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はてなキーワード:雷雨とは

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2025-11-29

ダイナミックタイトル:東海岸を警戒が包む――サイクロン接近で高まる注意喚起

インド気象局は、強いサイクロンの影響により、東海岸一帯で大雨や荒天が続く見通しを示しています沿岸地域では、突発的な雷雨や急激に強まる風が予想され、日常生活交通機関に大きな影響を及ぼす可能性があります特に低地では浸水や倒木への警戒が求められ、住民は最新の気象情報に注目しながら、安全確保に努めています

広い範囲での天候悪化が見込まれるため、屋外活動見直し避難準備が重要となります地域行政機関は迅速な対応体制を整え、住民への注意喚起を強めていますサイクロンによる広域的な雨雲は、農業インフラにも影響をもたらす恐れがあり、関係機関は警戒を続けています

自然の力が増す中、人々の安全意識と早めの行動が被害防止の鍵となります。状況は刻々と変化しており、慎重な判断が求められています

https://www.mapmyrun.com/routes/view/6657417209/

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ダイナミックタイトル:東海岸を警戒が包む――サイクロン接近で高まる注意喚起

インド気象局は、強いサイクロンの影響により、東海岸一帯で大雨や荒天が続く見通しを示しています沿岸地域では、突発的な雷雨や急激に強まる風が予想され、日常生活交通機関に大きな影響を及ぼす可能性があります特に低地では浸水や倒木への警戒が求められ、住民は最新の気象情報に注目しながら、安全確保に努めています

広い範囲での天候悪化が見込まれるため、屋外活動見直し避難準備が重要となります地域行政機関は迅速な対応体制を整え、住民への注意喚起を強めていますサイクロンによる広域的な雨雲は、農業インフラにも影響をもたらす恐れがあり、関係機関は警戒を続けています

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広い範囲での天候悪化が見込まれるため、屋外活動見直し避難準備が重要となります地域行政機関は迅速な対応体制を整え、住民への注意喚起を強めていますサイクロンによる広域的な雨雲は、農業インフラにも影響をもたらす恐れがあり、関係機関は警戒を続けています

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インド気象局は、強いサイクロンの影響により、東海岸一帯で大雨や荒天が続く見通しを示しています沿岸地域では、突発的な雷雨や急激に強まる風が予想され、日常生活交通機関に大きな影響を及ぼす可能性があります特に低地では浸水や倒木への警戒が求められ、住民は最新の気象情報に注目しながら、安全確保に努めています

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2025-11-28

DX推進の現場で、最初に倒れる人の話

■1.職場の“気圧”

職場には、天気のようなものがある。

季節と無関係に移り変わる、独自の気圧だ。

  

朝の会議上司が開口一番、「全社的なDX推進が……」と言い出すと、

その瞬間、風向きが変わる。

  

上司の号令とは、天気予報だ。

  • 雨が降るらしい。
  • 風が強くなるらしい。
  • 午後は局地的に激しい雷雨が発生するでしょう。

  

からどう、というわけでもない。

我々一兵卒は、傘を持つかどうかを各自判断するだけ。

号令が晴れを告げても、職場は土砂降りになることのほうが多い。

  

■2.武器が来た

武器が来るのはよいことだ。

  

「最新のAIツールを全員に支給します。

マニュアルURLを貼っておくので、各自、隙間時間で習熟を」

  

晴れのち暴風雨

  

武器は用意した。

訓練はなし。

よし、戦場だ。

  

「風が強くなる」という自然現象を言い渡すだけのような軽さだ。

  

自然災害であれば諦めもつくだろうけど、

戦場の天気は号令が作っている。

  

■3.最初死ぬ兵士

このDXという名の戦場で、最初死体袋に入るのは、

真正から突撃する無謀な奴でも、

戦線離脱を企む怠け者でもない。

  

やる気があって、そこそこ詳しい兵士だ。

  

彼らは勘が良く、好奇心旺盛で、責任感が強い。

本来なら組織を支える貴重な人材だ。

  

だが、戦場は、その貴重さを理解はしない。

  

