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はてなキーワード:迷子とは

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2026-02-12

anond:20260212231811

バンド迷子女子高生レベルが高杉る…😟<というか、ギスギスしすぎ…

Permalink |記事への反応(0) | 23:21

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2026-02-08

迷子迷子のこねこちゃんあなたちんこはどこか?

男でした

Permalink |記事への反応(0) | 09:11

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2026-02-06

挑むビッグタイトルが多すぎる増田酢魔ル議す大軽といたグッビム土井回文

おはようございます

クレジットカード新しく更新期限がきたので切り替わったんだけど、

な!なんと!

iD機能もう付いてないのね!

これからどうやって暮らしていけば良いの!?って

慌てて新聞を買う際にお店の人にiDが新しいカードでお支払いできなかったのでなんでかな?って調べてみたらそういうことらしいの。

えー!?

本当にこれこれからどうやって生きて暮らしていけば良いのかしら?って正直思っちゃうけど、

もうこれスマートフォンとかでiDいれてやってね!って

相当の覚悟を持ってカードiD機能をつけてない証拠かも知れないわ。

気付かなかったら大慌てするところだったわ!

そんでさー、

最近蒸し料理ばかりお野菜楽しんでいたところすっかり忘れていたけれど、

NIKKEも絶賛もちろんプレイ中の

今度のアップデートは『リコリス・リコイル』とのコラボレーションらしくって、

デベロッパの話によると、

今年のNIKKEの新規IPとのコラボレーションは2つやるかも!って言ってたので、

1つ目はこれ『リコリス・リコイル』なのね!って思ってまた夏過ぎて秋口ぐらいなのかしらね

2つ目のコラボレーション企画くるとして、

6月には『ステラブレイド』とのコラボ企画リバイバルをやって欲しいの待ったなしなのよ!

でね、

この今回の『リコリス・リコイル』なにこれ美味しいの?って知らないタイトルで、

AIに尋ねてみたら履修必須科目です!って言うじゃない。

それぐらいNIKKEとのピッタリなコラボ企画なので

予習しておいた方が絶対いいよ!って言うわけ。

AIが強く推すもんだから私も履修科目これ『リコリス・リコイル』を見ておかなくちゃって思いつつ、

いろいろと今回のアップデート

やってきました!メインチャプター43・44が追加されるってことで、

しろ蒸し料理や蒸し野菜もきになるけれどむしろ

こっちのメインチャプターが新しく追加になる方が気になるわ!

てーか、

私はまだメインチャプター41のところで敵のラプチャーが強くって先に進めないので困っているんだけど。

でもさ、

これ『リコリス・リコイル』の新SSRゲットしておいた方がいいのかしら?って

SR無料配布を呼び水にしてSSRも欲しくさせる作戦なのかも知れないし、

履修必須科目であるリコリス・リコイル』予習をして私もめちゃガチャ回したい!って気持ち高まるのも困るのよね。

いや困ってもいいけど、

今たくさん貯まっているというか貯めた高級部隊チケット

おそらく何らかの動きがあるであろう

いまちょっと前のイベントストーリーで大破して改修中の

紅蓮とラプンツェル

絶対に新紅蓮と新ラプンツェルになってくると私は絶対に睨んで踏んでいるので、

こっちの方でガチャ回したいのよね!

だってスノーホワイト:ヘビーアームズも新登場!ってなってるってことは、

絶対に次は新紅蓮と新ラプンツェル待ったなしじゃない!

うわー!

これコラボレーション企画リコリス・リコイル』で登場する新SSRニケどうしよう!ってマジで悩んじゃうわ。

そしてそして

また忘れてはならない一大事があって、

そうよ!

私のちょっと落ち着いていたドラゴンクエストバイブス

まりドラゴンクエストプレイ魂が

先日のHD-2D版のドラゴンクエストI・IIをIとIIをクリアしてドラゴンクエストバイブスが今まさにマックスまり続けて強まっているこの瞬間を逃さないように!って

思い切ってえいや!って

ドラゴンクエストVII Reimagined』も遊んでみることにするわ!

つーか、

たこ体験版で遊んでいた途中どこまで進んでるんだっけ?って

迷い子になっちゃって体験版からセーブを引き続き行っていきなり王の間にいて

これからどうするんだっけ?って早速暗中模索心配がされるわ。

私本当に『ドラゴンクエストVII Reimagined』に挑んでいいのかしら?って

ももう止められないので、

ガッツリ時間のあるときプレイして進めたいものだわ。

あー今度はHD-2D版じゃなくって、

完全3Dフィールドとかマップみたいなので、

LRボタングルグル画面を回して行かなくちゃいけない、

急になんか立体にあると道が分かんなくなっちゃうのよね。

だって新しいメトロイドも遊びたいけれど、

あれ完全3Dメトロイドでしょ?

迷子なっちゃいそう。

3Dってそのぐらい苦手なのよね。

スプラトゥーン3やってんじゃん!って言われるかも知れないけど、

あれはマップ探索はないでしょ?

から

なんか3Dになると私のゲーム魂が弱まってしまうけれど、

もう始めちゃったら止められないこのロマンチックをこなして行かなくちゃいけないので『ドラゴンクエストVII Reimagined』は頑張って進めていくわ!

これこそ本当に私が知らない初めてのドラゴンクエストと言っても過言ではないぐらいの予備知識の一切のそれがないので、

しかも新作だし攻略サイトだってまだ整ってないじゃない?

からこそ本当に私のこれ『ドラゴンクエストVII Reimagined』は

真の意味で大冒険になる予感がすんのね!

あと、

こっそりここでしか言わない内緒話があって

カタログチケット最終販売終了待ったなし!で駆け込み乗車は危ないから止めるんだけど駆け込みで買ってしまったチケットがあって

これ絶対ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザキングダム』は交換するの間違いないので、

また自分自身に救わなければいけない、

いや大冒険しなければいけない新たな冒険を自らに重く課してしまっているのよ。

この重み重いわ。

というか

ボリューム多すぎるくない?

ドラゴンクエストVII Reimagined』と『ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザキングダム』って!

しかHD-2D版のドラゴンクエストI・IIの2の方も

クリア後のエクストラダンジョンエクストラしてない攻略していないところがたくさんあんのよ!

世界を救ったあとは

よーし!海の探検だー!ってそっちに勤しんでいる場合でもないの。

急にまたタイトルが立て込んできたので、

私どうなっちゃうのかしら?って

この重みに耐えられるか心配よ。

ドラゴンクエストVIIは体験版で遊べるところまで遊んで進んでスムーズに本編に突入だ!って意気込んでいたのに、

もうちょっぱな出鼻を挫かれたよう。

でも私は負けないわ!

絶対ドラゴンクエストVIIもティアキンもクリアしてみせるから!って

これはいつになるか全く皆目見当も付かないので、

また私はもちろんいつものスタイル攻略サイトはノールックでやっていきたいと心に誓っているので、

途方もない挑戦に今から挑もうとしているのよ。

ゼルダの伝説ティアキンだって

れいろんな乗り物を組み立てて突き進み突進していくゲームなんでしょ?

いろんな部品を集めて創作乗り物を私作れるのかしら?ってそこも心配ちゃうわ。

そしてまたiDがないことをカードに付いていない機能をどうするか?って悩み。

おでこiDって書いて決済端末におでこをかざして、

デコペイってなるかも知れないぐらい困っているのよね。

ビッグタイトル冒険に出る前にいきなり決済方法の1つを失ってしまった私の大冒険はまずこのミッションクリアしなくてはとにかく先には進めなさそうよ!

デコペイ!ってやってみるわ!

うふふ。


今日朝ご飯

野菜ミックスサンドイッチしました!

大きく切ったトマトジューシーに挟まっていて

それだけでも赤い元気なトマトの色が目にも美味しいし食べてももちろん美味しいぐらいのフレッシュさ!

朝はやっぱりタマゴとかトマトとか、

元気な色が良いわよね!

元気になっちゃう!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ストレートウォーラー

ルイボスティーティーパックを入れてみた

あいわばホッツルイボスティーウォーラーってことね。

夜に食べるお野菜の消化が早いのか毎朝ここ最近ずーっと

朝起きた時のお腹の空感が心地良い、

かいのがさらに沁みるーって感じよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 09:11

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2026-02-03

anond:20260203084142

何かガチっぽいから答える

 

会話の目的念頭に置く

これができてる人は相当少ないが、最重要だと思っている

 

その会話が接客なのか、会議なのか、雑談なのか、口説いてるのか、断ってるのか、怒られてるのか

友人なのか、同僚なのか、恋人なのか、親子なのか

など、TPO関係性で目的というのが大きく変わるし、それによって何が正解かもガラッと変わる

ここを話さずに、会話の方法を話してもまず無駄になってしま

 

目的はもちろん、人それぞれあるので、合致する時・反発する時・目的迷子ときもある

例えば、片方は「事実関係を知りたい」と思ってて、相手は「謝ってほしい」と思ってると言い争いになる

 

よい会話とは

2種類の定義ができる

自分目的を達成できる

自分相手目的を達成できる

 

ビジネスでは前者であることもあるけど、日常では後者重要になると思う

 

自分相手の会話の目的を揃える

これはほとんどの人は意識していなくて、難しい行為だと思うけど、できるとめちゃくちゃ強い

本当は「今の会話の目的はなんですか?」と聞けるといいが、そんな奴は残念ながらキモいと思われる事が多いので(※仕事だと評価される)

お互いにすり合わせていく必要がある

 

ここで一旦、相手を「見知った同僚」、場面を「ちょっとした会話の場面」という状況だとすると

大抵の目的は「雑談してお互い話して仲良くなる」あたりになると思う

例えるなら「一緒に楽しく踊りましょう」に近い

 

ただ、「見知った同僚」「ちょっとした会話の場面」であっても、「雑談してお互い話して仲良くなる」じゃない違うケースも有る

深刻そうな顔をしていたら「相談に乗って欲しいのかもしれない」し

相手が黙ったら「話したくないのかもしれない」し

怒っていたら「なにか非難される」のかもしれないし

泣きそうだったら「話を聞いて慰めてほしい」のかもしれない

 

そのときに「雑談に適したムーブ」が間違いになるリスクが有る

なので、察しなきゃいけないんだけど、その方法は書ききれないので一旦脇に置いとく

 

相手がしたいことを察して、それに合わせたら、それで会話は成功の域だと思う

 

自分目的がない問題

増田が言ってる方法論は、どれも「相手が話を聞いて欲しい時」のものに見える

なので、相手目的がそれだったら非常にスムーズに話が進むんだけど

ちょっとした雑談」が目的だとちょっと合わない

 

