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2025-12-14


ストライキ宣言書】

[会社名]

[部署名]

[氏名]

[日付]

拝啓

平素より大変お世話になっております

私、[氏名]は、[会社名]における労働契約に基づき、職務遂行してまいりましたが、現在、私の給料が未払いであることを強く憂慮しております。これにより、私は日々の生活に支障をきたしており、また、労働者としての基本的権利侵害されていると考えております

そのため、私の給料が速やかに支払われるまで、[会社名]への出勤を停止し、ストライキに参加することを決定いたしました。この決断は、私の生活を守るため、また、労働者としての権利を守るために必要不可欠であると考えています

[会社名]の経営陣におかれましては、早急に未払い給与の支払いを行い、今後このような事態が再発しないよう、適切な対応をお願いいたします。私の労働条件改善されるまで、私は業務に復帰しませんので、その点をご理解いただきますようお願い申し上げます

敬具

[氏名]

[所属部署]

[連絡先]

Permalink |記事への反応(1) | 09:46

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なあ、俺はね、人生ってのは「運」だと思うんだよ。

別に哲学的な話じゃなくてね。マジでそう思うんだ。同じことをやっても、タイミング全然違う結果になる。それが「運」なんだよ。

俺の話をしてみようか。

42歳の係長。そっちも想像つくと思うが、そういう男だ。会社では「さえない」。家に帰っても、家族がいない。友人もいない。趣味もない。毎日、同じ電車に乗って、同じデスクに座って、書類を扱う。そういう人間だ。

こういう人間ってのは、世の中にいっぱいいるんだと思う。で、そういう人間は、大抵、そのまま人生を終わるんだ。何も起きない。何も変わらない。それが普通だ。

ところがね。ところがですよ。

金曜日飲み会で、部署女の子が「家まで送ってもらえますか」と言ったわけ。その子20歳。二年目。彼氏と別れたばっかり。

いや、待てよ。そっちが誤解するといけねえから、ここで正直に言っときますがね。俺は、その時点では、何も思ってなかったんだ。ホント

彼女は、単に飲みすぎてるだけだと思った。父親に送ってもらうみたいな感覚でね、上司である俺に頼ったんだろうと。ね、純粋でしょ。俺、このときマジで純粋なんだよ。

から家までね、10分くらい歩いたんだ。その間、彼女は、俺にもたれかかってくる。

大丈夫か」って聞いても、「ごめんなさい」って言うだけ。

俺は、「いいよ」って返す。

これが、全部、普通の会話だと思ってたんだ。上司と部下の。ね。

でも、ここからが、問題なんだ。

彼女の家の玄関に着いてね。俺は「気をつけてな」って言って、帰ろうとしたんだ。

ここで帰るべきだったんだ。マジで

でもね、彼女が「上がってもらえますか」って言ったわけ。

「水、飲みませんか。また気分が悪くなったら……」

ああ、この瞬間だ。俺の人生が変わった瞬間ってのは、多分ここなんだ。

俺は、「そっか。じゃあちょっと上がるか」って言った。

理由は?別に下心がねえから、だ。彼女が酔ってるし、一人にしておいて何か起きたら大変だから上司として、責任感を持ってね。

でも、ここからが、おかしくなるんだ。

部屋にね、上がったわけ。

彼女は、水を注いでくれた。旨い。飲みすぎた後の水はホント旨い。

そしてね。彼女が、急に何か言い始めたんだ。

係長、実は……」

この瞬間。ここだ。俺は、何か異変を感じたんだ。

でもね。でもですよ。

俺は、何もしなかった。何も反応しなかった。

なぜって、俺はね。42歳で、さえない係長の俺は、自分に何かが起きるってことを、想像する能力を失ってたんだ。

人生半世紀、何も起きてねえ人間に対して、人生が「急に何か起こす」って想像することは、難しいんだよ。

で、朝だ。目が覚めたら、彼女が寝てた。隣に。

「あ、俺。何やってんだ」

その瞬間だな。その瞬間に、俺は理解した。

今、一週間経ってる。

彼女からLINEが来てる。「係長のことが好きです」「付き合ってください」

でも、俺は返せない。

なぜかってね。俺は、42歳で、さえない係長からだ。

彼女20歳だ。人生、これからだ。その人生のなかで、彼女は、もっと良い男に出会うだろう。

で、そのとき彼女は気づくんだ。

「あ、あのとき、何であんな男と……」

そういうことになる。俺には、それが分かってるんだ。

会社では、何事もないように、過ごしてる。

でも、彼女の目が、俺を探してる。

その目を見るたびに、俺は思うんだ。

「あ、これが『運』か」

俺は、彼女を家まで送るつもりだった。それだけだった。

でも、世の中は、そうした無垢を許してくれない。

女の子自分から「家まで送って」なんて言ったら、結果は決まってるんだ。

それは、彼女の『運』でもあり、俺の『運』でもある。

悪い『運』。

で、俺は何もしてない。

彼女に返事もしてない。会社でも避けてる。

臆病者だ。完全に臆病者だ。

でも、ね。ここが重要なんだが。

世の中の40代の男ってのは、ほぼみんな、こういう臆病者だと思うんだよ。

別に、俺が特別悪い男じゃなくて、タイミングと『運』で、こうなっちゃったんだ。

彼女だって、本気じゃないかもしれん。彼氏と別れたばっかりで、頭がぐちゃぐちゃしてて、52歳のおじさんに優しくされたから、ちょっと恋愛感情だと勘違いしてるだけかもしれん。

