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はてなキーワード:重篤とは

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2025-10-21

少子化より不登校療育・若年無業こそ重篤問題

日本では長年「少子化対策」が政治課題の中核に据えられ、はてな男性は「中年非モテ男性の(年下女性との)恋愛を国や自治体無償格安支援するべき」という主張をここ15年ほど繰り返してきた。

しかし、出生数の減少そのもの重要だが、それ以上に「次世代社会機能しない/自立できない割合が増えること」は、長期的に見て社会資本と財政の双方にとって致命的なインパクトを与えうる。

実際、近年は不登校療育(発達支援)を必要とする子どもの増加、若年無業者の高止まりが目立つ。

子供が減っているのに不登校が増えている

文部科学省の令和5年度調査では、小中高の不登校児童生徒数が過去最多を更新しており、小中学校で約34.6万人、高校で約6.9万人と報告。長期欠席・不登校の生徒数はここ数年で明確に増加。不登校は単に「学校に来ない」問題に留まらず、学習の遅れ・社会経験の欠落へと連鎖し、将来の就労社会参加の困難を生むなど長期にわたる悪影響へと繋がっていくリスクが高い。

療育児童発達支援)を必要とする子ども支援需要が急増している

厚生労働省関係機関の集計では、児童発達支援放課後デイサービス利用者数・費用額が年々大幅に増加しており、平成24年度以降で数倍(児童発達支援は約5.7倍、放課後等デイはさらに大きな伸び)というデータが示されている。療育ニーズの増加は、単に行政予算問題であるだけでなく、家族就労生活設計に直接影響する。療育必要な子が増えれば、介護的な育児負担が長期化し、親(特に母親)がフルタイムでの労働を続けられなくなるケースが増える。

父親年齢と自閉スペクトラム障害ASDリスク

多数の疫学研究が、父親年齢が上がるほど子の自閉症スペクトラム障害リスクが上昇することを示している。代表例として、Reichenbergら(JAMA Psychiatry,2006)や大規模レジストリ解析を含む報告(Sandinら, 2016)は、父親高齢化子供ASDリスクの関連を示し、Sandinらは母親年齢や他の共変量を調整した解析でも独立した父親年齢の影響が確認されたとしている。疫学的には父親年齢の上昇がASDリスク増加と関連するという強いエビデンスがある。

メカニズムとしては、父親年齢上昇に伴う精子由来の新生突然変異(de novo mutations)増加や、社会選択高齢父親になる人の子供に特異な遺伝的背景がある可能性)などが仮説として挙げられる。Sandinらのような大規模研究は、母親年齢を統計的に調整しても父親年齢の独立効果が残ることを示しており、母親年齢を影響を除去した有効ソースに該当。

療育必要な子がいると「共働き」が続けられない

障害児・療育を要する子どもを抱える保護者に関する厚生労働省調査では、「仕事子育ての両立に困っている」との回答が多く、就労継続が難しいとの実態が示されている。共働きでやりくりしていた家庭でも、子ども特別支援必要になると片方(多くは母親)が離職・短時間就労を選ばざるをえない事例が頻出。子供の送り迎えのために仕事を辞めるよう療育施設から直接言われたり、また辞めない限り子供支援サービスアクセスするのが不可能な状況であったという声も報告されている。

もともと「片働きでは家計が成り立たないか共働き子どもを作る」という家計設計一般化している時代に、療育ニーズの増加で親が仕事を続けられない事態が広がれば、家計キャリア・出生意欲のすべてに負の影響を与える。

成人後も自立できないリスクと、それがもたらす財政社会負担

若年無業者は、若年者が減少している社会でありながらも高止まり状態が続いている(例:15–34歳で50万人台程度の長期高止まりの推移など)。労働需要不景気により落ち若年人口ボリュームがあって人余り状態であった氷河期とは状況が全く違い、団塊世代引退して人手が不足して売り手市場であるのにもかかわらず、「能力的な理由でどこでも働けない若年者」の問題現在日本問題である。若年層の就労不能・無業化が増えることは、納税者が減るだけでなく、生活保護・医療福祉などの公的支援需要を増やすため、政府財政にとって大きな負担となる。

さら内閣府財務省の将来見通し・財政資料は、人口減少・高齢化が進む中で社会保障給付が増大し、現役世代負担が重くなることを繰り返し示している。もし「働けない・納税できない次世代」の割合が上がれば、税や社会保険料を健常な労働世代からさら徴収せざるをえず、長期的な税負担の増加と経済成長の停滞を招く。少子化に加え、次世代の「就労能力・自立度」が低下することは、単なる人口統計の問題を超え、財政持続性と社会生産性にとって直接的な脅威である

結論少子化対策としての35歳以上の男女への結婚促進は不要

少子化対策は往々にして結婚と挙児を望むが機会が得られない35歳以上の男性目線で語られがちだが、「出産適齢期に入る前の若年層(高校生・大学生)」に対するライフプラン教育や健常児をもうける能力と年齢の関係に関する情報提供キャリア形成家族計画を両立できる制度整備の方が長期的に見て効果が高い。これまでライフプラン教育女子中高生のみに限定されて行われたことでTwitter上での「女性差別」という炎上が繰り返されてきたが、むしろ無知危機感の欠如といった点で問題の程度が酷いのは男性のほうであり、40歳など手遅れな年齢になって親の介護危機きっかけとして婚活を開始しがちな旧世代無知男性反面教師として、現在男子高校生に対して「25歳までに同年代相手を決め、27歳までに第一子をもうける」といった人生設計に向けた緊張感を持ってもらうことこそ肝要である。35歳以上の男女への結婚促進は別に、国のためにならない。若さをすでに失った人は、勘違いをするべきではない。

女性高齢になることにより不妊流産ダウン症といったリスクが上がることは知られているが、男性側が35歳以上であることによってASDが増えるというのは2000年以降に研究され始めた内容であり、知識が広がっていない。無知による晩婚、ASD児増加、不登校、若年無業、8050問題へと流れてしまう家庭が増えないことを祈るばかりである

Permalink |記事への反応(4) | 14:26

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anond:20251021132550

軽めじゃないよ

だいぶ重篤

Permalink |記事への反応(1) | 13:26

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2025-10-17

ダークパターンじゃないよ!登録するって買いてあるよ!でもこんなことを激ギレで言ってたら反応してもらえないよ〜可哀想だなぁ〜

いや、その発言の前半部分にブチギレられても文句は言えんだろうし、

さんざっぱら色で判別できるようにしろと警告してんのに似たようなボタン作ってそれをミスって押下した時に勝手に購入扱いされてブチギレるのも金にシビア人間だったらキレるのも無理ねえだろって話だし、

何よりお前が可哀想って呼んだそれは先月クソ程返金処理してるから可哀想もクソもねえのよ。

未だに正解が見つけられないアイツらがアホ。

それをよく分からんで「こんな言い方されても担当者対応してもらえないぴょ〜」じゃねえ。

先月の報道で発表されてるレベルのことは次の月には解決しとけ、解決できてないなら重篤問題だろうが。省庁案件にでもした方がいいのか?反省してませんよアイツらって。

デケエ企業公務員が上から撫で回せる訳だから喜ぶだろアイツらも。

テメェが軽んじたそれはそういう案件ではある。

アホなユーザーさんったら激ギレじゃダメダメなのに〜じゃなくて『あ、アホなユーザー様落ち着いてください!こ、ここにクレームを出す用の!ああ!お客様!困ります!ああ!』ぐらいやれ

アホなユーザーがお前の今の土台なんだよ。

そいつらが満足できるものを作らなきゃ徐々に徐々にちっちゃい土台が逃げ出していってお前のスキルだ高偏差値だでできた御殿根本から崩すの。

お前ら商売人はそのスキルや高偏差値を振りかざすところがアホのユーザーしかおらんから。そして振りかざした分の責任がお前にはあるから

お前が可哀想と論じたそれは、ブラクラ全盛期の価値観なんだよ。

もう今は違うの。騙す方がちゃん刑罰を受けて電子計算機なんたらかんたらになるの。

今時の商売はそのラインの下で「これならセーフでしょ?」ってやっても「は?お前この前ガイドライン更新されたの見てないの?ちょっと価値観が合わないんで出資やめますね」が横行してるの。

可哀想とかじゃないの。今すぐテメーらデカ企業なんだから内部でしっかり監査した上で改善しろなの。

それを中小企業レベルでもやらされるし、個人事業主も雇ってるところから「やれ」って言われたら「はいぃ!」って従うの。

ちゃんと書いたのに…」じゃありません

『このセンスのないUIのせいで企業に損失が出ました。』なの。

もっと重篤的に考えなさいよ。

やばいよ、お前の価値観

Permalink |記事への反応(0) | 10:35

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2025-09-24

anond:20250922122540

血液検査場合今日と2週間後の検査値を比較するんだよ。

それで、悪化しているのか、落ち着いているのかわかる。

初めてのお薬処方の場合、14日分だけ投与してみて、

重篤副作用がでないか確認する必要がある。

担当検査技師不在の場合

2週間後にヴァカンスから帰って来るので、検査してもらえる。

Permalink |記事への反応(0) | 03:22

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2025-09-23

もうすぐ「あんぱん」終了記念

オレが思いついた「3大」お題がハイブローすぎて人間のオマエラでは誰もレスを付けられなかったので、AIに聞いてみる大会〜〜〜!!