なにより、おそらくだけど増田は「自分がどういう会話をしたいか」を持たずに会話に挑んでるのかもしれない

すると相手目的を合わせようとするのに、何も無いから、困ってしま

 

A「雑談したい」

B「議論したい」

A「じゃあ雑談するか」

理想

 

A「雑談したい」

B「議論したい」

A「なんだと!雑談だ!!」

これがよくある破綻

 

A「雑談したい」

B「いいよ、合わせるよ」

これが増田方式成功するパターン

 

A「なんか会話しよう」

B「いいよ、合わせるよ」

A「何か話題ない?」

B「合わせるよ、なんか言って」

これが問題になるパターン

 

話したがりと、聞きたがり

世の中によくある「傾聴力」「聞く力大事にしよう」は、実は話したがり(「目的」を相手押し付けてくる)に向けて言ってることで

「聞きたがり」「相手発言を待つタイプ」へのアドバイスではないんだよね

でも実際の所、両方バランスよく持ってないと会話は上手く成立しないから、それだけじゃダメなはずなんだけど

 

ただ、発話の方もムズいじゃん、なら相手に合わせようという戦略は間違ってはいないけど、やはり相手は「目的形成の失敗」で困ってしま

 

レシーブのパターン

以上を踏まえてなんだけど

 

書くの疲れたからまた気が向いたら書く

 

 

から誰でもコミュ力改善できるようなアプリ作りたいと思ってたんだよね、今は暇ないんだけど

Permalink |記事への反応(1) | 14:56

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2026-02-01

最近の反AI界隈の先鋭化がウザい

自分は、法整備が追いついてない今の生成AIには反対してる側のクリエイターなんだけど。

最近、XでイキってたAI絵師たちがだんだんかになってきたせいか

「生成AI反対界隈」の怒りの向き先が完全に迷子になってて。

ついには

「ChatGPTも使うな」とか

「反AI名乗ってるのにChatGPT使ってたらブロック」とか言い出してる。

いや、さすがにそこは違うだろ。

MetaやNVIDIA海賊版データ使おうとしてた問題は確かにあるけど

からってAIチャットが世の中から消えるわけじゃない。

生成AIに反対するのは分かる。

でも会話AIまで敵扱いし始めたら、それもう行き過ぎ。

正直、思想の純度チェック始めたヴィーガンみたいになってきててうぜーよ

立場関係なく行き過ぎたやつは単にレスバしたいだけの同類だよ、姿慎めよ

Permalink |記事への反応(1) | 17:00

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2026-01-29

anond:20260128170126

結婚もさることながら、子育てへの完璧主義がすごいと思う。

同室で寝て夜泣きに逐一対応しなければ「愛情がない」と叩かれ、子供迷子になったりマンションベランダから落ちたりすれば四方八方から「親失格」と叩かれる。都会に住んでいれば、さらに高い学習塾私立学校に通わせるプレッシャーも。こんな状況でおいそれと子供を作れるはずがない。

欧米のように別室にしたっていいし、多少事故事件が起きてもいいし、他の子に勝てなくたって存在しているだけでありがたいんだから昭和のように「質よりも量」で気安く子供が作れる社会にならないものかね?

Permalink |記事への反応(0) | 23:45

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2026-01-25

知的障害者が嫌いだ

中学修学旅行の思い出。

自分の班は健常者が自分1人だけで残りの3人は特別学級所属知的障害者教員の付き添いは無し。自分優等生なのをいいことに、本来教員が果たすべき役割自分押し付けられてしまった。

日中は生徒だけでジャンボタクシーに乗って京都市内を観光するんだけど、観光地に到着するたびに3人が即座にそれぞれ迷子になるのでタクシー運転手おっちゃんと手分けして捜索・捕獲してた。観光なんて全くできなかった。予定していたコースは半分も回れなかった。運転手おっちゃんは途中からブチギレてた。

夜は宿で暴れる3人を入浴させたり宥めたりと奮闘してなんとか就寝。漫画で「修学旅行の夜は友達とおしゃべりして夜ふかし!」みたいなシーンを見るたびに悲しくなる。自分のの修学旅行の夜は知的障害者介護しかなかったのに。

修学旅行を終えて帰宅してから自室で泣いた。親に修学旅行の代金を払ってもらったのに修学旅行を全く楽しめなかったことへの罪悪感でいっぱいだった。親に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

人生でたった一度の京都での修学旅行の思い出がこれ。

Permalink |記事への反応(1) | 13:50

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2026-01-23

過食嘔吐だった。そしてその後。

過食嘔吐だったことがある。期間にして1年くらい。

なんで吐き始めたのか、理由は今でもはっきりと覚えている。

両親に気にして欲しかった。恵まれ一般家庭で育ったけれど、両親は子育てが下手だった。私がどんなに心身を崩しても、なんの興味も関心も持たない両親の気を惹きたかった。

ただ私に気づいて欲しかった。食べたものを吐いて極端に痩せたら心配してもらえるかな、なんて子供の試し行動の成れの果てだったと思っている。痛いのは嫌だから、痛くない自傷行為はこれしか思いつかなかった。

もともと食べることが好きだった。

高校に進学して1年、毎日同じ道を通っていたはずの通学路である日突然迷子になった。その日から調子を崩し、あっという間に不登校になって通信制に転校した。不登校理由お小遣いを止められて、毎日家に居るわけにもいかアルバイトを始めた。親との関係は最悪で、ろくに会話もしないし、なるべく会わないようにしたし、お互いに空気みたいに見えないふりをしていた。

不登校になってから希死念慮が全身にべったりと纏いついて離れなかった。毎日死にたくて泣いていた。唯一アルバイトだけは真面目に続けていた。仕事は楽しかったし、そこしか場所がなかったから。

3年生になって、卒業後の進路が全く決まっていなかった。本当は受験して大学に進学したかったが、親とは冷戦状態のままである特に父親とは1対1で少し話をするだけで震えと涙が止まらなくなるほど重症だった。

何かが変わるきっかけがしかった。それと同じくらい現実から逃げたかった。コンビニお菓子を買ってきてたくさん食べた。Twitter(当時はまだXじゃなかった)で『過食』と検索したら、大量の食べ物を並べた写真を載せている女の子が沢山いた。こんなに食べたら太ってしまうのにと思ってプロフィールに飛んでみると、どうやら彼女たちは、太らないように食べたものを吐いているようだった。インターネットって本当に最悪。これが過食嘔吐との出会いだった。

胃の中身をみずから吐こうとするなんてことはもちろん人生で初めてだった。具合が悪くなって幼少期に数回戻してしまたことがある程度で、嘔吐恐怖症とまではいかないが直接喉を伝う嘔吐想像するだけで怖かった。

他の女の子たちも吐こうと思ってすぐに吐けるわけじゃなくて、水を沢山飲んだりして練習していた。5chに吐き方のコツを教え合う場所もあった。オープンTwitter上で吐き方を教えるのは御法度という風潮もあった。

私は直接の嘔吐が本当に嫌だったので道具を使って戻していた。明らかにアレなため詳細は書かないけど、この道具を使うにもかなり練習必要で、同じように吐きたがっている女の子たちと日々励まし合っていた。

界隈では、食べ物を戻さずに消化することを『吸収』、自分が食べられる量を『胃キャパ』などといい、食べる前後体重計に乗って自分の胃キャパを自慢する独特の文化があった。痩せを追求する女の子たちはいかに吸収を少なくして食べ物を大量に食べて戻すかを試行錯誤していた。

今思うと本当におかしいけど、Twitter上には同じような人が沢山いて、そこでの交流世界のすべてだったから異常だとは思わなかった。人間の脳は都合良くできている。

私も練習甲斐あって吐けるようになった。けど月の過食費は数万円かかった。バイト代から出す学生の子ふつうに働いている社会人のお姉さん、親公認親の金で食べ吐きする子(かなり少ないけど)、金の出所はそれぞれだった。

同じ年頃の女の子たちのほとんどは、パパ活や援交をして食べ物代を稼いでいた。それで高校卒業したらそのままデリヘル自分よりも歳下の、この間までは摂食障害でもなんでもなかった15、6の女の子お腹いっぱい食べて吐くために知らないおじさんとファミレスに行き、テーブルいっぱいに奢ってもらった帰りにそのままホテル身体差し出している様子は正直見ていられなかった。摂食障害につけ込んで未成年ホテルに連れ込む大人もまともではないと思った。

毎日スーパーコンビニハシゴして、菓子パンおにぎりを買い込んで、深夜に一心不乱に食べてはトイレに戻していた。食費を気にするようになってからは、チルド麺を茹でたりドーナツを揚げたり、白玉団子作りにハマっていたこともあれば安い食パンを買ってきて致死量砂糖バターをかけた揚げパンを作ったりもしていた。なるべく吐きやすものを、とにかくたくさん詰め込められればなんでもよかった。

親も多分気づいていたけど、なんでかわかんないけど気づかないフリをされていた。たまに監視するみたいに夜起きてきて、乞食みたいに夜中にこそこそしやがって!と嫌味を言われたことは覚えてる。

一度だけ、手に吐きだこがないか確認されたことがある。でも自分は前述の通り道具を使って吐いていたので吐きだこなんかできたことなかった。綺麗な手を見て安心したのか、それ以降触れられることは二度となかった。

バレなくて安心した気持ちと、自分の抱えている辛さに気づいてもらえなかった悲しさで大泣きした。娘が毎日毎日食べ物を買い込んで、夜中にトイレ流す音が何回もして、明らかにゲロってたら普通心配するもんなんじゃないのかな。

今更自分から言い出すこともないし、このまま一生無かったこととして扱われるんだろう。でも、お母さんのご飯は今も昔も大好きだから、吸収しないように食後すぐ吐いていたことだけは一生知られたくない。どんなに反抗期でも口を利かなくてもご飯を用意してくれた母親に対して、生涯で最も酷い裏切りだったと思う。

1年間ほぼ毎日吐いていた。食べて吐いての1セットを毎日5回以上も繰り返していた。食べても太らないなんてラッキー!という気持ちはいからか消えて、義務みたいにひたすら食べて吐いていた。

夕方にのそりと起きて、決まったルート食べ物調達して、今日はこれ食べるよって写真撮ってTwitterにアップして。吐くのは苦しくて嫌いだけど食べたら吐かなきゃいけないし。『もう食べるのも吐くのも辞めたい』とTwitterに何度も投稿した。

