
はてなキーワード:金田一とは
滅茶苦茶読みやすい少年漫画。真島ヒロ先生の作品を読むのはこれが初めてだったけどこれも自分に合う作品だった。
マガジンという事もあってか全体的にジャンプよりエッチ方面が緩い気がする(良い意味で)。
マガジンで連載中のボクシング漫画。確かマガポケで解禁された時にイーグル戦くらいまで読んだけど本当に面白かった。
もう何度も言われてる事だろうけど、ホーク戦→戦後編は神がかってる。
定期的に全話無料公開してる料理漫画。アニメも見たけど面白いゾ!
料理漫画で「料理対決」が主題じゃなくサラリーマンの日常生活がメインの作品は今見ても珍しい気がする。
定期的に大量公開している漫画。アニメもYoutubeで公開していた。
「宇宙飛行士って具体的にどういう職業なの?」という疑問に丁寧な描写で答えてくれる作品だった。これもめちゃ面白い。
定期的に全話無料公開している忍者漫画。「とにかく作者が好きな物を全部ぶち込んだら人気が出て売れた」みたいな作品らしい。
ニンジャスレイヤーみたいにポンポン首が飛ぶし、藤田和日郎作品みたいに濃いし、ヤンキー漫画以上のぶっ飛んだルビ芸してるし人を選ぶだろうな…と思う。
キン肉マン、高校鉄拳伝タフにも通じるネタ要素があるバトルホラー漫画。ネタ要素が多いのにそれ込みでも面白いから不思議。
グロ描写スカ描写が多くて人によっては生理的に受け付けないだろうけど時々トラウマレベルのグロがある以外はバトル漫画としては読みやすい。
定期的に40巻無料公開している医療漫画。「スーパードクターK」の続編シリーズだけどK2単品でも読めるようになっているのが有り難い。
一度読み始めると止まらないという作品評も納得というか、確かに一度ハマると中々止まるポイントが無いな…って思った。読んでるとお医者さんって本当に凄いんだなあ…って思える漫画。
一番印象に残っているシーンはあるキャラがノートに「死ね死ね死ね死ね」書いてるシーンかも。そのキャラがその後特に悪い事をせず普通に良い子だったのも合わせて何か笑えた。
柔道漫画の傑作。コミックDAYSなら最終話以外全話無料で読めちゃう!
スポーツ漫画は魅力的な先輩キャラが卒業したら失速するって言われがちな印象があるけどこの漫画は最後まで面白かった。
関東圏の峠を題材に走り屋達が熱いバトルを繰り広げる公道レース漫画。
Youtubeで定期的にアニメが全シリーズ公開している漫画。アニメを見てハマる→原作に入るってパターンで読み始めたけど原作も面白かった!
アニメと比較すると原作はアニメでカットされた台詞やエピソード、ナレーションが読んでて楽しみだった。車の作画もカッコいい!
アニメ化されてない完全に原作でしか見れないエピソードだと拓海の家出回とかは本当に良かった。
終盤は1話あたりのページ数が極端に少なくなっててしげの先生のモチベーション下がってたのかなあ…って思った。
頭文字Dの続編。しげの先生の画風の変化で人によっては絵が受け付けないって人も居ると思う。個人的にはこっちも楽しめた。
頭文字Dが非合法な公道レースだったのと比較するとこっちは合法な公道レースが題材だからちょっとノリが違うかも。
首都高を舞台に繰り広げられるクルマのチューニングとスピードに魅せられてしまった男達の話。
頭文字DとMFゴーストを入り口にこっちも読みましたヨ(笑)同じ公道レースが題材でもイニDと絵や方向性は大分違うんだナ。
なんとこの漫画コミックDAYSではチケット1枚でとんでもないページ数が読めるんですね。フン…読まざるを得ねーヨ。
公道レース自体非合法な世界ではあるけど、窃盗とか不倫からの育児放棄とか走りに関係ない犯罪がバンバン出てきて驚きましたヨ(笑)
金田一少年事件簿コンビの推理物漫画。これもYoutubeでアニメ版が全話配信してたけどそっちも面白かった。
金田一と比較するとメインキャラが年齢が下がった事と作風がより少年漫画チックで対象年齢を下げた感じがあった。
ネウロもそうだけど探偵漫画って最後はいつでも次回作をやれるような終わり方をする印象付いたなあ…あやつり左近は結構綺麗に終わったけど。
寄生獣の岩明均先生の歴史漫画。あまりに刊行ペースがのんびり過ぎて脱落したけどありがたい事に今の時代なら漫画アプリで読めちゃう…
古代マケドニアが舞台の話なのに寄生獣や七夕の国とキャラデザがあんまり変わらない…のにそんな事読んでて気にならないくらい面白いから凄い。
