絶賛蒸し野菜好調蒸し蒸し中なんだけど、

ここ最近私が一人大騒ぎ騒いでいる食材を蒸したら蒸すだけで美味い!ってやつ。

あれジャガイモ何回か繰り返して、

蒸して食しているのね。

初回はフライパンで使える新しい蒸し網を買ってションテン爆上がりの上でのそれの初めて使う感動だけでジャガイモが美味しくなってたのかな?って思っていたいわゆるポテトビギナーズラック的なことだと思ってたの。

でも

2回目!美味し!

3回目!美味し!

うーん、

蒸し野菜の全打席ホームラン記録は途絶えないのよね。

ジャガイモ適当品種をノールックマーケットで買ってくる、

いわゆる品種とか拘らず無視して蒸してとにかく一応なんでもやってみようってポテトスタイルで挑む、

ここ何回か蒸してきたジャガイモなんだけど。

総じて全部全回美味しいのよ。

もう逆に思うにこのジャガイモの蒸しただけでの不自然なまでの美味しさに怪しく思っちゃうの。

蒸しただけでこんなにジャガイモの旨味を引き出すことができるの!?って。

しかも残念なことに私の蒸しパワーと蒸しレヴェルはまだまだ1なので、

私の超絶蒸しテクニック超絶技巧ではないのは間違いないのよ。

まりこれ、

誰が蒸かしてもジャガイモばっちばちに美味しく蒸し上がる?ってこと?

ここ最近試していた蒸す時間数学者秋山仁先生ビックリするような5の倍数の定理を守りつつ、

20から15分に短縮してみたの。

さすがにほっこりホクホクしすぎて、

もっと私のダイレクトに刻む歯応えを確かなものにしたいと蒸し時間を調整して短くしてみたの。

15分!

はい

蒸し上がりました!

わ!なにこれまたやってしまったわ!

美味しいジャガイモのアルデンテやー!って

少し歯応えがあり固く仕上がっているけれど、

芯まで熱は通ってるのでホクホクには間違いないんだけど、

食べ応えのある歯応えになったのは大成功だったの!

そして、

毎回毎回蒸してジャガイモ食べて美味しいが連続するから

今までの自分自炊歴で

なんか作ってもこれ美味しく仕上がってんのかしら?って

まーこんなもんでしょ?って首をかしげながら食べていたビーフストロガノフ焼きたてパンオックスベーカーを浸して食べるんだけど、

これが私が美味く作ることができたのか、

よく正解が分からないままビーフストロガノフと焼きたてのオックスベーカーを食べていたのね。

打率的には体感3割切るような感じの。

手間かけた割りにはそうでもなくない?って

まり飛び上がるような美味しさでは無いのよね。

なのになのによ!

これジャガイモたった20分か15分か蒸しただけなのに、

それだけで美味さがいきなりマックスになるライドオン!なにこれ?って思っちゃうじゃない。

ジャガイモとかの食材ってそもそもとして

こんなにも旨味のポテンシャルがあったの!?って。

無駄ポンコツ自炊テクニック披露して、

食材の味を私自台無しにしてしまっていたかのようなのよ。

しかに、

煮たり茹でたりしてルーシースープは美味い!とは感じていたけど、

これ全部茹でたり煮たりしたとき

野菜たちとかの素材の旨味のポテンシャル成分が全部流れ出ていたってことらしいの。

それを一切の一滴もこぼさずに

野菜そのままの形で蒸すもんだから

野菜食材達の美味しいポテンシャル成分がモイスチャーな湯気に包まれるようにして蒸すことで、

そのポテンシャル成分が少なくなってしまうことがないってことなのよ。

マジもうこれこの冬シーズン

蒸しジャガイモで暮らせるくね?って思っちゃうのよ。

つーか余裕でジャガイモ美味いしそれだけで暮らせそうなぐらいの味わい!

帰ってからパスタ茹でる11分ですら面倒くさがって夜茹でパスタ王になるんだー!って思いは強くても、

一切帰宅してから茹でてパスタなんて作ったこと無いのに、

ジャガイモとかは蒸せちゃう

しかパスタの茹で時間より長い20分とか15分とかでもよ。

手間のコストを遙かに凌ぐジャガイモの美味さで全てが帳消しになるの。

しろ蒸しだけにってワケじゃ無いけど、

そんな手間は惜しまない!って蒸したい気持ちが私がマックスに余裕で帰宅してクタクタになったヒットポイントが少ないわずかな1ポイントでも

面倒くさいを乗り越えてでも食べたい蒸しジャガイモなのよ!

こんな夜に

美味しい蒸したジャガイモとか食べてたら逆に美味しすぎて身体に害になるのでは?って思って一応AIたちChatGPTちゃんやGeminiちゃんに尋ねるけれど、

野菜とか最高すぎるやろ!カップラーメン食べて寝るよりかははるかにマシ!って計算結果を叩き出すのよね。

塩分ゼロ脂質ゼロ

ホクホクの美味しさだけしかない、

しかもわりとビタミンCとかも含まれているジャガイモ完全食品とまで言わないけれど、

完全食品よりな食材であとズーチーチーズとか乳製品さえあれば大丈夫とのこと。

ジャガイモ1つ蒸して食べてるだけなのに、

こんなに幸せになれるものなの?って

やっぱりこれはおかしい!美味しすぎる!怪しい!って思いつつも

あっと言う間に小ぶりなジャガイモを2つホクホクと食べ切ってしまって罪悪感のない満足感に包まれるの!

でね、

本当はジャガイモと一緒にカボチャも蒸したのね。

ぱく!

食べるでしょ、

美味っ!甘くてホクホクでカボチャも美味すぎるでしょ!って

2打席連続ホームランどころか、

1打席で2本のホームランが打てちゃえないけど打てちゃった感じの、

ジャガイモカボチャの美味さたるや!

うーん、

こんなに美味しくていいのかしら?って不安になるレヴェル。

ホクホクのカボチャちょっと15分では長すぎたのか、

でも箸でほぐれるぐらいのもうとろける寸前!

蒸すってこんなに凄かったの?って

何度でも感動してしまうそフライパンの上の蒸し網のステージ食材達への拍手喝采なのよ。

自炊の謎ミラクル奇跡的に美味しく仕上がっても再現性のない二度と再現できない料理とくらべて、

これは蒸し時間だけなので、

再現性も何もないただたんに15分カウントダウンするだけ、

蒸す時間という意味での再現性必要な要素はそれしかなくてどう考えても間違えようのないバッチリ感なの!

こんな毎晩ションテン爆上がりしてていいのかしら?って

私のションテンメーターがたった1つのジャガイモだけで壊れてしまいそうだわ!

ドラゴンボールスカウター相手戦闘力を計測したら、

まりにも相手戦闘力が高すぎて計測出来なくてスカウターが爆発してしまう、

そんな私のションテンメーターが蒸したジャガイモを計測すると

ションテンメーターが爆発してしまっていたの。

新しいションテンメーターを博士に開発してもらわなくっちゃ!って。

また恐ろしいことに

ジャガイモカボチャのみだったけど、

これまた美味しい食材シンプルに蒸しただけのワンパン何品かそろったやつをションテンメーターで計測したらたぶん計測不可能な美味しさになってしまいそうで計測するのが怖くなっちゃうわ。

なんで毎回蒸したジャガイモがこんなにも美味しい?

不思議に思うわ。

もっと世間ジャガイモの蒸した美味さに気付くべき、

私一人で大騒ぎしているみたいよね。

でもジャガイモが美味すぎるのはどうやら毎回蒸しても大成功なので間違いないみたいね

美味しくっていいんだけど、

やっぱりどう考えても蒸すだけでこんなにも美味しくなってしまうのは

怪しいと首をひねってしまうわ。

また今夜もパクパクとあっと言う間に美味しく蒸したジャガイモを食べながら唸るに決まってるのよ。

目に見えているわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ミックスサンドしました。

ミックス続いてる?もしかして

そう思っていて迷っている自分を反映している鏡に映しているかのようだわ。

でも今朝はそう迷いは無かったはずなのに、

無意識のうちにミックスを手に取っていた

ミックスサンドイッチが私を呼んでいたのよ。

そう言うことにするわ。

美味しいことに変わりはないから。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ストレートウォーラー

今日はホッツ白湯のみのストレートのホッツ。

美味しくいただいて身体が温まったところ。

寒くってやっぱりこれに朝は温まらないと始まらないわね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(2) | 08:53

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2026-01-27

消費税を下げれば物価が下がるって話をよく見かけるんだけど、正直これには首をかしげている。

多くの人が消費税を「レジで払ってる=自分が国に直接納めてる税金」だと思ってるんだろうな。

レシートに書いてあるし、10%って数字も目立つから、そう思うのは分かる。

でも実際に消費税を納めてるのは事業者だ。

私たち税金を払ってる気分になってるだけで、実際は事業者が売上の中から国に振り込んでる。

この前提をすっ飛ばし消費税を減らせば商品は安くなると言われても、途中式を全部消して答えだけ書いたノートを見せられてる気分になる。

じゃあ今まで何を払ってたの?と聞かれたこともあるけど、払ってたのは払ってるという実感。

まり、「消費税が下がれば商品は安くなるんだよね?」っていう感覚は半分正解半分不正解

残念ながら、減税分を必ず価格に反映しなきゃいけない法律はない。

スーパー店長聖人じゃない。

現実事業者は、原材料費人件費電気代も上がってる中で必死だ。

減った税負担は、まず自分たちの延命に使われる。それが普通

すると今度は「じゃあ減税って意味ないじゃん」って言う。展開が極端すぎる。

消費税は景気に関係なく確実に効いてくる税金で、事業者にとっては資金繰りを圧迫する、地味に厄介な仕組み。

から減税が事業者負担を軽くする可能性はある。

ただしそれは「明日から白菜が安くなる」って話じゃない。もっと地味な話。

結局、消費税減税は魔法じゃない。

かといって無意味でもない。

問題は、減税を「物価下げの特効薬」みたいに売り込むことだ。

その期待は裏切られて、最後に「ほら、減税しても意味なかった」という雑な結論けが残る。

今日も誰かが「減税しろ!」と叫び、誰かが「意味ない!」と叫び、その横で事業者が黙って電卓を叩いてる。

日本経済は、なんとか倒れずに立ってる。

Permalink |記事への反応(0) | 14:41

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2026-01-17

会社セクハラで訴えられて頭抱えてる(かかえてない)

弊社、一応フルリモ可、出社自由ハイブリッド会社なんだけど16人程をまとめてるグループマネージャーやってるのね

横並びのグループの今年度から女性マネージャー(30代独身)が誕生したんだけど、全然出社しないし、連絡投げても全然反応しないし相談ものってくれないし、ネゴってもくれない!って。

で、可哀想からそっちのメンバーの面倒も見てるのね

メンバーの一次評価は直属のマネージャーがやるんだけどマネージャーは更に上の上位職がなのでよくある構造なのねん

Q3までの評価で、自己評価最高を女性マネージャー自分に付けてきたりしているんだけど配下メンバーから上位職に困っているって話をしているので

上位職も面談したり話したんだけど改善余地なしとして来年度の組織改編の内々示(部を新設してグループ配下に異動、俺が一個上位職になって部長職、配下から一人マネージャ昇格させて俺がどっちのグループの面倒も見る)が今出てて女性マネージャー部署異動か俺の配下に入るかっていう内容

