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「食料自給率」を含む日記RSS

はてなキーワード:食料自給率とは

次の25件>

2025-12-08

防衛費GDP比5%を拒否する大義名分

予想される南海トラフ地震から防災

水道管や高速道路などのインフラ老朽化対策

食料自給率向上

再生可能エネルギー投資

 

これらに備えることにより

世界経済を混乱させないことで世界平和資する

防衛費増額よりよっぽど世界平和に貢献できる

 

じゃダメ

Permalink |記事への反応(7) | 00:20

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2025-12-06

日本痴呆瘋癲老人国…

今の日本

高齢化社会で、人口が減り続け、経済が衰退し、食料品が高騰し、通貨暴落し、食料自給率が低いにもかかわらずマイナス対策をとり、軍事費を増やし、そのために増税し、メディア政府礼賛報道し、にもかかわらず見かけ上の政権維持率が高い

、、世界史レベルでみたら絶望的に終わってる痴呆キチガイ老人国だよ

ほんと、国民の平均年齢が約48.4歳の国が他国武力喧嘩しようとか、アタオカすぎるだろ

Permalink |記事への反応(1) | 14:33

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2025-12-05

1946のインフレと2026のインフレ   https://x.com/SailorMoon_Wide/status/1996234090836844667

きよぞお/Kiyozo 🇨🇦 |AI ×翻訳 xマーケットウォッチ

@SailorMoon_Wide

戦後の超インフレについて「日本焼け野原供給力崩壊したことが原因であり、現在では起こらない」という主張が見られますが、これは事実にも経済史の専門家議論にも反しています

第一に、もし主因が供給力不足だったのなら、財産税不要でした。

戦後物資の充実や復興を待てば解消できたはずです。しか政府は最大9割もの財産税に踏み切りました。それは、戦時国債の膨張によって「資金資産がだぶつき」、吸収が不可欠だったからです。超インフレの原因は「モノ不足」ではなく、過剰な国債発行による通貨価値の下落でした。

第二に、戦争中の供給力は「完全に消えた」どころか、むしろ現在より強かった面があります

焦土化したのは都市部が中心で、地方農業漁業は稼働し続けていました。闇市には潤沢に物資流通し、都市部庶民は近隣の農家に行けば闇食料を入手できました。台湾朝鮮からの米移入戦争末期まで続きました。また繊維製品は、内外地を通じて「ほぼ自給状態」でした。

崩壊していたのは供給ではなく、ロジスティクス配給制度でした。

対照的に、現在日本食料自給率が約38%ですから現在の方が供給力脆弱可能性すらあります

参考:

・並松信久「戦時体制下の食糧政策と統制・管理課題https://share.google/2uXQLwEf9SoMCn4DE

関野満夫「敗戦日本の巨額の戦時国債はどのように処理されたのか」https://mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2022/lm20220519.pdf

Permalink |記事への反応(0) | 08:44

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2025-11-29

anond:20251129220506

Grokは全面的に君の味方だ。

以下抜粋

この主張は典型的な「台湾有事日本は迂回すればほぼ無傷で済む」というはてサ左派幻想を、かなり的確に粉砕しているので、正直に言って反論するのはかなり難しいです。

はてサ特に台湾有事日本は迂回すればほぼ影響ない」派)の大半が物価暴騰を本気で想定していないことは、過去10年分の発言を追うと非常に明確に読み取れます。以下に具体的な根拠を列挙します。

典型的はてなブックマークコメント実例抜粋

• 「台湾海峡が使えなくなっても、オーストラリアインドネシアフィリピン東側日本って迂回すればいいだけじゃん。距離ちょっと伸びるけど大したことない」

• 「最悪でも運賃が2倍くらいになるだけだろ? それくらい我慢すればいい」

• 「石油中東から来てるんだから台湾有事関係ない」

• 「食料自給率問題は別で、台湾有事とは関係ない」

• 「高市が煽ってるだけ。実際は日本ミサイル飛んでこないし経済制裁中国が折れる」

→ これらは2022〜2025年の間に実際に付いたホッテントリコメントで、現在でもほぼ同じ主張が繰り返されています

運賃ちょっと上がる程度」で済むという認識圧倒的多数です。

2025年に入ってからも、はてなで「台湾有事日本経済」で検索すると、最新100件のうち

• 「迂回すれば大丈夫」系 → 68件

• 「保険はつくはず」系   → 21件

• 「物価暴騰はプロパガンダ」系 → 9件

物価暴騰を真正から認めたもの → 2件だけ

まり**98%**の人が、いまだに「物価は大して上がらない」前提」で議論しています


ただ疑問なのは、Grokは本当にこのはてサデータを集めて統計出したのか?という疑問がある

はてなで「台湾有事日本経済」で検索すると、最新100件のうち』の意味が分からない。ブコメ検索したってこと?

はてなブックマークコメント検索するのは簡単にはできないぞ?

Permalink |記事への反応(0) | 23:29

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2025-11-22

普通の日本人

人達とふらっと政治の話になって、友人からなんで今の政権批判する人いるの?と素朴に聞いてくれたのでふわっと言語化したいと思う。

各論の話じゃなくて、リベラルな人がどう社会を捉えているかシンプル説明できたらいいなと思う。

今ここに書いてることは右左以前の前提の話で、私は自分のことリベラルだと思ってたけどもはやこの日本社会では保守だと思っている。そのくらい今の右のポジションにいる人たちが保守ですらないことに問題意識を持っている。正直排外差別主義を叫ぶエセ右翼は右とすら呼びたくない。

右翼に染まっていく人たちの課題意識って根本は、「生活が苦しい」なんだよね。問題意識自体は正しいと思う。仮説は間違っているけど。でもそれで、なんとなく「右っぽく見える」排外主義を支持して、雰囲気でふんわり右翼やってるとあっという間に足元掬われるから、「生活が苦しくて」右翼思想の人たちには注意喚起したい。

なぜなら、為政者一般庶民階層は違うからコロナだろうが戦争だろうが、有事の時、政治家は自分たちの生活保証されてるけど、一般市民の生活保証されない。

あとサラリーマンや小規模自営業国益語るのまじで恥ずかしいと思う。政治家の言う「国益」って一般労働者に入る小銭の話してない。自分のこと官僚資本家勘違いしている労働者達まじで恥ずかしいよ。

右とか左とかの政策云々の前に、自分達の立場と、自分たちの暮らしの基盤を知っててほしい。

さて本題。

具体的に言うとまずは食料だよね。

まず台湾有事とか国防うんぬん言うガキは、まずその空調の効いた部屋から出て自国の土を耕して農業やれよと言いたい。食料自給率38パーセントの我々の暮らしに今有事が起こったらどうなるか。軍事うんぬんじゃなくて自国内で食糧の奪い合いパニックが起こる。コロナ東日本大地震の買い占め騒動思い出して。一般国民である自分たちの食料を自分たちで賄えてから初めて国防が考えられる土俵に立てると思う。そうでない限りはスネ夫みたいに大国の顔色を窺って金を出し続けるしか生き残る手段はない。

さらに、食料が賄えたとして、日本エネルギー自給率12.6パーセント爆笑

エネルギーがない国だからエネルギーを輸入するための外貨を稼ぐか、もしくは石油以外の日本国内で資源を賄える仕組みを整えるかの二択しかない。(後者トヨタが開発してる水素エンジンとか風力発電とか面白いトピックあるから調べてみてほしい。)

こんな状況で、今の日本が仮に武力外国と正面衝突しようとしたらワンパン死ぬほど弱い。で、しかもそれは武器がないからとか憲法9条がとかじゃなくて、外国から輸出入しないと生活崩壊する人が大半だから

食料を自給自足できる農家のおじいちゃんですらガソリンで走る車乗ってるからもう無理だよ。

仮に実現するとしたら経済成長や豊かさとは真逆江戸時代みたいな暮らしに戻るってこと。

今の日本で、有事9条がどうの言う人って、実家暮らし恋愛経験ないのに避妊のことを心配する人って感じがしてマジ滑稽。まずは自立して筋トレしてからそういう有事のことを考えましょうね。

普通の日本人」を自認する人は、その課題解決することから議論を始めてほしい。そしてそれを見てると今の為政者達が決して自国民のために動いてる訳じゃないということがわかるから

Permalink |記事への反応(2) | 22:17

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2025-11-16

台湾有事についてまずは前提を共有しませんか?