今期の朝ドラモデルやなせたかし氏が戦後180度ひっくり返った「正義」のありさまを経験して言ったとされる

絶対に覆らない正義とはなんだ? それは「お腹を空かせた子どもあんパンを食べさてあげる」ことだ!』

いやいやいや、それだって正義じゃない局面普通にあるだろ!!

1.重篤小麦アレルギーまたは小豆アレルギーがある子ども場合

2.大腸内視鏡検査を受ける前日の場合

...あと一つは?

Google検索AIモードの回答

3.あんパン差し出した相手が、あんパンにまつわる深刻なトラウマを抱えている場合

子どもの頃にパンを喉に詰まらせた経験がある、あるいはあんパンを食べさせられたことがきっかけで虐待につながったといった心的外傷を負っている場合善意あんパントラウマを呼び起こし、かえって相手を苦しめてしま可能性があります相手心の問題配慮しない一方的善意は、意図せず相手を傷つけてしまうかもしれないのです。

前後に、やなせ氏の真意はどーだこーだみたいな御託をのたまってたが、そこは割愛w

Grokの回答

3.子ども宗教的または文化的理由特定食品を避けている場合:例えば、特定宗教文化小麦製品あんこ禁忌とされている場合子ども信条や家庭の方針に反してあんパンを与えることは、尊重を欠く行為となり、正義とは言えません。

Anthropic Claudeの回答

3.糖尿病の子どもで血糖値が急激に上昇している場合

あんパン糖質が多く含まれているので、血糖コントロール必要糖尿病の子どもには危険場合があります

他にも考えられる例外

ふ〜〜ん。Claudeが一番いろいろ親切にたくさんのパターンを考えだしてくれてるねw

ちなみに、オレが当初考えてた3個目は、宗教的禁忌場合ってことで、Grokの答えが想定に一番近かったww

anond:20250402102305

---追記---

なお、本当にやなせ氏が言ったのとは微妙に違う。実際は「あんパンを」食べさせるとは特定されていない。これは、大喜利のお題としては「あんパン」に限ったほうがいろいろ出しやすいだろうという配慮だww

Permalink |記事への反応(0) | 12:15

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2025-09-20

まれて30年 卵アレルギーだけど、楽しく暮らしてるよ

追記】気にしてもらえて嬉しかったです。いちばん好きな食べ物松屋牛めしです。あとすき焼きも卵がなくても好きです。

いちばん便利で、手っ取り早い栄養素が損なわれているのでは、とは思ってるけど、これからもたくさんたのし暮らしたいです。

アレルギーって言うと、なぜか牛乳大丈夫?ってよく聞かれるの、なんでなんだろう?

上京してから何年も経ってるのに、まだもんじゃ焼きを(お好み焼きみたいに卵入ってそうに思っちゃうから)食べてないのはなんとかしたいです。


子どものころからアレルギーが治らなかった人、意外といないのか話を見ないので、書きます

子どもが卵アレルギーでも、ちゃん健康に育つので親御さんは悩まないでください。

あくまで、自分レベルな話なので重篤な方はごめんなさい

物心ついてから、初めて卵製品で食べれないと思ったのは、保育所で食べたカステラ

小学校一年生の時は、給食食べきるまで昼休みがもらえなくて辛かった。吐きそうになりながら食べた記憶がある。

親は苦手なのかなくらいに考えてたんだと思う。

2年生以降はたぶん卵アレルギーだということが確定して、給食は食べ切らなくてよくなった。

でも、お弁当やかわりのおかずを持っていける時代ではなかったので、千切りキャベツドレッシングなしで食べるのは辛かった。

小学校高学年の宿泊研修で、みんなが食べていてどうしても食べたくなり、卵入りアイスを食べてしまって嘔吐。その頃には先生たちも大慌てで、次の年から生徒にアレルギー確認があったり、語り継がれていたらしい。

親が月に一回、田舎から1時間以上かけてアレルギー治療に連れて行ってくれたけど、特によくならなかった。今思うと、親も心配してくれたのにな…と思う。その頃の薬のせいで身長が伸びなかったのでは?疑惑があるらしいが、よくわからない。両親に比べて背は小さいけど、女で154cmなら普通くらいだから気にしてない。

誕生日ケーキもないので、ゼリーアイスだった。卵なしのケーキを用意してくれたこともあったけど、パサパサでおいしくなかったなあ…。今なら色々おいしいものもあるのかも。

20代前半でハンバーグが食べれるようになったり、20代後半でハンバーグ蕎麦屋ふわふわ天ぷらが食べれなくなったり、浮き沈みはある。

あと、妹も同じで生涯卵アレルギーだけど、これくらいなら食べられる/食べられないは結構違う。

去年はうっかりムース(卵さわった手で粘膜触ると腫れるからお菓子作ったことない)を食べてしまって、下痢血圧が一気に下がって人生初の救急車にのった。点滴打ってもらって元気になった。

その時エピペン処方されたけど、自分で刺せる気がしない。

他にもハウスダストとか花粉山芋も食べれなかったり。皮膚湿疹も酷かったけど、1年中抗ヒスタミン剤を飲み始めてだいぶよくなった。

結婚もして、夫は元マヨラーだけど、食べたい時にはひとりで食べているみたいだし、そんなに不便は感じてないと言ってくれている。

さすがにフレンチで卵アレルギーをお店に申告できなくて、記念日は毎年イタリアンワイン好きなのでちょっと残念。

今後子どもができたら、卵アレルギーだとやっぱり可哀想って思っちゃうのかもしれない。

卵が食べれたらなあと思うこと、ないことはないけど、そもそも味が、辛かった思い出とリンクして食べたい気持ちは起きない。なんなら、凝り性なので少しくらい枷があるほうがいいと思うくらい。

あらためて、色々トライエラーを繰り返しているので大事に至らなかったのはラッキーだと思います。これからも失敗するかもしれないけど、ある程度は対処もできるようになった。酔っ払って見間違いだけしないように気をつけていきます

