
はてなキーワード:邪悪とは
自分個人の認識としてフェミニズム全体については総体としてポジティブには捉えているが、最近Twitterで4B運動なるものを見てウーンと思った。
言うなれば女性版インセルのようなもんかもなと勝手に捉えているが、4Bというのは韓国発祥の産まない、結婚しない、恋愛しない、性行為しないという主張の表れでそれ自体は個人としてはお好きになさればよいのだが、どうもそういう人たちの意見としては「産むな、結婚・恋愛するな、性行為するな」という社会規範としての4Bを唱えている方も多く、なんかそれって世の中を良くしようとかじゃなくて単にキレて暴走してるだけじゃんとというか……(全員ではないのかもだけど、何個か調べてみたらほぼそんな感じ)
なんかチェリーピッキングみたいでいやだが、そういう人たちの発言をさらに掘ると「男は本来生物学的に凶暴だから数を減らすか分けて管理すべき」とか「男は本来統計的に頭が女よりも悪いはずだから男の大学進学率は下げるべき」とか、男女平等とかをすっ飛ばして単に邪悪な事を言ってるのが散見されたのは正直怖かった。
選挙結果が出てからネットで色んな分析(笑)がされてるけど全部的外れなんだよ。
限界集落はてな村のジジババのためにも一応説明しておくと、江戸走りというのは大場克則というおじさんが考案した走法だ。
この江戸走りの実用性はさておき、見た目が面白いからめちゃくちゃバズった。
限界集落はてな村の終わってるジジババは「ワシは江戸走りなんて聞いたことないぞ!」ってキレてるだろうけど、そこら辺の小学生みんな知ってるから。
で、それが選挙とどう関係あるんだって話なんだが、俺がもし中道改革連合のアドバイザーだったら野田佳彦に江戸走りをさせる。嫌って言ってもさせる。
というか逆に何で江戸走りもしないで選挙に勝てると思ってんの? って話なんだよ。
江戸走りをすれば勝てたって言ってんじゃないよ。
江戸走りすらしないで勝てるかって言ってんの。
「私は皆さんの仲間ですよ」とアピールすることが一番大事なの。
トレンドを常にチェックして江戸走りのようなバズネタには全力で乗っかっていくことは絶対に怠ってはいけない。
それが令和のドブ板選挙なんだよ。
もちろん今回は選挙期間が短かったし、こんなもんは選挙が始まってから慌ててやったところで付け焼き刃にもならん。
中道改革連合の大敗はネットという現実と向き合うことから逃げ続けたリベラルの末路であって、歴史的必然だった。
ネットはネトウヨが跳梁跋扈する邪悪な仮想空間だと切り捨てていいような狭い世界ではない。
その影響力はこれからも低下していくことはない。
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズは、「プラグマティズム」という哲学を提唱した。プラグマティズムを体系化し教育や政治など多方面に影響を与えたのが、大哲学者ジョン・デューイであり、日本国憲法が当時でも有数のリベラルな憲法になったのは、デューイの教え子の影響が大きい。
ウィリアム・ジェームズは政党間の「good temper」(穏やかさ、冷静さ、寛容さ)を重んじる。敗北した側が不平を言わず、静かに次の機会を待つ態度を説く。これが失われれば、民主主義は退廃(degeneration)するとジェームズは警告している。
この考えは、プラグマティズムの民主主義観(試練のプロセス、市民的習慣の積み重ね)を象徴し、政敵への誹謗中傷を強く否定する基盤となっている。
中道と旧左翼の退潮は、国民が成熟し、誹謗中傷を武器にすることの邪悪さに気がついたからだとも言える。憲法の精神に今こそ立ち返り、民主主義を実践することができる基盤がようやく生まれたのかもしれない。
米中露がいずれも専制に傾きつつある現在で、国民が「民主主義の価値」を理解するまで成熟したことに、かすかな希望を感じる。
下記は引用文
「すべての国にまさって祝福された国とは、市民の天才(civicgenius)が日々救済を行う国である……外部的に絵になるような行為ではなく、合理的に話し、書き、投票し、腐敗を迅速に打ち砕き、政党間で穏やかな態度(good temperbetween parties)を保ち、人々が真の人物を見抜き、狂信的な党派主義者(rabid partisans)や空虚なペテン師(empty quacks)ではなく彼らを指導者に選ぶ国である。」