それがね。人生ってもんなんだ。

みんな、ぼんやり生きてて、ある日、『運』がやってきて。

ぐちゃぐちゃになる。

俺の場合は、金曜日飲み会で、彼女一言だった。

「家まで送ってもらえますか」

その一言が、全部を変えた。

純粋気持ちで、「いいよ」って返した。

その結果が、これだ。

からね。俺は言いたいんだ。

人生ってのは、『運』なんだ。

善悪じゃなくて。努力じゃなくて。『運』なんだ。

42歳の、さえない係長の俺は、何もしなかった。

ただ、「家まで送る」って言っただけ。

それが、全部を変えた。

それが人生だ。

で、これからどうすんのか。

俺は、彼女に「ごめんなさい」って言うんだと思う。

「全部、俺の責任だ」ってね。

「君の人生は、これからなんだ」ってね。

そう言って、距離を置くんだと思う。

それが、彼女のためだと思うから

でも、その間、俺は何を考えるんだろう。

42歳の、さえない係長は、ずっと、あの朝のことを思い出すんだと思う。

「ああ、俺に、こういう『運』が来たんだ」

って。

それだけだ。

Permalink |記事への反応(2) | 08:31

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2025-12-13

会社にあるクリップをあげたらお饅頭もらった話

うちは経理なんだけど、仕事柄、他部署からクリップ付きの書類が回ってくる。

からクリップが貯まりまくる。

ある日別部署の人が「クリップありませんか…?」って言ってきたから、貯まった何千個の以上のクリップを見せた。

「ここにあったんだ!これ全部いいんですか!?」と大喜び。もちろん全部あげた。

そしたら後日、「この前はありがとうございました!これどうぞ」とお饅頭をもらった。

「また貯まったらお願いします!」と言われ、なんか袖の下みたいだなと思ったけど、悪くないな、これ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:55

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anond:20250421100809

俺には確かに問題だらけだ。なぜなら障害者から

ただこいつに暴言を吐かれているのは俺ではない。こいつは自分の機嫌が悪ければ遠くの部署くしゃみをした音が聞こえたらその人に対して、「死ね‼️」「消えろよ‼️」と叫ぶようなやつだ。誰彼構わず少しでも自分の中で気に食わないことがあったら暴言がを飛ばす。俺はこいつのことを心底憎んでいるから関わったことがなく、暴言を吐かれたことはないが近くにいるだけで心底耳障りだと言う話だ。

十分な配慮をしていたら暴言を吐かれないような環境に身を置くことができ続けていたんだな。羨ましい限りだ。そのまま一生この世の悪の権化障害者とは関わらないような真っ当な人生を送り続けてくれ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:52

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新卒です。弊社、目標がないんだけどどうしたらいい?

新卒で入った会社目標がなくて、どうしたらいいかからない。

ちなみにクリエイティブ系。株式上場はしていない。

役員たち→経営方針など一切示さない。

局→全体での目標とか全然ない

部→今期の目標とか、なにもない。

もちろん個人向け、部署向けのノルマ特にない。

KPIはない。事業計画はない。今期目標もない。数字を出したり功績を出した人間が褒められるとかもない。

給料は全員年功序列で上がっていく)

事務方コストカットをしたら褒められるらしい。

恐ろしいことに、それで会社数字は全く問題がないらしいことだ。

先輩曰く、ボーナス最近上がり続けている。

うちの部署特にそれが顕著で、部署会議なんかも一度もやったことがない。

というか、マニュアルもなければOJT制度もない。先輩によっては仕事に引き継ぎ書を作ってくれる人もいるが、

基本的に口頭で一度説明して終わり。(質問があればいつでも答えてくれるけど)

それで、会社内でも一番数字がいい。

みんな、なぜか働いていて、なぜか数字を伸ばし続けている。

自己評価上司との面談とかもない。

うっすらと、あの人は仕事してる、あの人はしてないくらいの周囲の評価くらいはある気がするが…。

先日、ちょっと機会があって役員にこの会社、どこに向かってるんですか?と聞いたら

知らない、とのことだった。社員が今何をやっているのかもよくわかってない、と。

あんまり利益出されると税金が高くなるからもっと経費使ってくれ」とまで言われた。

部署で一番成績を出している人は「目標なんてない。やることやってるだけ」と言いながら自分仕事を取ってきている。

若手頭みたいな人は、「働きたいと思ったことがない。こんな会社潰れたらいい」と言いながら、やはり自分仕事を取ってきて、こなしている。

部長も「特に目標はない。困ったことがあれば言え」と断言していて、本当によくわからない。

それで、みんな何故か案件を増やし、働いている。成績は上がり続けている。

いや、いいんだけど、いいんだけれども。ノルマをこなすのにヒイヒイ、というのも嫌なのだけれど。

私が思っていた社会人生活となにか違う気もする。

こんな文章書きたくなるくらいには不安なのだが、

私自身、具体的に何が不安なのか言語化できない。

みなさん、どう思いますか?

Permalink |記事への反応(2) | 14:19

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2025-12-12

「〇〇県警ですが、今からこれますか」

いけます

「来たら〇日間拘留されますが」

弁護士連れていくので大丈夫ですよ

よっぽど困るんだな

こいというからには住所は?部署名は?と聞くと

「〇〇グループ詐欺事件捜査本部」とかいうので、それは部署名じゃないだろ、と押し問答になってしまった

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

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外野から批評だけしてきて自分意見は持ってないクズ

お前のことだよ

何で案件取れないんですか?