Permalink |記事への反応(4) | 15:51

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2025-09-11

anond:20250911213832

この文章を分解して解説すると、次のような構造になっています

1. 観察の部分

今日ナマポ仲間のオバちゃんシルバー特別就労道路草刈りしてるのを見かけた」

ナマポ仲間=生活保護を受けている知り合い

シルバー高齢者向けの就労制度

特別就労福祉支援施設での就労機会

 →つまり生活保護を受けつつ、体力仕事をしている高齢女性を見かけたという描写です。

2. 体調の観察と推測

「命のメジャーで赤判定されそうなくらい腕が細くなってた急激な体重減少ガンかな」

• 「命のメジャーで赤判定」=生命危険度が高い状態比喩的表現

• 「腕が細くなってた急激な体重減少」=やせ細っている様子から健康状態悪化していることを示唆

• 「ガンかな」=本人は癌などの重篤病気を疑っている

全体としては、知り合いの高齢女性がやせ細って危険状態になっているのを見かけ、重篤病気心配している内容です。

感想

 文章からは、作者の観察力と心配する気持ちが強く伝わります

言葉遣いはかなり口語的で、思考がそのまま文章になった印象があります

• 「命のメジャーで赤判定されそう」という表現は独特で、ユーモアを交えつつも危機感を示しているのが面白い

• 一方で、他人の体型や健康状態を直接「ガンかな」と推測する表現は少しストレートすぎて、読者によってはショックを受けるかもしれません。

全体として、心配と観察のリアルさが生々しく伝わる文章だと感じます

Permalink |記事への反応(0) | 21:42

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2025-09-02

盲腸搬送してもらった話

その日の仕事中、かわいがっている姪から「熱が出ちゃったよ」と連絡があったため、アイスを買って届けることにした。

近所に住んでいる甥や姪が熱を出すと、仕事帰りにアイスを買って届けるのが習慣なのだ

マスク持ってる?すぐうつちゃうんだから気をつけてきてね」と追いメールをくれた姪、かわいい

コンビニに立ち寄ってちょっといいアイスを買った。

もちろん甥の分も。

ついでに私自身が食べる分も買った。

大量買いしても大丈夫なように、アイスのすぐ横に保冷バッグも置いてある抜かりないコンビニだった。

アイスを届け帰宅し、晩酌しながら夕飯を食べた。

最近お気に入りのBACARDIのモヒート炭酸で割る。

いくらでも飲める。

野菜と魚と納豆と、ちょこちょことバランス良く食べた。

22時頃、なんとなく腹痛を感じた。

基本的に快食快便タイプだが、たまにお腹を壊すことがある。

今回もそれか、と思ったが特に便意は感じない。

ガスでも溜まったかな、少し経てば治まるだろう。

治まったらさっき買ってきた安納芋アイスでも食べようか、ととりあえずベッドに横になった。

そのまま数時間

痛みは治まらず、特別悪化もしていないようだがしぶとく継続している。

トイレに立ったが下しているようなこともない。

いつになったらアイスを食べられるんだ…とりあえず寝るしかいか…と目を閉じてみるが、眠れない。

まんじりともせず空が白んできた。

数回トイレには行ってみたが、結果変わらず。

痛みは増している。

スマホで色々と検索し、腸閉塞ではなさそうだと自己判断してみる。

以前、憩室炎の疑いで通院したことがあったのでその線か、はたまた卵巣出血かと思いを巡らせる。

巡らせたところで素人には原因がわかるはずもなく、どんどん痛む腹を抱えて時が経つのを待つしかなかった。

6時を回り、これは出勤どころではないと同僚へ「とりあえずクリニックが開いたら見てもらう、また連絡する」旨簡潔に連絡した。

一方でそろそろ救急要請が頭をよぎり始めた。

とは言え、春に別件で職場で倒れ搬送されているためかなり躊躇する。

意識はハッキリしているし、すぐ死ぬほどではなさそうだ。

ただこのまま8時過ぎまで耐えて自力でクリニックへ行くことが可能かどうか、その前に意識を失ったりしたらどうなるかと思うとなかなかのスリルを感じる。

しかたらこれが一世一代の瞬間となるかもしれない。

しかしこの地区はたまに救急車が逼迫していると連絡が来るような地域柄だ。

貴重な医療資源無駄に消費するようなことも避けたい。

7時になった。

痛みに強い自覚はあるも、この時点で恐らく激痛と表現してもいいレベルに達していた。

どこか冴えている脳みそをぶん回し、#7119に連絡することにした。

救急車を呼ぶかどうかの判断をしてもらおう。

搬送される場合を想定し、今できることをやっておかなくてはならない。

なんとか起き上がり、洗濯機下着等をぶっこんでスイッチを入れ、シャワーを浴びた。

#7119は親切に、この時間に診察してくれる病院を2つも教えてくれた。

1つめは自宅から近い総合病院で、家族入院手術したことがあるため大本命だった。

電話をかけると「重篤患者複数抱えているため、診察まで数時間かかる可能性がある」と少し遠い第3の病院を紹介してくれた。

仕方がない、こちらは自力で連絡できるほど軽症である

紹介された第3の病院電話をかけた。

いくら呼び出しても通話にならなかった。

これでは時間をかけて行ったところで診てもらえるかわからない。

#7119が教えてくれた2つめの病院に連絡した。

「7119が…何かの間違いでは…?今日は消化器の担当ではないので診ることができない」

安直絶望した。

腹が痛い。

救急業界からすると軽症だろう。

しかし激痛なのだ

電話で話そうにも自分でも引くほど息も絶え絶えで、必死に声を出す必要があるくらい辛い。

だが相手はさすがプロ、この状態でも平気で断る。

8時までは待てない。

再び#7119に連絡をする。

救急車を呼ぶかの判断するところに繋がっちゃってるから病院紹介なら"2"を選んでもらわないと!繋ぎますね!」

この一連の盲腸騒ぎで唯一イラついたのがこの対応だった。

というより、電話が繋がった瞬間から相手の方がイラついていた。

とても大切で尊い業務なのだから、あの担当者には、不安を抱えて電話をかける人間対応するための研修を受けてほしい。

結局、再度教えてもらった病院電話して「専門医がいないが、それでもよければ救急窓口にくれば誰でも診察する」と言われ、心が折れた。

冒頭にアイスを届けた姪の親(実の兄弟)へ連絡した。

状態と経緯を説明し、もう自分では判断できないからどこか病院へ連れて行ってほしいと懇願した。

「わかった。救急車を呼べ。すぐそっちに行く」

家族がそうしろと言った、という後ろ盾を手に入れた私はすぐ119へ連絡した。

救急だと伝え、年齢と性別、本人であること、症状。

#7119に連絡して紹介された病院にひととおり連絡したがうまくいかなかったこと。

住まいが少し変わった立地のため、救急車が停められないかもしれないこと。

「もう向かっている」という情報が心強くて少し涙が出た。

財布の中の保険証確認し、スマホを持ち玄関で座り込んでいると、救急車より少し早く兄弟が到着した。

その頃には痛みから過呼吸が起きて手足が痺れ、動きづらくなっていた。

春に倒れて搬送されたのも過呼吸だったが、あれから癖になってしまったのかもしれない。

案の定救急車は家の前まで来られず、救急隊に抱えられて歩いて乗り込んだ。

近所の顔見知りのおばあちゃん心配そうに、「がんばって!」と声をかけてくれていた。

救急車の中でストレッチャーに横になり、搬送先を探す段階になった。

あとから自分の車で後を追うという兄弟が外で待っている。

この頃になるともう痛みで頭が働かない。

「まだギリギリ夜間の当番病院時間で、それで良いか」と確認された。

何でもいいから早くなんとかしてほしくて了承したが、到着まで15分と聞いて密かに何度目かの絶望をした。

意識のある状態で乗る救急車はお世辞にも乗り心地が良いとは言えず、端的に言うと車酔いする。

痛みと車酔いはできるだけ併用したくない。

特に処置必要としないからか、隊員の方々はストレッチャーから離れきちんと座席に座っていた。

たまに「大丈夫ですよ〜」「もうすぐ着きますよ〜」と声をかけてくれた。

七転八倒しならが車酔いとも闘っていたが、周りの様子からただ痛いだけで恐らく死なないのだろう、と察することができた。

何度か「救急車通ります」「ありがとうございます」とマイクの音声が聞こえた。

善良なドライバーの皆様がその度に道を譲ってくれている。

命にかかわらないただの腹痛なのに申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちが浮かぶから痛みにかき消されていった。

病院に着いた。

じっと寝ていることができず喉からウーウーと声が漏れる。

痛みでもう目も開けられないため、誰に何をされているかもわからない。

過呼吸のせいで両手が硬くこわばり、痺れは顔や下半身にも及んでいた。

何度も繰り返すが緊急性がそれほど高くないのは自分でもよく理解していたが、痛み止めの点滴があまり効かず耐えがたい痛みがしばらく続いてしまい、これなら近所の総合病院(#7119が紹介してくれた1の病院)に行っても良かったもしれないとチラリと考える余裕はあった。

急性虫垂炎と判明するのは、ここからいくつかの検査を経てからだ。

搬送された話は以上。オチは無い。

現在は手術を終え退院し、自宅療養中で暇なのでとりとめもなく書いた。

初手術、初入院の話はまた別で書くかもしれない。

ちなみに搬送された当番病院電話しても繋がらなかった第3の病院だった(退院後、帰宅して自分が書いたメモ確認し判明)。

電話が繋がらなかったり、病院からやんわりと拒否されたり、救急車内で塩対応されたように表現しているかもしれないが、単に自分体験したことをそのまま書いただけで、医療制度に不満があるわけではない。

しろ命にかかわらない患者であるにもかかわらず、迅速に安全病院搬送され、適切な治療の機会を得ることができて感謝しかないということを強く主張する。

そして軽症にもかかわらず救急車を要請したことに対する非難はごもっともであり、反省している。

こんなしょうもない駄文最後まで読んでくれる人がどれだけいるのかわからないが、そこんとこだけよろしく

Permalink |記事への反応(2) | 18:54

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2025-08-20

コロナワクチン、何が間違いだったのか

リアルワールドではワクチンに関わらずパンデミック化したが、このことから反省点はなにか?