「民主主義はまだ試練の最中にある。我々の市民的天才(civicgenius)はそれの唯一の防壁であり、法律も記念碑も、戦艦も公立図書館も、大新聞も活況を呈する株式も、機械の発明も政治的機敏さも、教会も大学も公務員試験も、内なる神秘(inner mystery)が失われてしまえば、我々を退廃から救うことはできない。あの神秘は、一度に我々の英語を話す人種の秘密であり栄光でもあるが、二つのありふれた習慣、二つの公的生活に持ち込まれた根強い習慣以外に何もない——修辞的に表現するに値しないほど平凡な習慣だが、人類が得たものの中でおそらく最も貴重な習慣である。その一つは、反対党が公正に勝利したときに、訓練され規律された穏やかな態度(trained and disciplined good temper towards the opposite party whenit fairlywinsits innings)を持つ習慣である。」
選挙を「推し活」に喩えて、選挙が推し活化したから駄目なんだと言わんばかりの記事が数多く流れてくるけれど、それもあんまり正しいとは思えないんだよな。
だって、たとえ選挙が「推し活」化しようが、その推し活で選ばれた政治家がまともに政治をやってくれれば何とかなるじゃん。
要は国民が馬鹿なのは確かだけど、それ以上に政治家が邪悪なのが悪いって話。
ファンがジャニーズを推すのをやめればジャニー喜多川は性加害してなかったのかと言えばそんな事はないし、
ファンには不祥事を受けて批判するか推すのをやめるかくらいの選択肢くらいしかないし、事前に防ぐのは無理だ。それなのにファンの責任を問うのは理不尽だ。
国民に見る目がないのも確かだと思うが、如何に国民に見る目があろうとも、邪悪度100の候補者と99の候補者しかいないんじゃ、たとえ国民が賢く99の候補者を選んで当選させたとしても先行きは暗いだろう。
このツリーのそっちのトラバがあとあと「やりすぎ」と評価される根拠として引用されるようにならなければいいね
悪を邪悪に仕向けるのが果たして独善とされるのか、dorawii取りがdorawiiになると語られるようになるのか、後世の評価に待つしかないけどね
もっともそっちは匿名性を笠に着て、自分がいじめてる人の肩を持つ人は全員いじめてやるってぐらいのカースト上位とかが持ちがちなメンタリティで周りからエゴと言われはじめようが、人は自分が正しいと思ったことをするしかないって考え方で突き進むタイプなのかもしれないけど
具体的には、老化で衰えて物理的に助けられなくなるまで希望を持って助ける、と言う感じで言われたよ。
否定される、って言われたからその表現に釣られて否定されなかったと言っただけで、言葉のあやだね
このツリーのそっちのトラバがあとあと「やりすぎ」と評価される根拠として引用されるようにならなければいいね
悪を邪悪に仕向けるのが果たして独善とされるのか、dorawii取りがdorawiiになると語られるようになるのか、後世の評価に待つしかないけどね
もっともそっちは匿名性を笠に着て、自分がいじめてる人の肩を持つ人は全員いじめてやるってぐらいのカースト上位とかが持ちがちなメンタリティで周りからエゴと言われはじめようが、人は自分が正しいと思ったことをするしかないって考え方で突き進むタイプなのかもしれないけど
https://anond.hatelabo.jp/20250912225630#
具体的には、老化で衰えて物理的に助けられなくなるまで希望を持って助ける、と言う感じで言われたよ。
否定される、って言われたからその表現に釣られて否定されなかったと言っただけで、言葉のあやだね
このツリーのそっちのトラバがあとあと「やりすぎ」と評価される根拠として引用されるようにならなければいいね
悪を邪悪に仕向けるのが果たして独善とされるのか、dorawii取りがdorawiiになると語られるようになるのか、後世の評価に待つしかないけどね
もっともそっちは匿名性を笠に着て、自分がいじめてる人の肩を持つ人は全員いじめてやるってぐらいのカースト上位とかが持ちがちなメンタリティで周りからエゴと言われはじめようが、人は自分が正しいと思ったことをするしかないって考え方で突き進むタイプなのかもしれないけど
「希望を持って助ける」ってなんだよ
50代のこどおじがこんなことを言われてる時点で異常なんだよな
高額医療費制度の改悪を主導する連中を野放しにしてはいけない。
→こいつが今回の真の黒幕。経団連史上初めて保険業界からトップに君臨した人物。
この改悪は「公的医療が使えなくなれば、国民は民間の医療保険に入るしかなくなるから」 でしかない。
筒井氏が率いる経団連が「社会保障改革」を提言し、自維連合がそれを取り込む。公的支援を削れば削るほど、日本生命をはじめとする保険会社には莫大な「契約」が転がり込む。
どうせ選挙結果は変わらない。だからせめて、日本生命へのボイコットに協力して欲しい。
日本生命の契約を解約し、他社へ乗り換える。これこそが俺たちにできる利権の源泉を絶つ唯一の手段だ。みんな、こんな邪悪なロビー活動をする企業を許しておいていいのか?