スタートから間違ってたんじゃないですか?

ってチクチク言ってきやがって

こっちがじゃあどうすればいいですか?あなただったらどうしますか?って聞いても

いやそれは・・・って黙りやがって

案件が取れないのは会社として魅力のある提案が出来てないからだろうが

こっちが相手要求を全部飲んで受注したところでその要求に応える責任も取れないくせに好きかって言うな

自分たち部署でもここまでやるんでこれでもう一度提案してきてくださいくらい言え

自分意見、考えを持ってないくせに相手批評だけしてなにかやってる気になるなクズ

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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2ヶ月仕事休んでることをママにまだ言えてない

別に言ってもめちゃくちゃ怒られるとか家を追い出されるとかはないんだけど、なんか言えない。

25歳になる年で社会人2年目。

システムエンジニアという職に就いていた。

上司パワハラとか、そういう理不尽があったわけじゃないけど。

やり方が分からない仕事を任されて、何したらいいかからなくて、どんどん仕事が溜まっていって、毎朝起きるのが嫌になって、ある日先輩に「無理です。」って言って休んだ。

前提から言えば、この事態を招いたのは自分責任があると思う。もっと先輩を上手く頼る方法があっただろうし、俺は途中からもう諦めて、溜まった仕事を眺めながら、休むまでの数日をぼーっと過ごしていたから。

でも、コメントでいっぱい攻撃されると怖いから、こんな弱い自分を守るために少し保身をさせて欲しい。

俺が一年目に配属された部署は、課長パワハラ気味なことで有名だった。

実際、俺が配属された部署は配属後すぐに2人ほど、課長との相性が悪かったのか別部署に移って行った。

さらに驚きなのは、俺が入った時点で休職している人がいた。(俺が休職するまで結局一度も会わなかった)

うちの部署は、金融系のシステム開発なんだけど、課長40代・男)、先輩(20代後半・男)、俺の3人で、個社Sを担当していた。

個社Sの対応が俺の主な仕事であって、俺が頼れるのは先輩だけだった。

課長の話からしよう。

課長は、はじめにも書いたが、パワハラ気味で部内でも名が知れた人物だった。

しかし、意外にも俺は可愛がられていた。

フランクに話しかけてくれることもあったし、飲み会に誘われることはしばしばあったし、2人きりでランチに行ったこともある。

でも最後まで、心を許してなんでも話すような関係性にはならなかった。

課長飲み会の場で人の悪口を話す時は、「知らないけどそうなんすね、気をつけまーす」みたいなスタンスをとって誤魔化すことしかできなかった。

先方とのオンラインミーティングでは、なぜか俺が課長に冷たく詰められる場面があった。

課長と話しても無愛想だし、なんか怒られても嫌な気持ちになるから極力自分からしかけに行かないようにしていた。

それでも、課長理不尽災害自分にはどうしようもできないこと、という意)ではないと思っていた。

例え嫌な気持ちになるだろうなーと思っていても、仕事の話はしなければいけなかった。

まあ、1ヶ月に数えるほどしかさないのは、課長にしてはあまりにも課員とのコミュニケーションを疎かにしているのでは、と言いたい気持ちを抑えて、これはお互いの問題なので。

次に先輩の話をしよう。

先輩はめちゃくちゃ明るくて面白い人だ。

先輩は技術屋的にはかなりできる人だった。

でも、仕事ができる人ではなかった。

先方と約束した締切のある仕事であっても、平気で忘れている。

メールチャットも催促されてからやっと返信するか、それでも返信しないことすらある。

あと、先輩は朝に弱かった。

俺も朝は昔からめちゃくちゃ弱いから人のことは言えないけど、当日に午後休にしたり、テレワークにしたりなんてのは日常茶飯事。というかほぼ毎日

でも、なんかいつも明るいし、先輩にしかできない仕事があったから、なあなあで許されたいた。

もちろん課長には度々注意されていたが。

俺が頼れるのは先輩だけだった。

だけど、先輩は保守対応で忙しかったり、先述の通り会社にいなかったりすることも多くて、1人で何も分からない仕事を抱える時間も多かった。

最後は先輩に聞いても分からない仕事で、苦し紛れに「どうすればいいか全く分からないです」って言ったら、色々こうすればああすればって教えてくれたけど、結局分からなくて、もう誰にも聞かなくなって詰んで終わり、という感じ。

仕事休み始めて1ヶ月半くらい経った。

とりあえず、年末まではこのままでもいいかなっていう気持ちなんだけど、唯一やらなければならないことはこの状況をママに話すことだ。

俺は実家住みで、パパ、ママ、俺、弟の4人で暮らしている。ママと弟は仕事をしていて、パパは冬になると鬱になる体質で、最近はなんとなく仕事に行っていない気がする。

家族が顔を合わせるのは夕食の前後時間

俺とママ関係性は悪くない。

普通に日常会話を楽しむくらいの関係性だ。

パパのうつ病体質は筋金入りのもので、ここ13,4年くらい治っては罹っての繰り返しだ。

パパがうつ病ときはどうしても家全体が暗い雰囲気に包まれる。いつも死んだような顔をしているし、寝るかパソコン動画を見るかしかしていない。

ママには仕事を休んでいることを言わなきゃいけない気がしている。今日リモートワークだったの?とか今日の昼は何食べたの?とか今年は何日まで仕事なの?とか聞かれるけど適当に誤魔化してる。