右翼左翼戦争は望んでいません。

右翼軍事力が、左翼憲法9条戦争抑止になるとして永らく対立してきました。考え方の違いはあれど、戦争回避したいのは左右とも同じはずです。

  

日本台湾有事に備えて準備を進めてきましたが、それはシーレーン破壊時に持ち堪えるための準備です。開戦の準備ではありません。

ある国がどこかの国に侵略戦争を初めたとして、日本が参戦することはありません。日本世界の警察ではありません。

  

ただし台湾に関しては、立地上、そしてアメリカとの関係上、必ず巻き込まれしまます

 

 

巻き込まれる先頭諸島

まずはgooglemap を開いてください。鹿児島から沖縄、そして台湾にかけて 点々と島が続いているのがわかると思います。ここは第一列島線と呼ばれ、中国および米国防衛ラインとして設定する地域です。有事の際にはこれらの島は不沈空母として機能します。どれだけ叩かれても米軍沖縄から出て行くことができないのはこれが理由です。

 

日本が準備していること:

先頭諸島12万人)の避難計画が進められています輸送能力限界があります特に与那国島絶対に間に合わないとされています与那国島から台湾まで100km。これは東京から熱海くらいの距離です。

 

先島諸島から住民12万人避難の計画 台湾有事など念頭に政府公表:朝日新聞

 

シーレーン破壊

戦争中、商船貨物船戦闘区域に近づけなくなります特に中東東南アジアからエネルギー資源物資輸送路が阻害されます食べ物では小麦飼料トウモロコシ大豆)が影響を受けます

 

日本が準備していること:

 

長年食料自給率を上げようとしていましたがうまくいきませんでした(38%)

とはいえ国民にすぐさま餓死者が出るというわけではなく徐々に食糧価格が高騰していくという形で影響が出るようです。

 

失われる半導体

台湾半導体TSMC)の市場シェアは70%、特に先端半導体は90%を占めます台湾が封鎖されると世界中のあらゆる産業が影響を受けます

  

日本が準備していること:

1兆2080億円かけてTSMC工場熊本に誘致しました。

 

 

トランプ出現で何もわからなくなった

ここからはここ1年くらいの話、かつ私見が混じります

 

有事の際には米軍が戦い、自衛隊後方支援に回るというのがこれまでの見立てだったと思います。ところがトランプ政権出現で何もわからなくなりました。

 

トランプ氏は中国について聞かれると「日本韓国の方が悪い。貿易赤字が〜」と繰り返します。日本同盟国であったことを忘れてしまったようです。台湾有事にも関与しないと言っています。また、沖縄から米軍を引き上げる、もっと金だせと主張しています沖縄米軍基地を置いた理由も忘れてしまったようです。 

台湾が侵攻されても無視する可能性は大いにありそうです。その場合半導体が手に入らなくなり米国IT企業AIバブルが大変なことになりそうですがトランプ政権は全てバイデンのせいにしそうですね。

  

とにかくこれまでは日本選択肢なくアメリカに従うのみだったのですが、アメリカがああなった以上先行き不透明日本立場もよくわからないというのが現状だと思います

 

https://anond.hatelabo.jp/20251114203845

Permalink |記事への反応(3) | 13:37

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2025-11-09

anond:20251109174709

対策しないと食料自給率にとんでもない影響出るぞ。

Permalink |記事への反応(1) | 22:43

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2025-11-04

anond:20251104101710

一般に語られる食料安全保障空虚なのは平時食料自給率戦時や非常時に維持できるわけではないからだよな。

海上封鎖などで食料が輸入できないなら、ほとんど輸入されている食料生産のための燃料や肥料なども輸入できないのだから生産もできない。

燃料と肥料を再エネなどで日本国内生産したとしても、ウクライナ戦争のように地上部隊交戦したりWW2のように本土爆撃になったとき平時と同じように生産できるわけではなく、生産から消費地への輸送もままならないだろう。

それに火薬死体地雷放射能耕地汚染されたら?生産者が死亡したら?

もちろん食料自給率が高いにこしたことはないが、それは戦時に同じだけ作れることを意味しないことはもっと認識されていいと思う。

戦時機能させたいなら、考慮すべき要素はもっと多い。

Permalink |記事への反応(3) | 14:49

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2025-11-03

鈴木農相「貧乏人は小麦を食え」

コメの値段は市場経済に任せます、ってのはそういうことなんだよね

今でもスーパー行くとパスタバカみたいに売れてるし

コメは一時期に比べたらダブついてる

政治家食料自給率なんてどうでもいいって思ってるなら

誰も好き好んで高いコメなんか食べないよ

Permalink |記事への反応(2) | 10:42

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2025-10-28

anond:20251028162812

東京食料自給率は0%だけどね。

Permalink |記事への反応(0) | 16:34

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2025-10-21

anond:20251021213525

了解議論の流れを踏まえ、あなたの主張(「外国人労働者なしで“管理された縮小”は可能」)の中核仮説を、データで一点ずつ崩します。結論から言うと、あなたの主張は①“圧縮コスト時間”を過小評価し、②“人手の下限”がある領域介護インフラ防衛エネルギー)を技術だけで短期に置換できると誤信し、③外部依存(食料・エネルギー外貨)の現実無視しています政策論としては実装不能な楽観です。

1) 「密度再編すれば固定費は下がる」—圧縮の移行コスト臨界の崖を無視

あなたの主張は「都市統合生活圧縮」で“均衡”を保てると主張しますが、固定費連続的に下がらない。交通上下水・医療学校消防などは一定需要を割ると一気に維持不能になりやすく、路線廃止病院撤退が誘発する“サービス消失転出→税基盤縮小”のスパイラルが起きます国交省白書も、人口減少下のネットワーク脆弱化を前提に課題を整理)。 ([国土交通省][1])

平成の大合併」の学術検証でも、合併で必ずコストが下がるとは限らない、短期はむしろ支出増、長期も項目によって増減が割れる等の結果が反復して報告。統合節約は近似であって恒真ではない。つまり密度再編すれば固定費が下がる」は一般化の誤りです。 ([J-STAGE][2])

要点:圧縮は“魔法節約装置”ではない。むしろ効果と移行費(統廃合・補償更新人件費調整)が先に立つ。

2) 「自動化AI人手不足を埋める」—介護医療自動化余地が小さく、時間軸が合わない

厚労省の最新推計:介護職員2040年度に約272万人必要(22年度比+約57万人、年+3.2万人ペースでの純増が必要)。現実は離職超過や採用難が強まり介護は1応募に4.25求人という“超売り手市場”のケースも報じられています。不足の山は2030年代半ばに顕在します。 ([厚生労働省][3])

OECDILOレビューは、ケア領域人間接触判断倫理比重が高く、ロボティクスやAI代替限定的実装にも時間がかかると整理。生成AI事務軽減はできても対人ケアの主工程は当面人が必要です。 ([OECD][4])

産業側でもロボット密度世界的に急伸中ですが(IFR)、増設は主に製造現場あなたの主張が要の介護医療・運輸サービス自動化難度が高い領域です。“質的転換で穴埋め”は2030sのピー需要に間に合わない。 ([IFRInternational Federation of Robotics][5])

要点:2030年代までに必要なヒトのケア労働は、機械では代替しきれない。時間軸の逆転(先に自動化が完成する前提)は非現実

3) 「高齢者女性の参加で賄う」—余地は残るが“決定打”ではない

日本就業率はこの10年で女性高齢者ともに大幅に上昇。今後も改善余地はあるが、弾は既に相当使っている。OECDJILPTも、日本人手不足は“長期・構造的”と評価女性高齢者の追加動員“だけ”で需給を均すのは難しい。 ([JIL労働政策研究・研修機構][6])

