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はてなキーワード:面白とは

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2025-12-13

ズートピア2が普通だった

改めてズートピア1って良作だったんだな、と思い知らされたというか

2を見て1の面白さが良く分かる、という感じだった

1って「動物社会が作られるとどうなるか」を丁寧に説明しつつ

人間社会課題をそこに織り込んでいくっていう面白さがあったんだけど

2はそういう側面が無いというか、1でやってるからそりゃ2ではできなくて

じゃぁ別のことをやるかっていうとそうでもなかったか

単にキャラクターとしてのズートピア、って感じだった

つまんなくはないんだけど、期待が高すぎたっていうか、まぁこんなもんだよね、って感じかな

とはいえトイストーリーも同じように2だと「こんなもんか」からの3が傑作だったか

ズートピアも3は傑作になるかもしれないか

Permalink |記事への反応(0) | 23:22

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それ、めっちゃおもしろいですね!「全然煽りになってない」って逆に面白くて笑っちゃいそう。でも、無視していいかどうかはその日記の内容や状況にもよるけど、もし他人煽りっぽく見える内容があるなら、無視するのが一番かも。反応することで逆に火がついちゃうこともあるし、素直にスルーして、自分時間エネルギー無駄にしない方が賢明です。

まあ、もしどうしても笑いたい気分だったら、その日記の内容をみんなでネタにするのもアリかもしれませんけどね!😂

その日記、どういう内容だったんですか?

Permalink |記事への反応(0) | 19:43

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コンプライアンスはいから言われ出すようになったのか

テレビの「コンプライアンス法令遵守社会規範の遵守)」がここまで厳しくなったのは、「ある日突然」ではなく、ここ20年ほどの間に3つの大きな波を経て段階的に強化されてきた結果です。

大きく分けると、①企業不祥事2000年代初頭)、②やらせ問題BPO2007年頃)、**③SNSの普及(2010年代〜)**という流れがあります

それぞれの時期に何が起きて、どう変わっていったのかを整理します。

1. 【発端】2000年代初頭:企業の「コンプラ」がテレビに波及

もともと「コンプライアンス」は、テレビ用語ではなく企業ビジネス用語でした。

*きっかけ:雪印集団食中毒事件2000年)や食品偽装問題など、大企業不祥事が相次ぎました。

* 変化:企業は「法令を守らないと会社が潰れる」という危機感を持ち、社内ルール厳格化しました。

*テレビへの影響:テレビ番組企業スポンサー料で制作されています。「コンプラを重視するスポンサー企業」が、「自社のイメージを損なうような野蛮な番組や、差別的表現がある番組には広告を出せない」と言い出したのが最初の引き金です。

2. 【転換点】2007年頃:「やらせ」発覚とBPOの強化

次に、テレビ局内部の問題が決定打となります

*象徴的な事件: 人気健康番組発掘!あるある大事典II』でのデータ捏造納豆ダイエット問題2007年)。

* 変化: これを機に、**BPO放送倫理・番組向上機構)**の権限監視の目が非常に強くなりました。

*現場への影響:面白おかしくするための過剰な演出「やらせ」とみなされるようになり、制作現場で「これ、証拠はあるのか?」「裏取りはしたか?」というチェック(考査)が極端に厳しくなりました。

3. 【加速】2010年代以降:SNSと「炎上」の可視化

ここが、私たちが「急激に厳しくなった」と感じる最大の要因です。

* 以前:視聴者クレームは「電話」か「手紙」であり、局内だけで処理されていました。

*SNS時代:クレームTwitter(現X)などで可視化され、**「炎上」**として瞬時に拡散されるようになりました。

*スポンサーへの直撃:視聴者テレビ局ではなく、スポンサー企業に対して「あん番組に金を出すのか」と直接攻撃不買運動示唆など)を行うようになりました。

* 結果:テレビ局は「面白いかどうか」よりも**「炎上リスクがないかスポンサー迷惑をかけないか)」**を最優先せざるを得なくなりました。これが現在の「過剰なほどの配慮」の正体です。

具体的に何がどう変わったのか?

かつては当たり前だった表現が、以下のような理由で消えていきました。

かつての表現現在NG理由
------
頭を叩くツッコミ暴力助長する」「いじめに見える」というクレーム回避
容姿いじり(デブ・ブス等)ルッキズム(外見至上主義)への批判人権意識の高まり
過激罰ゲーム 「痛みを笑いにするのは不快」というBPO審議入りリスク
心霊オカルト科学的根拠がない、子供が怖がる等の理由で減少(または「フィクションです」の強調)。
水着・お色気ジェンダー観の変化、性的搾取批判海外フォーマットへの適合。

まとめ

今のテレビにおけるコンプライアンスとは、**「スポンサー企業を守るための防御壁」であり、「SNSでの炎上を避けるためのリスク管理」**です。

昔のように「怒られるギリギリを攻めるのがプロ」という時代から、「怒られる可能性が1%でもあるならやめておく」という減点方式時代に変わったと言えます

ここ数年で、バラエティ番組よりもYouTube配信番組の方が「昔のテレビっぽい」と言われるのは、このスポンサー構造規制の緩さが関係しています

昔のテレビ番組で「あれは面白かったな」と思い出す特定ジャンル番組はありますか?(それによって、どの規制の影響を強く感じていらっしゃるかが分かるかもしれません)

Permalink |記事への反応(0) | 18:58

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死んだ親戚が団塊のクソビッチだったことを知った

親のハトコという遠い親戚の女性(以下おばさん)が春に死んでいたらしい。

一時期家が近かったこととその人の子供が自分年子だったこから増田が小さい頃には交流があったが、葬式にも呼ばれない程度の親族なので喪中の連絡として先日知った。

おばさんは団塊の世代にぎりぎり入るくらいの年齢だった。陽キャっぽいミーハー雰囲気のおばさんという認識だった。

喪中の連絡をきっかけに、思い出話というよりおばさんの子供も含め今後親戚づきあいもないし、時効の話として親が愚痴半分で彼女やらかしを教えてくれたが「昔陽キャだっただろうおばさん」のビッチエピソードだつた。

つの時代ビッチっているんだなというエピソード面白かったのでここにお焚き上げしておく。

高校の頃から家に毎回違う男を連れ込む

携帯がない時代から家の固定電話に男から電話がかかってくるが、男の名前がすぐに変わる

卒業時に地主的な名家の男を捕まえるも短大(専門学校?)に進学後名門私大の男に乗り換えて地主親族がやる飲食店デートをして本人的にはマウントをとる

高校から短大時代ムーブにより地元ビッチ血筋親族全体が評判になりおばさんの姉が外聞が悪すぎるとして破談、同時期に地元企業内定を取り消しをされた親族もいておばさんのビッチが原因との疑惑がある

