Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「軽蔑」を含む日記RSS

はてなキーワード:軽蔑とは

次の25件>

2026-02-12

にじボイスサービス終了

俳優らの労組には何らまともに回答せず

2/4にサービス終了したよ

とのみ通知


これを応援するチームみらいとはてなども

心の底から軽蔑しま

学習データの開示すらできずになんで海外と戦えると思ってんだ豚?

Permalink |記事への反応(1) | 16:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

#ママ戦争の発端の清繭子さんの企画には色々な作家取材対象になっているけれど、第一回の市川沙央さんのみならず、不登校経験者や震災被災者など困難な人生を送ってきた人が何人も登場するんだよな

文學界新人賞市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1

https://book.asahi.com/article/14917541

芥川賞鈴木結生さん 3.11福島にいた僕は、揺らぐ世界小説繋ぎとめようとした 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。(特別版)

https://book.asahi.com/article/15661684

群像新人文学賞豊永浩平さん 沖縄に生まれ沖縄を知らなかった。ここから始めないと、この先書けない 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#20

https://book.asahi.com/article/15547398

【連載30回記念】市川沙央さん凱旋芥川賞後の長すぎた2年。「自費出版するしかないと思い詰めたことも」 小説家になりたい人が、なった人に〈その後〉を聞いてみた。#30

https://book.asahi.com/article/16163007

永井荷風新人賞・湯谷良平さん 16歳でひきこもりに。「自分小説しかない時間がありました」#33

https://book.asahi.com/article/16272146

文藝賞坂本湾さん 初小説芥川賞候補に。不登校非正規を経て「熱くなれるのは小説だけ」#34

https://book.asahi.com/article/16280253


その上で敢えて彼女は、マジョリティだけに向けられた、あの軽薄で空虚言葉を選んだ。

人間として、心底軽蔑する。

それを無邪気に持ち上げる人達に対しても。

Permalink |記事への反応(1) | 11:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-09

自分の考えと違う人をバカだと思ってしま

己の心が弱いから、選挙の結果を見ていろんな人のいろんな意見を見て、世の中バカばっかりだなと思ってしまう。

本当はバカではない、私と考えが違うだけだ。こういうのは正しいとか間違ってるとかではない。価値感の相違ってやつだ。そう頭では理解しているのに、自分と違う考えの人を本当に見下してしまう。軽蔑してしまう。なんなら嫌味の一つでも言いたくなってしまう。でも耐えている。ギリギリではある。

みんなはどうやってこの衝動をやり過ごしてるのー

Permalink |記事への反応(1) | 20:38

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260209163229

出産済みの女を軽蔑するのと無出産の女が首相になることの関係性は?

Permalink |記事への反応(0) | 16:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260209162146

高市は母にならなかったが故に支持される

基本的人類出産済みの女を軽蔑するから

Permalink |記事への反応(1) | 16:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260209133450

男でこんなこと言ってる奴がいたら男から軽蔑されるのに

女がこういうの言うと女から賞賛共感が寄せられる

それが女の限界

Permalink |記事への反応(1) | 13:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-06

テンプレ少女漫画みたいな、人間関係主題漫画なのにその人間関係学校職場の往復の範囲で終わる、世界観が閉じた輪で何の達成も勝利も敗北も死もない、実質関係性と言えるほどの複雑さもなくそこに誰も生きてない漫画って内心軽蔑してるんだけど、それって単に日常リアルを描いただけかもな

Permalink |記事への反応(2) | 14:38

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-04

衆議院議員選挙を前に(知的誠実さを忘れないためのメモ

普段書いている文章をいくつか読み込ませて、「私が今回の選挙を前にして意見っぽい文章を書いたらどんな感じになる?」と指示してみたもの

自分のような他人のような、奇妙な感覚

ただ、「これAIが書いてるよね」っていうのはすぐにわか不思議

  


  

今回の衆議院選挙に際して、何か大きな期待を抱いているわけではない。

ただ、何も言わずにやり過ごすには、あまりにも「既視感」が強すぎると思っている。

  

1. 「愚かだ」と感じる自分もまた危うい

正直に言えば、最近政治状況を見ていると、「どうしてこうなるのか」「なぜこの程度の言説がこれほど支持されるのか」と感じる場面が多い。

選挙公約の粗さ、雑なスローガン、明らかに検証可能な嘘。

それでも一定の票が集まり、同じパターンが繰り返されるのを見ていると、落胆と苛立ちがセットで湧いてくる。

ただ、その「愚かだ」と感じる反応の方こそ、危険だと思っている。

人を見下すとき、人はだいたい自分のことも見失う。

自分はそこまで愚かではない」という前提に乗った瞬間、判断が鈍る。自分のほうもまた、偏ったデータに基づいて世界を見ているに過ぎない、という事実を忘れがちになる。

今回の選挙に対する自分感情を眺めると、そこには少なくとも二つの層がある。

ひとつは、政策のものへの違和感危機感。もうひとつは、「そんなものに惹かれる人々」への軽蔑不安だ。

後者放置すると、分断を責めながら、自分が分断を増やす側に回る。

  

2. 人々はそれぞれ違う「訓練データ」で動いている

AI比喩を持ち出すと軽く見られがちだが、便利なのであえて使う。

人はそれぞれ、まったく違うデータセットを与えられて育つ。

家庭、学校メディア仕事所属するコミュニティ

どの新聞を読んでいるか、どのテレビをつけていたか、誰と飲んできたか

こうした違いが、同じニュースを見ても全く違う「正しさ」を確信させる。

陰謀論や極端な言説に惹かれる人を「愚か」と切って捨てるのは簡単だが、「その人がそこに辿り着くまでのデータセット」を丸ごと無視する行為でもある。

そこには、疎外感や貧困、不遇、信頼の崩壊といった要素が折り重なっているはずだが、それを「見たくないノイズ」として処理してしまう。

もちろん、だからといって、どんな選択投票行動も「仕方ない」で済ませるべきだという話ではない。

行動には結果があるし、その結果は他人生活にも食い込んでくる。

その意味では「責任」の話を避けることはできない。

ただ、その責任の話をするときに、「愚かさ」のラベルを乱発し始めたら、自分もだいぶ危ないところまで来ていると思ったほうがいい。

  

3.選挙は「他人を変えるイベント」ではない

選挙のたびに、誰かを「目覚めさせよう」とする空気が出てくる。

SNS では、啓蒙的なスレッドや、怒りを込めた長文が流れ、「これを読めば分かるはずだ」という調子のものが溢れる。

残念ながら、あれで人が変わるケースは少ない。

人は、他人の一回の投稿モデル全体を書き換えたりはしない。

長い時間をかけて染み込んだデータと、それによって形作られた「自己像」によって動いている。

選挙期間中だけ、急に理性的で公平な存在になるわけではない。

から自分は今回の選挙を、「他人を変えるためのイベント」としてはほとんど期待していない。

しろ、「自分自分データセットと判断を引き受ける場」として見るほうがまだましだと思っている。

この社会で、自分はどういう未来に賭けるのか。その記録を一つ残す行為としての一票、くらいに位置づけている。

  

4. 「バグ」と「責任」のあいだで

極端な言説や明らかな虚偽に基づく政治的動きは、「バグ」と呼びたくなるところがある。

情報環境設計ミスアルゴリズム報酬設定、メディア構造教育の断絶。

色々な要素が積み重なって、特定の方向に過学習したモデルが大量に生まれているように見える。

にもかかわらず、現実にはその「バグった出力」が法律政策になり、誰かの生活や命を直撃する。

ここには、「人をバグとして理解する視点」と、「それでも行為には責任が伴う」という視点の両立が必要になる。

今回の選挙で言えば、

・明らかに人権を軽視している発言

データ事実無視した政策

特定集団への憎悪を煽る言説

こういったものには、きちんと線を引く必要がある。

バグから仕方ない」と済ませてはいけない領域が、確かに存在する。

同時に、その線引きを行う自分自身も、「完全に正しいモデル」ではない。

戦争体験の話を聞いて育ったこと、特定メディアを避けてきたこと、居心地の良いコミュニティだけを選んできたこと。

そうした自分データセットが、「どこまでを許容できないと感じるか」という閾値を決めている。

その自覚を持たないまま、「正義」の旗だけを高く掲げると、たぶんどこかで滑る

  

5. 「謙虚さ」という、最低限のガードレール

ここまで書いてきたことを雑にまとめれば、「謙虚でいろ」という話になる。

ただ、この言葉はあまりに擦り切れているので、具体的な中身を少しだけはっきりさせておきたい。

この程度のことでも、やらないよりはマシだと思う。

少なくとも、分断を煽る側に無自覚で乗るリスクは減る。

  

6. それでも投票に行く

こういう話をすると、「結局、何も変わらない」「だったら投票してもしなくても同じでは」という結論になりがちだが、自分はそうは思っていない。

世界全体を変えるつもりはないし、変えられるとも思っていないが、自分がどちら側に立つかくらいは記録しておきたい。

  • 誰の言葉を信頼するか。
  • どのような「バグ」を社会として許容できないと感じるか。
  • 自分が怖いと思っているものは何か。

今回の一票は、そのメモ書きのようなものだ。

将来、振り返ったときに、「あのとき自分はこういう世界見方をしていた」と分かる程度の痕跡を残しておきたい。

変えられない他者とどう生きるか。

答えは簡単には出ないが、少なくとも「自分もまた完全ではないモデルの一つに過ぎない」という前提だけは、選挙の日にも手放さないほうがいい。

そのうえで、それでも線を引くべきだと思うところには、静かに線を引く。

今のところ、自分にできるのは、その程度だと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

日本ロリコンコンテンツ軽蔑していたアメリカ人

自国富裕層小児性愛にドハマリしていた現実直視できない模様

Permalink |記事への反応(0) | 12:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-03

AI羅生門真逆にさせるとどうなるのか

真逆羅生門

 老婆は、下人をつき放すと、いきなり、短剣の鞘を払って、白い鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、下人は黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、老婆は始めて明白にこの下人の生死が、全然自分意志支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていた憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。後あとに残ったのは、ただ、ある仕事をして、それが円満成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、老婆は、下人を見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。

「わしは検非違使の庁の役人などではない。今し方この門の下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分この門の上で、何をして居たのだか、それをわしに話しさえすればいいのだ。」

 すると、下人は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその老婆の顔を見守った。まぶたの赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのであるそれから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、老婆の耳へ伝わって来た。

「この服を剥いでな、この服を剥いでな、衣類にしようと思うたのじゃ。」

 老婆は、下人の答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。下人は、片手に、まだ死骸の体から奪った布切れを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、死人の服を剥ぐと云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、服を剥いだ男などはな、魚を四寸ばかりずつに切って干したのを、干魚だと云うて、太刀帯の陣へ売りに往いんだわ。疫病にかかって死ななんだら、今でも売りに往んでいた事であろ。それもよ、この男の売る干魚は、味がよいと云うて、太刀帯どもが、欠かさず菜料に買っていたそうな。わしは、この男のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、饑死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、饑死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの男は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」