何か大きなきっかけがないと一生辞められないんだろうと思ってた。が意外と終わりはあっけなかった。

コロナウイルスの濃厚接触者になってしまい、1週間自宅謹慎することになった。つまり過食するための食べ物を買いに行けないのだ。それにトイレに入った後は毎回消毒することになっていて、不自然トイレにこもって吐くことができなかった。わたしは至ってまじめな人間であったため、食べ物のために家を抜け出すなんてことはせず、本当に大人しく過ごしていた。するとどうだろう、その1週間で異常過食衝動がすっかり治ってしまった。しばらくは食べすぎた時に数回だけ吐いたけど、日常的に吐かないと嘔吐反射が復活して吐くのが辛くなる。

そのうち二度と吐かなくなった。道具も捨てた。ご飯を腹12分目まで食べるのを辞めた。店員に面が割れてて行くのが気まずくなっていたコンビニ通いも辞めた。

実家暮らしかつ、お酒が飲める年齢じゃなくて幸運だったと思う。逆にそうじゃない子は全然辞められないんじゃないかな。

今でも生理前は食欲が止まらないけど、菓子パンを見ても美味しそうと思えないし、コンビニの味がトラウマで食べられなくなった。

当時の写真アカウントも全部消したし、辛かった記憶を脳が封印しているのかもうあんまり覚えていない。親もひとりの人間から簡単に変わったりはしないし、自分を救えるのは結局自分だけなんだろうなと思う。それでも助けて欲しいと願った自分いたことを愚かだったとは思わない。みんなも自分のこと大事にしてね。

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ここまでが数年前に増田に上げていた文章身バレを恐れて削除してしまったが、文章自体スマホに残っていたので加筆修正した。

このときかい言葉をくれた人たちには本当に感謝している。「大変だったね」と声をかけてくれたのは友達でも両親でもなくインターネットの向こうのあなただけだったので、当時のわたしは本当に救われてお守りのように見返していた。

あれからもずっと嘔吐していない。道具がなくて吐けないのもあるし、今となっては道具を使った嘔吐方法はあまりにもおぞましすぎて絶対にやりたくない。若さ無知って怖いなと思う。

後年、両親にわたし摂食障害を知っていたか聞いてみた。父親は前述の通り知っていてそれを無かったことにしていた。その理由簡単に言うと「どうしたらいいかからないし、面倒だから」であった。普通の親なら慌てて病院に連れて行ったりするもんなんじゃないんだろうか……。正直どん引いた。

母親は一切気付いていなかったらしい。いくら食べても太らない子だなあと思っていたと。自分はてっきり知っていて無視されているのだと思い込んでいたため、少し気が楽になった。

両親とは普通に話せるようになった。それでも、この人たちは人生いちばん苦しいときに助けてくれなかった人たちなんだとどうしても思ってしまう。助けてほしいときに誰からも手を差し伸べられなかったことへの絶望は深い傷となって残り、その後の価値観に大きく影響した。

成人して数年経つが、高校の子を見るとなんて幼いんだろうと思う。まだまだ大人保護下にあるべき年齢だろう。10代のわたしにとって1人孤独過食嘔吐を繰り返した日々は間違いなく本当につらかったのだ。

しばらくはどんなに親しい友人にもそのことを隠し通していた。最近はたまに、昔ゲロ吐いてて〜と面白おかしく話してしまうことがある。自分の中で少しずつ昇華しているんだと思う。完全に忘れられるようなことはないだろう。

ボトラーならぬ、部屋でペットボトルゲロを吐いて置いていたらなんか発酵?していて焦った話とか、抹茶アイスを1箱食べて吐いたらトイレ若草色になって面白かったとか、度を越した過食嘔吐ジョークは人に話さないように気をつけているが、エピソードとしては強烈なのでちょっともったいないなとも思っている。

一応体重がガクンと減ったりもしたのだが、すぐに元に戻ってしまった。飢餓状態が続くのと同じで、結果的に太りやすい体質になるため過食嘔吐おすすめしない。それでもどこにも居場所がなく、かといって非行に走るようなタイプでもなかった自分にとって、持て余したエネルギー過食嘔吐によって発散できていた1年はきっと必要ものだったと思う。食べて吐くことに夢中になっていたおかげで生きていられた。依存先としてはセックスとかドラッグに比べれば全然ましな方だと思うし……。

あの頃のわたし20になる前に死んでしまおうと思っていたけど、ごめんけど今ものうのうと生きているよ。楽しいことだってたくさんあるし。もし同じように苦しんでいる子がいたのなら、苦しいだけの日々には終わりがあるし、きっと光が差すから大丈夫だよと伝えたい。

Permalink |記事への反応(0) | 23:38

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2026-01-16

長文ってだけでAI断定するやつ増えたよな

最近ネットを見ていて一番「ああ、時代だな」と思う瞬間がこれだ。

 

ちょっと長めの文章投稿される

数行スクロールしたあたりで

はいはいAI乙」

 

この流れ、あまりにも定型化しすぎていて、もはや様式美ですらある。

 

いや、わからなくはない。

今の生成AIは確かに長文が得意だし、破綻のない文章を量産する。

文体もそこそこ整っていて、主語述語も迷子にならない。

そりゃ「AIっぽい」と感じる文章が増えたのは事実だ。

 

でもさ。

 

「長い」「整っている」「論点複数ある」

この三点セットだけでAI認定するの、さすがに雑すぎないか

 

からネットには長文を書く人がいた。

というか、はてな界隈なんて「長文で考えをこねくり回す人間」の温床だったはずだ。

一文が長い、段落がやたら多い、余談が本筋を追い越す。

そういう人間臭い文章を、みんなそれなりに楽しんでいた。

 

それがいつの間にか、

 

読むのがだるい

 

スクロールが多い

 

ちゃんと書きすぎ

 

このへんの理由だけで「AIだろ」になる。

 

たぶんこれは、AIを見抜いているつもりになりたい欲なんだと思う。

 

「俺はわかってる側」

「これは人間じゃない」

そう言ってラベルを貼ることで、文章のものを読まなくて済む。

内容に反論する必要もないし、理解しようとするコストも払わなくていい。

 

便利だよね、「AIから」で切り捨てるの。

 

しかも厄介なのが、AI判定が中身ではなく形式に寄っているところ。

 

論理破綻していない →AI

感情露骨すぎない →AI

・誤字脱字が少ない →AI

 

じゃあ逆に聞くけどさ、

誤字だらけで論点が飛び散ってて感情けが先行してたら

人間味がある良文」になるのか?

 

それって、ただの雑な文章では?

 

個人的に一番もやっとするのは、

AIっぽい」という言葉が、説明放棄免罪符になっている点だ。

 

昔なら

「何が言いたいかからない」

論理が飛躍している」

「前提が共有されていない」

そうやって、少なくとも“どこがダメか”は言語化していた。

 

今は違う。

 

AIっぽい」で終わり。

どこがどうおかしいかは言わない。

そもそも読んでいない可能性すらある。

 

これ、実はAI問題というより、読み手側の体力の問題なんじゃないかと思っている。

 

短文、即断、即ラベリング

SNSで鍛えられた反射神経は優秀だけど、

腰を据えて文章を追う筋肉は、たぶんだいぶ落ちている。

 

から長文を見ると、

「読めない」ではなく

AIだと思うことにする」。

 

そのほうがプライドが傷つかないから。

 

もちろん、本当にAIが書いた文章も山ほどある。

でも、それを見抜いた気になって

人間が書いたかもしれない文章まで雑に切り捨てるのは、

結局、自分の読む世界を狭めているだけだと思う。

 

皮肉な話だけど、

「長文=AI」と短絡的に決めつける態度こそ、

一番テンプレート化されていて、思考停止していて、

ある意味いちばん機械的”なんじゃないだろうか。

 

……まあ、こんなことを長々書いているこの文章も、

きっと誰かには「はいAI」って言われるんだろうけど。

 

それもまた、今っぽさというやつか。

Permalink |記事への反応(2) | 17:40

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2026-01-10

新しいM4Mac miniキタ

正月2日のApple初売りポチったM4Mac miniが昨日届いた件

クロネコ配送状況によると、中国深圳から航空便で来るんだなー

TimeMachineバックアップから移行って指定したら、予想以上にすんなり先代の環境が引き継がれて、まぁまぁ良かった。Apachehttpd自鯖動かしてたのもマンマ何も設定いじらずに移行できたのは好感触w 前にマシンは変わらずOSアップグレードだけしたときApacheの設定がリセット?されちゃって、再開するのにけっこうめんどかったから、今回もそのぐらいは覚悟してたんだけど、ヒョウシヌケだww

しかし、気に入らないところもチラホラ...

まず、スクリーンセーバーだかロック画面だかで復帰する時パスワード要求するように勝手に変えられてる。セキュリティ的にデフォルト安全側に倒すってのも一応理解できるけど、このマシン家庭内に据え置きでオレしか触らないんだから、復帰時パスワードとかジャマ臭ぇーんだよw 先代Mac mini買って以来7年ぐらい、その設定でやってきたから、復帰時パスワード不要にするには設定どこをいじったらいーんだか、小一時間迷子になったww

初期セットアップ手続き中に、ここの設定変えますか? って確認選択するステップを入れるか、設定変えとくから元に戻すにはドコソコでコレを選択してくれ...みたいなメッセージは出しといて欲しいものだ。

あとねー、「ミュージックアプリ起動したら、ライブラリの再構築? だかが走って「アーティスト名、アルバム名、トラック番号だかによってフォルダ整理します」とかなんとか言ってたんだけど、出来上がってみたところ、Musicフォルダが二重になって、同じアーティストの同じアルバム名のフォルダが2カ所できちゃって、とあるアルバムの5曲目、8曲目、10曲目だけ一個浅い階層フォルダで、その他が深い方の階層に入ってるとか、ヘンチクリン構造なっちゃってカンベンシテクレ!!って感じ。

あとねー、「リマインダー」アプリ過去の実行済みイベントが全く検索できなくなるバグ!過去イベント情報検索して再利用することがシバシバあるから、コレとても肝を冷やすのでやめてほしい。このバグ、前にOSアップグレードしたときにも発生したことがあって、その時と同じように、全イベント選択して「未実行にする」「実行済みにする」で無事復旧できたんだけど、みんなもこの現象が起きたら参考にしてくれw

ひとつちょっとオカシナ感じがしたけど、時間が経ったら解決した問題も、記録しておこうw 「メールアプリスマートメールボックスてのを使ってて、過去の数千件のメールがそこのメールボックスに入ってるハズだったのが、環境移行して数時間の時点では2〜30件くらいしか見えなかったりして、うへぇ!過去メールザックリ無くなったのかよ??バックアップあるけど復元するのすげーシンドそう... って思ったけど、一晩過ぎたら全部見えるようになってた。ヤレヤレだぜw