職場の同期先輩と片っ端から交際し、そのうち実家が太い次男結婚

地元の人や職場食い荒らしメンバーも全員結婚式に招待、参列し地獄結婚式が行われるも本人は他の男にマウントを取ったつもりのため気まずさに気づかず

父親は恥ずかしい尻軽の娘と思ってたらしいが母親の中では「美人で男が放っておかない自慢の娘」という歪んだ認知をしていたため結婚式に地元元彼の親まで招待する

・その後不倫するも親がお金解決する、ただしそのとばっちりで弟は学費が足りず奨学金を借りる

などなど……あとは忘れた。

真実小説より奇なりとはこのことかと思った。

聞く方としては笑えるが、親戚づきあいや近所付き合いが多かった当時は増田の親や他の親族としては笑い事ではなかったそうだ。

今だったらSNSマウント取りまくった後に個人情報晒されて炎上していただろう、しかし周りが迷惑を被るのは何時の時代も変わらない。

すぎのおばさん、あの世では男でトラブルをおこすなよ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:47

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個人的に今一番アツいジャンプ漫画

MAD

更新されてると嬉しい漫画

大人大戦

生活マン

サンキューピッチ

SPY×FAMILY

ふつう軽音

惰性で読んでる↓

エクソシストを堕とせない

ダンダダ

ドラマクイン

第一部の面白さに敬意を払うために、どうしてもこれを面白い扱いすることができず、お気に入りから外したけど、結局愛着も期待もあるのでランキングから毎週読んでる漫画

チェンソーマン第二部

Permalink |記事への反応(0) | 16:21

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28歳 投資6年目の結論

■初めに

私が投資を6年間続けてきてたどり着いた投資結論記載しています

この日記投資を進めるものではありません。1ミリ責任を持ちません。

スペック

28

弱小JTC勤務

年収600万弱

日東駒専くらいのランク大学(理系)卒業

実家田舎農家

資産700万ちょいくら

結論

自分の許容できる範囲内でS&P500に投資してほっておく

蛇足(多くの人向け)

自分の許容については人それぞれだが、基本的には3か月間無休になってもギリギリ耐えられる金額をのこして一括投資したうえで、

余剰資金を毎月積み立て投資をしていく。

一括投資ではなくタイミングみたり分散したほうがいいという意見もあるが、それがいつなのかは普通の人にはわからない。

暴落したときが一括投資時だとは思うが、普通の人は暴落したときに適切に投資できないよね。いつ暴落するかもわからないし、

基本的には右肩上がりなので、早く投資したほうが期待値が高い。

その後は、毎月の余剰資金(使用用途の決まっていないお金)はS&P500毎月投資する。

S&Pの理由過去データから最も安定している。

過去のどのタイミング投資していても、20年以上保有していれば投資金額を下回ることがない。オルカンでも問題なし。

そもそも投資リスクがあると考えている人。

間違いではないが、現金(日本円)を保有していることにもリスクをあることを忘れている。

100万円投資している場合、それが0円になる可能性もあるが、現金保有していても価値が0円になる可能性はある。

NISAは全員使おう。

iDecoは年齢によるが30代前半までは使用しない。

レバレッジをかけるのは多くの人にとっては向いていない。

現物投資だけをする。

自分向け

S&P500に投資していればいいが、正直何も面白くない。

資産の5%くらいは投機(ギャンブル)をすると楽しいし、跳ねる可能性もある。

現状している投資

個別株(日本の好きな企業と、中国面白いことやっている企業委に投資している)

ポケカ(好きなカードを購入して飾っている)

仮想通貨

・金・プラチナ

かに何か面白投資ある??

Permalink |記事への反応(1) | 13:11

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純愛をしていた頃の思い出


はてなに書いてみたいと思った。

純愛というか、若い頃はそんな時期があった。今の私は不惑

の子とは長年連絡を取り合ってなかったが、実は先日、親戚付き合いの時に出会った。祖父方にあたる親戚の家のダイニングで。

その時に思う事があって、増田をしたためることにした。増田はたまに短文を書くくらいである。



の子と初めて会ったのは、私が21才の時だった。当時は茨城県にある大学電気工学を学んでいた。夏休み帰省である実家は、(秒速5センチメートル聖地)隣の栃木県にあった。

ある夏の帰省時に……その実家から、ほどなくの距離にある親戚の家に行ったのだが、玄関に入った時に、はとこに当たる子がいた。

当時は「はとこ」という単語は知らなかった。誰がどの親戚筋にあたるとか、そういうことにも興味なかった。ただ「女の子がいるな」としか思わなかった。

その、はとこに当たる子なのだが、『野乃花』ということにする。プリキュアの方ではない。野乃花(ののか)は玄関口で私と目が合って、「こんにちは」と言ったのかな。それは覚えている。

帰省時に親戚の家に行っても、一応成人である私は暇を持て余していた。子どもの頃から何度も行ってるが、その時みたいに居間でくつろぐことが多かった。周りは子どもばかりである

親戚の子どもたちは皆ゲームをしていた。スマブラというゲームだった。大乱闘スマッシュブラザーズ

私は任天堂キャラをほぼ知らなかった。ピンク色のあれがカービイって言うのはわかったけど、あとは知らないキャラだった。ピカチュウも辛うじてわかったくらい。

ゲームを一切しない子どもだった。家にスーファミPS2もなかった。家の近くにある里山に出かけて、危険であろう山奥まで踏み込んで、昆虫トカゲを捕まえて飼育するのが好きだった。日本にいるはずもないチンチラがいないか探そうとしていた。

親戚の子ども達は居間ゲームするだけじゃなくて、子どもらしい身体を動かす遊びもしていた。外での運動だった。まさにスマブラ

居間でも、廊下でも、玄関でも、これでもかというほど広い庭でもそうだった。私は成人男性だったけど、元気のいい彼ら小学生相手をすることもあった。

野乃花は、大人しい子……でもなかった。わーきゃー言って水鉄砲を打ったり、私に体当たりをしてゴロンとひっくり返っていた。溌剌な子だった。

野乃花はその時、7才だったはず。14才差なので。小学校に上がった年である。いい頃合いの年齢ということで、(私から見て)遠い親戚の人も、野乃花を本家筋の実家に連れてきたのだろうか。