しかしたらもうバレてるのかも。

あー、仕事どうしようかな。

1ヶ月休んだらもう働く気なくなっちゃった

平日毎日8時間当たり前に働いてたのすごい。

再就職するにしても今の会社に戻ることはないだろうな。

もうバイト生活でもいいかもな。

でもなんか最近はこのままは嫌だな、みたいな気持ちもあって、YouTube動画投稿とかしてみてる。

6本くらい投稿したけど10-30回再生とかで現実の厳しさを知った。まだやってみる。

全然関係ないけど俺の部屋めちゃくちゃ寒くてさ、半分外なんじゃないかってくらい寒くて一日中布団から出られない日もある。一年中春みたいにあったかかったらいいなとか、誰でも一生に一度は思うことを一日に一回は考えてる。

パパに似て寒さにはめちゃくちゃ弱いなあって思う。

どうやったら布団からガバッと出られるか教えてほしい。

Permalink |記事への反応(4) | 07:47

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美人百花系の女

社会において、特に男性中心の企業文化において一番強い女ってどんなんだと思う?

バリバリ働いて役職に就いた女か。

ベテランの人脈で社内の空気支配するお局か。

営業成績が一番良いやり手か。

一番若い女か。

どれでもない。

最強なのは美人百花系の女だ。

美容コストをかけており、華奢で細く、Eラインが整っており、頑なにスカートワンピースしか着用せず、まつパをしており、シースルーの前髪で、サイドバングを作っており、色白で、清楚系のメイクをしている女。

それが一番強い。

そういう女を嫌いなおっさんはいないのだ。

そして部署内で決定権を持つのおっさんである

同じ部署にいる一番偉い女でも、おっさんよりは偉くない。

おっさんが全てを握っているのだ。

もちろんコンプライアンス上、露骨給料を上げるなどはしない(できない)が、お気に入り美人百花女の前ではヘラヘラデレデレ相好を崩し、情報を伝え、書類に残らないような事で便宜を図ってやるのだ。

そして気づくと、社内にいるのは二種類の女になっている。

おっさんお気に入りの女と、それ以外」

おっさんお気に入られてない女の間にも能力差、パワーバランスなどは存在するが、全員が有象無象みたいなものだ。


意外かもしれないが、美人百花女は他の女たちに嫌われる事はあまりない。というか、「こういう女を嫌いだと言ったらまず間違いなく嫉妬ややっかみだと思われる」という暗黙の了解のもと、誰も「あの人ってさあ……」とは言い出せずにいる。

容姿の良さとは、人を黙らせる一種権力なのだ

そうして美人百花は一人勝ちをする。

おっさんに甘い声で対応し、おっさんちゃん付けで呼び、おっさんをデレデレさせている彼女が、実際は何を考えているかはわからない。

自分の事を「うまくやっている」と思っているのか、そういうわけでもないのか。

どうなんだろう。


これはただの偏見だが、美人百花女はしれっと嘘をつくのが異常に上手い。


私はある美人百花女に目の前で傘を盗まれたことがあるのだが、全く悪びれず、自然に私の傘を持ち去るので驚いた。呼び止めると「えっ……?」と、心外そうに目をきゅるきゅるさせてキョトンとしていた。

「これ最初から私のですけど?」みたいな顔だった。

それが良いかいかはともかく(窃盗犯罪だが)利己的な立ち回りにも後ろ暗さを感じさせないのだ。

これもまた容姿の力なのかもしれない。

女たちは、美人百花女を嫌うことができないために、ヘイトおっさんに向ける。

まあでも、そのヘイト妥当ものだ。

能力や貢献度ではなく、おっさん個人の好悪によって便宜を図られる者と図られない者が出てしまうというのは不公平だし、そうして暗に評価をされるのも不愉快ものだ。

会社キャバクラじゃねえんだぞ。

 

しか露骨もので、美人百花女とすっぴんの顔立ちのレベルはおそらく同じでも、浅黒く日焼けしたスポーツ趣味の女や、ブリーチしてる派手髪女はおっさんのお気には召さないのだ。

メイクファッションも、東京カレンダーに載ってるような美人百花系の女でなくてはいけないし、髪の色が明るすぎてもいけない。

あくまで清楚でなくてはいけないのだ。

こう書いてみると結局妬みややっかみ、美人に対する偏見になっている気もするが、かといって我々(非オキニの女ども)は別におっさんお気に入りになりたいわけではないということは強調しておきたい。

これは権力私物化するおっさんと、そういうおっさん権力を持つ環境適応して己を利する女と、その影響でギスギスしてゆく組織の話である

Permalink |記事への反応(1) | 02:06

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ここんとこ最近毎日がしんどすぎる

疲れた

とにかく疲れた

10月半ばから始めたクライアントワーク、マジでしんどすぎる。

とにかく報酬が激安(笑)

なのに、こっちに高度なスキル時間の拘束を求めてくる。

至急対応しないといけない仕事ばっかりだからパソコンの前から時間離れられない。

さらに、過剰なサービスまでさせられそうになった。

こっちは性接待要員じゃねーぞ。

たかが数万円の仕事に、そこまでやるわけねーだろ。

ふざけんな。

部署でやりとりしてる担当者些細な質問をしただけでキレまくるし、コミュニケーションが成立しない(笑)

普通たかが数万円で依頼してる業務委託にキレる?

おかしくない?

