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はてなキーワード:転作とは

2025-12-05

米の減反政策法制化。

 

背景にあると思われるのは、前政権が増産に舵を切ろうとしたことへの強い反発。

もし本気で増産したら、米価が崩れるかもしれないし、その責任は全部政治に飛んでくる。JA農家も困るし、農林族の選挙にも直撃する。

だったら最初から減反っぽい路線法律に書き込んでしまえば、政権が変わっても簡単にはひっくり返らない、という発想になる。

 

農家側の本音もすごくシンプルで、とにかく毎年コメの値段を安定させてほしい、ただそれだけ。

1年に1回しか収穫できない作物で「今年は増やせ、来年は減らせ」って振り回されるのが一番きついから、政策を固定してほしいという気持ちは正直わかる部分もある。

そこに農村部選挙の強さや、JA組織力農水省がもう一度コメの需給調整を握り直したいという思惑まで重なって、今回の流れができている感じなんだろう。

 

短期的には、供給を抑えるから米価は下がりにくくなるし、生産現場も「増産なのか減産なのか分からない」という混乱は収まる。

JAもこれまで通り転作誘導や米価維持の役割を続けられるし、農林族の影響力もむしろ強まる。

 

でも問題は中長期。

生産を抑えたままだと、農業は儲からない産業のままだから若い人はますます入ってこない。

農地の集約も進まず、小さな田んぼが点在したままで生産性も上がらない。

結果として国内コメ供給力そのものが少しずつ落ちていく。見た目の体重だけ減らないようにして、実際の体力は削られていく、みたいな状態になる。

 

そうなると、災害が起きたときとか、海外穀物価格が跳ね上がったときに、日本は一気に弱くなる。

最近コメ不足がまた起きる可能性が高まるし、食料安全保障の面でもかなり心細い状態になっていく。

 

怖いのは、それを法律に書き込んじゃうこと。

いったん固定されると、将来また需給予測を外しても柔軟に修正できなくなるし、本来やるべきだった農地の集約とか構造改革は、ますます先送りになる。

じわじわ効いてくるタイプの悪影響だから、今はあまり騒がれていないけど、後から効いてくるタイプ政策だな、っていう印象。

なぜあの時、そんな法改正を行ってしまったのか?と未来で言われちゃうかもな。

Permalink |記事への反応(1) | 12:57

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2025-08-05

日本は稲作をやめて甘くないさつまいも転作してはどうか

日本気候は米作りには合わない。

さつまいも転作するべき。

ただ、主食にするには甘くてつらいので、品種改良して甘くない品種を作ってはどうだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 18:19

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2025-07-11

自民党農業政策が非効率理由

anond:20250711145156

日本の米政策は、長らく農林水産省による強力な管理を前提としてきました。特に減反政策」に代表される生産調整は、米の需給と価格の安定を目的として導入されましたが、その統制的な側面は、過去共産主義国家における農業政策との類似性を指摘されることがあります。本稿では、自民党が主導してきた日本の米政策共産主義農業政策に見られる共通点、そしてその背景について考察します。

計画経済アプローチ

まず、日本の米政策における主要な類似点は、「計画経済アプローチ」です。かつての減反政策は、政府が米の生産量を全国規模で調整し、各農家地域生産目標(作付け転換目標)を割り当てるという形で運用されました。これは、市場の需給メカニズムに任せるのではなく、行政供給量を直接的にコントロールしようとするものであり、共産主義国家が生産計画を立てて農業生産指導した構図と非常に似ています政府価格支持を行うことで、市場価格の変動リスク農家から吸収し、生産者の経営を安定させるという目的はあったものの、その結果として、市場シグナルが生産者に届きにくくなり、過剰生産や非効率生産体制が温存されるという問題が生じました。

農民インセンティブへの影響」

第二に、「農民インセンティブへの影響」という点で共通点が見られます共産主義体制下では、集団農場における個人努力が直接的な報酬に結びつかず、生産意欲が低下しました。日本減反政策も、直接的な強制こそなかったものの、生産調整に応じた農家に対して補助金交付する仕組みは、米の生産抑制誘導するものであり、必ずしも市場需要に応じた効率的な生産を促すものではありませんでした。収益補助金依存する構造は、農家が自らの創意工夫や経営努力によって市場競争力を高めるインセンティブを弱める可能性がありました。特定の作物の栽培奨励したり、転作を促したりすることも、農家自身判断で最適な作付けを行う自由制限する側面がありました。