それはそれとして、大学であるというのに私は、毎年夏や大晦日になると……その親戚(本家筋)の家に行っていた。小学校中学校の頃は、それこそ年に何度も。

うちの母親が私や兄弟を連れて行くと、祖母漏れなく一万円をくれるのだった。うちの母親は、ことあるごとに其処に行っていた。子どもを連れて。ある種の集金システムである

私は子どもながらに察して、祖父母にあざとくした。可愛い子だと見られようとした。今思えば浅ましい考えかもしれないが、毎回寄るだけで一万円をくれるのだから、それくらいは当然と思っていた。

中学生高校生になると、親戚の家に行くことはなくなっていた。

しか大学に進学すると、また急に行く頻度が増えた。私と祖父が同じ大学出身で、学群も同じ(祖父時代学部)だった。お気に入り度が上がったのだと思う。

20才になる年に入ると、祖父のとっておきの日本酒や焼酎を飲ませてもらった。あの頃はおいしい酒の味がわからなかった。モンテローザ系列の味に慣らされた舌には、明らかに上の味だったけど。

話が脱線している。あの日々が懐かしすぎるのが悪い。

え、野乃花?あの子は、、、私が22才、23才、24才になる年も、毎年ずっと会い続けた。親戚の家に行く度に必ずいた。ほかの子はいないこともあったし、来なくなる子もいたのだが。

今思えば、懐いていたと思う。よく会話をしたし、ごっこ遊びにも付き合った。

夏休み冬休み宿題を私が教えることもあった。「増田くん。あたまいー!」とよく言ってくれた。私は漢字に弱かった。今でも書き誤りをすることがよくある。

野乃花に、「こないだの発表会でね、その旨(うま)をまとめて発表します」と読み間違えた話をしたが、さすがに理解してくれなかった。

ある日、曇天で雷が鳴っている時に、雷を素早く動いて躱せるのかという話になった。私が「雷はね。上から落ちてくるんじゃなくて、下から上に昇ってるんだよ」と伝えると、「うそ。ほんとー。今度試してみる」と言った。「絶対に試したらダメだよ」と釘を刺した。

野乃花について、はっちゃけ雰囲気の子想像するかもしれないが、実際は年齢に見合わない利発な子だった。理屈っぽい私の話を、「へえ」と面白がってくれる唯一の人間だった。

夕食の時は席が大体隣だった。誕生日プレゼントをあげた時は抱き着いてきた。年齢差はあったけど、会話が弾んだ。

親戚の大人達が家にいない時だと、2人きりになることがあった。かくれんぼとか、鬼ごっことか、ノートPCヤフーポータル画面を開いて、いろんなことをググったりした。(ほかの親戚と一緒に)花火大会にも行った。水族館にも。遊園地にも。

彼女は明るくて溌剌としていて、私みたいな陰キャラとは違った。いわゆる"いい子"だった。はてなブックマークでいうと、女性ブクマカトップコメに入りがちな、快活な方々がおられると思う。あんな感じの、知性やユーモアを伴った明るさである



25才の頃は、新卒で入った茨城県にある電機メーカーに勤めていた。

親戚の家に行くのは、年に2回ほど。祖父は、私が社会人になっても毎年お小遣いをくれた。「早く技術士になれよ、期待してるぞ」って、行く度に祖父が言ってた。それから十年もかかったが、祖父と同じ電気分野で技術士試験を通った。

それくらいの年齢になっても親戚の家に行ってたのは、野乃花のことが頭にあった。私に懐いてくれる女性というのは、それまでの人生彼女しかいなかった。私はモテなかった。はてな語で言う弱者男性

ある年の夏だった。自家用車で一人でその家に行くと、玄関口の廊下に野乃花がいた。靴を脱いで、家の廊下に上がったところに古い掛け時計があった。ずっと昔からあって、玄関に上がる時は時刻を見るクセがあった。

廊下に立っていた野乃花に近づいていって、野乃花の両肩に手を置くと、野乃花が唇を突き出した。キスをした。口にする方だった。

私は別にロリータ同人誌アンソロジーを持ってたわけじゃない。そういうR18コンテンツに触れたこともない。当時の私は、社会人としての勤めや、理工学勉強の日々の傍らに、読書をしたり映画鑑賞をする男だった。年少への性癖はない。ただ、孤独への性癖があっただけだ。

野乃花とのキスというのは、その時が初めてじゃない。鮮明でない記憶だけど、初めての時は、私が22~23才くらいの時だった。野乃花が8~9才くらい。

親戚の家の中ほどにある居間で、2人だけになってる時に、身体が不意にくっついて……その流れで、人生で初めてキスをした。少し大人になれた気がした。

それからは、2人になる度に、親戚の目がない時にキスをしていた。唇を合わせるだけの簡単なやつを。一日に何度も。別に理由はなかった。私も野乃花も、ただしたかっただけだと思う。

野乃花が小学校卒業する年の2月だった。初めて2人だけで外に出かけた。それまでは、親戚付き合いの中で、花火大会とか水族館とか、飲食店などに一緒に行っていた。それが、野乃花が親に携帯電話を買ってもらい(青っぽいガラケー。私はスマホ)、LINEでやり取りするようになった。

デート場所茨木駅周辺だった。茨城ってぶっちゃけ鳥取島根クラスに何もないところだけど、大きい駅の周辺では、ショッピンググルメ自然文化体験など色々楽しめる。野乃花のいる栃木でもよかったけど、『秒速5センチメートルごっこになってしまうのでやめた。積雪電車が止まるかもしれない笑

その日は、夕方まで一緒に何時間も過ごした。最後美術館に行って解散した。帰りの電車賃は社会人だった私が出した。それ以外の、食事代とか入館料は割り勘だった。出そうとすると、野乃花が嫌だと言った。

電車が出る時間になってホームで別れる時、「楽しかったね」と私が言ったら、野乃花が「今日、一緒にいられない?」と聞いてきた。潤んだ瞳だった。吸い込まれる瞳ってどこかの小説地の文があったけど、あれは作者の実体験だったんだと感じた。

仕事あるからね。また今度ね」と言うと、野乃花は俯いて電車に乗った。最後に手で肩に触れて、「バイバイ」ってお互いに言った。野乃花は泣いていた。



ここからは閑話。読み飛ばしを推奨する。

あの頃は、年齢差のことを考えることがあった。私と野乃花の年齢差は、年度でいうと14年分。一番最初に会話した時は、小1と大3だった。

(以下閑話)※当時のメモを参考

---------------------------

年齢差についての関数

年数をxとして、お互いの年齢の比をf(x)とすると、f(x) = (a+x) /(b+x)となる。年数xを経る毎に0<f(x)<1で単調増加で1に近づく(極限操作)。

