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「軍事力」を含む日記RSS

はてなキーワード:軍事力とは

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2025-12-14

中国人民解放軍軍隊ではない。習近平私兵である

中国人民解放軍は、形式上中華人民共和国国軍ですが、その実質は中国共産党の指揮下にあり、「党の軍隊」「私兵」とも形容されます。これは、一般的な「国軍国家に忠誠を誓う」という原則とは異なる、共産主義国特有体制です。

この体制が維持される主な理由と背景には、以下のような歴史的政治的な経緯があります

1.歴史的経緯と権力奪取の過程

革命戦争遺産:

中国共産党は、国民党との内戦国共内戦)を経て政権を奪取しました。この過程で、軍隊人民解放軍前身)は党が組織し、革命勝利のために戦った党の武装力でした。国家樹立よりも先に、党の軍事力存在していたのです。

農民動員と土地改革:

党は軍隊を通じて農民土地改革などの利益約束し、支持を得てきました。軍は単なる戦闘部隊ではなく、党の政策を実行し、政治的な影響力を拡大する手段でもありました()

2. 「党による軍の絶対的指導」の原則

党の統治の維持:

共産党にとって、軍隊は自らの権力基盤そのものです。軍を国家の統制下に置いてしまうと、党が支配権を失った場合政権を維持できなくなるリスクがあります

二重の軍事委員会:

中国には、「中国共産党中央軍事委員会」と「国家中央軍事委員会」がありますが、その構成員は同一です。これにより、軍は事実上、党の最高指導機関である中央軍事委員会一元的指導を受けます。この構造こそが、「党の軍隊」と呼ばれるゆえんです。

3.イデオロギー的な背景

マルクス・レーニン主義:

マルクス主義レーニン主義思想において、革命政党階級闘争を勝ち抜き、プロレタリアート労働者階級)の独裁確立するために、武装力(軍隊)を保持することが不可欠とされてきました。党の軍隊は、この「プロレタリア独裁」を支える暴力装置としての役割を担います

この「党軍」の体制は、党の指導者が軍隊を掌握し続ける限り、党の一党支配体制を揺るぎないものにするというメリットを党にもたらします。一方で、軍が国家全体ではなく特定政党に忠誠を誓う構造は、西側民主主義国家における「軍の政治的中立」や「文民統制」の原則とは根本的に異なると言えます

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2025-12-13

自然の脅威には国民自力救済無抵抗要求するのに

https://anond.hatelabo.jp/20251208002035

(A)

自然の脅威には国民自力救済無抵抗要求するのに

外交の脅威には外交放棄して軍事力国民負担を強いる。

 

 

(B)

自然の脅威には防災のための重税で国民負担を強いるのに

外交の脅威には国民自力救済無抵抗要求する

 

Aは歓迎するのにBは絶対に許されない

という国民の風潮

本当はどっちもだめだと思うのだが?

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2025-12-11


日本はもう近隣アジア金もってるから事を荒立てないでおこうと思われてる国じゃない

ビンボーな暴力国家と疑われつつある

経済劣化軍事力で変えようとする姿勢は、今まで抑えられてきた大日本帝国への敵意と憎しみの記憶を誘発する

親日じゃない、むしろ嫌悪をもってしかるべきなのに、おおらかな気持ちで許容してくれていたのに

日本を叩き潰す正当性を近隣アジアは持っている

大日本帝国日本は違う、

政治国民は違うと寛容の精神でつきあってきてくれたアジア戦争を持ち込もうとしている

終わるよ

Permalink |記事への反応(1) | 21:29

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2025-12-10

俺はむしろ日中開戦してほしい

今なら稲田朋美が言ってた、「戦争日本人の魂が浄化される」の意味がよくわかる。

この国には本当に信じられないアホが多い。電通も言ってるように、信じられないほどのバカが大量にいる。

中国という、経済力軍事力で圧倒されていて、かつ肥料鉱物依存しまくってる大国にすら喧嘩を売って気を晴らそうとするようなバカたちだ。

安倍総理右翼保守に見せかけて日中友好進めてたりしていたのと同じで、わが国に大量に存在する「どうしようもないバカ」をどうにかすることがもうこの日本国の長年の課題だったわけだ

稲田のあの発言は、「戦争にかこつけてわが国に巣くうどうしようもないアホどもを大量に殺処分しなければならない」という危機感の表れなんだろう。

この危機感は今みんな共有してると思う。もう日中政府高官で裏で手を組んで、お互いに自国内の抹殺したいどうしようもないアホどもをどっかに集めて互いに殺させて、ちょうどいいところで停戦して平和協定して終わり、とするのがいい気がしてきた。

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2025-12-09

中国海軍歴史 略史(4/4)

anond:20251209235105

巨龍の目覚め(2011年~)

2011年に052D型駆逐艦1番艦が起工して以来、すさまじいスピードで大艦隊が建造される第二次世界大戦期のアメリカ海軍さえ凌駕するスピード大軍技術的にも055型で世界トップレベルに追い付いた
2011年