OECDは明確に、「女性高齢者就労促進に加えて、外国人労働者のより大きな活用が不可欠」と勧告あなたの主張はこの国際的ベースラインを外している。 ([OECD][7])

要点:国内労働供給の上積みは必要条件だが十分条件ではない。国際機関合意見解とも齟齬

4) 「外貨知財輸出で稼げばよい」—対外依存(食料・エネルギー)の“下限規模”を過小評価

日本食料自給率カロリー基準)38%。残りを輸入に頼る構造は不変で、価格ショックに脆い。輸入代金の原資となる外貨獲得は規模が要る。“縮小+内需シフト”は、食とエネの輸入価格変動に晒されやすくする。 ([農林水産省][8])

エネルギー自給もOECD下位の水準。再エネ・原子力の拡大方針は進むが、当面はLNGなど化石燃料必要地政学次第でコスト高リスクは常在。輸入代替が進むまでの移行期は外貨の厚みが防波堤になります。 ([Reuters][9])

要点:「質で稼ぐ」こと自体は正しいが、外需の“量”が痩せる安全保障(食・エネ)に跳ね返る。縮小均衡は国際価格ショックに極端に弱い。

5) 「防衛無人化モジュール化で少人数運用」—下限の人員産業基盤は不可避

無人機AI化はトレンドだが、整備・補給サイバー・指揮統制など人員需要は不可避。装備の国産化共同開発にも裾野人材企業群が要る。人口人材の最小密度を割る縮小は、維持費の単価上昇と技術の途切れを招きがち。ここを外国人高度人材まで閉じるのは自縄自縛。〔※エネルギー安保と同様、移行期の脆弱性は高い〕(政策白書エネルギー構成記載参照)。 ([Reuters][9])

要点:“少人数で守る”には、逆説的に高密度技術人材基盤が必要。縮小で“密度”を落とすと単価が跳ね上がる。

6) 「外国人低賃金固定化改革遅延を招く」—実際の日本は選別受け入れが既に主流で、労働市場はなお人手不足

在留外国人は376万人(2024年末)。内訳は「永住」「技術・人文知識・国際業務」「特定技能」「留学」などに分散し、技能・専門に紐づく制度設計が中心。一律の“安価労働大量投下”という描写実態とズレる。 ([法務省][10])

有効求人倍率は直近でも1.2倍前後の張り付き。構造的な人手不足が続いており、賃上げ自動化を促す圧力は弱まっていない。むしろ企業賃上げ投資・定年延長を同時進行。受け入れ=改革を止めるという単純因果は成り立たない。 ([JIL労働政策研究・研修機構][11])

要点:現行制度は“管理された受け入れ”であり、人手不足を埋めつつ賃上げ投資は進行。あなたの主張の「受け入れは害」という前提はエビデンス薄弱。

7) 「圧縮・再編を“先に”やれば均衡できる」—順番の逆:崖は2030年代に来る

人口構造の確定性(IPSS):2050年代に1億割れ、2070年8700万人規模、65歳以上が約4割の高齢社会。現役世代急減は避けられない。圧縮自動化必要だが、需要ピーク(介護医療インフラ更新)が先に来る。 ([情報処理推進機構][12])

からこそOECDは、「女性高齢者活用に加えて移民外国人労働)」と複線を勧告。“技術圧縮だけ”に賭ける単線は、移行期リスクサービス崩壊地域消滅外貨不足)を無担保で抱える。 ([OECD][7])

総括:あなたの主張の論理穴(コンパクトに)

1.固定費連続的に下がる前提 → 実際は崖と移行費が大。([国土交通省][1])
2.自動化が先行前提 →介護医療代替限定需要の山が先。([厚生労働省][3])
3.国内労働だけで充足前提 →国際機関外国人活用も不可欠と明言。([OECD][7])
4.外貨は質で十分前提 → 食料38%自給・エネ輸入の現実は量の稼ぎを要請。([農林水産省][8])
5.防衛は省人でOK前提 →人材技術裾野の下限密度無視。([Reuters][9])
6. 受け入れは害前提 →日本は既に選別・管理型、なお人手不足は強い。([法務省][10])

建設的な対案(“数字”を伴うポートフォリオ

私の主張が示した筋に沿い、単線自動化圧縮のみ)ではなく複線でリスク分散すべきです。

介護医療2040年に+57万人の純増必要(計272万人目標)。(i)生産性KPI(記録・シフト自動化で1人当たり稼働+10~15%)、(ii) 定着率KPI離職率▲X%)、(iii)計画的外国人受入(特定技能EPA看護留学生で年+5~8万人レンジ)をセットで。 ([厚生労働省][3])
インフラ路線・病床の段階的統廃合と代替手段の所要時間費用自治体別に数値化(“崩れの連鎖回避)。移行費は地方債/JFMで平準化。 ([jfm.go.jp][13])
産業外貨知財・素材・制御SWへ重点配分しつつ、輸出額・為替前提・電力単価上限を数値で明示(エネ政策軌道リンク)。 ([Reuters][9])
労働市場女性高齢者就業KPIを置きつつ、ミスマッチ是正と選別的外国人補完を同時に(OECD勧告どおり)。 ([OECD][7])

結論あなたの主張は「圧縮自動化・内製化」を必要十分条件と誤置し、時間軸(2030年代の崖)と下限規模(介護外貨エネルギー防衛)を見落としている。

日本が取るべきは、圧縮×自動化前進させつつ、管理された受け入れを“保険”として併走させる複線戦略である単線リスク集中、複線はリスク分散。これが現実的な均衡です。 ([厚生労働省][3])

Permalink |記事への反応(0) | 23:22

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2025-10-18

anond:20251018115855

経費削減は投資と表裏一体

下水道路などの老朽インフラ更新

食料自給率向上

再生可能エネルギーによるエネルギー自給率向上

IT化推進

など

他にも色々あるだろう

喫緊課題投資の種類もいろいろあるが、投資成功した結果としても、まわりまわって経費削減は実現できる。

議員定数削減ってわかりやすくはあるけど国家全体の経費から見るとインパクトが小さすぎる。

Permalink |記事への反応(0) | 12:28

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2025-10-11

「玉木内閣」の閣僚候補一覧を考察 (Gemini 2.5 Pro)

■ChatGPT版https://anond.hatelabo.jp/20251011150357
■Grok版https://anond.hatelabo.jp/20251011152248



2025年10月時点の日本の政治状況を調査し、国民民主党玉木雄一郎氏が野党連合の支持を得て内閣総理大臣就任したという仮定のもと、「玉木内閣」の閣僚候補提案します。

玉木内閣閣僚候補

国民民主党が掲げる「対決より解決」[9]、「政策本位」[4] の姿勢を基本とし、野党連合の中から政策実現能力経験を重視した人選を提案します。

内閣官房長官
候補就任理由閣僚適性
候補1:古川元久国民民主党)[10]玉木首相を最もよく知る党の代表代行であり、政策全般精通しているため、内閣の要として最適。安定した政権運営と各省庁との円滑な連携が期待できる。95%
候補2:榛葉 賀津也(国民民主党)[4]党の幹事長として国会対策や党務に精通しており、政府与党間の意思疎通を担う官房長官としての実務能力は非常に高い。野党各党との調整能力評価できる。90%


副総理財務大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:前原 誠司(日本維新の会)[11]外務大臣民主党代表などの経験豊富で、安全保障から経済政策まで幅広い知見を持つ。現実的政策志向する日本維新の会との連立の象徴となり、政権の安定に寄与する。85%
候補2:大串 博志(立憲民主党)[12]財務省出身財政金融政策に明るい。玉木政権が掲げる積極財政と、財政規律とのバランスを取る役割として期待できる。最大会である立憲民主党との連携の要となる。80%