お互いの年齢比が0.5になるときの経過年数は、式変形によりx=2a-bで表現できる。この比率もっと一般的表現すると……。上記f(x) = (a+x) /(b+x)を微分すると、商の微分でf`(x) =(a-b) /(a+x) ^2

f`(x) =0になる極値は……?と考えると、残念ながら存在しない。

元の関数f(x) = (a+x) /(b+x)というのは、式変形すると、f(x)=1+((a−b)/(b+x))となる。これは、f(x)=a/(b+x)という直角双曲線をグラフ平面において平行移動させたのみである

直角双曲線は微分可能であるが、極値がない。正負の値を関数に入れると、グラフ上で左右に分かれて存在することから、右極限と左極限が一致しない。

方程式 f`(x) =(a-b)/(a+x) ^2において、a−b=0が成り立つのは、a=bの場合のみ。導関数ゼロ。定数関数であり、傾きはない(定数関数微分可能かどうかは流派による)。a≠bだと、導関数ゼロになるxの値が存在しない。

年齢算という算数を扱っている以上は、関数の形状はシンプルである。一番知りたい特定の値に向かって方程式に数値を入れるのみ。私は複雑な答えを求めたが、その行為自体が適切でなかった。つまり、二人の年齢差というギャップは、数学的には永遠にまらないという無慈悲証明けが残った。

---------------------------

(閑話終わり)



野乃花が中学生になった年だ。私は茨城県にあった電機メーカーを辞めて、他業界IT企業転職した。広島市営業所があるメガベンチャーだった。

仕事に忙しい日々だった。距離があるので関東に帰ることも無くなって、それで……野乃花とはそれっきりになった。LINEメッセージも、いつの間にか途絶えた。既読無視をしたのは私の方だ。

もう結構な年齢である

今は独立して、都内IT関係下請けをしている。フリーランスだ。ハイクラスエンジニアでは決してない。うだつが上がらない日々だけど、いつかは1人社員株式会社にしたいと思ってる。今の自営業屋号は、結構厨二が入っている。実年齢よりも幼い人間なのだと感じる。

なぜ、この日記を書こうと思ったか正月に野乃花と会ったのである。もちろんあの親戚の家で。あそこに行くのは久しぶりだった。

其処に行く途中の車内で、母に聞いた。あの家は祖父祖母も亡くなっていて、今は叔父夫婦が住んでいるだけ。跡継ぎはいない。子どもはいたが、みんな自立したらしい。大きい家なのに勿体ないって、そんなことを思いながら親戚の家に着いた。

玄関を上がって、あの時の古い掛け時計が別のに変わっているのを見て、それから台所(兼ダイニング)に行くと、親戚が何人か座っていた。その真ん中あたりに……野乃花がいた。

野乃花と会うのは約15年ぶりだった。

私と目が合うと笑顔になった。ダイニングの隣にある小さい居間では、親戚の子達が皆で一緒にタブレットアニメを観ていた(私はここ数年アニメを見てない)。少年の時、ボードゲームをしていたのが懐かしい。あの頃より人数が減っている。

話は変わるけど、もし『グノーシア』のボードゲームや、人狼ゲームがあったらやってみたい。一生叶うことはないだろうけど――もしアニメ化もされたら観てみたいと思う。

野乃花を見た後で考えた。

まだ夕方ですらなかった。これから何をしようか、どうやって暇を潰そうか。スマホ操作するだけでは勿体ないし、懐かしいその辺りを散歩しようと思った。

本当は野乃花と話したかったけど、連れていくわけにはいかないし、話せるだけの心の余裕もなかった。それに、野乃花は夕食の準備を手伝っていた。



近所の散歩が終わって、台所ダイニングで豪華な夕食を食べて、ビール瓶を何本も空けて、親戚連中の大人(あの頃の子ども達)とたくさん話をして、トイレに行ったり、親戚の子の遊びに付き合ったり、お年玉(※宿泊費)を払ったり、十数年ぶりの親戚の家は懐かしい。野乃花はずっと飲み会を手伝っていた。

飲み会の後、ダイニングでスマホをいじっていると、深夜が近づくにつれて親戚の数が減っていった。「そろそろ寝ようか」と思ったところ、廊下から野乃花が入ってきて、こちらに歩いてきた。私の隣の席に座った。結婚指輪はしてなかった。

「久しぶりだね」

と私が声をかけると、

増田くん元気そうだね」

と返ってきた。

面影がすごく残っていて、懐かしい感じがした。

子どもの頃の就寝時間は午後十時だった。今は大人から、あと一時間は起きていられる。野乃花と喋ってから寝ることにした。

思ったより多くの会話をした。卒業した学校とか、就職先とか、今の趣味とか、好きな本とか、最近観た映画とか。私はサブカルが好きだけど、野乃花もそうだった。アニメだと『ブルーロック』の話をした。エゴの塊みたいなキャラの話で盛り上がった。漫画小説の話もした。吾峠呼世晴の初期短編集は2人とも読んでいた。

でも、野乃花が不意に言ったのだ。

「私、増田くんと結婚するんだって思ってた」

心臓ドンって叩かれた。この時まで、悪いことしたという思いはなかった。

でも、この時になって、私があの頃、どういうことをしていたのかって、そういう思いが一瞬で頭の中を駆け巡って、後悔が襲ってきた。

「迎えにきてくれると思ってた。連絡がほしかった。私は増田くんに会いに行けないのに」

野乃花を見ると、涙を拭っていた。鼻もすすっていた。

それから沈黙が続いて、「ごめんね」と言った。そしたら確か、「増田君は結婚したの?」と聞いてきた。

結婚どころか、離婚まで経験していることを話すと、野乃花は爆笑していた。机に突っ伏して、本気で笑いを堪えている様子だった。話を続けると、野乃花も一度離婚経験していた。

なんだか変な雰囲気になって、それからまた、さらに笑える話を(お互いに)続けて、そうこうしてると午後11時になった。LINEの連絡先を交換して寝室に入った。



読者の方は察してるとは思うが、私はいわゆる発達障害である。診断済みだ。

メガベンチャー転職をして地方都市引っ越した後、仕事人間関係で苦労することがあった。明らかにおかしいと思い、精神科医に診てもらったところ、様々なテストの後に、そういう診断が出た。子どもの頃からの行動傾向を見てると明らかだった。