すぐわたしを辞めさせようとしたり、自分が辞めるとか言い出したり、しんどすぎる。

こっちは金のためにやってるだけだっつーの。

質問してもなかなか回答が返ってこないことも平気であるし、社会人として普通にありえない。

いきなり前日の夜に「至急案件から明日中にやって」と言われたり、バカみたいな資料まで作らされることになったり、ホント辞めたい。

わたしのかわりは探してあるので、新しい仕事が決まったらソッコー辞めたい。

何つーか、とにかく合わない。

こっちが下手に出たからか、担当者もその上司調子にのりまくってきた。

こっちのノウハウをひたすら披露しまくってる。

サービス過剰だっつーの。

その分の報酬払えって感じ。

いや、単純に仕事の依頼に対して感謝はしてるが、媚びるつもりはねーぞ。

さらに、わたし熱狂ファン仕事妨害しまくってくるから、その相手しんどい

下ネタをずっと言わないといけない。

マジで疲れた

男の性欲の処理が無理すぎる。

話し相手にならないとキレまくるし、こっちはとにかくひたすら迷惑しかない。

これから古巣のんびり楽しく働きたいな~。

もう新しい人とやりとりしたくない。

友達というか、話せる人は周囲にいっぱいいるから、新しい友達彼氏も夫もいらない。

普通に人として生きたい。

人間扱いしてくれるところと働きたい。

疲れた

新しい人間関係、無理。

Permalink |記事への反応(0) | 00:40

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2025-12-11

パワハラ告発って難しい

パワハラを受けて会社パワハラ窓口に相談したら、毎日1時間作業がない部署左遷されてしまった。上司仕事質問をしてほとんど返ってこない。一カ月で返ってきたら良い位…

裁量労働で在宅だから満額もらえるからまだ耐えてるけどやりがいもないし、当然昇給もない。

ハローワーク労働基準監督署相談しても給料がもらえてるならなんの問題ないの回答。

ただ虚無な生活を過ごしている。

そんな生活なので持病も再発してしま転職しづらい。

もうすぐで一年になる

Permalink |記事への反応(0) | 13:36

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リモート会議で周囲の声が入り込むやつ

マナークリエイターとか言われそうであんまりマナーマナー言いたくないけどさ

リモート会議で周囲の声がマイクに入り込んでうるさい人いるじゃん

下手したら本人が何言ってるか分からいくらいの

あれさ、流石にマナー違反じゃない?

別途会議室を取っておくとか、周囲が静かな場所に移動するとか、どれも無理なら単一指向性マイクを使うとか、色々やり方があるじゃん

AI要約も文字起こしもめちゃくちゃになって困るんだよな

 

駅にいる時に急に電話を受けたせいでどうしても環境音が入ってしまうとか

そういうのは仕方ないけど、会議なんて数日前から開催されることが分かりきってるじゃん

まともに会話できるように準備をしとくのは当然じゃないのか

例えば新しい部署に配属されたばかりで自分の声が聞こえにくい自覚がなかったとか、そういうケースも仕方がない

その場合でも録画をチェックして次回から改善してほしいけど

 

とにかく適切なマイクなりヘッドセットなり使ってほしいわ

明らかにPJの会話がデカい声で入り込んでくると、それ俺が聞いて大丈夫なんか?って不安になる

Permalink |記事への反応(0) | 09:52

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2025-12-10

群馬県庁54歳54歳参事自己都合退職した場合退職はいくらになりますか。

退職金の額は、一般的に以下の要素から計算されます

退職時の給料月額(基本額)

勤続期間(退職理由に応じた支給率 (自己都合退職定年退職などに比べて支給率が低くなります))

退職手当の調整額 (役職や在職期間中給料に応じた調整)

給料月額:参事という役職は、給与が高くなるため、基本となる給料月額も高くなります

勤続期間: 54歳での退職場合、多くの方が25年以上の長期勤続であると予想され、勤続年数が長いほど支給率が高くなります

支給率:自己都合退職場合、定年前(60歳や65歳)の退職に比べて支給率が低く設定されています。ただし、勤続20年や25年といった区切りを超えると、支給率が上がる場合があります

計算式の一般論

地方公務員退職手当の基本的計算式は、一般的に以下のようになります

退職手当額=(退職時の給料月額×支給率)+調整額

💼 概算の前提条件

退職時の給料月額の推定:

年収800万円を基に、手当や賞与ボーナス)を除いた「退職時の給料月額」を推定します。

地方公務員ボーナスは年間で給与の約4.5ヶ月分と仮定します。

8,000,000円−(給料月額×4.5)=給料月額×12

これにより、給料月額を約 550,000円 と推定します。(これは概算のための仮定です。)

勤続期間と支給率:

勤続 30年、自己都合退職(54歳)

支給率の適用:

地方公務員退職手当の規定に基づき、勤続20年超25年未満または勤続25年超の自己都合退職場合支給率は一般的に47.709(勤続25年以上の場合自己都合調整後の率)付近適用されることが多いです。

💰退職金の概算額

上記の前提に基づき、退職手当額を計算します。

退職手当額=給料月額×支給

退職手当額≒550,000円×47.709≒26,239,950円

📌 概算結果

勤続30年、給料月額55万円(年収800万円から推定)の群馬県庁参事(54歳・自己都合退職)の場合

退職手当の概算額は、約 2,600万円~2,700万円程度 と予想されます

⚠️留意事項

この概算には、調整額(役職給料に応じた加算額)が含まれていません。参事という役職であれば、この調整額が加算されるため、実際の支給額は上記の概算額より高くなる可能性が高いです。