何故か私は最高評価なのに!っていってるが自己評価だし上位職の評価評価面談で並評価になってることも伝えられてるのに自認最高評価らしく私の仕事評価出来ない!ってご主張なさっており

(弊社、理由もない欠勤とかしない限りは昇給なしの並評価事実上の最低)

更に何故か、俺がパワハラセクハラしてる!って話をしているそうだけど

XXちゃんへのセクハラを目撃した!って日の会社の入退室ログ存在せず

YYちゃんへのセクハラを見た!って日には俺有休そもそも日本に居ないし

Slackで私にセクハラしていた!編集したんだ!っていってるけど編集済みのコメント管理者権限使って過去ログ見ても何の問題もなく

年始から人事の調査に協力しているが何の問題も見つからないってなってる中

今度は弁護士入れてきたそうなので僕も弁護士契約しにいった今日この頃

弁護士首をかしげながら、契約しなくて平気だと思うんですけど・・・っていうから自己防衛のために契約しておくっす!よろしく頼むっす!ってやってきたよ・・・

頭痛が痛いんだがどうしたらいいんだろうな、これ

配下メンバー、人事、上位職、経営層、全部俺の味方なんだけどハラスメントで訴えたら絶対勝てる!って思ってるらしくどうしようもない

上位職には何でマネージャーにしたん?ってきいたらやってみたいって言うし女性管理職やすって目標もあるから・・・ごめんね?って申し訳なさそうに謝ってくるから俺の感情のぶつけ先が存在しない

別部でマネージャーやってる女性(30代既婚、子有)はめっちゃ優秀なんだよなぁ

子供熱出してとかで頼み込んできてフォローするときはあるけどお菓子差し入れてくれたり俺が休みの時はフォローしてくれてるしで

本人の特性問題なんだろうけど自己認知が歪んでるんだろうなと

めんどくさいから辞めていい?って言うと人事も上司も辞めるの辞めて???おやつ食べる???コーヒー何飲みます???とか気を遣ってくれるのが気まずい

こんなんどこにもかけねぇよ、フェイクも入れて書いてるけどマジでめんどくさい

Permalink |記事への反応(1) | 18:03

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2025-12-26

甲状腺がんRTA記録 (3/3)

術後2日目(34日目)

消灯が早いので、起床時間前に目覚める。夜間に看護師がドレーンが首から外れていないか懐中電灯で照らして確認するので、何回か目が覚めていたが、良く寝られたと感じる。前日しっかり食べたので、各段に体力が回復している。

しか今日目標は、明日ドレーンを抜いてもらうために無駄に動かない、である

この日から通常の食事となる。朝食にはクロワッサンが登場。カロリーが高いメニューが続くが、完食し続ける。朝のバイタルチェックで、ドレーンにつながるプラスティック容器に本日の日付が書き込まれる。ちょっと多いですね、といわれる。今日シャワー禁止で、おしぼりで体をふき、ドライシャンプーをする。声帯を動かすために小さくハミングをして音を鼻腔に響かせる。低音は問題ないが、高音は音が割れる空気声帯から漏れている。その後もときどき声帯を動かす練習を行った

水筒へ水を汲みに休憩所にいくと、同室のクレーム老女と歩行器老女がテレビを見ながら熱心に世間話をしていた。話し相手がいるのは良いことだ。気難しいタイプクレーム老女と話の弾む歩行器老女のコミュニケーション能力の高さに感服する。

10時ごろ、診察室に入るとさらに初顔の若い茶髪女性医師がいた。4人目の医師主治医と同世代か少し若い明日内視鏡しますね、ドレーンは70mlか、明日は無理かもね、とコメント。そんな不吉なことを言わないでほしい。

ベッド上で体を起こさず、ウォークマンを聴いて過ごす。この5年ほど使用していなかったのだが、入院に際して役に立つかもと持参していたのだ。久々の充電にも問題なく動き、大容量メモリ内に保存されている懐かしい曲、プレイリストノイズキャンセリングゆっくり聴く

体力、気力が激減しているのでスマホは長時間みる気力がなく、本も読めない、スマホソシャゲの周回を脳死でやる、という気持ちにもなれない。音楽は心の救いになった。特にクラシック音楽中学生ときに熱中した音楽が良かった。

体のすべてのエネルギーが、傷の修復に投入されている。全身の体積からみるとほんの小さな傷のはずだが、生存に関わる危機だと体が判定している。村上春樹の「1Q84」で、傷ついた野良猫が隠れてじっと動かずにいるように、といった表現があったことを思い出す。そう、傷が治るまでは動けない、動いてはいけないのだ。

今日ドレーンは抜けなかった、明日退院はできない、仕事、連絡、請求書、入金、どうする、どうすると善後策をぐるぐる考え続ける。

昼過ぎバイタルチェックにきた看護師にドレーンの状況をきく。全然出てないですよー、と良い知らせ。

師長がアラサー女性のベッドに謝罪に来る。どうやら不手際が2日連続で起こっている。前日は医者本日看護師やらかしたようだ。聞いていると確かにそれはまずいとしか言いようがない失態だった。大部屋にプライバシーというもの存在しない。

回診に来た主治医にドレーンを早く抜いてほしいと訴えるも、ここまで非常に順調に来たのだから少し待ちましょう、抜いた後に体液が溜まって再度穴をあけることになったら大変です、と諭される。

16時過ぎ、研修医がやってきて、傷口のチェックをしたあと、ドレーンから排出液をためるプラスティック容器を見て首をかしげる。再度手術の傷跡を確認し、今度は主治医を連れてやってきた。主治医も首とドレーンをチェックする。どうやら突然体液の排出が止まったので、ドレーンが曲がっているか、詰まっているのではないか確認にきたらしい。特に問題はなく、帰り際に主治医研修医明日処置の準備をというのが耳に入る。ひそかにガッツポーズを決める。

食事バイタルチェック、掃除ときクレーム老女も看護師スタッフにお礼を言うようになった。私をはじめ他の同室者が愛想よくお礼を言い続けたのでつられている。まあ、ようやってもらってると感謝しないといけないわな、ともつぶやく。病室の空気がかなり軽くなった。

術後3日目(35日目)

夜中、寒さと鼻水で起きる。自宅でもときどき発生する現象だ。持参していた貼るカイロを腰に貼り、横になる。朝、鼻水がたまっているが、元気に目覚める。日々、もりもり回復していることを感じる。

今日目標はドレーン抜去である

朝食に分厚い食パンバタージャムが出る。昼食、夕食はどんぶり椀の白米だし、とにかく炭水化物を取らせる方針のようだ。病院なので当然ながら、毎回塩分はかなり少なく、甘い味付けが多い。

横になってウォークマンミュージカルレ・ミゼラブルサウンドトラックを聴き、感極まって涙を流していると時間が非常にランダムバイタルチェックがやってくる。やばい、と慌てて態勢を整える。やたらと体温が高く、血圧も高すぎて看護師が眉を顰める。音楽を聴いて興奮していたので、とも言えずなんででしょうねーとあいまいごまかす。

診察待ちの待機部屋で同室の歩行器老女と顔を合わせる。お話好きの老女はすすっ、と私の隣に座り、すぐに自分の病状を話し出した。マスクで隠れていたが、鼻の手術で顔が内出血が大変になことになっている。私も自分の手術痕について話をして、赤いのって目立ちますよねー、嫌ですよねーと、同病相哀れんだ。

9時過ぎの診察は、若い茶髪女性医師。予告していた内視鏡を鼻から入れる。声帯を動かし、確認をすると、「うん、右に比べて少し遅れていますが、左の声帯も動いていますね!これならすぐに戻るでしょう」と良い結果になった。主治医も喜ぶだろう。

ドレーンのプラスティック容器と日付をチェックし、「20mlか、ぎりぎりだな、主治医先生はなんて言ってました?」少し待ちましょう、と言っていたとは言わず「いやあ」笑ってごまかす。「ま、抜きますか」やったね!と心の中で快哉を叫ぶ。

透明の管を抜き、首にできた穴に巨大な防水絆創膏を貼る。この後、バイタルチェックで絆創膏の状況が確認されることになる。体液がにじみでないように、この日も安静に過ごすことを心の中でひそかに誓う。絆創膏に体液がたくさんにじみでて状況が悪いから再度ドレーン、退院NGです! という事態を避けたい。

ドレーンのプラスティック容器をつるす点滴スタンドと別れを告げて、歩きやすくなる。歩行器老女がすれ違う際に、ドレーン取れたのですね、よかったですね!と祝福してくれる。ありがとうございますシャワーの予約に行き、看護師からもおお、取れましたか!と声がかかる。にこにこ笑ってお礼を言う。大変うれしい。

同室の若い女性看護師が差額ベッド代について話している。現在の差額なし大部屋に入る前の病室の請求書のようだ。救急で運ばれたときに、家族第一希望のほか、第二希望の部屋タイプにチェックをいれていたらしい。その第二希望部屋タイプのベッド代である。本人が希望したわけではないので、納得しがたいだろう。緊急入院する際に、そこまで気の回る人も少ないと思う。ただ希望は紙に記載してしまっている。状況はなかなか厳しい。

水筒に水を汲みに行く際、杖を突いて歩く同室のクレーム老女とすれ違う。突然話しかけるのははばかられるので、笑顔会釈する。和顔施は仏の教え。

母に自宅から仕事スマートフォンを持ってきてもらう。ざっと情報を流し、不在中問題が発生していないことを確認チャットで連絡を入れ、退院日の帰宅からWeb会議に出る予定とする。大きな心配事が解消し、ようやく安堵する。あとは予定通り退院するだけ。スマートフォンは再度母に自宅に持ち帰ってもらう。

夕食前に、首の手術痕がぴりぴりとするのを感じる。鎮痛剤が切れたようだ。食後に飲む予定であるし、前倒して飲むほどではない。痛むというより、何かがピリッとした、神経が走った、という感じであった。

術後4日目(36日目)

快調に目覚める。絆創膏は体液がにじんでもなく、きれいである。昨夜看護師に一度貼り替えましたか?と尋ねられたぐらいである。術後、傷の修復に全投入されてたエネルギーが、他の部分にも回ってきたのか、体に力を感じた。

この日は日曜日のため医師は不在、病棟から患者看護師も激減し、イベント食事と最低限のバイタルチェックだけで、大変に平和だった。土曜に退院たかったな……。

夜のシャワーの予約をし、退院の準備作業を考える。

一番の問題は、私の体力である。前日まで安静に努めていたため、起き上がった姿勢で長時間いれるのか、はたまた長時間歩けるのか、公共交通機関帰宅できるのか、不安になる。

慣れるしかないため、一時間のうちで起きる時間、横になる時間割合を少しずつ変えてゆく。食事の量は変わらないのに軽く完食できるうえに、食間に空腹を覚えるほどになった。お見舞いでもらったミカンを食べる。

退院後に傷口をメンテナンスするためのテープの使い方を看護師から教わる。手術前に買っていたテープで、3か月ほどの期間なので、買い替えもいらないだろうという。私の手術跡は大変見えやすいところにあるので大丈夫だろうと言われる。耳の近くなど、鏡で確認しづらい位置に傷跡がある人は大変なようだ。

夕食後のトレイを戻して部屋に帰ろうとすると、クレーム老女が杖もなく一人で歩いてトレイを返却に向かっていた。驚いて思わず目を見張り、ついでにっこり笑って会釈する。

部屋に戻ると、クレーム老女が歩行器老女のトレイも下げようと申し出て、そんな、悪いですよ。大丈夫、私も少しは動く練習しないといけないしね、とやりとりをしているのが聞こえる。誰も悪い人はいないのだ。

