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はてなキーワード:速度違反とは

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2025-11-01

依願退職しなかった警察OBです

20年前に緊急走行中に事故を起こして減給懲戒処分をもらった元警察官です。

まず警察懲戒をもらうのと同時に監察から退職を促されます

ここで面白いのが、内部でのパワハラによる懲戒では退職を促されることはありません。

気をつけてね、で終わりです。

監察から退職の促しを無視すると、署長、所属先のボス、先輩と次々と退職するように促してくる人たちが現れます

最後警察学校からの同期です。

ここまで来ると奥の手ですね。

それと同じ頃、警務や総務の人たちが中心となって、なんとか懲戒免職にするために動いています

まだ結審していない場合には、検察に掛け合って「どのような証拠があれば実刑にできるか」とかの話をしてなんとか実刑(失職)に持っていこうとします。

明らかに実刑が難しい場合、色々な判例処分例を照らし合わせて懲戒免職にできないか頑張っています

これは依願退職意向を示した場合とは真逆です。

依願退職意思があれば、警察は不起訴執行猶予にするために違法にならないギリギリまで協力しますし、ほとんど給与水準の変わらない再就職先の斡旋もしてくれます

そこまでしてでも、市役所県庁消防と違い、警察事件事故懲戒処分された警察官を内部に置いて起きたくないのです。

実際、取り締まり現場でそれを持ち出して警察官相手に管を巻く者もいるようです。

私が本部で勤務していた時、通りすがった交通機動隊の後輩が「誰かさんのせいでよー。今日速度違反したおっさんから『お前のとこの事故起こしたやつはどうなってんだよ』とか絡まれたわー。早く辞めねえかなあいつ」と言っていましたから。

ここまで来るともう意地です。

机一個と何も並べられていない本棚しかない窓もない部屋で存在しない資料を整理するという仕事しましたし、本部総務部にいた際は炎天下の中でひたすら各警察署の清掃や草取りもやりました。

仕事我慢すれば別に耐えられます

1番キツかったのは警察学校から同期会にも一切呼ばれなかったことと、家族ぐるみでの職場イベントにも一切呼ばれなかったことでしょうか。

先輩や上司との飲み会はどうでも良いですが、警察学校の同期は特別ですし、うちの子供たちはいつもイベントを楽しみにしていたので。

きつかったのは事故から10年くらいでしょうか。

定年まで5年を切ると、もう上も諦めたのか呆れたのか、仕事も通常モードに戻りました。

相変わらず上も同期も下も私を白い目で見続けたのは変わりありませんでしたが、普通仕事をさせてもらえただけでありがたかったですね。

そして定年を迎えると再就職がやってきます

警察再就職民間の定年後の再就職とは少し異なります

県警は階級に応じた再就職リストを持っており、定年する警察官は呼び出されて希望を聞かれます

総務部長の待遇はやはり破格で、うちの県警では某テーマパーク運営する企業顧問でした。

からパーク、アトラクション行列などの導線や警備などで県警から助言を受けているため付き合いは密接です。

他の部長クラス警視正の署長も地元本社のある某流通大手役員顧問です。

変わり種としては警視階級の署長経験者などは某流通大手店舗警備部門の現場責任者として働いていました。

万引き犯が捕まった際に警察通報するか、説教してその場で帰宅させるかの判断なんかをします。

仕事は地味ですが給与は破格ですよ。

あと、人気なのは総合病院自治体生活保護部門ですね。

生活保護部門言わずもがな総合病院も診察室や窓口でトラブルを起こしたり騒ぐ人たちが来るので、警察OBが必ずいます

椅子に座ってばっかりの仕事は性に合わないと、刑事や生安の人らがよく希望しますね。

そして、決まれ再就職先との面接もなくそのままそこでの勤務が決まります

退職したい際は再就職先ではなく、県警に届け出て退職します。

私の場合希望は聞かれませんでした。

再就職先は地元建設会社でした。

建設会社と言っても、元ヤクザ経営しており、生活保護ビジネスで稼いでいる会社です。

ボロボロの寮に生活保護受給者たちを住まわせ、保護費のほとんどを横取りし、生活保護廃止にならない範囲給与を出して工事現場などでのガラだしなどに派遣しています

出勤初日役員から言われました。

「お前のことはいくらでもこき使っていいって言われてるからな」と。

それ以来、汚い寮の掃除工事現場の仮設トイレの清掃や汚物の回収、社長役員運転手などの仕事をしています

身体辛いですが、給与のために辞める訳にはいきません。

どんなに汚い仕事でも、給与だけは同じ階級の同期の再就職先より遥かにまれています

家のローンもありますし、四面楚歌になって以来美酒美食ストレス発散にし今ではそれが日常になってしまっています

ローンと下げられない生活水準のためにはここで働き続けるしかないのです。

今日土曜日本来休みですが、旅行に出かけた社長家族の代わりに社長の家の犬を散歩に連れ出し餌をやって、事務所の清掃をしました。

明日明後日も犬の散歩と餌やりです。

明後日の夜には旅行から帰ってきた社長家族の送迎です。

妻と娘は旅行に行っていますが、私は仕事なので行けません。

家で1人野菜炒めをのせたインスタントラーメンを作ります

これが依願退職しなかった警察の「その後」です。

Permalink |記事への反応(13) | 18:01

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2025-08-09

anond:20250808124458

自転車バイクLOOP文句言ってる奴らが速度違反してるのは何かのギャグ

違反率が高いのも含めて同類だろ

Permalink |記事への反応(0) | 18:48

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2025-08-08

anond:20250808124458

しか制限速度ピッタリで走ってると過半数の後続車はイライラすると思う。

「まあ制限速度ちょうどだし、しかたないからしばらくつきあうか」と思ってくれるか、そのイライラを「あおり運転」という行為表現してしまうかは、後続車の人間の出来による。

