
はてなキーワード:野党共闘とは
今回、国民民主党と日本維新の会は野党でありながら、自民党側からも野党共闘側(立民)からも声をかけられているという優位な立場であった。
そこで、決断できたのが維新の会、決断できなかったのが国民民主である。
こういうと、国民民主の支持者は政策の方向性が異なる立民と組むのはあり得ないし、自民党と組むのもあり得なかったのでこれでよかったのだと言う。
でも、違うと思う。なぜか?
一般的な国民は国民民主が、つまり玉木がどうするつもりだったのか、固唾を呑んで見守っていたと思う。
一度は敵対した立民と組み政権交代を目指すのか、政策実現のために自民と組むのか、それとも第三極を維持し長期的視野に立って単独で政権交代を目指すのか。
結果は「明確な意思表示もしないままに維新に出し抜かれる」であった。アホすぎる。
国民民主の支持者は「第三極を維持し長期的視野に立って単独で政権交代を目指しているんだ」と言う。でも、そうならそう宣言すればよかったと思う。
立民にも政権の交代のためだけの野党共闘など無意味だから我々は議論に参加しない、自民党から声をかけられても我々は単独で政権交代を目指す党であるので連立はしない、と言えばよかったのである。
それは完全に筋が通っているし、そうであれば結果自民が維新と連立したとしても、国民にきっぱり断られたので数合わせでくっついただけの自民・維新というイメージになっただろう。
今は真逆で、ただ優柔不断で、メルカリで100円の値引き交渉している間に他の人に買われてしまっている哀れなアカウントのようになっている
理由を添えてつらつら書く。政治クラスタではない。事実誤認もあるだろう。30代会社員です。
→今まで政治に関心なかった人間が、耳障りの良いことを言う実績のない政党を推しすぎている
・かといって既成政党も糞
→新鮮味がない。地元の地方議員や名士がたくさんいる集会に候補者が訪れて激励されている様子をSNSで見せられても困る。
・参政党が目立ちすぎ
→神谷宗幣の発言は派手だし角は立っていたが、自民から(極)保守の支持層を削っているだけなので選挙戦略は単純だった。
→表現として不穏当なのは確かなので参政党の躍進を不安な層は争点にしたがっていたが、前提事実の齟齬がありすぎたせいで争点になっていなかった。どうみても反論者側が感情的になりすぎていて、差別主義者っぽい参政党のほうが理性的に見えていて、人間の限界も感じた
→神谷宗幣が周囲を振り回す低次の発言を意図的に繰り返したせいで、さらに低次のリベ左翼層が群がって異様な盛り上がりになってしまった。結果的に参政党は目立ったが、その訴えは正確に響いていたのかが疑問。扇動は計画的にやってほしいと思った
・でも参政党は偉い
→数年がかりで地方組織をつくりあげて地方議員を着実に増やしていた。躍進しているのは当然だと思う。道府県議選でも目立ってくるだろうし、どこぞの知事選でも候補者を立てるかもしれない。
→旬はとっくに過ぎているのではないだろうか。
→根は真面目な人達の集まりだから、めちゃくちゃな参政党の影に埋もれてしまっていた。それでも石破自民を確実に削っていると思う。
→賢い人達が描いたグラウンド・デザインをAIを利活用して実現するのが政治なわけがない。田舎の道路を修繕したり橋梁を改良したりしてほしいと要望しても、「noteに更新しておくんで」としか言ってくれなさそうだ。
・佐藤優の謎の動き
→盟友の鈴木宗男が24年ぶりに自民から出ているというのに、なぜかチームみらいのYouTubeチャンネルで安野代表に喝を入れていた
・再生の道
→オワコンすぎる。
・鈴木宗男
→古き悪しき自民党の象徴みたいな御仁が「自民党を立て直す」と言いながら、昭和時代のどぶ板選挙をデジタルを駆使しながらやっていた。街頭演説では具体的な政策をほとんど口にすることなく、握手した分だけ票が入るという幻想のみを信じている様子だった。選挙の鬼。
・小沢一郎
→立民の優勢がほぼ固まっていることが分かるやいなや、次の衆院選に出ると仄めかした戦闘狂。各党幹部も浮足立ったに違いない
→選挙が下手すぎる。
→みんな言っていることだと思うが、参政党や国民民主が強くなって自民支持層がガタガタになればなるだけ、立民・共産ラインは相対的に強くなっている。小沢一郎は神谷宗幣に本当に感謝したほうが良い
・泉房穂
・自民党
→やっぱり勝ってほしいが、野党に下野して時の与党をコテンパンするのも見たい気持ちもある。
・投票率が上がった