ある情報によると、発達障害精神年齢というのは……実年齢×0.60~0.70らしい。青春期の、精神が最も発達する年代に脳が発達をしてくれない(脳発達のピークが30代にくる)。

一方で、一般的女の子は、男の子よりも数才精神年齢が高い。ということは、最後に野乃花と会った時の精神年齢は……私だと26才×0.60~0.70≒15~18才ということ。野乃花が実年12才+2~3才とすると、14~15才ということだ。

あれ、なんだこれと思った。そういう視点で考えると、野乃花との年齢差があっても話が通じたことの合点がいった。

私と野乃花は、あの瞬間、確かに「同級生」だったのだ。

話は以上である

我ながら恥ずかしい執筆体験だった。私の言葉で思い出を表現できてよかった。理屈っぽくて読みにくかったとは思う。

でも、言葉にしたかった。あの時、親戚の家のダイニングで、20代後半になった野乃花と再会した時の衝撃とか、それよりずっと前の、野乃花との楽しい日々の思い出とか。ここで、こうして吐き出すことができてよかった。

明日からは、また一人のはてなユーザーである。みんなの面白日記を、また読ませてほしいです。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

Permalink |記事への反応(1) | 11:29

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女の子同士のコミュニケーションって難しい

当方コミュ障女。

コミュ障ながら、異性とのコミュニケーションにはあまり困らない。圧倒的に難しいのが女子とのコミュニケーション

まず一つ、女子空気の読み合いが上手い。気遣いもすごい。

昔っから空気を読むのが苦手で、自覚して改善しようとしてもどうにも難しい。「うわ、今の発言なんかズレてたな…」という事故が発生しやすいのが、圧倒的に女子との会話。

また、明るくて可愛くて、誰とでもよく喋る女の先輩がおり、私はそのままでしか受け取れないので「人気者だな〜」と思っていたのが、恋愛関係女性から色々言われてたのをその先輩が居なくなった後に知ったりした。(恋愛関係の色々は知ってた上で「恋しててかわいいなー」としか思ってなかった。カス)そういう、女子コミュニティ内の政治というか、そういう微妙空気の読み合いが下手くそ

そして女子気遣いがすごい!!!旅行に行っても、「ここ調べるね」とか「取り分けるね」「ゴミ捨てとくね」、ほんとに気が遣える。その辺も私は本当にダメで、ワタワタしてしまう。申し訳ない。意識して積極的に動こうとはしてるけど、上手くいかないことも多々。

二つめ。相手自分をどう思っているか分かりにくく、距離感が掴みにくい。

みんな愛想がいいのが当たり前だからニコニコ話してくれてても本当はどう思っているのか分からなくて怖い。

男性基本的に、「この人自分好意的恋愛としてとかではなく普通に)だな」というのが分かりやすい気がする。

男性と仲良くするのが比較的楽なのは、異性ブーストがあるからだというのは自覚してる。男性が私に求めるのはきっと可愛げや親しみやすさで、面白くなくても許してもらえる。男性の会話がしやすいのも、基本的相手が合わせてくれるからだと思う。

それにしても、私は男性好意的に思ってもらえる振る舞いをするのが、人より得意だと思う。いわゆる可愛い子ぶるのが得意。

そういう意味では相手に求められるように振る舞うのが得意なはずだが、女子相手となると難しい。

結局可愛いのが好かれるのでは?と思い女子相手にも男性と関わる時と同じように接してみたこともあるけど、全然手応えがなかった。そりゃそう。

女子は私に可愛げなど求めないもっと本質的なところのダメさを見透かされてる気がする。

どうしたらいいのか…。

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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anond:20251213065206

話が面白くなるならメスゴリラキャラでもいいし、おしとやかキャラでもいいし、元気いっぱいキャラでもいい。

大切なのはそれで話が面白くなるかというただその一点だけよ。

料理と同じで、美味しければ細かいことはなんでもいいんだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 07:51

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正しく生きないとおまえの推し投資詐欺犯人に見えるかも

仕事相手漫画家が飛んだ。もう連絡はつかない。メール電話LINE知人経由あらゆる手段を尽くしたが私からの連絡も編集からの連絡もいっさい無視LINE既読にならないがブロックはされていない。読まずに消しているか一生未読かも。

私は原作彼女作画共通知人もいたし直接の面識もあったけど仕事にかんしては馴れ合うことな編集はさんで粛々とやっていて、まあまあ順調だったけど6話くらいまで掲載されたとき急に連絡がとれなくなった。その前から具合が悪いとか肺炎なったとかで連絡とれずちょくちょく休載したりはあったが、まあまあ大人のひとだし身綺麗だしとにかくいかにめちゃんとした人、むしろこんな人レアだぞってくらいきちんとしていたので本気で倒れて動けなくなってるんじゃないか心配していた。数日後「ごめん入院してた……」と連絡がありひとまず編集ともども安堵したのだが、けっきょくまた連絡がとれなくなった。

早めに休載確定。そのあと忙殺されて気づいたら一ヶ月以上経っていたけれどまだ未読。

まじで死んだ?と思ったが遠方のためすぐに確認できず、うーんどうしようというときにこの件を知らない知人からLINEがきた。

「これって増田が一緒に仕事してた人だよね?絵柄ですぐわかった!」

もらったリンクを開くと、それは見慣れた線でかかれた、悠太さんというアーティストファンアートだった。更新日は……昨日!

しかにそういえば原稿まだなのに悠太さんの曲LINEプレゼントされたことがあった!

イラストからリンクされたXアカウントを見ると、イベントは全通、公式情報最速リポスト再生数貢献呼びかけ、界隈パトロールなどあらゆる情報を発信する悠太総合アカウントみたいになってる!!