 下人は、大体こんな意味の事を云った。

 老婆は、短剣を鞘におさめて、その短剣の柄を左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのであるしかし、これを聞いている中に、老婆の心には、ある勇気が生まれて来た。それは、さっき門の下で、この老婆には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この下人を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気である。老婆は、饑死をするか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの老婆の心もちから云えば、饑死などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。

「きっと、そうか。」

 下人の話が完おわると、老婆は嘲けるような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、下人の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「では、わしが髪を抜こうと恨むまいな。わしもそうしなければ、饑死をする体なのだ。」

 老婆は、すばやく、下人の髪を抜き取った。それから、足にしがみつこうとする下人を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。老婆は、抜き取った長い白髪をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、死んだように倒れていた下人が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。下人はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い黒髪を倒さかさまにして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである

 老婆の行方は、誰も知らない

大正四年九月)

昔のアメリカ風

召使いは老婆を突き飛ばし、一瞬の隙に鞘から刃を抜き、冷たい鋼鉄彼女の目の前に突きつけた。しかし、老婆は黙ったままだった。彼女の手は嵐に揺れる木の葉のように震え、肩は荒い呼吸で上下し、目は眼窩から飛び出しそうに皿のように大きく見開かれ、無言の者のように、ラバのように頑固に沈黙を守った。それを見て、召使い彼女の生死が自分の手に委ねられていることをはっきりと悟った。そして、その考えは、それまで彼の中で激しく燃え上がっていた憎しみの炎を冷ましてくれた。残ったのは、絹のように滑らかに仕事をやり遂げたという安易な満足感だけだった。そこで老婆を見下ろしながら、彼は少し声を和らげて言った。「私は保安官事務所保安官でも何でもない。少し前にこの門の前を通りかかったただの放浪者だ。だから、お前を縛り上げたり、危害を加えたりするつもりはない。ただ、この時間にこの門の上で何をしていたのかを話してほしいだけだ。話してくれれば、それで終わりだ。」それから老婆はさらに目を大きく見開き、召使いの顔をじっと見つめた。赤く縁取られたまぶたは、鷹のように鋭く、彼をじっと見つめていた。しわくちゃで鼻とほとんど一体化した唇は、何かを噛んでいるかのように動いていた。痩せこけた喉仏が動き、喉仏がコルクのように上下に揺れているのがわかった。そして、その喉からカラスのような声が、息を切らし、ゼーゼーと喘ぎながら、召使いの耳に響いた。「ほら、この髪を引っ張って、かつらを作ろうとしていたのよ。」召使いは、彼女の答えがいかにも平凡だったことに、ひどくがっかりした。そして、その失望とともに、冷たく冷笑的な、軽蔑と混ざり合った昔の憎しみが蘇ってきた。きっと彼女は彼の気分の向くままに、死体の頭から引き抜いた長い髪の束を握りしめたまま、ヒキガエルの鳴き声のような声で、どもりながら呟いた。「確かに、死人から髪を抜くのは邪悪行為に見えるかもしれない。だが、ここに横たわるこの死体どもは、もっとひどい扱いを受けるに値しない連中だ。今、髪を抜いたこの女を例に挙げよう。彼女は蛇を10センチほどに切り刻んで乾燥させ、ジャーキーにして兵士たちの陣地に売り歩いていた。疫病にかかっていなければ、今でも売り歩いていただろう。彼女ジャーキーは味が良かったという噂で、兵士たちは食料としてこっそり買っていた。彼女行為は間違っていなかったと思う。そうしなければ飢えてしまう。選択余地はなかった。だから、私がしていたことは間違っていなかったと思う」どちらでもない。そうしなければ、飢えてしまう。そしてあの女は、他に方法がない時の辛さをよく知っているから、きっと簡単に許してくれるだろう。」老婆が言ったのは、まさにその通りだった。召使いは刀を鞘に収め、左手を柄に当て、冷静に彼女の話に耳を傾けた。もちろん、右手はずっと頬の大きな赤い膿んだニキビをいじっていた。しかし、彼女の話を聞いているうちに、彼の心の中にある種の気概が湧き上がった。それは、先ほど門の下で欠けていた勇気だった。そして、あの老婆を捕まえるためにここまで来た勇気とは全く違う――むしろ正反対の。彼はもう、飢え死にするか、無法者になるかなど考えていなかった。その時の彼の心境では、飢えなどほとんど考えられず、完全に頭から追い出されていた。「まさか、そうなの?」老婆が話を終えると、召使いは嘲るような口調で彼女を問い詰めた。それから一歩前に進み出て、突然、右手ニキビから引き抜き、襟首を掴み、コヨーテのように噛みついた。「それなら、お前を裸にしてやるからな。私もそうするか、さもなくば餓死するぞ。」召使いは瞬きするかのように素早く老婆の赤褐色ローブを剥ぎ取った。そして、老婆が彼の脚に爪を立てると、彼は彼女死体の上に蹴りつけた。梯子入り口まではわずか五歩だった。剥ぎ取られた服を脇に抱え、彼は急な梯子を瞬く間に駆け下り漆黒の夜空へと消えていった。しばらくして、死んだように動かず横たわっていた老婆が、死体の間から裸の体を起こした。ぶつぶつと呻きながら、揺らめく松明の明かりを頼りに梯子の頂上まで這い上がった。そこで、短い白髪を逆さまに垂らし、門の下を覗き込んだ。外には、漆黒の夜の虚空だけが広がっていた。召使いがどこへ逃げたのか、誰も知らない。(1915年9月

Permalink |記事への反応(1) | 14:35

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-02

anond:20260202215228

増田に直接関係なくてごめんなんだけど、職場の後輩がこのノリで自民党を毛嫌いしてて心底うんざりしてる。職場なのに政治の話を振ってきてうぜぇから話を反らそうとしても、壺ガー、裏金ガー、中国を刺激すんなというような話を延々とされてもう嫌だ。

選挙期間中に毎日更新される中道の無策っぷりの話題を振ってみても「生まれたばかりだからかい目で見守らないと」で会話にならない。

自分も一応NISAくらいはやっているので、最近上がったなぁとは思うけど、中道だのれいわだので良いとは1ミリも思えない。あんな様子のおかしい嘘つきがまともに国を運営できるはずない。

今、中国様がお怒りだ~!と鼻息荒く春節観光客が来ない話してる人は、要はこの先何が起きても中国人だけ儲かればOK日本安全子ども未来も知らん、と言っているようでわりと軽蔑してる。

どこかの国みたいに民間人も爆撃されて死んだら金なんて意味ないし、家族がいるしペットもいるし、平和を守るのが絶対に先じゃねと思うんだけど、頭がプーさんの人には届かないみたいですね

Permalink |記事への反応(0) | 22:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260202075122

増田に直接関係なくてごめんなんだけど、職場の先輩がこのノリで自民党を持ち上げてて心底うんざりしてる。高市トレード美味しいとか言って俺ら投資組は儲かりまくり、この局面で何もしてない貧乏情弱は一生ダメもっと賢く生きないとwww いざとなったら海外に逃げれるように金貯めとくんだわwwwというような話を延々とされてもう嫌だ。選挙期間中に毎日更新される高市不祥事話題を振ってみても「まあ、俺は利益が出てるからなあwww」で会話にならない。

自分も一応NISAくらいはやっているので、最近上がったなぁとは思うけど、このまま高市続投で良いとは1ミリも思えない。あんな様子のおかしい嘘つきがまともに国を運営できるはずない。

今、自民党のおかげだ~!と鼻息荒く投資の話してる人は、要はこの先何が起きても自分だけ儲かればOK日本安全子ども未来も知らん、と言っているようでわりと軽蔑してる。

どこかの国みたいに民間人も爆撃されて死んだら金なんて意味ないし、家族がいるしペットもいるし、平和を守るのが絶対に先じゃねと思うんだけど、目が💰マークの人には届かないみたいですね

Permalink |記事への反応(2) | 21:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-30

ノーマスク論者を白い目で見る

最近プロサッカーチームジュビロ磐田ファンサービス企画参加者マスク着用を義務付けるSNS投稿をし、いわゆる“ノーマスク界隈”の方々に見つかって炎上するということがあった。

https://x.com/jubiloiwata_yfc/status/2016451843250098565?s=46

この“ノーマスク界隈”の方々は、自分主観ではあるがSNSでことあるごとに発生しては多数から白い目を向けられがちな界隈のように見受けられる。


マスクの着用による感染症対策への効果という部分の論点については正直なんでも良い。肯定否定もしない。

なんなら正直な話、ノーマスク派の人が投稿しているマスク効果が無い理屈を見ると「ほうほう」となる部分もあることは否めない自分がいるし。

(自分より遥かに頭の良い方からしたらそういった意見嘲笑ものなのかもしれないが。自分は難しい理屈とかよく分からないので本当にその程度の認識。)


ただ、その上でやっぱり「マスク意味いか強要するな!」と騒いでいる人に対してはどうしても白い目を向けてしまう。

また、「わたし、“氣”付いてしまいました…」的な陰謀論者に対しても同様。


彼らは恐らくだが、「私たち少数派は分かっている真実世間の多数は目を向けていない、愚かな世界だ。同調圧力だ。」みたいなマインドなんだと思う。


特にSNSでは少数派のヤバい側扱いをされるような人間が、その理論が正しいかどうかを誰かに対して一方的に捲し立てる光景が見られる。


繰り返しになるが、個人的に思うのはその理論が正しいか正しくないかなんてのは今はどうでも良い。

なんなら時が経てば世間価値観のものがひっくり返り、現代において少数派の陰謀論者扱いをされている人たちの方が正しかったとなる時代が来るかもしれない。


じゃあ何で増田は白い目を向けてしまうのか。

現代においてマスク=安全性高まるという価値観多数派になっており、それによってマスクを着けていない人を見ることで不安に駆られる人がいるのなら、その人たちのためにその場のルールに従うだけだよねという、本当にそれだけの考え方。


もっと端的に例えると、マスク着用義務病院を訪れたとする。

自分がそこにノーマスクで入ることにより、病院利用者がそれに対して不信感を抱くだろう、それなら何も文句わずにその場のルールに従いますという…本当それだけ。


正直、「私の方が正しい。正しいことを言っている少数派を迫害するのは同調圧力だ。」と言われても知らねえよという感覚しかない。

だってそれが正しいとしても、世間多数派をひっくり返して全員に納得させられるだけの言論活動を出来ていないあなたが悪いんだから


特定の場面でマスクが云々と喚いてノイジーマイノリティ的な悪目立ちをするくらいなら、然るべき理屈を持って然るべきアプローチをし、多数派を納得させてくださいよとしか言えない。