歴史物に興味が無くても頭が切れて腕も立つ主人公の活劇としても読んでも楽しめる。エウメネスなんてこの漫画読むまで知らなかったもの…
近年の人気野球漫画と言えばこれ!ダイヤの原石主人公と天才ライバルが同じ学校で切磋琢磨するスラムダンク的なお話。
やっぱりスポーツ漫画ってキャラが立ってる作品は人気出るよなあ…って読んでて思った。ムラがありすぎてすぐ怪我する天才投手降谷が好き。
クロカンを入り口に三田先生の作品読み始めたけど、絵こそ個性的だけどどの漫画も面白かった。
三田先生は福本伸行先生、楠みちはる先生に並んで「人を選ぶ絵柄だけど内容は滅茶苦茶面白い漫画家」だと思う。
野球、受験勉強、起業、転職、投資、架空戦記とジャンルを選ばずどの作品も安定して面白いってこの人描けるジャンルの幅広すぎだろ…
大ヒットした少年漫画。FinalSeason放送前にマーレ編中盤くらいまで一挙公開してたけど面白かった。大ヒットしてる作品は大ヒットするだけのパワーと面白さがあるね。
最初の方はアニメの絵は良いけど原作の絵下手じゃない?なんて思ってたけど凄い勢いで絵が上達していったの凄い。
文句無しにマンガワンの看板作品。マンガワンを読むならまずここら辺から読むのが鉄板だと思う。
ケンガンに並ぶマンガワンの看板作品と言えばこれらしい。グロが強烈でバンバン人が死ぬから人を選ぶだろうなあ…
全話無料公開してる時に読んだ。ギャルゲーの如く主人公が女の子を次々落としていくラブコメ漫画…と思ってたら中盤からちょっと方向が変わって来た。
サンデーで連載してたバトル漫画。メジャーなどに並んでサンデーを代表する長期連載の一つだと思う。
いじめられっ子が武術を並んで強くなり学校に救う強者達と戦う…という少しヤンキー漫画的な文脈もある作品だった。内容が結構エッチ。
ビッグコミックスピリッツで連載していた高校野球漫画。サンデーうぇぶりはラストイニングが全話無課金で読める数少ないアプリだったりする。スゲエ!
ドラフトキングの作者が描く高校野球漫画。1日50分しか練習時間が取れない進学校の野球部が甲子園を目指す。
月間連載だから話の進みは遅いけど近年の野球漫画だとこれが一番好きかも…これもサンデーうぇぶりだと何と最新話以外無料で読める。
コロコロの看板漫画。シリーズ全作一挙無料公開していた時に読んだ。この漫画結局続きはどうなったんだろ…って疑問が解消されて嬉しかった。
TCG漫画としては初期のMTGやってた時代の方が好きだったなあ…って改めて思った。
監獄バトル編あたりで完結してから読めば良いやと思ってたら10年以上経ってた。最近ピクル編~相撲編まで一気に読んだ。
相撲編は世間の評判通りそんなに楽しめなかったけど、武蔵編は連載当時耳にした不評が嘘のように面白かった。
1話1話の話の進みが遅いから一気読み推奨だと思う。最近は公式が豪快にシリーズを大量公開してるけどオススメですヨ
https://www.youtube.com/@BAKI_channel/videos
相撲という題材と読んでてしんどくなる描写が人を選びそうだけど合う人なら滅茶苦茶面白いですヨ。
20年以上連載が続いた超長期連載麻雀漫画。続きが気になりすぎて読む手が止まらないくらい面白かった。
主人公が定期的に強さリセットされては苦戦する展開にはモヤモヤするけどキャラクターが魅力的な人達ばかりでこの先どうなんの!?って引き込まれた。
本編主人公の師匠が主役の天牌外伝もあるけど、そちらは一つ一つの話が短く纏まった人間ドラマになっていて読みやすい、そして面白い。
週刊漫画TIMESで連載中の漫画。解体屋というタイトルだけどジャンルの幅が広く色んな事をやってる印象がある。
「面白いから騙されたと思って読んでみろ!」って評判を聞いてとりあえずセレクション版を読んだら確かに面白かった。
20年以上1000話以上連載が続く人気作だからそりゃ面白いよなって。解体屋ゲンとクッキングパパは現代のこち亀的な所あるよね。
料理漫画多め。
劇画的な高い画力で(何かこの人達真面目な顔でやってる事変じゃない…?)ってツッコミ所が多数あるキン肉マン、彼岸島、タフなどに通じる所もあった作品群。
土山先生の料理漫画は何か一作楽しめたら他の作品も同じように楽しめると思う。
ブラッディロアという昔の獣人対戦格ゲーとテラフォーマーズを混ぜたようなバトロワ形式格闘漫画。結構可愛い絵柄だけどグロ要素とエロ要素もあるよ!