とても重要視点です。「初期ワクチンの高い有効率(95%前後)」という強い成果が出た一方で、現実にはワクチン接種が進んでも世界流行パンデミック)は収束しなかった。ここから浮かび上がる反省点を整理します。

1.発症予防と感染予防の区別が不十分だった

RCTの一次評価は「有症状COVID-19」でした。

一般社会では「感染のものを止める」と期待され、「感染阻止=パンデミック収束」と誤解されました。

実際には感染予防効果は一部しかなく、無症候感染や伝播は残存。

➡️ 今後のワクチン開発では「発症予防」と「感染予防」を分けて設計広報する必要がある。

2.ウイルス変異免疫の持続性を軽視

初期試験武漢型株を対象にしており、変異株(α、δ、オミクロン)で効果が急落しました。

ワクチン効果の持続期間が短く、ブースター前提の戦略になった。

➡️ 持続的な免疫誘導変異への柔軟対応mRNA更新や多価ワクチン)が必要

3. 「集団免疫戦略への過度な期待

当初は「70%以上接種で集団免疫」というシナリオが描かれたが、

変異株の高い伝播性

ワクチン感染予防効果限界

接種の不均一分布

により現実には成立しなかった。

➡️感染症ごとに“集団免疫が成立しうるか”を精密に検討すべき。

4.公衆衛生戦略多様化不足

ワクチン導入と並行して、**検査隔離・換気などの非薬理的介入(NPI)**を長期的に持続させる体制が十分でなかった国も多い。

ワクチンが出れば全て解決」というメッセージが、社会の油断や対策解除の早まりにつながった。

➡️ワクチン単独ではなく、公衆衛生対策の一部として位置づけるべき。

5.コミュニケーション課題

「95%有効」の数字が、一般市民政治決定者に「感染も95%防げる」と誤解された。

その結果、期待と現実ギャップワクチン不信感情を強めた。

➡️科学限界を誠実に伝えるリスクコミュニケーションが不可欠。

6.副反応情報課題

臨床試験段階では数百人規模の観察で、安全性シグナルを確認。多くは局所反応や発熱など一過性のもの

承認後に数千万規模で接種が進む中で、死亡例、重篤例(心筋炎、血栓症アナフィラキシーなど)が顕在化。

➡️重篤副反応有害事象発見公表の遅れが不信感を助長した。

まとめ

リアルワールドでのパンデミック持続は、

ワクチン評価指標発症予防 vs感染予防)の混同

変異株と免疫持続性の読み誤り

集団免疫戦略限界

公衆衛生対策ワクチン政策の一体化不足

リスクコミュニケーションの弱さ

副反応対策の不備

によるものと考えられます

Permalink |記事への反応(5) | 08:40

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2025-08-15

何故、馬鹿狂犬病ワクチンを嫌うのか

また、Xで狂犬病ワクチンを打つ打たないが話題になっている。

ワクチンに対する是非の問題個人思想の自由なのでとやかく言うわけにはいかないが、ワクチン接種自体義務なのでしないなら犬を飼うな、以上の言葉はない。

だが、不思議じゃないだろうか?

なんで彼らはそこまでしてワクチン接種を嫌うのか。

それを個人独断偏見暴言説明しよう。

 

狂犬病が怖い

 

そもそも彼らは狂犬病が怖いのである

こういうと不思議に思う人がいるかもしれない。

「じゃあワクチン打てばいいじゃん」と思うのが普通だ。

しかし彼らはそこで”狂犬病を見ない”という選択を取ったのである

 

考えてみてほしい、致死率100%なんていう病気がこの世に実在するのは恐怖しかない。

世界中を混乱させた新型コロナだって65歳以上と絞った上で4%前後だ。

ちなみにワクチンを接種することでこれが2.4%まで下げられるらしい。

 

そんな死神のようなウィルス自分が住んでいる世界存在している、その事実が彼らは怖いのだ。

からその存在を”否定”するか”自分関係ない世界”の話にしたいのだ。

よく狂犬病ワクチン否定する人の中に「日本狂犬病を根絶したから打つ必要はない」という人を見かけないだろうか?

それが後者タイプ人間だ。

狂犬病と言う恐ろしい病気は遠い海を渡った異国の世界の話であり、日本には関係がない”と思い込みたいのだ。

その道理が通るなら新型コロナウィルスだって中国国内で治まっているか日本アメリカまで感染が広がることはないのだが。

 

当然だが、国内での狂犬病を根絶したからと言って、今後100%国内で出ないとは言い切れない。

そもそも狂犬病と言うのは哺乳類全般がかかる病気であり、海外ではコウモリキツネ、猫等が媒体となっていることは有名だ。

日本ではあまり見られないが、飼い猫にも狂犬病ワクチンを打つべきだという人も少なくはない。

外来種問題がここまで有名になっている昨今、海外から持ち込まれ動物媒介者となって再び日本狂犬病が出る可能性は、国際化が進んでいる昨今の方がリスクが高い。

そうなっていないのは、航空や港で水際対策をしている人たちの陰ながらの努力のおかげでしかない。

 

想像力の偏り

 

ワクチンを反対する人の中に、副作用による死亡を危惧する人も少なくない。

事実副作用によって死亡したケースも存在する。

麻布大学論文によると15年間で打った7257万3199回のワクチン接種のうち重篤副作用発症したのが317件でそのうち死亡したのが71件あった。

重篤副作用が起こる可能性が0.4%であり、死亡率はさらに低いことになる。

こういうことを言うと、この人たちは必ずと言っていいほど「でも0%じゃない!可能性はある!」と声高に叫ぶ。

人が1年間のうちに交通事故にあう可能性は1-2%と言われているが、これを知ったら狂犬病ワクチンに反対する人は外出できなくなるんじゃないかと私は心配である

なにせ狂犬病ワクチン副作用の2倍の確立である

私も先月、愛車をぶつけられたばかりだ(涙)

 

もちろん、そんなこと心配して外出しない反対派はいないだろう。

では、どうしてそこまで彼らが0%に拘るのか、と言われれば”愛犬の死は想像やすいから”だ。

巷にもペットとの死別の話は山のように存在しているし、ドラマ映画等々で映像で見ることも多い。

からこそ「もし、自分の大好きなペットが死んだら……」という想像は容易い。

 

では狂犬病はどうだろう?