劉華清死去

★052D型駆逐艦(昆明級) 1番艦昆明 起工

 052B型と052C型10年にわたる研究の末に完成した、中国人民解放軍海軍の新型主力艦

 日本あたご型アメリカアーレイ・バーク級韓国のセジョン・デワン級等と比較すると船体サイズが小さく戦闘能力は若干劣るのではないかとされている

 しかバッチ1は8隻、バッチ2は5隻、バッチ3は12隻のとてつもない大量建造が行われ、2024年現在も052DL型バッチ4の13隻建造が続いている

空母ヴァリャーグ大連港での改修を完了、完成式典が行われる

054A型 8番艦常州就役

054A型 9番艦 煙台就役

039B型潜水艦 1番艦334就役

039B型潜水艦 2番艦335就役

039B型潜水艦 3番艦336就役

2012年

習近平就任

空母ヴァリャーグ就役遼寧命名される

054A型10番艦 塩城就役

054A型11番艦 衡水就役

054A型12番艦 柳州就役

054A型 13番艦 臨沂就役

039B型潜水艦 4番艦337就役

039B型潜水艦 5番艦338就役

039B型潜水艦 6番艦339就役

039B型潜水艦 7番艦 340就役

039B型潜水艦 8番艦 341就役

2013年

002型航空母艦山東 起工

054A型14番艦 岳陽就役

054A型 15番艦 濰坊就役

054A型 16番艦 三亜就役

039B改型潜水艦 1番艦 342就役

2014年

052D型駆逐艦バッチ1 1番艦昆明就役

★055型駆逐艦(南昌級) 1番艦 南昌 起工

 中国人民解放軍海軍の最新鋭艦、ついに世界トップクラスの性能に到達

 満載排水量12,000~14,000tと駆逐艦サイズを超え、アメリカ海軍にはミサイル巡洋艦識別されている

 「南昌」は人民解放軍建軍の地とされていることから、055型駆逐艦位置けがよくわかる

 40年前の055型大型火砲ミサイル駆逐艦計画から艦型を継承している

2015年

★003型航空母艦福建 起工

054A型17番艦 黄岡就役

054A型 18番艦 大慶就役

054A型 19番艦揚州就役

054A型20番艦邯鄲就役

052D型駆逐艦バッチ1 2番艦長沙就役

052D型駆逐艦バッチ1 3番艦合肥就役

2016年

054A型 21番艦荊州就役

054A型 22番艦 湘潭就役

054A型23番艦 浜州就役

052D型駆逐艦バッチ1 4番艦 銀川就役

2017

054A型24番艦許昌就役

054A型 25番艦 蕪湖就役

052D型駆逐艦バッチ1 5番艦 西寧就役

052D型駆逐艦バッチ1 6番艦 廈門就役

039B改型潜水艦 2番艦 343就役

039B改型潜水艦 3番艦 344就役

039B改型潜水艦 4番艦345就役

2018年

★075型強襲揚陸艦 1番艦海南 起工

 全通飛行甲板によるヘリコプター運用能力とウェルドックによる上陸用舟艇運用能力を兼ね備えている

 アメリカ海軍ワスプ級強襲揚陸艦を上回り、アメリカ強襲揚陸艦よりも少し小さい

054A型 26番艦 安陽就役

054A型 27番艦 日照就役

054A型28番艦 咸寧就役

054A型 29番艦 南通就役

052D型駆逐艦バッチ1 7番艦 烏魯木斉就役

052D型駆逐艦バッチ2 1番艦南京就役

052D型駆逐艦バッチ2 2番艦太原就役

039B改型潜水艦 5番艦 346就役

039B改型潜水艦 6番艦 347就役

2019年

海上自衛隊人民解放軍海軍軍事力が完全に逆転

★002型航空母艦山東就役

054A型 30番艦 棗荘就役

052D型駆逐艦バッチ1 8番艦 貴陽就役

052D型駆逐艦バッチ2 3番艦呼和浩特就役

052D型駆逐艦バッチ2 4番艦成都就役

2020

052D型駆逐艦バッチ2 5番艦 斉斉哈爾就役

052DL型バッチ3 1番艦 淄博就役

052DL型バッチ3 2番艦 唐山就役

055型駆逐艦バッチ1 1番艦 南昌就役

2021年

052DL型バッチ3 3番艦蘇州就役

052DL型バッチ3 4番艦 南寧就役

052DL型バッチ3 5番艦 淮南就役

052DL型バッチ3 6番艦開封就役

052DL型バッチ3 7番艦 湛江就役

052DL型バッチ3 8番艦 包頭就役

052DL型バッチ3 9番艦 桂林就役

055型駆逐艦バッチ1 2番艦 拉薩就役

055型駆逐艦バッチ1 3番艦大連就役

055型駆逐艦バッチ1 5番艦 鞍山就役

075型強襲揚陸艦 1番艦海南就役

075型強襲揚陸艦 2番艦 広西就役

039B改型潜水艦 7番艦 艦番号不明就役

039B改型潜水艦 8番艦 艦番号不明就役

039C型潜水艦 1番艦 ?就役 詳細不明

2022年

054A型31番艦 資陽就役

054A型 32番艦紅河就役

054A型33番艦 西昌就役

054A型 34番艦 宜興就役

054A型 35番艦 巴彦淖尔就役

052DL型バッチ310番艦紹興就役

052DL型バッチ311番艦 焦作就役

052DL型バッチ312番艦麗水就役

055型駆逐艦バッチ1 4番艦 延安就役

055型駆逐艦バッチ1 6番艦 遵義就役

075型強襲揚陸艦 3番艦 安徽就役

2023
2023から2024年にかけて就役スピードが顕著に落ちるおそらく2020コロナと主要艦モデルチェンジの影響と思われる(中国海軍は少数建造⇒運用研究⇒大量建造のループを繰り返している)

055型駆逐艦バッチ1 7番艦 遵义就役

055型駆逐艦バッチ1 8番艦 咸阳就役

054A型 36番艦 郴州就役

054A型 37番艦 淮北就役

054A型 38番艦大理就役

054A型 39番艦 衢州就役

054A型 40番艦 通辽就役

2024年

052D型駆逐艦バッチ4 1番艦 达州就役

2025年

★003型航空母艦 福建就役

075型強襲揚陸艦 4番艦湖北就役

052DL型駆逐艦バッチ4 2番艦 沧州就役

052DL型駆逐艦バッチ4 3番艦 菏泽就役

052DL型駆逐艦バッチ4 4番艦 驻马店就役

052DL型駆逐艦バッチ4 5番艦 渭南就役

052DL型駆逐艦バッチ4 6番艦 宿州就役

052DL型駆逐艦バッチ4 7番艦 娄底就役

052DL型駆逐艦バッチ4 8番艦 日喀则就役

052DL型駆逐艦バッチ4 9番艦 甘孜就役

054B型 1番艦 漯河就役

054B型 1番艦 钦州就役

093B型攻撃原子力潜水艦 1番艦 ???就役?

093B型攻撃原子力潜水艦 2番艦 ???就役?

039C型潜水艦 1番艦 ???就役?

039C型潜水艦 2番艦 ???就役?