絵柄は女性向け漫画だけどよく「まるで少年漫画みたいな作品」として話題になる漫画。
二部構成というか、前半と後半で別れていて主人公が対峙する敵が変わるんだけど確かに後半は少年漫画みたいなノリだし敵がぶっ飛んでるなあ…って思った(笑)
チャンピオンで連載していたギャンブル漫画。絵が濃いのとサービスシーンが多くてエッチ(笑)
同じアワーズで連載している平野耕太先生がよく自分の漫画の中でネタにしている作品。
北斗の拳の原哲夫先生みたいな絵柄でナポレオンの生涯を描いている作品。
戦争が題材になっている関係上凄惨なシーンも多く絵柄も濃くて人を選ぶけど合う人は滅茶苦茶ハマると思う。ベルサイユのばらに並んで近代フランス史を学べる漫画だと思う。
そろそろ終わるんじゃないかと噂されてるラブコメ?漫画。連載が始まって6年らしいけどまだやってないの…?
先日アニメ化したゴルフ漫画。自然豊かな島で育った女の子が出会いを切っ掛けにプロゴルファーを目指す作品。
ゴルフのセオリーを学んだ人から見ると奇想天外な打法で主人公が好成績を残していくプロゴルファー猿の流れを汲んだ作品なのかもしれない。
ゴルフ漫画だけど題材に詳しくなくても楽しめるのはヒカルの碁やライジングインパクトに近いかも?
ジャンルは滅茶苦茶偏ってると思う。
今は「べしゃり暮らし」と「サイコメトラーEIJI」、それとジャンププラスの「地獄楽」を楽しみに読んでる。
自分は連載中の作品より完結した漫画を一気読みで後追いするのが性に合ってるんだろうなあ
封建時代の剣士達を描く残酷無惨時代劇漫画。山口貴由先生の作品の中でも覚悟のススメと並んでメジャーな作品だと思う。
グロい描写が人を選ぶ…けれど読める人には本当に面白い漫画だと思う。ハンターハンターの冨樫先生や鬼滅の刃のワニ先生もこの作品の影響を受けていた。
チャンピオンREDというややマイナーな青年誌で異例の大ヒットしたのはやはりこの漫画にしかない魅力が溢れていたからなんだろうな。
オタク気質の主人公が自転車競技の強豪校に入門し全国制覇を目指す作品。NHKでやってたアニメも見たけど面白かった。
主人公の先輩達が魅力的な王道スポーツ漫画。知識こそ疎いけど主人公の強さが1話時点である程度完成しているのは前述した頭文字Dやオーイ!とんぼに近いかも。
か?
noteで佐藤秀峰が江口の話題にいまさら乗っかる記事が上がってた。
https://note.com/shuho_sato/n/nd31093ca6f55
序段では「江口がやったことはこのように問題があり、本当に問題があるならこのように対処されるだろう」と
しかしむしろこの段では「現実に問題があるなら当事者同士で問題解決が行われる」という
「外野がとやかく言うことではない」という言外の圧を感じるほどに勤めて客観的すぎる論調で書かれている。
模写は悪か、と論の展開を始め、
スラムダンクのトレス疑惑に触れ、ジョジョの奇妙な冒険のポーズ模写問題に触れる。
これはどちらも「ほぼ黒」なのにネット上では擁護されがちな作品を持ち出し口を塞ぎたい意図が見て取れる。
次に、模倣は悪か、論を進め
「ブラックジャックによろしく」を書いた数か月後に「医龍」が始まった話
ただこれに関しては「ブラックジャックによろしく」と「医龍」には「医療もの」くらいしか共通点はなく
これを「模倣」のカテゴリに入れるのは流石に論に無理がありすぎる。
金田一とコナンも模倣の論を出す時の例として適切かは疑問符が付く。
そしてなぜか「ブラックジャックによろしく」はブラックジャックの著作権を犯してないし
コナンも金田一も多分犯してないけど、作者が生きてたらなんて言ったかはわからないよね、と
今回のトレス問題とは全く関係のない作者の権利と心情は別だよねみたいな話を持ち出す。
そして最終的に、ここはもう欺瞞も欺瞞なので丸々引用することは違法でしょうか。
一切の著作物の影響を受けずに創作を行うことはおそらく不可能です。
写真を横に置いて描かない場合でも、記憶に残ったイメージを参考にします。
そもそも人は見たことがあるものや、経験したことのあるものしかイメージすることができません。
僕の絵はオリジナルではありません。
先人が築き上げてきた技術や知恵を学習し、発展させようとしてきました。
もしも僕が差し出す番が来たら、差し出すのが筋ではないかとも考えます。
目の前の景色を絵の具を使って模倣すれば絵画になり、文字を使って模倣すれば文章になり、音を使って模倣すれば音楽になります。
こんな話誰もしてねぇんだわという話である。
もちろん、これは「今回の事件を経て僕が思っただけのことなんですよ」