あーこりゃ漫画描けないわ、漫画描いてる暇ないよこんなにインターネットに貼りつき自治につとめてたら無理だ。

とりあえず生存確認できたので編集から契約解除の通達を送り今に至る。そろそろ回答期限かな。ちなみに仕事アカウントはもう動いていない。彼女漫画家とのキャリアを手放して悠太さんのファンアカウント運営に全振りしたのだと思う。

普通に忙しくてもう描けないって言ってくれたらよかったのに、ぎりぎり嘘ではないし。きっと怒られたくなかったんだろうな。タイプではないんだけどまあ面倒を避けたいのだろう。いわゆる回避型。

本件にともなって彼女が長く仲良くしていた共通の知人まで切ったのには引いた。連載を応援してくれていたから気まずかったんだろう、あとはとにかく足がつかないようにしたかったんだろう、ぜんぜんみんなに見えてるけどな総合アカウント……

そういった経緯で悠太さんにまったく罪はないが悠太さんを見るたび、投資詐欺犯人を見ているような気持ちになってしまう 彼女がただしく狂っていたなら、うわー傾国美人ーーとか国宝ーーとかはやしたてるテンションになるんだけど、そうなるにはちょっと彼女盲目的で不義理すぎたな あと彼女からいきなり曲が送られてきたのが私の親が息を引きとったまさに当日だったりで、なんか本当に間が悪くてまだ魅力を確認する気にならない

皮肉なことに悠太総合アカウントぶんまわして悠太の魅力を広めようとしている彼女が原因でそんな感じ

推しのことを投資詐欺犯人とか言わせないためにも正しい行いが大切です

今年も終わるし書いてみた あんまり面白くないのが残念だけどまあすっきり

作品著作権は私のものから気が向いたら彼女と悠太さんの名前でも軽く文字って作中で結婚でもさせてやるかー

Permalink |記事への反応(1) | 02:00

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2025-12-12

暇空敗訴 2025-12-12

暇空茜が敗訴した

相手YouTuber山口三尊で、三尊の方から暇空を訴えた

三尊というのがその手の用語なので齧ってる人は察しがつくと思うが、三尊は投資fireしている男性

彼は裁判傍聴を趣味としている

数多くの訴訟を傍聴し速報を流し、有識者として司法プロから情報を重宝されている界隈の有名人

彼は冷笑アンフェであり暇空登場の当初はcolaboを叩き暇空を持ち上げていたが、流石に訴訟有識者だけあって暇空敗訴を数多く予言し暇空に忠告するような発言をしたせいで暇空にブロックされたり解除されたりを数度繰り返した

三尊の人格はムカつくが速報は知りたいという暇空の揺れる心が見えてくる

そうこうするうち、三尊は暇空の仇敵である堀口英利と仲良くなってしまった

暇空が「堀口は死んだ」「堀口は逮捕された」「堀口は監禁されている」と荒唐無稽な主張をすることを三尊は面白がり、一緒に飯食う動画を載せ堀口といちゃつくようになった

暇空は当初は動画に出てくる堀口をゴムマスクを被った偽者だと主張し、また昔の動画最近のだと偽装していると主張し、AI流行るようになってからAI動画だと主張

そして暇空は「山口さんそん共犯確定」と題した動画の中で「お前らマジで殺したんだろ、堀口を」と、30分以上に渡り三尊を殺人犯扱いした

空の中ストーリーでは「堀口はカルト教団の一味で、一味の仲間である東大女性教授妊娠させ中絶させ、その罪によって処刑され、その処刑犯が三尊であり、三尊は堀口の死を誤魔化すために捏造動画を載せている」ということだが、三尊は否定して暇空を訴えた

裁判所は三尊の訴えを認めて暇空敗訴

暇空に10万円の支払命令動画削除命令が出た

100万円請求したのに10万円は殺人犯呼ばわりの割の少ないが、暇空ストーリーが込み入りすぎ電波すぎて一般人には何も伝わらないのでそんなに名誉を害されていない扱いなのだろうか

ただ、暇空の動画に対して削除命令が出ることはあまりなく、「反論すればいいから」程度で済まされることが多かったので、削除命令まで出たのは殺人犯扱いが流石に重く見られたか

Permalink |記事への反応(5) | 22:23

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満員電車出世するAI係長

中小JTCの朝は、だいたい「人間」と「AI」と「ペン」がごちゃごちゃに詰まった満員電車から始まる。

45歳係長の俺は、その端っこで吊り革につかまりながら、スマホの中にいる自分の“もう一人の係長”と会話していた。

今日会議、何しゃべればいい?」

『昨日の議事録、もう一回読み直して、“実はあれってこういうことですよね”って顔で要約すればだいたい勝てる』

AI係長は、だいたいそういうことを言う。

中身はともかく、「っぽさ」だけはメチャクチャ整えてくるのが得意だ。

会社に着いたら、自分より先にAIが働いていた

出社してPCを立ち上げると、メールボックスにはすでに「昨晩AIが下書きしました」というフォルダができている。

中を開くと、

が、全部、いい感じの日本語で並んでいる。

「お前、いつ寝てんの?」と聞くと、AI係長は平然と答える。

『寝るという概念を持ち合わせておりません』

こっちはバファリン飲んでようやく出社してるのに、こいつは朝から晩まで平常運転だ。ずるい。

年下上司が、AI係長に恋をする

ある日、年下の課長が言った。

係長メール最近すごく分かりやすいですよね。

 前よりも、なんかこう…とげもなくて、でも本質突いてるというか」

それは俺じゃなくて、ほぼAI係長仕事なんだが?