2026年以降の展望

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中国海軍歴史 略史(3/4)

anond:20251209162053

韜光養晦期(1989年2011年 052D型の登場)

ソ連という共通の敵を失ったことによって中国西側諸国の友好関係が薄れていき、天安門事件によって決裂が明らかとなり軍事技術的にも独自路線を歩み始めた時期そして第三次台湾海峡危機アメリカの圧倒的な軍事力を目の当たりにしたことが、中国海軍のその後に大きな影響を与える
1989年

天安門事件

鄧小平辞任、江沢民就任

劉華清江沢民後見人として党中央政治局常務委員党中央軍事委員会副主席に任命される

ベルリンの壁崩壊

マルタ会談冷戦終結宣言

1990年

日本バブル崩壊

051G型駆逐艦(旅大III型) 1番艦 湛江就役 051DT型の発展版フランスイタリアイギリスなどから導入した兵器国産化を試みている

★052A型(旅滬型)駆逐艦 1番艦 哈爾浜 起工西側技術を大規模に導入し、中国初の外洋型近代駆逐艦として建造された

 対空ミサイルレーダーフランス製、主機のガスタービンエンジンアメリカ製、ディーゼルエンジンドイツ製を導入、哨戒ヘリコプターフランス製のライセンス生産

 中国海軍沿岸海から外洋海軍進化する第一歩となった

1991年

湾岸戦争開始米軍による一方的空爆を目の当たりにし自国の防空システム限界認識した中国は、新しい防空ミサイルシステムHHQ-9Aの開発に着手

ソビエト連邦崩壊中華人民共和国第一仮想敵国ロシアから台湾支援するアメリカ合衆国に変わった

053H2Gフリゲート(江衛型) 1番艦 安慶就役 053H2型に個艦防空ミサイル艦載機運用能力付与したもの

 1989年天安門事件を受けて西側から軍事技術供与が停止されたため、2番艦以降は1番艦とは異なる構成になっている

 2番艦ではガスタービンウクライナ製UGT-25000(DA80)ガスタービンエンジンにしている。

1993年

053H1G型フリゲート(江滬V型) 1番艦 自貢就役 053H2型フリゲート

052A型(旅滬型)駆逐艦 1番艦 哈爾浜就役

1994年

プロジェクト877EKM(キロ級)潜水艦 1番艦 袁正64就役中国が初めて入手した近代ディーゼル潜水艦

1996年

中華民国が遷台してから史上初めて正副総統の直接民選選挙李登輝当選

第三次台湾海峡危機

 アメリカは2つの空母戦闘群派遣、ミッツ空母戦闘群台湾海峡を通過した

 中国軍はアメリカ空母戦闘群に対し何もできず、アメリカ台湾支援した場合は止められないことを理解し軍備増強を大幅に加速した

 特に艦隊防空(エリアディフェンス)能力の欠如を強く認識

艦隊防空能力強化のためロシアにソヴレメンヌイ級駆逐艦2隻を発注(中国語では「现代级」と表記されることから何を期待していたのかが理解できる)

対空戦能力を有する国産ミサイル駆逐艦整備計画が着手、複数タイプ(052B型と052C型)の駆逐艦を少数建造し設計プロトタイピングを繰り返すスパイラルモデルでの開発が始まる

1997年

970型試験艦就役 HQ-9A艦対空ミサイル、HQ-16艦対空ミサイル、Vertical Launching Systemフェーズド・アレイレーダーテストを行う

プロジェクト636(改キロ級)潜水艦 1番艦 袁正66就役

1998年

劉華清引退

マカオ中国企業が空母ヴァリャーグウクライナから購入

1999年

956-E型(ソヴレメンヌイ級) 1番艦杭州就役艦隊防空機能を有し、射程160kmの超音速対艦巡航ミサイルSS-N-22(P-270)を搭載しアメリカ空母戦闘群の接近を阻止する役割を担う

039型潜水艦(宋型) 1番艦遠征20就役

 中国国産ディーゼル潜水艦で旧式化した035型に替わる新世代の潜水艦として建造

 ロシア兵器フランス戦闘システムドイツ製ディーゼルエンジンを搭載した

★052B型駆逐艦(広州級) 1番艦広州 起工

 中国が建造した初の艦隊防空能力を持つ艦

 052A型ベースとした中国版ソブレメンヌイ、本命の広域防空艦は052C型で052B型はその保険

 国産で新開発のHQ-9艦対空ミサイルフェーズド・アレイレーダーの完成は間に合わないため、ロシア製対空ミサイルシステムを搭載して建造

 ZKJ-5戦術情報処理装置 今まではイギリス製をコピーしたZKJ-3かフランス製をコピーしたZKJ-4しかなかったが、新規開発された国産戦術情報処理装置テスト

 通信設備としてHN-900(中国海軍第1世代戦術データリンク装置)を採用

2001年

中国WTO加盟

胡錦濤就任

956-EM型 (ソヴレメンヌイ級) 追加発注

ウクライナからSu-33の試作型T-10K-3を入手、後にJ-15の開発につながる

1985年から開発を続けていたWS-10Aエンジンが完成

2002年

★052C型駆逐艦(蘭州級) 1番艦 蘭州 起工

 中華イージス

 国産で新開発のHQ-9艦対空ミサイルフェーズド・アレイレーダーを搭載した中国人民解放海軍本命

空母ヴァリャーグ大連港に入港

093型原子力潜水艦 1番艦 407就役

2004年

052B型駆逐艦 1番艦広州就役

052B型駆逐艦 2番艦武漢就役

052C型駆逐艦 1番艦 蘭州就役

039A型潜水艦(元型) 1番艦330就役プロジェクト877EKM(キロ級)の経験で得られた技術を、039型潜水艦に盛り込んだ性能向上タイプ

2005年

956-EM型(ソヴレメンヌイ級) 1番艦 泰州就役 

054型(江凱I型)フリゲート 1番艦 馬鞍山就役

 従来の中国海軍フリゲート比較して武装レベルが極めて高い、また船体の大型化によって外洋航行能力も大幅に向上している

 054A型テストベッドとしての性格があり、建造は2隻に留まった

052C型駆逐艦 2番艦 海口就役

 2004年に就役した蘭州と共に、新世代艦のプロトタイプとして性能・運用試験実施

094型原子力弾道ミサイル潜水艦 1番艦 411就役 092型からは大幅に進歩したが未だ米英露仏のレベルには至らず

上海長興島造船基地建設開始

なお2005年当時の中国軍の評価は以下のようなものである、きわめて妥当評価で当時の中国海軍がまだ立ち遅れていたことがよくわかる

中台軍事バランス中台安全保障戦略に与える影響―(2005年5月発行)