「一般的な、もしくは僕が考える芸術論の話ですよ」ということだとは思う。
でも、今回の件は今回の件だから。
今回の件に絡めたのはお前だから。
それは他人の著作物を勝手にトレスしてオリジナルとして売り付けていいという話にはならないし
すべての著作物は他の自然物の模倣に過ぎないんだからそれをパクるのも模倣なのでは?ともならない。
AIの無断学習なんか話にならんくらいゴリゴリに他人の著作物をパクっといてそれが美しかったらなんだというのか。
まぁ佐藤氏はアーティスト(笑)として芸術無罪という立場をとったということなのだろうけれど
なんでいまさらそのスタンスで参戦してきたんだろうと疑問に思った。
つーか、いつもそうっちゃいつもそうだけど単なる隙あらば自分語りでしかない。
https://twstalker.com/starcarinin/status/495042115844325376
starcarininProfile picture
クオ@くっくる @starcarinin
11 years ago
@nataru_x2 @Pologoccha横槍失礼です。98年ぐらいはマガジンが割と人気ありましたね。GTOとか金田一とかMMRとか一歩とかサイコメトラーとか。2000年くらいはハンター、ヒカ碁、ワンピ、NARUTO。黒猫あたりが人気でてきたジャンプが巻き返してきた記憶。
少年ジャンプにアニメで勝てなかったから、少年マガジンはドラマで勝負してたのかね
たしかにキンキキッズの堂本光一の金田一少年の事件簿とか見てた記憶あるし
MMRなんか、日テレがパクった?特命リサーチ200X好きで見てたし。ネットミームでも有名
自民党の赤松建先生のラブひなもその辺で連載開始。サンデーのラブコメ要素も取り入れる
(しかも、当時流行っていたギャルゲー「美少女ノベルゲーム」テイストだったのが新しかった)
RAVE・KYO・奪還屋の三馬鹿はジャンプを意識してアニメ化も貪欲にした
【たかぼー64】
先日増田でこのような日記を書きました。この中で私は筒井先生の新連載であった『シド・クラフトの最終推理』を「きっと長期連載になるのでしょう」と書きましたが、残念なことに今週発売したジャンプで27話で打ち切りになってしまいました。
掲載順も早々に最下位を取るなど良くありませんでしたし、単行本売上もギャグ漫画のロボコより下(追記:単行本が売れづらいギャグ漫画でそれなりに売れているロボコはすごいですが、一方でギャグ漫画以外でロボコより売れないと長期連載は難しいかと思います)でしたのでいずれそうなるだろうとは思っていましたが想像より早かったです。
前の増田のブコメで「よし、打ち切られるか長期連載になるか俺と勝負だ。」と勝負を仕掛けられていましたので私が勝負に負けてしまった形になります。
そのため負けた責任としてなぜ私は長期連載になると思っていたのか、にも関わらずなぜ打ち切られてしまったのかを自分なりに整理して書き留めます。
結論から言えば私が筒井先生のファンであるという軛から逃れられていなかったのが根本的な理由だと感じました。元々増田のようにファンを辞めていたつもりだったのですが、そのようにはなれていなかったようでした。
以下に私なりに整理した内容を書いていきますが、ネタバレがありますので注意してください。
主人公のシド・クラフトは些細な異変に気付ける洞察力と、犯人を物理的に制圧する実力を持ち合わせた名探偵でありながら、一方で女性にモテたいと思いながらも全然モテず、更に好きになった相手がことごとく犯罪者であるという不幸の星の下に生まれた人物です。
ジャンプで成人男性が主人公になること自体は昔からこち亀やぬ~べ~や銀魂など人気作品がありますし、今もSAKAMOTODAYSが看板級の人気を博していますのでよくあることです。
ですから成人男性であるというのはさほどのマイナスではありません。では何がダメと感じたかというと小~高校生の男子の憧れの対象になっていないように感じました。
先に上げた主人公は普段はスケベだったりだらしなかったりしています。
ただいざというときには他の誰にもできない方法で犯人を捕まえたり生徒を救ったり敵を倒したりする。普段はだらしないけどいざというときに活躍する。そういう姿に少年たちは大人の格好良さを感じるわけじゃないですか。昼行灯が活躍するというのはこの格好良さの定番の一つで、先に上げた主人公たちもそのフォーマットに則っています。
シドの場合は逆で、普段は名探偵らしく推理も格闘もこなしますが、いざ恋愛になるとヒロイン(エリオ)の男装に気づかなかったり※、女性にちょっと触れたくらいでひゃあーー!?とか叫んだり胸が当たったくらいで気絶したりしてしまいます。
