はてなキーワード:静岡県知事とは
辞職を決意した理由の一つに、リニア中央新幹線の問題に開業延期という区切りがついたことを挙げていました。
JR東海が、2027年リニア開業断念の発表があった直後での辞任表明。
実は川勝知事は、南海トラフ巨大地震発生を見越してリニア開業の妨害をしていたのでは?と考えてしまうのです。
全ての自治体がリニア開業に賛同し、スムーズに着工が進んだ場合、2027年には品川-名古屋間での運用が開始される予定(目標)でした。
でももしこの間(もしくは開業後)に南海トラフ巨大地震が発生したとしたら?
リニア開業のために急ピッチで建造された路線は深刻な打撃を受け、修繕・再建築など莫大な金額がJR東海にのしかかるのでは無いでしょうか。
ところが、静岡県知事が中心となり主張する環境問題における懸念から、JR東海はリニア2027年の開業を断念・2034年以降の開業へ延期と発表。
もし仮に開業前に南海トラフ巨大地震が発生した場合、路線の建造がそれほど進んでいなければJR東海が受ける損失は減ったと見ることが出来ます。
また南海トラフ巨大地震が発生した場合、東日本大震災に匹敵する被害が予想されています。
リニア中央新幹線は国策とも言え、南海トラフ後にリニア中央新幹線が開業すれば、華々しい日本復興のシンボルともなれるかも知れない。
(2020東京オリンピックはある種、東日本大震災の復興のシンボルとなるはずでした。(真に復興したかどうかは別として))
リニア開業の恩恵をそれほど受けられない静岡県知事が権益を盾に取り開業の足を引っ張るのならば、反感は買えど不自然さは無いのではないでしょうか。
川勝静岡県知事の辞任でわからないのは、そもそもがああいった挨拶って自分で書くものかなーということですね。
大抵はゴーストライターがいるものではないでしょうか。そして、チェックして新聞などにもリリースするので、原稿はそのままなのではないかと。
そうすると、あの発言がアドリブなのか、それともゴーストライターが書いて、それをしかるべき部局でチェックしなかったのか、、、
なんだかわかりません。
また、リニアについてあれこれ言われていますが、じゃあ川勝氏が言ってたことは本当に単なるいちゃもんなんでしょうか?
そもそもがリニアの経済性自体がもともと突っ込みどころがあるものだし。
マスコミもそういった背景を伝えず、単に静岡工区の着工に反対しているひと、みたいな報じ方です。逆に言うとマスコミはそれでいいの?という気も。
JRというスポンサーの意向に沿っている、また、政治家もJRという巨大集票マシンに頼っているということなんじゃないでしょうか?
今から20年ほど前に、静岡県はJR東海にのぞみ号停車を要望したことがあった。
その結果どうなったかというと、みなさんご存じのように2024年現在も全てののぞみ号は静岡県内を通過している。
要するに、20年間に渡ってJR東海は一貫してそれを拒否し続けている。
JR東海という会社は、東京~新大阪という日本最大の大動脈を任されている存在なので、その大義に反するものに対しては抵抗し続ける社風の会社なのだ。
「静岡県に譲歩するくらいなら、リニアの開業時期を遅らせても一向に構わない」
静岡県知事の辞職でリニア中央新幹線の工事が始まるかもしれないと話題になっている。新幹線の路線図をみるとリニア中央新幹線はほぼ直線であるため、おそらく四国を横断して九州まで行くのではないか。
10年くらい前までそう言われていたけど、めっきり最近は言わなくなったね。
性別について、自分では変えられない、と発言することは、トランスジェンダーへの差別だし。
静岡県知事が職業差別発言で辞任することになったけど、職業って自分では変えられるよね。
9浪インフルエンサーの東大院受験について、教育学関係の人が、彼の学歴差別発言を批判しているけど、学歴も生まれついてのものではない。
いったい「自分では変えられない属性への攻撃が差別」との言説は何だったのか。
(あと、国とか地方自治体とか差別を研究する社会学者のサイトとか本とか見ても、「自分では変えられないことについての差別は差別」的な言説は一切ないんだよね。今思うとそれも不思議)
東京駅へ行って飛び乗りに近い形でのぞみ号の指定席を取ろうとしても、空席があるから安心出来る。
お盆や年末年始はさすがに無理だけど、平日の日中の時間帯であればほぼ100%大丈夫。
東京駅の新幹線ホームからは、数分間隔で新大阪方面ののぞみ号が発車しているので、駆け込む必要もない。
新横浜を発車したら、新大阪まで2時間弱の時間リラックスしていればいい。
名古屋と京都に停まれば、飽きない程度に時間つぶしして新大阪駅に降りられる。
天気のいい日であれば、富士山や浜名湖、伊吹山、琵琶湖も見渡せる。
中央リニア新幹線の2027年の開業断念というニュースがあった。
ネットで叩かれている川勝知事なんだけど、彼は「静岡県知事」としてしっかり働いているだけだと思う。
鉄道ファンの一人として、分割民営化後の静岡の鉄道がどうなっているかをずっと見ているんだけど、彼の気持ちはすごくよくわかる。
JR東海の新幹線への投資集中によって、熱海~豊橋間の東海道線(在来線)の軽視は30年間に渡って続けられてきた。
民営化前は熱海から名古屋方面まで長距離・超大編成の普通列車が走っていたものだが、今は消滅した。
当時の鉄道雑誌の投書欄ではダイヤ改正ならぬ「ダイヤ改悪」なんて批判されていた。
静岡県内の代表駅である浜松駅の東海道新幹線ホームに行ってみてほしい。
まず1時間に10本近く走っているのぞみ号は、全部浜松駅を通過していく。
浜松駅に停まるのは、1時間に2本あるくらいのひかりとこだまのみ。