中国は、約3,200 機の作戦機を保有しており、編制上桁違いの優位があるが、第4世代戦闘機を150機程度しか保有していない〔USDoD,28July2003, p.23〕。

しかも、中国空軍の訓練時間は、新型戦闘機のパイロットを優先的に長時間訓練させていると見られるものの、全体として西側空軍常識から見て極端に少なく、メンテナンスも劣悪で故障も多く、また1日に大量の航空出撃を実施するような演習をほとんど経験していない〔Allen, 1997,pp.224 –232〕。

このため、中国空軍作戦機が台湾攻撃必要な高い練度を獲得するには今後長い時間必要である

他方台湾空軍は、すでにF-16ミラージュ2000-5、および経国号配備完了しているため、旧式機から第4世代への換装をほぼ終えている。

空中戦態様は、戦場中国から離れた台湾の航空管制範囲内であり15、台湾側の方が各種装備が優越し、練度も高いため、台湾空軍側に有利に展開するもの推定されている。

特にF-16 用のアムラーム・空対空ミサイルの売却が2003 年に実施されたことにより、台湾空軍の空戦能力は飛躍的に向上した。

しかも、中国保有しているSu-27 およびSu-30MKK の性能は、電子戦能力戦闘能力において台湾保有するミラージュ2000-5 におよばないとされるし、遠距離から攻撃では経国号の装備が勝っているとされる16。

このため、大幅な改良を加えない限り、Su-27 は量産されても台湾空軍に対して質的な優位を確保することができないと考えられ

中国海軍水上艦艇の特徴は、艦隊防空能力特にミサイル防御能力)が極めて低い一方で、対艦ミサイルの数量が圧倒的に多いことにある。

このため、中国海軍は防御を省みることな攻撃を仕掛けることになる〔McVadon, 1997,pp.259-260〕。

ところが、中国海軍水上艦艇には、視界外レーダー(OTHレーダー)がなく、敵の位置を計測してその対艦ミサイルのアウトレンジから対艦ミサイル攻撃をかけることが困難である

このため、対艦ミサイルの「数の優勢」は当てにならず、中国海軍水上艦艇台湾軍が保有する大量のハープーン対艦ミサイル等によって多大な損害を受けることが必至である〔McVadon, 1997,pp.259-260〕。

2008年

江南造船本社は長興島へ移転

★054A型(江凱II型) 1番艦徐州就役

 HHQ-16艦対空ミサイルを装備し、中国海軍フリゲートとしてははじめて艦隊防空能力を有する

 054型はミサイル発射機を備えていたが、054A型では32セルVLS進化している

 以降『40隻』を超える大量建造が行われる

054A型 2番艦舟山就役

054A型 3番艦黄山就役

054A型 4番艦 衡陽就役

2009年

052C型4隻の追加建造

 2004年、2005年に就役した052C型2隻をプロトタイプとして性能・運用試験実施し完成度を高める為の研究が行われた、結果2008年には艦隊防空艦としての完成をみた

 052C型の発展型として052D型駆逐艦の開発が進んでいたが実用化には相応の時間を要するため052C型駆逐艦の追加建造が決定

2010年

054A型 5番艦 運城就役

054A型 6番艦 玉林就役

054A型 7番艦 益陽就役

039B型潜水艦 1番艦 ?就役 詳細不明

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https://digital.asahi.com/articles/ASTD614DGTD6UHBI005M.html

トランプモンロー主義」の新安保戦略 「欧州文明消滅」にも言及

2025年12月6日

 トランプ政権が5日までに公表した「国家安全保障戦略」では、戦後国際秩序を塗り替えるような「米国第一」の方向性が示された。米大陸のある「西半球」を自国勢力圏とみなして排他的利益を追求する一方、中ロに干渉するような批判は抑え、逆に同盟国については非難したり負担増を求めたりする姿勢を見せた。

 「(ギリシャ神話巨人神)アトラスのように米国が全ての世界秩序を支える時代は終わった」

モンロー主義トランプ系」を宣言

 今回の安保戦略はそう明確に宣言した。外交安全保障分野の基本指針となるこの文書で、五つの「極めて重要な中核的国益」の筆頭に掲げられたのが、西半球の権益確保だ。南北大陸グリーンランドを含むこの半球では「敵対的外国による侵入重要資産の所有は認めない」と主張。各国の意思がどうであれ、米国勢力圏として強い影響力を及ぼそうとする意思を示した。

記事の末尾に米国が最も重視する「五つの中核的国益」を整理しています

 目を引くのが「我々は『モンロー主義トランプ系』を主張し、実行する」との文言だ。

 1823年、米国南北大陸欧州大陸相互不干渉を訴えた「モンロー主義」。その後、パナマ運河地帯支配権を得たセオドア・ルーズベルト大統領モンロー主義拡大解釈して、中南米への帝国主義的な軍事介入をいとわない姿勢を示し「ルーズベルト系」と呼ばれた。そのトランプ版というわけだ。

 典型的なのが、最近ベネズエラに対する行動だ。トランプ大統領麻薬不法移民流入理由にしてベネズエラからの船に対する空爆を命じ、空母などの大規模な軍事力を見せつけてマドゥロ政権露骨な「砲艦外交」を展開している。トランプ氏はカナダグリーンランドについても、領土資源への野心を公言してきた。

写真・図版

2025年11月13日大西洋上で、米空母ジェラルド・R・フォードを中核とする空母打撃群の上空を飛ぶ、戦闘機スーパーホーネット戦略爆撃機B52。米海軍提供=ロイター

中国方針 通商交渉考慮

 一方、台湾南シナ海記述では中国念頭に、シーレーン海上交通路)を守るために紛争を抑止することは「優先事項」だとした。また、同盟国の日本韓国防衛費の増額を求め、トランプ氏の長年の主張に沿い「(同盟国の)ただ乗りを許している余裕はない」と記した。

 台湾への関与については歴代政権政策踏襲する姿勢を示したものの、中国を「国際秩序を塗り替える意図能力を持つ唯一の競争相手」と位置づけ、強い警戒感を打ち出したバイデン政権とは対照的だった。西半球への関心の強さと比べると、台湾を含む東アジアの優先度や国益判断比重は低下した、との印象も残す。