そんで最後に、M4プロセッサ半導体ギジュツが進んでて省エネルギーがスゴイなw 先代Mac miniは冬場手がかじかんで冷たい時に手を置くと、しばし温まれ暖房効果もあったのに、新しいヤツはほとんどあったかさを感じない。暖房付きのマウスパッドとかないものだろーかww

----追記----

もいっこ、ヘンチクリンな動きに気がついてしまたから記録。

メニューバー右端の時計表示の所をクリックして出てくる「ウィジェット」。

以前は、もう一回時計表示クリックで引っ込んでくれたのだが、新OSのTahoe26.2では、一回引っ込んでまた出てくることがシバシバある。

発生条件がよくわからないが、ちゃんと引っ込むこともある。同じ所を何度もクリックすると、普通に一回クリックで出現もう一回で引っ込むのだが、どっか別のアプリ作業しててウィジェットを見に行って、引っ込ませるつもりで再クリックするともう一回出てくることがあって、なんか実害はないけど調子狂うw

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2026-01-09

けっきょく誘拐行方不明なんていなくて

単に迷子になってるのをyoutuber大事件と誘拐扱いしてるだけなんだろバカバカしい

子供好奇心山中をどんどん登っても捜索隊は危険場所自主的に探さないか結果的発見されない(子供の声がすれば間違いなく登って探索するだろうけど)

犯罪由来の行方不明者が少ないから単なる迷子徘徊老人みたいなのの数が結果的に目立つ平和な国というだけなんだな

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2025-12-31

今年面白かった10冊の本+α(2025年版)①

 他の人がつくったまとめを読むのが好きなので、俺もならって書く。

2025年に読んだ上位10冊だと、必ずしも2025年(もしくは前年末)に出版されたものに限らない。極端な例として、英文学の傑作とされる『闇の奥』とか出てくる。1902年版。

 そこで、1年以内に刊行されたものだけでも10冊以上になるようにした。+αはその意。

1. SEX20億年史 生殖快楽の追求、そして未来へ(生物学

 有性生殖の壮大な歴史概観する、いわゆるビッグヒストリーもの

 ぱっと見ではちょっと下世話なタイトルしかし、20億年というバカかい数字も含まれているとおり、読み始めるとビッグバンの話から始まって、地球天体レベルで迎えてきた過去の大絶滅イベント進化に与えた影響について紹介するなど、大変にスケールが大きい&しっかり科学的な本。

 作中では、まず物質から命が生まれ単細胞から細胞になり、性別を持ち…という流れが、生物史のイチから描かれる。やがて、多細胞生物進化とともに性的役割分担を生じ、その中の一種であるホモサピエンス狩猟採集から農耕に移行する中で複雑な社会形成するようになり、階層が生まれ、新しい社会性別役割職業だけでなく差別とも切り離せなくなり、そして現代では? というところまで総観される。

 後半の主役はどうしても人類になるけど、一方で、人間とて有性生物一種に過ぎず、我々の社会も「生物がつくりうる群れのパターンの一つ」でしかない、という視点体感できるのが、この本の良さ。いわゆる文系でも読める。そこそこ厚めの科学ノンフィクションがいける人はぜひ。ちなみにオチの一文がシャレている。

 まったく余談だけど、本作は集英社刊行。この手のジャンル早川や河出、みすずあたりが強いイメージがあるので意外だった。

2.昆虫 驚異の科学生物学

 全昆虫好き必携。本というより図鑑

 俺は小さめの青虫なら手で触れるぐらい虫が好きで、知識もそれなりにあるつもりだけど、それでもどのページを開いても「ほお~」と嘆息してしまうぐらい情報が豊か。この本も、地球というのが生命の壮大な実験場で、長い歴史の中で膨大な選別と滅亡を繰り返している世界であり、いま生きているやつはみんな、構造の複雑さや大きさに関係なく、各自戦略でもって何かしらの頂点、キングであることがわかる一冊。

 見入ってしま理由はもう一つあって、写真が本当に美しい。昆虫嫌いはどのページを開いても卒倒すると思うけど、うっかり手にとって目覚めてほしい気持ちもある…。

3.世界最凶のスパイウェアペガサスノンフィクション

 軍事ITものドキュメンタリー

 イスラエルIT企業制作販売し、やがて各国要人スマートフォンに忍び込むことになったスパイウェアをめぐるノンフィクション(←重要)。

 作品としていくつかの側面があり、「テクノロジー悪用を追求する社会ノンフィクション」「追うものと追われるもの駆け引きを描いたサスペンス」「一つの大きなプロジェクトを、組織横断で運営する困難を描いた仕事もの」として読める。

 俺は、どんな技術でも基本的にそれ自体には善い悪いはないと思っている。実際、優秀な若者だったイスラエル起業家たちがペガサスを立ち上げたエピソードは、そこだけ読めば、ほかのビッグテック成功譚の導入と変わらない。

 ただ、巨大な力の行使自主的規制せず、金を払えるところならどこでも売る、という条件だけで市場に開放すれば、やがて歯止めが利かなくなる…というか、大きなクライアントから契約を得ること以外の指標がはじめから存在しないため、ブレーキのかかりようがなく、最後はろくなことにならない、ということがよくわかる。

4. 並行宇宙実在するか(宇宙物理学)

 いわゆるマルチバースについて、いくつかの可能性を科学的に整理した本。

 俺のような文系にはややハードだったが、逆に言えば、宇宙物理学(ビッグバンとか、観測できる宇宙の果て)や量子力学について、ぼんやりとでもイメージができれば、なんとなく理解しつつ読める。

 この本、何が素晴らしいかというと、一般的にひとくくりにされがちなマルチバースという概念について、いくつか種類があるということを整理してくれるところ。

 俺は宇宙物理とか量子力学の本をたまに読み、その中でいわゆる多世界解釈についても目にするので、「いろいろと読んだけど、こんな本が意外とマジでなかったな~」と感動している。

 例えば、ある宇宙における一つの文明から物理的に到達しうる距離限界仮定して、その範囲を超えたところに別の文明や星が存在するなら、それはある意味マルチバース。もちろん、まったく別の宇宙が別次元複数存在してもマルチバース

 一方、超ミクロにも視点を移して、量子のゆらぎが世界の一つの可能性に収束するのではなく、複数世界分岐していくのだ、と主張するなら、それもマルチバース

 要するに、「マルチバース」という言葉意味自体マルチなのだが、そのことをかみ砕いてくれる本というのが実は貴重。これ系好きな人おすすめ。次の本を読む上での下地にもなるかも。

5.アテンション・エコノミージレンマ 〈関心〉を奪い合う世界未来はあるか(社会学)

 アテンションエコノミーによって駆動している現代デジタルプラットフォームSNSとの付き合い方について、作者が専門家と交わした議論をまとめた対談集。

 アテンションエコノミーとは、ざっくり言って、ユーザーの注意関心を定量化し、それを指標としてコンテンツ運営方針を決めていくスタンスのこと。これを重視しすぎるあまり、商環境におけるモラル二の次になってしまう、という問題がとっかかりなのだが、本作のすごさは、そこから人間認知構造まで踏み込み、「そもそも、人が自由に自立して何かを消費するとは?」まで進むラディカルさにある。

 例えば、人間認知というのは迅速にorゆっくり判断する、という二つの軸を持ち、同時に、無意識にor意識して評価する、という二つの層を持っている、という点が説明される。そして、アテンションエコノミーというのは「迅速&無意識」の部分を攻撃しているため、やっかいであるとされる。

 攻撃表現したとおり、本作においてアテンションエコノミーとは、(全面的に悪とは言えないまでも)人類最高峰の知能を持つ人たちが、一秒でも長く少しでも多い反応をユーザーから引き起こすために仕掛けてくるハッキング行為でもある、というスタンスをとっている。

 ここでジレンマ、というタイトルにつながってくる。俺たちが社会全体でアテンションエコノミーとの付き合い方を学ぶとしたら、有効方法の一つは、教育を通じて学習することである。ただ、学んで育つとは、基本的人間本来の強さ・賢さを信じ、それを伸ばそうとするものであるため、「俺達は根本的に抗いようのない領域を抱えており、そこをハッキングされるとひとたまりもない」という弱さの認識とは食い合わせがあまりよくなく、手段確立に苦労している(書いていて思ったが、性教育や薬物の危険さを学ぶことの難しさも同じかもしれない)。

 今後、どうしたらいいかは探っていくしかないよね、という感じだが、一つ面白かったのは、デジタル技術基本的に、自主的な決定と自己責任を重んじる、いわゆるリバタリアン的な価値観によって推進されることが多いが、その行く末が「ユーザーそもそも判断させる余地を与えない無意識下の攻撃」に成り下がってるのでは? という指摘は、皮肉でかなり響いた。

 ジレンマをもう一つ。利益面で言えば、プラットフォーマーにとっては無思考時間お金を費やしてくれるユーザーが一番ありがたいわけだが、消費者もそこまでお人よしではない。「全然自由度が低いっていうか、なんかナメられてね?」と思うこともある。

 そこで、「じゃあ自分好みにいろいろ選べるように協力しましょう」という良心的な運営もあるだろうが、「ユーザー自分自由に選べた、という感覚さえ演出できれば、実態は別でもかまわない」という方向に進んでしま運営も現れうる。いまやテックジャイアントの在り方とは、消費者自主性を尊重している姿勢を見せつつ、いか自分たちの利益誘導できるか、その妥協点の模索に陥っているのでは(そもそも理念はそんなじゃなかったはずなのに…)という見方も紹介されており、面白かった。

 本年ベスト級。下で紹介している『アルツハイマー病の一族』がなければ1位だった。

6.対馬の海に沈む(ノンフィクション

 九州農協に勤めていたあるエース営業マン不審死を追ったドキュメンタリー

 一人の優秀なサラリーマンが、組織内にも地域にも一つの帝国」を築き、邪魔者排除し、しかし、最後は(おそらく)破滅した様が描かれる。

 大げさな言い方をすれば、社会における悪とは何かを考えさせられる作品主犯とされる男が周囲の人に行ったことや、横領行為は悪いに決まっている。しかし、こんなやつは罰さなくては(もう本人は亡くなっているが)、という義憤ときどき迷子になってしまうのは、「本当に彼だけが悪いのか?」、そして「そもそも、この社会はこうした『悪』を罰せられる構造になっているのか?」と思ってしまうから

 読み進めると、彼が所属していた組織お金の流れもあまりにいい加減で、根本的に腐敗しており、システムの中心としてそれを差配していた彼の周囲に群がっていた同僚や市民も、何か妙なことが起きていることを薄々察知しながら甘い汁を吸い続けていたことがわかる。

 つまりこれは、悪事責任が彼以外にも分散しているということなのだけど、もう一つ思うのは、そもそも社会というのが、本質的に悪の所在あいまいにし、「悪」でさえなくす、ロンダリングする仕組みなのではないか? ということである