ツールの使い方を一度でも覚えれば、

周囲の未訓練兵——ひょっとしたら上官さえも——が殺到する。

• 「これどうやるの?」

• 「ログインできないんだけど」

• 「前のやり方じゃダメ君ならできるでしょ」

気がつけば彼らは、

業務非公式ヘルプデスク愚痴聞き係

三役を無給で担わされる。

  

そして陰で言われる。

  

最近あいつ、パソコンばかりいじって本業サボってるよな」

  

これが、戦死前兆だ。

  

■4.塹壕の奥で

反対に、本当に賢い(あるいは狡猾な)者たちは、支給されたツールを一切触らない。

  

「私には難しくて……」と眉を寄せながら、

古びた竹槍——紙とExcelPowerPoint——を磨き続ける。

  

「訓練されていないのだから、使えないのは私のせいではない」

  

この鉄壁論理を前に、上官も周囲も何も言えない。

  

彼らは理解している。

ツールを触れば触ったで面倒な未来が見えるし、

触らなければ触らないで何も起こらないということを。

  

から塹壕の奥深くで息を殺し、ただ雨がやむのを待つ。

  

そして前線では、好奇心善意が強い兵が一人、また一人と倒れていく。

何一つ評価されないまま。

  

■5.戦死にはドラマはない

戦死は静かだ。叫び声も、銃声もない。

ふっと溢れるように心が折れ、その時が訪れる。

業務の穴は残業で埋め

勝手に増えた担当をこなし

• 悩みがあっても相談先は見当たらず

• 何をしても当たり前の扱いで

• 見つけた相談先では「有識者を探して聞け」

  

から、いつの間にか、彼ら、彼女らは姿を消す。

  

退職届を置いたり、

心を壊したり、

異動を希望したり。

  

残された机には、

開かれたままのブラウザと、冷めたコーヒー。まるで「休憩中です」と言いたげで。

最後の力で作った引継資料は、ファイルサーバーの奥でほこりかぶっている。

誰に参照されることもなく、引継がれることもなく。

  

誰も、その死を大げさに語らない。

天気が悪かった日の、ただの“被害者”として処理される。

  

事務処理だけは正確で、「担当者変更のお知らせ」は予定通り届く。

  

■6.残されたメモ

死んだ兵士メモが見つかることがある。共有フォルダの13階層目あたりに。

そこには、こう書かれていた。

  

善意は防具にならない

責任感は甲冑にならない

• 「できる」は弱点

褒め言葉銃弾

• 「任せられる」は徴兵

• 生き残る者は、最初から前に出ない者だけ

  

そして最後の一行に。

  

「役に立とうとした。それがいけなかった。」

  

言葉残酷に響くけど、天気を変えることなどできはしない。

これ以上の説明不要だろう。

  

■7.今日天気予報

さて、今日会議室では新しい予報が出された。

  

AI活用を全社で!」

市民開発を推進!」

社員全員が変革の担い手に!」

  

予報士は元気だ。

天気を変えられないのに、元気だ。

  

私はもう傘を差さない。

濡れるのに慣れたわけではない。

傘を差した瞬間、「任せられる」の徴兵票が届くのだから

  

から塹壕の底で、今日の嵐が過ぎ去るのを静かに待つ。

  

天気は勝手に変わる。

戦場勝手に荒れる。

そして人は勝手死ぬ

  

それだけの話なんだろうと思う。

  

■8.終わりに

DXという旗が新調され、

AIという武器が幾度となく配られ、

いくつの兵が死んでいっても——

  

天気は、ただ天気として流れていく。

  

我々一兵卒は、

その中で静かに呼吸し、

かに死んでいく。

  

一兵卒がいなくなった程度で止まるほど、 この戦場は繊細ではない。

死んだ兵の分の業務は、天気と同じように自然発生する。

残された者たちが、何も言わず埋めていく。

  

そして戦場は続く。

死んだ兵なんて、いなかったかのように。

  

今日天気予報は「快晴」だ。

磨かれて光る竹槍の上に、「DX推進済み」という看板が立つ。

  

