
はてなキーワード:隈研吾とは
11月に富山県へ行く。観光スポットなどを調べてるけどピンと来るものがない。はてなーの叡智を貸して欲しい。
そうかな?そうかも……
原付の廃車手続きをするために区役所に行った。区役所は趣味の悪い建物だった。役所とは思えない高級感のあるエントランス。壁に貼り付けられた謎の木材からは隈研吾の匂いがした。建物の中では、善良な区民を威圧するように無数の警備員が巡回していた。
何よりも案内が過剰だった。受付のタッチパネルを代わりに操作するだけの人員が配置されていた。これは明らかに不要な仕事だった。この仕事に払われる税金について一瞬だけ考えた後、それを考えること自体の無意味さを悟った。
古来より、仕事を増やすのが役所の仕事だった。21世紀に入った現代でもそれは変わらなかった。テクノロジーが仕事を効率化するほど、役所は無駄な仕事を増やす。生産性のない、仕事のための仕事は国を衰退させていく。僕は虚しくなった。さらに言えば、廃車手続きを担当した50代後半程度の男性の態度は良くなかった。役所の不合理はこの国の衰退を象徴する。僕は体調が悪くなったので、役所の手続きを終えるとすぐに帰宅した。
これ読んでハッと気が付いたんだけど、隈研吾の建築ですぐボロくなると言われている部分って構造には関わりのない部分なので、建物としての信頼性は維持できてるんじゃないかな。
防腐処理ちゃんとやれば今時、木でプール作っても持つんで、それをケチった予算の問題だよ。
https://togetter.com/li/2492288
ワイが知ってる話は一見だけだけど、とにかく仕事を選ばないんだと思うよ。
安かろう、しかし、クオリティもちゃんと高いよ。ただ数が多いから顧客ガチャに失敗して叩かれることも多いんでは。
失敗が皆無とは言わないけど。
地方創生とかで金がないですと言っても受けてくれるので、公共案件の駆け込み寺になっているっぽい。
地元でも
「河原にリバーサイドパークを作って泊まれて映えるロッジを作って下さい。恒久建物は無理なので撤去できる簡易建物で、とはいえ金がないので安く、言うてもインスタ映えする感じで、人を呼べて、あっ林業振興の金でやるので地元材を使う感じで、ああでも予算がないので」
みたいな案件を受けしまって、さらにそれを記念して隈研吾氏を招いて講演会までやって(たぶん講演料ほとんど出してないよねえあれ)観客として言ったけど、無茶苦茶人がいいんだろうねあの人。金持ち喧嘩せずみたいな。
できあがった建物は要はシンプルな箱なんだけど、地元の建設リソース でも十分に建設出来るような設計になってて、地元産の杉を使うと言う部分を除けばたぶん世界中どこでも作れる様な。
これを目当てにお客も来てくれて、シンプルな建物なのでメンテナンス製も悪くなくて。クライアント側がそこまで要求できるような人たちではないから、そこはプロとしてちゃんとやっている。
蜂が巣を作りやすいとか些細な問題はあるにせよ、悪くないのよ。
河川敷の使用期限を不当に伸ばして癒着だという某維新からのご注進があったため移築されたんだけど、それも素直に出来たみたい。
だから隈研吾デザインがネットで叩かれがちな理由がよくわからないんだよな。
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