高市首相の予定キャンセル即病院を非難してるのは、マジに性根が腐った邪悪な連中か、野党支持者のイメージを落としたい成りすましの工作員ボランティアか、さもなくば野党側にいて自分たちの足を撃つ無能な味方だけ、批判すべきはそこじゃない
あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ
マッチングアプリに「27歳」として登録していた39歳の男が、26歳女性と会って塩対応されて解散したことにBarで切れ散らかしていた
な…何を言っているのかわからねーと思うが
俺も彼が何を言っているのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
「店選びをミスった」だとか
「女のノリが悪かった」だとか
「フィーリングが合わなかった」だとか
集合した瞬間に年齢詐称がバレて、女性が怒ってたという事実に本人だけが気付いていなかったんだ
(私がよくそんな年下とマッチ成立したね?年齢詐称した?と聞いてはじめて明らかになった)
そんな彼のためを想って、「そこで最初にバレたと考えて反省出来ないのは酷いよ」とアドバイスしたら、まさかの「年齢はバレてない」の一点張り
信じられるか?
本気で彼はバレてないと思ってるんだよ…
しかも「生意気な女だった!」「調子に乗ってる!」「お礼も無かったからPayPay請求してやった!」とまくし立ててきやがった
みんな気を付けてくれ…
老婆は、下人をつき放すと、いきなり、短剣の鞘を払って、白い鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、下人は黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、老婆は始めて明白にこの下人の生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていた憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。後あとに残ったのは、ただ、ある仕事をして、それが円満に成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、老婆は、下人を見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。
「わしは検非違使の庁の役人などではない。今し方この門の下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分この門の上で、何をして居たのだか、それをわしに話しさえすればいいのだ。」
すると、下人は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその老婆の顔を見守った。まぶたの赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、老婆の耳へ伝わって来た。
「この服を剥いでな、この服を剥いでな、衣類にしようと思うたのじゃ。」
老婆は、下人の答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。下人は、片手に、まだ死骸の体から奪った布切れを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人の服を剥ぐと云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、服を剥いだ男などはな、魚を四寸ばかりずつに切って干したのを、干魚だと云うて、太刀帯の陣へ売りに往いんだわ。疫病にかかって死ななんだら、今でも売りに往んでいた事であろ。それもよ、この男の売る干魚は、味がよいと云うて、太刀帯どもが、欠かさず菜料に買っていたそうな。わしは、この男のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、饑死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、饑死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの男は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
下人は、大体こんな意味の事を云った。