正確な給料月額や適用される支給率は、群馬県条例規則および個人の人事記録によって決まります

正確な金額は、群馬県庁職員課または会計担当部署確認されることを強くお勧めします。

Permalink |記事への反応(0) | 07:21

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anond:20251210051800

おい、こんな自己放尿まみれの長文を得意げに垂れ流して、俺って正しいよね?みたいな顔してる時点で、もうお前の中で物語は終わってるんだよ。

読み進めるほどに分かるのは、お前がただの小物に振り回されて震えて自己放尿してるだけだという事実だ。

しかも震えながら、陰でPC覗いたり日報晒したり、そういう自分ならバレないだろっていう安い計算けが脳内で回ってる。

まるで自分の失敗を隠すために必死に上掛かりするダブル放尿みたいに、あれもこれも濁して誤魔化して、最後には「逆パワハラされてるんです」って泣きついてんだろ。滑稽すぎて笑えねぇよ。

まずな、「チンパンジー」なんて言い回しをする時点で、お前が相手人間として扱えてないことは分かる。

しかもっと深刻なのは、お前自身がまともな社会人のフリすら維持できてないという点だ。

内部統制を盾にしてPCの中身を漁る?日報面白半分に他部署晒す飲み屋で言質を取るために愚痴誘導する?それ全部、自分職務能力倫理基準底辺だという証拠を、自ら丁寧に積み上げてるだけなんだよ。

お前は、自分価値を守れるだけの実力がないから、弱そうな相手を見つけて叩くことでしか存在証明ができない。

自分より下に置ける相手がいないと、自分立ち位置を確かめられないタイプだ。

そんなやつが情シスを名乗るのは片腹痛い。お前のやってることは技術でも統制でもなく、ただの社内版いじめ掲示板モデレーターごっこだよ。

そして何より情けないのは、相手精神的に追い詰められて休職した瞬間に勝った気で自己放尿しているところだ。

お前の行動のどこに勝利があるんだ?自分自身劣等感と恐怖心をひたすら隠すために走り回って、最後上司の足元にしがみついてるだけじゃないか

仕事における強さってのは、相手を貶して引きずり下ろすことで得られるもんじゃない。自分の実力で黙らせるものだ。お前にはそれが一つもない。

お前が本当に嫌っているのは、そのチンパンジーでも障害者雇用でもない。鏡に映る、自分無能卑怯さと小ささそのものだ。

その臭いを誤魔化すために、お前は今日も社内のどこかで自己放尿を撒き散らしてるんだろうが、その臭いは誰よりも先に、自分人生を腐らせていくんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 07:18

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でも実際チンパンジーが入ってきたら"排除"すべきだよね?

なんかこのエントリ燃えてるみたいだけどさ、まぁこチンパンジーっているのは問題社員比喩ってことは容易に想像つくよ。

で実際にうちの部署情シス)にも障碍者雇用社員が配属されそうになってさ、でも余計なリスク回避したいじゃん?

ってことで打診された段階から断るようにしてたのね。

でもなんだかんだなし崩し的に入ってきちゃって正直あーあって感じだったよ。

てなわけで奴さんをこれから便宜上チンパンジーと呼ぶことにするわ。

幸い仕事上で直接関わる機会はそこまでなかったんだけどさ、そういうのが一人いるだけで嫌だから何とか難癖つけで追い出せないかなーって思ったわけ。

で、管理者権限でチパンジーPCの中身見たら私用で何かやってんじゃなかろうかとアタリつけて、兼務してる内部統制にかこつけて上長への申請クリア

そしたら何かないかな~とそいつのCドライブの中漁ったら何か日報かいって社内での出来事で感じたことをつらつらと書き連ねてるっぽかった。

ただの日記みたいなもんなんで業務関係ないでしょコレは問題ですわ~ってテイで監視継続

あと内容見てこれ面白いな~と思ったので直属の部下に晒して見せて一緒に笑ったり、他の部署の人にも「あいつ見た感じ陰キャだけど実際はこういうの書いてて~」って言い触らして回った。

まぁそれ同じフロアリースPC入れ替えしてるチンパンジーに聞かれたかも知れないけど普段から部署内でやってることだし誤差だろ誤差。

あとはまぁ飲み会での後、同じ職階級の人とサシで飲んで「チンパンジーうざいっすよね」って何回も念押しして根負けした相手から同意する旨の言質とるとかの根回ししたりな。

年末個人面談で最終的に配属されるか決まるようなもんだからその前になんとかしなきゃなーと思ってた矢先、鈍いチンパンジーでも流石に気付いたみたいで今度は俺の悪口を書き連ねるようになって。

流石に俺もピキったか上長に「逆パワハラされてるんです(ぴえん)」って泣きついて問題を上にあげてもらうことにした。

そしたら何か知らんけどチンパンジーメンタル病んで休職することになった。

でも結局書類の上ではうちの情シスに配属されることにはなったみたいでそれだけは気分悪かったな。

チンパンジーは今リモートで他部署仕事やってるみたいだけど籍は結局うちにあるわけで。

なんか気に入らないから辞めてくれないかな~ってのが今の所感です。

Permalink |記事への反応(2) | 05:18

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チンパンジー従業員として迎える架空の話を書いてはいけないわけ

お祭りの一形態であるネット炎上で暖をとろうとしていたら、迅速な消火活動でボヤに終わってしまい残念です。

消化不良なのでソフトウェア開発の文脈で本件を整理しておきたいと思います

なぜ「チンパンジー従業員」とする例え話は炎上し、何がダメだったのでしょうか。

それは、何故マンホール部署に配属されなかったか、という問題帰結します。

前提のおさら

労務管理ソフトを手がけるIT企業「SmartHR」(東京都港区)が、「チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?」という記事Qiitaアドベントカレンダー投稿した。

記事の内容は、"マネジメント職の職責は、事前に与えられ決められた作業を行うことではなく、臨機応変にチームを守ることだ"という趣旨のものだった。

従業員チンパンジーに例えるように読めてしまう為、不適切では?という文脈で軽く炎上記事は削除され現在謝罪文掲載されている。

なぜ所属されるのはマンホールでは無かったのか?