※終盤で明かされましたが、主人公のシドにはあらゆる嘘を一瞬で見抜いてしまうために嘘ばかりつく人間たちにうんざりしていたという過去がありました。そんなときに助手に応募してきたエリオ。シドは男装していることを一目で見抜きましたが、ひたむきに自分を慕ってくるエリオの姿を見て、この子のことは何があっても信じようと思い(=男という嘘も自分自身に本当だと信じ込ませた)、人間不信になっていたところを救われたという設定がありました。
要するに普段はカッコいいのにいざというときにはヘタれてしまいます。これは憧れというより、応援したくなる、共感できる主人公のムーブのように感じます。
一方で文武両道完璧なイケメン主人公なのに恋愛で上手くいかないというのは中々思春期の男には想像しづらく、応援や共感したいという気持ちで好感を持たせるムーブの主人公なのに、応援や共感できる設定ではないのかなと。
そういう意味で主人公が成人男性なのに憧れられない、かといって応援したいとも思われないのは主人公の造形が失敗しているのかなと感じました。
終盤のシリアス展開ではカッコよかったので早いうちからこういう姿も見たかったです。
後は成人男性がちょっとエロいシチュになったくらいでひゃあー!?だのはわー!?だの可愛いデフォルメ顔で叫んでるの結構キツかったです。大人だろ。
今作ではメインヒロイン3人中2人、それも1話に出た2人が男っぽい服装や男装というスタイルでした。
だいぶ挑戦的だなと思いましたが、個人的には筒井先生の絵なら十分行けると思っていました。
露出が少なくても筒井先生は可愛い女の子が描けますし、1話時点では出ていませんでしたが途中から真冬とそっくりのルルが3人目のヒロインとして出てきましたので、十分カバーできると思っていたのですが、結果的にはいわゆるヒロイン像からズラしすぎてしまったのかなと思います。
本作はラブコメミステリと名乗っているとおり、ミステリ要素があります。
ただあくまでラブコメがメイン、ミステリはサブなのでトリックはほぼなく1話完結。その話の中でこういうコマやセリフがあるから犯人はこの人という程度のものです。
つまり金田一やコナンのような推理要素はあまりなく、漫画に書いてある描写をシドが語って解決するという、小学校低学年向けのミステリ的な感じです。
これは個人的にはプラス要素で、筒井先生といえばラブコメですからミステリがその邪魔にならないからいいと思っていました。
ただレビューを見るとミステリ要素を期待していた読者もいたようで、そういった方からは低評価のようでした。確かにキャラクターと一緒に事件を追っている感じはしなかったです。
結果的には推理を入れるなどしてミステリ要素を強めたほうが良かったのかもしれません。
もっとも、大謎としてゼロクラフトという悪役の正体がヒロインの一人だったという展開がありましたので、筒井先生のラブコメがウケてミステリも続けられればミステリ好きも満足できたのではないかと思うと残念です。
ただ曲がりなりにも推理ものなのに、記憶も行動も操作可能な催眠ができる黒幕がいるというのが真相の核にあるのは白けました。
これは簡単に言うとヒロインが可愛くないコマがあるということですね。ぼく勉では筒井先生の描かれる美少女のイデアを確かに掴んでいたと思うのですが、それがシド推では失われてしまったように感じました。
可愛くないコマくらいいくらでもあるだろうと思われるかもしれませんが、ぼく勉連載時にはどのヒロインも1コマたりとも可愛くないなと感じたことはありませんでした。元ファンとして断言します。それなのにシド推はたった20話ちょっとなのにいくつかそういうコマがありました。
これはキャラデザによるものではありません。現にシド推一巻発売時に掲載されたぼく勉特別編の真冬とうるかにもそういうコマがありました。
筒井先生の作画環境が変わってしまった結果なのか、単に絵柄の変化によるものなのか私にはわかりませんが、筒井先生はヒロインの可愛さが一番の武器だったと思うので、それを逃してしまったのは大きなマイナスだったと思います。
連載中
https://i.imgur.com/S55ocgs.png https://i.imgur.com/G1SqOqv.png ぼくたちは勉強ができない問37 ぼくたちは勉強ができない問184 より
特別編
https://i.imgur.com/Nu8hgiY.png https://i.imgur.com/zLxhB31.png ぼくたちは勉強ができない特別編 より