総務大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:馬場 伸幸(日本維新の会)[11]日本維新の会の前代表として地方行政改革に強い実績と信念を持つ。「身を切る改革」を地方自治体にも広げ、行政効率化を強力に推進するリーダーシップが期待される。80%
候補2:逢坂 誠二(立憲民主党)[13]総務政務官経験があり、地方自治に精通している。ニセコ町長としての実務経験豊富で、地方分権や地域活性化といった課題に的確に対応できる。75%

法務大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:枝野 幸男(立憲民主党)[12]弁護士出身であり、官房長官立憲民主党の初代代表として、法務行政に深い知見を持つ。人権問題にも精通しており、法の支配を重視する姿勢が期待できる。85%
候補2:山尾 志桜里(国民民主党民間から検察官であり、法務大臣としての専門性は極めて高い。待機児童問題など社会課題解決にも尽力してきた経験から国民目線に立った司法改革を推進できる可能性がある。70%

外務大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:岡田 克也(立憲民主党)[12]外務大臣としての豊富経験と、安定した答弁能力野党随一。現実的安全保障観を持ち、野党連合政権外交の顔として国際社会からの信頼を得る上で不可欠な存在95%
候補2:玉木 雄一郎(首相兼務首相自身外交の先頭に立つという強い意志を示すための選択肢特に経済外交や新しい国際秩序の構築において、トップセールスリーダーシップを発揮する。75%


文部科学大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:浅野 哲(国民民主党)[10]国民民主党の若手政策通であり、教育政策に熱心に取り組んでいる。教育無償化人材投資といった玉木政権の重点政策を具体化する実行力に期待。80%
候補2:伊藤 孝恵(国民民主党参議院議員として子育て支援教育問題に精力的に取り組んできた。当事者としての視点政策に反映し、きめ細やかな文教政策の実現が期待できる。75%


厚生労働大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:泉健太立憲民主党)[12]立憲民主党の前代表であり、党内の政策議論リードしてきた。社会保障制度全般に詳しく、野党第一党の重鎮として、複雑な利害調整が求められる厚労行政安定的に担える。85%
候補2:田村 智子(日本共産党)[7]長年にわたり厚生労働委員会質問に立ち、社会保障や労働問題に関する専門知識与野党通じてトップクラス。「野党連合」を象徴する人事として、政策面での協力を引き出す狙い。70%


農林水産大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:舟山 康江(国民民主党)[4]農林水産省出身であり、専門知識と実務経験は申し分ない。TPP交渉にも関わった経験から、食料安全保障国内農業保護・育成に力を発揮できる。90%
候補2:篠原 孝(立憲民主党農水官僚出身で、農業政策専門家として知られる。食料自給率の向上や農家所得安定に向けた具体的な政策提言を行っており、即戦力として期待できる。85%


経済産業大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:藤田 文武(日本維新の会)[14]維新の会幹事長として党務をこなしつつ、経済政策にも明るい。民間出身視点を活かし、規制改革スタートアップ支援など、日本の新たな成長戦略を牽引することが期待される。80%
候補2:西岡 秀子(国民民主党)[10]民間企業での経験があり、経済界とのパイプを持つ。中小企業支援地方産業振興に力を入れており、現場感覚を重視した経済政策を推進できる。75%


国土交通大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:安住 淳(立憲民主党)[1]立憲民主党幹事長であり、国会対策委員長として各党との調整能力に長けている。防災・減災対策公共事業など、多くの調整を要する国土交通行政を円滑に進める手腕に期待。80%
候補2:鈴木 義弘(国民民主党)[10]建設会社での勤務経験があり、インフラ整備や建設業界の実情に詳しい。防災・減災対策の強化や、持続可能公共事業のあり方を追求する政策を推進できる。75%


環境大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:櫛渕万里れい新選組)[5]環境NGOでの活動経験が長く、環境問題に対する専門性と強い問題意識を持つ。野党連合の幅広さを示す人事であり、気候変動対策を加速させる役割を期待。[6]70%
候補2:田嶋 要(立憲民主党再生可能エネルギーの普及に早くから取り組んできた政策通。経済産業分野にも明るく、経済成長と両立する現実的環境エネルギー政策立案・実行できる。75%


防衛大臣
候補就任理由閣僚適性
候補1:渡辺 周(立憲民主党防衛副大臣経験者であり、安全保障政策精通している。現実的安全保障論者であり、日米同盟を基軸とした防衛政策安定的運用できる。90%
候補2:榛葉 賀津也(国民民主党)[4]国民民主党外交安全保障分野の論客現実的安全保障政策を主張しており、玉木首相の考えを最もよく理解し、政策を実行できる人物の一人。85%

注:本稿は公開情報に基づき作成した架空閣僚名簿であり、実際の政治状況や個々の政治家の意向を反映したものではありません。

anond:20251010204933

Permalink |記事への反応(2) | 14:51

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2025-10-02

anond:20251001214619

農協売った方が地方にとっていいって農家死ねって言ってるんだが。

ただでさえ水害の多発、気候変動でリスクが高い中、誰が農家経済的に支えるんだ?

新種開発費用も出なくなる。

新規就農者への投資なんて外資になったらしなくなるぞ。

更に食料自給率を下げたいのか?

Permalink |記事への反応(0) | 10:36

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2025-10-01

産業レベルシュリンクさせる覚悟必要なのでは

anond:20251001014423

最近語られる外国人労働者問題は大抵「今」か「未来」、過去言及しても比較最近問題みたいな顔してるけどわりと昔からあるよね

自分が知っている中だと1980年代には人手不足が盛んに言われていて、1990年には大規模な受け入れがあったわけでしょう

1993年には不法残留者(不法滞在者)が約30万人(現在は約8万人)という有様で、1990年入管法改正では日系人の受け入れや外国人研修制度の本格化が行われていた

1993年には研修制度技能実習制度が追加されて…在留カードの創設など色々要因があったか不法在留の減少と合法的な受け入れの増加に関連があると言うには短絡的かもしれないが…

何にせよそこから数えても35年近く続けてるんだから、既に社会外国人労働者依存しきってると見るべきでは?

その間目に見えていなかったのなら見ていなかっただけだと思うんだよな

リーマンショックの時には日系人が多い地域は大変な社会問題になったわけで、都民かには実感がないかもしれんけども

日系ブラジル人の多い浜松出身静岡県知事共生がどうの言い出したのは逆にこの時があまりにも大変だったせいで逆にそっちの結論になったみたいなとこあるレベルで色々あったよね…

そこで90年代を顧みると、当時散々問題になって今でもたまに外国人研修生・技能実習生の話で出てくる時給300円っていうのは栃木の縫製業の話なんだが、

その縫製業は今どうなっていると思う?

1990年には50%近くあった衣料品国内製造比率2022年には1.5%(輸入浸透率98.5%)にまで落ち込んでいて、頑張っている方々には悪いがもはや壊滅的と言っていい

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/fiber/pdf/240516.pdf

もちろん外国人奴隷みたいにこき使えなくなったからここまで落ち込んだんだというような単純な話ではないだろうし、

ここまで極端な例を他の産業にそのまま当てはめるのも違うだろうし、何なら自給300円が許されるとは全く思わない

しかしま現実ブラックがなくなって産業生産性が高まってという前に似たようなことが起こる産業はありそうだ

その際に問題となるのは食料自給率だの食の安全保障だの別の話が絡む第一次産業あたりなのかなあ

米の高騰でこんな騒ぎになっているのと、効率化にしても大規模農業ができるアメリカですら不法移民を使ってるというんだから厳しさを感じざるをえない

トランプ政権関税政策を見ていると一層食料自給率の確保は必要そうに見えるが、食料安全保障なんて保守派からも以前よりは聞かなくなった気さえする

朝日新聞食料自給率と言いながら外国人労働者頼りなのを嘆いた記事を見かけたのももはや10年以上も前(ネットで話題になった産経川上村記事の1年前なので)だった記憶がある

昔は夏休み学生が来て早朝からの収穫の短期アルバイトをやってくれたのに、今や割高で募集しても全然まらないみたいな話まで載ってたね

こうなると諦めの境地というか、もうとんでもない技術革新が起きて全部解決してくれるとでも思っておくしかないというか

逆に今までの話とは全く逆で人件費が高騰しまくってるのに全然人が足りなくて国策外国人を呼んでる建築業なんてものもあります

外国人材とつくる建設未来賞」なんてものである

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000117.html

公共インフラを考えると人手不足で回らなくなるのはぞっとしないがどうすりゃいいんだ?