人は前者であるべきで、どんな理由があろうとも後者であってはいけない。あなたがどれだけトロ臭い運転をしていたとて、煽りドライバーも(そして警官の態度も)弁護の余地なし論外野郎なので、そこは安心してよい。

 

「流れに乗る」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。

制限速度はまあ目安としてあるけれども、でも周囲の速度感も意識して走りなさいよという、言うなれば暗黙に速度超過を勧める言葉だ。

ほとんどの道路では、その道のスピード相場で走るとおそらく制限速度を10km/h近くはオーバーしてしまうと思う。

そういうものなのだ

 

そもそも日本制限速度はもともと10~20km/hほどのマージンをとって設定されている。と、私は思っている。

役所としては「ここは十分な制限速度で規制してたのだから事故が起きても役所に非はないよ、速度超過したドライバー100%悪いんだよ」と言い切れなくては都合が悪い。なので少し過剰な速度規制をしている。と、私は思っている。

私の私見のように書いているが、一般的にヒト桁オーバーくらいの速度違反検挙されることはないという事実は、規制がやや過剰であることをよく物語っていると思う。

ヨーロッパでは、国によっては「ホントにこれ以上出したら危ない」という速度が設定されていて、少しでもオーバーすると捕まってしまうからね。

 

上で相場という言葉を使ったが、これがおそらくあなたには欠けている。

このくらいの道幅、このくらいの交通量、交差点などの条件から、慣れたドライバーは「安全快適に(かつ検挙されることなく)走れるスピード」で無意識に走ることができる。

そしてそのスピードはたいていその道の制限速度の+10km/hくらいなのだ

このような暗黙のスピード相場の中をひとりだけ相場10km/hで走れば浮いてしまう、ということ。

まり制限速度+10km/hくらいで走れば煽り運転みたいな怖い目に遭う確率は下がると思う。

でもそうしなければいけないわけではない。+10km/hも出すのが怖いくらいの運転スキルなのだとしたら、出してはいけない。おとなしく制限速度どおりに走って、煽られても「制限速度どおりだもんねー」と泰然自若としていてください。

 

一時停止で完全停止する、30m手前から合図を出す、などの所作はとてもいい心がけです。

杓子定規に守らなくてもいいのは10km/hまでのスピード超過だけです。

 

ただ、近年はこの相場感と実際の交通規制をもう少し一致させようという試みが始まっている。と、私は思っている。

長らくひどい速度規制だな、と感じていた道の規制があちこちで徐々に緩み始めているからだ。

まあ、ひどい速度規制のある道は往々にして警察主催サイン会のメイン会場になるので批判が多いこともあるだろうし、自動車の性能が向上して乖離が大きくなったということもあるだろう。

なので「+10km/hまでなら」というこの話も、そろそろアップデート必要かもしれないね

Permalink |記事への反応(1) | 23:20

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2025-05-13

anond:20250513133401

でも警察には関係ない話ですね

別件だろうとノルマだろうと速度違反逮捕です

Permalink |記事への反応(0) | 13:35

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2025-04-22

anond:20250422110001

エスカレーターの真ん中に立たない方がマナーじゃない?

あと、制限速度40の幹線道路も、速度違反マナーだとは思う。

Permalink |記事への反応(1) | 11:23

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2025-03-11

シートベルトとかヘルメットとか

法律義務付けられている。

安全性が向上するから、という理由

実際に致死率は大幅に下がる、怪我の程度も下がる。

だが自己責任じゃないか愚行権ってものもある

風を感じてバイクを走らせる自由がある

鬱陶しいシートベルトは嫌だ

法制化の際にはこのような反論もあったが一蹴された

 

これらの施策で得をするのは誰か、そもそも誰がロビー活動したのか

議員国会国民生命安全を慮って自発的自律的に?

 

そんな国会議員はいねぇw

ちゃぁんと得するやつがい議員に金をばらまいて法律を作らせたのです

 

保険会社です

事故被害程度が下がれば保険会社補償金支払いが下がり利益になる

さて、そんな古き良き時代ステークホルダー政策因果相関が直線的でわかりやすかった。

 

複雑な現代社会システム利益エコシステムも多変数間接的で仕組みは隠蔽されがちなのだ

電動キックボード規制緩和で得をするのは誰か?

 

同じく保険会社です。

 

自動車自転車事故処理において従前保険会社は非常に不利な過失割合を強いられてきた

弱者に対する事故なんだから屁理屈抜きで保障せぇと

自転車側に相当の過失があっても保険会社はそれなりの賠償を払わされてきた。判例固定化

 

そこで電動キックボード緩和、頭の悪い連中は喜んで使う、自転車感覚

だけど事故を起こしたとき自転車と大きく異なる事故処理スキームに乗せられ大損することを知る

 

電キ側にもがっつりと過失割合が取られるの

 

一番大きいのが車道巡航中の側方接触事故

日本では自転車に対して側方ギリギリ自動車による追い越しが黙認されている、

厳密には違反なのだ事故が起きなければ取り締まり対象にはならない

しか事故が起きたときにはほぼ100%自動車側の過失として保険処理がされる

満額回答の賠償金が取れる

そしてこの事故パターン日本で非常に多い

 