→喜ばしいことだとは全く思えない。減税ポピュリズムや排外主義が飛び交っているこの情勢下、そうした訴えを行う政党が幾つも台頭してきたこのタイミングで政治に関心を持つようになった若い層は、明らかに国の将来のことを考えていないと思うからだ。参院選は「良識の府」なので、リアリスティックなことを言っている地味で既得権益もりもりのオッサンを優先的に勝たせてあげたい。団塊ジュニア以降のジジイたちの良識が問われている。
さよなら昨日の私
@SaYoNaRaKiNo
14時間
立憲の設立者で現最高顧問の枝野幸男さんが12日の埼玉での会合で登壇。夏の参院選での集票のために消費税減税などの勉強会を開いて減税アピールしてる党内の一部議員に対し「諦めるか別の党へ」「早く辞めて下さい、という感じ」と離党を勧告し、場内から賛同の拍手を浴びた。
正確性に注意したものの、聞き取りなので誤りはある可能性がある。
録音は途中に略がある
一番逆進性を弱めるそういう給付金税額控除という、堂々と党として決めて、去年の代表選挙でも、それを高く掲げた2人が決選投票行ってるんだから、党として決着がついてる!(拍手)それを(不明)選挙でバタバタするな!(拍手)
いいですか、野田さんが代表なんですよ。本当はスウェーデンみたいな国がいいって25%とか口走っちゃった人が幹事長なんですよ。(笑)二度と減税は言わないって言った人が最高顧問なんですよ。ここが減税を言ったって国民信用しませんから。
うちだけ野党の中で減税言わなくたってね、国民民主党がバブル人気でこんなに(支持率が)高くったって、うちの支持率それに準じてちゃんとキープしてるでしょう。(拍手、中略)だから減税ポピュリズムに走りたいなら、別の党を作ってください。私はそう思う。私の作った党はポピュリズムに走らない。まっとうな有権者のまっとうな声を受ける
その政党が2017年に必要だと思ったから立憲民主党を作った。今の野田代表は大丈夫だと思っているので、立憲民主党はブレずに 変わったってダメでしょ こんな人たちが党の幹部だ重鎮だねとおしてやっている政党が減税言ったって。だからダメなんだってアレは。別の党を作らないと減税言ったって説得力ないから。減税言っている人はどっちかですよね。あきらめてもらうか、立憲に居る以上は。別の党をつくるかどっちかですよ。早く辞めてくださいという感じです。
減税は一切やる気がない。
立憲民主党の結党の理由が受け皿でしかなかったのに理由が変わっている。
結局野田佳彦の党で、自爆解散をやった一切反省がない。悪夢の民主党と全く同じ体質を維持している。この言ったから絶対減税しないというのは野田佳彦と重なる。つまり政権を取れば悪夢の民主党の再来にしかならない。
まっとうの基準がない以上、有権者の声を聞かない、無視する、支持しないやつはバカと思う、こう書いたら誹謗中傷で訴えて黙らせればいい、記事を消せばいい、と考えている。ここが消えたら立憲の支持者でしょうね。
包摂、誰一人取り残さない、という政策と行動が一致していない。
以上から全体主義、権威主義であり、急進的リベラルというか毛沢東とかとあまり変わらない。
民進党の枝野幸男代表代行は2日、東京都内のホテルで記者会見し、新党「立憲民主党」を結成し、自身が代表に就くと表明した。希望の党の小池百合子代表が民進党からの合流に「排除」の方針で臨み、公認を得られない立候補予定者の受け皿となる。民進リベラル系が参加し、安倍政権に反対する市民と連携し、共産党などとの野党共闘路線の再構築を目指す。
枝野氏は記者会見で、前原誠司代表が合流を図った希望の党について、「前原氏が(民進党の)理念・政策を新しい器の中で実現していくとしたが、方向が違うと判断せざるを得ない」と表明。安全保障法制の容認などで「踏み絵」を迫る小池氏と歩調を合わせられないことを強調した。
そのうえで、「安倍政権の暴走に歯止めをかける大きな役割を果たす」と主張。憲法9条に自衛隊を明記する改憲案は「安保法の違憲部分の追認になる」、2019年10月の消費税10%の増税は「現下の経済情勢では国民の理解を得られない」と反対する考えを示した。また、「一日も早く原発ゼロを実現していく」とも訴えた。
会見に先立ち、枝野氏は2日、連合の神津里季生(こうづりきお)会長と会談し、支援を依頼。「理解、賛同を頂けたと思っている」と語った。枝野氏は安倍政権に反対する市民と幅広く連携する考えも強調。共産や社民党は枝野新党の結党を歓迎し、衆院選での共闘を模索する方向だ。
| 順位 | はてブ数 | リンク | 備考 |
|---|
今回の比例での得票数が336万票。
21年衆院選の416万票と比べると80万票減。22年参院選の361万票と比べても25万票減。
小選挙区に擁立して比例票を増やす、とかいうのは一体何だったんだ。野党共闘した21年と比べて80万票減ってるんだぞ。