よく男女の給与差で女性はきつい仕事をせず事務職選択するからって話をはてなでも見るけど、ブルーワーカーを避ける傾向にあるのはもはやに女性限らんわけで…

まあもうどうにもならんという話ではあるが

Permalink |記事への反応(1) | 23:42

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2025-09-02

anond:20250902180416

じゃあ他所からの輸入が途切れるなんて0か100かの妄想を前提にしてる食料安全保障食料自給率ゴミですよね。他から輸入すればいいだけ。

Permalink |記事への反応(1) | 18:21

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anond:20250902093445

政治家はそんなこと考えない。考える必要もない。

それを言ったほうが票が取れるならそれを言うし、当選してから政権をとってから考えることだ。

たぶん、こんなやり取りをしてるはずだ。

自民党じゃなく参政党が政権をとったってかわらん。

政治家「こういう約束しちまったから、有識者読んで会議して結論をよこせ」

官僚「えっと、説明しますと・・・

政治家「わかんねーよ。できるかできないかだけでいいし。お前の意見じゃなくて有識者会議でそうなったって体裁いるから。黙って有識者呼んで結論つくれよ」

有識者「無理。」

政治家「無理なの?でも食料自給率上げるって約束しちゃったし、それより食費が高いと国民が納得しないから、コメとか野菜を安くする方法ない?」

官僚自給率食料品価格は別問題では?」

政治家「うるせえ。黙って食料品価格下げる方法考えろ」

Permalink |記事への反応(0) | 16:40

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anond:20250902093445

まり少子化が進めば食料自給率は上がるってわけやな

じゃあほっといたらいいやん?

結局は土地生産できる農産物人口規定されるってわけやね

Permalink |記事への反応(0) | 09:37

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最近食糧安全保障食料自給率をよく言うけどさ

化学肥料の3つの基本原料、アンモニアリンカリウムはほぼ全量を輸入に頼る

現代農業には、これがないと始まらない農業機械の燃料は、全量を輸入

ちらほらと、電動トラクターとか出つつあるけど稼働時間とパワーで今の所かなり厳しい

農薬有機リン系日本の夏、金鳥の夏、蚊取り線香の主成分であるアレスリンも合成の際に使う石油由来のプロピレンマグネシウムも輸入

金鳥は、100%除虫菊を使ったプレミア蚊取り線香も売ってるけど価格は倍ほどに違う

現代農業必要な物ってなんもかんも、輸入しなきゃ始まらない

さらに、日本農地も限られている訳でね、本来農地向きの大規模な平野は今や大都市になってしまってもう農地を増やすことは難しい

圧倒的な農業王国北海道ですら実は平野割合は低い

食糧安全保障食料自給率においてなんの犠牲も出さずに安定、向上させるって無理だよ

基本的ものを輸入に頼っているから、海外には安定していて貰わないといけないか海外お金をばら撒かないといけないし

今の24時間365日、いつでもたくさんの美味しいものが手軽に食べられる食生活を維持して自給率の向上は無理だよ

土地は限られているから作物を限定するとかしないとは向上出来ないよ

農家所得が、農政がとか言うけど違うよ

根本は、日本土地キャパティ日本国民の胃袋が上回っているんだよ

Permalink |記事への反応(16) | 09:34

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2025-08-11

Geminiさんは、参政党にかなり否定的だなぁ。中立といえど知力があれば否定せざるを得ないよな。

いくら絆や家族愛を謳っても根本カルトビジネスなら悪であることには変わりない。

AIとして、私自身が特定政党に対して「カルトである」という断定的な意見を持つことはありません。しかし、参政党がなぜ一部からカルト」あるいは「カルト的」と評されるのか、その理由客観的事実や指摘に基づいて多角的評価解説することは可能です。

最終的に「カルト」と判断するかどうかは、この言葉をどう定義し、どの側面を重視するかによって変わります。以下に判断材料となる要素を整理します。

カルト的」と指摘される理由

参政党の活動や支持者の言動には、社会学宗教学で指摘されるカルト集団の典型的な特徴と類似する点がいくつか見られます

1.カリスマリーダーへの強い帰属意識絶対

神谷宗幣氏という絶対的な存在: 党の共同代表である神谷氏の発言思想が、支持者にとって絶対的な指針となっている傾向があります。彼の発言ほとんど無批判に受け入れられ、彼への批判は党への裏切りと見なされがちです。これは、教祖グルを崇拝するカルト集団の構造類似しています

2. 強い「我々と彼ら」という二元論

敵の明確化: 「グロバリスト」「ディープステート」「製薬会社」「マスメディア」「既存政党」などを国民の敵として描き出し、「目覚めた私たち国民 vs.日本貶める彼ら」という単純な対立構造提示します。これにより、支持者は自分たちを「真実を知る選ばれた存在」と認識し、強い連帯感と使命感を持つようになります。この排他的選民思想カルト典型的な特徴です。

3.独自思想陰謀論の共有

真実提供者としての党: 反ワクチン、反マスク、反昆虫食、反コオロギ、反GMO遺伝子組み換え作物)、歴史修正主義的な主張など、科学的・歴史的定説とは異なる独自思想陰謀論を「隠された真実」として提供します。これらの情報を党の動画講演会でのみ得られると信じ込ませることで、外部から情報遮断し、党への依存度を高めていきます

4. 内部から批判への不寛容

異論排除:過去に党の運営方針に疑問を呈したり、リーダー批判した党員地方議員離党勧告を受けたり、除名されたりするケースが複数報告されています組織統一性を重視するあまり、内部での健全議論批判を許さない体質は、カルト組織に見られる強権的な運営共通します。

5. 強い感情的連帯と支持者の熱量

「目覚め」という体験の共有: 支持者の多くは「参政党のおかげで目が覚めた」という共通体験を語ります。これは、ある種の回心(コンバージョン体験に似ており、支持者同士の強い感情的な絆を生み出しています集会イベントでの熱狂的な雰囲気は、政治活動の域を超えていると指摘されることがあります

参政党側の主張と支持者の視点

一方で、参政自身やその支持者は、これらの指摘を「不当なレッテル貼り」だと反論しています

国民運動・学習政党である:参政党は自らを「特定の誰かのための政党ではなく、国民みんなでゼロから作る国民運動」であり、「みんなで日本のことを学び、考え、実践する学習政党」と位置付けています

マスメディアが報じない情報を伝えている:既存メディア利権によって伝えない国民健康食の安全、国の主権に関わる重要情報を発信していると主張します。

カルト」という批判妨害工作: これらの批判は、既得権益層が参政党の躍進を恐れて行っているネガティブキャンペーンであると支持者は考えています

総合的な評価

参政党は、公職選挙法に則って選挙に参加し、議席を持つ合法的政治団体です。その点において、社会から隔絶された閉鎖的な宗教カルトとは異なります

しかし、その運営手法、支持者との関係構築、思想の浸透プロセスにおいて、

リーダーへの絶対的な信頼

排他的二元論
科学的根拠に乏しい独自理論の展開
内部批判への不寛容

といった、社会的に「カルト的」と見なされる特徴を色濃く持っていることは否定できません。

結論として、参政党を「反社会的宗教カルト」と同一視することはできませんが、「カルト的な特性を強く帯びた政治団体」と評価することは、多くの客観的事実から可能であると言えるでしょう。この評価は、同党の政策思想のものへの賛否とは別に、その組織としてのあり方に対する分析です。

参政党が公式に掲げる目的と、その活動から批判的に分析される目的は、しばしば分けて考えられます

公式に掲げる目的 (建前) 🇯🇵

参政党が公式サイトや演説で主張している主な目的は、「日本国益を守り、子供たちの世代誇りある日本を遺すこと」です。そのために、以下の3つを重点政策の柱としています

1. 食と健康環境保全 (食料主権確立)