 どういうことかというと、物事手続というのは本来筋道道理があり、それらにのっとらないといけないはずなのだが、これを四角四面に処理しようとしても遠回りになるだけで何の意味もないことが往々にしてあり、そして、よく言えばそれを円滑化する、悪く言えば本筋をねじ曲げることのできる人物がどこにでもいるもので、結果としてその人のおかげで、(あくまで、そのコミュニティの中では)物事がうまくいく、ということがよくある。

 肥大化形骸化したナンセンスな仕組みなら見直せばいいのだが、組織にそんな向上心リソースもなく、それでも体裁を取り繕わないといけないとき、それを(自分利益ブレンドしつつ)調整する役目を負う者が求められ、必然的に出現するとしたら、その誰かを悪と断じることの意味はなんなんだろう? と思ってしまうのである

 もちろん、シンプル悪事悪事であるという答えはぼやかせない。

 盗んだり誤魔化したり、他者いじめたら悪いに決まっている。当然のことだ。ただ、システム悪用して悪事の限りを尽くすやつと、有能ゆえに組織悪徳を背負わされて破滅するやつが、同じ人物ということもあり得るよな、とは思う。

7. 闇の奥(文芸

 19世紀コンゴ舞台に、西洋文明による資源労働力搾取を描いたジョゼフ・コンラッド小説1902年刊行

 ホラー作家である平山夢明短編『すまじき熱帯』がまず面白かったのがあり、その元ネタがたぶん、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』であって、その原作が『闇の奥』…という紆余曲折あって手に取った。

 例えば気まぐれに古典を読むと「名作ってやっぱすげえ」と思うことが多く、実はこれは意外ではなくていまの俺たちの価値観言葉下地になっているものである以上、それなりに当たり前のことなのだが、はじめて読んだ『闇の奥』も例に漏れず強烈だった。

 基本的にこの作品は、西洋によるアフリカ搾取強制された苦役恥辱物語として読まれている。有名なセリフである地獄だ!地獄だ!(the horror!)」も、まずこの視点から解釈するべきで、それは先進国必須認識だと思う。ちなみに、 セリフを発したのは現地で開発を差配していて発狂してしまったクルツという西洋人。

 一方で、個人的な印象としては、クルツにある種の英雄性を感じてしまったのだった。

 暗黒大陸とも形容される当時のアフリカの奥地に、「文明担い手」として一人で立ち向かった人間。「闇」と「文明」が接する最前線で彼が発した「地獄だ!」といううわ言は、その言葉自体が、未知の世界から切り出されて西洋側に持ち込まれた(負の)成果物であると思う。『対馬の海に沈む』でも思ったが、俺は腐敗した組織の一員である誰かが役目に邁進し、自身欲望と背負った責務の中で破滅するナルシシズムが好きなんだろう。

 もちろん、コンゴの側から見れば、勝手にやってきた侵略者の一人が勝手おかしくなって破滅しただけであり、そこにヒロイズムを感じるのは先進国の大変な欺瞞だと思う。加害と被害歴史は前提として理解しないといけないし、意見を発するうえでバランスは気にかける必要があるのだが、↑のような感想を抱いてしまった。

 余談だけど、今年刊行された本に『ブラッドコバルト』というすさまじいノンフィクションがあり、同じコンゴが今度はハイテク機器使用されるレアメタル産出国として、ふたたび西洋社会による深刻な搾取を被っている様子が描かれている。

8.禁忌の子文芸

 医師として病院に勤務する主人公。ある日、救急で運び込まれてきた心肺停止状態患者は彼とうり二つの顔をしていて…という導入から始まるミステリー

 2025年ミステリーホラーを中心に15冊ぐらい小説を読んだんだけど、その中でもぶっちぎりで面白かった。

 ※ 以下、少しネタバレ。注意

 今作の優れたところは、冒頭の謎をオチまで温存することなく、あくまで読者を引き付けるためのフックとして割り切ったところだと思う。

 導入部分の真相については、正直「科学的にあり得るならこうだろうな」という域を出ない。それを冷静に見越したうえで、いわばロケット作品)を高く飛ばすための燃料として中盤で切り離し、さらに高い地点への加速と突破は他の要素や伏線回収で狙う、という戦略だと感じた。別作品批判になるが、同じようなネタ武器として最終盤まで引っ張ってしまったミステリーも同じ年にあり、個人的には格が違った印象がある。

 ベタ表現になるが、後半もどんでん返しが続き、飽きさせない。逆に言えば、スキャンダラスな波乱の展開をいくつ詰め込めるかを始点に逆算してつくられた感じはある。これを品がないと思う人もいるかもしれないが、こだわりがない人は面白く読めると思う。

後半に続く。

https://anond.hatelabo.jp/20251231153147

Permalink |記事への反応(7) | 15:27

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2025-12-30

[来年の俺へ]大掃除のコツ

今年の大掃除で学んだことを残しておく。

  1. 大→中→小や上→中→下で考えると失敗する。小→中→大→撤収イメージ。H軸方向の優先順位は考えるな。
  2. 先に簡単掃除を済ませておかないと「大掃除が終わったら普段掃除もしよう」となって情報量が増える。情報量が増えるとスタミナが減る。
  3. 捨てればいいだけのゴミはどんどん捨てろ。掃除に関する情報量積極的に減らしてスタミナを維持しろ
  4. まずは普段掃除をして床とテーブルを綺麗にする。
  5. 綺麗にしたテーブルは部屋の隅に追いやれ。
  6. 綺麗にした床は「一時的に物を避難するコーナー」だと考えて掃除邪魔な大物はどんどん普段歩くのに使ってる空間へ動かせ。
  7. 溜まった空き缶やペットボトルがあったら最初のうちにとっとと綺麗にしてからゴミ袋に突っ込んで部屋の隅の床に置いとけ。
  8. 整理は考えずにまずはひたすら掃除だけやれ。
  9. 本来あるべき場所にないものが見つかったら隅に追いやったテーブルの上にドンドン置いていって全部終わったあとで戻せ。
  10. 別の場所に置いた方が良さそうなものドンドンテーブルの辺りに置いてけ。
  11. 要らなそうなものが見つかったらそういったものを置く床のスペースを決めてそこに積み上げろ。
  12. 5年に1度レベル掃除はひとまずあとにしろ。それは超掃除だ。
  13. 掃除→中掃除大掃除の順番は絶対に崩すな。
  14. 大掃除まで終わってからまだ余力があったら超掃除しろ
  15. 余裕がなくなってきたら撤収に入れ。
  16. 要らなそうなもので迷ったら「家賃の◯%を次に使うまで延々コイツに吸われ続けるぐらいなら、次に使う時に買えばいいだろ」になるか考えろ。
  17. 捨てると判断したものごみ分別基準毎に区分けだけして置いとけ。それの片付けはごみ捨て日の前日とかでも出来る。
  18. 迷子になってた奴らは確実に戻せ。
  19. ひとまとめにできそうだけど住所が決まってない奴らは「それを使うことになる場所の近く」で入れる場所を考えろ。無かったらひとまず透明な袋にぶっ込んどいて、あとでニトリダイソーでそれっぽいケースを買え。
  20. 物を入れる場所は住所がハッキリ把握できるようにしろ。同じ区画複数属性のもの管理するならテプラなり養生テープ(にマジック名前を書いたもの)でも貼れ。
  21. 床磨きは最後最後しろ。でも掃除機で吸える汚れは都度吸っていけ。情報量を減らすためだ。
  22. 年末年始有給シッカリ取れ。体力回復→気力回復掃除帰省帰省後の体力回復帰省後の気力回復仕事始め準備という流れになるから想像よりもずっと時間が足りん。とにかく早めに休んでさっさと大掃除出来るよ状態に持ってけ。実家に帰る日取りはギリギリまで引き延ばせ。
  23. 掃除が終わったあとの部屋は気持ちいいぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:56

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2025-12-21

たかし君の帰る場所(算数問題)

たかし君は100円のりんごと80円のみかんを買いました。

なつかしい。あの頃と同じね。

酒を注ぐりんごから労咳の薬が香りみかんは薄物をかきあわせ静かに泣いていました。

遠いあの日。三人で駆け回った野原へはもう戻れません。

夕日はとうに沈み、帰る家路を失った女達は苦界をあてどなく流れていました。

やっとお金が作れてね。僕は迷子を迎えにきたんだ。さあ、帰ろう。

そう手を伸ばすたかし君へ。汚れて病にまみれた身を引きずり、もう一緒に帰るわけにはゆきません。

りんごみかんは笑いました。

この時の、三人に残された時間を答えなさい。

Permalink |記事への反応(0) | 18:05

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2025-12-08

忘年会前日に“インフル欠席”と言われた結果

先週の土曜に忘年会があって、私が幹事でした。

ところが前日の金曜、参加予定の人から突然

インフルエンザになったので不参加で…」

と連絡が。

私はめちゃ心配して「お大事に」と返信し、会場に人数変更をお願いしたりとバタバタ

なのに周りのみんなは妙に冷静で、なんとなく違和感…。

そして今日、氏のはてダ読んでようやく状況を理解しました。

どうも“他の面子と話が噛み合わなかった理由”が全部そこに書いてあったのでちょっと書いておくよ。

11/29 の日記(厳選しても長い)

ちょっと風邪気味かも…」

「来週は忘年会だけどどうしよう…」

「行きたいような行きたくないような…」

断酒してるから割り勘だと高いし」

幹事が5000円のコース予約してる、高杉て草」

プレゼントカンパ1000円もとられる! 勝手に決めるな!」

完全に“不参加の理由探し”が始まってる。

しかインフルじゃなくて風邪って書いてある。

さらに極めつけがこれ↓

「別のメンバーが値段の高さに根を上げて不参加と言ってきたから、その人の分も割り勘になったらどうしよ〜」

いや、その人は肝機能の都合で「食事制限してるから食事なしで参加できる?」って参加の相談しただけ。

結果参加は見送ってもらってますよね…?

どう解釈すれば“参加しない人の分まで割り勘になる”って発想になるんだろう…。

じゃああんたのキャンセル分も後で徴収したほうがいいのかな?

晩御飯はお母様の誕生日を一緒にお祝い」

インフル”なら高齢者との接触大丈夫なの?

ここで私の中の違和感が一気に爆発。

その後の日記時系列もひどい

11/30(日)

今日は楽しみにしていた池袋散策

外出できる元気はあるのね…?

12/1(月)

風邪が治らないので会社休む♡」「母に風邪を移すといけないので自宅へ帰宅

昨日ふつうに出掛けてたじゃん?