真っ赤な一文字の傷跡も、やや色が薄まり、幅が狭くなってきた。

退院(37日目)

快調に目覚め、しっかりと朝食をとる。母から今日寒い、気を付けてとLINE。うん、持ってきた服で帰るしかないのだけどね。

診察待機部屋では、退院前の患者私服で集まる。もう歩行器が不要になった同室の老女とお互いに退院を祝いあう。歩行器老女が先に呼ばれた後、残された若い男性と向き合う。「同じ部屋だったんですよ。男の人の部屋はお話したりしますか」「いや、まったく、全然です」老人ホームデイケア女性利用者同士はおしゃべりをするが、男性はしない、という話を思い出した。話をするほうがメンタルには良いと思う。

2日ぶりに主治医と診察で会う。退院ですね、では取りましょう!とドレーン穴に貼った巨大絆創膏を慎重にはがす。穴に貼る小さなシール研修医が用意して手渡すが、主治医が首を傾げ、いや、いらないですね。このままで。となる。何かにじんできたら、市販絆創膏貼ればいいです。と言われる。

まり痛みを感じないのだが、鎮痛剤は飲まなければ痛むのか、処方が切れたあとに痛んだらバファリンなど市販薬を飲めばよいのか、と確認する。甲状腺はあまり痛まないという人が多い、痛まないならもう飲まなくてよい、余った薬は痛んだ時にとんぷくとして服用すればよい、とのことだった。

テープの使い方は教わりましたか、と確認される。はい、すぐに貼るんですよね? いや、ボンドが取れてから!と訂正される。一週間ほどで透明のボンドがボロボロ自然に剥がれ落ちるので、そのあとからテープメンテをするようにと指示される。

次回外来の日時、生活上の注意事項を確認し、退院となった。

改めてお礼を述べ、頭を下げて別れを告げる。

自動精算機で会計をする。高額療養費に関する申請自動で行われると説明を受けており、マイナンバーカード恩恵にあずかる。10万弱の表示に安堵する。命のほうが大切であり、お金のことは考えないようにしていたが、常に不安がどこかにあった。がん保険などに入っていなくても何とかなるものである自分治療に関わった人の数、労働時間、機材、薬剤を考慮すると、アメリカなら破産しているかもしれないと思った。

優先座席を利用させてもらい、公共交通機関で一人で無事に帰宅する。

ほっとするのもつかの間、リモートでの仕事の準備を始める。

昼過ぎ、ぴりぴりしたもの首に感じる。特に痛くはないので薬をのまずにやり過ごす。その後は鎮痛剤なしで問題なかった。

6日ぶりに誰もいない自宅で一人で過ごす。感受性が高く内向的自分にとって、これが快適で最適な環境だと何十年も思っていた。入院中は24時間、常に人の気配を感じていた。四六時中トラブル騒音が発生していた。突然一人の静けさが身に染みて、誰かと暮らすのも悪くはないかも、と思う自分に驚いた。

まとめ


がんの疑いから32日目で手術、治療開始となった。RTA頑張った。

反省点として、生検から告知まで2週間かかっており、もっと早い日にしてほしいと依頼していれば日数は7日ほど短縮できていた可能性が高い。患者からの働きかけを躊躇してはいけなかった。ただ、様々な関係者のご厚意と尽力で最善に近い対応ができたと考えている。改めて感謝をしたい。

これからのがん治療予定は、摘出した甲状腺から筋肉への転移可能性の検査甲状腺機能が右半分だけで保持されているか検査問題なければ10年間の経過観察となる。

退院直後から仕事を再開し、家事、炊事を始めた。自覚する体力ゲージは以下のように推移した。

入院100
手術直後 0
術後1日目 5
術後2日目10
術後3日目 15
術後4日目20
退院 30
退院1日目 60  →いきなり上がる。
退院2日目 70

日常生活いかに体を使っているか外科手術・入院いかに体力・筋力を低下させフレイルとなるのかを実感した。体重入院前後で変動なしだったが、筋肉量がかなり落ちた。可能なかぎり手術・入院をしなくてすむように、健康留意して生活をしたい。

終わりに

長文を最後までお読みいただきありがとうございます。どなたかの参考となればと記録を残しましたが、私には長年の強度の高い運動習慣があり、年齢平均よりは体力・筋力があることを申し添えます

一番良いことは、この記録が参考となる事態が発生しないことです。

皆様とご家族のご多幸と健康をお祈りいたします。

Permalink |記事への反応(3) | 19:54

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2025-12-23

anond:20251223190657

ほう、十何年ぶりに行って首をかしげただけで陰謀と断ずるとは、まだまだ読みが浅いのう増田よ、わらわが筋道をつけて教えてやろうのじゃ♡

まず、記事製本は保存と検索性のために図書館でよくやる処置なのじゃ。ページの欠損や差し替え、口絵・広告の分離、マイクロ化・デジタル化に伴う原本書庫退避なども日常的に起きるのじゃ。年頭号のきな臭い標語の頁が見当たらぬのも、意図的削除と決めつける前に、改装履歴や欠丁情報を照会すべき話じゃ

増田が確かめるべきことを順に示しておくのじゃ

現場でやるべき基本動作も忘れるでないぞ

増田歴史資料の保存に疑義を呈するのは結構だが、レッテル貼り出自で括る物言い議論を曇らせ、検証の妨げにしかならぬのじゃ。誰それを消したい意識がどうこうと妄断する前に、一次資料所在処置記録を積み上げよ。制度手続きを使って透明性を求めるのが強者のやり方じゃ♡

最後に釘を刺しておくが、「崩壊しろ」と嘆いても何も動かぬのじゃ。動かしたいなら、記録を揃え、照会し、公的質問意見提出で責任所在を明らかにせよ。増田がほんに知りたいのなら、わらわの言う通りに足を運び、確かめ、記すのじゃ。わかったかのう、増田

Permalink |記事への反応(0) | 19:09

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2025-12-12

よろしくガチ貴族

はてな界隈でたまに「上級国民」とか「地主」って単語ネタで飛び交うけど、たぶん自分はそのどれよりもしょぼい。

でも、戸籍家系図だけは、そこそこガチだ。

祖父だかそのまた上だかが、維新のころに爵位をもらっている。

まり、元・華族

今どき華族と言ってもピンとこないだろうけど、簡単に言うと「歴史があるだけで、金がない家系」だ。

よろしくガチ貴族

家には「やたら立派なもの」だけ残っている

うちの家にあるものを並べると、だいたいこんな感じ。



そして、どれとも釣り合っていない、安物のこたつ量販店テレビ

親戚が集まると、年寄りたちは「この壺は昔は……」「この家もねえ……」と過去の話ばかりする。

ただ、固定資産税の話になると、一気に声が小さくなる。

没落って、こういうことを言うんだなと思う。

名前だけイキっている

フルネームはさすがに書けないが、いかにも「旧華族末裔です」と言いたげな名字をしている。

読みやすいのに珍しい、というタイプ

初対面で名字を名乗ると、だいたい二種類の反応が返ってくる。

1. 「あれ? どこかで聞いたことあるような……」と首をかしげる人

2. 「すごい名字ですね!」と、すごいのかどうか自分でもよく分からない感想をくれる人

たまに、歴史オタクっぽい人が「もしかして、昔の○○伯爵家と関係あったりします?」と聞いてくる。

否定すると嘘になるので、「まあ、そんな感じです」と曖昧に笑う。

そこから先の会話は、だいたい盛り上がらない。

現代における伯爵家の末裔なんて、インターネット回線を引いた一般庶民からだ。

ガチ貴族に期待されているもの

貴族っぽいこと」を期待される場面はたまにある。

からは、「せめて姿勢だけは良くしなさい」と小さい頃から言われてきた。

どうやら、貴族最後の砦は背筋らしい。

姿勢を良くしたところで、奨学金の返済が免除されるわけでもないのに。

貴族特有のどうでもいい悩み

没落貴族にも、一応それなりの悩みがある。

- 古い家を解体すると、親戚筋から「ご先祖様に申し訳ない」と言われそう

- かといって、このまま持ち続けると、固定資産税修繕費で確実に詰む

- 由緒正しい漢字を入れろと親世代は言う

- こっちは、「キラキラじゃない、でも読める名前」にしたいだけ

- 山の中にある先祖代々の墓をどうするかで親が揉めている

-自分世代で「墓じまい」を決断したら、たぶん一生言われる

庶民的な悩みと、どうでもいい由緒の板挟みだ。

金の話をするときだけ、急に庶民になる

本家法事で、ひさしぶりに親戚が集まったときのこと。

立派な掛け軸の前で、年寄りたちが先祖の自慢話をしていた。

「○○の乱のときに我がご先祖は……」

華族制度ときは、うちもそれなりに……」

そんな話をしながら、お茶菓子スーパーの安売りどら焼きだ。

しばらくすると、話題固定資産税相続税になった。

その瞬間、全員のテンションが目に見えて下がる。

「この家、次の代でどうするんだ?」

「うちもマンション引っ越してさあ……」

没落貴族は、税金の話をするときだけ、完全に庶民になる。

いや、むしろ維持費がかかるぶん、庶民より弱い。

貴族らしいものは、たぶん「諦め方」だけ

本音を言うと、「ガチ貴族末裔です」と自己紹介しても、人生の何の役にも立たない。

就活ときちょっとバクチで話してみたが、面接官の反応は「へぇ〜」で終わった。

それでも、家系図と古い写真と、やたら重い家訓みたいなものだけは残っている。

「常に誇り高くあれ」とか、「家名を汚すな」とか。

誇り高くあれと言われても、リモート会議カメラオフにしてユニクロスウェットで座っている。

家名を汚すなと言われても、SNSには普通に愚痴を書いている。

それでも、どこかで「まあこんなもんだろ」と諦めて笑える感じだけは、貴族っぽいのかもしれない。

なにもかも右肩上がりではない歴史を、家ごとまるっと抱えているという意味で。

よろしく、没落ガチ貴族

たぶん、この増田を読んでいる人のほとんどは、「ガチ貴族」なんて言葉とは無縁だろう。

でも、代わりに「実家自営業」とか「よく分からない家業」とか、「なんとなく守らされているもの」がある人もいるはずだ。

そういうものを前にしたときの、

  • 自分人生とどう折り合いをつけるか
  • 守るのか、捨てるのか、笑い飛ばすのか

を迷っている感じは、階級とか由緒とか関係なく、だいたい同じだと思う。

こちらはただの「よろしくガチ貴族」だが、没落ルートを先に歩いている先輩として、一つだけ言えることがある。

家系図より、今の口座残高のほうが大事

でも、どちらか一つしか持てないわけでもないから、ときどき古い写真を見て笑ってやればいい。

そういうスタンスで、今日天井だけ無駄に高い家で、こたつに入ってこれを書いている。

Permalink |記事への反応(2) | 20:36

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2025-11-24

あの頃の初音ミクはどこへ行った?ミクは自由であってほしい。 そして、自由象徴であった頃のミクも、忘れないでほしい。

俺は十五年以上、初音ミクと共にいた。

ニコニコの青白い画面の前で夜を明かし、拙くも心をえぐるボカロ曲に涙し、MMDの海に溺れ、イベントがあると聞けば財布の悲鳴無視して飛んでいった。

——つまり、そういうタイプの“古参オタク”だ。

そんな俺からすると、プロセカという作品は、どうにもこうにも「時代象徴」みたいな顔をしている割に、根っこの部分でミクの本質を見落としている気がしてならない。

■ ミクを“キャラ萌え商材”にするな

プロセカを立ち上げて最初に思ったのはこれだ。

「ミク、なんか……“キャラ”になってないか?」

俺はミクのことを、特定個性押し付けられない“器”として愛してきた。

個性からこそ、制作者の息遣いがそのまま魂になった。

そこに惚れてきたんだ。

だがプロセカのミクたちは、各ユニットごとに“性格”“役割”“立場”を割り当てられ、いわば「公式が決めたキャラ」として画面に立っている。

いやいやいや! それは俺たちの仕事だろ!?