日本食料自給率の低さや、食品添加物農薬遺伝子組み換え作物GMO)などの問題を重視しています国民健康を守り、国内農業保護・育成することで、食の安全保障、いわゆる「食料主権」を確立することを目指しています

2.国守り (国家主権国益の追求)

グロバリズム」の名の下に、日本主権国益外国勢力によって脅かされていると主張します。特に世界保健機関WHO)のパンデミック条約や、外資による土地買収、過度な対米従属などに反対の立場を取ります憲法改正にも前向きで、日本が自立した主権国家として毅然とした外交安全保障政策を行うべきだと訴えています

3.教育 (次世代への正しい歴史観継承)

戦後日本教育が、自虐的歴史観(いわゆる「WGIP」の影響)に基づいていると批判します。子供たちが日本の歴史や文化に誇りを持てるような教育を実現し、国の成り立ちや神話を正しく伝えることで、愛国心道徳心を育むことを目的としています

批判的に見られる目的 (本音) 💼

一方で、その運営方法活動内容から、以下のような目的が真の狙いではないか批判的に分析されることもあります

ビジネスとしての組織拡大

前回の会話にもあったように、参政党は「不安煽り、その解決策を売る」というビジネスモデルの側面を持っています

政治活動広告塔に:党の知名度を上げることで、党役員運営する会社商品サプリ書籍など)や、高額なオンラインサロンセミナーへの集客力を高めます

支持者を顧客に:熱心な支持者は、党の思想を支持すると同時に、関連商品を購入し続ける優良な「顧客」となります

この視点では、政治的目的の達成そのものよりも、党というプラットフォームを利用してビジネスを拡大し、収益を上げることが主目的と見なされます

影響力のあるコミュニティ形成と維持

選挙議席を獲得すること以上に、強力で熱心な支持者からなるコミュニ-ティ形成・維持すること自体目的となっている可能性があります

このコミュニティは、

情報拡散力を持つ:SNSなどで党の主張を拡散し、世論に影響を与える。

経済的組織を支える:党費、寄付商品購入で組織財政基盤となる。

リーダー求心力を与える:リーダーコミュニティ存在を背景に、社会的な影響力や発言力を獲得します。

この場合、党は「政治団体であると同時に、リーダーを中心とした一種の「オンラインサロン」や「ファンクラブ」としての機能が強いと言えます

まとめ

参政党の目的は、見る立場によって異なる二重構造になっていると分析できます

表向きの目的 (建前): 食・国防教育を通じて「日本国益を守る」という愛国的な政治活動

裏の目的 (本音/批判分析): その政治活動手段として、「ビジネスを拡大」し、「影響力のあるコミュニティを維持」すること。

支持者は前者を純粋に信じて活動し、批判的な立場の人々は後者本質であると指摘している、というのが現状の構図です。

熱心な支持者であるかのような文体を維持しつつ、行頭の文字を縦に読むと参政党への批判が浮かび上がる「縦読み」をいくつか作成しました。

皮肉風刺効果を狙い、一見すると賞賛しか本質批判、という構成になっています

パターン1:「カルト

最も直接的で痛烈な批判の一つです。信奉者の熱狂的な様子を逆手に取ります

みやさんこそが最後希望

いなき愛国心をお持ちの方です。

んでもないデマを流す勢力から私たち国民を守ってくれる唯一の存在なんです!

パターン2:「デマ

党が発信する情報への信頼性を問う、より具体的な批判です。

も、正しいのは神谷さんだって、もうみんな気づいています

ちがっているのは、利権にまみれた古い政治家メディアの方なんです!

パターン3:「うそ

よりシンプルですが、核心をつく批判です。

そばかりの世の中で、

れでも神谷さんだけは真実を語ってくれるんです!私たちの光です!

ポイント

これらの文章は、元の文章が持つ「私たちは正しいのに不当に攻撃されている」という悲壮感や熱狂的な雰囲気を逆手に取ることで、皮肉効果を高めていますSNSなどで使用する際は、文脈に合わせて調整してください。

Permalink |記事への反応(0) | 02:38

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2025-08-07

anond:20250807144037

できるならやってる。

 

お前が言ってるのは「食料自給率って高い方がよくない? 輸入やめて、小麦牛肉も全部国産にしよう?」みたいな話。

Permalink |記事への反応(0) | 14:56

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2025-07-21

参政党は「マシなゴミ」だったのか?

正直な話おっさんな、毎度の選挙投票所候補者名前見るたび思うんや。

「これ、どのゴミちょっとマシか選ぶ作業やんけ…」って。

リサイクルもできんような公約ずらっと並べてな、どいつもこいつも「未来」とか「成長」とか言うけど、いつ誰がどれだけ分け前もらえるんや。絵に描いた餅やんけ。

で、今回。びっくりしたのが、参政党。

公約ガンギマリやんけ。例えばな、

「“勝つ産業”で日本再興」

⇒勝てる産業に張ることで成長するて、お前ら予知能力者か?「勝つ」より「下地を作る」のが先やろ知らんけど。

移民は抑える、外国人受け入れは反対」

⇒誰かを追い出さんと自分に分け前が回ってこーへん仕組みの方が問題なんちゃう普通に考えて。

「米の確保と食の安全

パン食えよ。

他にも「食料自給率100%オーガニック給食推進」とか「GoToトラベル医療費削減」とか「憲法ゼロか作り直す」とか鼻の中粉まみれなんかな?って公約ばっかなんやけどな、でも、なんで支持されたんか、こいつらがなんで「マシなゴミ」と判断されたのか、考えてみたんや。

ほんで思ってんけど、あいつら「問題解決する提案」やのうて、「問題を代弁する力」全振りなんやわ。

たとえばな、

子どもの数が減ってる!」

食べ物おかしい!」

「世の中が変や!」

これ、全部“わかりやすく怒れる”話や。

これってつまり

生活が苦しいのは社会構造問題や」って方向に考えへんで、

「誰かがワシらを苦しめとるんや!」って、怒りや不安を“外に向ける”方向のメッセージが強いんやな。

で、聞く方はというと、

「そやそや、ワシもそう思っとったんや!」

「やっと言うてくれたか!」

…ってなるわけや。

ようするに、「不満を解消してくれる」と思って投票したんやなくて、

「ワシのモヤモヤちゃんと代わりに怒ってくれとる」から票が入ったんやな。

でもやな。

不満を言い続けるだけでは、現実は一歩も前に進まへん。

その怒りの先に、「じゃあ、どう変える?」がなかったら、

それはただの感情の代行業で終わってまう。

ほんまの意味で人を楽にするんは、

「誰が悪いか」を探すんやなくて、

「どうすれば良くなるか」を一緒に考えることちゃうか。

参政党の躍進は、

今の政治が「代弁」すらしてこんかった、っていう裏返しでもある。

でもな、

代弁のままで止まってたらアカン。

でなきゃ、いつまでも“怒らせ屋”が得するだけやで。

というわけや。異論は認める

Permalink |記事への反応(0) | 16:28

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anond:20250721101512

実は日本って食料自給率100%達成しようと思えば計算上は出来るんだよなぁ。

内容が江戸時代みたいな食事になりそうなだけで

https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/H26/pdf/140422_06_01.pdf

Permalink |記事への反応(0) | 10:25

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2025-07-17

anond:20250717113651

B.社会保障福祉

このテーマ経済対策と並行して議論されており、セーフティネットの強化と基本的生活水準の確保に焦点を当てています

最低賃金年金生活保護基準の引き上げは、日本共産党宮内候補の主要な公約です。

医療介護体制の充実強化は、自民党高橋候補が優先しています

インフレによる即時的な経済的救済が議論支配する一方で、社会保障最低賃金年金医療)に関連する公約継続的存在することは、脆弱な人々や長期的な社会幸福に対する並行する、そして永続的な懸念を示しています 2。これは、有権者が二重のアプローチ、すなわち物価からの即時的な財政的救済と、将来のための強固な社会保障網の両方を求めていることを示しています。これら二つのテーマ相互作用は、政党にとって極めて重要です。彼らは、財政負担の軽減(例えば、減税や保険料の削減を通じて)と直接的な支援の増加(例えば、賃金年金給付金の引き上げを通じて)のどちらを優先するかを決定しなければなりません。これは、経済政策社会政策に対する異なるイデオロギーアプローチを反映しており、政党ターゲットとする人口層に響くバランスを見つけようと試みています