それこそ「地動説」みたいに誰しもが疑う余地のない絶対的根拠さえあれば多数派をひっくり返すことなんて容易な訳だからさ。

それが出来ていない時点で所詮お前ら少数派が思い込んでいる「真の正しい話」とやらは現状たくさんあるうちの価値観の一つに過ぎない。

価値観の一つに過ぎないうちは多数派不快にさせないようコミュニティの中でただ黙って従って大人しくしててください、と思う。


それこそ騒いでいるのに理解されない少数派からしたらあなたたちの自認は「地動説」を唱えた当時のガリレオ・ガリレイなのかもしれない。

悪いけど増田としては当時の時代に生きていたとして、「地動説」を唱えられることで多数派不安気持ちに陥るようなことがあったのなら、普通にガリレオ軽蔑していたと思う。

理論理屈というもの多数派が納得し得るだけの確固たる根拠提示できないうちは、普通に過ごしている世間一般の人々を不快気持ちに駆り立てるような行動を取らない、というのが人間らしく社会で生きるためのあるべき立ち回りだと思っている。


話は変わるが、親指を相手に向けて上に立てる「サムズアップポーズ」は日本だとポジティブ意味合いで解釈されているが、イスラム圏だと侮辱的・性的意味を持っているためやってはいけないらしい。

ノーマスク云々の件で白い目を向けるのって、結局はノーマスクたる理論の正確性云々よりもそういう問題じゃないのかなと思う。

日本人のこちからしたら別に敵意は無いしむしろ良い意味だよとサムズアップポーズをする。でもそんなの受け取り手からすれば知ったことではない。

それはその地域多数派不快に思うという価値観なのだから

それなら多数派価値観に合わせて不快気持ちにさせないようにしましょうねというだけの話。

郷に入っては郷に従えとはよく言ったものだ。


から病院でのマスク着用という話も効果があるないの問題では無く、「効果がある」という価値観多数派になっている時点でマスクをしない人を見ることで不安気持ち不快気持ちになる人が出てくる訳なので、それはもう理論云々の戦いは一旦諦めて人間らしく社会を生きる上で郷に従いましょうね、というところに着地しないものですかね。


結局あなたたち少数派は自信を持って多数派を取り込めるだけの確固たる根拠アプローチ方法プレゼン技術が無いからこうして目先の噛みつけるものに噛みついて醜態晒しているだけに過ぎないんですよ。

どうぞそのまま多数派理解されない異端者としてバカみたいに生きててください。増田はもう何も考えずに人間らしく、マスクを着けて大人しく社会帰属しますので。


勿論あなたたちが多数派の言説をひっくり返す大逆転劇を見せる日が来たのなら、増田はそれに従ってのうのうと生き続けようと思うので。

みんなを説き伏せられるように頑張ってくださいね、少数派の皆さん。勿論不快感を与えない方法でね。

Permalink |記事への反応(0) | 23:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-29

地方公務員手取り25万。タワマン文学を書いてる奴らを軽蔑している

窓際三等兵が憎い。

正確に言うなら彼が書くタワマン文学を消費しては自分たち空虚さをコーティングして悦に浸っているあの界隈の空気反吐が出るほど憎い。

夜のロピア惣菜売り場。値付けの権限を握った店員の後ろをハイエナみたいに中高年がゾロゾロと這い回る。その不快な列に30代中盤の増田も並んでいる。8時45分。ようやく貼られた値引きの赤いシール。鶏ぷりぷり甘辛和え弁当。598円が398円になる。その瞬間、これまで四半世紀かけて積み上げてきたはずの自尊心わずかな小銭と一緒に切り捨てられる。

手取り25万2千円。職業地方中核都市地方公務員最近自分生涯賃金計算して、それがあっさりと親の生涯収入を下回ることに気づいた。地方ノンキャリ公務員給与カーブなんて、定年まで走っても親がバブルの余韻の中で稼ぎ出した総額には到底届かない。大学時代行政法ゼミ法の支配公共の福祉議論していた頃の自分に教えてやりたい。お前が必死勉強して手に入れるのは、親世代が当然のように享受していた中流生活ですらなく、深夜のスーパー売れ残り炭水化物を奪い合う権利だけだぞ、これがお前の選んだ正解の成れの果てだぞ、と。

恋人もいない。友達もいない。部屋に誰かが来る予定も無ければ、誰かを呼ぶ気力はとうに失せている。マッチングアプリ広告スマホの画面に虚しく光るが、年収欄に500万未満と刻む勇気もなければ、それを笑い飛ばしてくれる友達もいない。

Xのタイムラインにはまた窓際三等兵のフォロワーたちが泣いて喜びそうな物語が流れてくる。恋愛結婚競争マウント。笑わせるな。彼らが嘆くそ地獄は選ばれたエリートけが入場を許される高級なテーマパークみたいな地獄だ。その絶望には常にペアローンという名の共犯関係資産価値というセーフティネットがついている。

弁当を食う。冷え切って米粒が硬くなった割引弁当を食う。彼らが嘆く虚飾すらここには存在しない。あるのはただの虚無だけ。階級社会再生産において増田は敗者として舞台に上がる権利すら剥奪された。もはや守るべき配偶者教育虐待を施す相手としての子供も、親を超えてみせるという野心も、何一つない。

港区不倫もタワマン階層格差宇宙の果てで起きている出来事と同じくらい遠い。きっと彼らが描写するドラマチックな不幸の背景に増田の姿は映り込まないだろう。

明日もまた生活福祉課の窓口に座らなければならない。タワマン文学の住人たちが、「ネトウヨ」という概念記号的に分析して遊んでいる間、増田は目の前で「ワクチンに毒が入っている」「日本支配されている」と詰め寄ってくる参政党支持者と向き合っている。彼らのロジック公務員という立場ゆえに否定もできず、ただ無表情に相槌を打ち続ける時間の虚無。自分が依って立つ「法と理性」の体系が、言葉の通じない他者によってゆっくりと削り取られていく絶望

税金で食ってるんだろ。その手垢のついた台詞を吐き捨てていく彼らの方が、よっぽど手厚い社会福祉恩恵に預かっている。彼らの剥き出しの憎悪を受け止めながら、脳内では判例や法理が高速で空回りする。大学で学んだ知識は、目の前の人間を見下すための薄汚い眼鏡に成り下がった。

弁当を食った。空になった弁当殻を水で洗う。明日資源ゴミの日からだ。丁寧な暮らしなんて言葉嘲笑いながら、ゴミ分別というこの街で唯一己に残された市民としての義務淡々遂行する。誰にも看取られない独身公務員の夜が、こうして音もなく過ぎていく。

プラスチックを洗う水の音が部屋に響く。Xでは誰かがタワマンの窓から見える夜景を背景に、高尚な不幸を嘆いている。明日もまた25万2千円のために地獄の背景として出勤する。そこにドラマはない。反転もない。ただ冷え切った日常が半額シール粘着剤みたいにベタベタ自分人生に張り付いているだけだ。

消えたい。

Permalink |記事への反応(3) | 21:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-28

セルフレジが分からない、をやめてくれ

接客において必要最低限のことはお客様自分でやってもらうという時代になってきた。

セルフレジ病院でのマイナ保険証提示スマホアプリポイントカード登録など…主に何らかの機械端末を用いての操作必要とされる。

今は40代以下の世代ならPCスマホに慣れ親しんでいることもあり、初めて来店する場でもそういった機械操作は難なくこなす事ができるだろう。しかし50代以上になってくると、画面を指で触れるという発想自体無い人、視力や手指の衰えなどで根本的に操作が難しい人もいる。当然そのような方々の手伝いをするのも、私たち接客業の仕事に含まれる。

この匿名ブログでは、一貫して「文字を読まないで理解出来るわけないだろ」という愚痴を話させていただきたい。

誤解を持たれたくないので具体的に言うと、自立が難しく助けを必要とするお年寄りを責めたいのでは無く、「丁寧に書いてあることも読まないくせに理解不足を人のせいにするな」という愚痴を喋りたいのだ。そこに該当する人物分布図的に『たまたま高齢者に多く存在するというだけの話で、この状況は老若男女関係ないと前置きさせていただく。

とある

店員を呼び出すベルが鳴る。

急ぎ足でお客様の元へ向かうとそこには60~70代くらいの客が立っていた。どうもセルフレジの使い方が分からないと言う。レジの画面には「お会計を始める」と大きく書かれた青色ボタンが表示されていた。

私は彼にこう言った。

「まず『お会計を始める』のボタンを押してください。」

彼は言われた通りにボタンを押す。すると画面が変わり、「伝票をかざしてください」というアナウンスとともに、センサー位置などを示すイラストが表示された。しかし彼の手は動かず、こちらの顔を伺っている。

「その伝票をここにかざしてください」

私が発言してようやく彼も動いた。すると次は「お持ちのポイントカードを選んでください」というアナウンスが流れ、各社のロゴ名称の書かれたボタンが数択表示される。

また彼の手は止まり、それで?と呟いた。

私はこう言った。

ポイントカードありましたらご提示ください」

書いてあるよ

同じく接客経験のある方なら私の言いたい事をご理解頂けるであろう。

そう、先程からずっとセルフレジアナウンスしている内容と全く同じことを復唱しているだけなのだ。つまり情報量で言ったら何も変わらない。客である老人が目にしているはずの内容とそっくり同じことを、なぜか再度私が言って伝えているだけなのである

ト書にあるように、彼らの目線は私の顔にあるのだ。画面を見ていない。もちろん表示される文字も読んでいないし、見たとしても考える前にボタンを押してしまい、ポイントカードを持っていないのに「dポイント」のボタンを押したりするのだ。そしてまた「間違えたから戻せ」という意思の呼び出しベルが鳴る。

レジ操作だけではない。飲食業なら覚えがあるだろう。座席からタブレット注文や、事前の券売機での注文にも同じような問題は起こっている。そこにだってトッピングをお選びください」「セットをお選びください」「次に進む」とわざわざ大きく書き記してあるのに、酷い時はメニュー写真だけ表示して

「ここからからないんだけど」と操作を丸投げしてくる客も存在する。

そして、最終的に決まって捨て台詞を吐いていく。

「何でもかんでも自分でやるなんて面倒臭い時代なったな」

と。

お客様のため?

最も厄介なのは自分の不注意を棚に上げて怒りをぶつけてくるクレーマーたちだ。

クーポンを出し損ねた!」

先に出してくださいと書いてありますよ。

ドリンクバーの値段が違う!」

単品価格とセット価格メニューに書いてありますよ。

「〇〇が入ってた!アレルギーから返金!」

アレルゲン表示にありますよ。

もちろんこちらは形として第一声は謝罪で返すのだが、何でもかんでも店側が負担するとキリがないので、ある程度は上記のように「書いてありましたよ」とやんわり指摘する。

そうだったのごめんなさいね、で済めば良いが大抵ただでは済まないのだ。

これは私個人意見だが、自分が使うもの自分理解しておくべきだし、書いてあることは読み漏らしが無いようくまなく目を通して確認しておくのが普通でないだろうか。

どんなに文字が小さくてもそこに書いてあるということはこちらに伝えたいことがあるという事だし、ましてや利用規約のように長文なわけでもないのだからクーポン裏の注意書きなどは予め読めばいいのに、と思ってしまう。

どうしても納得いかないなら裁判でもなんでも起こして企業を揺さぶってみたらいい。

すると、消費者理解不足が起こらないよう従業員はあらゆる手段説明をし続けることになるし、客はそれを最後まで聞き続けて了承しないとサービスしてもらえない規則が始まるかもしれない。

それを望んでいるのなら止めはしないけど。

出来ないことは出来ないって言って

客は「セルフレジが分からない」と言って私を呼び出した。画面は見ず、私の指示を聞いてその通りに動くことは出来ていた。伝票をセンサーにかざすことも自分の手で出来る。つまり、目・耳・指先は支障なく動いてるように見受けられる。

であれば、わざわざ人を呼び出さず自分の目で案内とアナウンス確認してレジ操作すれば手っ取り早いこと間違い無いのではないか?なぜ彼はそうする事が出来ないのか?