老婆は、短剣を鞘におさめて、その短剣の柄を左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、老婆の心には、ある勇気が生まれて来た。それは、さっき門の下で、この老婆には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この下人を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気である。老婆は、饑死をするか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの老婆の心もちから云えば、饑死などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。
「きっと、そうか。」
下人の話が完おわると、老婆は嘲けるような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、下人の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、わしが髪を抜こうと恨むまいな。わしもそうしなければ、饑死をする体なのだ。」
老婆は、すばやく、下人の髪を抜き取った。それから、足にしがみつこうとする下人を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。老婆は、抜き取った長い白髪をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていた下人が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。下人はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い黒髪を倒さかさまにして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである。
(大正四年九月)
召使いは老婆を突き飛ばし、一瞬の隙に鞘から刃を抜き、冷たい鋼鉄を彼女の目の前に突きつけた。しかし、老婆は黙ったままだった。彼女の手は嵐に揺れる木の葉のように震え、肩は荒い呼吸で上下し、目は眼窩から飛び出しそうに皿のように大きく見開かれ、無言の者のように、ラバのように頑固に沈黙を守った。それを見て、召使いは彼女の生死が自分の手に委ねられていることをはっきりと悟った。そして、その考えは、それまで彼の中で激しく燃え上がっていた憎しみの炎を冷ましてくれた。残ったのは、絹のように滑らかに、仕事をやり遂げたという安易な満足感だけだった。そこで老婆を見下ろしながら、彼は少し声を和らげて言った。「私は保安官事務所の保安官でも何でもない。少し前にこの門の前を通りかかったただの放浪者だ。だから、お前を縛り上げたり、危害を加えたりするつもりはない。ただ、この時間にこの門の上で何をしていたのかを話してほしいだけだ。話してくれれば、それで終わりだ。」それから老婆はさらに目を大きく見開き、召使いの顔をじっと見つめた。赤く縁取られたまぶたは、鷹のように鋭く、彼をじっと見つめていた。しわくちゃで鼻とほとんど一体化した唇は、何かを噛んでいるかのように動いていた。痩せこけた喉仏が動き、喉仏がコルクのように上下に揺れているのがわかった。そして、その喉からカラスのような声が、息を切らし、ゼーゼーと喘ぎながら、召使いの耳に響いた。「ほら、この髪を引っ張って、かつらを作ろうとしていたのよ。」召使いは、彼女の答えがいかにも平凡だったことに、ひどくがっかりした。そして、その失望とともに、冷たく冷笑的な、軽蔑と混ざり合った昔の憎しみが蘇ってきた。きっと彼女は彼の気分の向くままに、死体の頭から引き抜いた長い髪の束を握りしめたまま、ヒキガエルの鳴き声のような声で、どもりながら呟いた。「確かに、死人から髪を抜くのは邪悪な行為に見えるかもしれない。だが、ここに横たわるこの死体どもは、もっとひどい扱いを受けるに値しない連中だ。今、髪を抜いたこの女を例に挙げよう。彼女は蛇を10センチほどに切り刻んで乾燥させ、ジャーキーにして兵士たちの陣地に売り歩いていた。疫病にかかっていなければ、今でも売り歩いていただろう。彼女のジャーキーは味が良かったという噂で、兵士たちは食料としてこっそり買っていた。彼女の行為は間違っていなかったと思う。そうしなければ飢えてしまう。選択の余地はなかった。だから、私がしていたことは間違っていなかったと思う」どちらでもない。そうしなければ、飢えてしまう。そしてあの女は、他に方法がない時の辛さをよく知っているから、きっと簡単に許してくれるだろう。」老婆が言ったのは、まさにその通りだった。召使いは刀を鞘に収め、左手を柄に当て、冷静に彼女の話に耳を傾けた。もちろん、右手はずっと頬の大きな赤い膿んだニキビをいじっていた。しかし、彼女の話を聞いているうちに、彼の心の中にある種の気概が湧き上がった。それは、先ほど門の下で欠けていた勇気だった。そして、あの老婆を捕まえるためにここまで来た勇気とは全く違う――むしろ、正反対の。