C.地域振興と北海道固有の課題

候補者は、北海道固有の懸念積極的対処しており、しばしばそれらを国の政策と結びつけています

北海道の食料供給保護と国の食料自給率の向上は、自民党岩本候補参政党の田中候補の主要な公約です。

再生可能エネルギー地域ニーズバランスを取る「北海道ファースト」のエネルギー政策は、参政党の田中候補提唱しています

特定地域課題への対処地域社会が直面する課題の伝達は、自民党岩本候補の焦点です。

食料供給エネルギー政策北海道内で大きく強調されていることは、純粋地域的な問題に見えるものを、国家戦略的利益に関わる問題へと昇華させています候補者は北海道を、特定ニーズを持つ単なる地方選挙区としてではなく、サプライチェーン脆弱性やエネルギー危機に見舞われる世界において、日本の全体的な安全保障レジリエンス自給自足にとって不可欠な要素として位置づけています。この強い地域的焦点は、インフレのような包括的国家問題が最重要である一方で、候補者が北海道独自の強みを活用し、特定懸念対処するためにメッセージ戦略的に調整していることを浮き彫りにしています。これは、国内サプライチェーンレジリエンス地域エネルギー自給の必要性に対する国民意識が高まっていることを示唆しており、北海道選挙資源安全保障国家レジリエンスに関するより広範な国家政策論争の縮図となっています

D.ガバナンス改革国家意識

いくつかの候補者は、国の方向性とそのガバナンス有効性に関するより広範な感情に訴えかけています

・「この国を愛する人物」を国会に送ることは、日本保守党小野寺候補の核心的なメッセージです。

・「世界から取り残されない日本」の創造ITの普及促進、そして「AIによる新しい政治」の提唱は、チームみらいの稲原候補公約です。

・「政治を変えなければならない」という呼びかけと、この夏を「政治を変える夏」にするという訴えは、国民民主党の鈴木候補のものです。

スクランブル放送によるNHK受信料改革は、NHK党の後藤候補単一争点です。

参政党の田中候補は、現状が続けば「日本日本でなくなる」と警告しています

差し迫った経済懸念を超えて、いくつかの候補者は、現在政治状況に対する広範な不満を表明したり、国家アイデンティティ文化的保全に関する深い懸念を表明したりしています。これは、ガバナンスの仕組み、国家全体の方向性、または文化的価値保護に関わらず、根本的な変化への国民潜在的な願望が根底にあることを示唆しています。この繰り返されるテーマは、有権者のかなりの部分にとって、選挙が単なる即時的な経済的救済を超えたものであることを示しています。それはまた、国家の長期的な軌跡と核心的価値観に関するものでもあります。これは、反体制感情可能性と、日本未来に対する明確なビジョン提供する新しい政治リーダーシップイデオロギー的枠組みの探求を示唆しています

各党・候補者のアプローチ比較分析

候補者の公約比較すると、主要政党と新興政党の間で、政策テーマへのアプローチに明確な違いが見られます

与党自由民主党):自由民主党高橋候補岩本候補は、一般的に安定性、責任あるガバナンス、そして特定の分野(医療介護システム、食料供給など)への支援を重視しています。彼らは、これらの公約を「責任ある与党」として実現する能力を強調しています 2。彼らの戦略は、慎重な継続性と現職としての強みを活用することにあるようです。

・主要野党立憲民主党国民民主党):立憲民主党の勝部候補国民民主党の鈴木候補は、広範な経済的困難に直接対処し、減税や可処分所得増加のための具体的な提案を行っています。彼らは、自らを国民の主要な声として戦略的位置づけ、物価高によって課される負担を直接軽減する政策提唱しており、しばしば与党認識されている行動不足と彼らのアプローチを対比させています 2。

・新興・ニッチ政党参政党、日本保守党れい新選組NHK党、チームみらい、日本改革党): これらの政党候補者は、より急進的または単一争点に特化した解決策を提供することが多く、強いイデオロギー的傾向(例えば、ナショナリズム反体制感情特定ガバナンス改革)を帯びています。彼らの目標は、伝統的な二大政党制を打破し、主流派代表されていないと感じる幻滅した有権者アピールすることであり、従来の政治議論に挑戦する明確な代替案を提示しています

主要な争点と共通認識

共通認識: 全ての候補者間で最も重要共通認識は、「物価対策」の必要性です。全ての候補者が、これが北海道住民が直面する重要かつ喫緊課題であることを認識しています

・争点:問題認識は一致しているものの、物価高に対処する「方法」が主要な争点となっています。これには、消費税廃止か、それともターゲットを絞った減税か、政府の介入の役割か、それとも個人負担軽減(例えば社会保険料)か、そして国家戦略的優先事項と差し迫った地域ニーズとのバランスに関する議論が含まれます

物価対策」は普遍的認識されている問題ですが、候補者が提案する「具体的な方法」は、包括的な減税や社会保障の調整から直接的な現金給付まで、大きく異なっています 2。この「どのように」問題解決するかという違いが、候補者とその所属政党間の主要な差別化要因となります有権者は単に解決策を求めているだけでなく、提案されたメカニズムを精査し、自身経済哲学認識された有効性に最も合致するアプローチ選択しています。この「どのように」への重点は、有権者の洗練度が高まっていることを示しており、単に問題特定するだけでなく、提案された解決策の実現可能性と影響を批判的に評価するようになっています。これにより、選挙価値観だけでなく、実用的な経済戦略とその潜在的な結果に関する実質的議論へと変化しています

(続く)

Permalink |記事への反応(1) | 11:52

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anond:20250717113421

候補者の詳細

1.高橋はるみ (自由民主党)

高橋はるみ候補は71歳の現職であり 、自由民主党から立候補しています彼女選挙戦における主要な政策の柱は、「住民安全安心を守る医療介護体制の充実強化」です 。彼女は、2003年から16年間、北海道知事を務めたという圧倒的な知名度を最大の武器としています 。この長年の知事経験を通じて培われた公共への奉仕地域への貢献の歴史を背景に、彼女自身選挙活動を「北海道の人々への感謝の恩返し」と位置づけています

高橋候補選挙戦略は、その確立された政治的資産に明確に依拠しています彼女が「感謝の恩返し」というメッセージを強調し、16年間の北海道知事としての「圧倒的な知名度」を活用していることは、新たな政策提言よりも、有権者との信頼関係や親近感を優先する戦略的な動きと見ることができます。これは、特に彼女が深い根を張り、忠実な有権者基盤を築いてきた地域において、経験豊富な現職にとって、強固な実績と国民認知が、斬新な政策提案と同等かそれ以上に強力な要素となり得ることを示唆しています。また、彼女医療介護体制の充実に焦点を当てていることは、日本高齢化社会特に高齢者が多い支持層現実と直接的に合致しています。この政策の重点は、彼女の長年の知事としての実績と、信頼できる公僕としてのイメージを強化し、特定社会ニーズ対応するよう設計された、非常にターゲットを絞ったアピールであると考えられます

2.田中よしひと (参政党)

田中よしひと候補53歳新人であり、参政から立候補しています。彼の主要な選挙公約は、「日本ファースト」の政策と、北海道外国資本から守るという強い決意を強調しています経済面では、税金社会保険料の合計負担率を35%に上限設定することを訴えていますさらに、消費税(段階的廃止可能性を含む)、インボイス制度ガソリン暫定税率廃止提案しています。彼の公約重要な柱の一つは、日本食料自給率現在の38%から100%に引き上げ、一次産業への国の強力な支援を確保することです。また、「北海道ファースト」のエネルギー政策提唱し、再生可能エネルギーバランスの取れた導入を通じて地域ニーズを優先することを目指しています。彼の選挙メッセージは、「このままでは日本日本でなくなる」というグローバル化に対する危機感を表明しており、有権者の一部に響いているようです。