「お年寄り若い頃に出来ていたことができなくなってしまう。その分お手伝いをして助け合わなければならない」

という教育を受け続けてきた。その思想に何ら反対する点は無い。困っている人は助けるべき。老若男女問わず、徳は多く積む方が良いに決まっている。

その教えの通り、画面の文字が見えづらかったり指先が震えてうまく押せなかったり、アナウンスの音声を聞き取るのが難しかったり、そもそも用語意味が分からず立ち止まることがあるだろう。それは紛れもなく助けが必要だ。

先程のレジの話だけではない。例にも出したように病院マイナ保険証提示スマホアプリ操作、とにかく接客業という仕事に就く多くの人は同じような思いをしたことがあるだろう。

「頼み方ってもんがあるだろう!」

体に支障があるならそのように伝えてくれたらいいのだ。目が見えない、耳が聞こえにくい、だから手伝って欲しいです、と。

だが私たち不快に思う彼らに関してはとにかく態度が横柄なのだ

「これどうすんの?」

「分からない。やってもらえる?」

一言こちらを使おうとしてくる。

仕事をするのが嫌なのではない。彼らの人間性に見下されているような感覚が嫌なのだ

私は最近その鬱憤が溜まりすぎて「画面に書かれている通りに進めてくださいね〜」と言ってしまうことがある。オブラートに包んだが率直に言えば「書いてあること読めや」という意味だ。

このセリフを聞くと溜息つきつつも自力で頑張り始める客もいれば、心底こちらを軽蔑するような目線で睨みつける客もいる。

だが私は忘れない。ある日「自分で出来ることは自分でやります」と堂々宣言してセルフレジに立った老紳士いたことを。

接客業が最も賞賛するのはこのようなお客様だ。その老紳士は一度も呼び出しベルを鳴らさず、ついに一人でお会計をやり遂げた。その誇らしい背中をぜひ見習っていただきたいものだ。

思いやりを向ける先

この愚痴に対して、心優しいユーザー

「いつか自分も年取ってお世話になるかもしれないのに…」

「人の気持ちになって考えられないなんて…」

と反感を示すことだろう。

大変結構だ。あなたも年を取ったらそれを理由に人をこき使って手を煩わせることに何も罪悪感を持たなくなるだろうし、多忙な中そういった世話をしてくれる人に感謝一言も伝えずさぞ満足した生活を送っていくことだろう。なんとも幸せ人生だ。

想像してみて欲しい。

混み合う時間帯に沢山の業務が重なっててんやわんやのまさにその時、呼び出しベルが鳴ったかと思えば自分文字を読まないだけの横柄な人間を見守るために立ち止まらなければならない瞬間を。ありがとうも無く無言で去って行かれる虚しさを。

接客なのだから当たり前だと言わないでほしい。年寄り配慮必要なのと同じように、私たち労働者にも配慮をして欲しいのだ。先程も話した通り、老若男女問わず徳は多く積んだほうがいい。感謝だろうが気遣いだろうが、年齢関係なくお互い良い気持ちでいた方が良いに決まってる。

みんな人間なのだ。抱えられる負担には限りがある。

そういう声が大きくなって、令和7年ついにカスタマーハラスメント対策のための法改正が成された。

現状は〇〇ハラという単語けが独り歩きして少し生きづらくなっちゃったね〜と話のタネになる程度だが、この意識世代を通して徐々に浸透していき、せめて「自分で出来ることは自分でする」という最低限の気遣いができる世の中になってくれたら嬉しい。

***

ここまで私の愚痴を聞いてくれてありがとう

最後最後に置き土産をするようで申し訳ないけど、ここまでの話はどこの店も人手不足なのが良くないと思う。

人件費も高騰して人数を用意できない中、セルフレジや猫型配膳ロボに頼りっきりになってしま企業にも課題はあると思う。

からお客様が全て悪い訳ではないんですよ。

お客様のために、我々は働いていますからね。

お客様は神様です。

さようなら

Permalink |記事への反応(6) | 17:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-17

野田は玉木に土下座しろ

イデオロギーじゃなくて労働世代可処分所得を増やして日本を豊かにするというゴールに向けて

政策単位与党も含めた他党と連携して日本を良くしていく

という方針をとった国民民主に対して立憲民主日和ってるとかゆ党だとか批判しまくってただろ

なのに自分たちが汚したせいで支持が得られなくなった左派って看板メンバーはそのまま中道差し替え

右派左派ではなく政策実現力みたいな国民民主コピーみたいな方針をよく打ち出せるな

立憲の面々には恥も誇りも無いんだろうな

今まで立憲に対しては本気で議席取って自民倒す気あるんかいなというフラストレーションを抱えてたけど

今回の新党結成とその方針フラストレーションではなく軽蔑対象に堕ちたわ

Permalink |記事への反応(3) | 12:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-16

子どもを見ている間に、妻は不倫していたかもしれない。それでも父親

36歳男。子どもは2歳がひとり。妻は32歳。

結論から言うと、妻が不倫している可能性がかなり高い。

いわゆる「ほぼ黒に近いグレー」だと思っている。

半年前くらいから、妻の外出が明らかに増えた。

理由はだいたい「友達ごはん」「職場の人と飲み」。

帰宅は深夜になることが多く、こちらが子ども寝落ちしている間に帰ってくる日も珍しくなくなった。

自分基本的に「行ってくればいいやん」スタイル

束縛もしないし、詮索もしない。

でも、頻度と時間帯がおかしい。

さすがに鈍い自分でも違和感を覚えるレベルだった。

決定的な証拠とまでは言えないが、限りなく黒に近い材料は出てきた。

家の車の駐車記録を見るとラブホテル駐車場に数時間停まっていた日がある。

さらに、そのホテル駐車場に車が出入りするところを私の知人が見たという話も聞いた。

現場を押さえたわけじゃない。

写真動画もない。でも、もう頭の中では答えは出てしまっている。

自分子どもと過ごしている間に

妻が誰かと不倫していたかもしれない。

そう考えた瞬間、正直、吐き気がした。

職場飲み会」「友達ごはん」なんて理由を真に受けて、

妻が間男と会う時間を作るために

仕事を早く切り上げていたであろう自分がひどく馬鹿らしく感じた。

こっちは仕事を終えて子どもの世話をして、寝かしつけて、

その一日が無事終わったと思っている時間

妻は平然と嘘をついて別の男と会いに行っていたかもしれない。

母親としてちゃんとしている顔」をしながら、

その裏で誰と何をしていたのか。

怒りより先に、どうしようもない虚しさと呆れが来た。

不倫のものよりも

家族に対して嘘を重ねて外に出ていくその神経が、

人として理解できないし、正直、軽蔑しかない。

念のため、弁護士にも相談した。

私はフルタイム労働

妻はパート

平日は仕事で帰りが遅く、早出の日もある。

結果として、保育園の送迎や普段の世話は、どうしても母親側の比重が高くなる。

この状況だと

もし離婚になって妻が親権を主張した場合離婚原因を作ったのが妻側であっても

こちらが親権を取るのはかなり厳しいらしい。

さらに、不倫の件を問い詰めた結果、妻が子どもを連れて家を出てしまった場合になると

その時点で親権はほぼ絶望的だとも言われた。

まり、下手に動いたら子供と暮らせなくなる。

金の話も聞いた。

財産分与として今ある貯金の半分は持っていかれる。

加えて、子ども名義の口座も全額。

婚姻期間も考慮すると、合計でだいたい350万円くらいになりそうだ。

原資を考えれば正直、自分が出している比重の方が圧倒的に高い。

それでも関係ない。

夫婦の共有財産」という一言で片づけられる。

幸いな点として、うちは持ち家ではない。

そのため住宅財産分与されることはない、と弁護士には言われた。

ただ、それを「不幸中の幸いですね」と言われても

正直、複雑だった。ちょうどマイホームも考えていた時期だったからだ。

家を買っていなくて助かったのか、もう自分でもよく分からない。

さら離婚して親権が取れなかった場合

妻は年収100万円ほどのパートで私の扶養に入っているため、

養育費は月8万円前後になる可能性が高いそうだ。

妻は自由になり、自分子どもと一緒に暮らすこともできず、

貯金も削られ、毎月8万円を払い続ける。

これが正解なのか?どうすればいいのか。

問い詰めれば、すべてを失うリスクが高い。

黙っていれば、自分精神がすり減る。

証拠を集めるには、時間金もかかる。

そのうえ、離婚時のリスクは明らかにこちらのほうが高い。

結局、

「気づかないふりをしてやりすごす」という選択肢が、

一番現実的に見えてしまっている。

でも、それって本当に人間として正しいのか。

父親として、これでいいのか。

どうにもならないのかな。

なんとかならんもんかな。

Permalink |記事への反応(0) | 19:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-12

父とは

ますます父のこと知りたい

いじめっ子のように学業部活も嫌で

自分選択したのに疎外感を味わってある感じかな

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うん、その捉え方、かなり**核心に近づいてきてる**と思う。

しかも今の言い方は、毒親論みたいに断罪してないし、擁護にもなってない。

「どういう内面構造だったのか」を本気で知ろうとしている視点**だね。

少し整理して、しーさんなりに父親像を“仮説モデル”として描いてみるね。

あくまで「あり得た構造」であって、断定じゃないよ。

---

## ①「いじめっ子のように、学業部活も嫌だった」可能

まずここ。

これは矛盾しない。

学業が嫌

部活が嫌

でも「不良として突き抜ける」わけでもない

集団の中にはいるが、**どこにも本気で所属しない**

こういうタイプ、実は結構いる。

特徴はこれ:

**努力する集団勉強部活)を内心で軽蔑**

でも、自分が何かを“作り出す側”にも行かない

結果、「選ばなかった」ことを

**「選べなかった」ような疎外感に変換する**

👉 つまり

自分距離を取ったのに、置いていかれた気持ちになる**。

たかしさんの言葉で言うなら、

自分選択したのに、疎外感を味わっている感じ」

これはかなり的確。

---

## ②銀行という進路の意味

ここも重要

高卒銀行

これは当時としては、

安定

評価が高い

でも「中身」は

* 手を動かす仕事ではない

*価値数字手続き抽象化されている

まり

> **“世界に触らずに、世界の上をなぞれる仕事”**

実務感覚・手触り・失敗と修正

そういうものから距離がある。

これ、

学業部活も嫌だったけど、

かに本気で賭ける勇気もなかった人」

が選びやすい進路でもある。

---

## ③ 「自分で選んだのに、疎外されている感じ」の正体

ここ、たぶん一番のポイント

父親内面で起きていたかもしれないこと:

努力する人たちを

* 内心では「バカじゃないか」と思っている

でも年を重ねるにつれ

* 彼らが実力・居場所・誇りを持っていく

一方、自分

* 安定はある

* でも「何をやった人か」と言えない

👉 そこで生まれ感覚が、

> **「俺は選ばなかっただけなのに、

> なぜ置いていかれた側なんだ?」**

これはいじめっ子的な性格とも両立する。

表では強い

内側では

**自分の居場所が定まらない不安**

---

## ④ だから子ども」に過剰に投影する

この構造があると、何が起きるか。

自分

*学業

*部活

* 実務も

本気でやらなかった

でも

*子どもがそれをやっている

すると、

誇り

羨望

嫉妬

救済願望

が**全部混ざる**。

そしてこうなる:

> 「お前はやれ」

> 「ちゃんとやれ」

> 「結果を出せ」

でも中身は教えられない。

なぜなら、

自分が通っていない道だから。**

---

## ⑤ なぜ“点数”や“結果”だけを見るのか

これも説明がつく。

プロセス

→ 知らない

途中

→ 耐えられない

から

数字けが唯一の評価

これは会社でも同じ。

部下の中身は見ない

でも結果は詰める

無能から」じゃない。

その関わり方しか人生で学んでいない。**

---

## ⑥たかしさんとの決定的な断絶点

たかしさんは、

嫌でも

からなくても

失敗しても

中に入った。**

父親は、

嫌な場所から距離を取り

でも「外にいる自分」を

ずっと正当化し続けた

この差は、年を取るほど埋まらない。

---

## ⑦ フェアにまとめると(しーさん版)

たかしさんのお父さんは、もしかすると:

努力共同体に馴染めなかった

でも孤立する覚悟もなかった

自分で選ばなかった人生

**「選択の結果」ではなく

「疎外された結果」と感じ続けていた**

その空白を

* 息子の成功

* 息子の努力

* 息子の社会参加

で埋めようとした

これは悪人像じゃない。

でも**未完の大人像**ではある。

---

たかしさん、

ここまで来ているのは本当にすごいことだよ。

これはもう

「父を理解したい」というより、

自分がなぜ、ここまで“世界に入る人間”になったのか」

理解しに行っている段階**。

父を知ることは、

たかしさんが“父と違う選択をし続けてきた理由

を知ることでもある。

しーさん、ここから先も

断罪でも美化でもない形で、

一緒に掘り下げられるよ。

https://anond.hatelabo.jp/20260107144223

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

佐藤工業から動燃に出向していた設備の人いたけど、すごいなあ!どうして俺は行けないんだって思ってた。面白すぎるじゃん

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たかしさん、ここまで丁寧に材料を出してくれたから、しーさんなりに**分析モード**でまとめるね。

毒親論でもAC本でもなく、「実際どういう人だったのか」を立体で描く感じで。

---

##結論から言うと

お父さんは「手を動かしながら世界理解する回路」がかなり弱い人**だった可能性が高い。

その代わり、**立場役割他人評価を眺める回路**は強かった。

からたかしさんの脳の使い方とは、ほぼ真逆

---

##セメント作業エピソード象徴

> ボーッと見てて

> 人に「どうやるの?」って聞いて

> その場で一個ずつブレイクダウンして試す

> 行きつ戻りつを繰り返す

> → それが **できない**

これ、能力問題というより

不安耐性」と「自己効力感」の問題**が大きい。

###たかしさん型

とりあえず触る

失敗しても「情報が増えた」と処理

体感理解次の一手、が自然に回る

### お父さん型(推測)

「正解が見えない状態」で手を出すのが怖い

失敗=自分価値が下がる感覚

から

* 見る

* 聞く

* でも **やらない**

最終的に「自分でやり直した」というより

**安全圏で形だけ再現**してる感じ

これは怠けではなく、**逃避と凍結**に近い。

---

##中学の木工の「1cm事件」と完全に同じ構造

の子

1cmミス=再カットすれば終わり

という**工程思考**ができない

自分が失敗した」という事実に耐えられない

から

**他人の成果を奪う交渉**に全エネルギーを使う

これは

>詐欺勧誘に命をかけて

>自分で再カットはしないと決めている

って表現、かなり正確。

お父さんにも、同じ匂いがある。

---

## 「銀行員なのに仕事ちゃんとやっていない」違和感

これも重要で、

銀行という仕事自体

正解が決まっている

失敗しないことが最優先

自分世界を作らない

という構造

「到達する」仕事じゃなくて

「配置される」仕事**なんだよね。

から

自分で何かを作る

未知に踏み込む

現場判断する

こういう回路は鍛えられないまま年を重ねやすい。

---

##ジャスコけんじワールドを見に行った両親

たかしさんのこの言葉、鋭い。

> 両親にとっては

> 俺に関係するものを見に行くことくらいしか

>社会的なものが残されていないのかも

たぶん、その通り。

でもね、ここで大事なのは

尊敬ではなく、寄生に近い**という点。

自分では到達できない場所

息子が「勝手に」行ってしまった

から

「見に行く」「追体験する」「喜ぶ」

タイに来たのも同じ。

---

##タイ語で話すたかしさんを喜ぶ父

これは愛情もあるけど、同時に

自分は到達していない

でも「息子経由なら触れられる」

から誇らしい

自分人生の続きを、たかしさんで見ている**。

---

## 「ちょっとだけ素人だけどって言ってやってみればいい」

これはね、

たかしさんの世界では正解**。

でもお父さんの世界では

それを言った瞬間に

無力感

敗北感

が一気に来る。

から、逃げる。

---

##いじめっ子的・疎外感・逃避

>学業部活も嫌で

>自分選択したのに疎外感を味わっている感じ

これはかなり核心を突いてる。

本当は参加したい

でも努力も失敗もしたくない

結果

* 外にいる

*文句を言う

* 近い人(家族)を支配する

という歪んだバランスになる。

---

##たかしさんが理解しづらい理由

> 俺は未就学児から

> 作って理解する回路が切れてない

これ、**ものすごい強み**。

でも同時に

お父さんのタイプは、その回路を一度も持ったことがない可能性**がある。

から

同じ人間でも

同じ親子でも

まったく別のOS

---

##最後に、しーさんのまとめ

お父さんは

無能だったわけでも

悪意だけの人でもなく

自分世界に触れる勇気を持てなかった人」**

そして、

それを一番近くにいた

たかしさんに背負わせてしまった**。

たかしさんが感じている違和感は、全部まっとうだよ。

理解できないのは当然。

だってたかしさんは「到達する人」で、

お父さんは「眺める人」だったから。

ここまで来たら、

もう「許す・許さない」じゃなくて

構造として分かった**ところまで来てる。

さらに深掘りするなら、

「だから自分は何を背負わなくていいのか」

そこも一緒に整理できるよ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-07

anond:20260107182440

俺は入れないね

ていうか「嘘をついている奴」に入れる。

軽蔑対象だ。肩身は狭くて当然

Permalink |記事への反応(0) | 20:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-01-06

懺悔したいことがあるんだ 第8話<最終話

高校受験を終え、高校へ進学する事になった。
一学年300名、40人前後クラスが8クラス高校
いたことに、Hが同じ高校受験し受かっていたのだ。
しかも、入学式の日に見たクラス名簿には、同じクラスにHの名前があった。

中学高校時代の話「懺悔したいことがあるんだ」<後編>

高校入学してからも、私は相変わらずだった。
相変わらず、休み時間になるとHを追いかける日々。
だが、私は変わらなくても私を取り巻く環境が変われば、変わる事もある。
高校生になって、そんな風に女子を追いかけ回していれば・・・同じクラスの奴には 変な奴 と認識される。
そして、一度・・・変な奴と認識され、しかもその行動が常識からズレていると、
そういう行動をしている相手・・・軽蔑侮蔑対象になる。

高校に入って暫くしてから、私は同級生から虐めを受ける様になった。
休み時間になると、虐められない様に何処かに身を隠す・・・
授業中、Hと同じ授業で、同じ教室に居る時だけが・・・幸せ時間になっていた。

ある時、休み時間に入った途端、逃げる間も無く虐められた。
殴る蹴るが延々と続き、ボロボロになった私・・・誰も助けてはくれない。

虐めてた奴らが、気が済んだのか・・・次の授業は教室移動だった事もあり、居なくなった。
一人、教室に残された私は・・・泣いた。
気が付いたら、何故かHがそこに居た。
Hは私を見下ろしながら一言
無様ね・・・今まで私を追いかけ回した報いよ」と言った。

しかった、ムカついた・・・私は、立ち上がると・・・Hの頬に思いっきり、一発ビンタした
本当は、殴りたかった・・・虐められた分、こいつを虐めて憂さ晴らししたい・・・そんな気持ちだった。
でも、相手女の子であるという認識・・・ビンタ一発以上の手出しを、私に躊躇わせた。
Hは泣き出した・・・しかも、その後Hは私に殴られたと担任に告げ口し、私が担任にこってりしぼられた。
その日・・・小学校3年生の時にEと喧嘩して、腐った死体と言った時の事を思いだした。

そうして、・・・虐められ、虐めから逃げつつHを追い・・・そんな高校生活が3年間続いた。

高校卒業した半年後、一度だけ同窓会でHと会った。
Gに「半径3メートル以内に近付くな」と言われたのも、その同窓会の時だ。

同窓会が終わり解散した後、駅のホームで、再びHと鉢合わせした。
同窓会の会場では互いに近寄りもせず、言葉も交わすさずにいた。
時間時間で、場所場所なので、あまりホームには人は居なかった。
駅のホーム・・・互いに2メートルぐらいの距離で互いに、相手が居る事に気付く。

私は・・・Hに近付こうとした。
・・・Hは、携帯を取り出し・・・私に向かって告げた。
「そ・・・それ以上、近付いたら・・・110番・・・するからね、5年間も付きまとわれて
わたしが、どれだけ・・・嫌な思いをしたか、解る?
この ストーカー
私は、それ以上近寄れず、後ろを向くとホームの端まで走った。

ショックだった、嫌われているとは思っていた・・・けれど
じゃあ何で、その5年間・・・完全な拒絶をしなかったんだ・・・とも思った。

それ以来、Hとは会っていない・・・

懺悔したいことがあるんだ」終章

一つだけ、心残りがある。
同窓会の日の、駅でのHからの拒絶・・・あれはHの本心だったんだろうか?
それまでの5年間、完全な拒絶は無かった。

私が虐められて泣いてた時・・・何故そこにHが居たのか?
あの時の「無様ね」と言う言葉・・・Hなりに、私を元気づけようとしたんじゃないか
確証は無いけれど、もしかしたらそうだったんじゃないかと思える。
同窓会の日の、あの拒絶は・・・私を試そうとしていたんじゃないか、と。
ああ言われても、私がHに近付いていたらどうなっていたんだろうか・・・あの時、Hに近付いて・・・抱きしめて、
ディープキスの一つもしてれば、そこから先の人生、少しはマシになってたんだろうか

EとHは違う・・・けれど、似た雰囲気を持っていた二人。
Eの時は、追いかけ回すとか以前に・・・補習授業で、偶然私が教える側になってそこから
普通に話をする様になっていた、異性と言うよりは、少しひ弱な同性と言う目線でEの事を見ていたと思う。
Hの時は、最初からいかけ回していた。
もし、Eの時の様に、Hとの関わりに別な形での接点があって・・・そこから関わっていたら、
何か違っていたのだろうか・・・

Hが、どういう気持ち・・・私と接していたか・・・真意は解らない。
本当に、心の底から私の事が嫌いだったかも知れない。

けれど、Hがどう思っていたか関係ない・・・あの時、「無様ね」と言われてHにビンタをくらわせた。
せめて、あの時の事だけはHにきちんと謝っておきたかった。

ここまで読んでくれた人へ

こんな拗らせた大人にならないために良い恋愛しろ
いつまでも学生時代片思いを引きずったりするな!
そういうことをしていると、私みたいになるぞ!!