明日天気予報は続く。「変革を」「改革を」「推進を」と。

死者は静かだが、天気予報だけは騒がしい。

Permalink |記事への反応(0) | 21:14

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2025-10-10

anond:20251010180725

イギリス

春(3月4月5月)は、突然のにわか雨が多く、木々やその他の植物が花を咲かせる季節です。

夏(6月7月8月)は、イギリスでは最も気温が高い季節です。日照時間が長い日が続き、時折の雷雨や、年によっては熱波が発生します。

秋(9月10月11月)は、乾燥して穏やかですが、多湿で風が吹きます木々の葉が散り、温度が下がっていく季節です。

冬(12月1月2月)は、イギリスで最も寒い季節です。気温が低く凍結が起こり、時折雪も降ります

Permalink |記事への反応(0) | 18:14

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2025-09-24

ネット公表して周りに中指立てたなら、周りから中指立て返されるのは当たり前

でも被害者面するんだよな

天にツバ吐くような真似したから、天から雷雨という名のツバ吐かれてるのにね

Permalink |記事への反応(0) | 10:49

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2025-08-26

大分県大分市、13時すぎ頃からかなりしっかりした雷雨

暑さが紛れるのはいいんだけど、カミナリさん落ちるのはやめてくんないもんか。

Permalink |記事への反応(1) | 14:16

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2025-07-10

ラ、ラ、ラ

雷雨⛈️

Permalink |記事への反応(0) | 18:19

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2025-04-20

なんか最近、天氣おかしくない?

昨日まで夏みたいに暑かったかと思えば、今日ちょっと肌寒かったり。

朝、寒いと思って上着を着て出たら、昼間は汗だくになったり、逆に薄着で出たら夕方冷えて後悔したり。一体どっちに合わせればいいんだよ…。

天氣予報チェックしても、急に雨降ってきたりするし。日本海側や北日本では一時的強い雨雷雨の恐れがあるみたいだけど、太平洋側でも油断できないにわか雨があるらしい。

おかげで洗濯物も外に干しっぱなしにできない。

こういう氣温の変動が大きいと、体調管理も大変なんだよね。自律神経が乱れるっていうか、なんとなく体がだるい感じがする。

それに、氣圧の変化も激しいみたいで、頭痛持ちにはつらい時期かも。

から春や秋は天氣が変わりやすいって言うけど、最近特に極端な氣がする。これも地球温暖化の影響なのかな?なんて、ちょっと真面目に考えちゃったり。

早く安定してくれないかなー。カラッとした氣持ちのいい晴れが続いてほしい今日この頃。

まあ、文句言っても仕方ないから、とりあえず折りたたみ傘と、羽織れるものは手放せないな。

Permalink |記事への反応(1) | 12:16

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2025-04-11

なんで雷雨の予報が出てたのに屋外でサッカー練習なんてしちゃうかなあ奈良では山上レベル凶悪殺人じゃん

北朝鮮からミサイル飛んできてJアラート鳴ってるのに呑気に出勤してる社畜ぐらい愚か

Permalink |記事への反応(0) | 03:39

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2025-04-10

もうゲリラ豪雨きた

ハゲしい雷雨

冬が終わればもう夏やな

Permalink |記事への反応(1) | 20:20

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2024-12-06

車輪の下ネタ

増田車輪の下ネタというタイトル童話を知っているかな。

昔々、ある小さな村にハンスとヘルマンという二人の親友が住んでいました。二人は毎日遊んでいましたが、その遊びには一つの共通点がありました。それはいつも村の中央広場にある巨大な車輪の下で遊ぶことでした。車輪の下秘密基地のような場所で、二人にとっての特別空間でした。

ある日、ハンスは新しい遊びを思いつきました。それは「車輪の下で一番面白いことを言う」ゲームです。二人は交代で奇想天外なことを言い合い、笑い声が車輪の下に響き渡りました。しかし、次第にそのネタは少しずつ過激になり、村の大人たちの耳にも入るようになりました。