彼はもう、飢え死にするか、無法者になるかなど考えていなかった。その時の彼の心境では、飢えなどほとんど考えられず、完全に頭から追い出されていた。「まさか、そうなの?」老婆が話を終えると、召使いは嘲るような口調で彼女を問い詰めた。それから一歩前に進み出て、突然、右手をニキビから引き抜き、襟首を掴み、コヨーテのように噛みついた。「それなら、お前を裸にしてやるからな。私もそうするか、さもなくば餓死するぞ。」召使いは瞬きするかのように素早く老婆の赤褐色のローブを剥ぎ取った。そして、老婆が彼の脚に爪を立てると、彼は彼女を死体の上に蹴りつけた。梯子の入り口まではわずか五歩だった。剥ぎ取られた服を脇に抱え、彼は急な梯子を瞬く間に駆け下り、漆黒の夜空へと消えていった。しばらくして、死んだように動かず横たわっていた老婆が、死体の間から裸の体を起こした。ぶつぶつと呻きながら、揺らめく松明の明かりを頼りに梯子の頂上まで這い上がった。そこで、短い白髪を逆さまに垂らし、門の下を覗き込んだ。外には、漆黒の夜の虚空だけが広がっていた。召使いがどこへ逃げたのか、誰も知らない。(1915年9月)
その「石を貯める」って行動をほとんどのプレーヤーが取るのが、旧来のソシャゲスキームなんよね。
性能のためであれ、愛のためであれ、特定の強い/好きなキャラに集中投資する、偏愛型プレイヤーの習性を褒めるゲームデザイン。
最近のゲームはそうとは限らなくて、作り込んだどのキャラも愛してほしいから、どのキャラにも凝った動画や楽曲を作るし、プレイヤーも全キャラ取ってもらって箱推しというか、作品推しになってもらえるようにシナリオもバトル設計もすべて妥協なしに、博愛型プレイヤーが有利になるように作られてる。
俺はWFSのゲームは以前、ららマジってのをやってた。これもヘブバンと同じで、WFSお得意の著名シナリオライターを起用したソシャゲ製作パターン。
器楽部員たちの心の深層を調律してわだかまりとなっていた繊細な感情を明らかにしていくシナリオ形式が好きで、ほとんどのキャラも好きになって、浅く広く集めてたからタイムアタックとかは苦労することもあったが、ゲーム面はちゃちでもシナリオと音楽だけでお気に入りだった。
でもVtuberブームが来てWFSもたぶんそっちの事業に注力しだしたんだろう、ららマジの開発が滞り、仕様も悪化していやらしくなり、大事に描いてた器楽部員たちも水着を乱発するようになり、ついにはサ終してしまったから、俺はもうゲームメーカーとしてのWFSの誠実さや責任感にまったく期待してない。
ゲームとしては、やっぱり作品性とゲーム性は不可分であって、片方だけ魅力的だからって邪悪なゲーム部分をおしつけるようなやり方をするのは結局尊敬できないソシャゲ屋のやり口だと思えてしまう。グラブルとかの鬼周回を求められるソシャゲをやってたときにも思ったけど、愛着を人質に取られて望まぬことさせられてる感がある限り、そういう作りのガチャゲームは健全じゃないし進化できないと思う。
まあヘブバンはそれらよりも新しい世代のゲームなんで、そのへんももうちょっとうまいことやってて称賛できるゲームなのかもしれないが、いろいろと裏切られ続けた結果、自分はもう日本のソシャゲメーカーには期待してないしやる気になれない。
キャラが揃わないからメインストーリー進められないくらい難度が高いって話してたのかもしれないが、一方でAAA級の中華ソシャゲはシナリオ進行はかなり易しい作りで、エンドコンテンツもキャラ揃ってさえいれば無凸で楽勝なくらいの設計なことが多いので、そのへんでも開発思想が異なると思う。とにかくストレスや時間拘束を強いることなく、文化的にIPを育てていこうって感じがするんだよね。
200連分のガチャした証アイテム集めて天井代わりにするソシャゲばかりだった時代までは、まあどれも射幸心を煽るためのシステムで、ゲーム自体のくだらなさと考え合わせて邪悪な搾取マシーンにすぎんとバッサリ言う人のことも理解できたけど
原神以後のガチャゲーでは、むしろ仕様を理解した人にとっては射幸心が煽られないことが利点となってその非ランダム性をゲーム的に利用できる、戦略・計画的に攻略できる「ガチャ」が主流になってきつつある。基礎確率0.なん%で、天井付近で上昇カーブを描いていくタイプね。
このタイプは結局のところ、ガチャ風味を与えてるだけで、ガチャシステムの意図はランダム性を極力排除した定期的なキャラ配給と、プレイ進捗に合わせてほとんどのプレイヤーが着実にキャラプールを拡充していくことを前提にしたコンシューマーゲーム的な本格志向のゲームバランス設計なわけよ。
もちろんそういうゲームでも古いソシャゲ的なノリで回すことはできるし、キャラプールを広げずに偏らせて力押しするソシャゲ的な遊び方も(非効率ながら)可能にはなってて、選択肢が増えてるだけなんだけど。