ところが電キ、まだ判例は積み上がってないが恐らく今後被害者側は非常に不利な判例判決になる。

例えばヘルメット未着用、規定外のヘルメット、車体整備不良、ふらつき運転、後方確認不足、飛び出し、速度違反

保険会社はいろいろ持ち出しま

 

従前、対自転車事故訴訟でこれら過失要因を持ち出しても裁判官は一蹴していたのだが、

電キは話が違う

自転車なら一千万取れる事故、過失割合は1:9みたいな。

同じシチュエーションで電キだと様々な過失要因を立証され4:6だの5:5になっちゃ

保険会社は400万500万円支払額を減らすことができる、つまり利益になる

改正道交法はそれを想定した建付けになってる

 

ウチの近所にも新しいもの好きちょい悪オヤジ風情のバカ違法電動やらをドヤ顔で走らせているが

事故ったときゼロ査定くらいかねない大損なのにねぇ

バカの万能感は微笑ましい

Permalink |記事への反応(0) | 11:20

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2025-01-26

スピード違反について一言申し上げたい

https://anond.hatelabo.jp/20250125235759

スピードを守っているか絶対正しい!というのはそうかも知れないが、15km/h未満の速度超過については警察も見逃している現実がある。

15km/h以上20km/h未満のスピード違反検挙件数は27万件以上だが15km/h未満の場合は100件にも満たない。

20km/h未満の速度超過は違反点数1点。同じ一点の違反だが、15km/hを境に検挙件数が大きく異なる状況を踏まえると、実際の運用として警察スピード違反を見逃していると言わざるを得ない。

また、20km/h以上の速度違反常態化している路線もあるが、こういった場合であっても速度取締を行わず放置する場合もある。重大事故が全く起こらず沿線住民からの苦情も無ければ、取締をせず見逃がしてしまうのが実情であるスピード違反によって問題が起きていないのならば、取り締まる意味は無いのである

ちなみにだが、後ろから速い車が追いついてきた場合はさっさと譲ってしまった方が良い。

流石に市街地で譲る必要はないと思うが、県境を峠越えするような片側1車線の基幹国道永遠ゆっくり走られると、我慢できずにイエローカットしてぶち抜く車もいる。

登坂車線やチェーン着脱所などの待避所があれば、そこに入ってさっさと譲ろう。待避所が無い場合は、見通しの良い長い直線で、左ウインカーを出しながら減速しよう。速い車はサンキューハザードを焚きながら抜いていってくれるぞ。

ネット見てると法定速度で走り続けてイライラする後ろの車に快感を覚える人も見かけるが、それが法的に正しいとしても結果として円滑な交通を妨げていることには違いないので、イキらずにささっと譲っててしまった方がお互いに得である

ソース

https://news.mynavi.jp/article/20240412-2925911/

Permalink |記事への反応(1) | 22:00

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2024-12-20

anond:20241220220515

速度違反してなくても当たるときは当たるし、なんなら向こうから当たってくるし、前方不注意にされるんですが

Permalink |記事への反応(0) | 22:06

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2024-11-23

anond:20241123161037

裏金作ったり速度違反したりセクハラパワハラアルハラしまくってる自民党政治家の皆様方がアップデートできてないっていうのか!?

Permalink |記事への反応(0) | 16:23

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2024-08-22

anond:20240608182217

判りずらいだろうから説明すると、首都高というのは大部分が60キロ制限になっている。だがこの速度を守って走っている車というのは皆無なのだ制限速度が遅いのは高度成長期に低い規格で作ったためで仕方がない。道路規格によって制限速度の縛りがあるので自動的に60キロとなってしまうのだ。

それで直線区間では全部の車が速度違反して走っているという状態になっている。路線バスでさえ守っていない。

そこで事故が起きたら警察は原因の一端に速度違反を挙げるのは当然で、それが主原因とは言えないわけだ。

どうして「流れ」厨って道交法より自分屁理屈を優先するの?

Permalink |記事への反応(0) | 15:57

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2024-08-02

anond:20240802101052

速度が全然違うんだが

速度違反常態化してるせいで速度による危険性に対してあまり無頓着になってるよな

Permalink |記事への反応(0) | 11:01

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anond:20240802061548

キックボード型以外の特定原付ニュースに対する反応見ればわかるけど

車道自動車のもの自動車が少しでも走りづらくなるのが許せない人たちが多い

速度違反常態化してるせいで速度に対する危険感覚麻痺してて

こういった車両に対して車や原付乗れよという的外れ意見ばっかりついて賛同あつめるんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 09:40

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2024-06-28

あおり運転したくなる気持ちもわかる

制限速度40kmの道で

落葉マークのワ○ンRが27kmで走ってるんだもの

低い方の速度違反だし、追い越し禁止の道でこれやられると腹立つ

Permalink |記事への反応(1) | 18:30

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2024-06-08

最初期の警察24時系番組はかなり酷かった

テレ東警察24時が遂に終了との事だが、これ系の番組の初期はまぁ本当に酷かった。

1990年代の後半あたりに始まったのだが、なにぶんにも報道の訓練も体制もない部署下請けが撮るので問題だらけの映像をそのまま流してしまうというトンデモ状態

番組終了の理由撮影時間が掛かる事、時間掛けても空振りのことも多くてそれで無理をして捏造的な場面を作ってしまうなどが挙げられていたが、まぁそうだろうね。

 