これを書いている私も狂犬病患者を診たのはブラックジャック漫画の中くらいだ。

実際、日本清浄国になったのは1957年であり、大体70歳以下の人は少なくとも国内で見たことがある人はまずいないだろう。

身近な病気ではないので創作物でもなかなか取り上げられることはなく、どんな病気なのかもわからない人もいるだろう。

 

この結果、何が生まれるかと言うと、想像やすい愛犬の死を致死率100%病気と比べて前者を優先してしまうのだ。

ちなみに狂犬病での世界の死亡者数は年間で5万5千人であり、万が一この病気がまた日本蔓延すれば、71匹など目ではない人数の人間と犬が死ぬ

だが、彼らには年間5万5千人の死亡者は見えない、見ようともしない。

遠い異国の何万人の死亡者想像できない。

半世紀前にはその病気日本にも存在して猛威を振るっていたけど、現在はないか想像できない。

もしその病気日本に渡ってきたら数多くの人や犬が死ぬかもしれないけど想像できない。

でも、身近な愛犬の死は想像できるから死亡率0.4%以下のワクチン忌避したい。

だ っ て 想 像 力 が 偏 っ て る か ら。

 

そうやって狂犬病の恐ろしさから目をそらしてワクチンに反対しているのだ。

 

もちろん、重篤副作用から犬を護るために安全性を高めることを製薬会社に求めるのは間違っていない。

たとえ0.4%でも自分の愛する家族へのリスクが減ることに越したことはない。

可能な限り0に近づける努力をすることは製薬会社義務である

愛犬を護るために打ったワクチンで、苦しむ犬が少しでも減ることは大事ことなのだからちゃんワクチンを打ってる人がそれを求めるのは当然の権利だ。

 

不勉強勉強

 

陰謀論にハマってしまった人に対して「不勉強勉強家」と表現する人がいる。

これは、何かに対しての不安を解消するのに自分が信じたい情報だけを集めて間違った考えを強固にしていく人を指している。

狂犬病ワクチンの反対派にも言えることだ。

おそらく、最初は小さな気持ちが始まりだったのだろう。

注射を嫌がる愛犬を見て心を痛めたり、ワクチン費用の出費が痛かったり、ただ単純に連れて行くのが面倒だったり。

そうした時にふと沸き上がった”ワクチンて本当に必要なの?”という不満。

そう思ってネット検索すれば、その自分気持ち肯定してくれる情報が次々と見つかってくる。

「やっぱり自分は間違ってなかったんだ!」という歪な承認欲求が満たされ、さらに”自分肯定してくれる”情報ばかりを集めていく。

都合のいい情報ばかり集めて自分肯定し、安心を得ているからこそ、それを否定する人たちに強く反発する。

だって、それを否定されたら安心できないから。

だって、それを認めたら自分否定されたと思うから

そうやって否定する人を遠ざけて、自分にとって都合のいい人たちだけ集めてお互いにいい子いい子して安心している。

それが”不勉強勉強家”の哀れな姿である

 

最後

 

狂犬病ワクチンの接種は飼い主の義務であり、これを拒否する人間は犬を飼う資格はない。

日本はそういう風にルールを敷いているので、それが嫌なら日本を出ていくしかない。

文句があるなら法律を変えてくれる政治家を探すか自分政治家になればいい。

ワクチンを打った上でワクチンに疑問を呈するのは何ら問題はない、それは認められている。

そういった最低限の義務も果たさずに文句を言ったとしても、誰も受け入れてくれるわけがないのだ。

 

最後にとやまソフトセンターyoutubeチャンネルでは毎年、狂犬病予防接種会場の様子を編集してあげている。

飼い主とワンちゃん悲喜こもごもな様子はとても面白いで興味がある方は是非、見てほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

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何故、馬鹿狂犬病ワクチンを嫌うのか

また、Xで狂犬病ワクチンを打つ打たないが話題になっている。

ワクチンに対する是非の問題個人思想の自由なのでとやかく言うわけにはいかないが、ワクチン接種自体義務なのでしないなら犬を飼うな、以上の言葉はない。

だが、不思議じゃないだろうか?

なんで彼らはそこまでしてワクチン接種を嫌うのか。

それを個人独断偏見暴言説明しよう。

 

狂犬病が怖い

 

そもそも彼らは狂犬病が怖いのである

こういうと不思議に思う人がいるかもしれない。

「じゃあワクチン打てばいいじゃん」と思うのが普通だ。

しかし彼らはそこで”狂犬病を見ない”という選択を取ったのである

 

考えてみてほしい、致死率100%なんていう病気がこの世に実在するのは恐怖しかない。

世界中を混乱させた新型コロナだって65歳以上と絞った上で4%前後だ。

ちなみにワクチンを接種することでこれが2.4%まで下げられるらしい。

 

そんな死神のようなウィルス自分が住んでいる世界存在している、その事実が彼らは怖いのだ。

からその存在を”否定”するか”自分関係ない世界”の話にしたいのだ。

よく狂犬病ワクチン否定する人の中に「日本狂犬病を根絶したから打つ必要はない」という人を見かけないだろうか?

それが後者タイプ人間だ。

狂犬病と言う恐ろしい病気は遠い海を渡った異国の世界の話であり、日本には関係がない”と思い込みたいのだ。

その道理が通るなら新型コロナウィルスだって中国国内で治まっているか日本アメリカまで感染が広がることはないのだが。

 

当然だが、国内での狂犬病を根絶したからと言って、今後100%国内で出ないとは言い切れない。

そもそも狂犬病と言うのは哺乳類全般がかかる病気であり、海外ではコウモリキツネ、猫等が媒体となっていることは有名だ。

日本ではあまり見られないが、飼い猫にも狂犬病ワクチンを打つべきだという人も少なくはない。

外来種問題がここまで有名になっている昨今、海外から持ち込まれ動物媒介者となって再び日本狂犬病が出る可能性は、国際化が進んでいる昨今の方がリスクが高い。

そうなっていないのは、航空や港で水際対策をしている人たちの陰ながらの努力のおかげでしかない。

 

想像力の偏り

 

ワクチンを反対する人の中に、副作用による死亡を危惧する人も少なくない。

事実副作用によって死亡したケースも存在する。

麻布大学論文によると15年間で打った7257万3199回のワクチン接種のうち重篤副作用発症したのが317件でそのうち死亡したのが71件あった。

重篤副作用が起こる可能性が0.4%であり、死亡率はさらに低いことになる。

こういうことを言うと、この人たちは必ずと言っていいほど「でも0%じゃない!可能性はある!」と声高に叫ぶ。

人が1年間のうちに交通事故にあう可能性は1-2%と言われているが、これを知ったら狂犬病ワクチンに反対する人は外出できなくなるんじゃないかと私は心配である

なにせ狂犬病ワクチン副作用の2倍の確立である

私も先月、愛車をぶつけられたばかりだ(涙)

 

もちろん、そんなこと心配して外出しない反対派はいないだろう。

では、どうしてそこまで彼らが0%に拘るのか、と言われれば”愛犬の死は想像やすいから”だ。

巷にもペットとの死別の話は山のように存在しているし、ドラマ映画等々で映像で見ることも多い。

からこそ「もし、自分の大好きなペットが死んだら……」という想像は容易い。

 

では狂犬病はどうだろう?

これを書いている私も狂犬病患者を診たのはブラックジャック漫画の中くらいだ。

実際、日本清浄国になったのは1957年であり、大体70歳以下の人は少なくとも国内で見たことがある人はまずいないだろう。

身近な病気ではないので創作物でもなかなか取り上げられることはなく、どんな病気なのかもわからない人もいるだろう。

 

この結果、何が生まれるかと言うと、想像やすい愛犬の死を致死率100%病気と比べて前者を優先してしまうのだ。

ちなみに狂犬病での世界の死亡者数は年間で5万5千人であり、万が一この病気がまた日本蔓延すれば、71匹など目ではない人数の人間と犬が死ぬ

だが、彼らには年間5万5千人の死亡者は見えない、見ようともしない。

遠い異国の何万人の死亡者想像できない。

半世紀前にはその病気日本にも存在して猛威を振るっていたけど、現在はないか想像できない。

もしその病気日本に渡ってきたら数多くの人や犬が死ぬかもしれないけど想像できない。

でも、身近な愛犬の死は想像できるから死亡率0.4%以下のワクチン忌避したい。

だ っ て 想 像 力 が 偏 っ て る か ら。

 

そうやって狂犬病の恐ろしさから目をそらしてワクチンに反対しているのだ。

 

もちろん、重篤副作用から犬を護るために安全性を高めることを製薬会社に求めるのは間違っていない。

たとえ0.4%でも自分の愛する家族へのリスクが減ることに越したことはない。

可能な限り0に近づける努力をすることは製薬会社義務である

愛犬を護るために打ったワクチンで、苦しむ犬が少しでも減ることは大事ことなのだからちゃんワクチンを打ってる人がそれを求めるのは当然の権利だ。

 

不勉強勉強

 