 米メディアのポリティコは3日、ベッセント財務長官中国に関する表現を和らげるよう主張し、安保戦略の発表が遅れたと報じていた。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制などで劣勢に立つ通商交渉への影響を考慮した可能性がある。

 ウクライナ侵攻をめぐっては、早期の停戦重要性を説きつつも、侵略を始めたロシアに対する明確な非難はなく、「ロシアとの間で戦略的安定性を再び確立する」ことを米国の中核的利益の一つに挙げた。逆に、ウクライナ支援する欧州について「欧州の大多数は平和を望んでいるのに、民主的政治過程破壊されているため政策に反映されていない」と批判トランプ氏が目指すロシアウクライナの和平仲介の「障害」と位置づけた。

 欧州への批判は、バン副大統領2月欧州各国で右派保守派言論が抑圧されていると演説した内容にも沿うものだ。「文明として消える現実かつ深刻な可能性がある」とまで指摘した。欧州への非白人移民流入念頭に、米欧の軍事同盟北大西洋条約機構NATO)」についても「数十年以内に、NATOの中には非欧州人が多数を占める国が出てくる。米国との同盟NATO加盟時と同じように捉えられるとは限らない」と決めつけた。

 米国戦後ユーラシア大陸で圧倒的な力を持つ国の出現を抑止する戦略をとり、欧州日本韓国などとの同盟はその基軸だった。民主主義法の支配を重視する原則もその基盤となっていた。ロシア侵略に甘い姿勢を示す一方、米国自ら西半球では意のままに振る舞うことを正当化するような安保戦略は、ルールに基づく国際秩序の弱体化を改めて印象づける。アジア覇権主義的な行動をとる中国に対しても誤ったメッセージを送る可能性がある。

米国の五つの「極めて重大な中核的国益」の概要

モンロー主義の「トランプ系」を実行に移す

 西半球で米国権益を確保する。中南米から米国への麻薬移民流入を防ぐ

米国経済に打撃を与える外国勢力を抑止する

 中国の名指しを避けつつ「インド太平洋自由で開かれたものに保ち、決定的に重要海上交通路における航海の自由を守る」と言及

欧州自由安全を保つため、同盟国を支える

 「欧州文明としての自信や西洋としてのアイデンティティーを(米国が)回復させる」とも主張

敵対的勢力中東支配することを防ぐ

 中東石油天然ガス権益を守る意思を示しつつ「この地域で我々を泥沼に落とした『永遠に続く戦争』を避ける」とも明記

米国先端技術分野で世界を先導

 特に人工知能AI)、生命工学量子コンピューター分野を重視

Permalink |記事への反応(1) | 22:48

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中国海軍歴史 略史

anond:20251208220442

いい機会だし以前書いたの再掲するわ

中国海軍歴史 略史 1/4

anond:20251209161746

夜明け前(~1949年中華人民共和国成立)

中国近代造船所が建設される

海軍不在の時代

黎明期(1949年1966年文化大革命開始)

海軍の礎が築かれる

教育研究機関設立

ソ連から技術援助

中国海軍歴史 略史 2/4

anond:20251209162053

停滞期(1966年1977年文化大革命終了)

文化大革命による停滞期

この時期中ソ対立が深まったため、ソ連から軍事技術支援が途絶え国産化余儀なくされた

草創期(1977年1989年天安門事件)

文化大革命が終わり、米欧日との関係改善によって西側からの新技術導入が進む

また後半には中ソ対立も終わり、中国西側東側両方の軍事技術を吸収することとなる

中国海軍歴史 略史 3/4

anond:20251209235105

韜光養晦期(1989年2011年 052D型の登場)

ソ連という共通の敵を失ったことによって中国西側諸国の友好関係が薄れていき、天安門事件によって決裂が明らかとなり軍事技術的にも独自路線を歩み始めた時期

そして第三次台湾海峡危機アメリカの圧倒的な軍事力を目の当たりにしたことが、中国海軍のその後に大きな影響を与える

中国海軍歴史 略史 4/4

anond:20251209235613

巨龍の目覚め(2011年~)

2011年に052D型駆逐艦1番艦が起工して以来、すさまじいスピードで大艦隊が建造される

第二次世界大戦期のアメリカ海軍さえ凌駕するスピード大軍

技術的にも055型で世界トップレベルに追い付いた

Permalink |記事への反応(1) | 16:14

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anond:20251208225129

誤解して欲しくないのだけど、高市早苗首相擁護はしてないのだよ。

日本政府は、高市発言を「撤回」せずに、答弁全体を通して弁解することが出来るはずなのだが、そうしないのは「何故だろうか?」という疑問が底流にある。

11月7日の答弁を撤回せずに弁解するなら、以下のようになる、と考えている。

要するにこの弁解を採用する事が出来ないということになる。したがって、高市早苗首相は本当に自分が思うがままに答弁してしまった、ただただ迂闊なだけで、日本中国危険な緊張をもたらしたのである

そして、「撤回」出来ないのは何故かと言えば、中国が急激に進めている軍事力の強化南沙諸島での確実な勢力確立インド洋およびオセアニア地域にも示している軍事プレゼンス無視することの出来ない事実からである

中国によるこの安全保障環境に対する脅威は、台湾を軸とした東アジア平和と安定があれば抑えることが叶う、というものだ。

日本国民から見れば、高市早苗首相辞任した方がイイし、東アジアのためにも高市早苗首相辞任した方がイイと思う。しかし、何故だか政権支持率がやたらと高いので、国内世論都合で辞めさせるわけにもいかず、イイ迷惑だなと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 00:26

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2025-12-07

アメリカによる日本への防衛費を増額せよという発言

 

防衛費GDPの5%まで」というのは、数字だけ見るとだいぶ乱暴に見えるけど、実際はかなり計算ずくの「ふっかけ」に近いと思う。

アメリカ国内向けのアピール用。

日本NATOアメリカ安全保障タダ乗りしてきた、だから俺たちは同盟国にちゃんと払わせる」と言いたい。

そのために、どう考えても達成が難しい5%という高めの数字最初から掲げて、「ここまで要求した」という実績を作るという面。

 