12/2(火)

今日大事をとって有給♡♡」

せっかくだから映画鑑賞。来場特典の推しブックレットもゲット♡♡♡」

いやいや行動力

12/4(木)

風邪気味だからまぜそばにんにくたっぷり入れて汗だく」「というか4日分の薬も飲み切ってほぼ回復してるんだけどね♡」

ここで急に健康アピール

この日はメッセで「明日たまたま◯◯さんのの誕生日からサプライズプレゼント準備しよう」という話題を私が初めてふったんだよね。

まり11/29の日記の“プレゼント代”への不満と整合性が完全に迷子

脳内創作破壊力すごい。

12/6(金)のメッセ

インフル判定されて隔離になりました。個室居酒屋はまずいので不参加で…」

その“個室”どこから出てきた…?

隔離日記には一切触れられてない。

ここで周りが四面楚歌

私だけバタバタと調整したというわけ。

12/6(土)の(忘年会当日の)日記

「まだ風邪気味で忘年会キャンセル連絡。ちゃんとしてる私えらい♡」

それだと“当日キャンセル”なんだけど…

実際は12/5に不参加連絡してたよね?

時系列認識もいろいろズレていて、もう完全にカオス

嘘をつくひとは嘘をついてる感覚って無いもんなんですかね?

結論

忘年会自体はめちゃくちゃ楽しかったので結果オーライなんだけど、

日記を読むまでは普通に

「お大事に! 次は元気なときに参加してね!」

ってメッセージ送るつもりだったんですよね。

周りの人はリアタイ日記読んでたんだろうな…なんか…いろいろ察してしまって、言葉が出なかった。

なんだかなあ…。

Permalink |記事への反応(3) | 18:23

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2025-12-04

某巨大メーカーの「キラキラ新規事業」が爆散したけど、弊社は今日

はい解散解散

私が所属している某大手メーカー新規事業部が、先日めでたく爆散しました。

いやー、すごかった。何がすごいって、数年かけて数百億円を溶かして、何も生み出さずに更地に戻ったあとの清々しさたるや。

まりにも典型的すぎて教科書に載せたいレベルの「JTCの新規事業失敗事例」だったので、ここにお焚き上げとして供養させてほしい。

そもそもソリューション」って言いたいだけ病

ことの発端は、偉い人たちの「これからはモノ売りじゃない、コト売りだ!」という号令でした。

今までハードウェアを作っていたおじさんたちが、急にシリコンバレー風に吹かれてしまったのです。で、何をしたかというと、「既存ハードウェアに無理やりWi-Fiつけてクラウドに繋ぐ」。これだけ。

「これで顧客課題解決するソリューションになる!」って息巻いてたけど、顧客からしたら「いや、その機械スタンドアロンで動くのが一番便利なんですけど」という至極真っ当なツッコミは、Teasm会議ミュートの闇に消えていく。

キッザニアと化した開発現場

で、中身を作るのは誰かというと、ソフトウェア開発なんて触ったこともない生え抜きハードウェア設計者たちと、大量の新卒・若手社員。あと少しの中途社員

経験豊富CTOもいない無法地帯で、意識高い系の末端エンジニアが「Qiitaで見たから」という理由だけで選定した技術スタックが乱舞。しまいには買収した子会社自己成長に向けた謎技術提案

ユーザー数人の時点で、Google規模に耐えうるKubernetes構成

• 単純なデータ表示だけなのに、無駄に複雑なマイクロサービス

ドキュメント存在せず、すべてはTeamsの彼方へ

フロントエンド高速化にWASMの提案

敗戦処理と「日本型雇用守護神

そして訪れた「事業撤退」の日。ここからが弊社、いやJTCの真骨頂です。同じチームにいた現地の海外関係会社メンバーは、Zoom会議一本で即日レイオフ。「Sorry」の一言で画面が消えるドライさ。

一方、日本の我々はどうか。誰一人としてクビになりません。「君たちには明日から、全社DX推進本部に行ってもらう」出たー!「DX」という名の現代姥捨山

今までAIなんて触れてなかった人たちが、明日からAIを用いて全社のデジタルトランスフォーメーションを担うんです。専門性適材適所? そんな言葉は弊社の辞書にはありません。AIが全てをなんとかするんです!実態は、社内システムExcelマクロを直すだけの仕事です。これぞ、年収1000万の窓際族爆誕です。

責任を取らない偉い人たち

一番面白いのは、この事業を立ち上げて大失敗したマネジメント層の挙動です。普通責任取って辞めるとか、降格とかあるじゃないですか。彼らは「貴重な失敗経験を積んだ人材」**として、何食わぬ顔で隣の事業部部長スライドしていきました。異動先の事業部部員たちの、「えっ、あの沈没船船長がウチの舵取るの…?」という絶望的な顔。モチベーションの低下音が聞こえてきそうでした。

誰もいない荒野課金し続ける

解散後、数名は「敗戦処理部隊」が残されました。任務は、**「ほぼ顧客ゼロソリューションシステムの維持」**です。

なぜか?

サービス終了」をアナウンスすると、失敗を対外的に認めることになるから。「あくま事業再編であり、サービス継続している」という建前を守るためだけに、誰も使っていないサーバーが唸りを上げています。A⚪︎ureだかの請求書を見ると、月額数千万円。これぞデジタル赤字

それでも弊社は揺るがない

これだけのリソースと金をドブに捨て、社員キャリア迷子にさせても、弊社の株価はピクリとも動きません。時価総額ウン兆円の巨体にとって、数十億の損失なんて「誤差」なんでしょう。

今日社食ランチは美味いし、オフィスから見える東京タワー恍惚としている。この「茹でガエル」の湯加減が最高に気持ちいから、私はまだしばらくこの会社にいると思います

現場からは以上です。

Permalink |記事への反応(3) | 23:59

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2025-11-28

中受の思い出

もう20年近く昔のこと。

オチはありません。

私が通っていた小学校は、学年の2/3くらいが中学受験をするところだった。

授業が終わったら公園に行って遊ぶなんて生活はまるでなくて、家に着いたらランドセルを置き、リュックを背負い直して塾に通う毎日

学校カーストは塾のランククラスで決まっていて、SAPIXのαがトップ、次いでアルファベットの上位、アルファベットの中位と日能研の上位が同列…という具合。

受験しない子たちも1/3はいるわけだけど、みんなサピやNのクラスけがどれだけ熾烈なのかはよく知っていて、共通認識として染み付いていた。

でも別にこれを理由にしたイジメや蹴落とし合いがあったわけではない。(小学生同士にありがちないさかいくらいは普通にあったけど。)

ただの日常として、当たり前に、"そういうもの"という空気を吸って吐いて過ごしていた。

平日の朝は時事問題対策日経新聞の一面を読んで、学校に行けば授業なんて聞かず塾の宿題をやり、学校が終われば塾に行く。毎日がこの繰り返しだった。

(そういえば、ちょうどこの頃の日経には『愛の流刑地』が連載されていて、うちの学校では『愛の流刑地』『僕妹』『恋バナ(Yoshi)』が3大エロ本みたいな扱いだった。)

私たちのパパは医者社長エリートサラリーマン(あの土地に戸建てを持てる位に貰えてる)な一方で、ママ殆ど専業主婦だった。そしてみんなヒステリックだった。

塾の成績があんまり良くないからという理由学校に乗り込んできたママに、踊り場で怒鳴りつけられている子。ご褒美に買ってもらえたちゃおをズタズタに切り裂かれた子。家に帰ったら勉強机に包丁が刺さっていた子。成績が悪いと、ミスがなくなるまで寝させてもらえない子。

みんな自分ママのヤバエピソードを沢山持っていて、それをネタにして話すのも日常だった。

振り返って見れば虐待だろうというものもあったけど、警察もあまり介入してくれない時代だったし、それより周りのみんなも同じだったから、ママっていうのはそういうものなんだくらいの感覚だった。

大人になってから気づいたが、彼女らのほとんどが大した学歴ではなかった。

泣くし怒鳴るし頭が悪いママが多かったから、ハナから狂ってるか発達障害が多かったんだろうなと今では思う。

そういえば、PTA内のいじめが酷いと有名で、バカみたいだと子どもの間でも話題だった。そういうレベル人間私たちママだった。

パパは、たぶんどの家庭も無関心だったんだと思う。そもそも仕事が忙しくてあまり家にいれないパパが大半で、関心以前に時間がなかったんだろう。

同じクラスの二人は志望校に落ちて病んでそのまま引きこもりになった。

一人はサッカーやってる陽キャ男の子、もう一人はオタクっぽいけどきっぷのいい女の子だった。

二人とも明るくて、誰とでも仲良くできる良い子だった。男の子の方はスポーツ万能だったこともあって結構モテていたし、女の子の方もいつも友だちに囲まれていた。

二人が今どんな風に生きているのか、そもそもちゃんと生きているのかすら知らない。

一度だけ、男の子の方が地元中学イベントに顔を出していたという話を聞いた。きっと教師に無理やり引っ張られて来たんだろう。

集合写真に写る彼を見せてもらったが、小6の頃と何も変わっていなかった。悪い意味で。

中学生にもなると男女共に大人びてくるものだけど、彼だけは時が止まったまま、なんだかとても幼く見えた。

女の子の方は、小学校卒業式にも現れないまま、その後のことは全くわからない。

今は楽しく生きていてくれたら嬉しいなと、心から思う。

合格組のその後も書いておこう。

華やかなキャリアを送っている子もいれば、アラサーになってまだ人生迷子自分では何も決断できず一生ママ共依存やってる子もそこそこいる。

おしまい

Permalink |記事への反応(1) | 00:14

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2025-11-24

anond:20251122111856

塾の増田が「小学校テスト20点は本気でやばい」「そもそも問題意味がわかってない」って書いてたやつ読んで、

「あ、うちだ…」と思ったので、実際にそのゾーン歩いてる親側の記録を書いてみる。

まず親スペックから

俺はごく普通会社員年収はだいたい2000万くらい。

学歴全然ピカピカじゃなくて「中の中」くらいだと思うけど、

自分の得意なことだけをうまくやれてきた人間

から「親がそこそこ稼いでる=子ども勉強できる」みたいな図式は、

ほんとに全然当てはまらないっていう話をまずしておきたい。

で、うちの子

算数に関して言うとかなりしんどい側にいる。

ただ、「ヤバいけど放置してる」わけじゃなくて、

算数は積み上げ科目だから、つまづいたところを一個ずつガチで潰さないと未来地雷になる、

と思ってるので、そこに時間と労力をめちゃくちゃ注ぎ込んでいる。

具体的にどこでつまづいて、どうやって埋めてるかを書いてみる。

数字の数え上げ(1〜100)の壁

これは未就学くらいのタイミングかな。

1〜20までは一応言える。

でも、そこから先の「パターンとしての21〜99」がわからない。

29、30の次は?ってきくと31って言って欲しいのに40って答える

みたいな感じで、100までスムーズに行けない。桁と数字が分かってない感じ。

ここは「そのうち慣れるやろ」と流すと、

後々の数直線・数の感覚筆算、全部に響くと思ったので、かなりガチめにやってる。

  • 100マス表を毎日一緒に眺めて、「ここが30の列」「ここが70の列」と指でなぞる
  • エレベーターごっこみたいに「今37階、次は?」「41階の一個前は?」と数遊びにする
  • お菓子をわざと27個とか43個とか数えさせて、「今何個?」を身体で覚えさせる