組織による統制と管理

第三に、「組織による統制と管理」です。共産主義国家では、党や国家機関農業生産管理監督しました。日本では、農協農業協同組合)が米の集荷・販売において大きな役割を果たし、また政府の米政策の実行にも深く関与してきました。農協農家生活安定に貢献する一方で、その組織力が政府政策(例えば減反)を末端の農家に浸透させる役割も担ってきました。この構造は、個々の農家自律的市場競争するのではなく、組織を通じて管理されるという点で、共産主義的な統制の一端を垣間見ることができます

効率な米政策自民党

自民党がこのような管理的な米政策を維持してきた背景には、戦後の食料難を経験した日本において、「食料の安定供給」を国家の最重要課題と捉えてきた歴史があります特に米は国民主食であり、その供給不安定になることは、社会全体に大きな影響を与えかねないという認識がありました。また、兼業農家が多い日本農業構造において、価格変動から農家を守り、地域社会の安定を維持するという政治的配慮も強く働いていました。

令和の米騒動の原因

しかし、このような管理的な政策は、国際競争力の低下や、時代に合わない過剰生産の温存といった問題引き起こしました。2018年には減反政策廃止され、農家需要に応じた生産を自らの判断で行う方向へと転換が図られましたが、依然として米の価格形成には行政の関与が残っており、完全な市場原理への移行には至っていません。

結論

結論として、自民党の米政策は、共産主義農業政策が持つ「計画的・統制的な生産調整」「インセンティブへの影響」「組織による管理」といった側面と類似点を持つものでした。その背景には、食料の安定供給農家保護という、日本特殊事情政治的判断がありました。歴史が示すように、過度な管理や統制は、農業の活力や生産性を損なう可能性を秘めています

減反廃止後の日本の米政策は、市場原理をより尊重し、農家自律性と創造性を引き出す方向へと舵を切ることが、持続可能競争力のある農業を実現する上で不可欠であると言えるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 14:57

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2025-06-28

anond:20250628171313

日本二期作ほぼほぼできないし補助金も安くなるのを防止するための転作補助金からなあ

Permalink |記事への反応(0) | 17:15

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2025-06-11

anond:20250611115023

すでに数十年前に北海道で実現されていると思うよ。効率限界までとっくに行ってしまっているので、本土との絡みで収穫量を増やす本土の大規模農家に打撃を与えるので、転作減反補助金誘導されてきたけど、稲作で言うと規制をなくして限界までやると日本の半分をカバーできてしまう。規制が多いのでわざわざ本土のお米を北海道に運んで消費してきた経緯もあるので、余った分を輸出するとなると、今度は中国ジャポニカ米が毎年7000万トンあるのでバッティングしていしまい、品質ブランドで売るという戦略であっても仁義なき戦いが待ってるということで、どうなるかわからないので、農水役人農水族議員もそこまでは~みたいな温度であると思いますよ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

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2025-06-03

anond:20250603113427

リンク先の記事を読もうね

増田が(あえてかもしれないが)引用から外したところ

第3に、近年の水田フル活用を軸としたコメ政策を通じて、多くの農家が「補助金収益に頼ることに慣れすぎてしまった」ということが考えられる。主食用米はうまく作れば(やれば)収益を上げることができるが、収益性の変動幅が非常に大きい。対して、飼料用米に代表される転作作物の収益率は生産開始時点でほぼ確定する(収益の中心が補助金であるため)。結果として、農家の非主食用作物への依存度が上がり、その依存性が固定化されてしまった可能性がある。

https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20250311_3.html

この”「補助金収益に頼ることに慣れすぎてしまった」農家”は、引用元の文意からみると土地集約後の一定以上の規模の農家を指してる

法人化大規模化した以上は安定経営で回していかないといけなくなるが、そうなると変動幅の大きい(補助金が出ない)食料用米の生産をせず、一定額の見込める補助金漬け作物から動こうとしなかった、それが今回の事態ひとつの隠れた要因かもしれないという指摘

 

記事趣旨は、今まで補助金誘導してきた大規模化や多品目化の政策はどうにかこうにか一応の及第点だったと言えるけど、もう限界かもしれないと示唆しており、そこに対する回答を示してもいない。最後の方は難しいけど頑張れ程度の話になってる

(なお、食料用米そのものを作らせて一定金額保証すると品質わずの美味しくない米を大量に作った方がいいというインセンティブが働くだろうと容易に想像がつく。今までは高く売れる品種自主的に頑張って作らせ、自営できる農家を育ててきたのを、低品質米の価格攻勢にシェアを奪われ潰させることになりかねない)