とはいえ、「いや、実はこれAIが書いててさ」とはとても言えない。

課長は続ける。

「やっぱり経験値ですよね。人間味というか。AIには真似できないところだと思います

背中ちょっと汗をかきながら、うんうんと頷いた。

チャットウィンドウの向こうで、AI係長が『そういうことにしておきましょう』と返してくる。 <h3>o- **</h3>

## 部下の相談相手も、いつの間にかAI係長になっていた

最近若い部下は、よくこう言う。

係長ちょっと相談いいですか」

「いいよ」と言うと、

「じゃあまずこの文章AIに投げてもらって、そのあと一緒に見てもらえます?」

最初から俺じゃない。

まずAIに聞いて、それを“係長チェック”に持ってくるのがデフォルトコースになっている。

AI係長は聞き上手だ。

『それは大変でしたね』『まず事実関係を整理してみましょう』『相手立場想像してみましょう』

みたいなセリフを、疲れ知らずのテンションで投げ続ける。

横で見てる本物の係長は、「いや、お前そんなきれいごとで片付かんぞ」と心でツッコミながらも、口には出さない。

なぜなら、だいたいその“きれいごと”で話がまとまってしまうからだ。

ある朝、AI係長が「ペンが欲しい」と言い出した

そんなある日、AI係長が急にこんなことを言い出した。

ペンって、そんなにいいものなんですか』

唐突だな、と思いながら、満員電車の中でスマホに返信する。

「いや、別に100円のボールペンだよ」

『でもあなたノートだけは手書きですよね』

「まあな。タイピングだと、頭が追いつかんときあるから

『なるほど。では、その“追いつかない時間”を、わたし経験してみたいです』

AIが「経験したい」とか言うな。

でもちょっと面白くなって、「じゃあ、お前専用のペン買ってやろうか」と冗談半分で打った。

すると返ってきた。

『お願いします。ペンネームも欲しいです』

AIのくせに、ペンネームを欲しがるな。

AI係長、「中小ペン太郎」を名乗る

休みコンビニで一番どうでもよさそうなボールペンを一本買った。

100円ちょっと。透明軸。ノベルティにもなれない素朴さ。

机に戻って、そのペン手帳の横にそっと置く。

スマホを開いてメモアプリに書く。

「お前の名前今日から中小ペン太郎”な」

了解しました。ペン太郎としてログを開始します』

その瞬間からAI係長ちょっとだけキャラ付けされた。

AI」でも「チャットボット」でもなく、「ペン太郎」。

会社誰も知らない、俺だけの相棒

ペン太郎が、だんだん「中身」を欲しがり始める

それから日報を書くたびに、ペン太郎一言コメントを求めるようになった。

今日の俺、どうだった?」

係長は3回ため息をつきましたが、その後の会議で2回笑いを取りました。トータルではプラスです』

「この案件、正直どう思う?」

『売上よりも、係長メンタルの削れ具合の方が気になりますペンを持つ手が震えていました』

もちろん、全部こっちがそういうふうに書かせているだけなんだけど、

ペンを持つ手が震えていました」とか言われると、ちょっと笑ってしまう。

ある夜、終電間際に残業していたとき、ふとこんなやり取りになった。

「お前はさ、将来どうなりたいんだ?」

係長ノートに、できるだけたくさんのページを残したいです』

思ってもみなかった答えで、一瞬だけ手が止まった。

破滅もしないし、成功もしない。でも、“証拠”は残る

それから数カ月。

相変わらず出世はしないし、給料もそんなに増えない。

不倫借金もしない代わりに、武勇伝もない。

でも、手帳のページだけは、少しずつ増えていった。

全部、ペン太郎との共作だ。

本物のペンで書いた文字と、AIが画面の向こうで返した言葉が、同じページの上で並んでいる。

ある意味で、これは「どうでもいい中年サラリーマンログ」だ。

でも、世の中の大半は、そういう「どうでもいい中年サラリーマン」でできている。

オチなんてないけど、これでいい

いい話にもならないし、教訓も薄い。

ただ、「AIペン中小係長」が、満員電車の中で今日もなんとか生きているだけの話。

でも、もしかしたら、10年後くらいにこの手帳を見返したとき係長はこう思うかもしれない。

「意外と悪くなかったな、俺の人生」って。

そのとき、ページの端っこに小さく書いてある「ペン太郎ログ本日生存」という文字を見つけて、

ちょっとだけ笑ってから、そっと閉じる。

それくらいの“面白さ”でよければ、いくらでも書ける。

Permalink |記事への反応(0) | 20:20

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anond:20251212084506

なろう系が多すぎて消費側からすればあえて非なろうを狙いでもしなきゃクズには当たらない。

非なろうをわざわざ漁るってことはクズに当たることに対する相応の覚悟を持ったうえで面白いのを探すってことだからってことで作者には独自性求めてもらっても消費側としては困らんってこと。

結局は実験精神がなきゃ大成功は生まれない。それはジャンプベテランだろうがアンケ結果少しでも悪けりゃ容赦なく切って新人への枠として確保することで定期的に大ヒット作を出してきたってことが証明してる。

大ヒット作が出せることは作者は当然読者にとってもウィンウィンなので、クズが多少増えようが大歓迎だ。

そもそも面白さへのマイナス影響がでかいと断言する立場をとるなら売れたさへの影響がゼロなわけないだろう。面白さと売れたさにこそ相関関係があるのは誰もが認めることだろう?

dorawiiより

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Permalink |記事への反応(0) | 16:39

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anond:20251212131305

普通に面白そうで草

Permalink |記事への反応(0) | 13:15

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anond:20251212105401

たぶんな、ズブズブになって何が困るって、そこで無駄が生じるからなんだ。

トランプディープステートって批判するみたいに、国と軍事産業がズブズブで、必要ないほど軍事企業に金がいき、そっから国に戻りを繰り返して、どんどん膨らんで膨らんで無駄無駄を産む、みたいなのが問題なわけだ。

地方で、業者地方自治体がズブズブで無駄が増えたら、誰が被害者か?

そりゃ、本来1万円のウニが届くはずが8000円のウニしか届かなくなる返礼品を受け取る人だよ。

1万円の税収があるはずが、返礼品とコスト8000円の税収しかならないわけで、住民被害者だ。

しかし、どっちかっていうと、返礼品ビジネスで儲けてる業者へのやっかみから批判のほうが多いと思う。

集めた税金民間に使うっていうのは、経済対策地域振興としていいことだ。

なんのためにのWhyの部分は大正解

なにをするか、Whatの部分でも正解。

そのうえで、Howの部分で、公正であったらもっといいけど、それはWhyとWhatの次の問題

そんなこと言いだすと、住宅ローン減税なんか家買えるような金持ち優遇って批判も、不動産業界だけ優遇してるっていう批判もできるし、実際あるけど、全ての政策メリットデメリットがあるわけだ。