ぼく勉の中でうるかが成幸にずっと見ててねと言っているエピソードがありましたが、シド推でもシドが見ていてくれたとかいうエピソードがありました。
また真冬と成幸で疑似親子のエピソードがありましたが、それもシド推で、見た目が真冬先生と同じようなルルとシドでやっていました。
もちろん同じ話ではないのですが、前作を読んでいれば思い起こすことは当然にする展開でした。
個人的にはそのエピソードはぼくたちは勉強ができないという作品の成幸とうるか、成幸と真冬が経験したエピソードなので、同じ作者とはいえそれを違うキャラクターがやるのは見ていて相当違和感がありました。
もちろん逆に嬉しい人もいるかと思いますが、他にも前作ヒロインが絵画にいるとか孤児院の子どもが前作に出てきた子どもであるとか、ファンが喜びそうな反面、見飽きてしまったり新規さんお断りであったりと感じられてしまうことはあるかなと思いました。
またぼく勉と似た設定として、主人公のシドは実は探偵をやめて静かに暮らしたいと思っています。シドだけではなくヒロインの3人にも軽重はありますが本当はやめたい(やりたい)けど我慢していることがあります。
最終的にはやりたくないことをやめてやりたいことをやろうという結論に達するわけですが、ぼく勉は開始前からヒロインはその結論に達していて、そのために努力しようというところから始まっているので、ぼく勉のときより年齢設定が上がっているのに精神面では後退しているのは個人的には非常に引っかかりました。
今作のヒロインの一人であり怪盗でもあるルルには、悪人からしか盗まないという設定があります。にも関わらず彼女の初登場回のエピソードは彼女が狙った美術館の美術品を主人公が守って終わりという展開でしたので、主人公は悪人を守ったことになり、それでいいのかという疑問が残ってしまいます。そもそも普通に展示されている美術品を盗むわけなので、美術館のどこがどう悪人なのかわかりません。
他にも昔主人公がヒロインの冤罪を晴らしたときの年齢が青年から子供に急に変わったり、催眠術を術者の声真似をして無効化できるようになったのに声真似をするキャラがなぜかその場所をすぐ離れたり、細部にこだわりがあまり感じられない印象でした。
前作でもシチュエーション重視の強引な設定はありましたが現代の日本なので読者がなんとなく補完できていたけれど、近代のロンドンは読者が補完できないので違和感が大きくなってしまうのかなと感じました。
ラブコメミステリですけど普通に人が死ぬんですよね。その横できゃあああ師匠さすがっすー!!!みたいなことされてもテンションがついていけないところがありました。
コナンと比較されることもありますが、コナンは時代を経て殺人事件がある種メタツッコミされるような定番化した後にやり始めたのであって、序盤からそれ以上のノリで軽く扱われるものとは少し事情が違うのかなと思います。それにコナンには黒の組織を潰して新一に戻らないと蘭とまともに恋愛できないという感じでミステリと恋愛に繋がりがありますが、シド推は特にそういうのないんですよね。
ラブコメとの相乗効果がないタイプのミステリだったので、そういった点でも殺伐としすぎる事件が多かったと感じました。
一話目を読んだ印象ではモテたいというのが目的だと思っていたのですが、モテたいという動機は早々になくなってしまいました。探偵として積極的に活躍するというモチベーションも特にありません。
途中でゼロクラフトというシドを狙う悪役が現れましたが、シドが積極的に捕まえようと動くわけでもなく襲ってくるのを迎え撃つというだけでした。
その少し後、中盤から終盤くらいにようやく探偵をやめて穏やかに暮らしたいという夢があること明かされました。
このように主人公のやりたいことや目的がはっきりしないので、嫌々ながら探偵をやっている主人公に美女三人が集まって事件を解決するだけみたいな話になっていました。
ハーレム系ラブコメって意外と恋愛だけやるのは少ないです。ニセコイは約束の女の子を探す目的がありましたし、いちご100%も映画を作る目標がありました。
そういうフォーマットとは違って恋愛だけが主題で、事件には受け身で巻き込まれるだけという形になってしまっていたので、その意味でも分かりづらかったのかなと思います。
マイナス面は上記が主なものかなと思います。一部は1話から察することができるものではありましたが、それでも私は長期連載になるだろうと感じていました。
理由としてはまず筒井先生の絵が素晴らしかったことですね。キャラデザのマイナスは正直に言えばあったと思いますが、それでもしっかり可愛かったですし、他の連載陣と比べても十分上位に入る上手さだと思います。