村の大人たちは二人の遊びをよく思いませんでした。「あの車輪は村の重要資源だ。お前たちのような子供がふざける場所ではない」と警告しました。ハンスとヘルマンは反発し、その警告を無視し続けました。

ある日のこと、二人がいつものように車輪の下で遊んでいると、突然大きな雷雨が村を襲いました。集中豪雨の影響で地面が緩み、巨大な車輪が少しずつ動き出しました。気づいたときにはもう遅く、車輪ゆっくりと二人に向かってきていました。

ハンスは必死ヘルマンに「逃げろ!」と叫びましたが、二人とも逃げる時間がありませんでした。大人たちが駆けつけ、何とか車輪を止めることができましたが、ハンスとヘルマンはすでに大きな怪我を負っていました。

教訓: ふざける場所タイミングを考えよう。 𝔅𝔞𝔡 𝔈𝔫𝔡.

Permalink |記事への反応(1) | 20:48

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2024-08-28

anond:20240828155053

ゲリラ雷雨、ゲリ雷雨

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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2024-08-21

[今日知った言葉]丹波太郎山城次郎、比叡三郎、和泉三郎

京都大阪では、突然の雷雨を引き起こす積乱雲を、方角ごとに擬人化して呼ぶ。

それぞれの違いについて詳しくは下記

https://www.kyototuu.jp/Life/ProverbTanbaTarou.html

一番歴史が古いのは丹波太郎らしい

井原西鶴好色一代男記述があるとのこと

https://kotobank.jp/word/%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E5%A4%AA%E9%83%8E-564620

Permalink |記事への反応(0) | 07:14

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2024-08-08

昨日の雷雨に伴う飛行機欠航を食らった者なんだけど、交通機関の優位性というか殿様商売が納得いかない。

客側の都合でキャンセルする場合は満額上限のキャンセル料を取られるのに、

航空会社側の都合でキャンセルする場合は、天候理由では断固として補償せず、機材故障などの言い逃れできない理由に限りしぶしぶ低めの(!)上限を付けて支払う。

あと、機材・人員調達不可なら、昨日の段階でもう欠航がわかりそうなものなのに、早めに連絡しなかったのも不満に思う。

朝にいきなり欠航の連絡がきて、その時点で「もう空路は空きないっすwww」というのがメール文面に書いている状況なので、

とにかく乗れそうな電車に飛び乗る形になってしまって、家族にもかなり迷惑をかけてしまったし、ハードな帰路になってしまった。

前日の夜に連絡がきたら、帰路にしろ延泊にしろ、じっくりと対策を考えられたのに。

おまけに補償手続きがわかりづらい!

補償サイトが使いづらい!

入力が多かったり、警告が出てもどこが間違ってるのかわからなかったり、入力を断念させて補償回避したいという心理の表れかな?

退会絶対させないWebサイト的な?

補償手続きとは別に払い戻しもしないといけないのか、補償手続きの中で精算して差額を返してくれるのかもわからず。

そのままにしておくと、航空会社のことだから自分で払い戻ししないといけないんでしたーw欠航便の運賃没収しておきまーすw プギャーwww」とやりかねないので、

何が正しいかからないけど大事を取って払い戻し手続きもしておいた。

(ここまでやったから、払い戻し+代替運賃を払ってくれてもいいんですよw)

被害者をこれだけ振り回し駆けずり回させるって、ずいぶんな殿様商売ですねぇ。

Permalink |記事への反応(1) | 22:35

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2024-07-27

ゲリラ雷雨、ゲリ雷雨

Permalink |記事への反応(1) | 20:15

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2024-01-11

「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた

おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる

結論から言うと、明治元年1868年)ごろから急速に地震信仰は失われたと思われる

天保元年ごろ(1830年ごろ)

高野長英蘭学者

『泰西地震説』を執筆

オランダ辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した

安政元年(1854年

安政の大地震

鯰絵が大流行した

しかし「鯰絵が流行した=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが……

というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化け妖怪実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる

お化け妖怪実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚21世紀に生きる人間感覚だろうか

『泰西地震説』が世に出ておおよそ20年後出来事

『泰西地震説』は学者が読むような専門書で、一般民衆にはあまりまれなかったのだろうか?