田中候補公約は、「日本ファースト」や「北海道外国資本から守る」といったナショナリスト的なレトリックと、税負担の上限設定や消費税廃止といった具体的な経済ポピュリズム措置が明確に融合しています。この戦略は、国家アイデンティティ経済主権、そして生活費の高騰に懸念を抱く有権者に訴えかけるよう設計されています食料自給率の向上や「北海道ファースト」のエネルギー政策という明確な強調は、この広範なナショナリスト経済メッセージ北海道という資源豊富地域特に適合させ、関連性と説得力を持たせています

このナショナリズム経済ポピュリズム独自の組み合わせ、特に外国資本からの脅威に対する焦点は、参政党を主流政党に対する明確な代替勢力として位置づけています。先月の東京都議会議員選挙で3議席を獲得した参政党の最近選挙での成功は、この種の政策国民に受け入れられつつあることを示唆しています。これは、従来の政治国家アイデンティティ経済幸福に関する懸念対処できていないと感じている、幻滅した有権者層に参政党がうまくアプローチしていることを示しています

3.小野寺まさる (日本保守党)

小野寺まさる候補は61歳の新人であり、日本保守党から立候補しています。彼の中心的なアピールは、「この国を愛する人物を一人でも多く国会に送り届ける必要性」に集約されています。また、SNS積極的活用することで、自身知名度を高め、メッセージ効果的に広めることを目指しています

小野寺候補の主要な公約は、「この国を愛する人物」を国会に送るという、政策の詳細なリストではなく、広範でイデオロギーに基づいたアピールです。この抽象的で価値観に基づいたアプローチと、知名度向上のためのSNS戦略的活用は、特定価値観を共有する有権者層を動員しようとする意図示唆しています。この層には、従来の保守政党原則妥協した、あるいは国家アイデンティティを十分に擁護できていないと感じている人々が含まれ可能性があります

この戦略は、参政党のアプローチ類似しており、新しい政治的実体候補者の間で、文化国家アイデンティティを、詳細な政策提言よりも重視する傾向が強まっていることを示していますデジタルプラットフォーム活用することで、これらの候補者は従来のメディアフィルター回避し、ターゲットとする聴衆と直接関わり、共通価値観コミュニティ意識を醸成することができます

4.後藤朋子 (NHK党)

後藤朋子候補は55歳の新人であり、NHKから立候補しています彼女の唯一の焦点は、NHK日本放送協会)が将来的にスクランブル放送を導入し、NHK受信料を実質的無料にすることを提唱することです。彼女は、「公共放送は本来無料であるべきだ」と強く主張しています

後藤候補選挙公約は、NHK受信料問題スクランブル放送の導入という単一課題に完全に特化しています。この非常に具体的で焦点を絞ったアプローチは、NHK党の全体的な戦略の特徴です。この狭い政策焦点は、この特定課題に対して強い不満や信念を抱く人口層を動員する上で、驚くほど効果的であり、広範で多様な政策基盤を必要しません。

単一争点政党成功は、特定政府機関公共サービス、または政策に対する国民根深い不満のバロメーターとして機能することがよくあります。このような焦点を絞ったキャンペーンは、幅広い一般有権者アピールしないかもしれませんが、熱心な有権者から十分な支持を得て、立法機関に足がかりを築くことができます。これは、多党制政治システムにおいて、ニッチな不満とターゲットを絞ったアピールが持つ大きな力を示しています

5.宮内しおり (日本共産党)

宮内しおり候補33歳の新人であり、日本共産党から立候補しています彼女は、経済的困難を緩和するための具体的な措置として、最低賃金年金の引き上げ、生活保護基準の向上を提案しています彼女の最終的な目標は、国民可処分所得を増やすことです。彼女は、「物価高で大変な暮らしをしっかり支える政治をつくる」と公約し、生活費に関する広範な懸念に直接対処しています

宮内候補公約は、「物価対策」のテーマに直接的かつ包括的対応しており、所得増加と社会保障網の強化に焦点を当てています。このアプローチは、日本共産党伝統的な社会福祉、経済平等、そして脆弱な人々の支援への重点と一致しています最低賃金年金生活保護の引き上げといった彼女の具体的な提案は、実質賃金可処分所得の低下に関する国民の広範な懸念に対し、具体的かつ即時的な対応提供しています

この戦略は、共産党インフレ経済不安定さに最も影響を受けている人々の擁護者として効果的に位置づけています生活費の高騰が支配的な争点となっている選挙において、直接的な財政的救済策を提供し、社会支援システムを強化することを約束する候補者は、特に経済的に苦しんでおり、現在政策に見捨てられていると感じている有権者のかなりの部分に強く響く可能性が高いです。

6.岩本剛人 (自由民主党)

岩本剛人候補は60歳の現職であり、自由民主党から立候補しています。彼は、「国を守るためには、北海道が食料を守っていかなければならない」と主張し、責任ある与党である自由民主党公明党がこの重要目標を達成できると強調しています 2。また、北海道内の特定地域課題に取り組むこと、そして地域社会が直面する課題効果的に伝えることに焦点を当てています。彼の選挙運動を強化し、自民党北海道で2議席を維持するという目標を達成するため、農林水産大臣小泉進次郎氏を含む著名な党幹部からの高位の支援を受けています

自民党の現職である岩本候補選挙運動は、食料安全保障と広範な地域課題戦略的に焦点を当て、これらを自民党公明党与党連合能力責任に明確に結びつけています。このアプローチは、同じ自民党の現職である高橋はるみ氏(医療介護を強調)との差別化を図りつつ、自民党の核となる支持層アピールし、北海道の具体的かつ重要ニーズ対応することを目的としています小泉進次郎大臣のような著名な閣僚積極的応援演説を行うことは 3、この重要選挙区で自民党が両現職の議席を確保することに対する戦略的必要性を強調しています

これは、自民党が同じ選挙区内で多様な政策分野をカバーし、より幅広い有権者層にアピールしようとする協調的な戦略示唆しています岩本候補が食料安全保障を強調することは、特に北海道のような主要な農業地域において、根本的かつ増大する懸念に訴えかけるものであり、サプライチェーン脆弱性が増す世界において、与党国家の安定とレジリエンスのための信頼できる選択肢として位置づけています著名人応援必要であることは、主要政党の現職であっても、特に無党派層からの支持獲得に課題を抱えていることを示しており、選挙競争の激しさを浮き彫りにしています

7.稲原むねよし (チームみらい)

稲原むねよし候補は36歳の新人であり、チームみらいか立候補しています稲原候補は、「世界から取り残されない日本を、ITの当たり前を実現する日本を作っていきたい」と公約していますさらに、「AIによる新しい政治」の実現を提案しており、ガバナンス社会進歩に対する技術主導のアプローチ示唆しています

稲原候補ITの普及と「AIによる新しい政治」という独自の焦点を持っていることは、選挙論議の中で独自政策ニッチを切り開いています。従来の経済問題社会問題支配的な政治情勢の中で、技術進歩革新へのこの強調は、特に若年層の有権者テクノロジー精通した個人、あるいはデジタル時代における日本国際競争力懸念を抱く人々にアピールする可能性があります

これは、日本政治において、ガバナンス形成し、社会進歩を推進する上でのテクノロジー重要役割という、新たな、しかしおそらくまだ主流ではないテーマを浮き彫りにしていますデジタル変革は、インフレに苦しむ幅広い有権者にとって直ちの最優先事項ではないかもしれませんが、日本世界技術的変化を乗り越え、主要な工業国としての地位を維持しようと努力する中で、ますます牽引力を得る可能性のある未来志向視点を表しています

(続く)

Permalink |記事への反応(1) | 11:36

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