また筒井先生の一番の武器はヒロインの豊かな感情を表現した顔が描けることだと思いますが、これは連載陣の中でも一番だと思っています。ラブコメではこれが何より強みになると思っていましたので、多少のハンデがあったところで他のライバルたちに負けないだろうと思っていました。
他にはとにかく読みやすいことですね。読んでいて何がどうなっているのか読みづらい、どう時間が流れているのかわからない、なんとなく読んでいて違和感がある。そういったことが一切ありません。
わかりやすく読みやすいようにデザインされていて、そのせいで無茶な設定でもなんとなく読み飛ばせてしまうという欠点もありますが、とにかく読みやすいということは読まれやすいということで、広く読者をカバーする必要がある中では強い武器だと思っていました。
私は元々筒井先生が好きでしたから、前作からこのような要素が保たれていたので長期連載になるだろうと思っていました。
結果的にはこれらの要素を過大評価していたために予想を外してしまっていたのだと思います。
私は筒井先生のファンであるという軛から逃れられてはいなかったのだなと、このような結果が出て初めて実感しました。
最後に最終回についてです。筒井先生の良いところと悪いところがふんだんに詰まっていて、まさに筒井先生の面目躍如だなという回でした。(個人的にはお世辞抜きで面白い最終回だったなとは思っています。)
簡単に流れを書くと、シドがスフレに君が好きだ、探偵を辞めるから2人で静かに暮らそうと告白するも、他の2人のヒロインやその他のキャラたちがたくさん出てきてなんとなくうやむやになり、最後は探偵の本能に導かれてまだ探偵を続けることになるという最終回でした。
まずは印象的な見開きの使い方ですね。ジャンプラ読者に配慮したのかシド推は見開きが少なかったように思いますが、筒井先生のここぞというシーンでの見開きの使い方は非常に巧みで、スフレに告白するシーンでのカメラを引いた見開きは素晴らしかったです。
他にも告白前後のシドやスフレのキャラクターの表情の繊細さや、告白してからの全キャラ総出のドタバタギャグなど、ライトで明るい描写も非常に楽しかったです。
決めシーンでの繊細な感情描写、ライトなシーンでの明るく軽い描写、どちらも高レベルでこなせる筒井先生の面目躍如だったと思います。
端的に言うとキャラクターの心情を全く顧みないことですね。
まずスフレに探偵を辞めると言って告白したことですが、この数話前に男装していた自分の助手であるエリオに対して、男も女もどうでもいい、キミにそばにいてほしいんだって言っているんですよね。
このセリフを言ってから作中時間で数日しか経っていないのに探偵を辞めるとか言い出すのさすがに薄情すぎると思います。
また告白した後のなんとなくうやむやの部分ですが、色々あってエリオもルルも自分がシドの好きな相手だと思い込んでるんですよね。
完全に振られてる女に自分が選ばれたと思わせて糠喜びさせてるんですよ。
普通に振られるよりよほど残酷でグロいなと思いますが、この辺りに筒井先生のなんとなくそれっぽい雰囲気にすることを優先して先のことを考えないところ、キャラクターのことや言動の整合性を考えていないところが詰まっていて、本当に筒井先生だなと思いました。
総じていうと打ち切りが決まったであろう後半、シリアスが入ってからは面白かったです。逆にそれまではぼく勉の焼き直し感が強く退屈でした。
キャラの強さがぼく勉と比べて大きく違った点だと感じました。逆に言えばこのキャラが好きな人には打ち切りは納得いかないだろうなと思います。
・ラブコメ ぼく勉よりつまらない上に同じノリなので見飽きている。
・キャラクター ぼく勉と比べて魅力がない。
こういった点が打ち切りになってしまった原因なのかなと思います。
筒井先生が今後どのような分野でご活躍なされるかはわかりませんが、良い点も悪い点も変わってなかったので、あえて言えば絵は多少悪化していると思いますが、きっとどこかでご活躍なされるのだろうなと思います。
ただまあこれもファン目線かもしれないですね。
なんかガソリン代安くなってる?
街中のガソリンスタンドの看板の表示が安くなっているような殿堂!
これって、
私の見間違い勘違い?
そうじゃなかったらいいんだけど、
あまりにも今までが高すぎて、
安くなったと言えども通常のガソリンの価格の当時のものと比べてもやっぱり高いは高いので、
やっぱり若干の安さは感じるわよね。
ガソリン代は安くできて消費税は安くできない1年以上かかる!って言ってるのに
まあよく仕組みは分からないわ。
お米だってさ、
あれよあれ!