江戸時代にもいくらかは民衆が読むような蘭学書が流通していたようなのだが、地震の原因を科学的に解説するようなものはなかったのだろうか?

当時は陰陽五行思想を信じる人が多かったはずなのだが、この思想では地震をどのように説明している?

ここは特に追加調査必要

鯰絵について語られた本でKindleで買えるものが無いため、追加調査図書館本屋資料を入手してからになる

明治元年1868年

小幡篤次郎、後の慶應義塾長、『学問のすゝめ』を福澤諭吉と共著した人物

天変地異』を執筆

小学校教科書にもなった本

雷、地震彗星、虹といった自然現象に科学解説を行った本

地震原理について、『泰西地震説』で解説された内容とだいたい同じ説明がされている

こういう本をわざわざ出版する必要があったということは、これに書かれた知識は当時広く知られていなかった……とみることができるか

明治元年でいきなりこんな教科書を出すとは正直驚きを感じる

西欧に追いつこうという強い意欲が見える気がする

明治初期の就学率は今と比べると低くはあるが、この本によって一部の若者に対して啓蒙が行われた

これによって明治に生きた若者地震鯰を迷信と見なすようになったのであろう

明治に書かれたエッセイ新聞記事を探したい

「私の父は地震鯰のような俗説を信じていてやれやれだ」みたいな記述がこの時代にもし存在すれば嬉しいのだが……

また、教科書ではなく大人が読むような啓蒙本はどのようなものがあったのだろうか?

追加調査必要

民俗学方面からばかり攻めていたが、明治維新に関する読み物を探すのもありか?

明治13年(1880年

横浜地震

M5.5程度で揺れはそこまで大きくなかったようだ

この地震体験したジョン・ミルンというイギリス人地震研究に関心を持ち日本地震学会を創設した

明治24年(1891年

濃尾地震

安政の大地震以来の巨大地震という言及が当時の新聞にある

科学者が地震調査のため派遣された、のような記事新聞に載っている

大正12年1923年

関東大震災

このときいくらかは鯰絵が描かれたようだ

ただ「鯰絵が描かれた=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」にはならないだろう

大正15年(1926年

井上江花、新聞記者

『江花叢書』第1巻

当時のエッセイ的な読み物

関東大震災に対する四方山話からの流れで「地震と大鯰」という題が名付けられた項がある

一部引用する

鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。大地の下には大鯰が生棲して、平生は辛抱強くじつとして動かぬけれども、どうかした拍子に其の尾鰭を動かすと大地が震動するのであると云ふので、我邦では正直に之れを信じ、

「正直に之れを信じ」という表現から、今は信じる人はいないというニュアンスを読み取る

1926年時点で安政の大地震はおおよそ70年前くらいか

「おじいちゃん子どもの頃は地震の原因は鯰だと思っていてね」と語る人がいてもおかしくない年数だ

科学とか西欧合理主義流行った結果、地震信仰のような俗説が廃れたんだろうなあ

ひと段落したら明治大正を生き延びた俗説で何か面白いものがないか調べてみたい

あと、柳田國男著作をまだどれも読んでいない

先に読んだ方が民俗学視点が備わって調査の全体の見通しがたつかもしれない

日記

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明治時代より前の時期の日本において、「なぜ地震は起きるのか?」のような原理の解明を目指した学者がどうにも見つからない

あるいは調べ方が悪いのか……

幕末日本人は地震ナマズを信じていなかった、ではいつ頃まで信じられていたのか?

あるいは最初からモノの喩えだと認識していたのか?

もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

そういった研究痕跡を見つけることができない

見つけることができない以上、ナマズ説を信じていたのかもしれないと消極的にだが認識せざるをえない

儒教においては「陰だか陽だかの気が地面から噴き出る時に地面が揺れる」のような説明がされているらしい

日本儒学者はそれを信じていた?だとすると江戸民衆のその説をどの程度認知していた?