「数の並びを、暗記じゃなくて“景色”として持てるようにする」のが目標で、

ここにだけでも正直、何時間も溶かしてる。

繰り上がり・繰り下がりの壁

足し算・引き算の繰り上がり/繰り下がりも、

まず数えるとき10の束を作れない。必ず全部数えないとわからなかった。

やり方だけ覚えても、そのうち必ず崩れるのがわかってるので、徹底的に「10の束」からやり直ししてる。

問題集をガンガン進めるより、

「繰り上がりって何をしてるのか」が腑に落ちるまで前に進ませない感じでやってる。

ここを適当に抜けると、

二桁三桁の計算

小数の足し引き、

時間計算

まで全部グラグラするのが見えてるからマジで時間かけた。

九九がなかなか定着しない

九九も、「覚えが悪いからもうセンスない」で切り捨てると詰むので、

「覚え方」と「意味」の両方から攻めてる。

7×8=56なら「7が8こある」図を毎回かいてもらう

暗記が苦手な子ほど、

意味を伴わない丸暗記」をやらされて折れてる感じがするので、

遅くてもいいから「7×8って、あの長方形ね」くらいにはしておきたい、という方針でやってる。

桁の概念(位取り)のぐちゃぐちゃ問題

掛け算・割り算の筆算になると、

計算力の前に「桁の概念」があいまいだと、完全に迷子になる。

10 +20が120なっちゃうかんじ。

ここも、

  • お金10円、100円、1000円)を使って「0が増えるってこういうことだよね」と何度も遊ぶ
  • マス目のノートに一の位・十の位・百の位を色分けして書く
  • わざと位をずらして書いてみせて「これだと472円が4720円になっちゃうよね」と笑い話にする

みたいな感じで、「ノートの上でだけ起きているルール」にしないようにしてる。

割合パーセンテージという絶望ステージ

割合パーセンテージは、もはや地獄

割合数字と実際の数の区別がついていないんだよね。

よくわからないけど割れば答えが出ると覚えてしまったりして大変だった。

どれも「まあいいか」で通せないから、時間を鬼みたいにかけてる

こんな感じで、

一個一個のつまづきに「まあそのうち分かるだろ」でフタをしないで、全部潰しに行ってる。

塾にも通わせてて、算数だけで見ると、

  • 週1回塾で算数
  • 塾について行くために、週2回付きっきりで算数を教える感じ

トータルで、週6時間以上はガチ算数に付き合ってた。

自身、こんなに他人算数を真面目にやったの、人生で初めて。

それだけやっても、塾では一番下のクラス

それでも、「積み上げ直し」はじわじわ効いてくる

じゃあ無駄なのかというと、そうでもない。

点数にはまだ反映されにくいけど、

理解の速度」と「わからないと言うまでの粘り」は明らかに変わってきた。

塾的にはまだ「一番下のクラスでギリついてきてる子」かもしれないけど、

隣に座って見ている親としては、

石ころをヤスリで削るみたいなスピードで、ちゃんと変化はしているのがわかる。

  • それぞれのつまづきを「運ゲー」にせず
  • 算数は積み上げだから、ここで潰さないと次の単元でまた死ぬ」と思って
  • 親がアホみたいに時間と労力をかけて、一段一段地ならししていく

と、

20点〜40点ゾーン=もう詰み」ではない世界線も、ギリ存在するんじゃないか

というのが、今のところの実感。

勉強以外の得意なこと・好きになれそうなことも、もちろん別で探してる。

算数一本勝負で生きていく未来を求めてるわけでもない。

ただ、

「どうせ無理だから算数はもう捨てる」

と言い切るには、まだ早い気もしていて。

塾の先生から見た「これは相当厳しいよ」というリアル大事だし、

そのうえで、「積み上げを本気でやり直してる親子もいる」という現場目線も、どこかに残しておきたかった。

これを書いてる俺自身も、

「諦めなければ、もしかしたらなんとかなるかもしれない」

って、ほぼ自分に言い聞かせながら、今日子ども算数やってます

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2025-11-17

映画オールド・マンを見た

不思議映画体験だった。57点。

 

U-NEXTで見たのであらすじを引用する。

深い森の奥に隠遁する老人の住む小屋に、迷子になった青年ハイカーがたどりつく。青年は助けを求めるが、老人は「おまえは殺人鬼かもしれない!」と猟銃を突きつける。緊張感が漂うなか、老人に隠された“恐ろしい秘密”が徐々に明らかになり始め…。

おわかりいただけたろうか(本当にあった呪いのあらすじ)

このあらすじから何となく感じる違和感ねじれのようなものがこの映画のすべてと言える。

あらすじだけ見ると「やべー老人の家に迷い込んだ青年が怖い目に合う作品」の青年主人公作品に思える。が、このあらすじ最初主語は「老人」なのである。実際に映画も老人が目が覚めるシーンから始まる。老人が目を覚ますラスカル(おそらくアライグマと考えられる)がいない。ラスカルを探しているとドアが叩かれ、青年が現れる。彼は「道に迷った、助けてほしい」と言ってくるが……という導入。

 

その後、老人は青年に向けて自分だけ銃を持っているのをいいことにネチネチネチネチとパワハラを繰り返す。

例えばこうだ。

老人「お前は俺が話していいというまで話すな!わかったか!(理不尽)」

青年「……わかりました」

老人「おい、油断するな。俺がいつ話していいと言った!(理不尽)」

しかもこの老人ボケているのか詮無きことを延々と話し続ける。パワハラボケ老人、最悪の存在である

 

そして途中で青年に「もの食った(飲んだ?)らひどい目にあったことがあったんだよなぁ」などと言いながら、青年に物を食わせる展開があり(これもひどい話だ)、これで青年意識を失って拷問パートに入るんだろうか、などと思っていたら別にそんなことはなく、いっぱいお喋り(パワハラ)をした結果、なんとなく仲良くなりはじめる。

そうすると今度は青年側の違和感気づき始める。まぁ、これは生まれつきの顔の問題もあるんだけどどうも無機質でのっぺりとした顔をした青年だんだん怖くなってくる。しかも彼はこの家に来るまでの記憶がないと言う。しか家族ともうまくいってなかった模様。デカナイフも持ってるし。

もしや彼のほうが殺人鬼かなにかで老人がやべー奴かと思いきや、この青年のほうがヤバい奴だったのかと思いきや別に何も起こらず老人が青年パワハラセラピーをしながら徐々に老人と青年シンクロし始める。もしやこれは「アイデンティティ(映画)」なのでは?と思い始め、それは頂点に達した時、青年が消え、冒頭で行方不明になっていたラスカル帰宅する。

ラスカルアライグマではなく黒ずくめの男で顔は何と青年と同じ。彼は老人の過去の罪を責め立て謎の水を飲ませ彼を箱に押し込める。その先は老人の過去で、過去の老人は青年で(ややこしい)、青年の老人は妻の不倫現場を目撃、不倫相手を猟銃で銃殺、妻をデカナイフで刺し殺す。

そう、青年は山奥の家に逃げ込んできた大昔の老人で老人は青年未来の姿なのだった。ふーん!

老人は自身の犯した罪を思い出し、ラスカルに導かれるように眠りにつく。そして映画冒頭のカットが再び繰り返される。

 

まりこの作品は、罪の意識にさいなまれる老人が当時の自分をネチネチネチネチといたぶり、その後の自分自分がいたぶられ罪の意識に苛まれて眠りにつき、また同じ一日を繰り返すとセルフSMプレイ映画だったということになる。どんな映画だ。

でも何となく最後までのっぺりと見られた。たぶん老人役の役者がよかったからだと思う。ドント・ブリーズ盲目おじいちゃん。これキャストが効いてて「ドント・ブリーズおじいちゃんからこれは青年がさぞひどい目に合うホラー映画なんやろなぁ!」という勝手先入観がうまく働いていた。

実際には……こういう映画なんて言うんや?うん、みたいな映画だったんだけど。

 

まぁ積極的おすすめするような映画じゃないんだけど、これ何の映画なんやと思いながら見られる割と面白い映画体験ができる映画なのでめっちゃ暇だけどもう大概の映画見ちゃったしなぁってときオススメ

Permalink |記事への反応(0) | 09:10

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2025-11-10

映画バレリーナ(韓国映画)を見た

ジョン・ウィックスピンオフじゃないほうのバレリーナだけど内容はジョン・ウィックみたいな映画

たぶん55点くらいの映画だと思うんだけど俺は好き、68点。

 

どんな映画かっていうとアート映画風のジョン・ウィック

おそらくPMC(民間軍事会社)関係主人公親友自殺彼女を追い込んだマフィアメンバー殺人マシーンと化した主人公が追い込んでいくっていう、最近何回見たかわからん話。なんだけど、なんかめっちゃアート映画風でそこが面白かった。

主人公のパーソナルな情報はなんかびっくりするくらいふわっとしか描かれないし、敵のマフィア情報も七すげーふわっとしてて具体性に欠ける。しかし、主人公親友のなれそめとそこから交流は非常にぼやっとした画面処理で美しく緻密に描かれる。圧倒的ロマンシス

仕事で乾ききった主人公癒し人間に戻せるのが元バレリーナ親友だったんだなとじんわりしみわたる。ジョン・ウィックの子犬(妻)に近いが、あれは導火線としての役割しか果たしていなかったが、本作では親友との甘く暖かい時間と、それを失って復讐に走る痛く冷たい時間が非常に対照的に交互に描かれていく。

 

アクション普通に頑張っていて好印象。ただァ↑、スピード感出したくてカメラぐらぐら動かす演出ホンマ嫌い。特に冒頭のスーパー強盗現場にうっかり居合わせ主人公そいつらをスーパーにあるものを利用してボコボコにする展開。工夫が凝らされててめっちゃいいのに、カメラぐらぐら過ぎてようわからんあんだけよくできたシーンなんだからもっと腰据えてじっくり撮っていいのに。