備蓄米がやって来て、
私の街のみかんの花咲く丘公園公園前駅の駅前商店街で見かけたわ!
そんで買ってみた古古古米。
道に撒いたみたの。
このお米だったらスズメさんたちがたくさん寄ってきて、
私が撒いたお米を食べてくれるはずよ!
古古古米撒いてみたけれど、
スズメさんはやってこず、
あ!そっか私が撒いたお米の古古古米の前で居座っていたらスズメさんたちもなかなか近寄れないわよね。
私は物陰に隠れて、
スズメさんたちが古古古米を巡ってやって来るのか食べに来てくれるのか!
そう思ってしばらく待っていたんだけど、
私が一応人間の代表としてその古古古米を炊いて食べみたんだけど、
あんまりよくお米自体の古古古米の美味しさがどうか判定するには
ブラックジャックさんが言っている、
ボンカレーは誰が作っても美味しいものだ!って名言再現!って思ったけれど、
あれはお米のポテンシャルというよりも
白米のまま炊き立てのありのままのお米をいただいたの。
食べた瞬間!
味は悪くないと思うんだけど。
人間には感知できない古古古米の古古古米たる所以のなんかそれをスズメさんたちは感じて食べてくれなかったのかもしれないわ。
私は家畜なのかしら?
いや違うわ。
なんか普通に美味しかった古古古米だったってことしか分からなかったわ!
うーん!
おかわり!
おかわりするんかーい!って私も久しぶりに古古古米の実力を試すために久しぶりに炊飯器を戸棚から取り出して炊いた甲斐があったってもんよ。
なんか、
御飯のお供に、
炊いたご飯の炊飯のポテンシャルのお米の味を試せるシンプルなご飯のお供のおかず。
今は生玉子!
あのレジェンド女ピン芸人の研ナオコさんの一発ギャグかと思っていたあのセリフって
金田一なんとかの映画の婦人が出てくるその人の滋味滋養がつく好きな食べ物で、
今晩のおかずなににしますか?って答えに
映画の中で「生玉子」って言ったのが本当なの?って思うけど真相は不明だわ。
まあよく分からないまま、
KKKMってなんかアメリカの何かのプロレス団体みたいな感じだけど、
ここは古古古米の略で通したいわ。
で、
やっぱり美味しくいただける卵かけご飯と何ら変わりなく、
美味しくいただけちゃうのよね。
こんなに美味しいのに古古古米はスズメさんたちは好まなかったのがいまだ謎だわ。
結局、
残り半分以上残った古古古米炊き立てご飯ここにあり!って感じで、
大ショックではないぐらいの、
中ショックってところね。
古古古米案外イケるんじゃない?
うふふ。
炊いた古古古米のが残っているので、
お昼用におにぎりにして持って行くわ。
2合炊いちゃったので鯛茶漬けにしたいけれど、
朝喉めちゃ乾いていたので、
でも水分補給はしっかりとね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
主人公は6正解、ライバルは6正解2間違い、この情報の出し方が丁寧すぎる。丁寧すぎるんだよ。
原作からそうなのかもだけど、漫画で読む時のスーっと頭に入る感じが凄いね。
そして非常によくないのがライバルが直前の問題に答える瞬間の「むむむ……はっ」という顔。
世界のすべてが頭に入っていて、どんな知識も諳んじれる男がこのレベルの問題を解くだけにしては表情の変化が激しすぎる。
それ以外の部分の無表情さも非常にグーだ。
主人公の「クイズ中にクイズのこと考える」も非常に……非常に読みやすいよ。読みやすすぎたよ。
名探偵コナンだったか金田一だったかに「挿絵にネタバレを仕込んだらミステリー作家に怒られてムカついたから殺した」って犯人がいたような気がするんだけど……うーん……むむむ。
なんだろうな……表現ができる人がそれをセーブしながら隠すことの難しさって奴なんだろうな。
いやはや本当凄いよ。
あーでもこれは俺が「クイズ番組というもの」について知りすぎただけなのかな。
俺はあれが好きなんだけどね、あれの何が良いってクイズというものの奥行きを感じられることなんだ。
つまりさ、俺はクイズという世界を平面じゃなくて立体で捉える目を学んだ後なんだよね。
そういう目で見ると「あーこれはつまりうんうん……」となってしまう。
でもそうさせたのは漫画版の作者があまりにこの漫画を立体的に描きすぎたせいだよ。
難しんだろうなあ。