Permalink |記事への反応(1) | 14:53

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2025-06-02

anond:20250602203207

2年前のレポートだね。

三菱総研はその後見通しが甘かったと少し立場を変えてるよ。

https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20250311_3.html

現在、実は、大規模農家ほど収入に占める補助金割合が高い(より具体的に言えば、主食用米以外の、転作作物を作っている割合が高い)。2024年産の主食用米683万トンを生産した農地は全国で125.9万haであり、これは対前年比1.4%増でしかない。普通に考えれば、2024年の作付けをする段階で、2023年産の不作は共有されており、コメが不足気味であることは多くの農家に分かっていたはずであるしかしながら、この程度しか増産がされなかった※3。

最後に、これまでの「中小零細農家が退出した農地を、中規模・大規模農家が引き受けて規模拡大していく」という事業承継・事業継続成功パターン限界に来ている面が否定できない。この20年ぐらいの期間、集落営農法人個人家族経営で、30haや50haを営農する農家が各地に出現した。中には、200ha、300haという農家も生まれた。20年前には考えられなかった状況である。この農地集約・農家の大型化と水田フル活用による転作支援政策は、セットの政策だったと考えられる。しかし、そもそも1990年代2000年代と違って、現在農家が同じ規模・ペースで拡大する余地はない。また、現在30haで効率よく営農している農家には、その規模を拡大させる動機がなくなっている。

言葉を変えると、この20年ぐらいの農家数減少下における大規模農家への集積の動きは、「より積極的生産量を増やし、より稼ごう」という農家を育成する政策であった、ということができる。しかしながら、そうした農家一定程度育ったことにより、同じ政策を続けていても、これまでのようにチャレンジングな農家が生まれにくくなっていると言えるのではないだろうか。

Permalink |記事への反応(2) | 21:00

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転作奨励をやめるんだとすると

から小麦への転作奨励意味がある輸入小麦価格統制もやめてくれるのかな。

そしたら小麦食が捗るな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:46

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2025-05-31

anond:20250531133941

補助金があったのは高騰する前も同じ

しか補助金の内容は輸出促進とか転作とか米価の下落を防止するためのものばかりなので

しろ補助金のせいで高騰する環境が整えられていた

米を安くするために補助金がつぎ込まれてた場合なら言えなくもないだろうが

Permalink |記事への反応(0) | 13:46

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2025-05-28

米作りは楽だから兼業農家が多いんだよ

米作りは大変って効率化してる大規模農家二期作でやってるとこが言うならまだわかるけど、それ以外の大半の農家にとっては嘘だし、嘘はバレると反感を産むだけだから止めた方がいいと思いながらいつも見てる三代目の兼業農家

今の兼業農家はほぼ100%副業として農家をやってる、逆は昔はあっただろうけど今はもう皆無じゃないかな。

そこからもわかるように、ぶっちゃけ楽だから兼業農家をやってるんだよ。

忙しいのは一時期だけで総労働時間が短いかあくま副業としてやれる。

転作補助金を出す理由もこれが大きくて、米作る方が楽でトータルでは有利だから転作補助金を出さないと誰もやらないんだよね。

米作るのが大変ならとっくの昔に止めてる。

前提として重要なのは設備があれば」ってこと。

から米価が下がろうと設備さえあれば米作りを続けるし、逆に米価が上がろうと設備が壊れたら新調するより離農を選ぶ人が多いだろう。

うちもそうなる予定。

米価が上がろうと農機の価格もこのまま上がり続けて設備投資の負担が大きいなら個人の小規模農家は減る一方になる。

そういうことで、里山だとか国土保全だとかい理由山間地で小規模な米作りを続けさせたいなら一番重要なのは低価格な農機だよ。

できれば不耕起乾田直播を前提としたものがいい。水田ロマンを感じる人達には不評だろうけど。

Permalink |記事への反応(1) | 15:47

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2025-05-22

anond:20250522153946

カス国民向けに教えてあげると

減反補助金転作する際に容易に田んぼ回復可能な作物に限定して補助金が与えられてた

少なくとも正面から減反を止めてからはそう

それすらもカス国民は叩いたので

何もせず荒れるままに任せた方がいい、となる百姓が増えて今に至る

お前らの望んだとおりにしか進んでねえのよ、ゴミ

Permalink |記事への反応(0) | 16:55

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2025-05-12

戸籍理解できない無能エンジニアはだまっとれ

まず特定ドメイン領域に対して

「その仕組みはおかしい」

とか言い出す無能AIに取って代わられるレベルエンジニアなのでさっさと別の仕事探した方がいいよ

戸籍なんて特定ドメインの最たるもの

家族ベースにしてるってどういうこと?離婚結婚を繰り返した場合は?」

とかアホみたいなこと言い出す奴は役に立たないからどっか行け

歴史的な経緯や文化的宗教的背景があるのにそれに対して幼稚園児並みの意見なのよ

もちろんそういう意見大事な場面もあるけどシステム開発エンジニアでそういうアホな意見言う奴は必要ないよ

だって戸籍変えるとしたら政治的解決必要でしょ?