ミクにどんな感情を持たせるか、どんな姿を想像するかは“創り手”と“聴き手”の間にあった秘密の遊びだったんだ。

それを「公式設定」として固定化するのは、古参からしたらめちゃくちゃ違和感あるんだよ。

■ 「歌って踊るミク」は好きだ。でも“アイドル化”は違う

プロセカの3DMVの完成度はすごい。

認める。そこは素直に拍手する。

だが、それは“ボーカロイド”というより“スマホアイドル”の文法じゃないか

俺らが愛したミクは、

制作者次第で天使にも悪魔にも、天才にも電脳怪物にもなる存在

だった。

なのにプロセカはミクを「可愛く踊るアイドル」として最適化しに行ってる。

それはそれで需要があるのはわかるが、あまりに“パッケージ化”されすぎて、ミク本来の「空白としての自由度」が薄れてしまう。

「ミク=アイドル」じゃなくて

「ミク=無限創作象徴

だったはずだろ?

プロセカから入った新規は悪くない。でも運営古参へのリスペクトが足りない

新規ファンはむしろ歓迎なんだ。

もっと広がってほしいし、ボカロ歴史が続くならそれでいい。

だが。

結局、古参を置いてけぼりにしたまま商業路線に突っ走ってないか

古い名曲を“プロカバージョン”に最適化し、アレンジし、テンポを変え、キャラに歌わせ、ストーリーに絡める。

それ自体理解できるが、時に原曲空気をぶち壊してしまうこともある。

「なぜわざわざ“プロセカ用”に変える必要があった?」

首をかしげる曲が、いくつあったことか。

■ 結局、プロセカは“ボカロ文化最前線”じゃなく“ソシャゲ市場最前線

プロセカはすごい。人気もある。盛り上がっている。

でも、それは

ボカロ文化前進」ではなく「ソシャゲ市場成功

ではないか

毎日ログインして、石を回収して、ガチャを引いて、イベントを走って、限定カードを集める。

それは「初音ミク」の文化じゃない。

スマホゲー」の文化だ。

ミクを軸にしつつも、本質ソシャゲのサイクルに完全に飲み込まれしまった。

俺たち古参が見ていた未来とは、ちょっと違う。

■ それでもミクが好きだから文句を言う

誤解しないでほしい。

俺はプロセカを“憎んでいる”わけじゃない。

しろミクが時代に合わせて進化していくことは素晴らしい。

ただ、

「ミクは誰のものでもない」

という大前提だけは、絶対に譲ってほしくないんだ。

ミクは企業キャラでも、スマホゲームキャラでも、誰かの所有物でもない。

世界中クリエイターファンが、

自由想像し、自由に作り、自由に愛せる、

永遠の空白”なんだ。

からこそ、そこに“公式設定”や“ガチャの都合”を上書きされると、古参は胸が痛むのだ。

ミクは自由であってほしい。

そして、自由象徴であった頃のミクも、忘れないでほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 23:46

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2025-11-13

anond:20251113193921

『幻の群れ』

このごろのテレビは、どうも落ち着かない。

兵庫県知事が怒ったとか、職員に強く言ったとかで、

から晩まで映像が流れている。

パワハラだ」「辞任すべきだ」と、

まるで国の一大事のように。

でも、あの人がそこまで悪いことをしたのか、私は首をかしげている。

弁明もしていたし、訴訟になったわけでもない。

それなのに中央テレビが連日あおりたてる。

大阪の隣だからというだけで、全国放送あんなに騒ぐのは、

少し品がない気がした。

まるで見世物のように、

怒りの映像をつないで、辞任するまで囲い込む。

あれは知事問題ではなく、

報道自分感情を持て余しているだけじゃないのか。

そう思っていたころ、宮城でも知事選があった。

けれど私は、ほとんど関心が持てなかった。

和田政宗という若い人が出ると聞いて、

第三極改革派か」と思ったら、

どうも方向が違う。

少し変な右翼みたいな立ち上がり方をして、

せっかくの若さ台無しにした。

現職より二十歳も若いのに、取りこぼしたのは本人のミスだ。

それなのに、投票日まで「排除論」だの「デマ」だのと、

どちらの陣営も騒がしかった。

新聞テレビが、まるで政治団体のように反SNSを掲げて、

外国人排除」ばかりを強調していたのには、

正直、あきれてしまった。

昔、治安維持法というものがあった。

共産党員は全国で七百人ほどしかいなかったのに、

七百万人もいるように錯覚して、

罪のない人をどんどん罰した。

恐怖は数字を膨らませる。

幻の群れを見て、怯えるのがこの国の悪い癖だ。

SNSも同じだと思う。

過激発言をしているのは、ほんの一握りなのに、

テレビはそれを“国民の声”だと報じる。

彼らの発信に取り込まれて、

まるで北九州監禁事件尼崎事件のように、

異常な人たちの世界に引きずり込まれしまう。

見えない恐怖を吸い込みすぎて、

冷静な判断をなくしているのは、

しろ報道のほうではないだろうか。

異常性の摂取は、じつは快感だということに気づいていない。

ネトウヨが」「排外が」と繰り返す人たちの顔を見ていると、

どこか苦しそうだ。

怒ることが日課になってしまった人の、

あの少し乾いた目の奥に、

どうしようもない寂しさがある。

怒っていないと、自分が消えてしまいそうなのだ

けれど人は、本来そんなに悪くない。

煮物を焦がしたり、

通勤電車で寝過ごしたりしながら、

どうにか一日をやり過ごしている。

そんな人たちが「世論」と呼ばれていることを、

メディアの人たちは、忘れてはいけないと思う。

から私は、声を大にして言いたい。

しっかりしろ

恐怖を数えて幻を作る、その癖を、

うそろそろやめようじゃないか

七十人を七十万人に見間違える時代を、

また繰り返すつもりなのか。

私は、あの画面の向こうで怒鳴っている人たちに、

そう言ってやりたいのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:51

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2025-11-10

[夢日記]

ちょっとグロ中尉

実家にあるひび割れ液晶モニタ

でもまだかろうじて映る

そのひびわから子猫が出てきた

灰色と白のまじった猫

その拍子にモニタは壊れてうつらなくなった

母は喜んでダンボールハウス手作りトイレも作った

でも目を離したすきに逃げ出してしまった

しょうがない元気にしてたらいいねと思ってたら、

びわから2匹目の子猫が出てきた

それもグレート白の猫

今度は逃がさないように気を付けた

台所に向かう細い道の床の端になぜかコスモスが3つくらい咲いてて、

そこに子猫がおすわりして首をかしげててすごくかわいかたかスマホ写真写真!!!つって撮影

そういえば1匹目はどうなったんだろうって言ったら、母が残念そうに、

坂の下の駐車場で頭を画びょうで壁にぬいとめられて死んでた、

といった

小学生のガキがやったのか・・・と思ってすごく悔しくなった

Permalink |記事への反応(0) | 09:24

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2025-11-05

博衣こより炎上騒動

一言でまとめるなら「沸点低すぎない?」といった感じ。

別に今にはじまった話じゃなく、この人(もとい、このコヨーテ)はつまらないことで定期的に物議をかもしている印象がある。椅子の音を指摘されただけでお気持ち表明とか、年齢いじりにお気持ち表明とか..

もっとも年齢いじりに関しては、Vとか関係なく一般論として失礼な行為ではあるのだが、全体的に「少しでも自分の意に沿わないものに触れたら反論せずにはいられない」ような気質を感じる。

今回の件にしてもそうで、確かに元々の意見否定的ではあったものの、誹謗中傷に相当するような要素はなくただのネガティブ感想だった。ホロは莫大なフォロワーを抱える箱だけれども、配信者として活動するからにはそういったネガティブ感想が飛んでくることは当然承知していないといけない。

本人の釈明文もよくわからない。誹謗中傷かどうかは受け手が決める?誹謗中傷ってそんなあやふや判定基準で決まるものなのか?

配信ちゃんと見ていればそんな感想は出てこない?なぜ配信者がリスナー感想自由コントロールできると思っているんだ?自分業界トップの箱に所属しているからって、思い上がっているんじゃないか

ほろっくすのずのー!などと宣っているが、その場の感情に任せてリスナーを煽るようなリプをする人間(もとい、コヨーテ)が、ブレーンとして適格かと言われると首をかしげしまう。

莫大な配信時間を積み重ねていることは有名だし、本人としてもいい加減な気持ちでVをしているわけではないんだろう。そういう意味では、どこぞの鬼よりはよっぽど頑張っていると思う。

からこそ、沸点の低さが足を引っ張っているのがとても勿体ないと感じる。ファンネル飛ばしたのが意図的だったのかどうか、それは本人のみぞ知るところだが、あれだけのフォロワーを抱えていれば好む好まざるに関わらずファンネルが飛んでいくだろうと当然予想すべきだった。

もっとも、私自身もこんなところでお気持ちを書いているくらいなのだから、あの人(もとい、コヨーテ)を批判する資格は無いのかもしれない。

Permalink |記事への反応(5) | 16:52

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2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

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anond:20251024111127

豚汁と卵が半熟卵に化けるぐらいのヒアリング能力なのに注文の確認もなくて首をかしげてたら、いつの間にか外国人店員がいなくなってたわ。

みんな考えることは同じなんだなと。

Permalink |記事への反応(0) | 11:27

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2025-10-23

曲の内容が気になりすぎる増田酢魔ル議すリナに記が紆余位ナノくょき(回文

おはようございます

やっぱり気になるビリヤニのこと今日も思いを馳せるわ!

ChatGPTちゃん

乃木坂46のニューシングル曲名がビリヤになった理由

プロデューサーでもあり美食家秋元康さんことやすすが初めてビリヤニを食べてその味に感動して

DJおみそしるとMJごはんさんの手法に則ってビリヤニ作り数え歌を作ってその曲名ビリヤニになった直球曲?って尋ねたら、

それは絶対ない!違う!と、

こればっかりは肯定的に乗っかってくれないハッキリとものを言うChatGPTちゃんジワジワくるわ。

ねえAがいい?それともBがいい?って尋ねるとだいたいは

「うーん、AもいいですがBもいいですな!」って

どっちつかずなこと言いがちな感じのChatGPTちゃんだったけど、

この曲名ビリヤニビリヤニ作り数え歌の可能性は?ってことに関してはスバ可能性はゼロです!って言うのよね。

なんかこれ相当ビリヤニ界隈盛り上がっているんじゃないかしら?って思う反面、

ビリヤニってハードルをうんと上げておいて

交差する運命スパイスが絡み合って美味しく仕上がったビリヤニに例えている恋愛模様を歌っているのか?

それとも、

初恋の人の香りがもう別れてしまったけどふと立ち寄ったインドレストランで食べたビリヤニ香りで思い出す初恋思い出しソングなのか?