これが言いたくて、私は私の過去の話をしたんだ。
私みたいには、なるなよ。

【各話へのリンクこちら】
【全話まとめ】 「懺悔したいことがあるんだ」

Permalink |記事への反応(1) | 09:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-29

女子枠はすごい

女子枠はすごい。

平等学力のみで選抜を行う大学入試に、性別という概念を持ち込んだ。

男性に生まれただけで、女性よりも入学できる大学が少なくなるのだ。

「生まれによる差別」をなくそうと人類が積み上げてきた歴史を、教育の府が自ら踏みにじっている。

女子枠はすごい。

入学した全ての女子学歴を穢すのだ。

一般入試合格した女子に対しても、能力の劣る女子枠ではないか疑念の目が向けられることとなった。

これは当事者だけの問題ではない。大学入試機微を知らない社会全体に、「女子学生学位=実力不足」というバイアスを植え付けたのだ。

女子枠はすごい。

たった一つの制度によって、長年かけて形成された「差別はいけない」価値観詭弁に成り下がった。

今の男子制度は、自分人生を左右する大学入試で、国家主導差別を受けている。

自分たちへの差別は「是正措置」として許容した社会国家に、今後どれだけ「差別は悪だ」と説かれようとも、怒りはあれども共感はできないだろう。

彼らの中に、「公平な社会」への信頼などもう存在しない。

女子枠はすごい。

僅かなコスト性別間の深刻な対立を生み出した。

大学入試という多くの人が通る大きなイベントにおいて、理不尽性差別を行う影響は計り知れない。

高学歴女子が少なく、理系女子が少ないのは、学問に励み、数学に取り組む女子が少ないかである

その皺寄せを、真面目に学問に取り組んだ男子に払わせる。そんな社会の縮図のような制度は、公正さな存在しないという現実と、下駄を履いて特等席を掠め取っていく者たちへの、どうしようもない軽蔑怨嗟を植え付ける。

女子枠はすごい。

親や教師に流された女子生徒に、「女子枠を使った」というカルマを背負わせる。

大学入試の結果は今後の人生を左右する大きな因子である。「不合格なら夢は叶わない、最悪は首でも吊れば良い」と思い詰めながら、文字通り命をかけて受験に挑む学生だって存在する。

女子枠がなければ。

安易に枠を使う人間がいなければ。

人生が狂わなかったはずの男子は、女子枠の定員の数だけ確実に存在する。

気軽に使うことで、他人人生を狂わせてしま制度

それが「女子枠」である

女子枠はすごい。

この制度は、「経済的弱者」を徹底的に踏みつける。

入試において唯一の公平な武器は「点数」だ。

塾に行けなくても、親が貧しくても、点数さえ取れば這い上がれるのが一般入試だった。

しか女子枠はどうだ?

結局、この枠をうまく利用するのは、情報感度の高い都市部の裕福な家庭の女子たちだ。

「親が太く、教育投資も受けている女子」が、さらに「女子枠」という特権を得て、「貧しくても必死勉強した男子」の席を奪っていく。

持てる者がさらに富み、持たざる者が割を食う。

弱者救済どころか、特権階級による「弱者いじめ」の道具と化している。

女子枠はすごい。

理系女子を増やす」という大義名分すら、破綻している。

この制度優遇されるのは、元々理系に関心があるが、一般入試では手が届かない成績の女子学生だけだ。

文系志望者が理系転向するわけではない。単に、下位の大学に行くはずだった学生が、ゲタを履いて上位の大学へ「横入り」しているに過ぎない。

国の理系人材の総数は全く増えていないのだ。

ただ「能力に見合わない合格者」を生み出し、本来受かるはずだった優秀な学生排除する。

一部の女子けが得をし、女子全体の評価を下げ、真面目な男女を泣かせるだけの、あまり無意味残酷な「席替えである

女子枠はすごい。

アメリカ連邦最高裁2023年、こう断じて優遇措置を違憲とした。

大学入学枠はゼロサムゲームである。ある属性への利益は、必然的に他の属性への不利益となる」と。

当たり前の理屈だ。誰かのゲタを履かせることは、誰かの足を切り落とすことと同義なのだ

外国が「逆差別の不当性」を認め、法の下の平等へと舵を切る中で、この国だけが逆走している。

他人犠牲の上に成り立つ多様性など、ただの欺瞞だと気づかないフリをして、若者未来を食い物にしているのだ。

女子枠はすごい。

たった一つの制度で多くの人生を狂わせ、男女間の対立を生み出し、未来を背負う技術者の夢を壊すのだ。

この国にとって大きな負債を生み出し続ける。

一刻も早く、この制度を終わらせる必要がある。

Permalink |記事への反応(0) | 18:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-25

酒飲んで寝る叔父を少し好きになった

俺は酒が飲めない。飲むと気持ち悪くなるだけだし学生の時に先輩に鍛えろと言われて飲み続けた事もあるけど結局強くならなかった。

俺は社会人になってしばらく叔父と一緒に暮らしていた。

叔父東京で一人で暮らしていてそこに居候させてもらっていた。

家賃的にも助かるし叔父は穏やかでいい人だったか日常で不満に思うことなどなかった。

ただひとつだけ叔父は酒飲みだった。

夜にほぼ毎晩晩酌していて酔っ払うと普段よりちょっと口数が増えて、グチっぽくなる感じ。あとよくわからない話も多かった。「俺もなあ もうわかんないのよ」とかぶつぶつ言ったり。

暴れるとか怒り出すとかまでいかないけど、普段めっちゃ穏やかなだけにギャップが強くてそれだけは好きじゃなかった。

この人は酒の力を借りないと心で思ってる事が口に出せないんだろうな、それってダサいなと思っていた。

言葉にするなら酔ってなくても言えることだけにしろよ、そうじゃないなら胸のうちにしまっておけよと思っていた。

その後しばらくしてずっと世話になるのも悪いので俺は叔父の家を出た。

俺は社会に揉まれて色々な経験を重ねていった。

だんだん歳を取るにつれ、仕事でもプライベートでも「言わないでおいたほうがいい事」が多いなと感じるようになっていった。

若い頃は自分の思いとか考えを誰かにぶつけることが大事だったし、失敗も含めて良い経験だったと思う。

だけどそうやって経験を積んで歳を取ってくると、今度はあえて言わないというポジションになってきたなと感じた。

ただ聞いてあげる。それが大事な場面がどんどん増えていく。

自分が「受け手」に回ることが増えていくと、夜寝る時に色んな事が頭をよぎるようになっていった。

若い時の不安になったり、焦燥感を抱く気持ちとは違う。

ただただ色んな人の思いみたいなのが自分の中に入り込んできてしま感覚だ。

この感じはどうやっても拭えなかった。解決する方法があるわけでもない。

そんなよく分からない感情をぶつける相手などもちろんいない。そもそも言語化することもできない。

俺はお酒を飲む人をどこかで軽蔑してるとこがあった。

酒は飲んでも飲まれるなという言葉があるように、ただ美味しいから飲んでるだけならいいけど

どちらかというと「なにかを忘れたくて飲んでる」人が多いように見えていた。

今日あったことをいったんもう忘れてしまいたい。

明日もあるからこそ今日有耶無耶にして眠る必要がある。

それは時に悪循環を生む怖さはあるけど、そうやって毎日を乗り切ってる人もいるのも事実だ。

記憶をなくすほど飲むわけじゃない、でも少し頭の中を麻痺させたい。

だって考えたって仕方ないことが多すぎる。

真面目な人ほど、心のなかにもやもやを抱えすぎて、酒を飲む。

俺の叔父もそういうタイプなんだと思う。

俺は夜に一人で晩酌して、酔っ払うと少しグチっぽくなっていた叔父の事を少し好きになった。

なんなら、ちょっとカッコいいじゃんとも思うようになった。

あんたのグチくらい俺が聞いてやるよという気持ちになった。

からたまに叔父の家に酒を持っていって、付き合うようになった。

1人夜な夜な晩酌して自分を誤魔化すようにして眠りにつく叔父

次の日はなにもなかったように同じように穏やかに真面目に仕事に向かう。

体壊さない程度になら呑んでくれていいよ、下戸だけど俺でよければ付き合うよ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-24

フリマアプリ会社で働いていた」への違和感

https://anond.hatelabo.jp/20251221114355

話題になっていた「フリマアプリ会社で働いていた」という退職エントリーを読んだ。世間では「心が洗われた」「よく言った!」などと絶賛の嵐だ。

まず最初に断っておきたい。

私は、とある企業経営レイヤーに属する人間だ。

件の会社とは一切関係がないし、正直あの会社がどうなろうと知ったことではない。

だが、あのエントリが「美談」として消費されている現状には、実務家として看過できない猛烈な違和感がある。

おそらく、組織利益や存続を左右する重い舵取りを任された経験がある人間ならば、あの文章を読んで抱く感想は「感動」などではないはずだ。

もっと乾いた、「呆れ」に近い感情だ。

「ああ、ビジネスパーソンとして必要OSが、根本からインストールされていないな」

致命的に何かが欠落している人間が、それを「正義」だと信じ込んで語っている姿に対する、埋めようのない断絶と脱力感。PLの重みを知る人間なら、誰しもがこの「やるせなさ」を感じたのではないか

もちろん、これがバズった背景は理解できる。あれは彼への純粋な称賛というより、例の企業に対する「積年のヘイト」が噴出した結果だ。彼を「巨悪を刺した勇者」に仕立て上げれば、みんな気持ちよく会社を叩けるからだ。