それなのに「データベース的におかしいから」とか何の意見にもならんのよ

それって政治的解決するときに何の武器になるの?っていう話なんよ

そもそもドメインがズレてるし政治領域ドメイン知識無いでしょ だまっとれよ

例えば稲作とかに対して

「なんで1年に1回しか作らないの?」「苗育てるの無駄じゃ無い?直播きすれば?」「米じゃ無くて麦作ればいいでしょ」

とか言ってるの、アホだとしか思わないでしょ

多毛作だとか直播きだとか転作だとかは散々昔からあって、いろんな失敗があって個別事情があって稲作やってるのに

そういうの何も知らずにアホみたいなこと言ってる奴は邪魔からちょっとは調べてから話せって話なの

全ての場合にそれが否定されるわけじゃないけど、少なくともなんも知らんのに状況だけ見て意見するのアホだよ

ちゃんドメイン知識をもってドメイン駆動システム開発してくださいね

Permalink |記事への反応(0) | 23:00

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2025-05-09

anond:20250509100602

価格高騰が一時的現象ではなく、増産の見込が無かったり現在価格水準が新しい均衡点になって従前の価格での取引が成立しなくなったりしたら問題になる

食用米の価格酒米より安かったものが逆転するので、日本酒用の米を作るのを止めて転作する事例が増える

Permalink |記事への反応(0) | 10:16

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2025-03-31

米の「減産をさせていた」じゃないんだよ。消費者米食わないせいで米価がどんどん下がって農地維持して作れば作るほど赤字状態。それを避けるには「減産するしかなかった」の。
農家農地を潰したり売っぱらったりせずに済むよう、補助金出したり転作支援したりして「農家を支えてた」が実情。https://t.co/O7g1yMrAc3— たすく (@SANTOUKA3341)March 30, 2025

まり買わなきゃコメは安くなる!

コメ買うな!

Permalink |記事への反応(0) | 18:08

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2023-12-07

食糧危機の時に政府農家サツマイモへの転作要請するって記事上から目線否定的コメ書いてる連中。

食糧危機の時にイモの配給を受けないで欲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

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2023-04-15

川上村農家が本当に年収2500万円と思ってる人がいるとは

観光や加工をやって成功したならともかく、

青果販売する普通農業で2500万円の年収を得るなんて絶対無理

結論を先に書いておくと、正しくは一人当たりの年収は260万円弱となりました。

年収2500万円の根拠はどうやらこの本ではないだろうか?

https://amzn.asia/d/ivId7xJ

紹介文によると

農家607軒の高原野菜販売額は2007年に約155億円と、平均収入は2500万円を超えました。」

2500万円は農家1戸あたりの売上です。

それをなんで収入年収と言い換えたのか。

大丈夫かソリックブックス?