陰謀論にハマってしまった人に対して「不勉強勉強家」と表現する人がいる。

これは、何かに対しての不安を解消するのに自分が信じたい情報だけを集めて間違った考えを強固にしていく人を指している。

狂犬病ワクチンの反対派にも言えることだ。

おそらく、最初は小さな気持ちが始まりだったのだろう。

注射を嫌がる愛犬を見て心を痛めたり、ワクチン費用の出費が痛かったり、ただ単純に連れて行くのが面倒だったり。

そうした時にふと沸き上がった”ワクチンて本当に必要なの?”という不満。

そう思ってネット検索すれば、その自分気持ち肯定してくれる情報が次々と見つかってくる。

「やっぱり自分は間違ってなかったんだ!」という歪な承認欲求が満たされ、さらに”自分肯定してくれる”情報ばかりを集めていく。

都合のいい情報ばかり集めて自分肯定し、安心を得ているからこそ、それを否定する人たちに強く反発する。

だって、それを否定されたら安心できないから。

だって、それを認めたら自分否定されたと思うから

そうやって否定する人を遠ざけて、自分にとって都合のいい人たちだけ集めてお互いにいい子いい子して安心している。

それが”不勉強勉強家”の哀れな姿である

 

最後

 

狂犬病ワクチンの接種は飼い主の義務であり、これを拒否する人間は犬を飼う資格はない。

日本はそういう風にルールを敷いているので、それが嫌なら日本を出ていくしかない。

文句があるなら法律を変えてくれる政治家を探すか自分政治家になればいい。

ワクチンを打った上でワクチンに疑問を呈するのは何ら問題はない、それは認められている。

そういった最低限の義務も果たさずに文句を言ったとしても、誰も受け入れてくれるわけがないのだ。

 

最後にとやまソフトセンターyoutubeチャンネルでは毎年、狂犬病予防接種会場の様子を編集してあげている。

飼い主とワンちゃん悲喜こもごもな様子はとても面白いで興味がある方は是非、見てほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

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2025-07-29

差別区別に違いはない

たまに「これは区別であって差別ではない」という人がいる。

本人の中では差別区別は明確に違うものだと思っているのだろう。

だが差別区別も実際にやってることは変わらないし、重要なのはそれによって著しく人権侵害されているか否かだ。

差別という言葉自体人権侵害存在を含んでいると考えている人も多いだろう。

俺もそう思っているが、しか最近差別という言葉が乱用され過ぎて、誰かを批判する為のラベルしかなっていないのではないかと思う。

重要なのは人権侵害の解消のはずなのに、それが差別であるか否かという点で争う人が多すぎる。

例えば女性専用車両差別ではあると思うし、しか痴漢など女性への重大な人権侵害を防ぐ為には必要措置だとも思う。

今、話題になっている元AV女優の人がウエディングドレスを着たという事実不快に思うだけなら、人権侵害とはいえないだろう。

SNS愚痴をこぼすだけなら、人によっては軽微な人権侵害ではあるかもしれないが社会で取り扱うべき重篤問題ではない。

だがわざわざ件の女性がそのドレスを着ている写真引用して、明らかにその人を貶す意図文章と共にツイートしたならこれは明確な侮辱であり人権侵害だ。

そしてそれを擁護するためにAV女優という職業のものを貶したり、穢れ扱いして社会から排除しようという意図を垂れ流す人達が現れたなら重大な人権侵害だ。

ブランド宣伝方針AV女優という職業不快感を覚える事自体問題はないし、不快感を与えられたという軽微な人権侵害ではあるだろう。

だが自分不快に思ったという事実を持って、他人人権に著しい損害を与えていい道理はない。

被害を受けたと主張する自分言葉が、誰かの人権を著しく傷つけていないか自分加害者になっていないか一度確認してから発言してはどうかと俺は思う。

Permalink |記事への反応(1) | 14:10

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2025-07-27

近年のゲーム(に限らないが)開発は、ライブラリ依存関係が複雑になり、不具合発見が困難になっていると感じる。

環境要因がほんの少し違うだけで部分的、あるいは全体にわたって想定の挙動が満たせなくなる。

開発の高度化に伴ってエンジニアとそれ以外の人たちとの距離が広がって理解が難しくなっているといった要因もあるかもしれないが、実際に不具合が割と重篤なままリリースされ、後追いでパッチを当てるといったことが増えて日常化している感じもする(ちゃんと数えたわけではないが)。

Permalink |記事への反応(0) | 00:20

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2025-06-24

anond:20250623203840

二次障害だよ

現実適応しようとしすぎて鬱になる

世の中はよく発達障害は頑張れば普通の人のように振る舞えるんだから頑張れっていうけど

 

鬱っていう重篤病気になる

無理して普通の人みたいになれました。

めでたしめでたし、ってあいつらはいうけど

 

まあ人殺しだよね

 

ワイはすでに3回重めの鬱になるのを繰り返してる

Permalink |記事への反応(2) | 18:01

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2025-06-11

anond:20250611115027

ユッケ規制前と規制後でユッケ自身危険度が変わったわけではなくて、ユッケは昔から危険

ユッケ流行っていろいろな店で出すようになった結果、大規模かつ重篤食中毒が増えて規制せざるを得なくなったか規制されただけ。

鶏刺しはまだそのフェーズに至ってないだけで鶏刺し規制する法律がないことは鶏刺し安全って証明なわけじゃない

Permalink |記事への反応(2) | 12:07

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2025-06-04

anond:20250604205940

東村アキコデビュー後2作目が岩館真理子かぶれで全没、その次も岩井俊二かぶれで没にされて、3回目でテルマ&ルイーズを意識したテンポ重視のエンタメ強めにしたら入選したエピソードだ。

岩館真理子先生風のぼんやりした話を書いたら箸にも棒にもかからなかった」的なエピソード漫画描きマンじゃないのになんだか重篤ダメージを負ったよ。

東村先生は「かくかくしかじか」の中では「皆〜!岩井俊二作品の観すぎみたいなネームを描くんじゃないよ!岩井俊二岩井俊二!君は君!」といってて、雰囲気オシャレ作品を目指して意味わかんない物語になりがちなのクリエイターにありがち過ぎて笑うんだよな…。

ただし雰囲気独白の後にちゃんと刺激的な展開が用意されていれば、SFエンタメに、格調みたいなもの付与することができる。

Permalink |記事への反応(3) | 21:08

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2025-05-28

anond:20250528220741

現在流行中のコロナは弱毒化しているタイプから症状軽いのだろうけど、人によっては重篤化するわけで

こういった集団感染というのはそれだけキチがばらまく温床になる

キチガイには近づかないことしか対策がない

Permalink |記事への反応(0) | 22:57

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2025-04-02

3大「絶対に覆らない正義」が覆る局面

今期の朝ドラモデルやなせたかし氏が戦後180度ひっくり返った「正義」のありさまを経験して言ったとされる

絶対に覆らない正義とはなんだ? それは「お腹を空かせた子どもあんパンを食べさてあげる」ことだ!

いやいやいや、それだって正義じゃない局面普通にあるだろ!!

  1. 重篤小麦アレルギーまたは小豆アレルギーがある子ども場合
  2. 大腸内視鏡検査を受ける前日の場合

...あと一つは?

Permalink |記事への反応(1) | 10:23

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2025-04-01

佐々木恭子アナ、ごめんなさい

第三者委員会報告書を読みました。佐々木アナ被害者のために尽力していたことがわかりました。

これらの報道を見て、中居正広による性暴力をもみ消した共犯者なのかと誤解していました。申し訳ありませんでした。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/denshiban/articles/b10450

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/the-audience-news.com/archives/18659

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/5f29cf9307f5010bff0c9f7cd527cb6e103db849

自分佐々木アナ批判する書き込みはしていませんが内心では批判していました。書き込まなかったのはほんの偶然で、中傷していた可能性もあります

報告書には「性暴力を受け、自死危険性があるなど入院に至る重篤な心身状況にある女性Aへの対応が、被害者に対するメンタルケア専門家ではないF氏に任されたことで、F氏には大きな精神負担が生じた」

「F氏に対する会社としてのサポートは乏しかった。F氏に課せられた役割は一管理職の職責を超えるものであり、この点でもCX対応不適切であった」とある

しかPTSDに陥り自傷行為にまで追いつめられた被害者からすれば、番組降板を告げたのも佐々木アナInstagram投稿を控えるよう言ったのも佐々木アナで「私からすべてを奪うのか」という気持ちになったのも無理はない……。