安直に複雑に絡み合う何かの人の人生だとか恋模様だとかをスパイスになぞらえて比喩しているとしても

これ安直じゃない?

やすすはそんなことするのかしら?

って私はもちろんやすすのことを何一つ知らないし、

シリーズだっていくつかシリーズがあるって言うし、

坂ごとでコンセプトが違うって言うし、

坂同士の移籍とかもないって言うじゃない。

あとシャインポストばりに

やすすが坂メンバーメンタルが落ち込んでいるとき屋上アイスクリームを一緒に食べることも絶対にないってChatGPTちゃんそう言っていたわ。

それに私ほとんど言うか坂界隈のことは知らなかったので、

総勢何人いんのよ?ってのもあるじゃない。

これ熱心なファンの人はエクセルメンバー今日どの番組に出る!ってかそう言うのを記している人もきっといそうじゃない?

アニメの今期全部追いかける人より凄くない?

私はそんなビックコンテンツに今から取りかかることができないわ。

まりにも乃木坂46ってそういういわゆる坂系ってコンテンツ覆いすぎるわ!

そんで、

でもさビリヤニって曲は聴いてみたいじゃない?

インターネッツで調べたら、

その乃木坂46の「ビリヤニ」がたくさん出てきて、

タイプABCDとかってなに?

全く私の未知の領域に曲1つだけなのにそんなに種類バージョンエディションあんの?って腰を抜かしてしまったわ。

SKU46!って

かましーわーい!って突っ込まれそうだけど、

そのぐらい冗談抜きで

種類が多かったので

よく分からいか配信で1曲でたらこっそり買ってみると目論んでいるところよ。

ビリヤニ」って曲名を掲げていて40枚目のシングルって結構節目じゃないの?

そこでビリヤニってやっぱりこれハードル上げすぎなんじゃない?

大丈夫?ってそう思っちゃうのよね。

これが例えビリヤニ作り数え歌だったら?

乃木坂メンバービリヤニ屋さんを開店オープンするってそっちに舵を切っていったら?

もうとにかくビリヤニのことで頭がいっぱいよ。

世間インドネパール系のレストラン

ランチビリヤニ発注殺到しているのかしら?

なんか急に最近ビリヤニランチ発注が多くてどうしたんだろう?って首をかしげいるかもしれないわ。

あと絶対やすすは今回の歌詞

インド楽器インドネパール辺りの地名にそしてスパイス名は絶対歌詞に入れられないNGワードよね?絶対に。

槇原敬之さんよりも言わないよ絶対に!ってより絶対感がマックスだと思う!

しか

ビリヤニって

いわゆるマイナーなまだ完璧には王道ではない、

とはいえビリヤニ界隈の琴線に触れさせるには数があまりにもビリヤニ好き人口が少なすぎるニッチだし

ビリヤニ層をがっさりいくっていっても、

ターゲットとしてもそこ狙うの変わよね?

さんざんビリヤニって言っておいて、

ぜんぜんビリヤニ関係ない曲の内容が可能性も大よね?

ChatGPTちゃん何かの拍子でそうですね!って全然賛成言ってくれない

ビリヤニ作り数え歌ではないことは確実みたいよ。

美味しいビリヤニ提供しているレストラン

ビリヤニ注文する人を見ては、

あなた乃木坂ファンなのね?って思われるのもなんか普通ビリヤニ好きとしてはそう思われるのかな?ってこれは考えすぎよね。

まったくもって謎過ぎるわ。

いったいどうなるのかしら?

私は絶対可能性ないビリヤニ作り数え歌に1票入れたいわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ツナアンド玉子サンドイッチにしたわ。

ツナ美味しいわよね。

最近しっとりしてジューシーツナで美味しいの。

パサパサしたイメージなんてツナにはもうないわよね。

そんな変なツナサンドイッチ最近見かけないわよね本当に美味しくなったものね。

デトックスウォーター

コーン茶ウォーラー茶に。

作りたてはホッツで作っておいたけれど

その後は粗熱とって常温のままではいかないので、

冷蔵庫しまって

冷たいコーン茶ウォーラー茶。

さすがに寒くなってきたので思いっ切り冷えたウォーラーは寒くて身体冷えちゃいそうな、

もう一気に気温が下がってきてるわよね。

こういう季節の切り替え変わる瞬間に人は風邪引くので

いつもより慎重に暮らさないといけないわね。

みんなも気を付けて!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 08:42

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2025-10-22

燃料

ある朝、空が裂けた。

そこから巨大な球体がいくつも降りてきて、世界遺産を次々に光の柱で吸い上げていった。

ピラミッドルーブル法隆寺。どれも跡形もない。人類は怒り、抗議団を結成した。

「それは我々の文化だ!返せ!」

代表団が宇宙人と対面すると、彼らはつるりとした顔で言った。

「返す? それは不可能だ。我々の船はそれらを燃料として動いている」

世界遺産を燃料に? 冗談じゃない!

怒鳴る人類代表に、宇宙人は小首をかしげた。

「でも、きみたちも同じことをしているじゃないか?」

「どういう意味だ!」

「きみたちのいうところの“石油”。あれは、もともと芸術品だったんだよ」

人類代表たちは顔を見合わせた。

宇宙人淡々と続ける。

「遠い昔、地球には“創造時代”があった。あらゆる生命自分存在を絵や音や形で表そうとしていた。それらは大地に沈み、圧縮され、黒い液体になった。それが石油だ。つまり、きみたちは何百万年分の芸術を燃料にして暮らしている」

誰も、声を出せなかった。

「我々はただ、まだ燃やされていない芸術品を使っているだけさ」

宇宙人は柔らかく笑った。

「きみたちが地面の中の芸術を燃やすように、我々は地上の芸術を燃やす。少し趣向が違うだけでやっていることは同じさ」

UFOは静かに上昇し、雲の向こうへ消えた。

残された人類の頭上には、真っ黒な煙がゆっくりと広がっていった。

Permalink |記事への反応(0) | 19:37

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2025-10-16

病院でずっと首をかしげているおじさん

かなりの巨漢で体重120kgくらいはありそう。入ってくるなりものすごい大きなため息をつく。

受付をしてる時も何度もため息をついてる。

血圧をはかりだすが納得いかないようで、何度も測り直してその度に首をかしげている。

でまた大きなため息をついて席につく。

たまに口にだして「おかしいなあ・・」とか言ってる。しか独り言にしては声がでかい

採尿のコップを渡された後もやたら首をかしげている。

時間が経って看護師が来て「どうですか難しそうですかぁ?」と聞かれると「いやいま人が入ってたから今から・・」と慌てた様子で答える。

そのあと席を立ってトイレに向かうときも「いや、なんで・・行くつもりだったのに」とかボヤきながらまた首をかしげている。

別に極端に態度が悪いというわけでもないのだけど、なんでこの人はこんなに大げさにため息をついたりずっと首を傾げ続けてるのか、なにがそんなに分からないのか。

なんかそれを見てて嫌な気持ちになってしまった。

明らかに摂生っぽい自分が恥ずかしいんだろうか?

よくわからないが大きなため息を何度もついて、首を傾げ続けてる人は好きじゃないなと思った。

Permalink |記事への反応(0) | 13:15

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2025-10-08

うーん、うちの近所のKFC

いつもチキンがコゲコゲで味が塩っぱい過ぎるように思うんだけど。

よそのKFCを買ったらふわふわジューシーで驚いた。

いつも近所のKFCで買っては、うーんって首をかしげていたけど、

やっぱり店舗毎によってチキン揚げるスキルの良し悪しあるの?

なんか近所のKFCが不味すぎるんだよね。

これって

気にしすぎ?

Permalink |記事への反応(1) | 13:26

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2025-09-25

自民党総裁候補銀英伝キャラに当てはめてみた

高市早苗:トリューニヒト

理念を振りかざす強権者」

口先だけの「大義」を振り回し、批判事実関係なし。正気で言ってるのかと国民首をかしげても、本人は「歴史に名を残す指導者」気取り。銀英伝もっと唾棄すべきトリューニヒトを、ここまで忠実に再現する政治家が現れるとは。

小泉進次郎:アンドリュー・フォーク

「空回りする無能な若手」

言葉花火師」としては華やかだが、打ち上がった瞬間に消える中身ゼロスローガン。本人だけが優秀だと思い込んで突っ走り、周囲は呆れ顔。フォーク准将すら「まだマシ」に思えるくらいの空回り力。

林芳正ルビンスキー

「信用されない策士」

したたかに見えて、実際は「どこにも居場所がない中途半端」。表向き外交通、裏では権力ゲーム必死だが、カリスマゼロ。気づけば周囲からあいつ誰?」と忘れられる。帝国どころか、同僚からも信用されない現代ルビンスキー

小林鷹之:ド・ヴィリエ司教

「地味でカルト依存

国民の大半が「誰?」で終わる知名度。唯一の存在感統一教会バックアップだけ。政策を語るフリをしても、結局は票田を握る教団への忠誠心がにじみ出る。地球幹部すら失笑するレベルの「操り人形」。

茂木敏充ロボス

無能上司

失敗しても責任を取らず、威張るだけの「国民お荷物」。部下の手柄は横取り、失態は丸投げ。政治を停滞させる天才であり、存在のものが“日本の足かせ”。銀英伝ロボスが可愛く思えるほどの、地味で確実な破壊力

Permalink |記事への反応(1) | 19:49

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2025-09-20

anond:20250919214847

このお話、読んでいる途中で何度も「こんなことって本当にあるのかな?」と首をかしげしまいました。

まるで誰かの夢か、酔っ払った夜の居酒屋ぽろりと語られた昔話みたいな、不思議な浮遊感があるんです。

もしこの話をもっと魅力的にしたいなら、あまり怒ったり呆れたりするよりも、少しだけ肩の力を抜いてみるといいのかもしれません。

たとえば、物語のどこかに、妹さんや義弟さん自身気持ちの揺れや、家族の中に流れる微妙空気を少しだけ描いてみてはどうでしょう

本当にくだらないと感じる場面も、当事者にとっては切実な現実だったりします。

そこに少し寄り添ってあげると、怒りや嘲笑とは違う、静かで誠実な語りが生まれてくるかもしれません。

うまくいかない気持ち不器用にぶつけ合うこと、誰にも打ち明けられない悩みがあること――人生には時々そういう、変な話が転がっているものです。

あと、自分ひとりがまともで周りがみんなバカみたいな描写は、読者を置いてけぼりにしてしまうことがあります

もし余裕があれば、相手立場視点にも少し耳を傾けてみませんか。

そうすることで、物語世界がもう少しだけ広がって、読み手も「これは他人事だけじゃない」と感じられるかもしれません。

どんな話にも、ちょっと優しく風を通してあげるだけで、意外と面白いものになることもあるんです。

慌てなくて大丈夫です、ひとつずつ――きょうはとりあえず「物語に怒りすぎない」ことから始めてみてもいいんじゃないでしょうか。

Permalink |記事への反応(0) | 04:31

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2025-09-15

anond:20250915001427

今回のヒュンダイ/LGバッテリー工場摘発について、元増田は「米国ビザ制度運用が歪んでいる」と批判していたけど、いくつか同意しつつも、どうしても首をかしげる部分がある。

まず、ESTAビザ免除)やB-2(観光)で現場作業をさせていたのは、完全にアウト。

ESTA会議・商談など短期訪問専用で、就労は一切不可。そしてB-2は観光親族訪問専用で、就労目的では全く使えない。

この二つを大量に使っていた時点で「制度が悪い」だけでは済まない。CBP(国境警備局)も公式に何度も警告してきた話だし、これを「制度の歪み」に含めるのは少しフェアじゃない。