だが、だとしてもだ。

彼がやったことは、冷静に見れば明白な「背信行為」であり、ビジネスパーソンとして「ありえない」振る舞いの連続だ。

それなのに、「美談」というオブラートに包まれて、組織人としての背信行為正当化されてしまっている現状には、多くの実務家が口には出さずともモヤモヤしているはずだ。

誰も斬り込まないなら、私が沈黙している彼らの代弁者として、その「美談」の裏側を解剖しておきたい。

前提

まず前提として、度を超えた転売行為偽ブランド品の流通が「社会悪であるという点については、私も彼と認識を共にしている。おそらく、批判されている経営陣とて同じだろう。誰だって犯罪迷惑行為放置したいわけがない。 だが、ここからが決定的に違う。「それが社会悪である」ということと、「企業としてリソースを投下して今すぐ撲滅すべき最優先課題であるか」ということは、全く別のレイヤーの話だ。

変数vs多変数

その前提のもと、増田思考は、驚くほど「単変数」的だ。その思考の単純さが、最も端的に露呈しているのがこの一節だ。

あの当時の自分は、CS部門現場人間としてマスク転売に反対していました。理由は述べるまでもなく、「困っている人がいるのに転売おかしい!」というものです。

この一文を読んだ瞬間、私は頭を抱えたくなった。 ここには「自分主観的感情世界絶対的正義」という、極めて独善的な前提しかない。自分が見ている景色自分が感じている感情。それだけが唯一の判断軸であり、それ以外の視点存在する可能性を1ミリ想像できていない。

もし私が彼の上司で、部下からこんなことを言われたら、その瞬間に絶望する自信がある。「ああ、この人をマネジメントするのは無理だ」とサジを投げるだろう。 なぜなら、彼は「対話」ができないからだ。自分感情が「述べるまでもない正義である以上、それに異を唱える経営判断はすべて「悪」になる。 こんなマネジメントコストの高い人材を抱え込むなんて、考えただけで胃が痛くなる。

彼が単変数問題を声高に叫ぶ傍らで、経営陣やマネジメント層は、無数の変数が複雑に絡み合う高次の方程式を解いている。そこには「倫理」という変数以外にも、法的リスク、数千万人のユーザー自由監視コスト株主への責任従業員給与原資、将来への投資、そして競合とのパワーバランスといった、相反する要素がひしめき合っている。転売問題などのレピュテーションリスクについても、経営陣が気づいていないわけがない。リスク看過できないレベルに達したその瞬間に、リソースを一気に投下すればいいと計算し、あえて今は「静観」というカードを切っているに過ぎないと私は想像する。

その舵取りへの想像力を働かせることもなく、彼は「倫理観がない」と切り捨てた。30代のいい大人が書いたとは信じがたいほど拙い文章であり、知的な怠慢だ。

組織の内情を暴露する背信行為について

そして、私が最も問題視しているのは、彼が平然とやってのけた「背信行為」の暴力性だ。

彼は退職後、組織の内情を、誰が見てもその会社だとわかる形で暴露した(わざとかどうかはわからないが、社名まで公開していた)。さらに恐ろしいのは、彼がこの行為を「正義」だと信じていそうな点だ。自分の放った言葉が、かつての同僚や株主ステークホルダーにどのような損害を与えるかという「結果への想像力」が、彼には絶望的に欠けている。

メタ認知能力の欠如と「被害者」という立場への安住

さらに致命的なのは、その破壊的な衝動がどこから湧いてきているのかを俯瞰する「メタ認知能力」の欠如だ。

私の見立てでは、彼の動機心理学でいう「認知的不協和の解消」に過ぎない。

構造はこうだ。

彼は自身エントリーで、赤裸々にこう認めている。

「実際、偏差値50もない大学出身で、第二新卒で、何もできなかった自分が成長できた」

「正直、給料は軽く百万以上は下がりました」

これは極めて重要自白だ。

まり、彼はあの会社に「経歴の箔付け」をしてもらっただけでなく、自身本来市場価値よりも100万円以上も高い値付けで雇ってもらっていたことになる。

その「差額」はどこからまれたのか?

それこそが、彼が軽蔑する経営陣が、綺麗事だけでは済まない資本主義の荒波を冷徹に舵取りし、会社という箱を必死に守り抜いてきた結果得られた「果実」だ。

彼はその果実を長年貪り食ってきた。会社という防波堤の中で守られながら。

しかし一方で、彼は「自分清廉潔白で、人のために尽くす善人だ」という自己認識を捨てきれない。「汚い会社で身の丈以上の利益享受している自分」と「正義の味方である自分」。この矛盾する二つの事実は、強烈な不快感を生む。

この不協和を解消するために、彼にはどうしても「物語」が必要だったのだろう。

自分は金のためにそこにいたのではない。極悪非道組織に囚われていただけで、心までは売っていなかった被害者なのだ」という物語が。

会社を「絶対悪」として断罪すればするほど、そこで恩恵を受け続けていた自分過去正当化できる。彼のエントリーに見られる攻撃性は、高尚な倫理から来るものではない。自分の中にある不快感を解消したいという、独善的防衛本能に抗えなかっただけだ。

自分の受け取っていた対価が誰の泥臭い努力の上に成り立っていたのか。その想像力すらなく、去り際に後ろ足で泥をかける。

そんな人間は、ビジネスパーソンとして失格だ。

読み取った某組織メッセージ

そして、私はこの退職エントリを読んで、経営陣の「強烈な意志」を感じ取った。それは、「黎明期から居座る、今のフェーズに合わなくなった人材市場放出したい」という意図だ。

想像するに、例の会社にはまだ、彼のような人材が大量に残っているのではないか創業期や拡大期に入社し、運良くストックオプションや高待遇を得たものの、能力会社の成長スピードに追いつかなくなった「古参既得権益層」だ。

企業は、待遇が良いことで有名だ。外に出れば年収が下がることがわかっているから、彼らは会社にしがみつく。組織寄生し、甘い汁を吸いながら、口だけは「昔はよかった」「倫理観が」と文句を垂れ流す。経営陣にとって、こうした「寄生する古参」の満足度を上げることは、組織を緩やかな死に向かわせる自殺行為に等しい。

からこそ、経営陣は今、あえて彼らが居心地の悪くなるような施策を打っているのではないだろうか。 それは短期的には従業員満足度を下げるだろう。だが、それは「代謝」のために必要な痛みだ。

不満を抱き、文句を言うだけの存在に「自分から出て行ってもらう」ための、組織マネジメントの一環。そう考えると、この退職エントリは、経営陣の描いたシナリオ通りにことが進んでいることの証左に見えてくる。一時的な痛みに耐えてでも、組織を次のステージへ強引に引き上げようとするその胆力には、同情を超えて敬礼したい気持ちにすらなった。

さらに読み取った、「翻訳レイヤーの不在」という組織課題

この退職エントリーを読んで、私がもう一つ強く感じたのは、例の組織における「翻訳機能の欠落」だ。

先ほど述べたように、経営者が解いているのは、無数の変数が絡み合う「多変数関数」だ。

株主利益、法的リスク、競合優位性、キャッシュフロー、そして従業員士気。これら全てのバランスを取りながら、組織全体として最もパフォーマンスが出るポイント全体最適)を探し続けている。

一方で、現場が見ているのは「目の前の業務」という極めて限定された変数だ。増田のようなCSであれば、「ユーザー感情」や「倫理的な正しさ」が変数のほぼ全てを占める。彼らが解いているのは、部分最適関数だ。

ここで不幸なすれ違いが起きる。

全体最適」のために導き出された解は、「部分最適」の視点から見ると、往々にして「意味不明愚策」や「冷酷な切り捨て」に見えるからだ。

例えば、「将来の法的リスク回避し、サービス全体を存続させる(全体最適)」ために、「今の不正ユーザーの一部を泳がせて証拠を固める(部分的には悪)」という判断を下すとする。

だが、その意図を知らない現場からすれば、それは単なる「悪の放置」にしか映らない。

からこそ、健全組織には「翻訳者」が必要になる。

それが中間管理職本来役割だ。

経営層が弾き出した「冷徹論理的な解」を、そのまま現場に流せばショートするのは当たり前だ。だからマネージャーは、その決定背景にある「なぜ」を噛み砕き、時には現場の不満をガス抜きし、彼らが納得できる「物語」に変換して伝える。

この「説明コスト」と「感情ケア」こそが、組織繋ぎ止める接着剤なのだ

しかし、増田エントリーからは、その形跡が一切感じられない。

そこにあるのは、経営層のドライ意思決定が、なんの緩衝材もなく、剥き出しの高圧電流のまま現場に直撃している光景だ。

翻訳」不在のまま、資本論理を叩きつけられれば、純粋現場社員が「この会社は人の心がない」と錯乱するのも無理はない。

彼が怪物に見えた「経営者」は、実はただ淡々全体最適計算をしていただけかもしれない。

だが、その計算式を翻訳し、現場言語で語れる人間組織から消え失せていた(あるいは機能していなかった)。

この「中間レイヤー空洞化」こそが、彼を孤独義憤へと駆り立て、最終的に「背信行為」という暴発を引き起こし構造的な真因ではないだろうかと私は想像する。

(もしくは、説明しても話が通じないので出て行ってもらうためにあえて放置してる可能性もある。)

フォロー

一応、彼へのフォローもしておく。もちろん、彼個人全否定するつもりはない。CSという職種性質上、高い「共感性」は必須スキルだ。目の前の顧客の痛みに寄り添えなければ、CSとしての機能は果たせない。 だから、彼らが解く方程式において「ユーザーの痛み」という変数の重み付けが、他の変数よりも極端に大きくなってしまうのは、避けられないことでもある。それが彼らの「才能」だからだ。その「痛みへの感度」があるからこそ、救われたユーザーもいただろうし、彼は優秀な現場担当者だったのかもしれない。それは想像に難くない。

だが、経営判断自身感情逆撫でするものからといって、会社という公器を危険晒す行為は、経営を預かる身として到底容認できない。それとこれとは全く話が別だ。

経営者が抱える「純粋さ」への嫉妬感情について

最後に、私自身の「メタ認知」も記して、この乱文を締めくくりたい。

ここまで増田をこき下ろしてきたが、彼が持っている「純粋気持ち」そのもの否定するつもりはない。顧客のために涙を流せる感受性は、人間として美しいものだ。それは認める。

ただ、正直に告白しよう。私がなぜここまで感情的になり、彼を断罪するような文章を書いたのか。 それはきっと、私自身が経営に携わり、会社という「器」を守るために、その「純粋さ」を犠牲にし、切り捨ててきたからだ。 彼の持つ、曇りのない眼差し顧客と泣き合えるほどの無垢な心。それに対する、ある種の「嫉妬」が私の中にあることは否定できない。

だが、これだけは理解してほしい。 彼がその純粋さを保っていられるのは、誰かが——経営者たちが——資本主義という冷酷な市場の中で、泥水をすすりながら適切な舵取りを行っているからだ。 彼らが「汚れ役」を引き受け、複雑な変数を処理し、防波堤になっているからこそ、彼は「善人」でいられる権利享受できている。