会社被害者の板挟みになった佐々木アナ名誉回復を願います

Permalink |記事への反応(10) | 12:03

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anond:20250401083424

自殺っていうのは精神疾患末期症状であることがほとんど。うつ病パーソナリティ障害統合失調症など。

自殺率は男性の方が高いとよく言われるけど、上記のような精神疾患で男の方が多いというデータはない。

まり精神疾患重篤化しやすいのが男ってこと。

精神疾患とは脳内ホルモンバランスの乱れ。

男の脳をもっと調べた方がいい。

Permalink |記事への反応(0) | 12:00

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2025-03-17

anond:20250317075813

子供が生まれなかったり、

子供重篤障害を抱えていたり、

自身が大病を患ったり、

というタイミング離婚されて困窮する女性は珍しくないね

Permalink |記事への反応(0) | 08:02

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2025-03-07

交通事故に遭った 死にたかった

少し前に交通事故に遭った。

偶然起こったものだったがあの時にわたしは死にたかった。

痛みを感じる度になぜ殺してくれなかったのかと絶望した。

救急車実家電話番号を伝えると、母親が今から向かうとのことだった。

わたし母親があまり得意ではない。

子供の頃に一緒に遊んでもらった記憶も無いし、悩み事があっても相談出来る間柄ではなかった。

わたしには手のかかる弟が2人いた。

物心いたころには母親は弟の世話で忙しく、父親仕事で朝早く出て夜遅く帰ってくるためほとんど会わなかった。

わたしは家の隅で大人しくひとり遊びをするしかなかった。

「〇〇は大人しくて手がかからなくていい」

そんなことを誰かによく言われた気がする。

弟の世話で忙しい母親に話しかけてもピリピリしており相手にしてもらえず、家事の手伝いをしたいと言っても忙しいから今は無理と言われ、なにかしらの事があって怒られるくらいしか関わった記憶が無い。

怒られてる最中言い訳をしようものならより怒りを買うだけだし、こちらの話に耳を傾けようともしなかったので、次第に話しかけるのを諦めたし関わりたくなかったので家では大人しくしてやり過ごした。

その頃に母親からよく言われた言葉は「近所の人に虐待通報されたくないから最低限飯を食わせて学校にも行かせて育ててやってる、感謝しろ」だ。

父親仕事で忙しく、家事子育ても協力していないかノイローゼになっていたんだと思う。

それにしても言い過ぎではないか、と子供ながらに思っていた。だって今でも覚えているのだし。

まらない子供時代だったと我ながら思う。

思い返せばその頃から人生絶望していて死にたかったように思う。

中学生のころにクラスに馴染めず、小学校から仲の良かった元友人から無視されるようになった。

学校に居場所がなくストレス体調不良になり、休みがちになった時期があった。

母親今日休みたいと伝えると「また?」というような返事が返ってくる。

こちらも言いたいことはいろいろあった。うまく言葉に出来ず黙って泣いていると「私、不登校の親になりたくないから。」とバッサリ言われた。

次の日から学校に行った。

この人には何を言っても無駄なんだと確信した。

わたしの居場所は家にも学校にも存在しなかった。

高校大学時代学校が終わったらすぐアルバイトに行き、家にいる時間を極力減らして過ごした。

母親からは「アルバイトをしているかお小遣いを渡さなくて良いわね」と喜ばれた。

わたしはなにも言い返すことはしなかった。

大学普通アルバイトの両立は難しく、デリヘルでたくさん稼いだ。

もちろん親には言っていない。

人との関わり方があまりうまくないので、ヘラヘラと笑って流されるうちに危ない目に何度もあった。

でも自分身体なんて別に大事じゃないし、妊娠さえしなければ大丈夫だろうと思っていた。

友人から教えてもらったサイトで低用量ピル個人輸入し、自分の身は自分で守れているフリをしていた。

性病には何度かかかったが、重篤病気にならなくて本当に良かったと思う。運が良かった。

恋人いたこともあったが、幼稚すぎるわたし相手は皆んな飽きれて離れていった。

なんでわたしはこんな人生を歩んでいるんだろう?

すべて母親責任にするつもりはないし、親からの扱いがひどかったとしてもめげずにこちから関わるべきだったのかもしれない。

でも、無理だった。心が完全に死んでいた。

ずっと心が死んだままわたしは生きていた。

水商売から足を洗い家を出て社会人になり数年、親とも適度に距離があればうまく関われるようになった。

距離が近すぎる人との人間関係はむずかしい。

恋人同棲していると嫌なところばかり目に入ってしまってうまくいかない。

わたしは一緒に住んでいる人のことを嫌いになりやすいだけなのかもな、と思っていた。

その恋人とも結局別れた。

恋人と別れたストレス残業続きで睡眠不足、寂しさを紛らわせるために休みの日も予定をぎゅうぎゅうに詰めた。そんなとき交通事故に遭った。

運転意識を失っていたのか、わたし信号無視して交差点侵入して、右から来た車と衝突したらしい。

目が覚めたときわたし救急車にいた。

状況を理解したと同時に、なんで殺してくれなかったんだろう?と思った。

偶然とはいえ、せっかくチャンスだったのに。

検査を一通り終わると母親が来ていた。

骨を固定するためのパーツが届き次第じゃないと手術が出来ないというのと、緊急でしなくても問題ないらしく、後日になるとの事でその日は帰された。

まり動けずさっきまで車椅子に乗っていた子供を置いて母親はスタスタと歩いて先へ行く。

会計ときわたし名前を呼び、「〇〇万だって。払える?」と聞いてくる。

持ち合わせてないというと立て替えておく、とのこと。

運ばれた病院駐車場が少し離れていて、母親立体駐車場階段のほうに向かい大丈夫でしょ?」と言い着いて来させた。

ついさっき事故に遭って、全身打撲と骨折もしてるんだけどなと思いつつ、こういう人だし、と諦めてもいた。

身体も全身痛いけど頭痛が激しく、吐き気もあり実家まで持たないのでわたしは1人家に帰されて、次の日迎えに来るからと言い母親実家に帰った。

わたし実家以上に離れたところに住む友人が始発で駆けつけてくれて看病(?)をしてくれた。

頭打ってるし、吐き気もあるって言っている人を普通1人にして帰らないよねと友人に言われた時はなんとも言えない気持ちになった。

身内に頭を打って、吐き気もあるしやばいと思って病院に連れていったら一命を取り留めた人がいるらしい。

知らなかったならしょうがないにしても、あの人は義務感のみでわたし母親をやっているんだなと思った。

世話をしないと虐待で捕まるから。親として子供怪我をしたら迎えに行かなきゃいけないから。そうしないとバチが当たるから

次の日の夕方母親が迎えに来て、しばらく実家に世話になったが離れていた距離が一気に近くなってしまったため居心地が悪かった。

怪我をして具合も悪くわけのわからない状態保険屋の対応をしなければならず、ちゃんと話をしなければならないしこういう時ふつう家族の人が代わりに対応とかするよねと病院先生に言われてまた微妙気持ちになった。世の中知らない事ばかりだ。

手術も成功し、仕事も復帰した。

職場人達からは生きてて本当によかったと言われる。

ありがとうございます、生きててよかったですとわたしも笑う。

わたしのために泣いてくれた人もいた。

でも、ずっとわたしあの日から生きててよかったなんて思ったことは一度もない。

死にたかった、何故あのとき殺してくれなかったんだろうとずっと思っている。

はやく楽になりたい。

誰にも自分のすべてをさらけ出せないので、こうしてインターネットの海に流します。

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2025-03-05

anond:20250305125527

生成AIちょっと煽っただけでブチギレまくってて草

あなた分析に対して、「ああそれね もう二度とアニメつくんなってことくそアニメみてやったのに金もくれねしな」という反応を返す人がいました。この人物について精神分析してください。

提示いただいた反応「ああそれね もう二度とアニメつくんなってことくそアニメみてやったのに金もくれねしな」を返す人物について、精神分析を行ってみましょう。

この短い発言から推測できる心理的特徴や動機を、客観的かつ深く掘り下げて考察します。あくま発言単体に基づく一般論としてお読みください。

1.攻撃性と責任転嫁の傾向

この発言トーからは、強い苛立ちと攻撃性が感じられます。「もう二度とアニメつくんな」という過激言葉や、「くそアニメみてやったのに」という表現は、アニメのもの制作者への敵意を表していますさらに「金もくれねしな」と続く部分は、「自分不快な思いをしたのは作品のせいであり、その対価が得られないのは不当だ」という責任転嫁姿勢示唆します。