あるいは「ナマズが原因ってことはないだろうけど、本当の原因が何かと聞かれると分からんなあ。詳しいことは学者先生に聞いてくれ」というスタンスが大多数か

日本人の宇宙観を調べた時にも思ったが、当時の天文方観測と暦の作成にばかり注力していて「なぜ?」という問いを立てない

調べることだらけだ、学生の頃に日本史や世界史選択しておけばよかった

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施政者が失政すると地震が起きる」みたいな思想もある

また、火山雷雨地震の3つセットを司る龍神がいるという信仰もある

ナマズじゃなくても結局別の信仰になってしま

ナマズが俗説ってそういうこと?

まり俗説でない主流の説は鹿島神だとか龍神に原因を求める?

この観点でも調査

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本屋に行ったが鯰絵関係の本が一冊もなく購入できなかった

しかし『陰陽五行日本民俗』という本を購入

陰陽五行について何も知らないに等しいので勉強しなければ

しか本来本業に関する勉強をして給料を増やす努力をすべきなのだろうが、仕事関係ない本ばかり買って読んでしま

悲しいね

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トラバブコメにあまり反応しないようにしているのだが(そこそこの確率不毛なので)、今回は必要を感じた

鯰絵はアマビエブームと近いものを感じるという意見には強く同感

ただ、いろんな本や資料に「昔の日本人は本気で地下にいるナマズ地震の原因だと信じていました」と書かれているんだよな……

これに強い疑いを抱く

しかし、アマチュアの私が思いつくようなことをプロ研究家が思いついていないわけがない……

なにか根拠があるはずと信じる

あと、この日記以外に書いている場所はない

清書の予定は……調査がひと段落したときにあるいはありえるかもしれない

追加調査資料入手待ちとか頓挫とか色々な理由でできていないことが多い

追加調査の結果を追記しようとすると買った本の内容丸写しみたいになりかねず、倫理的にどうなの?という気分を拭えず自分の中だけで調べた結果を味わうこともそこそこある

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先行研究

記録表現にみる中世日本の地震認識

ナマズ地震が紐づけられる以前の地震認識

断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究

近世地震認識記述がある!これをベースに調べるのが最善か

江戸時代の宗教観と芸能の盛行

幕末明治海外の人から見た日本人の宗教観記載がある

神や仏に敬虔祈りを捧げない一方で迷信深い、この点は現代日本と地続きに感じる

この庶民信仰の深部に最も接近した欧米人は、明治来日したアメリカ女性教育者アリスベーコンであろう。彼女は「村を見おろしている岩の頂上は天狗が作った」。「天狗はもうこの森から去って今はいない」。さきほど「山の神様の使いである大きな黒蛇が、いましがた、ここを通った」と説明する陽気な老女に接し、「神秘不可思議事物に対する彼女のかたい信念は、かしこい人々はとっくに脱ぎすてているものだけれど」、「すべての自然が深遠な神秘に包まれている文化のありかたへの共感私たちの心に湧きあがらせてくれた」と表した。

考えてみれば迷信深いお婆さんは昔は迷信深い若き女性だったかもしれないわけで、幕末だとその考えがスタンダードだった可能性があるわけだ

この引用箇所は別の文献から孫引きになるのでこういうことするのは本当はよくないのだが……

該当箇所は『逝きし世の面影』という本から引用……kindleあるじゃないか、買います

これを書いた渡辺京二という方の著作はすべて読んでもいいかもしれない

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現代を生きる信心深いキリスト教徒にとって「神は実在する」と「妖精/人魚/ドラゴン実在しない」の考えは矛盾なく両立するのではないか

(「実在」という言葉定義をしっかり言語化しないととまずい気配を感じる……)

同様に幕末江戸町民にとっても「神/仏/龍神/大鯰は実在する」と「妖怪/お化け実在しない」の考えは矛盾なく両立する可能性がある

ここらへんは本当に現代日本パラダイムに考えが支配された人間にとって想像しにくい領域

Permalink |記事への反応(6) | 15:11

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