一方、B-1ビザ米国務省の9 FAMでも、「自社製品の据付・修理・現地スタッフへの短期トレーニング」といった活動を条件付きで認めている。

といった条件を守れば、B-1を取得するハードルはそこまで高くない。

もちろん、数百人規模の長期滞在になるとグレーになるが、それでも「全員B-1をきちんと取っていたら、ICEがここまで大規模な見せしめ摘発に踏み切ったかは疑わしい」と思う。

B-1/B-2ビザという書き方もよく見るが、これは商用(B-1)と観光(B-2)を一枚で兼ねた「複合ビザ」のこと。

多くの国ではこの「B1/B2ビザが発給され、入国時にどちらの目的入国するかを申告してI-94に記録される。

もしB-2目的観光)で入国したのに現場作業をしたら、それは完全に不法就労

L-1ビザが厳しいことは理解できるし、H-1B抽選手続き時間がかかりすぎる。

からこそ、「とりあえずESTAやB-2で済ませる」という判断が最大のミスだったのではないか

制度の穴を突くグレー運用は、B-1レベルに留めておくべきだった。今回のケースでは、

制度批判必要だが、企業側の準備不足と判断ミスも同時に指摘されるべきだと思う。

今回のビザの内訳

12日、国会外交統一委員会限定愛とともに民主党議員外交部と米ジョージア州拘禁された現代エンジニアリング・LGエネルギーソリューションから提出された資料によると、韓国労働者317人の半分以上の170人がESTA保有したことが分かった。 B1・B2(観光)ビザは146人、EAD(就業許可)ビザは1人だった。

https://www.kukinews.com/article/view/kuk202509120159

Permalink |記事への反応(3) | 11:44

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2025-09-14

乳袋実在するのに否定してしま人達理解できない

正直ずっと思ってるんだよね。そりゃ漫画アニメに出てくるような極端な「胸だけ綺麗に分かれて服に収まってる」状態デフォルメされすぎだろってのはわかる。

でも現実にも、伸縮性のある布や水着、あるいは体にぴったりした服を着れば、胸の形がくっきり出て布の上に“袋”みたいに浮き上がることは普通にあるんだよ。

実際にスポーツウェアとかフィットしたワンピースとか見たことある人ならわかるはずだし、なんなら街中でも目に入る機会がある。

なのに「乳袋なんて存在しない!これは完全に架空産物!」って必死否定する人が一定数いるのがほんと不思議

なんか自分の見てきた現実が全てだと思い込んでるのか、あるいは「オタク表現現実に持ち込むな!」っていう反射的なアレルギー反応なのかもしれない。

でも冷静に考えたら「乳袋的な状態はある」ってだけの話で、別にフィクション正当化するための言い訳でも何でもない。

しろデフォルメや強調を楽しむために現実にある現象拡張して描いてる、ってだけのこと。

結局「あるものをないと言い張る人」って、現実のものよりも“自分イメージ”を守ることに必死なんだろうな。

そういう人達を見てると、こっちは逆に「なんでそこまで否定したがるの?」って首をかしげたくなるんだよ。

Permalink |記事への反応(2) | 13:44

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2025-09-11

覆われる村

ある村に、ひとつの儀が持ち込まれた。

人々は掌を掲げ、見えぬ影を祓うと称した。

掌の下で身を縮める者もいれば、

掌の上に立つ者は安らぎを語った。

その儀に、村の長は銀を与えた。

「これは村の安寧のためだ」と言い、

金庫のひと握りを差し出した。

すると人々は首をかしげた。

「なぜ銀は麦に注がれぬのか。

なぜ水路を繕うために使われぬのか」

子らは尋ねた。

「村は掌の影に覆われるのか。

それとも火を囲むぬくもりを選ぶのか」

古き老木は囁いた。

「掌は影を祓うこともあれば、

影を延ばすこともある。

銀を握る手の奥を見抜かぬなら、

やがて畑も井戸も痩せ、

残るのは影ばかりとなろう」

Permalink |記事への反応(0) | 20:54

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2025-09-06

推しさよならを言うときが来た

きっかけは先週末のライブだった。
もっとも、あれをライブと呼んでいいのかはわからない。

あの退屈な数時間ライブなら、小学生の頃に同級生ゴダイ君がやっていたハサミ回し、通称メガドラゴンハサミトルネードだって立派なライブである

とにかく、散々な週末だった。

俺の推し芸人をやっている。

先に断っておくと、普段から彼のことを推しと呼んでいるわけではない。

この文章を読んだギャルに、バカ読みやすくて草、と言われたいので、ここでは推しという言葉をあえて使っていく。

推しを知ったのはYouTubeだった。

最初に見たのは寿司を買って食うだけのなんてことのない動画で、その妙な脱力感に惹かれた。

てっきり同い年くらいの大学生YouTuberかと思っていたが、しばらくたってから吉本所属している芸人だとわかった。

そしていつのまにか推し動画を見ることが日課になっていた。

推しは同期の芸人と合わせて三人で活動をしていた。三人ともそれぞれ魅力があったが、俺は断然推し推し、つまり推しのことが一番好きだった。

彼のことを一番面白いと思っていたし、俺も推しシングル家庭で育ったという共通点があり、それで勝手に親近感を覚えていたというのもある。

母親以外の親族がいないというのもまったく同じだった。

余談だが、親戚がいない者にとって夏休みほどその現実を思い知らされるものはない。

俺はこの話になるといつも、小学校に上がりたてだった頃に見た光景を思い出す。

昼下がり、プール更衣室でクラスメイトたちが夏休みの予定を楽しそうに話していて、俺はそこではじめて、世の中の家庭には祖父母の家に遊びにいく習慣があることを知った。

俺は哀れみの目を向けられることを恐れ、とっさに「来来来来来週いく」と嘘をついた。作り笑いをすると頬がピクピクと動くことをはじめて知ったのもそのときだった。

更衣室に充満した塩素匂いのせいで、鼻の奥のあたりがツンとした。

しか推しはそんな境遇すらも笑いに変えた。

推しを見ていると、プール更衣室で顔を引きつらせていた俺の少年時代が、少しずつ救われていくような気がした。

もしここにゴダイ君がいたら、アルティメットホワイトヒーロー、と彼のことを呼んだだろう。

推したちはあれよあれよという間に数十万人のフォロワーをかかえる人気YouTuberとなった。

ライブをすればチケットは即日完売だった。

芸人ライブ女性客が大半だとうわさに聞いていたのでひょっとすると場違いなのではと案じていたが、意外にも男性客はたくさんいた。

ずらりと埋まった客席に彼らの人気ぶりが伺えた。はじめて生で見る推しの姿に思わず胸が熱くなったのを覚えている。

そして数ヶ月後の全国ツアーも発表され、ギャル言葉を借りるなら、コイツらの未来ガチ明るすぎなんだが、と思っていた。

しかし、油断すんなし。

公式から突然「スタッフになりたいファン募集する」と発表されたのである

ファンを?

スタッフに?

好意的に受け止めるファンもいたようだが、俺の中のギャルは、マ?大丈夫そ?と不安げな表情をしていた。

そもそも推しライブは、元テレビ局員だという外部のプロデューサーがすべてを取り仕切っていて、どうやら彼の手伝いをしてくれる人を探しているようだった。

当該ポストがすでに消えているため確かめるすべがないのだが、たしか応募する際には得意分野をアピールしてほしいと書かれていたはずで、プロデューサーはそういった条件から言うなれば精鋭の「ファンスタッフ集団選抜した。

そんな中、全国ツアーはおこなわれた。

会場は前回の倍以上も広くなり、俺と推しとの距離はずいぶんと遠くなってしまったが、彼は相変わらずアルティメットホワイトヒーローだった。

が、しかし。

いや、やはりというべきか。

ひとつ問題が浮き彫りとなった。

ファンスタッフが生まれたことをきっかけに、「推し」「運営」「ファン」の境界線がどろりと溶けだしたのである

最初に崩れたのは「ファン」と「運営」との境界線だった。

精鋭のファンスタッフとはいえ普段彼女たちは「最高すぎた♡」「好き♡」などと発信しているただのファンにすぎない。

しかし、ライブ後には一転して「ご覧いただきありがとうございました。皆様のおかげで〜」と運営らしくふるまうのである

ファン運営とを都合よく行き来する様子に、首をかしげる者も少なくなかった。

そして同時に「推し」と「運営」との線引きも曖昧になり、なれあいが加速した。

言うまでもないがファンが見に行っているのは推しであり、推しサポートをするのが運営である

しかしあろうことか、プロデューサーファンスタッフは自らステージに上がり、推したちと肩を並べて公演に参加するようになった。

こうなってしまうと、もはや「推し」と「ファン」との境界線などあったものではない。

本来なら外に出ないはずの情報を、ファンスタッフたちはレポと称してSNSで得意げに公開した。

たとえば推したちから受けた細かな指示のことからステージ裏で見た彼らの姿まで。

まさに混沌に次ぐ混沌

こうなると気になるのは一般ファンの反応だが、我々は大きく二つに分かれた。

ひとつは、この厄介な混沌から逃れようとした人々だ。

俺に限って言えば、推し公式以外のフォローをすべて外すことにした。俺が求めていたのはあくま推しと俺というシンプル関係だけだった。

中には推すこと自体をやめてしまった人もいたのだろうが、彼らは大抵静かに去った。

そしてもうひとつは、むしろ混沌に近づこうとした人々である

彼らは仲間になるためにプロデューサーファンスタッフ仕事ぶりをこれでもかと持ち上げた。

それで気をよくしたのだろうか、スタッフたちは音声配信オフ会などの交流を盛んにおこなうようになり、SNS上での存在感さらに高めていった。

さて、今回の本題であるライブが発表されたのは、まさにこの混沌さなかのことであった。

発表されたライブ情報を見てまず気になったのは、会場の規模が前回の半分ほどになっていたこである

しかし、チケットの売れ行きは思わしくない。

販売サイトに表示された「残席余裕あり」の文字はいつまで経っても変わらず、公式SNSには「残りわずか、お早めに」と景気のいい謳い文句が並んでいたが、やがてひっそりと消えた。