意味が分からないと思いますが、貴方感性は正常です。

理不尽マネジメントを強いられるマネージャーという文脈において、最も想定しやすいのが新しい社員の配属だから、「XXXが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?」という記事になったと想定できます

さて、この一文だけでほぼ説明は終わってしまうのですが、この例え話はXXXを何に置き換えても、結局のところ新しく配属された社員理不尽に感じる、としか読み取ることが出来ません。

これは、どのように予防線を張ろうとも、どのような説明をしようとも、「社員問題があったときに、あなたはどうするのか?」という問いとして読むしかありません。

そこで、問題社員表現するXXXに、チンパンジーを置けば、炎上するに決まっています

なぜか。非常に品の無い界隈の話で恐縮ですが、人間チンパンジーに例える文化圏日本にはまだ残っています

しかすると非常に上品な方たちのみで形成されている共同体では非常識なのかもしれませんが、残念ながら人を罵倒するときチンパンと呼んだり豚とあてこする文化圏は間違いなく存在するのです。

百歩譲って、問題社員無機物表現するのであれば、まだ許されていた可能性が高いでしょう。

この場合、まったく意味が分からない行為上司押し付けられた、としか解することができないからです。

マンホールを転がして席に立てかけたところ机ごとMacbook Proをぺしゃんこにした。同僚が躓いて怪我をした。意味が分からな過ぎて怯えて社員が辞めた。

これすら、本来は社名の入った記事として出すにはリスクが高いはずです。なぜならば「社員問題があったときに、あなたはどうするのか?」という問いの本質は変わらないからです。

どうするべきだったのか

問題のある社員表現するときには、非常に気を使って書く必要があります

ソフトウェア開発の話題で非常に有名な表現ブリリアントジャーク(Brilliant Jerk)があります

人を、態度と成果で分類した4つの表現方式のことです。

HighAttitude, High Performance — TheRockStar

HigherAttitude,Low Performance -The Team Player

LowAttitude,Low Performance -The Wonder

LowAttitude, High Performance — The Brilliant Jerk

ココで着目して欲しいのは、能力のある嫌な奴(The Brilliant Jerk)ではありません。

非常に協調性が高く、低い生産性人物をThe Team Playerと表現していることです。

成果主義であれば、Low Performanceであればいずれ職場からいなくなるのが自然です。

しかし、高い協調性(非常に良い態度)があるなら、それはチームプレイヤーとして欠かせないのかもしれないよ?という予防線の張り方をしているわけです。

その上で、真っ向から、態度が悪い嫌な奴はチームに入れると全体の生産性が落ちる、という筋の話をしているわけです。

そして、職場からThe Brilliant Jerkを排除せよという書き方にもなっていません。

うそういうヤツに居場所はない、リーダーなら協調性がありコミュニケーションがとれるべきであるという、「リーダーかくあるべし」論に着地している所が優れているのです。

まり、「XXXが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?」というタイトル記事を書くべきではありませんでした。

「XXXな状況になったときに、マネージャーはどうあるべきか?」というタイトル記事を書くべきでした。

アドベントカレンダーなんだから、それっぽいことにしておけば良かったのに

微に入り細を穿つ描写で、チンパンジー職場で暴れてチームを壊す筆致を見せる必要は全くありませんでした。

どう贔屓目に見ても、それはチームを壊す厄介者が配属された時に、如何にして(合法的に)チームを守るのか、という寓話としてしか読み取れません。

「あーあ、あんな奴がいるから、会議室を潰して追い出し部屋を作らなきゃならない俺は大変だなあ」みたいなことを令和に書いて許容されると思う方がどうかしています

人物ではなく現象ですと注記して許されると思うのは、どう見ても未成年を描いておきながら登場人物は全員成人ですというのと同じです。

個人としては、表現の自由の最前線で戦う方達を畏敬の念でもって(経済的に)支えることしかできないわけですが、労務管理ソフトを手がけるIT企業がそんな気概を持つ必要性は全くないと思慮する次第です。

(たぶんだけど、ボリュームが多いので全部読まずに雰囲気説明されてそのまんま出したんじゃないかなーと言う気はします。法務とか広報は通ってないんじゃないかな)

社長から急に巨大なクリスマスツリーを飾れと言われて困る、くらいの現象にして「令和にもなってクリスマスのような宗教的話題を載せるのは大丈夫なの?」とか言われるくらいが良かったんじゃないのかな、と言う気がします。