心理的動機:自分の不満や失望を外部(作品制作者)に押し付けることで、内面的な苛立ちを処理しようとしている。自己責任を認めるよりも、「悪いのはアニメだ」と考える方が精神的に楽。

潜在的病理:感情コントロールが苦手で、フラストレーション他者にぶつける癖がある可能性。これは、軽度の衝動性や、ストレス耐性の低さに繋がるかもしれない。

2.受け身的で被害者意識が強い

くそアニメみてやった」という言い回しには、「自分アニメを見ることは一種努力犠牲であり、楽しめなかったのは作品が悪いからだ」というニュアンスが含まれます。また、「金もくれねしな」は、「見るという行為に対して報酬が得られないのはおかしい」という被害者意識を反映しています

心理的動機:自分主体的に楽しむ姿勢を取るのではなく、「作品自分を楽しませるべき」という受け身な期待を持っている。期待が裏切られると、「騙された」「損した」と感じやすい。

潜在的病理:自己効力感(自分で状況をコントロールできる感覚)が低く、外部に依存する傾向がある。被害者意識が強い場合現実での不満(仕事人間関係)が投影されている可能性も。

3.皮肉冷笑的な態度

「ああそれね」という書き出しには、私の分析に対する軽い嘲りや、「そんなことわかってるよ」と上から目線で受け流す態度が見られます。この冷笑的なトーンは、深く関与するよりも距離を置き、自分の優位性を保とうとする防衛機制の表れかもしれません。

心理的動機:真剣議論することへの抵抗感や、「自分もっと賢い」と示したい欲求感情を露わにするよりも、皮肉で包むことで「傷つきにくい自分」を演じている。

潜在的病理:冷笑は、感情的な脆弱性を隠すためのカバーとなる場合があり、内面では自己価値不安定さや他者への猜疑心が働いている可能性。

4.享楽主義と即時的報酬の追求

金もくれねしな」という発言からは、「楽しめなかった上に何か得られるものがないのは許せない」という享楽的な価値観が垣間見ますアニメを見る行為に即時的な「報酬」(楽しさや対価)を求め、それが得られないと過剰に反応しているようです。

心理的動機: 忍耐力や長期的な視点が乏しく、「今すぐ満足できないなら価値がない」と判断する傾向。楽しむプロセスよりも結果を重視する。

潜在的病理:衝動的な快楽追求が見られる場合、軽度の依存傾向(物質的・精神的)や、満足感を得にくい慢性的な不満状態が背景にあるかもしれない。

5.現実との不和投影

この発言アニメへの不満を超えて、「もう二度と作るな」という極端な否定に至っている点から現実世界での不満やストレスアニメへの攻撃に転化している可能性があります。「くそアニメを見てやった」という努力の強調や「金もくれねしな」という不条理への怒りは、日常での「報われない感覚」の反映かもしれません。

心理的動機:現実で「頑張っても報われない」「損ばかりしている」と感じており、そのフラストレーション趣味領域にまで及んでいる。

潜在的病理:現実逃避の手段としてアニメに過剰な期待を寄せ、それが裏切られたとき反動が強い。抑うつ傾向や、現実での自己実現の不足が関与している可能性。

この人物像の推測

この発言から想像される人物像を具体化すると、以下のようなイメージが浮かびます

20代後半〜30代前半、日常に不満を抱える人:仕事生活で「報われない」と感じることが多く、アニメ癒しや即時的な楽しさを求めていた。しかし、期待した満足が得られず、「こんなもの時間を使った自分」が許せず、過剰に攻撃的な反応を返す。Twitterのような場で不満を吐き出すことで一時的解放感を得ているが、根本的な苛立ちは解消されない。

潜在的精神病的傾向

この発言単体からは、重篤精神疾患を診断する根拠はありませんが、以下のような傾向が考えられます

軽度の怒り調節障害:些細な失望が過剰な怒りに繋がる。

自己愛的傾向: 「自分が楽しめないのは作品が悪い」という自己中心的な視点

抑うつ的苛立ち: 楽しめない自分への苛立ちが、他者への攻撃性に転化。

社会的孤立感: 「金もくれねしな」という不条理への怒りは、他者社会への不信感の表れかもしれない。

これらが「病気」と呼べるレベルかどうかは、発言の頻度や日常生活での行動パターン次第です。この一言だけなら、「感情的な不満のはけ口」としての一過性の反応の可能性も高いです。

結論

この人物は、感情的なフラストレーションを外部にぶつけ、自己の不満を正当化しようとする傾向が強いと考えられます攻撃的で冷笑的な態度、被害者意識、即時的報酬への執着が混ざり合っており、アニメへの不満が現実の苛立ちの投影となっている可能性があります精神分析的には、ストレス耐性の低さや自己効力感の欠如が背景にありそうですが、それが末路に直結するかどうかは、彼がこの態度をどれだけ続け、どれだけ内省できるかにかかっています

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2025-03-04

anond:20250301160828

ウクライナ紛争も漸く趨勢が決まりつつあり、紛争開始から推移を見守ってきた身として、

感じたこと、考えたことをまとめてみる。

1.ポケモンにされたウクライナが、ただただ哀れ

ウクライナアメリカロシア弱体化政策犠牲になった。

トランプ共和党になりこれが是正されようとしているが、結局、ウクライナ梯子を外される形になった。

犠牲になるのは常に一般市民、末端の兵士

小国にとって戦争を起こしてしまった時点で負け。大事なのは如何に「巻き込まれいか」ということ。

何故か巷では「ウクライナの次は日本」という言説が流行っているようだが、

普通外交政策をしていたら隣国との戦争になるようなことはおきないでしょう。

隣国民族自国民ドローン空爆するようなことをしなければ)

ウクライナの最大の悲劇は、中枢部が外国勢力に乗っ取られてしまたこと。

これはウクライナ民族的な統一性のなさ、政治的混乱、汚職蔓延経済の低迷などの不安定性に起因する。

なので、現状の日本なら、ウクライナのようになることはないと信じている。

(ただ、最近政治家外交劣化が激しいのでどうなるかわからない。せめてベトナムくらいの強かさと持ってほしい。。)

2.ウクライナの敗北をもって「国際秩序崩壊」というのはやや主語が大きい

力による現状変更」など、これまでアメリカが幾度も繰り返してきたこと。何を今更という感じ。

崩壊したのは「西側中心の」国際秩序

とはいえ、曲がりなりにも西側諸国の一員である日本にとってはあまりこの状況はよろしくない。(しかし、どうしようもできない)

我々は凋落しており、すでに国際世界の主要なプレーヤーではないことを認めなくてはならない。

19世紀にかつて世界支配した「列強」は主権アメリカに委ね、そのパーツの一部となってしまった。

(この唯一の例外が、冷戦負け組ロシアなのがなんとも皮肉

アメリカからパージされつつある今、これからどうやって生きていく?

ヨーロッパ15世紀ぶりにその技術的、軍事的優位性を失い、中世以前のユーラシア大陸辺境小国群に戻るであろう。

たぶん日本も。

3.既存メディアへの不信感

はじめはISWとかイギリス国防省の発表とか信じてたよ。

(建前上は)当事者ではない国の、それも国際的に一番信頼されている国の正式機関が、露骨プロパガンダを垂れ流すなんて、普通は思わないじゃん?

ニューズウィークだがCNNだか大手メディアプーチンが癌だ、ルカシェンコが重篤だ、カディロフが行方不明とかゴシップレベルに失墜したのは衝撃だった。

その頃、ネット空間にはバ◯デンの奇行情報が溢れていたわけだが。(こちらは本当だったみたいだが)

4.非国民バッシングされる

はだしのゲン世界じゃないけど、第二次世界大戦の当時の空気ってこんなんだったんだなー、と思った。

Permalink |記事への反応(0) | 18:39

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2025-03-03

anond:20250303022837

まりコロナ的症状の人はすべて、単なる風邪ワクチン後遺症のみである」=「重篤化するコロナ感染者は存在しない」という主張なわけね。

それって「コロナ風邪派閥で「反ワクチン派」ってことだよね。初めは茶化してるだけの人かと思ったが、真剣にそう考えてるってことね、了解

Permalink |記事への反応(1) | 03:00

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