悪を断罪!という図式

最初期の番組兎に角撮影側が警官と一体になりナレーターで悪を断罪」というモチーフで撮られていた。

このモチーフの元はズバリ時代劇だろう。「この紋どころが目に入らぬか!」「余の顔を見忘れたか?」「おぅ、この桜吹雪が全てお見通しなんだよ!」と悪を断罪悪人は「へへぇ!」と平伏して視聴者カタルシスを得る。

 

だが警察24時で映しているのは近代法支配する現代日本である

もう一つの問題はそんなに判り易い事件は起きないという事だ。フィクション遠山の金さん将軍様も数日~数週間に亘る地道な取材や潜入捜査の末に処断してるのに、複雑な現代社会で偶然舞い込んだ事件をその場で処断できるわきゃない。

そこでやはりというか、一番多い交通事故処理を撮影するのが専らとなる。そしてその交通事故ナレーションで「断罪!」してしまうのであった。

例えば首都高で3台ほど絡んでしまった事故処理であれば、「スピード違反が招いた悲劇である!」という風に。

地方の人や免許がない人には判りずらいだろうから説明すると、首都高というのは大部分が60キロ制限になっている。だがこの速度を守って走っている車というのは皆無なのだ制限速度が遅いのは高度成長期に低い規格で作ったためで仕方がない。道路規格によって制限速度の縛りがあるので自動的に60キロとなってしまうのだ。

それで直線区間では全部の車が速度違反して走っているという状態になっている。路線バスでさえ守っていない。

そこで事故が起きたら警察は原因の一端に速度違反を挙げるのは当然で、それが主原因とは言えないわけだ。

なのにほぼ意味のない断罪ナレーションを被せてしまう。

 

これ以外の事故でも「確認の不注意が招いた事故であった!」とナレーションが次々に断罪していくのだが、事故の原因なんて複合的で、事故処理の警官確認遺漏で後からひっくり返る事もあるし、その為に当事者はかなりの労力と時間を使う。それをその場のノリだけで断罪しまくっていた。当事者が見たら憤怒間違いなしだ。

 

警察犯罪行為善意放送

当時、日産スカイラインGT-RBNR32型)という車種を出していて、これはアウトバーンでも300キロ出る、ガチで早いスポーツカーだった。

そこで交通機動隊や各県警の高速道路交通警察隊がGT-Rパトカーを導入した、というのが車好き向け媒体のみならず一般ニュースでも取り上げられていた。「GT-Rから逃げられない、という威嚇効果も大きい。

 

そこで当然のように24時のカメラマンは高速隊のGT-Rの後部座席に乗り込む。すると通報が入り、現状へと急行するGT-R景色は飛ぶように流れ、速度計は190キロを指している。国産車ECUエンジン制御コンピュータ)のリミッターカットだ!

…という映像を流した。

 

ところで道交法上の緊急自動車最高速度というのはご存じだろうか?一般道では80キロ高速道路では120キロである。但し例外があり、速度違反者を追尾計測するパトカーはそれ以上出しても良い。そうじゃないと速度違反検挙できないからね。

この高速隊GT-Rは追尾計測中ではなくて臨場する為の緊急走行であるから190-120キロで、70キロ超過となり、赤切符+一発免停で、刑罰も6ヵ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となる。現行犯人だ。

別に増田パトカー消防速度違反して緊急走行していても構わんのだが、証拠映像電波に乗せて流してそのままで済むわけがないな。

報道畑じゃ無い奴がカメラ持って取材の真似するといこういう事をやるというリスク典型例だし、後ろでカメラまわしてるのにマッドマックス1のインターセプターみたいだろー的にアクセル踏んでRB26DETTをぶん回してる警官もアレだし両者色々アホすぎるとしか言いようがない。

 

警察24時系の元祖モンド映画に続くショッキング映像

ドキュメンタリというのは今では真面目なものだが、昔はいい加減で捏造まみれのものだった。ディズニーが『白い荒野 』というインチキ動物ドキュメンタリ映画で、レミングスは増えすぎると入水自殺する、というインチキ映像を撮る為に崖の上からレミングをポイポイ放り投げて殺していたというのが有名だ。

60年代に『世界残酷物語』という、エログロインチキドキュメンタリ映画がヒットすると、次々に同じような映画が作られ、エスカレートしていった。世界残酷物語原題は『Mondo Cane』なので、この手の下世話なインチキ映画モンド映画と呼ばれるようになった。

最初世界習俗と題して未開部族残酷処刑残酷儀式でっち上げものを繋げていたのだが、やがて観客の「リアルな死や本物の死体が見たい」という欲求に応えて、事故暴動で実際に人が死ぬ映像を繋げたショッキング映画が作られるようになった。因みに実際の映像だけでは尺が足りないのででっち上げインチキ処刑シーンとかも紛れ込ませているのが多い。

 

やがてモンド系もショッキング系もTV番組化するようになる。モンド系のインチキ成分だけを掬ったのが『川口浩探検隊』などだ。ショッキング系は苦情が来る事を恐れ、人体が千切れる場面や脳が飛び出すシーン等はカットして直前で映像を途切れさせたり、人体破壊の瞬間だけカットして死体を映すなどの手法が取られた。番組名はそのまま「ショッキング映像100連発」等。

たこれら番組には顕著な特徴があり、必ず番組最後消防隊や救急隊の訓練シーンで終わる。基本的に下世話な欲求に答える番組であって、その後ろめたさを誤魔化す為に取ってつけた映像を入れるのだな。

 

警察24時系も必ず最後に交機の訓練映像で終わるであろう。つまりはモンド~ショッキング系の系譜に則ったフォーマットなのである正義行使カタルシス時代劇から番組ターゲットが野卑な欲求ではないかとの疑問はモンド系の〆映像フォーマットで誤魔化し。それが警察24時系の構造だった。