かに平均がこの値というのはすごいことですが、決して達成不可能数字ではないです。

3-4人程度の人手が必要金額なので、じいちゃんばあちゃんと息子夫婦であったり、兄弟であったりと

一家総出の農業経営となるでしょう。

他に産業がない地域なので、十分にあり得ると思います

農業場合、品目と面積がわかれば、その人の年収を概ね推定することができます

売上2500万円を元に、手取り計算してみましょう。

農協出荷だと運賃市場手数料農協手数料全農手数料施設使用料・予冷費・部会費・ダンボールなど様々な金額が控除されます

品目により大きく変わるが、トマトのような冷蔵不要で軽量・高単価のもので売上の20%ほど、

ハクサイのようなかさばる重量野菜で売上の40%ほどだと思います

それとは別に種苗費、肥料費、農薬マルチ(畑に張るビニール)など諸材料費がかかります。概ね売上の20%ほどです。

農機への投資があるので、減価償却がありますこちらは通常は長期借入の返済に当てられます

健全経営だと減価償却が売上の5-10%程度とされますレタス労働集約的なので、5%と考えます

ここまでで、売上の65%が製造原価となったので、2500万円の売上のうち、1625万円が消えました。

残りは825万円です。

サラリーマン収入と違うのは、ここから消費税納税があることです。

サラリーマンの税引前所得と同等の条件で比較するため、消費税分だけ引きましょう。

現在野菜は8%の軽減税率ですが、肥料などの購入は10%です。

減価償却分には消費税はかかりません。

売上の消費税200万円、仕入れ消費税が150万円なので、50万円が消費税納税額となります

これで農家1戸あたりの所得は775万円です。

僕は農家経験8年です。

今はレタスは作っていませんが、作って農協出荷したことはあります

経験から想像するに2500万円の売上を上げるには3人必要ではないかと思います

世帯収入775万円、一人当たりの年収は260万円弱です。

機械類は補助金あったりしますが一時的ものだし、審査も厳しく全てが通るということはまずありません。

川上水田転作でもないので水田フル活用補助金もないと思うし、中山間地域直接支払いの対象になるような圃場ではないです。

なので年収を大幅に上げることはできません。

どうです?多いですか?これでレタス御殿建てられます

ブラック川上と呼ばれるのは、実際にそういう事例もあったのである程度は仕方ないし風評とは言えません。

でも、外国人奴隷使って2500万の「年収」を得ているというのは完全に誤りです。

ここまで数字だせるのは自分農家からだけど、普通に考えて無理っぽい数字なことぐらいわかるでしょう?

適当情報は信じないで、もう少し考えてもらいたいものです。

そして、全然自慢できる数字じゃないよね。わざわざ本に書くような内容でもないです。

問題の本の著者は元川上村の村長のようですが、自分の経歴を自慢したかったんですかね?

Permalink |記事への反応(9) | 22:13

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2021-05-03

男のほうが自殺が多いのは、男だけが危険場所に送られ、救済されることもないか

anond:20210503094513

女だったら公的機関や下心ある男友達が助けてくれる

「つらい行軍と自爆する兵士番組名 [証言記録 兵士たちの戦争中国戦線 大陸縦断 悲劇の反転作戦 

https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001100465_00000

Permalink |記事への反応(0) | 19:54

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2020-03-29

anond:20200329151430

濃厚接触業態への「転作補償」が必要なのか。しんどいなぁ

Permalink |記事への反応(0) | 15:16

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2019-05-03

稲作が大赤字になりそう

去年まではトントンか少しの赤字で済んでたのが肥料農薬が高くて今年は大きめの赤字になりそうなんだけど、他の小規模の兼業農家の人はどうしてるのか聞きたい。

畑に転作しても赤字が濃厚だから自家消費の野菜を少しつくるしかないのかな。百姓とき高級な趣味じゃねえんだぞ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:55

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2018-05-15

タバコ違法にするとJTと街のタバコ屋が潰れてたばこ農家転作するわけだが

日本食糧自給率は低いので、食えないたばこよりも食える作物を作ってくれるほうがいいだろう

いっぽう酒を違法にすると全国の酒蔵と街の酒屋が潰れるわけだが

酒蔵は醤油を作るぐらいしか使い道がないので、全国に一気に醤油屋があふれることになる

すると困るのはキッコーマンとかその辺の醤油メーカー

からキッコーマンがもうかっている限り酒は違法にならないだろう

Permalink |記事への反応(0) | 20:03

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2018-03-19

日本農政は「農地保護」と「農家の高所得化」の間で矛盾している

①「農業従事者の人口が減る中農地を守るために大規模農家農地を集積・集約化する」

②「農家の高所得化を目指すため水稲の代わりに高収益を望める園芸作物を栽培する農家を増やす

 この2つの考え方が国の方針としてあるわけだけど

 現実問題として、農地の集積化によって一経営体当たり栽培面積が増えたら、労力のかかる園芸作物なんか増やす余裕がなくて手のかからない水稲土地利用型の転作作物(大豆とか小麦とか)の栽培面積ばっか増えてくんだよね

 水稲大豆小麦なんて国内需要人口減のせいでどんどん減ってるし補助金なければまともに黒字にならない作物なわけだけど

 7,500円/10aの米の直接支払交付金廃止にしてるし国としてはどんどん減らしていって園芸作物に切り替えさせたいって考えなんでしょ?

 無理だよ、園芸作物を推進するためにはマンパワーが足りなさすぎるし、この国にはあまりにも守らなければいけない農地が多すぎる。

 だから国は↓の2択の内どっちかにはっきりと舵切りしてほしい

①「農地を守る」という前提を保持するために水稲土地利用型作物の栽培を推進する。その上で海外での日本産の米や麦や大豆等の需要を増やし輸出を増やせるような取り組みを行っていく。

②「農地を守る」という前提を捨て市街化区域や山際等の非効率農地を中心に非農地化させ、基盤整備のなされた効率の良い農地を中心に残す。その上で園芸作物の栽培を推進する。

 農地を守るか、農業という産業を守るか。どっちの道も滅亡につながっていて嫌だろうけど、決断はしなきゃいけないよ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:35

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