あと強すぎるは強すぎるんだけど普通に多対一だと苦戦するし、スーパーフィジカルエリートラスボスとの初戦はかなり厳しい戦いになるリアリティはよい。韓国タイインドネシアあたりで特に流行ってる「痛い」アクションも非常にデリシャス

 

あとやっぱ主人公よかったな。めっちゃ美人って感じじゃないんだけど、親友の部屋の風呂場で自殺してる彼女を見かけたときの「痛い」表情。さすがに完璧すぎた。あのワンシーンだけでこの映画一本分の仕事したと思う。

アクションもいいし、スタイリッシュアクション重要な非アクション時のたたずまいもよい。

 

俺がアート映画あんま好きじゃないのもあってなんか作品全体がふわふわしてて話に集中しづらかったのと、親友バレリーナだったことが話にあんま活きてこないのはちょっと不満だったかな。アート映画らしく、友情復讐友情復讐の間の本テーマ以外の部分はかなり意図的に消されているので、何でこうなってるんだっけ?ってちょっと迷子なっちゃった部分もあった。

 

あったかい冷たいあったかい冷たいっていう連続サウナみたいな映画だんだん意識朦朧としてくるので好みは結構分かれると思う。

でも、ワシはロマンシスが好きなんじゃ!という人は見てみるといいと思う。

ちょうどいい距離間のロマンシス摂取できる。

あんなに主人公人間側に戻そうとしていた親友遺書で「復讐して」と書く意味の重さが、終始この作品を推進していた。その言葉に重みを与えるには親友がどれほど主人公のことを思っていたか描写必要で、この作品ではそれがちゃんとできていたと思う。

よかった。好き。

Permalink |記事への反応(0) | 13:46

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2025-11-02

愚痴

いまきっしょって思ってるのは

・わざわざ悪口を本人に伝えてくるところ

・人の容姿に口出しするところ

上記説教ではなくアドバイスとして言っているから怒るなと言ってくるところ

最悪である

別に悪口を言われるようなことをしたのなら、それは私が悪いかもしれない。でも夏場で歩き回って汗で前髪崩れてることは悪いこと?タクシー乗れば良いって言うけど学生バイトしてない奴がタクシー乗れるわけないじゃん。乗ったことない地下鉄から迷子になりながら駅の中歩いて、陽が落ちていたとはいえまだ暑くて汗だってかくよ。それすら色々言われるの?朝からずっと活動してて、夜会うのに?しかもそれ別の人から言われるの1番無理。お前だって会ってたとき目が勃起しててキモかったよ。それ私は周りに言ってないのはなんでだと思う?いつかわかるといいね!

悪口をわざわざ本人に言ってくるのが許されるのが小学生までだと思う。しょーもな。

しかも太ってないし。ダボダボの服着て体型隠してるんだよ、体型で何か言われるの嫌だからだって痩せてても太っててもなんか言われるじゃん。マジキモい。褒められてるとしても何か言われるの無理なんだよ。服のセンスが何?トリキ行くのにわざわざおしゃれしていけと?するわけねーだろ。説教してくるゴミとトリキ行くのにおしゃれする時間で寝たいよ。

アドバイスなわけねえだろ。説教以下だよ。年下のなんでもニコニコしてる女になら何言ってもいいと思ってんの?金もらったりもしてないし単なる一般人なんだが。がちできっしょ。

ゴミバリキャリ実家太くて痩せてる美女結婚したいって言ってるけど性格やばすぎて無理だと思うよ!現実見れるといいねーっ!

Permalink |記事への反応(0) | 19:09

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2025-10-30

本当に優しくて温厚な人って稀にいるわけだけど本当にすごいと思う。天才だ。スターだ。

自分他人八つ当たりするし機嫌悪いとブチ切れるし、その際にもちろん相手を見て選んでいる。本当に小さい人間だ。

迷子徘徊老人を率先して助けたりするようなところもあるからまあまあナイスガイのような気もしていたが冷静に考えたらカスである自分リスクがなければ余裕でカッコつけられるだけ。どうせテンパったらキーって八つ当たりするんだから

ネット見てるとこんなに器のちっちゃい自分よりさらにちっちゃいクズだらけだ。頭が悪いから思い込みが激しくすぐ勝手に腹を立てて誹謗中傷。わけのわからないことを言って困惑されると引っ込みつかなくなって盛大に逆ギレ。お前らはそんなんばっかりだ。

救われるような絶望するような。

でも結局相似形なんだよな。

根本自分に自信がないかビビリで見栄っ張りで攻撃的になる。

Permalink |記事への反応(1) | 07:18

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2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

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2025-10-22

性欲のない男と結婚した

一方の私は性欲つよ女である

仕事自分自身女優でもなんでもないがAV関係仕事についていた。動画編集出版関係お仕事だ。エロゲもやるしなんでもござれ。

なので性的もの嫌悪はなくセックスはむしろ好きなので求められたらいつでもゴーするつもりであった。

しか相手からは一度も求められなかった。仕事を通じて知り合い、発売されたばかりのゲームをやらんかねと誘われて相手の部屋に遊びに行き、朝までゲームをした。

それから映画を見てゲーセンにいき、時間が余れば満喫で互いのおすすめ漫画を教え合ってよみまくり感想言い合いながら飯を食い家に帰って撮りためたアニメを一緒に見た。


この人でもセックスとかするんかいな〜という素朴な疑問がなんとなく湧いたこともあったけど、この人とは別にしたくはないんだよな〜という気持ちになっていた。

昔は好きな人ができて、好きすぎて告白相手からフラれた後に好きな男に抱かれるなら!とか付き合えないままセフレ状態になったりしたけど、別に目の前にいるこの人には抱かれなくてもいいし抱いてくれとも思わなかった

結婚したのは相手が引っ越すことになり「遠くなるなら会えなくなるかもね」と、それじゃもう結婚とかする?みたいなノリで、した。

付き合おうとかもなんも互いに話してないし、手は迷子になりかけたときに繋いだくらいで、キスするみたいな雰囲気にすらならないし、お互いに性欲出したらウワァみたいになる空気感がなんかあった

結婚するかどうかの1番の決め手は何かというと、

仕事の激務で疲れていた当時、デートに出かけるぞと言われてまともに化粧すらする気力を失っていた私に向かって昔付き合ってた元彼から「頼むから化粧くらいしてくんねーかな」と言われたのが無性にイライラして引きずってたのだけど、今の夫は「疲れてるなら化粧とか無理にせんでもいいし、今日は出かけなくてもー」って感じで言ってくれたのが嬉しかったのでこの人すごいなと尊敬し感動していた。

その代わりに可愛いねとかは一回も言われたことはない。

でも彼に可愛く思われたくて一緒にいるわけではないから、別にどーでもよかった、私にじゃなくて一緒に可愛いと思えるものを見て一緒に可愛いねって褒め合うのが楽しい

かっこいいと思えるロボとかアクションを見てそういうロマンを語り合えるのもよい。

今は猫ちゃんを飼ってるので2人で猫ちゃんが可愛すぎるな……と褒め称える毎日である

相手ガチで性欲がないのか?は気になったので結婚にあたり子供はどうする?と聞いたら欲しいかも〜とかいってて、欲しいならしなきゃね〜という話になり普通にセックスはした。

できるんかい。でも本当に子作りって感じ。

ふ〜一仕事終えましたぞ〜みたいに終わる。

たぶん子供できたらもうしないんじゃないかな。

しようって誘われることがない、子供が欲しいからそろそろしとかんといかんのではみたいな義務?で行われる

そしたら今後もうセックスはできないか

男は風俗いったらいいけど、それじゃ病気もあるだろーし、女は妊娠可能性あるし

結婚してんだから、もうこれで終わりかーと思ったら多少虚しくなったものの、えっち漫画を読んだり自らが考えたシチュ同人を描くことでそうした欲を今は満たしてる。

結婚生活はふつーに楽しい。猫可愛いし夫と好きな映画見てアニメ見てゲームして毎日お互いの好きなごはんを作り食べている。楽しい

チェンソーマン映画見たくて誘ったら、相手チェンソーマン知らなくて知らない映画はやだ!とかいわれてしょぼくれてたら、総集編のアニメを見て予習してくれて、用意ができた、一緒にいこうといってくれたとことか好きすぎる。あとは漫画も読んでほしい

ただ、やはり性欲を持て余すときはあるからどーしよー!ってなるときある。

女性の性欲発散で何かよい方法、ご存じであれば教えてください。

Permalink |記事への反応(1) | 23:41

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2025-10-19

複雑化してつまらなくなる話

薬屋のひとりごと

主人公けが現代人の教養をもっており、抜きん出た洞察力と不動心も備えている。

身近なちょっとした問題に巻き込まれてはその“目立たない超能力”で鮮やかに解決する。

子供だましではあるが読み切り連作スタイルのコージーミステリとしては悪くない。

そして定番の、おしのび貴人に惚れられ牛歩みたいに心開いていくという軸。

そこまではよかったんだが、なんか国家転覆陰謀みたいな話になってよくわからなくなった。完結してから一気読みならまた違うのかも知れないが、連載リアタイだとアテンションが持続せず何がどうなってるんだっけ?と迷子になってしまうのだ。

フリーレンも同様だ。「後日譚モノ」という切り口は新鮮味があったし独特の静謐なノリも良かった。ふつうにバトル展開になってきてアレ?と思ったものの「らしさ」は失われなかった。

そこまではよかったが、なんか人間サイドの三つ巴の陰謀?みたいな展開になってもうぜんぜんわかりません。最近のあれなにやってんのちゃんと答えられる人は多くなさそう。

しかし複雑化してよくわからなくなっても案外読者は離れないか不思議である

最初から「なかなかよくできた子供だましだね」などという斜めの視線じゃなく超本格巨篇だと思ってるからか。

大人気作が複雑化で泥沼化するパターンといえば思い起こされるのは藤沢周平の「用心棒日月抄」シリーズだ。

藩内の陰謀に巻き込まれ、舅を斬って江戸に逃れてきた主人公用心棒稼業で糊口をしのぐも、常に頭から離れないのは己が仇となってしまった女のこと。襲い来る国許から刺客個性的用心棒仲間。女刺客との通情。

そりゃ人気出るわなという話なのだが、人気のあまり続編重ねるとわけわからなくなる。作者の中では複雑なパズル自分で作って自分で解くような作業がむしろ面白くなってしまったのかもしれないが。

ドラゴンボールの「強さのインフレ」「話の規模のインフレ」はダメな例のように言われるが、内向きに「複雑化」しないように外向きに発散していたと考えるとさすが鳥山明と思わないでもない。

Permalink |記事への反応(3) | 18:18

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