俺は迷った挙句チケットを購入し、そして当日を迎えた。

会場へと向かう電車の中で、俺は以前フォローしていた人たちのアカウントを久々に覗いた。

今日楽しみ」「グッズ列やば」と何一つ変わらない様子のアカウントもあれば、半年以上放置されアイコンの上に埃が溜まっているようなアカウントもあった。

車窓の向こうには知らない町が見える。

降りる駅はまだまだ先だったが、ずいぶんと遠くまで来てしまった気がした。

その日の東京は38度を超える猛暑日で、会場へと辿りつく頃には、俺の顔はほとんどアイスクリームのように溶けていた。

人だかりを抜けてロビーへと向かうと、ちょうどそこにはプロデューサーがいて、複数ファン写真をせがまれているところだった。

プロデューサーは待ってましたとばかりに撮影に応じ、それから二、三言葉を交わすと、さながら池の魚にエサでも与えるような手つきでキャンディを配った。

これはあとからいたことだが、どうやらプロデューサーとのひみつの合言葉を伝えた者だけが貰えるキャンディだったらしい。

手渡されたキャンディに喜ぶファンたちの姿は、まるでパクパクと口を開けてエサをねだる魚のように見えた。

ならばこの場所は底の見えない不気味な池といったところか。

もしここに小学生の頃のゴダイ君がいたら、きっとプロデューサーに近づいて、デュクシ、としただろう。

でも俺は大人なのでやらない。

そして誰かが言っていたように、グッズを求める人たちの列は延々とつづいていた。

その列の先では、ファンスタッフだろうか、ひとつひとつ電卓を叩いている姿が見える。

開演までには明らかに間に合わない。

どこからハンディファンの風が吹いてきて、生ぬるい空気が頬に触れた。

そしていよいよ幕が上がる。

正直なところ、このときの俺には彼らに寄せる期待などほとんど残っていなかった。

から公演のさなかにプロデューサーがいそいそとステージに上がったときも、そしてなぜかひとりで踊り始めたときも、もはやがっかりする気力すらなかった。

それでも推したちに対しては、心のどこかでわずかに期待を抱いていたのだろう。

彼らの、打ち合わせもリハーサルもろくにせずに臨んだことが一目でわかるような終始ぐだぐだな空気感と、そしてそれを隠そうともしない姿を目の当たりにして、自分の目から急速に光が失われていくのがわかった。

それから推したちは客席のひんやりとした空気を察したのか、「これにいくら払ってるの?」「返金しないと」などと冗談めかして笑った。

俺の席は前回よりもはるかステージに近かったはずだが、推しの姿はずいぶんと遠くに感じた。

帰り際、ぽっかりと空いた二階席の後方あたりが目に入り、かつてそこにいた人たちのことを思い浮かべた。

数ヶ月前のことである

推しYouTubeにこのようなコメントが書き込まれた。

「三人のことを見たいのにスタッフの声が耳障り」と。

それだけならさして話題になることもなかっただろうが、このコメント推し本人が返信をしたことで、にわかに注目を集めた。

「もう今後見ないでください」

やがて書き込みは跡形もなく消えた。

そしてそこには「言ってくれてありがとう」「こういうとこ好き」などという称賛ばかりがいつまでもこだました。

この人の胸中を思うと、ひどくやるせない気持ちになる。

ゴダイ君がイップス発症し、泣く泣くメガドラゴンハサミトルネードから引退余儀なくされたときと同じくらい、切ない。

ただひとつ、俺に言えることがあるとすればこの場所はどこまでいっても「彼ら」の池だということだ。

彼らというのは、この池の水温も生態系も、それからキャンディの味すらも愛してやまない魚たちのことで、そうじゃない魚は波を立てずに去るよりほかない。

あいにく俺たちは人間で、背びれも尾びれも持たないが、どこへでも泳いでいける自由ならある。

そして一週間が経った。

推しがいなくなっても、案外俺の生活は変わらない。

真夜中のコンビニを出ると、先週よりもずいぶんと涼しくなっていて、あの頃の夏を思わせる。

あれは何年生のことだっただろうか。

俺の通っていた小学校では夏休み明けにラジオ体操カードを提出しなければならなかった。

クラスでたった一人、俺だけが満点花丸の皆勤賞で、担任先生はご褒美に特別キラキラシールを貼ってくれた。

クラスメイトたちは口々に羨ましがったが、俺にとっては彼らの空白だらけのカードの方がよっぽど羨ましかった。

それからクラスメイトたちは、テレビゲーム禁止されていた祖父母の家がいかに退屈だったかを話し、テレビを何時間見ても怒られない俺の生活がどれほど恵まれいるかを熱く語った。

俺は大人ぶって「あの深夜のアニメヒロインがさ」などと言ってみたりしたが、むなしくなるのは自分だった。

俺が本当に見たかったのは、彼らの語る変な匂いのする畳の部屋だとか、吠えてばかりの犬だとか、星しか見えない田舎の夜なのだということは、結局誰にも言えなかった。

しかしあの頃の記憶を思い出すのは、昔ほど嫌なことではなくなっている。

ゴダイ君は元気だろうか。

少年時代の俺を助けてくれたのはキラキラシールでもなく、アニメヒロインでもなく、いつか未来出会アルティメットホワイトヒーローだった。

心地よい風が吹き、季節は秋へと向かう。

ありがとうさよなら

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

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2025-09-05

『なっくり』考察感想 第2話

これは何ですか?

 

 カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想考察を書いています

 通称『なっくり』。

 こちらは第2話 天神姉妹 についてです。

 第1話こちら↓

『なっくり』考察感想 第1話

https://anond.hatelabo.jp/20250904223228

第2話 天神姉妹 について

第2話天神姉妹

https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436315513393

 前回の『転落』では主人公の圭祐が専門学校中退きっかけにレールを外れ、転落していく様が描かれていました。

 これ自体は展開の無理や矛盾は少なく、完璧と言えないまでも、カクヨムの平均からすればまずまずの完成度と言えます。言いたいことはわかるし、これからの展開に期待を持てます

 とはいえ、第1話は作者が何度も修正をかけている部分でもあります。それでも所々に破綻が見えかけているのは、不安が募るところでもあります

 

 というわけで第2話。天神姉妹です。

【取調室】

 今回から各話の中に小見出しがつくようになっています

 カクヨムの連載作品においては、各話の文字数はおおよそ2000字~4000字程度に収める事が多いのですが、第2話に関しては既に6000字を超えています

 正直こういう小見出しをつけるなら話数を分けてしまった方が読みやすいと思うのですが、そこはともかく……

蛍光灯の白い光が、古びた金属製の机と椅子、そして彼の顔を無機質に照らし出していた。徹夜尋問で、彼の思考はすでに霧散寸前だった。乾いた唇はひび割れ、数日髭も剃っていない顔は、まるで廃人のようだった。

 いきなり疲弊している圭祐。

 警察署で長時間わたり取り調べを受けているようです。

 しかし前回のどこを読んでも、圭祐がこんな扱いをされる理由はわかりません。

 というか、前回は圭祐の一人称で書かれていましたが、今回は『圭祐は』とか『彼の』とかで三人称で書かれていますね。

やっていない。だが、証拠はすべて彼が犯人だと示していた。どうして。誰が。思考霧散し、泥のように重い絶望けが、彼の腹の底に澱のように溜まっていく。

 圭祐の自認では『やってない』ことは確実のようです。

 ……修正前のバージョンの話では、圭祐の自宅のPCアンチによるハッキングを受けていました。そしてPC踏み台にされ、市役所爆破予告したことで圭祐が疑われることになってます

 が、これらはもう削除された部分なので、作者にとっては不要な話だったのでしょう。

 じゃあなんで捕まってるのか? どんな証拠があるのか? 読者はずっと置いてけぼりです。

 ともかく圭祐は『やってない』認識なので、ここはじっと耐えるしかありません。そうするべきなのですが……

「…あなたネクタイ、少し曲がってますよ。昨日、家に帰れていないんじゃないですか? 大変ですね、刑事さんも」

 追い詰められた圭祐は、刑事おちょくるような発言をしてしまます

 どうも圭祐は、極度のストレス状態になると自暴自棄になって、言わなくていい事ややらなくていいことをやってしま特性があるようです。

 圭祐のこの特性は、この後の物語でも度々現れます描写的にはここは圭祐の知性や洞察力をアピールしているようですが、それ以上に『空気読めない』感が出てしまっています

 物語的には、状況を動かしやすいので便利な『特性』とも言えるのですが……

 重い鉄の扉が、控えめに、しかし二度、規則的にノックされた。許可を待たず、扉は静かに開かれる。

 そこに立っていたのは、黒縁メガネをかけたスーツ姿の若い男と、その背後に現れた、息を呑むほど美しい少女だった。

 圭祐の態度に激昂しかける刑事

 そこへ突然、二人の人物乱入してきます。一応ノックしましたが、勝手に入ってきてしまっています

年の頃は二十一歳くらいだろうか。シンプルデザインでありながら、上質な仕立てのお嬢様ワンピースプラチナブロンドの髪が、蛍光灯の光を吸い込んで、銀糸のように輝いている。その佇まいだけで、澱んだ取調室の空気が、まるで聖域のように浄化される錯覚を覚えた。その凛とした存在感は、この閉塞した空間に、一筋の清冽な風を吹き込んだようだった。

 先に入ってきたスーツ姿の男より、その後ろの少女に注目し始める圭祐。

 見た目だけでなんで21歳だと一桁目までわかるんだよという突っ込みは野暮でしょう。20歳以上を少女と呼んでいいかも、ちょっと意見が別れる所かも知れませんがここも置いておきます

 

 刑事が色めき立つ。だが、その声は、彼女たちの存在感に弾かれるように、空虚に響いた。別の刑事少女の顔を見て、椅子から転げ落ちんばかりに目を見開く。

「て、天神財閥の……玲奈!? なぜこのような場所に……」

 天神財閥を聞いて『GHQによる財閥解体がなされなかった架空歴史か?』と解釈する人が出てきた問題の部分です。

 とはいえこの『財閥』はほぼ『大企業』と読み替えても差支えないとは思います天神玲奈の顔を見ただけで、ただの刑事すら怯んでしまっていますが。本当に財閥だったとしてもそんなことできないと思うので……

 美少女天神玲奈というそうです。天神が『てんじん』なのか『あまがみ』なのかはルビが無いのであいまいです。

天神玲奈と呼ばれた少女は、刑事たちの動揺など存在しないかのように、ただ冷たい視線で室内を見渡すと、まっすぐに圭佑を見据えた。その琥珀色の瞳は、感情を一切映さず、まるでガラス玉のようだった。

 「この男、私が引き取ります

 琥珀色の瞳。プラチナブロンドの髪と合わせると、日本人離れした容姿のようです。こういうのはファンタジーでありますから、非現実的なモノも悪くは無いでしょう。

 玲奈はいきなり現れて、いきなり圭祐を連れて行こうとします。

隣の弁護士が黒縁メガネをくいと上げ、冷静に告げる。

「不当な取り調べは即刻中止してください。証拠不十分なままの拘束は人権侵害にあたります。これ以上の異議は、我々天神法律事務所正式申し立てます

 黒縁メガネの男は弁護士だったようです。

 そして名前からして天神財閥法律事務所にも関わっている様子。暗黒メガコーポ。

 刑事の口ぶりと圭祐の認識では『証拠は圭祐が犯人であることを示している』とのことでしたが、実際には証拠は不十分であり、圭祐の自白を無理矢理待っていた話であるようです。

 そうなってるってんだからそうなんでしょう。知らんけど。

【偽りの日常

 ここから二つ目パートになります

 圭祐は天神玲奈によって救い出されましたが、そのまま家に帰れるわけでもないようで。

 目の前には、一台の黒塗りのセダン。その傍らに、石像のように佇む初老の男。完璧に仕立てられた燕尾服を身につけたその姿は、まるで絵画のようだった。

 圭佑たちの姿を認めると、男は滑らかな動作完璧お辞儀をし、後部座席のドアを音もなく開けた。

 「執事柏木と申します。圭佑様、どうぞ」

 弁護士の桐島とは別れ、玲奈と共に車に乗り込む圭祐。

 状況の変化に頭が追いついておらず、今だ混乱状態です。

 

彼女は慣れた手つきでロックを解除すると、圭佑に何も言わずに、その画面をこちらに向けた。画面に表示されていたのは、美しい彼女アイコンと、その横に並ぶ、信じられない数字だった。