 

因みにこんな取ってつけたような訓練映像付加手法だが、それを見て正義だと考えるリテラシー人間ちゃんと居るのだ。今ニコ動が全部落ちていてURLを貼れないが、ニコ動には例えばアメリカ精神問題がある人間刃物を手放さず警官隊に射殺される、というようなショッキング映像があるのだが、それには映像最後に州警察の訓練風景を入れてある。単に事件現場で殺人映像が撮れただけなのだが、モンド系フォーマット最後に訓練風景を取ってつけると正しさが保証されると考えているのだ。あれを本気にする者もいるというのがモンド系ドキュメンタリ的でありますな。アメリカに赴任してて厨房の心根は侵されずと言ったところか。

 

結局モンド系が内包する問題で倒れる

警察24時系は結局モンド番組なのだが、元のモンド系が虚実入り交じりのインチキ映画だったのは製作費と製作日数の問題でもあった。真面目なドキュメンタリは撮るのに時間が掛かりすぎて一部の意識高いしかみてくれないからペイしない。だから人目を惹くエログロインチキ映像を撮る。

警察24時も最初期にかなり問題になった筈だ。同乗させてもらった警官免停とか色々だ。すると地道に長時間警察に同行するしかない。歩留まりが悪くなる。しか映像パンチが無い。

ヤクザ事務所ガサ入れとか映像的にパンチがある事件はある。でもそういうのはマジな方の報道部門が呼ばれてモンド系バラエティ取材班は呼んでもらえない。カメラ持ってても素人なんだから報道マン暴力性に負けてゴミ扱いされて追い出されてしまう。

そんな状態視聴率上げようとしたら数多のワイドショーやらかしたように捏造っぽい方向に行っちゃうのは仕方ないね

 

んでもこの手の番組培養してしまった視聴者は「報道番組がモンド系と違う」ので報道を信用しなくなり、「川口市クルド人傍若無人治安崩壊!」とか「安芸高田市市長論破!」というショート動画クリックしてモンド系の毒に身をうずめるのでした。なんつーかペニシリン必要だな。

 

警察24時の初期は無茶苦茶だったぞーという話でした。

Permalink |記事への反応(5) | 18:22

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2024-04-28

自分うつ病だった

千葉県出身東京都在住、既婚、27歳。

無職ニートプー太郎

自分は真面目に生きてきた。

他人に優しく、自分に厳しく。

父親からの教訓は「警察のお世話にだけはなるなよ」。

まあ、父親はよく車の速度違反警察のお世話になっていたが。

高校まで公立学校に通い、四年制大学に入った。

本当は専門学校へ通いたかったが、父親の猛反対を受けて四年制大学に仕方なく入った。

(今は大学で良かったと思っている。)

前述した通り、自分は人に優しい。

学生時代他人が嫌がるような作業も、進んで行なった。

大学生の時は、じゃんけん学祭委員長に選ばれた同級生が泣いているのを見て、可哀想だと思い、自分が代わりに委員長になった。

自分他人感謝されるのが好きなのだ

自分犠牲にしてでも、他人には楽しく過ごしていてほしいと、大げさではなく思う。

大学卒業後は中小アパレル企業へ入り、販売員として働いた。

お客様には毎日感謝言葉をいただける仕事で、とても充実感があったが、安月給に耐えられず3年で退職した。

4年付き合った恋人24歳で結婚し、結婚式を挙げた。

結婚式の準備は、忙しいパートナーに代わり主に自分が行なった。

結婚した後は、父親に紹介してもらった大手会社で働いた。

月給も悪くなかったが、大手会社特有空気感に馴染めず1年半で退職した。

パートナーに紹介してもらった社長のもとで働くことになった。

その社長オフィスは、元々住んでいた場所からかなり遠くにあったので引っ越した。

人生が変わる、好転するはずだとその時には信じていた。

オフィスには、自分母親の年齢と近い女性が既に働いており、社長とその女性の2名で事業を行なっていた。

自分はその女性サポートとして採用をされた、はずだった。

その女性は、自分入社してすぐにいなくなった。

1ヶ月でいなくなった。

まり社長自分2名で事業を行なうことになったのだ。

前提条件と違う、と何度も何度も何度も悩んだ。

直接社長にも伝えたこともあった。

(今思えば自己主張が苦手な自分がこんなこと言うなんて、相当だと思った。)