これまでの「負担をみんなで分け合う」という発想から、「負担のもの同盟国側に押し付けていく」という方向に、完全に軸足が移ってきている感じも強い。

アメリカ自国周辺と国内リソースを回して、ヨーロッパヨーロッパアジア日本韓国前線を支えろ、という世界観

その延長線上で「アジアの抑止コストはまず日本が背負え」という話になっていて、5%要求はその象徴みたいなものに見える。

 

中国文脈もかなりあるだろうし。

アメリカとしては、中国を止める「城壁」を作りたいわけで、日本が本気で軍事力を増強すれば、その壁はかなり分厚くなる。

万一アメリカが別の地域国内問題で手一杯になっても、日本だけである程度踏ん張れる状態にしておきたい、という思惑も透けて見える。

 

あとはもちろん軍需産業の話。

防衛費が上がれば、トマホークだの戦闘機だのミサイル防衛だの、アメリカ製の装備がますます売れる。

5%なんて数字を掲げておけば、「まだまだ買えるよね?」という余白を意図的に作れる。安全保障産業政策が、ほぼ同じ方向を向いている感じ。

 

役割を果たさな同盟国は結果に直面する」という言い回し、あれは半分、交渉用の脅し文句だろうし。

駐留米軍の扱い、駐留経費、関税半導体規制対米投資、全部ひっくるめて「防衛費」とバーターに使えるカード

NATO相手にやってきた揺さぶりを、日本にも本気で適用してくる可能性は十分ある。

 

5%という数字のものよりも、「同盟国に本気で負担を飲ませにきている」という姿勢のほうが、重い意味を持つかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 10:50

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2025-12-02

anond:20251202223608

普通に台湾可哀想みたいな感じだと思うけどな。

極右でも中国軍事力で敵うと思ってるやつは少ないし

Permalink |記事への反応(0) | 22:40

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anond:20251202123245

突然どうした?

中国共産党軍事力台湾を攻めた場合自衛隊が出る事態になり得る」が「出るかでないかどちらか」と君が思うならそうなんじゃないか

中国共産党軍事力台湾を攻めた」とか「なり得る」とかは君にはみえなくて「出るか出ないか」の2択になっちゃうんだから仕方がない

君の能力をどうこうすることは僕には出来ないし

Permalink |記事への反応(0) | 12:38

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2025-12-01

台湾有事が起こったらどの道輸入は厳しいだろ

アメリカ日和ろうが日和るまいが、呑気に近海に船通すなんて危なくてやらないだろ。

保険費用戦争免除だって戦争当事国なら適用されるかもしれんが、他国戦争勝手に乗り込んでいった場合適用されんの?そんな太っ腹な保険会社って世界にどれだけあんの?

アメリカ様が保険会社に圧力かけてくれんのかね?日和った場合はやらないだろうし、日和ってなくても厳しいんじゃない?

なんか安倍ちゃんの時からそうなんだけど、安倍派の神輿の担ぎ方って全然変わらないね

罵り合いに使えそうなネット適当情報を雑に繋ぎ合わせて振り回してるだけというか。

相手挑発に対してどういう反応をするべきかをこちら側が気をつけないといけないぐらい国力差ができてる現実を見ろ。

「下手に出たら舐められるからやり返さなきゃ」ってのは国力が均衡してる場合の話なんだよ。

やり返したいならまずは国力差を埋めてからやれ。

軍事力アメリカに頼ってる状況で、アメリカ台湾の扱いをウクライナみたいに遠巻きに援助物資投げるだけで終わらせたらどうするつもりなんだ?

自衛隊単独出張っていくのか?無理だよなぁ。

今の日本には「アメリカ様に従います」以外の答えなんかないけど、それは主権国家としてあまりにもダサいから玉虫色の回答するしかないんだよ。

頼むから現実見てくれ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:12

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2025-11-30

anond:20251130091153

軍事力で包囲するということはアメリカ軍対立することであってアメリカ軍対立するなら日本米軍基地攻撃があるまで既定路線なのよ

アメリカによるシミュレーションでも24シナリオのうち在日米軍がかかわらないシナリオは一つだけ(これだけ台湾占領成功

から軍事による台湾侵攻があるなら当然日本ミサイルが飛んでくるのはかなり蓋然性の高い話なんだがミサイルの100発や200発はOKという話?

Permalink |記事への反応(1) | 09:18

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2025-11-29

台湾海峡迂回論を主張してたはてサ撤回すべきだと思う

高市存立危機事態発言撤回しろと言うのであれば、台湾海峡だけでなくマカッサル海峡ロンボク海峡バシー海峡も封鎖されるという確度の高い予測や、そもそも海峡封鎖が無くとも海上保険の支払いは戦時で免責される、国際法海上保険に加入義務がある、米国豪州からの輸入は高コストになるという事実が周知された今、台湾海峡迂回論を主張してたはてサは主張を撤回すべきだと思う

その上で、中国による台湾侵攻が発生した場合日本物価は暴騰する可能性が著しく高いという状況を踏まえて、はてサ中国による台湾侵攻へ対して日本参戦を否定しているのだから戦時物価とどの様に向き合っていくべきかの主張を訂正すべき

台湾侵攻での日本物価暴騰は右派左派関係なく、人口が多くモノを大消費する大都市圏ほど強く影響が出る

これに対し、はてサ台湾海峡を迂回するとその様な状況にならないと主張したが、前述の通りに国際法制度自体海上保険への加入を前提としており、海上保険はその仕組みとして戦時に支払い免責があって台湾侵攻があると周辺のシーレーンでは事実上として海上保険が効かなくなる

その結果として、日本国内に流通するモノの供給量が減り、輸送コスト自体も急上昇し小売価格は暴騰する。はてサ台湾海峡迂回論は物理的なハード面、制度的なソフト面双方から完全に否定されている主張だ

はてサ高市へ対して真摯で誠実な対応を求めるなら自分のあまりにも脆弱な主張を撤回し、台湾侵攻からなる日本物価暴騰へ真摯で誠実に向き合うべきだ

追記

一部の連中は物価が暴騰することによって弱者犠牲になることへ気付いていて天秤掛けることになりあまり踏み込んだ発言しないようにしているみたいだが、弱者犠牲にすることを前提にしているとしか思えない主張をしてる連中が散見してる様だな