 『天神玲奈 フォロワー 1.2M』

 そして唐突玲奈自身SNSを圭祐に見せます

 まあ。大企業セレブというのなら、単にSNSアカウントがあるだけでもフォロワーは相当になるでしょう。そういう人なら普段の買い物や着てる服を投稿するだけで数千はバズるでしょうし。

 圭祐では太刀打ちできない人気の差に、彼はすっかり委縮してしまます

 「どうぞ。その汚れた服で、容疑者のまま、あの地獄へお帰りなさい」

 車を降りようとする圭祐に玲奈はそう告げます

 弁護士が来てくれたんだから面倒を見てくれるんじゃ……とも思いかますが、ここはまあパフォーマンスだと考えましょう。

 実際圭祐の服は相当にボロボロでみじめな有様です。玲奈によれば、圭祐の実家殺害予告をするアンチもいるようです。当然元の製氷工場でも噂は届いていて、居場所はありません。

 ……圭祐は何をしたのでしょうか? そんな大事になるほどの動画をどうして投稿してしまったのでしょうか? 結果だけが描写されていて、理由とか経緯は一切明かされていません。

 会計前のパック寿司をその場で食べるくらいの迷惑行為をしていたのでしょうか? さっぱりわかりません。わかりませんが炎上しているし、炎上しても本物の人気者には遠く及ばないことは確かなようです。

「私はあなたガチ恋リスナーよ。あなたには才能がある。私にあなたの夢を見させて」

 問題のシーンです。

 お嬢様で、明らかに人気者のセレブが。零細のゲーム実況動画投稿者でしかない圭祐に興味を抱き、あまつさ『ガチ恋』という俗っぽい言葉を使っています

 本来ガチ恋とは『芸能人二次元キャラクターに対し本当に恋をしてしまっている状態、またはそのような人を指すスラング』とされており、あまりにも熱心過ぎて他のファン関係者迷惑がかかりそうな人というネガティブ意味も含まれます

 ですか『なっくり』世界観においては、このガチ恋は『真実の愛』と同義です。移行ガチ恋という単語が出ても、戸惑わず真実の愛』と読み替えていきましょう。

 車が向かったのは、高級レストランではなく、どこにでもあるファミリーレストランだった。店内は、昼時を過ぎた時間帯で、家族連れの楽しそうな声が響いていた。その、あまりにも日常的な喧騒が、圭佑には酷く場違いに感じられた。

ステーキです。一番大きいの」

 メニューを渡された圭佑は、何かに憑かれたように注文した。一番大きいものを。

 圭祐に無用な緊張をさせないためか、玲奈は圭祐をファミレスに連れてきます

 そして圭祐が注文したのが『一番大きいステーキ』。

 注文するにしてももう少し言い方あるだろとか、イマドキならタブレットで注文だろとか少々のツッコミがありますが、落ち着きましょう。取り調べを受けていたし、お腹が空いていたのでしょう。

「……あの弁護士、腕いいのか?」

「桐島のこと? 彼は天神が抱える中でも最高の駒よ。負けを知らない」

 数時間前まで爆破予告犯として詰問されていた男が、財閥令嬢とファミレスにいる。あまりの非現実眩暈がした。

 ここでようやく。ようやく。圭祐が『爆破予告犯』として取り調べを受けていたことが明かされます。おっそーい!

 でも圭祐は『やってない』認識なので、自分から爆破予告動画投稿したとかそういう話ではないでしょう。じゃあなんなんだよお前マジで。というかシンプルにこれは修正前の部分の残骸にも見えます

その時、店の入り口から金髪ツインテール制服少女が、弾けるような笑顔で駆け寄ってきた。天神莉愛。その明るさは、部屋の澱んだ空気を一瞬で吹き飛ばす。

 そして現れるさらなる美少女。今度は制服姿であり、学生であるようです。

 姉はプラチナブロンド銀髪)ですが妹の方は金髪な様子。

 この莉愛に関しては作者のお気に入りらしく、XでもAI生成のイラスト掲載しています

https://x.com/KyakerobyaSyamu/status/1951467840772653519

 

 彼女も席に着くなり、姉と同じパフェを注文する。そして、圭佑の隣に座ると、キラキラした目でスマホの画面を見せてきた。

「Kくんのガチ恋リスナー天神莉愛だよ!」

 彼女もまた、百万フォロワーを超えるアカウントを圭佑に見せつけた。「Kくん大変だったね! でもも大丈夫私たちがKくんの女神だもん!」

 妹もまたパフェを注文し、そして自身の百万アカウントを圭祐に見せてきます

 ところでそのアカウントってYouTubeでしょうか? どっちかというとInstagramとかTikTokとかやってそうなものですが。

 曲がりなりにも年上の圭祐に対し『Kくん』呼びで懐いてきます

 そして気になるのが『女神』という単語

車が向かったのは、都心にあるシネマコンプレックスだった。エントランスに足を踏み入れるなり、女性スタッフが駆け寄り、深々と頭を下げた。

 ファミレスを出て、天神姉妹と圭祐が次に向かったのは映画館でした。

 そういう予定だったのか、スクリーンは貸し切りにしてあって、上映作品天神姉妹がしていしたアクション映画

 圭祐は状況が飲み込めないまま、二人に挟まれ映画館デートします。

 巨大なスクリーンに派手な爆発シーンが映し出される。その轟音に、莉愛が大げさに肩をすくめ、圭佑の腕にぎゅっと抱きついてきた。

「きゃーっ! こ、怖くなんてないんだからねっ!」

そのあからさまなアピールに、反対隣に座っていた玲奈の眉がピクリと動く。その表情は、僅かながら嫉妬の色を帯びていた。

 彼女は何でもない素振りを装いながら、そっと圭佑の手に自分の指を絡ませてきた。その指は、映画の迫力に偽装された、圭佑への牽制、あるいは甘えのようにも感じられた。

 この辺りは天神姉妹の甘え上手な妹と、嫉妬深くもちょっぴり不器用な姉の対比ができていて良い感じの描写と思いました。

 タイプの違う美少女に同時に好かれて両手に花。まさしくラノベ的なロマンです。

 ただそれでも圭祐はどこか上の空で、後に誘われたゲームセンターでも調子が出ません。

 ゲーム実況動画投稿者ではありますが、やり込み系の動画ではないようです。リアクションも薄いようですが。まあ零細動画投稿者なんでそういうものかもしれません。

 

 車は、夜景の美しい高台にあるモダン邸宅に着いた。ガラス張りの壁が特徴的な、まるで建築雑誌から抜け出してきたような、非現実的な家だった。

「ここが、あなた物語舞台よ」

 ついに圭祐は天神姉妹の自宅にまで招待されます

 そしてようやく明かされる姉妹が圭祐の前に現れた理由

「正直に言うと、妹に布教されるまで、あなたことなど全く興味がなかったわ。でも…見なければ分からないこともあるものね」

 その言葉は、圭佑の心を深く抉った。彼の存在価値は、彼女にとって、たかが「コンテンツ」に過ぎなかったのか。

あなたの才能は音楽だけではないわ。あなたの『自宅紹介』の切り抜き動画、見たわよ」

 音楽の話なんて出てたか? と首をかしげる人は正しい人です。

 修正前のバージョンでは圭祐はオリジナル楽曲を作ってゲーム実況動画のオープニングに使っていたという話があります。でも現在修正バージョンにはそんな文言はありません。

 とはいえ工場で圭祐の『耳』が良いことは描写されてますし、それ故に彼に作曲の才能があることは示唆されています玲奈が言ってるのはそう言うことだと思われますが……

動画の中で、妹さんにお給料ゲーム機を買ってあげたと話していたでしょう? ふふっ、優しいのね」

 彼女は圭佑の全てを知っていた。彼の才能も、惨めな過去も、そして誰にも気づかれていないと思っていた不器用な優しさも。その事実に、圭佑の背筋に冷たいものが走った。まるで、魂の奥底まで見透かされているかのようだった。

あなたの作る音楽、書く言葉、そしてその不器用な優しさ。そのすべてを最初享受するのは私たちあなた時間も、音楽も、未来も、全て私たちのもの

 しゃらくさい言い方してますね。

 要するに玲奈は圭祐の才能のみならず、人間性も含めて、それら全部を所有し支配したいと考えたようです。圭祐自体は平凡な、どこにでもいるような『ただの男』であるように見えますが、本人にもわからない魅力や才能が、天神姉妹琴線に触れたのでしょう。

 いいんじゃないでしょうか。ヒトの趣味はそれぞれなので。

 助けられたのではない。捕らえられたのだ。その言葉は、圭佑の心を完全に支配する、絶対的な宣告だった。

 これが成り上がり炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ 第2話 天神姉妹 でした。

 無実の罪によって社会的な死を迎えた圭祐は、今度は天神姉妹によるミザリー的な軟禁生活を強いられることになりました。

 鳥籠の中で彼は『成り上がり』できるのか? というところで次回へ続きます

『なっくり』考察感想 第3話https://anond.hatelabo.jp/20250905141623

Permalink |記事への反応(2) | 10:36

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2025-09-01

とある訃報について

とある方の訃報に接し、どこにも書くことができないゆえ、増田に思いを記す。

数か月前のこと、妙齢女性と思しき方から職場電話があった。

「○○の△△でございます。実は○○が亡くなりました。故人の書類を整理していたところ、お宅様とのやり取りを記したものがたくさんあったものですから、お電話いたしました。生前は大変お世話になりました」

かに○○さんからは、毎年2回ほど電話があった。内容はおおむね同じで、仕事権利関係についての相談や悩みごと。愚痴に近いことも少なくなかった。

そもそも、うちと○○さんの間には何らかの特別契約関係があるわけではなく、本来なら相談に乗る義務必要もない間柄だ。それでも、○○さんについては大昔から一方的に目にしてきた方でもあり、電話仕事邪魔と思ったことはなかった。むしろあの独特な口調と快活な声を聞けることが正直嬉しかった。だから自分役割ではないことは分かりつつも、いつも話し相手になってきた。

相談の内容によっては、上の者に繋ぐこともあった。上の者も「それは困ったもんですねえ」などと言いながら、会話を楽しんでいた。電話が終われば、「なんでいつもうちに連絡してくるんですかね?」とみんなで首をかしげものだ。うちは駆け込み寺でも慈善事業でもない。ただ、○○さんの業界に関することを扱っているので、遠からずというところではある。○○さんは、法的・専門的な相談先を他に知らなかったのかもしれない。

とにかく、もう○○さんから電話が来ることはないのだ――訃報の連絡を頂いたとき、深い寂しさが胸をついた。そして同時に思ったのは、「この訃報は誰かがどこかで公にするんだろうか?」ということだった。繰り返しになるが、うちと○○さんは契約関係があるわけでもなく、ただ電話相談を受けていただけの間柄だ。よって、勝手訃報喧伝する立場にない。しかし、あの○○さんほどの人の逝去を伝えなくていいんだろうか……と呻吟はしつつも、誰かにまれたわけでもないので、黙りつづけるしかなかった。

そんな歯痒さも時とともに忘れていたが、正式訃報が流れたことを知った。ああ、よかった。どなたかが発表してくださったのだ。そう、心の底から安堵した。改めて、ご冥福を心よりお祈り申し上げます

○○さんの話だけど落とせないという、特にオチがない話でした。おしまい

Permalink |記事への反応(0) | 23:43

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2025-08-27

anond:20250827134432

そうなのかあ

自分の肉体以外の性別に強くこだわる言説が理解できなくていつも首をかしげしま

Permalink |記事への反応(1) | 13:47

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