それでも真面目に働いた。

社長の考え方、理想のすがた、事業未来など全てを理解しようと努力した。

社長は50代。

自分20代

理解しようと思っていても、理解出来ないことが殆どだった。

自分意見を言えば、言い返される。

自分の考え方を言えば、否定される。

自分のやり方でやれば、やり直しを要求される。

それでも真面目に働いた。

今までやったことのなかったオフィス事務作業を1ヶ月で覚えた。

話を分かってくれない客先にも、めげずにメールを返した。

全く自分関係のないようなクレーム電話対応をした。

退勤時間が近づいても、「早急に書類作成してくれ」と言われれば、2時間残業した。

オフィス掃除毎日やった。

備品が足りなくなれば、スーパーに買いに行った。

備品のもの洗濯も行なった。

好き嫌いが多い社長のお昼ご飯毎日買った。

本当に全部やった。真面目に働いた。

自分だけでいくつの部署をかけもちしているのかと疑問に思うくらい、全部やった。

仕事の日の朝が起きれなくなった。

仕事中に突然、動悸がするようになった。

大好きだった音楽映画を楽しめなくなった。

常にイライラして、パートナー八つ当たりをした。

気持ち悪くなるまで過食した。

うつ病だった。

うつ病になったのだ。

自分は真面目に生きてきたのに、うつ病になった。

…真面目に生きていたから、うつ病になったと言われた。

信じたくなかったが、うつ病と診断される症状9項目のうち8項目に当てはまっていた。

最後の項目、「死にたいと思うか。死ぬ方法を探すか。」は傾向が見られるので△と言われた。

初めの1ヶ月はひたすら死んだように寝た。

食欲も湧かないので、服薬のために食事をするような感じだった。

そして現在、2ヶ月目。

意欲があり、何でも前向きになった。

好きな音楽映画も楽しんでいる。

お出掛けも楽しい

まりハイにならないように気を付ければならないと、担当医に言われた。

かに楽しんだ後は疲れがドッと来る。

(疲れやすいのは、うつ病の症状のひとつだそう。)

どんなに好きで楽しくても、程々にしている。

治療には2年かかると言われているが、自分自分らしく戻れるのが楽しみで仕方がないので、あまり嫌悪感はない。

早く自分に戻りたい。

自分が大好きだった自分に。

最後に。

自分ボロボロにした社長へ、早く不幸が降り注ぎますように。

終わり

Permalink |記事への反応(4) | 12:10

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2024-04-10

IoT会社「うちのパーツを乗せた車が制限速度違反なんてイメージダウンだ、デバフをかけるぞ」

ドライバー「なんか車が30キロしか出ないんす」

店「スピード違反するとそうなるみたいですね」

Permalink |記事への反応(0) | 14:31

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2024-03-06

政治家の金の問題国民非難できるのか?

政治家裏金ニュース世間をにぎわせている。このニュースに怒れる国民は多いが、しか政治のこの状況を作り出しているのはほかならぬ国民なのではないかと感じる。それは、一つには、彼ら政治家は結局のところ選挙によって選ばれているという話であるが、それに加えてもう一つ強く感じることがあって、それは政治家恣意的ルール違反に怒っている国民たち自身が、恣意的ルール違反をしているということだ。

いきなり話が変わるが、世間に目を向けてみれば自動車速度違反をしている人はいくらでもいる。彼らは「みんなやっている」「ちょっとくらい大丈夫」「本当に安全な速度は自分こそが分かっている」などと抗弁し、果てには摘発する警察非難したりすらもする。法律で明確に決まっていることに対し、何やら法律を超えた“世間”の常識があると主張するのである

またもや大きく話が変わるが、精神障害の一つに発達障害という障害がある。もはや広く知られている障害かもしれないが、この障害を持つ人々は社会的に不適合を起こすことが多い。そして、この障害のうち特定の種類を抱える人々は、そうでない人々に対して「ルールを遵守する」「正義感が強い」傾向が強いという研究結果が得られている。そしてその結果、社会との不和が生じているともされる。つまりルールをしっかりと守ろうとすることは、この世の中では正常ではないとされ、社会から排除される原因になるということなのだ。

これらの話と政治家の金の問題通底していると思う。事の重大さが異なる、と言う人がいるかもしれない。あるいは、表面的には全く別の事象だと捉えられるかもしれない。しかし、ここで言いたいのは「ちょっとしたルール違反を許せ」という世間一般の風潮の延長線上に、この政治家問題が起こっているのではないかということだ。「ちょっとくらい良いだろう」「みんなやっている」「これが“世の中”の慣例だ」「細かいことをあげつらうな」「潔癖では世の中は成り立たない」……

Permalink |記事への反応(1) | 21:27

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2024-01-26

すべての車にGPSを内蔵して速度を算出すればいい

マイナンバーカードも使えばすべての速度違反確認できるだろう

前後の車のスピード計算すればいい

渋滞調査とでもいえばいいだろう

Permalink |記事への反応(0) | 08:29

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2024-01-11

速度違反オービスで取り締まれるんだから

信号無視伊予のはや曲がり、歩行者妨害なども監視カメラで検知して違犯切符切ればいいのになんでやらないのだろう

Permalink |記事への反応(1) | 18:18

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2023-12-22

今は車道を走る自転車少ないか自動車速度違反しまくってるだけで

自転車もっと車道走るようになれば自動車安全運転心がけるから

自転車に轢き殺される歩行者が減るだけでなく自動車事故も減って死人は減るやろなあという話

Permalink |記事への反応(0) | 08:28

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2023-11-13

anond:20231113175838

実際には、生産性を上げられない企業が大半だと思うぞ

「思うぞ」ってお気持ちで言われましてもw

出来ねえなら死んでもろてw

例えば近所のコンビニを考えてみろ

自動コンビニだとしても、コンビニ生産性を上げるなんてことはできねぇだろ、

はあ?お前そもそも生産性意味がわかってねえな?

生産性を出す式を書いてみな?

Googleカンニングしていいからよ

お前の勉強の為だから書いてみろ

 

調べたか?書けたか

よーし一つ賢くなったな

これすら知らねえのに生産性の話で人様に食い下がってくるんじゃねえよ

 

なのにどうして賃上げして生産性が上がると思ってるんだ?

賃上げに耐えられるぐらい生産性上げられないゴミ企業は死んでもろて」と言ってるの

接客業全般がそうだよな?営業もそうか。

じゃあトラックドライバーを考えてみるか?運ちゃん賃金を上げて法定速度違反するか?

一つ賢くなった今ならちょっと前の自分書き込みが以下にバカ丸出しかわかるだろ?