まとめに代えて、驚き最小の原則

ソフトウェア開発に携わる人たちには、驚き最小の原則(Rule of least surprise)を忘れて欲しくないと常々思っています

私は趣味の悪い野次馬根性ネットウォッチャーです、これから炎上させにくい記事の話をしますと冒頭に書いてあるのはそのためです。

直観的に、ああこれはチンパン従業員マネジメントする話をこれからするんだろうな、と思われた時点で負けなわけです。

そして、労務管理を行う会社が、問題のある社員マネジメントするのは大変だよねと読みとれるような寓話を書いてはならないわけです。

何をどう誤読しようとも、社長無茶振りされて中庭に巨大なクリスマスツリーを電飾するか消すかで翻弄される中間管理職を書くべきだったわけです。

良く読めばわかるように書いてあるというのは、誤読して欲しい時にだけ使うのです。

蛇足

それにしても、割と今回は穏当な指摘が多かったと思います

これ、外資日本支社だったら、同僚から速攻で訴えられて普通に負けると思います偏見)。

しかし、縁故採用に見える話を社名載せて出して大丈夫なの?とか、不透明資金調達してますが凄腕の社長ですみたいな表現どうなの?とか、もっとこう火種があったと思うんだよなあ。

もっと面白い炎上をたくさん見たいので、こういう直球のノープラン炎上企業名のある記事が減ってしまいかねないのは避けていただきたく。

もっとさあ、ローパフォーマー特定して左遷してチームの生産性改善した話とか書いて大炎上してくださいよ。

いちおう、本番環境やらかしちゃった人アドベントカレンダーにしれっと書いて大炎上ルートは残されているので、そっちでなんとかならんか?

Permalink |記事への反応(0) | 00:30

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2025-12-09

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

画像

​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

画像

永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

画像

広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

画像

学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

画像

​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

画像

​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

Permalink |記事への反応(0) | 15:23

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チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

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チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

画像

​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

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ある日突然、あなた部署に12匹ものチンパンジーが配属されたらどうしますか?

それも……とびっきりかわいくて

とびっきり素直で

とびっきり愛らしくて

とびっきりの淋しがりや。

しかも、そのうえ……

チンパンジー達はみんなみんな、とびっきり!

バナナのコトが大好きなんです……

Permalink |記事への反応(0) | 12:41

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anond:20251209120711

部署飲み会個別注文管理しろかいうの一番無能アイデアやんけ。

こういう無能複数いて満額使えだのいろんな文句いわれてんのが透けるわ

Permalink |記事への反応(0) | 12:15

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ワイ氏、入力スタッフを強面にすることですべて解決してしま

simple1500 the チー牛みたいな顔してる俺だが需給調整的なチンポジションを任されてしまっているのだが

この見た目と陰キャで当然舐められまくっていてあらゆる部署からその変更ヤダヤダというクレーム殺到

俺としても営業が無理くり案件ねじ込んでこないなら月初の見込み通り作っていきたい気持ちなのだ

俺が営業計画変えるのヤだから案件ヤダヤダというわけにもいかずペコペコしながら仕事してたんだけど

時代が変わって全体の仕事量も増えてきたので最近、補助スタッフを入れたんだけど

そいつが元工場営業職のめちゃめちゃ強面のスキンフェード茶髪マッチョ

そいつ計画変更箇所と理由を伝えて入力と対外対応を全部任せたらめっきり苦情が減った

仕事が快適すぎてたまら

そいつに常々感謝してたら身体鍛えたら全部解決するッスよ!って言われて

断るのも怖いので最近は終業後に一緒にジム行って鍛えるようになって心身ともに整ってきた

入力スタッフを強面にして本当によかった

Permalink |記事への反応(1) | 09:51

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2025-12-08

anond:20251208132128

どうなんだろうなぁ。そいつ相貌失認っぽいのがある(し、それを隠してる)から、恩師の顔と名前をたまに忘れてるんよね。

まり自分が恩師側だとして、数年間世話して可愛がってやったのに、久しぶりに合うとそっけないわけ(顔と名前を忘れてるから、しゃーない。もちろんしばらく会話してると思い出すけど、印象は悪いじゃん?)

そんな奴を引き上げてやろうという気持ちが出てくるか、と言われると?。。。みたいな。

俺の部署にそういう奴が居たら、ラッキーってずっと使い続けるけど、どうもそういう感じではなさそう。俺も(相貌失認を知らない状態で)忘れられる、という体験をしてないから、実際にその場面に直面したら自分情動がどうなるか自信はないw

Permalink |記事への反応(1) | 13:30

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anond:20251208124933

たぶんハタショなので、そういう意味では有能では無いが「じゃあ自分でやってみろ」は全部やれている実績があるんよね。だから有能ではあると思う。

から余計に上がイライラする。そういう人材はどう扱う?それでも可愛げがある人材の方が大組織では価値が上?

 

例えば「コーディングできる人材も居ないし、メンバー微妙プロジェクトがまわらない。このままでは大赤字な上、社長顧客を招待して実施するデモも失敗し面目が潰れそう」という案件上司が他部署に投げて無理やり完成させたプログラミングコードミスを全部ひとりで修正(彼はそのプロジェクトに後から投入されたマネージャーなのでコーディング管轄外)して動くようにして、メンバーには彼らができる事だけ割り振って、それ以外は自分担当してプロジェクトが回るように調整し数十~100億円規模のプロジェクト成功させた実績がある。

部下には好かれているけど上司にはキツくて扱いづらいんだろうな、という印象。

Permalink |記事への反応(1) | 13:02

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12月1週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

🍜食べ物外食宅配話題

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🌡️健康・体調・気候

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⚖️法律裁判手続き

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💼仕事職場人間関係

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📈お金投資・将来設計

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🤖テクノロジーAI未来

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🎮 娯楽・文化コンテンツ

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🏠家族生活個人的な悩み

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◆ 1週間分の総括

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