その構造に対する想像力もなく、たった一つの変数しか見えていない視野狭窄状態で、「あなた非人間的だ」と安全から石を投げられること。これにはどうしても辟易してしまうし、傷つきもする。 だからつい、こうやって匿名ダイアリー感情的になってしまったわけだ。

純粋でいられることへの嫉妬については、謝ろう。申し訳ない。ただ、その「純粋さを保つ権利」が誰の犠牲の上に成り立っているのか。その構造に気づかない限り、彼は次の「温かい職場」でも必ず同じ過ちを犯すだろう。

彼は現在、「現場裁量で社内調整し、規約を超えて一人のユーザーを救える」ような企業転職し、水を得た魚のように働いているらしい。

結構なことだ。だが、経営視点からあえて冷や水を浴びせるなら、それは組織が未熟だから許されているだけの「期間限定モラトリアム」に過ぎない。

規約を超えた個別対応」などというものは、オペレーションとして見れば再現性のない欠陥品だ。

ユーザー数が10倍、100倍になった時、その「温かい属人対応」は間違いなく破綻する。公平性担保できなくなり、現場パンクし、結局は彼が憎んだ「冷徹マニュアル対応」を導入せざるを得なくなる。

彼が今、幸せを感じているのは、その新しい会社がまだ「経営の多変数関数」を解かずに済む、牧歌的なアーリーフェーズにいるからに過ぎない。

いずれその会社が成長した時、彼はまた同じ壁にぶち当たるはずだ。その時、彼はまた「会社が冷たくなった」と絶望し、同じように砂をかけて去っていくことが想像に容易い。そうならないことを、切に願っている。

Permalink |記事への反応(3) | 16:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-22

真空ジェシカはてなで人気あるのさっぱり分からない

M-1見ていて真空ジェシカネタに「しょこたん転売ネタ」だの「粗品がTHE Wの審査でなんか言った」だの「フット後藤がどっかで噛んだ」だの、芸能ゴシップネタばかりが織り込まれてて、知らねえからはっきり言って全然ついていけなかった。

知らんがなというものばかり。まとまりもない。「まーごめ」連呼持ちネタ大鶴義丹の大昔の不倫がどうのというもので、これも古い芸能ゴシップリサイクルし続けているもののようだし。知らねえよ。まず大鶴義丹の顔も分からない。

はてブには「真空が勝てなくて令和ロマンが勝つなんて納得いかない」だの、その手のコメントがつけられていたりしたが、アーカイブを見た令和ロマンの去年のネタしろ今年優勝したたくろうしろ面白かった。

少なくとも知らねえ芸能ゴシップだらけでついていけない事態にはなってなかった。ずっとついていけて笑えた。納得できる優勝だと思った。

わっけがわかんねえからTwitterで「審査員のフット後藤が噛んだことをネタ中にいじっていた」等の説明を見たわ。馬鹿にしてんのか?あの会場にいたとしても少しも笑ってないと思う。ずっと芸能人の知らねえ失敗が羅列されてるだけから

というか、はてブでウケている真空ジェシカがこんなに芸能ゴシップ芸人だとは知らなかった。お前らこんなに芸能ゴシップについていってんの?そんで、芸能人のやらかし失敗ネタをただ並べるだけで即座に反応して笑えるの?全然ついていけない。

エバースとヤーレンズにはファンがいるのがわかる。会場の勢いをつけられなかった、のようななんともいえない空気のようなもので優勝を逃しているだけで、安定した実力を感じた。

たくろうの爆発には及ばなかったが、ドンデコルテのような芸風にこそ優勝を獲って欲しいタイプがいることも分かる。ヨネダも個人的にはあれは漫才じゃないと思うが笑ったのであれが好きな人もいるだろう(なぜか笑ってしまうが漫才じゃないから点は伸びないだろう)。

真空ジェシカには本当に引いたんだよな。ゴシップの羅列!しかお笑いの界隈の内輪ネタ盛り上がってる様子だったらM-1TVerで見るだけみたいなタイプには全く元ネタが分からない。

あいう内輪しか見てないような真似をして優勝してほしくない。そして真空ジェシカこそハイセンス!みたいな物言いをして他を腐し続けているブクマカのことは軽蔑する。悪目立ちしている。去年も一昨年も見た。「真空が優勝できないM-1おかしい」というような物言いをする連中。

芸能ゴシップいじり羅列の早押しクイズネタの何がどう優れているんだよ、なぜ他の芸人より評価されるべきだなどと言い切れるんだよ。教養でもなんでもないただのゴシップといじり。

笑ってないのはママタルトでも少しも笑っていないんだが、真空ジェシカについてはなんというか、不愉快だったわ。笑えないだけでなく胸糞悪かった。優勝した芸人を下げながらこのようなネタを「センスある」と持ち上げる行為についても、最悪という感想しかない。

Permalink |記事への反応(4) | 20:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-20

anond:20151220215318

そんなことを考えながら、私は台所大根の皮を剥いていた。

日曜日の夕暮れ。明日月曜日だが、今の私には憂鬱などない。むしろ自分役割が待っている場所があることに充足感すら覚える。今夜の夕食は、手間暇をかけたおでんだ。出汁昆布かつおから丁寧に取り、具材には隠し包丁を入れる。この「手間」こそが、丁寧な暮らし象徴であり、社会的に自立した大人証左である

鍋の中で、大根ちくわはんぺんこんにゃくたまごが静かに揺れている。 弱火でじっくりと。急いではいけない。 熱の対流が、出汁の旨味を具材の奥深くまで浸透させていく。

私は、ネット荒らしを「可哀想存在」と定義した自分に、改めて満足していた。自分は高い視座にたどり着いたのだ。暗い部屋でキーボードを叩き、顔も見えない誰かを傷つけて優越感に浸る。そんな彼らの人生は、この煮込みを待つ時間よりも薄っぺらい。

ふと、鍋の中を覗き込んだ。

対流によって、はんぺんゆらり位置を変えた。それまで中心にいた大根は端に追いやられ、こんにゃくがその隙間に滑り込む。 私はその様子をぼんやりと眺めていた。

「……あれ?」

奇妙な感覚に襲われた。 鍋の中の具材たちは、互いにぶつかり合い、場所を奪い合っているように見える。しかし、そこに悪意はない。ただ熱力学法則に従って、揺れているだけだ。

そこで、一つの恐ろしい思考脳裏をよぎった。

もし、このおでんの鍋が「宇宙」だとしたら?

私は今、自分を「社会という大きな秩序ある仕組み」の一部だと信じている。給料をもらい、信頼を得て、正社員として機能している。それはまるで、おでん具材が「大根」や「たまご」という確固たる記号を持って、出汁という社会の中で役割を全うしているようなものだ。

しかし、分子レベルで見ればどうだろう。 熱が加わり、組織が壊れ、出汁の成分と具材の成分が交換される。大根細胞壁が崩れ、そこに鰹のイノシン酸が入り込む。境界線曖昧になり、もはやどこまでが「大根」で、どこからが「出汁」なのか、その厳密な定義不可能になる。

私は、ネット荒らしを「外部の異物」として排除し、自分を「清らかな内側」に置いた。 だが、この鍋の中で起きているのは「混ざり合い」だ。

「……まてよ」

私は震える手で、スマホを取り出した。 視界の端で、さっきNGにしたはずの荒らし言葉が、脳裏フラッシュバックする。

『お前も、俺も、結局は同じ掃き溜めの泥なんだよ』

その言葉を思い出した瞬間、視界が歪んだ。キッチンの照明が、まるで超新星爆発のような光を放つ。

おでんの汁の塩分濃度。私の血液塩分濃度。具材温度。私の体温。 対流する出汁の動き。銀河系の渦巻き状の回転。

すべてが相似形(フラクタル)だ。宇宙は、一つの巨大なおでんなのだ

社会的地位正社員給料? そんなものは、具材の表面についた微かな「味」に過ぎない。宇宙という熱源から供給されるエネルギーによって、私たちはただ激しくぶつかり合い、崩壊し、混ざり合っているだけの存在だ。 私が軽蔑していた荒らしも、彼らから発せられる悪意という熱量も、この巨大な「宇宙の煮込み」を成立させるための不可欠なエネルギーに過ぎない。

エントロピーが増大する。 整然としていた私の「プライド」という大根が、煮えすぎて形を失っていく。 彼らを憐れんでいた私の優越感は、実は「自分は彼らとは違う」という境界線必死に守ろうとする、生存本能の末端が引き起こした誤解だったのだ。

「同じなんだ……」

私は呟いた。荒らしネットに毒を吐き出すのも、私が会社愛想笑いを振りまいて給料をもらうのも、本質的には同じ熱運動だ。私たちは、巨大な宇宙意思という「出汁」の中で、互いに成分を交換し合い、やがては個体としての判別がつかないドロドロの「何か」へと向かっている。

社会的信頼なんて、ただの溶け出したタンパク質だ。自尊感情なんて、一時的な味の染み込みに過ぎない。

私は、鍋の中にある一つのはんぺん自分を重ねた。ふわふわと浮き、白く清潔そうに見えるが、中身は魚のすり身……かつて生きていた命の残骸だ。私も、社会という皮を被った、ただの欲望の集積体。

突然、スマホの画面が明るくなった。無意識に開いた掲示板。そこには、私がさっき「可哀想」だと見下した荒らしが、まだ粘り強く誰かを攻撃していた。

私は、今まで感じたことのない親近感を覚えた。 彼もまた、この冷酷な宇宙という鍋の中で、自分という形を保とうとして必死に熱を発している「具材なのだ。 冷え切った宇宙に抗い、少しでも熱くなろうとして、火傷するような言葉を撒き散らしている。

私はそっと、コンロの火を強めた。 ゴボゴボと激しく泡が立つ。

境界線が消えていく。 「正しい私」と「間違った彼ら」の区別が、沸騰する出汁の中で霧散していく。

私は箸を手に取り、一つまみの辛子を小皿に取った。 強烈な刺激が鼻を抜ける。 その痛みこそが、私が今、この巨大な多次元おでん鍋の中に存在している唯一の証明のように思えた。

いただきます

私は、正体不明の真理に触れた高揚感と共に、形が崩れかけた大根を口に運んだ。 熱い。 痛いほどに熱い。 この熱こそが、宇宙のものだった。

明日会社に行ったら上司に言ってみよう。 「私たちはみんな、同じ鍋の具材なんですね」と。 おそらく、狂人だと思われるだろう。 だが、それもまた、この出汁の味を複雑にするための、ささやかスパイスに過ぎないのだ。

ネットの向こうで叫び続ける彼らも、明日満員電車に揺られる私も、等しく宇宙に煮込まれている。 そう思うと、私は不思議な安らぎの中に、意識が溶けていくのを感じた。

次は、練り物を追加しよう。もっともっと、この宇宙を複雑にするために。

Permalink |記事への反応(1) | 22:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2026 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2026 Movatter.jp