介護士はどうだ?介護士生産性ってなんだという話だよな

生産性って言葉意味も知らねえクセに何を吠えてたんだろう、俺ってバカだなー」

と思えたならお前一個成長したよな

お前は産業全体をマクロで見てねぇわけよ、馬鹿から

お前の問題は「学もねえのに産業だのマクロだの生産性だのそれっぽい言葉を振り回しつつその中身をちゃんと精査してない」ってところな

 

で言ってることの中身はオール俺流お気持ち経済学だろ?

単純にお前は知識も考え方も入ってないわけ

きっとまともな学校にも行けなかった奴なんだからそこは同情するとしても言えることは結局

勉強しろバカ

なんだよな

Permalink |記事への反応(1) | 18:22

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anond:20231113175432

実際には、生産性を上げられない企業が大半だと思うぞ

例えば近所のコンビニを考えてみろ

自動コンビニだとしても、コンビニ生産性を上げるなんてことはできねぇだろ、なのにどうして賃上げして生産性が上がると思ってるんだ?

接客業全般がそうだよな?営業もそうか。

じゃあトラックドライバーを考えてみるか?運ちゃん賃金を上げて法定速度違反するか?

介護士はどうだ?介護士生産性ってなんだという話だよな

お前は産業全体をマクロで見てねぇわけよ、馬鹿から

Permalink |記事への反応(3) | 17:58

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2023-09-13

https://anond.hatelabo.jp/20230912211531

かに、速度を遵守すること以上にドライバー同士のコミュニケーションが大切な場面もあるでしょう。しかし、速度違反正当化するあなた論理には大きな問題があります

法を軽視する姿勢:あなたが指摘する「警察が暗に15km/hまでの速度超過を許している」という解釈は、非常に危険な考え方です。法は法です。警察取締りをしないからと言って、それが許されるわけではありません。法を破ることの許容範囲を個々が判断すると、それがどこまでエスカレートするかわかりません。

他者への期待値:あなたが「譲り合っている」状態が、他のドライバーにとっても同じように感じられるとは限らない。誰もがあなたと同じように「スムーズな譲り合い」を理解しているわけではなく、それを強制すること自体問題です。

安全第一:道路公共の場であり、そこでの最優先は「安全」です。制限速度はそのために設定されていますあなたが高速で走りたいなら、それはサーキットなど、そのための環境で行うべきです。

車間距離コミュニケーション:あなたが車間距離を詰めることを「コミュニケーション」と呼びますが、それが相手にとってストレスプレッシャーになる可能性も考慮していないようです。

空気を読む」文化強要: すべての人が「空気を読む」文化になれているわけではありません。また、それが必ずしも正しいわけでもありません。空気を読むことで、逆に問題が起きる場合も考えられます

違反件数統計: 15km/h以下の違反が少ないからといって、それが「許される」わけではありません。それは単に取締りが少ない、あるいは発見されにくいだけかもしれません。

さて、あなた免許証の色は何色でしょう?

Permalink |記事への反応(0) | 00:42

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2023-09-12

追記山道制限速度でチンタラ走り続けるドライバー運転が下手

私はドライブ趣味で、特に深夜に山道運転する機会が多いのだが、こういう道でチンタラ走るドライバーはことごとく運転が下手。道路の流れを無視制限速度以下のスピードでチンタラ走り続け、後ろに行列を作ることが多い。

こういうドライバーは後ろから追いつかれても絶対に譲らない。チンタラ走り続ける。制限速度で走る場合その速度をキープしてくれればまだマシなのだが、上り坂でアクセルを踏まず大減速して渋滞を作るし、下りではローギアに落とさずブレーキパカパカ踏んで減速するため傍から見ていても危なっかしい。カーブライン取りも甘く、インから入って外に膨らみ、曲がりきれずカーブ後半で急旋回する。同乗者はたまったもんじゃないだろう。車内はきっとゲロまみれだ。

こういうドライバー運転の三要素(認知判断操作)の三点すべてがグダグダで、前述のようにスピードを出さないこと以外にも問題があるのだが、この類のドライバーの一番の問題点はドライバー間のコミュニケーション絶望的に下手で、空気が読めない所にある。

深夜の山道では、様々なペースの車が走っている。チンタラ走るドライバーは知らないだろうが、ある程度スピードを出して流れに乗れている車は、それぞれがうまい具合に譲り合っている。定期的にミラー確認して、後続車を確認する。速い車に追いつかれたら、安全に追い抜きできる直線で、左ウインカーを炊きながら路肩に寄せる。すると後続の車はサンキューハザードを炊きながら、さっと追い抜いていく。

ある程度スピードを出して流れに乗れるドライバーの間であれば、このコミュニケーションが円滑に進む。他車に追いついた時、追いつかれたときに、お互い相手が何してほしいのかがわかるし、さっと行動に移せるのでお互いが気持ちよく走行することができる。

しかし、制限速度でチンタラ走り続けるドライバーは、これが全くできない。いや、全くできないというより、やろうとしない。追いついてきた後ろのドライバーがどう思っていて、何を考えているのかを全く考えない。そもそも、追いつかれたことに気づいていないのかもしれない。そして、ちょっとでも車間が詰まろうものなら、あおり運転だと騒ぎ始める。

車間距離だって、立派なコミュニケーションの一つである。車間距離を詰めることは、大抵の場合「追いついたぜ」のサインであり、悪意のある嫌がらせのために詰めてくることは殆どない。車間を詰めてきた車は、譲ったときに必ずサンキューハザードを出してくれる。そこで車間を詰めたことに悪意が無いことはわかるし、お互いに良い気持ちになれる。しかし、チンタラ走るどんくさいドライバーは、譲ってもほとんどハザードを出してくれない。