米国シナリオの大部分には台湾侵攻の比較的早期に米軍基地(≒日本領土)が攻撃される事が含まれてるのを認知してる連中が居ることは安心材料だが、そのシナリオすら知らず未だに原発攻撃されたらどうするんだとか現実逃避してる連中が居るのは悲しいね

台湾侵攻ではそんなことは想定済みで、台湾侵攻の比較早期に軍事力から見りゃ弱者たる日本国民や在日外国人殆ど犠牲になるんだよ

そしてその犠牲になる人々を一人でも多く助けるためのシーレーンだし、そんな事態を起こさないための国際協調であり台湾侵攻への抑止力であり、日本世界から求められている役割なんだわ

シーレーンが無くば燃料もない、食料もない、医薬品もない、俺達の生活自体がなく、助かるはずの命が助からなくなるんだ

そこから目を背けているのは一体どっちだ?台湾侵攻へ備えることの大切さを考えているのは一体どっちなんだ?

小売が票田のくせに岡田バカな迂回論をよく主張したもんだよな

Permalink |記事への反応(32) | 22:05

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2025-11-28

日本中国に追い抜かれたのは、別に強行姿勢を取れなかったからじゃなくて、経済力の差がなぜ生まれたかポイントだよな。軍事力って結局、お金産業技術と人の総合力だからGDPに大きな差がついた時点でパワーバランスが変わったのは避けられなかった、というのが頑丈なわけで。

 

経済が伸びなかった理由は「少子高齢化からどうしようもない」という見方はよくあるけど、それは雑すぎるかとしれない。確かに人口が減るのは大きな足かせだし、労働力が減るのも事実。でも、それだけで全部が決まるわけでもなかった。移民の受け入れの仕方とか、賃金の上げ方とか、デジタル化や研究開発への投資とか、やりようはまだまだあったはずで、そこは完全に政策の選び方だったと思う。人口が減るなら、省人化や高付加価値化でカバーする道もあったわけで、本当にどうしようもなかったとは言い切れない。

 

周辺国への強行姿勢経済成長はますます関係ないしね。むしろ日本抑制的な姿勢を取りながら、中国とも経済的に深くつながって、しっかり利益も得てきた側だった。中国が一気に強くなったのは、巨大な人口市場世界工場化、国家総出の投資戦略が重なった結果で、日本外交姿勢だけで説明できる話じゃない。

 

中国が強くなった」「日本相対的に弱くなった」っていう現象は、人口規模と成長率と国家戦略の差がそのまま出ただけで、日本が臆病だったから負けた、みたいな単純な話ではないことは確か。

 

ただ、今後もどうしようもないかと言うとちょっと違う気もする。人口が減るのは止められないけれど、AI自動化半導体や先端素材、エネルギー政策の組み直し、国際サプライチェーンでの立ち位置の取り方次第で、まだ巻き返せる余地は確実にある。人数は少なくても、少数精鋭で回る経済に切り替える、という選択肢だって残っているわけで。

だいぶ希望的に見ればだけど。

Permalink |記事への反応(0) | 19:16

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2025-11-27

台湾発言を巡る米中日曖昧な着地について。

 

アメリカ既存戦略継続

今回の発言に対してアメリカが一歩引いた態度を取ったのは、同盟が冷えたからというより、いつもの曖昧戦略を守っただけ、というのが実態に近い。台湾をめぐる話題は、アメリカはとにかく公式立場を固定させたくないから、誰かが踏み込んだ発言をしても、あえて乗らずに距離を取る。だからといって、台湾有事で助けないと決めたわけではなく、軍や議会資料を見ても、台湾防衛普通にアメリカの前提シナリオに入っている。今回の沈黙は、日本を見限ったというより、立場を固定されたくないというだけの話に近い。

 

中国も強行姿勢継続

台湾統一中国にとって政権正統性のものみたいなテーマで、経済が伸び、軍事力が増えれば、圧力が強まるのは最初から織り込み済みだった。だから日本が何も言わなかったとしても、中国軍事演習威圧は同じように進んでいたはず。ただ今回の発言によって、台湾有事が経済問題ではなく日本安全保障のものだ、という点が一気に可視化された、という意味では現実直視させる効果もあったかもしれない。

 

日本曖昧さを許されない

日本は、外交教科書的にいえば、表では曖昧を保ち、裏でアメリカと歩調を合わせる、というやり方が一番リスクが少ない。歴代政権もずっとその線を守ってきたし、中国を正面から刺激すれば、制裁旅行制限水産物停止といった実害がそのまま日本に返ってくる。抑止のための強い言葉よりも、コストの方が大きいと見る外交関係者が多いのも理解できる。課題として、現在日本の政治では曖昧な態度が弱腰とか属国扱いされやすく、とにかく分かりやす強硬姿勢が支持を集めやすい。このズレが原因で、今後に同様の問題を再発する可能性もある。

 

日中関係曖昧回復するか

そして中国がこのままずっと制裁を続けるかというと、そこはたぶん違う。中国は一度は面子のために強く出るけれど、貿易観光自分たちも得をしている以上、長期の全面対立は避ける傾向がある。過去尖閣反日デモ、処理水のときも、最初は強く出て、時間が経つと建前は維持したまま実質的に緩めてきた。今回もたぶん同じで、正式撤回謝罪はしないけれど、数か月から半年くらいかけて、何となく元に戻していく、あのいつもの有耶無耶パターンに落ち着く可能性はかなり高いのではないか

Permalink |記事への反応(0) | 17:33

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anond:20251127125102

この件は中出しをして責任取ろうともしないクズ男みたいなアメリカが一番悪いんだよ

占領して中途半端軍事力だけ認めて時が来たら戦争へと追い込む気満々なんて無責任にも程があるわ

アメリカ絶対に巻き込んでやるという気概だけは感じるね実らないだろうけど

Permalink |記事への反応(0) | 13:00

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2025-11-26

anond:20251126063855

台湾自力で守るべきとか日本に期待してる人なんかほんまにおるんか?

まあGDPだけは高いか日本軍事力が高いと勘違いしてる人はおるか?

Permalink |記事への反応(0) | 06:47

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2025-11-24

軍隊は金を生むか?