立憲支持者からは「共産党が出た選挙区の方が立憲は勝ってる、共産党とは違うということがアピールできて保守寄りの層が立憲に入れた、共産との共闘なんてやはり不必要」とか言われる始末だぞ。
そしてこんな有様でも、赤旗の一面は「我々が裏金問題を暴いて自民を追い詰めた」だけ。比例票・議席を減らしたことへの総括なんて何もなし。
皆さんご存じの通り、れいわ新選組は中核派と呼ばれる一派から生まれた政党、公然活動団体である。
元々の出自が戦前からの日本共産党のやり方に不満…もっと暴力などを含む急進的な革命を望む層が分離し、内ゲバ(≒暴力を伴う内乱)を繰り返した末に残ったのがこの中核派。
なので、同一視されることが多いが、日本共産党とこの中核派は、公明党と共産党ぐらい仲が悪いのである。
そして今回の選挙。なんと共産党が8議席、中核派の公然活動団体れいわ新選組が10議席と、なんと議席で逆転してしまった。
共産党の傀儡委員長田村が、インタビューで何を聞かれてもひたすら「非公認の候補にも2000万円を暴いたのは我が共産党だから過半数割れを引きおこしたから実質勝利」と発言する人口無能botみたいな勝ち組を演じていて滑稽だったが、それよりも、お前中核派にまけてや~んの、やーいやーいばーかばーか、と言う方が響いているのではないかと思われる。
真面目に分析すると、潜在的な極左支持層が支持する可能性がある政党は、社会民主党、日本共産党、れいわ新選組の三つがある。
組織のでかさで言うと日本共産党が圧倒的で、その後社会民主党が細々とあり、れいわ新選組が続く。
政策は似たり寄ったりであると言え、最近はどんどんフェミニスト政策、表現規制推進(不快なものは掲示するな)と言う方向に傾いて言っているのは間違い無いのだが、それでもれいわ新選組はその中で比較的脱臭に成功している・・・逆に言うとまだ知られていないと言う感じがあり、それで潜在的極左の票を取り込んだのではないかと思われる。
さて、振り返って共産党であるが、結局田村が日和って地方組織を抑えきれなかったことと、勝ち戦を想定できず戦略を間違えたと言う事の二つに尽きる。
前回の選挙は大敗したものの、数字を分析すると野党共闘は比較的成果を出していたと言えた。しかし、数字ではなくイメージで責任逃れを図る国民民主玉木らによるスケープゴートにされ、今回は野党共闘路線をとれなかった。
それに対して今回である。
田村も日和ってしまい地方組織を抑えきれず、60台後半の自民党現職に70台のおじいちゃん共産党支部長を候補としてぶつけた結果、若手の立民候補と共に落選とか地獄の様な状況がいくつも見られている。
立民の言う事を聞いていれば良いと言うことではない。これは何かと言うと、今回勝てると思って戦略を立てていなかったという事だ。
勝てると思ってもう少し現実的に選挙戦略を立てて、政策を整えて、マスに切り込める戦略を立てられていたら勝てていた。例えば週休3日制の導入を目指すというのはなかなかに良かったが、その周辺がカスカスでさっぱりだっただろう。労働問題にフォーカスし、労働貴族連合とは別の道を示す事ができていれば、つまり、まっとうに社会主義革命と言う「手段」によって何を得ようとしていたか?と言う所の本懐に立ち戻って、政策を立て直すべきだったのである。
そうすれば、手段目的化の権化であるれいわ新選組に負けることはなかったのではないだろうか。
ということで、共産党はこの敗退を認め、それを名目に早く腐ったジジイ共を切り捨て、何をするべきかやらないといくらやっても中核派に勝てないし、下手すりゃ乗っ取られるという事を認識してほしい。
まとめ乙。
概ね同じ意見だが、財源については維新、国民とも税収増分を充てる(自民も高市、小林あたりに近い)算段だから、
それで足りるの?って数字の議論が全くないのが問題だが、そこを聞かないで足りない前提で話するのはあかんやろ。
底辺サラリーマンだが、5年以上前、複数の知人の政治関係者から「選挙に出てみないか?」と言われた時期があった。
まぁ、おそらく市議会あたりの、それも本命のかませ犬ぐらいの役割だったんだろうけど、その時つくづく思い知ったことがある。
俺の知人の政治関係者は、多くが自民党関係者、ちらほらと公明党関係者、まれに維新関係者。
ちなみに俺は共産党とれいわ新選組(と野党共闘)以外に投票したことのない(しかもそれを周囲に公言している)ゴリゴリの「パヨク」。
俺と似たような感じで、個人的にはド左の政治思想の持主でも、政治家として口を糊するために与党議員として保守思想を語ってる人間も、実は結構いるのではなかろうか。