ひかりに乗れば東京まで1時間半少々で着くので、それ自体は悪い話ではないんだけど。
そしてリニア新幹線では、静岡県内を通るのに駅は全く作られない。
両隣の県では、橋本と甲府昭和、飯田、中津川に新駅が作られるのにである。
これらの歴史的経緯があるので、知事さんがゴネるのも当然なのではないかと思う。
静岡県という立地自体が、東京~名古屋~大阪間の高速大量輸送のために犠牲になってきたか、という話である。
ただ東京・名古屋・大阪の人達の立場からすれば、東京~新大阪2時間半を断固死守するべきだろうと考えているだろう。
JR東海が4月8日に改めて進捗を発表したので追記しておこう。
東京・北品川工区:2024年4月 調査掘進再開(予定300m)進捗124mのまま
いずれの工区も「4月から開始・再開します」という報告だけなので距離的には進捗はない。
坂下西工区は40cmで停止していた立坑コンクリ壁の掘削が2024年2月完了なので進捗1m?と言ってもいいかもしれない。地盤的には0mだが。
名城工区も進捗0m。3か月?ぶりにプレスリリースページに工区の項目記載が復活した。
~追記ここまで~
JR東海が3月28日にリニア工事の品川部分の進捗をプレスリリース発表した。静岡での工事許可が出ないことをネックに開業が遅れているとされるリニア中央新幹線。
さぞ他の箇所の工事は順調に進んでいることだろう。起点となる東京・品川駅のトンネル掘削工事の経過を簡単に紹介する。
以上だ。
ん?124m?124kmの見間違いだろうか?リニア車両5両分よりも短い距離だが…
東京-名古屋のリニア全長は286kmありそのうち地下トンネルは246km、86%を占める。山梨実験線は42.8km。
東京-神奈川は地下トンネル(第一首都圏トンネル37km)で結ばれ地上には現れない。この工事は4分割した各拠点からシールドマシンを発進させ合流する。
工事区域は東京側から順に北品川工区9.2km、梶ヶ谷工区11.8km、東百合丘工区4.2km、小野路工区12.0kmと言う。
本格的な掘削を始める前に掘削しながらその影響の調査や各種確認を行い、これを「調査掘進」と言う。
上に挙げた進捗は北品川工区の調査掘進がまったく進んでおらず2024年3月時点で工事拠点の敷地から出てもいないことを示す。
一点、JR東海を擁護するならこの北品川工区はリニア工事全体で最もカーブがキツくシールドマシン掘削の難所だということだ。難所なら仕方ないなあ。
では同じく3月28日に発表された神奈川側・小野路工区12.0kmの進捗を見てみよう。
以上だ。
梶ヶ谷工区は工区内の拠点から名古屋方面(1号機)と東京方面(2号機)に別れて掘削する。2機あるから進捗が期待できそうだ。
1号機
2号機
以上だ。
次に2023年12月25日発表(以降の発表はない)の東百合丘工区 4.2kmの進捗。
以上だ。
これら4工区で計540m、第一首都圏トンネル37kmの進捗1.46%である。
では岐阜-愛知を結ぶ第一中京圏トンネル34kmを見てみよう。
こちらも工区が4分割され岐阜側から順に西尾工区4.7km、坂下東工区2.2km、坂下西工区10.1km、名城工区7.6kmと言う。
このうち西尾工区は重機で掘る山岳トンネルで、他3工区はシールドマシンによる大深度地下トンネルだ。
このトンネルの進捗だが現時点でプレスリリースのページに記載があるのは坂下西工区のみである。
以上だ。
2022年8月9日発表で調査掘進をする前の準備段階で停止して以降、続報はない。
西尾工区、坂下東工区、名城工区はページにその項目名自体がないのだが、名城工区については削除された経緯がある。
2024年1月18日版のインターネットアーカイブには名城工区の項目があり、2023年12月8日付発表で住民説明会を2024年1月に開催する案内があったが、2月15日版以降では項目ごと削除された。
(工事写真を見ると西尾工区のトンネル工事はある程度掘り進められていそうだ。環境保全資料を読み解くと名城工区は2023年9月にシールドマシン組立が終了したことがわかる。坂下東工区は不明)
プレスリリースでの公式発表された進捗は上記だけである。シールドマシンを使用しないトンネルでは発表もなく、各県ページの工事写真が更新されるくらいだ。
が控えている。難所だらけだな。加えて駅舎や車両基地の工事もある。車両基地の用地買収は未だ終わっていないという報道もある。
そもそもJR東海の発表では2023年9月時点で用地取得率は未だ進捗70%だ。名城工区のように工事が始まる以前の住民説明会をやってる工区もある。
静岡云々以前に2027年開業など明らかに不可能なことがわかるだろうか。静岡を除いて品川-山梨で部分開業というのも笑い話だ。
工事状況の散々な遅れに対してJR東海はこれまで「開業時期に影響なし」のコメントを繰り返してきた。
なぜ静岡県知事が強気に出られるか、なぜJR東海が開業遅れの原因を静岡になすりつけるか、合点がいく。
JR東海の虚言を信じ2027年に合わせて税金を投じ駅周辺を開発してきた沿線自治体も愚かなものだ。
https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/
2024年1月18日版 工事に関するお知らせ|JR東海(名城工区の記載あり)
中央新幹線計画に関する公表資料等|JR東海 (用地取得率は「超電導リニアによる中央新幹線:事業の進捗状況」を参照)
https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/
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