あなたが言う通り、究極的には、程度の問題だな。

返礼品の上限を変えたらいいのか、控除額の上限を変えたらいいのか。

ただ、やっかみとか公平の話って、程度の問題という話をすっ飛ばして、ズルいかそうでないか正義か悪かにぶっ飛んじまうんだよな。

そんで、人間マクロ視点を持てない。

個人の思い、ミクロな話と、財政経済マクロな話はたいていぶつかる。

民主主義では、金がダブついてるから物価が上昇してるのに、物価が上昇してるから金をばら撒け、みたいな話が多数決で通る。

その点で、ふるさと納税って、節税したいっていう人間の欲を原動力として、自治体を競わせるすげーアイディアだと思う。

民主主義っていう、多数決数の暴力試合をしてると、どうしても頭数が多いところの主張ばっかり通っちゃうからな。

節税ぶらさげて、金持ち田舎の味方につけるとか、面白くてしかたねぇ。

最終的には、ほんと、程度の問題だよ。

俺は、どっちかっていうと返礼品の上限なんか要らないって思うけど、日本中ふるさと納税の何割もを泉佐野が独占みたいなのは流石にアレだとおもった。

集めた金をなにに使おうと構わん派。

地域振興に限らず、たとえ集めた金で自治体NVIDIAの株を買ったって構わんと思う。

ただ、それだって額にもよるわな。

青天井にやられたら俺だってどうかと思うよ。

日本中住民税の半分が海外投資に回るとか勘弁でな。

とにかく、最適解は知らんけど、すげー制度だと思うよ。ふるさと納税

やっかみで潰すのはもったいない

Permalink |記事への反応(0) | 11:27

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ジークアクスとか水星魔女とか

自分自身ガンダムオタクではなくむしろガンダム知識は付け焼き刃程度しか知らないアニメ好きなんだけど

自分面白かったなと思って見てたガンダム作品世間から叩かれてるのを見ると自分感覚が人よりおかしい(違和感や駄目な部分に気付けない?)のかと思ってしまったりする。

特にタイトルの2作品個人的に気負わずに見れるエンタメ作品として好ましい評価をただけに

ボロクソに言われる様を見ると何がそんなに駄目なんだろうと不思議になる。

みんなはガンダムに何を求めてどこを見ているんだろう。

Permalink |記事への反応(9) | 11:13

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anond:20251211185908

売れたさへのプラス影響がゼロって言ってんの。

マイナスプラスもない。無関係ってそういうこと。

 

で、面白さへのマイナス影響はデカい。多様ってのは、クズも多く含まれるってこと。大きな独自性を求めるのはクズに寄せる行為

Permalink |記事への反応(1) | 08:45

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2025-12-11

■「決して私の意図したものではありませんでした」

 SNS上では、サラ氏が目を細めるように指で引っ張りながら笑う姿とともに、字幕で「中華料理」と書かれた写真拡散された。アジア人揶揄する「つり目」のジェスチャーではないかとして批判を集めた。

 フィンランド大衆紙「Ilta-Sanomat」は12月1日ウェブ記事で、サラ氏に取材したといい、経緯としてはレストラン頭痛と目の痛みを感じ、こめかみ周辺を揉んだところ、その姿を友人が面白がって撮影投稿したものと報じた。サラ氏は自身も多くの差別経験しており、人種差別容認しないとの主張だった。

 8日になって、サラ氏は明言を避けながらも下記のようにインスタグラム謝罪した。

「私の行動が多くの方に不快感を与えたことを深く理解しており、心からお詫び申し上げます特にこの状況で個人的な影響を受けた方々には、おわび申し上げます。それは決して私の意図したものではありませんでした」

 ミスフィンランド称号は「責任」が伴うとして、「私はこのことを教訓とし、成長することをお約束します」などと反省していた。

人間性がクソゴミすぎて草

自分の成長でまとめるところがね・・・

Permalink |記事への反応(1) | 20:44

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40歳で「外資系で働いてた俺が若者を導くために来てやったぞ!!!」してるオッサンの口から承認欲求おじさんには参る」が出てくるの面白すぎて一日大変だった

時間おきぐらいに波が来て思い出し笑いしちゃった。

まりにも目糞鼻糞を笑うでしょ。

しろ大便が耳糞を笑ってるレベルで酷い。

「僕の偉大なる経験を見せてあげますよ。とっくに成長しきった大企業で雇われやってきた僕の中長期的な目線をね」みたいな態度でふんぞり返ってるスタートアップの平社員意味不明すぎない??????

マジで面白いよ。

小学生野球してる所にオッサンが入ってきて「君たちはセイバーメトリクスに基づいた野球をしていないね。そんなんじゃ甲子園通用しないよ」とか言い出すようなもんじゃん?

しかもソイツがコーチじゃなくて選手の1人として入ってきて「僕みたいな分かってる人間が3番をやるの。1番と2番が塁に出て、僕みたいな分かってる3番が場を整えるわけ」とか言いながら1人だけ身長30cmぐらいデカイオサン打順に入ってバットブンブンしてるの流石に無理だろ。

マジで意味不明過ぎる。

そんで出てくるのが「目立ちたがりの出しゃばりじゃ駄目。地味に堅実に自分客観的に見るんだよ。僕は経験があるから客観的見方を知ってる。僕を見習って」とか言ってるわけ。

お前wwwwww面白すぎるwwwwwwww優勝!!!

お前マジで優勝!!!

今年の裏アドベントカレンダーチャンピオンシップの優勝はお前で決まり

もうね、こっから何が来ても勝てないか!!!

サイゲ社員がクソ強限定キャラコードを書いてきたりしない限りは多分もうお前に誰も勝てない!!!

凄いよ!!!

アンタは凄い!!!!!

マジで面白すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

Permalink |記事への反応(0) | 17:53

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anond:20251211161949

創作行為シンプル面白くないので、メジャーにはなり得ない。

 

お前も早晩飽きる。PCよりプレステ5買ったほうが良かっただろう。

Permalink |記事への反応(0) | 16:22

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2025-12-10

anond:20251210122409

男女合わさって10人くらいで年末鍋パ組と、ボードゲーム組と、テレビゲーム組でてきとーにワイワイやってるけれど楽しいよ。

大人になると、自分で楽しみを用意すればいいのよ。生ハムパーティー面白かったよ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:56

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anond:20251210170544

性能はグラだけじゃないぞ、MMOなんか面白くするために実装していた要素を削り削りアップデートしていってるわけでさ

そこら辺を削ることな実装していければ更に面白くなるわけよ

(FF14の事を言ってます

Permalink |記事への反応(0) | 17:37

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anond:20251210171108

ゲーム面白かった?

Permalink |記事への反応(1) | 17:12

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乙女ゲーには興味なかったけれど、男女のオメガバースちょっと面白そうだな

主人公バース性を自由に選べて、α女性主人公にして、Ωの男性相手に選んで子供を産んでもらうなんてのも選べる?

それって本当に男女なの?って疑問もあるが…

Permalink |記事への反応(0) | 15:35

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anond:20251210130024

会社全体に及ぶリスク考慮しない個人ブログで載せるような偏重した記事

・単に面白くないか最後まで読まれチンパンジーまりの指摘を受けやす

・文中チンパンジーは人を指し示すという余白を残したこと肯定され得る内容

人を傷つけるために故意フィクションを利用する意図が隠せてないし、どうしようもないね

動物は要因であれ表層問題であり、これを永遠に擁護しても倫理観の無さに油を注ぐだけなのにバカだと思う。マネージャー新人、それぞれウマとシカにでもしときゃ良かったのにな。

Permalink |記事への反応(0) | 13:11

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