以前、大切な荷物を車に載せ、制限速度を割るペースでいつもの山道を走ったことがあった。普段追いついてしまうようなチンタラ車にも道を譲ったのだが、こういう車は譲られるのが本当に下手だった。路肩に寄って減速しても追い抜かずに一緒に減速し、随分スピードが落ちてから追い抜いていく。追い抜く際もハザードなし。多分、譲られたという意識が無いのだろう。

さて、ここまで私の増田を読んでくれたどんくさいドライバーの中には、こう思う人もいるだろう。そもそも、法定速度を1キロでもオーバーしたらスピード違反はいかと。たった1km/hのスピード違反すら許さず叩き出すブクマカも湧きそうなものだが、この考えこどんくさいドライバー空気の読めなさと融通の効かなさを如実に表している。

警察庁は毎年、「交通事故の発生状況及び道路交通違反取締状況等について」という資料で、速度取締り件数を公開している。この資料によると、令和4年の取締では、超過速度15km/h以上〜20km/h未満の件数は約28万件に対し、15km/h未満の件数はたった130件。昨年のみならず、例年15km/hの違反は多くても200件以内の数に収まっている[1]。つまり警察も15km/hまでの速度超過はバッファとして容認しているのである。15km/hを超えない程度の違反は許容するから、それぞれのペースで譲り合いながら円滑にやってくれ、と警察は暗に言っているのだ。

ここまで山道スピードについて話してきたが、周りを見て相手意図を察し、譲り合えないドライバーははっきり言って危険である交差点の右左折車線変更や高速の合流、コンビニなどの店からから出るシチュエーション...。お互い察し合い空気を読んで譲り合ってこそ、安全で円滑な交通が実現するのである。ただルールを守れば良いってもんじゃない。

実勢速度や周りの車の様子、そして警察の速度取締の様子を全く顧みず、制限速度を盲信してチンタラ走るドライバーは、他のシチュエーションでも空気を読めない可能性が高く危険だ。しか自分は優良ドライバーだと思っている分余計にタチが悪い。

こういうドライバーが少なくなってくれることを望む。

【参考文献】

[1]https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027458&cycle=7&year=20220&month=0

追記

バズったので追記したいと思います

コイツ下手だな、と思って車に抜かされたらブチ切れて延々煽り運転繰り返して事故らせるまで追い詰めそうな精神性を感じる。

大切な荷物積んで山道ゆっくり走った時の話書いてると思うんだけど、そこ読みましたか

抜かれたら抜き返そうとは全く思わないです。むしろ譲ったらさっさと抜けと言っているんだ。

私は譲られるより譲る機会のほうが多いし、実際この増田も譲る話を主体に書いたのに、私がスピードガンガン出してあおり運転しまくってると思われるのは、私の書き方が悪いんでしょうか。

この手の山道走行趣味という自称素人普通にヤバイ運転してる奴が多い。〜中略〜15km/hのバッファて、山道で15km/hも違ったらヤバいだろ。

一言山道といっても、カーブのキツさや制限速度、そして実勢速度は道によってバラバラです。制限速度50のところもあれば30の所もあるし、制限速度の看板なし(法定速度)でも、50km/hも出したら危険な道もあります。同じ道、同じ制限速度の区間でも、場所によってカーブ連続するところもあれば直線が長く続くところもあります

常に制限速度+15km/hで走れとは言ってないです。スピードが出やす区間で許容されうるバッファ+15km/hであるという話です。

このブクマカ以外にも、一言に「山道」と言っても色々な道があることを分かってない人が何人かいます運転経験が足りないのでは?

やばいドライバーお気持ち見本市みたいな頭のおかしさ。〜中略〜「15km以内は容認」で絶望。例え30km超過しても、法律は「他の奴が捕まるかどうか」で判断してはいけない。

いや統計みりゃ容認していることは一目瞭然でしょう。15km/h以内が容認されないのであれば、どうして警察は15km/h以内の速度違反を取締しないのでしょうか。

ちなみに、15km/h以内の取締をしたいけど諸事情によりできない、という訳ではないです。ゾーン30での取締など、警察必要に応じて15km/h以内の取締もやってます。よその道で15km/h以内の取締をしないのは、容認しているからにほかなりません。

山道ってとんでもねえスピードで走ってる車いるよな。運転者は自分運転うまいと思ってるんだろうけど、欲望まみれの運転はむしろ下手の部類だぞ。

そのとおり。「自分のペース(チンタラ)走らせろ。後ろから来たドライバーには譲らん」っていう運転自分中心欲望まみれの運転なので、後ろから車が来たら素直に譲ってね。

最後に、別に私はスピードを出せとは言ってないです。制限速度を割るスピードで走っていいです(私も荷物積んで走ったときはそうしました。)。その代わり自分のペースで走ってて他の車が追いついてきたら、走り続けず譲ってねと言っているんです。下手なドライバーとはスピードを出さなドライバーではなく、チンタラ「走り続ける」ドライバーのことです。

Permalink |記事への反応(57) | 21:15

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2023-08-18

電動キックボード交通違反第一位が「信号無視」というのはすごいよねえ

逆走とか、歩道での制限速度違反とかかなあ?

って思ってたんだけど

全く予想できない結果だった。

信号無視

仮にも動力のついた乗り物を乗ってて

信号無視

だぜ?

ありえんでしょ。


やっぱ免許制にするべきだよなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:16

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