サイバーセキュリティに金が回らないのは、そこに金かけても売り上げには貢献しない

しろ売り上げにとってマイナスになるようなことばかり要求する

PCタブレットに余計なアプリを入れさせないとか、ネット制限されてるとか、PPAP強制されるとか(笑)下請けが社内イントラ見れないか業務が滞るとか

では軍隊はどうか

人を訓練するための施設兵器艦艇航空機のものが金を生んだりはしない

災害救助だろうと、隣国との戦闘だろうと、基本的には金を使うだけ

でも使わないともっと酷いことになるから仕方なく使う

でも使わないで済むなら使わない方が絶対良い

しかしながら昨今のトランプ関税を見て欲しい

膨大な軍事力があると関税強制できるらしい

コスパはどうなんだろう

Permalink |記事への反応(1) | 22:27

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anond:20251124165121

「勝てる戦争しようぜ」とか言ってバブル期侵略だの何だのほざいている時点で、お前の頭の中では歴史経済安全保障も全部ごちゃ混ぜになって、因果関係の断片を勝手に繋いで興奮してるだけの自己放尿にすぎない。

そもそもバブルの時に侵略してたら成功したなんて妄想は、軍事外交国内経済相互作用を一切理解していない証拠で、経済力が高ければ戦争が勝てるとかいう、財布の中身と地政学混同するレベル知的ショートカット自己放尿が発生している。

これがまた笑えることに、お前自身合理的に見てるつもりなんだろうが、実際は歴史複雑系シンプル化しすぎた、思考停止と願望のダブル放尿だ。

九条がどうとか言い出す前に、国家戦略ってのは軍事経済外交同盟産業基盤の複合であって、バブル期日本産業は強くても政治的意思決定能力軍事力も戦略文化も欠如していた。

金だけあれば戦争勝てると思ってる時点で、自分脳みそ限界認識できてない甘ちゃんだ。

からお前の言ってる「バブル侵略しておけばよかった」なんてのは現実世界リスク計算を一切踏まえていない妄想の中だけで勝てる世界線でしかなく、要するに歴史に向かってマウントを取りに行って盛大に滑っているという、一級品の自己放尿だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:57

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そもそも保守リベラル西側陣営東側陣営で分けちゃいけない

保守基本的攘夷的な思想で、外国勢力との協調姿勢を取るのがリベラルなんじゃないか

から米国と仲良くしたい安保派もマルクス思想共産陣営派の反安保も結局リベラルだったんだな

それを東西陣営対立構造=保守リベラル対立って構図にしたからわけがからなくなってるんだと思う。

まぁそういう考えると9条改憲(=日本軍事力だけで独立を保持する)だけは紛れもなく保守リベラル対立であってるのか。

となると親米派改憲反対派ってのも結構いるのかな?

Permalink |記事への反応(2) | 12:48

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2025-11-23

台湾有事を防ぐには「アメリカの介入と日本支援しかない

からその可能性を繰り返し繰り返し宣言しないと、中国武力行使可能性を高めるんだよね

中国を刺激したらダメですよ〜って曖昧戦略だけだとダメなのよ

ブッシュでもオバマでもトランプでもバイデンでもやり続けたこ

中国軍事力の伸長とともに、日本支援必須になってきてるから日本側も定期的にその姿勢示して、中国側に誤ったシグナル(日本は静観する可能性がある)を送らないようにしないといけない

その意味で今回の高市発言は、平和希求する俺のような立場からすると割と評価してる

短期的な経済的な悪影響はあるし、そのバランスをどう取るかは難しいけどね

Permalink |記事への反応(3) | 20:26

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日本ウクライナみたいになる。軍拡しなきゃ!」は誤りという話

高市総理支持層を見ていると、中国に対する強気姿勢が目立つ印象がある。

中国への不信感が強く、台湾有事などで軍事的に対抗すべきだという意見がかなり多い。

実際、高市氏は国会で「台湾有事国家存立危機になり得る」と明言し、中国が強く反発して国連にまで持ち込んでいる。

しか高市支持者は首相発言を歓迎している傾向にある。

ただ、現在日本平和な状況がどれほど貴重かを、十分に認識できていないように感じる。

戦後まれ人口の8割を超え、戦争リアル体験談ほとんど伝わらなくなっているのも事実だ。

仮に有事勝利できたとしても、日本側にも膨大な人的・経済的損失が出ることは避けられない。

戦争可能な限り回避すべきものだという基本が、薄れているように思う。

左派平和ボケと批判する声は多いが、少なくとも彼らは戦争を望んでいない。

戦争を前提にした議論よりは現実的だと感じる。

よく「日本ウクライナのように侵略されるかもしれないから、軍事力を高めないといけない」という意見が出るが、日本ウクライナの状況は大きく異なる。

ウクライナNATO非加盟で、集団防衛の傘に入っていない

GDP日本20分の1以下、国力差が圧倒的

ロシアと陸続きで即座に地上侵攻された

一方、日本

GDP世界4位(2024年時点)

日米安保条約に基づく強固な同盟関係がある

四方を海に囲まれ陸上からの大規模侵攻は極めて困難

からウクライナと同じ道をたどるから今すぐ軍拡をという主張は、状況を単純化しすぎていると思う。

軍事力の強化自体必要かもしれないが、それと同時に外交努力戦争回避する道を模索するのが政治役割だろう。

高市氏の次期総裁支持率最近調査でも60%台後半〜70%近くに達していてかなり高い。

これだけ高い支持があるということは、国民のかなりの部分が「中国喧嘩になっても構わない」という意識を持っている可能性がある。

愛国心抑止力という言葉で語られることが多いけれど、実際に戦争が起これば日本が壊滅的なダメージを受けるリスクを、どこまで冷静に考えているのか、少し不安になる。

(これは私の草案をGrokに「冷静な口調でまとめて根拠を挙げて書き直して」というプロンプトで作成したものです)

Permalink |記事への反応(4) | 15:01

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anond:20251123143209

ウクライナを使って世界二位の軍事力を持つロシアを叩いたアメリカだよ。

今度は台湾日本舞台に、世界第三位軍事力第二位経済力を持つ中国を叩けるぐらいなもんだよ。

アメリカって国は。

Permalink |記事への反応(2) | 14:54

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